JPS6238886B2 - - Google Patents
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- JPS6238886B2 JPS6238886B2 JP54070990A JP7099079A JPS6238886B2 JP S6238886 B2 JPS6238886 B2 JP S6238886B2 JP 54070990 A JP54070990 A JP 54070990A JP 7099079 A JP7099079 A JP 7099079A JP S6238886 B2 JPS6238886 B2 JP S6238886B2
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- JP
- Japan
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- switch
- gain
- stereo
- monaural
- level
- Prior art date
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 9
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 6
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H40/00—Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
- H04H40/18—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
- H04H40/27—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95
- H04H40/36—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast receiving
- H04H40/45—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast receiving for FM stereophonic broadcast systems receiving
- H04H40/72—Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53 - H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast receiving for FM stereophonic broadcast systems receiving for noise suppression
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3052—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、FM受信機特にそのチユーナの入力
調整手段に関する。
調整手段に関する。
FM(周波数変調)放送を受信する場合、弱電
界地区ではチユーナの利得は高くないと良好な受
信ができないが、チユーナの利得が高いと強電界
地区で相互変調妨害が生ずる。かゝる矛盾を解決
して強電界地区、弱電界地区共に良好な受信状態
を保つために、従来次の2つの方法が実施されて
いる。第1のチユーナの入力端にアツテネータ
(ATT)を設け、これをL/Dスイツチで挿脱す
るATT方式である。この方式では弱電界地区で
該スイツチをD(Distant)としてATTをオフ
し、逆に強電界地区ではL(Local)としてATT
をオンにする。第2は強力はAGCをかける固定
AGC方式である。しかしながら、ATT方式では
電界が変化するたびにスイツチを切換える必要が
あり、この操作を怠つた場合は著しく受信品位が
低下する欠点がある。また固定AGC方式では相
互変調をなくすには強いAGCをかける必要があ
り、この場合、中入力以上の電界強度地区でS/
NがAGCをかけない場合に比し低下する欠点が
ある。このS/Nの低下はモノラル時にはさほど
問題とならないが、ステレオ時には影響が大き
い。
界地区ではチユーナの利得は高くないと良好な受
信ができないが、チユーナの利得が高いと強電界
