JPS6238908B2 - - Google Patents

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JPS6238908B2
JPS6238908B2 JP53148339A JP14833978A JPS6238908B2 JP S6238908 B2 JPS6238908 B2 JP S6238908B2 JP 53148339 A JP53148339 A JP 53148339A JP 14833978 A JP14833978 A JP 14833978A JP S6238908 B2 JPS6238908 B2 JP S6238908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sequence
digital video
video signal
signal
gate
Prior art date
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Expired
Application number
JP53148339A
Other languages
English (en)
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JPS5574278A (en
Inventor
Norihisa Shirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14833978A priority Critical patent/JPS5574278A/ja
Publication of JPS5574278A publication Critical patent/JPS5574278A/ja
Publication of JPS6238908B2 publication Critical patent/JPS6238908B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、映像信号をPCM変調することで形
成されるデジタル映像信号を伝送する際に、伝送
されるデジタル映像信号の直流成分をなるべく零
とするようにしたものである。 本願において、伝送とは送信側及び受信側の双
方を含むものとする。VTRの場合は、磁気テー
プを介して、記録側から再生側へ信号が伝送され
ることとなる。 直流成分を零とすることは、“1”と“0”と
が交互に存在する信号波形とすることである。こ
のような処理は、伝送されるデジタル映像信号中
に“0”又は“1”のみが長く続くことによる受
信(又は再生)側の同期抽出の困難さを回避し、
受信(又は再生側)においてデータ分離を行なう
うえで必要である。デジタル映像信号伝送装置の
一例として、回転磁気ヘツドによつてデジタル映
像信号を磁気テープに記録し、再生するデジタル
VTR(ビデオテープレコーダ)がある。デジタ
ルVTRにおいては、回転トランスを介して磁気
ヘツドに記録信号(デジタル信号)を供給すると
共に、回転トランスを介して磁気ヘツドから再生
信号を取り出している。回転トランスの周波数特
性は、第1図に示すようなバンドパス特性を持つ
ているので、第2図Aに示すようなNRZI信号を
回転トランスを介して磁気ヘツドに供給したと
き、第2図Bに示すように記録電流波形が歪んで
しまう。磁気記録は、飽和記録をしているため
に、磁化反転するところの電流の反転量が小さい
と′、第2図Cに示すように再生信号の出力が小
さくなつてしまう。その結果、再生信号にノイズ
が含まれている場合にノイズと区別してデータを
振幅分離するのを誤るおそれが強くなる。NRZI
方式以外にRZ方式、位相変調方式を用いるとき
には、上述の問題点がかなり解決されるけれど
も、伝送帯域が広がつてしまう問題が生じる。ま
た、再生信号に同期したクロツクを抽出する必要
があるので、1ビツト毎又は数ビツト毎に必ず再
生信号の磁化反転が存在している必要がある。こ
のような理由で記録信号が直流分(低周波成分)
を持たないことが望ましい。 このような点から、データの1ワードのビツト
長より長いビツト長のコードを用いてこのコード
のうちで“1”と“0”とがなるべく交互に存在
するコードに上記のデータの1ワードを対応させ
るブロツクコーデイングの方法が提案されてい
る。しかし、これは、帯域がもとのものより広が
る欠点がある。また、他の方法としてデジタル映
像信号と擬似ランダム系列例えばM系列とをエク
スクルーシブオアゲートに供給することにより、
統計的に直流成分を除去するもの(スクランブル
と呼ばれる)が提案されている。この方法は、記
録帯域が増加しないという利点がある。しかし、
どのような擬似ランダム系列を選択しなければな
らないかの選択基準があるわけでなく、実際の効
果がどの程度得られるかが予測できない欠点があ
る。 本発明は、上述の従来の問題点を解決したもの
である。本発明は、デジタル映像信号が水平相関
及び垂直相関を有していることに注目して確実に
低周波成分除去の効果を得られるようにしたもの
である。 以下、本発明の一実施例について第3図を参照
して説明する。第3図において、1は、デジタル
映像信号の入力端子を示し、2は、このデジタル
映像信号とビツト同期している擬似ランダム系列
例えばM系列MSを発生するシフトレジスタ回路
を示す。このシストレジスタ回路2には、1水平
区間(1H)毎に発生するリセツトパルスが端子
3から供給され、このリセツトパルスによつてシ
フトレジスタ回路2の初期状態が設定される。M
系列MSとこれがインバータ4により反転された
系列とが切替回路5の入力端6a,6bに
