JPS6239291Y2 - - Google Patents

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JPS6239291Y2
JPS6239291Y2 JP1794281U JP1794281U JPS6239291Y2 JP S6239291 Y2 JPS6239291 Y2 JP S6239291Y2 JP 1794281 U JP1794281 U JP 1794281U JP 1794281 U JP1794281 U JP 1794281U JP S6239291 Y2 JPS6239291 Y2 JP S6239291Y2
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JP1794281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は計器の指針照明装置に関し、特に、指
針の受光部を覆うキヤツプを有する型式の指針照
明装置に関する。
従来周知の構成を第1図および第2図に示す。
第1図は計器の正面図であり、第2図は第1図図
示の−線に沿う断面図である。ただし、第2
図において計器本体9部分は本考案に直接関係な
いため断面状態を示していない。計器本体9はケ
ース11の後部壁にねじ9aによりねじ止め固定
されている。この計器本体9の正面の中心部から
突出する指針軸5には、透明アクリル樹脂製の指
針1を固定保持したキヤツプ4のボス4aがはめ
こまれている。なお、キヤツプ4は指針1の受光
部を覆う働きをし、一般に不透明樹脂材料を使用
している。2は文字板であり、その裏面には導光
板3が配置されており、導光板3を介して文字板
2は計器本体9にねじ8で固定されている。ケー
ス11の後壁の外面にはプリント板12が設けら
れ、このプリント配線板12とケース11の後壁
とを貫通して、ランプ6,7がケース11内へ突
入している。導光板3はランプ6,7の光源部か
ら計器本体9の正面中央部の指針1の幹部まで文
字板2の指針穴2aを通して光を導くものであ
る。10はケース11の前面に固定した窓板であ
る。導光板3の中央部には指針穴2aより内径側
において、導光板3の下平面3aに対してある傾
きを持つプリズム反射面3bが形成されており、
導光板3の媒質内を伝わつてきた光がプリズム反
射面3bにより指針1の幹部後面の方向に反射さ
れる。この光は指針1の幹部の後面より指針1自
体に入射し、指針1の幹部のプリズム反射面1
a,1bによつて指針1の先端部1cへと指向さ
れる。これによつて、指針1自体が発光され、指
針1の照明がなされる。
上記指針照明装置における一構成部品であり、
本考案の対象である従来のキヤツプ4の構造を第
3図において拡大断面図にて示す。従来のキヤツ
プ4はその後面(文字板2との対向面)4bが、
全面、文字板2に平行な平面となつている。
ところで、従来周知の構造によるキヤツプ4に
おいては、その後面4bの端部4cが、成形型の
上型と下型の合せ部となり、端部4cにばりが発
生しやすい。そのばりの発生は成形樹脂の性質と
して欠かせない流動性の良い樹脂(例えばポリア
セタール等)程大きい。一方、導光板3の媒質内
を通つてプリズム反射面3bに入射する光は、す
べてがこの面で全反射されて指針1の幹部へ入射
することができず、反射面3bに導光板3の材質
によつて決まる臨界角以下で入射した光は、その
一部が反射面3bより空気中へ逃げ出してしま
う。この反射面3bより空気中へ逃げ出した光が
キヤツプ4の端部4cに発生したばりを照射し、
そこで乱反射されることにより、計器正面から見
た場合、キヤツプ4の端部4cが白く光つて見
え、ちようどボス4の回りが白い輪を描いている
様に見える。この現象のため夜間照明時、指針の
視認性が低下すると同時に、美感がそこなわれ
る。特に自動車等に使用される計器の様に、美感
の重要性が高い計器においては、全く商品価値の
ないものとなつてしまう。しかもこの現象は端面
4cのばりの発生がほんのわずかであつても顕著
に現われ、またばりだけでなく、キヤツプ4の側
面4dが成形時ひけて端面4cがわずかに突出し
た形状となつてもこの現象は現われる。したがつ
て、上記指針照明機構に限らず、指針の受光部
(上記説明においては幹部)を覆うキヤツプを有
する指針照明装置において、キヤツプ端面の光り
の防止は非常に重要である。
そこで、本考案は、キヤツプの後面の端部に面
取り部を設けた構造にして夜間指針照明時のキヤ
ツプ端面の光りをなくすことにより、指針の視認
性を向上させると同時に美感を向上させることを
目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。本考案の対象となる指針キヤツプ13をその
周辺部品を含めて第4図に断面を図示し、他の構
成は従来周知のものと同じであるため、説明およ
び図示を省略する。本実施例のキヤツプ13はそ
の後面13aの端部全周に、面取り部を構成する
斜斜面13bを設けた構造としている。
上記構成のキヤツプ13においては、後面より
上に位置する傾斜面13bの端部13cが成形型
の合せ部となり、端部13cにばりが発生する
が、一方、導光板3の媒質内を通つて来た光のう
ちプリズム反射面3bで空気中に逃げ出した光
は、キヤツプ13の後面13aがしやへいの働き
をし、傾斜面13cを照明することはない。した
がつて、傾斜面13bの端部13cに発生する、
ばりには光が当たらず、正面から見た場合、キヤ
ツプ13の周りが白く光る現象は発生しない。
なお、上記実施例ではキヤツプ後面の端部(一
部)を傾斜面として面取り部を構成したが、後面
をすべて傾斜面にして面取り部を構成することも
可能であり、また、面取り部を構成する傾斜面は
曲面でもよく、また傾斜面の代わりに階段状面に
より面取り部を構成するようにしてもよい。
以上述べたように本考案においては、自動車等
に用いられる計器の指針の夜間照明装置におい
て、その指針の受光部を覆う不透明樹脂材料より
成るキヤツプの後面の端部の一部または全部に面
取り部を設ける構造にしたから、ばりの発生位置
を、光を受けない位置に移動してキヤツプ端面の
光りを防止することができ、このことにより指針
の視認性が向上すると同時に美感の向上を図るこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来周知の自動車用計器の正面図、第
2図は第1図図示の−線に沿う要部断面図、
第3図は第2図の部分拡大断面図、第4図は本考
案装置のキヤツプの断面を周辺部品の断面を含め
て図示する図である。 1……指針、2……文字板、3……導光板、1
3……キヤツプ、6,7……ランプ、13b……
面取り部を構成する傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプからの光を透明媒質材料製の導光板を介
    して透明媒質材料製の計器指針に後側から伝達
    し、かつこの指針の受光部を覆う不透明樹脂材料
    製のキヤツプを有する計器の指針照明装置におい
    て、前記キヤツプの後面の端部の一部または全部
    に面取り部を設けたことを特徴とする計器の指針
    照明装置。
JP1794281U 1981-02-10 1981-02-10 Expired JPS6239291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1794281U JPS6239291Y2 (ja) 1981-02-10 1981-02-10

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JPS57132292U JPS57132292U (ja) 1982-08-18
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