地区で相互変調妨害が生ずる。かゝる矛盾を解決
して強電界地区、弱電界地区共に良好な受信状態
を保つために、従来次の2つの方法が実施されて
いる。第1のチユーナの入力端にアツテネータ
(ATT)を設け、これをL/Dスイツチで挿脱す
るATT方式である。この方式では弱電界地区で
該スイツチをD(Distant)としてATTをオフ
し、逆に強電界地区ではL(Local)としてATT
をオンにする。第2は強力はAGCをかける固定
AGC方式である。しかしながら、ATT方式では
電界が変化するたびにスイツチを切換える必要が
あり、この操作を怠つた場合は著しく受信品位が
低下する欠点がある。また固定AGC方式では相
互変調をなくすには強いAGCをかける必要があ
り、この場合、中入力以上の電界強度地区でS/
NがAGCをかけない場合に比し低下する欠点が
ある。このS/Nの低下はモノラル時にはさほど
問題とならないが、ステレオ時には影響が大き
い。
本発明は、AGCをかけた場合のS/Nの低下
を償なう手段として、外部スイツチでAGCの
かゝり方を変えようというもので、特に自動車で
移動しながらFM放送を受信する場合に有効なも
のである。以下、図面を参照しながら本発明を詳
細に説明する。
を償なう手段として、外部スイツチでAGCの
かゝり方を変えようというもので、特に自動車で
移動しながらFM放送を受信する場合に有効なも
のである。以下、図面を参照しながら本発明を詳
細に説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、アンテナ1
で受信されたFM放送波RFはFMチユーナ2で中
間周波信号IFに変換され更にオーデイオ信号AF
に復調される。オーデイオ信号AFはステレオデ
コーダ3に導びかれ、こゝで左チヤンネル、右チ
ヤンネルの信号L,Rに分離される。チユーナ2
から取出されたIF信号はレベル検波器4および
AGCアンプ5からなるAGC電圧発生回路6に入
力され、検波器4で放送波の強弱レベルを示す脈
動直流に変換される。検波器4の出力はAGCア
ンプ5で増幅されて、FMチユーナ2の高周波増
幅段、中間周波増幅段等の利得を制御するAGC
電圧VAGCとなるが、この実施例では検波器4と
アンプ5との間に抵抗R1,R2および外部スイツ
チ7からなる利得変更回路8を設けて、同じIF
レベルに対するAGC電圧VAGCの大きさをスイツ
チ7のオン、オフ状態に応じて切換える。本例で
は外部スイツチを既設のL/Dスイツチとし、
(勿論アツテネータは設けず、そのスイツチのみ
使用する)且つモノラル/ステレオ切換スイツチ
を兼用してL/Dスイツチをオン(D)にすると
モノラルとなり、オフ(L)にするとステレオと
なるようにする。AGC電圧発生回路6の利得切
換はレベル検波器4の入力段で行ない、或いは
AGCアンプ5の利得変更で行なつてもよい。
で受信されたFM放送波RFはFMチユーナ2で中
間周波信号IFに変換され更にオーデイオ信号AF
に復調される。オーデイオ信号AFはステレオデ
コーダ3に導びかれ、こゝで左チヤンネル、右チ
ヤンネルの信号L,Rに分離される。チユーナ2
から取出されたIF信号はレベル検波器4および
AGCアンプ5からなるAGC電圧発生回路6に入
力され、検波器4で放送波の強弱レベルを示す脈
動直流に変換される。検波器4の出力はAGCア
ンプ5で増幅されて、FMチユーナ2の高周波増
幅段、中間周波増幅段等の利得を制御するAGC
電圧VAGCとなるが、この実施例では検波器4と
アンプ5との間に抵抗R1,R2および外部スイツ
チ7からなる利得変更回路8を設けて、同じIF
レベルに対するAGC電圧VAGCの大きさをスイツ
チ7のオン、オフ状態に応じて切換える。本例で
は外部スイツチを既設のL/Dスイツチとし、
(勿論アツテネータは設けず、そのスイツチのみ
使用する)且つモノラル/ステレオ切換スイツチ
を兼用してL/Dスイツチをオン(D)にすると
モノラルとなり、オフ(L)にするとステレオと
なるようにする。AGC電圧発生回路6の利得切
換はレベル検波器4の入力段で行ない、或いは
AGCアンプ5の利得変更で行なつてもよい。
第2図aは入力レベル(受信電界)に対する
S/N(信号対雑音比)を示し、Mはモノラル
時、Sはステレオ時のS/N特性曲線である。図
の如くステレオ受信ではモノラル受信より入力レ
ベルが高くないとS/Nがよくならない。同図b
は入力レベルに対するAGC特性(AGCによる減