夫々供給され、その出力端6cに取り出された系
列がエクスクルーシブオアゲート8にデジタル映
像信号と共に供給され、エクスクルーシブオアゲ
ート8の出力端9に記録信号が現れる。切替回路
5は、端子7からの切替パルスによつて制御さ
れ、ある1Hで入力端6a及び出力端6cが接続
されるとすると、次の1Hでは入力端6b及び出
力端6cが接続されるように制御される。 シフトレジスタ回路2は、第4図に示すように
構成される。第4図において、d1〜dkは、夫々
1ビツトタイムの遅延素子を示し、この遅延素子
d1〜dkが直列接続され、終段の遅延素子d1から
出力が取り出される。この出力端と各遅延素子の
段間とから導出されたタツプがh0〜hkで示され
る係数器に接続される。hkは、スイツチSW2
含む枝路である。係数器h0の出力と係数器h1の出
力とが(mod.2)の加算器(エクスクルーシブオ
アゲートで実現される)に供給され、この加算器
の出力と係数器h2の出力とが加算器に供給される
ようにして順次帰還ループが構成される。入力端
から加えられスイツチSW1を介された入力とスイ
ツチSW2を介された帰還ループの出力とが加算器
に加えられてこの加算器の出力が初段の遅延素子
kに加えられる。 かかるシフトレジスタ回路においてスイツチ
SW1は、各遅延素子d1〜dkに初期値を与える期
間でリセツトパルスによりオンとされ、この期間
でスイツチSW2は、オフとされ、次にスイツチ
SW1がオフ、スイツチSW2がオンとされ、これ以
後は入力を加えなくとも帰還回路を通じて各遅延
素子d1〜dkに適当な値が加えられる。このシフ
トレジスタ回路は、GF2上の多項式H(x)に
対応しており、各係数器h0〜hkは、0でないも
ののみが結線される。 H(x)=hkk+hk-1k-1+……+h2x2+h1x
+h0 そしてシフトレジスタ回路の遅延素子d1〜dk
の初期状態のひとつでも“0”でないと、その出
力がある周期をもつ。そしてH(x)として原始
多項式を用いたシフトレジスタ回路から発生する
系列がM系列(或いは最大長周期系列)と呼ばれ
る。M系列の周期nは、シフトレジスタの段数を
k段とするとき、(n=2k−1)である。M系列
の一周期には、“0”が2k-1−1個、“1”が2k
-1個含まれ、M系列の一周期で“1”が連続する
長さは最大k個であり、“0”が連続する長さは
最大(k−1)個である。また、この原始多項式
H(x)に応じて構成されたシフトレジスタ回路
2から発生する1周期分のM系列は、
〔x2k−1−1/H(x)〕の除算(mod.2)の商に
対応したもの となる。更に、M系列MSの反応された系列
も、M系列MSと同様の性質を有している。 上述の構成において、1Hの最初のタイミング
で端子3からのリセツトパルスがシストレジスタ
回路2に供給され、このリセツトパルスの期間で
スイツチSW1がオンとされると共に、スイツチ
SW2がオフとされ、各遅延素子d1〜dkの初期状
態が全て“1”とされ、その後スイツチSW1がオ
フとされると共に、スイツチSW2がオンとされ
る。そして1H内のデジタル映像信号と同期した
M系列MSが発生し、両者がエクスクルーシブオ
アゲート8に供給され、出力端子9にスクランブ
ルされた記録信号が現れる。この1Hが終了する
と、シフトレジスタ回路2が再びリセツトされる
と共に、切替回路5の状態が切替わり、その入力
端6bと出力端6cとが接続され、デジタル映像
信号の次の1Hと反転されたM系列とが同期し
てエクスクルーシブオアゲート8に供給される。
も、M系列と同様の性質を有するので、出力
端子9には、スクランブルされた記録信号が現れ
る。以下、上述の動作が繰り返してなされる。 デジタル映像信号の再生側では、記録側と同一
のM系列MSとその反転された系列とを1H毎
に交互に取り出して、再生信号と共にエクスクル
ーシブオアゲートに供給すれば、もとのデジタル
映像信号を取り出すことができる。この場合、あ
る1Hの再生信号に対してM系列MS又はの何
れを用いるかは、記録側と同一の関係とされる。 更に、上述実施例は、ある1Hのデジタル映像
信号と次の1Hのそれとの間に存在する垂直相関
を利用している。これと異なり、デジタル映像信
号の水平相関を利用することもできる。デジタル
映像信号の水平相関を利用する場合には、切替回
路5の切替を1H毎に行なつているのを区切れの
よい複数ワード毎例えば3ワード毎に行なうよう
にすれば良い。 また、本発明は、NTSC方式のデジタルカラー
映像信号に適用することができる。NTSC方式の
カラー映像信号の搬送色信号は、あるフイールド
のあるラインの色副搬送波の位相と次のラインの
色副搬送波の位相とが反転するので、2H毎に色
副搬送波の位相がそろうことになる。従つて2H
毎の画像情報の垂直相関が強くなる。このような
点から、入力端子1にデジタルカラー映像信号が
供給されるときには、切替回路5は、2H毎に切
替えられるように制御される。この場合のシフト
レジスタ回路2のリセツトは、前述と同様に1H
の最初で行なうようにしても良く、また切替回路
5が切り替わるのと同期して2H毎に行なうよう
にしても良い。 以上の説明では、垂直相関が或るラインと次の
(又はその次の)ラインとの間に存在しているも
のとしている。しかし、飛び越し走査を行なつて
いるので、最も垂直相関の強い組は、或るライン
に対し空間的に隣り合つたラインといえる。従つ
てこの空間的に隣り合つたラインの一方とM系列
MSとをエクスクルーシブオアゲートに供給し、
反転された系列と他方のラインとをエクスク
ルーシブオアゲートに供給すれば効果的である。
NTSC方式のカラー映像信号をデジタル化すると
きは、1フレームのライン数が525本であるか