衰量)を示し、第1図の回路ではスイツチ7をオ
フにして曲線Lの特性を、またスイツチ7をオン
にして曲線Dの特性を実現する。これらの曲線
L,Dで示す如く、AGCがかゝり始める即ち、
AGCによる減衰を始める入力レベルはL曲線つ
まりスイツチオフのときはモノラル受信でS/N
低下が始まる入力レベルE1,D曲線つまりスイ
ツチオンのときはステレオ受信でS/N低下が始
まる入力レベルE2にする。入力レベルE1,E2は
E1以下が弱電界、E1とE2の間が中電界、E2以上
が強電界である。
S/N(信号対雑音比)を示し、Mはモノラル
時、Sはステレオ時のS/N特性曲線である。図
の如くステレオ受信ではモノラル受信より入力レ
ベルが高くないとS/Nがよくならない。同図b
は入力レベルに対するAGC特性(AGCによる減
衰量)を示し、第1図の回路ではスイツチ7をオ
フにして曲線Lの特性を、またスイツチ7をオン
にして曲線Dの特性を実現する。これらの曲線
L,Dで示す如く、AGCがかゝり始める即ち、
AGCによる減衰を始める入力レベルはL曲線つ
まりスイツチオフのときはモノラル受信でS/N
低下が始まる入力レベルE1,D曲線つまりスイ
ツチオンのときはステレオ受信でS/N低下が始
まる入力レベルE2にする。入力レベルE1,E2は
E1以下が弱電界、E1とE2の間が中電界、E2以上
が強電界である。
上記構成のFM受信機を自動車に搭載して強電
力の局が並ぶ地区を移動して相互変調妨害を受け
る場合は、L/Dスイツチ7をL(オフ)にして
モノラル受信とし、且つ充分なAGCがかゝるよ
うにする。つまり、スイツチ7をオフにすると検
波器4の出力は抵抗R1,R2による分圧作用を受
けずそのまゝAGCアンプ5に供給されるので、
低い入力レベルE1からAGCがかゝり始め、チユ
ーナの利得が減少して相互変調妨害を受ける度合
は低減される。電界が中電界であると第2図から
明らかなようにモノラル時のS/Nは十分大きい
のでL/Dスイツチ7をオフにしていればS/N
を高く保つことができる。この状態で局のあまり
ない地区に移動して相互変調妨害のおそれがなく
なつた場合には、L/Dスイツチ7をオンにすれ
ばステレオ受信となり、且つ、AGCによる減衰
特性は第2図の曲線Dとなる。つまり、スイツチ
7をオンにすると検波器4の出力は抵抗R1,R2
で分圧されるので同一のIFレベルに対しAGC電
圧VAGCが低下し、チユーナの利得が上るので良
好なS/N特性を保ちつつ、相互変調を最大限に
防止できる。またスイツチ切換を忘れた場合また
は高低建築物により電界強度が激しく変動する都
市内走行時スイツチ操作を放棄したような場合
は、アツテネータ方式から比べればその自動利得
制御作用によつてS/Nおよび相互変調に好結果
が得られる。
力の局が並ぶ地区を移動して相互変調妨害を受け
る場合は、L/Dスイツチ7をL(オフ)にして
モノラル受信とし、且つ充分なAGCがかゝるよ
うにする。つまり、スイツチ7をオフにすると検
波器4の出力は抵抗R1,R2による分圧作用を受
けずそのまゝAGCアンプ5に供給されるので、
低い入力レベルE1からAGCがかゝり始め、チユ
ーナの利得が減少して相互変調妨害を受ける度合
は低減される。電界が中電界であると第2図から
明らかなようにモノラル時のS/Nは十分大きい
のでL/Dスイツチ7をオフにしていればS/N
を高く保つことができる。この状態で局のあまり
ない地区に移動して相互変調妨害のおそれがなく
なつた場合には、L/Dスイツチ7をオンにすれ
ばステレオ受信となり、且つ、AGCによる減衰
特性は第2図の曲線Dとなる。つまり、スイツチ
7をオンにすると検波器4の出力は抵抗R1,R2
で分圧されるので同一のIFレベルに対しAGC電
圧VAGCが低下し、チユーナの利得が上るので良
好なS/N特性を保ちつつ、相互変調を最大限に
防止できる。またスイツチ切換を忘れた場合また
は高低建築物により電界強度が激しく変動する都
市内走行時スイツチ操作を放棄したような場合
は、アツテネータ方式から比べればその自動利得
制御作用によつてS/Nおよび相互変調に好結果
が得られる。
上記構成においてL/Dスイツチ7とモノラ
ル/ステレオ切換スイツチを兼用しない場合につ
いて、以下説明する。
ル/ステレオ切換スイツチを兼用しない場合につ
いて、以下説明する。
第3図は、ステレオ時のS/Nを従来のATT
方式と対比して示したもので、L/Dスイツチ7
をDにした場合にはL/Dスイツチ7を兼用しな
い場合の特性D1とATT方式の特性D2とは変らな
いが、該スイツチをLにするとATT方式では特
性L2のようになり、入力レベルの低い部分で
S/Nが著しく低下する。しかし、L/Dスイツ
チ7を兼用しない場合でも特性L1のようにS/
Nの低下がみられる。これに対し、本発明によれ
ば該スイツチをLにすると同時にモノラルに切換
える構成としたため、L/Dスイツチ7をLにし
ても第2図aの曲線Mに示すように良好なS/N
を得ることができる。
方式と対比して示したもので、L/Dスイツチ7
をDにした場合にはL/Dスイツチ7を兼用しな
い場合の特性D1とATT方式の特性D2とは変らな
いが、該スイツチをLにするとATT方式では特
性L2のようになり、入力レベルの低い部分で
S/Nが著しく低下する。しかし、L/Dスイツ
チ7を兼用しない場合でも特性L1のようにS/
Nの低下がみられる。これに対し、本発明によれ
ば該スイツチをLにすると同時にモノラルに切換
える構成としたため、L/Dスイツチ7をLにし
ても第2図aの曲線Mに示すように良好なS/N
を得ることができる。
第4図は従来のATT方式について相互変調妨
害の度合を示したものである。同図は希望信号の
入力レベルに対し相互変調を起こす妨害(信号)
レベルを縦軸に示したもので、この妨害レベルが
高い程相互変調防害が起きにくいことを意味す
る。ATT方式ではL/Dスイツチをそれぞれ
L,Dにした特性L2,D2には著しい差があり、
Lの状態では妨害レベルは高いもののDの状態で
はこれが可成り低くなる。そこでDの状態で妨害
波(相互変調であるから希望波に対し妨害波2
波)を受けると相互変調を受け易い。これに対し
本発明での相互変調を起す妨害レベルは第5図
(この図の縦、横軸は第4図と同じ)のようにな
り、スイツチ7のL,Dに対向する特性L1,D1
は接近しており入力レベルE1、特にE2以上で妨
害レベルは高くなる。従つて、スイツチ7をDに
したまま強電地区に移動しても相互変調妨害の影
響はATT方式より小さい。尚、ATT方式のロー
カルL2は本発明よりE1以下でも妨害レベルが高
いが、E1以下の入力レベルはもともとS/Nが
悪く実用に適さないのであまり意味がない。
害の度合を示したものである。同図は希望信号の
入力レベルに対し相互変調を起こす妨害(信号)
レベルを縦軸に示したもので、この妨害レベルが
高い程相互変調防害が起きにくいことを意味す
る。ATT方式ではL/Dスイツチをそれぞれ
L,Dにした特性L2,D2には著しい差があり、
Lの状態では妨害レベルは高いもののDの状態で
はこれが可成り低くなる。そこでDの状態で妨害
波(相互変調であるから希望波に対し妨害波2
波)を受けると相互変調を受け易い。これに対し
本発明での相互変調を起す妨害レベルは第5図
(この図の縦、横軸は第4図と同じ)のようにな
り、スイツチ7のL,Dに対向する特性L1,D1
は接近しており入力レベルE1、特にE2以上で妨
害レベルは高くなる。従つて、スイツチ7をDに
したまま強電地区に移動しても相互変調妨害の影
響はATT方式より小さい。尚、ATT方式のロー
カルL2は本発明よりE1以下でも妨害レベルが高
いが、E1以下の入力レベルはもともとS/Nが
悪く実用に適さないのであまり意味がない。
上述したスイツチ操作を適正に行なえば従来の
固定AGC方式に比しステレオ時のS/Nを改善
できる。即ち、固定AGC方式ではその減衰量特
性の定め方が問題で、第2図の曲線Dとすれば
S/Nは良好であるものの相互変調が生じやす
く、第2図の曲線Lとすれば相互変調の心配はな
くなるもののステレオ受信時のS/N低下の恐れ
がある。そこで従来は曲線LとDの中間にAGC
減衰量特性を定めているのが普通であるが、本発
明ではスイツチ7でL,Dを切換えるようにし、
且つそれに伴つてステレオ、モノラルに切換える
ようにしたので相互変調およびS/Nの両者に満
足できる結果が得られる。
固定AGC方式に比しステレオ時のS/Nを改善
できる。即ち、固定AGC方式ではその減衰量特
性の定め方が問題で、第2図の曲線Dとすれば
S/Nは良好であるものの相互変調が生じやす
く、第2図の曲線Lとすれば相互変調の心配はな
くなるもののステレオ受信時のS/N低下の恐れ
がある。そこで従来は曲線LとDの中間にAGC
減衰量特性を定めているのが普通であるが、本発
明ではスイツチ7でL,Dを切換えるようにし、
且つそれに伴つてステレオ、モノラルに切換える