ら、第1フイールドを262ラインとし、第2フイ
ールドを263ラインとし、サンプリング周波数
(fs)を色副搬送周波数(fsc)の3倍(3fsc)又
は4倍(4fsc)に選定する。従つて1Hのサンプ
ル絵素数は下記の表のようになる。
【表】 このようにしてカラー映像信号をデジタル化し
た場合、あるラインと空間的にその1H下に位置
する前のフイールドのラインとは、サンプル絵素
数及び色副搬送波の位相関係(同相又は逆相)が
同一のものとなる。このことは、サンプリング周
波数fsを(3fsc)又は(4fsc)の何れに選んでも
成立する。従つて上述のような関係を満足する1
組のラインの一方をM系列MSでスクランブルし
た場合に、その他方に対してはこれが反転された
系列でスクランブルすれば良い。また、デジ
タルカラー映像信号をエクスクルーシブオアゲー
ト6に供給する前に1フイールドメモリーに供給
し、あるラインと空間的に1H下に位置する前の
フイールドのラインとが時間的に連続するような
処理がなされる。そして、この1フイールドメモ
リーによつて時間関係が変換されたデジタルカラ
ー映像信号のライン毎に切替回路5を切り替える
ようになす。再生側では、記録時と同様の関係で
M系列MS及びその反転された系列でアンスク
ランブルを行ない、その後に1フイールドメモリ
ーによつてもとの時間関係にデジタルカラー映像
信号を戻すようになされる。 以上述べたように、本発明に依れば、垂直相関
(又は水平相関)の強い2つのデジタル映像信号
の一方と擬似ランダム系列とをエクスクルーシブ
オアゲートに供給し、その他方と反転された擬似
ランダム系列とをエクスクルーシブオアゲートに
供給するので、その一方のデジタル映像信号に対
して低周波成分の除去が不充分(あるいは逆効
果)であつても、その他方のデジタル映像信号に
対しては、この効果が充分に発揮され、“0”又
は“1”の何れか一方が略々連続する期間が累積
することを防止できる。単に、所定のM系列のみ
によつてスクランブルを行なう場合に比して低周
波成分の除去をより確実に行なうことができる。
かかる本発明に依り、ビツト同期の抽出が困難と
なつたり、再生側でデータ分離を誤つたりするこ
とを防止できる。 なお、NTSC方式以外のPAL方式のデジタルカ
ラー映像信号に対して本発明を適用して同様の利
益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転トランスの周波数特性を示す図、
第2図は回転トランスを介してNRZI信号を記録
するときの説明に用いる波形図、第3図は本発明
の一例のブロツク図、第4図はM系列を発生する
シフトレジスタ回路のブロツク図である。 1はデジタル映像信号の入力端子、2はシフト
レジスタ回路、5は切替回路、8はエクスクルー
シブオアゲートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 映像信号をPCM変調することで形成される
    デジタル映像信号を伝送する際に、上記デジタル
    映像信号のうちで垂直相関又は水平相関を有する
    2組のデジタル映像信号の一方と疑似ランダム系
    列とをエクスクルーシブオアゲートに供給し、上
    記疑似ランダム系列を反転した系列と上記デジタ
    ル映像信号の他方とをエクスルーシブオアゲート
    に供給し、このエクスクルーシブオアゲートの出
    力信号を伝送するようにしたデジタル映像信号伝
    送装置。
JP14833978A 1978-11-30 1978-11-30 Transmission unit of digital video signal Granted JPS5574278A (en)

Priority Applications (1)

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JP14833978A JPS5574278A (en) 1978-11-30 1978-11-30 Transmission unit of digital video signal

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JP14833978A JPS5574278A (en) 1978-11-30 1978-11-30 Transmission unit of digital video signal

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JPS5574278A JPS5574278A (en) 1980-06-04
JPS6238908B2 true JPS6238908B2 (ja) 1987-08-20

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JP14833978A Granted JPS5574278A (en) 1978-11-30 1978-11-30 Transmission unit of digital video signal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970176A (ja) * 1982-10-14 1984-04-20 Takahashi Yoshiteru エンコ−ダを有する直流リニアモ−タ

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JPS5574278A (en) 1980-06-04

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