ようにしたので相互変調およびS/Nの両者に満
足できる結果が得られる。
即ち、相互変調を防ぐ意味からいえば低い入力
レベルから減衰を始めるように設定した方が良
い。何故ならば、そうすることより第4図の特性
線が左側にずれることになり、入力レベルが低い
ときでも妨害レベルが高くなるためである。しか
し、そのようにすると第2図aから判るように
S/N特性が悪くなつてしまう。特にステレオで
は入力レベルE2以下でS/N特性は悪化する。
レベルから減衰を始めるように設定した方が良
い。何故ならば、そうすることより第4図の特性
線が左側にずれることになり、入力レベルが低い
ときでも妨害レベルが高くなるためである。しか
し、そのようにすると第2図aから判るように
S/N特性が悪くなつてしまう。特にステレオで
は入力レベルE2以下でS/N特性は悪化する。
逆に高い入力レベルから減衰を始めるように設
定しても妨害レベルが低下して相互変調が生じ易
くなるだけでS/Nは変化しない。
定しても妨害レベルが低下して相互変調が生じ易
くなるだけでS/Nは変化しない。
従つて、S/N特性が低下し始める入力レベル
をAGCによる減衰開始レベルに設定すれば良好
なS/Nが確保できるとともに、相互変調をも防
止することになる。
をAGCによる減衰開始レベルに設定すれば良好
なS/Nが確保できるとともに、相互変調をも防
止することになる。
しかし、FM受信機にはステレオにおけるS/
N特性と、モノラルにおけるS/N特性があり、
それぞれでS/N線の低下が始まる入力レベルが
異なるため、AGCによる減衰開始レベルを第2
図に示す入力レベルE1に設定するとステレオ、
モノラル時両方共、相互変調は防止できるもの
の、第3図に示すようにステレオ時のS/Nが悪
化し、一方、入力レベルE2に設定すると、ステ
レオ、モノラル時の両方共、S/Nは良好である
がモノラル時に相互変調が発生しやすくなる。
N特性と、モノラルにおけるS/N特性があり、
それぞれでS/N線の低下が始まる入力レベルが
異なるため、AGCによる減衰開始レベルを第2
図に示す入力レベルE1に設定するとステレオ、
モノラル時両方共、相互変調は防止できるもの
の、第3図に示すようにステレオ時のS/Nが悪
化し、一方、入力レベルE2に設定すると、ステ
レオ、モノラル時の両方共、S/Nは良好である
がモノラル時に相互変調が発生しやすくなる。
そこで本発明ではモノラル受信時、ステレオ受
信時にそれぞれS/Nが低下する入力レベル
E1,E2より減衰を開始させるようにすることで
良好なS/Nを保ちつつ、妨害レベルを極力高く
して相互変調を防止することができる。
信時にそれぞれS/Nが低下する入力レベル
E1,E2より減衰を開始させるようにすることで
良好なS/Nを保ちつつ、妨害レベルを極力高く
して相互変調を防止することができる。
以上述べたことから明らかなように、本発明に
よればモノラル受信時、ステレオ受信時にそれぞ
れS/Nが低下する入力レベルE1,E2より減衰
を開始させるようにしたでのL/Dスイツチと兼
用したステレオ/モノラル切換スイツチを操作す
ることによつて従来の固定AGC方式より優れた
受信状態を維持することができ、また外部スイツ
チの操作を怠つたとしても従来のATT方式より
受信品位を低下させることはないので、特に頻繁
に電界強度が変化するビルの谷間等を走行する自
動車に搭載するFM受信機に適用して効果は絶大
である。
よればモノラル受信時、ステレオ受信時にそれぞ
れS/Nが低下する入力レベルE1,E2より減衰
を開始させるようにしたでのL/Dスイツチと兼
用したステレオ/モノラル切換スイツチを操作す
ることによつて従来の固定AGC方式より優れた
受信状態を維持することができ、また外部スイツ
チの操作を怠つたとしても従来のATT方式より
受信品位を低下させることはないので、特に頻繁
に電界強度が変化するビルの谷間等を走行する自
動車に搭載するFM受信機に適用して効果は絶大
である。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図a,bは第1図のFM受信機におけるS/
N特性およびAGC特性を示す特性図、第3図は
本発明におけるL/Dスイツチ7をモノラル/ス
テレオ切換えスイツチと兼用しない場合のステレ
オ時のS/N特性を従来のATT方式と対比して
示す特性図、第4図は従来のATT方式の耐相互
変調妨害特性を示す特性図、第5図は本発明の耐
相互変調妨害特性を示す特性図である。 2……FMチユーナ、4……レベル検波器、5
……AGCアンプ、6……AGC電圧発生回路、7
……外部スイツチ、8……利得変更回路。
第2図a,bは第1図のFM受信機におけるS/
N特性およびAGC特性を示す特性図、第3図は
本発明におけるL/Dスイツチ7をモノラル/ス
テレオ切換えスイツチと兼用しない場合のステレ
オ時のS/N特性を従来のATT方式と対比して
示す特性図、第4図は従来のATT方式の耐相互
変調妨害特性を示す特性図、第5図は本発明の耐
相互変調妨害特性を示す特性図である。 2……FMチユーナ、4……レベル検波器、5
……AGCアンプ、6……AGC電圧発生回路、7
……外部スイツチ、8……利得変更回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 中間周波レベルが増大すると受信機の増幅段
の利得が減少するように自動利得制御電圧を発生
する回路を備えたFM受信機において、 モノラル/ステレオ切換スイツチと 前記自動利得制御電圧発生回路の利得を該モノ
ラル/ステレオ切換スイツチに応じて変更する回
路を設け、 該利得変更回路は前記モノラル/ステレオ切換
スイツチがモノラル側に切り換えられた時に、前
記FM受信機の入力レベルがモノラル受信でS/
Nが低下が始まるレベルに達すると前記増幅段の
利得が減衰を始め、ステレオ側に切り換えられた
時に、前記FM受信機の入力レベルがステレオ受
信でS/Nが低下が始まるレベルに達すると前記
増幅段の利得が減衰を始めるように、前記自動利
得制御電圧発生回路の利得を変更するようにした
ことを特徴とするFM受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7099079A JPS55162637A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Fm receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7099079A JPS55162637A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Fm receiver |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162637A JPS55162637A (en) | 1980-12-18 |
JPS6238886B2 true JPS6238886B2 (ja) | 1987-08-20 |
Family
ID=13447478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7099079A Granted JPS55162637A (en) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Fm receiver |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55162637A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214510A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-28 | Ohbayashi Corp | 光学式エンコーダ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555615U (ja) * | 1991-12-20 | 1993-07-23 | 株式会社ケンウッド | Fm受信機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310213A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Receiver |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7099079A patent/JPS55162637A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5310213A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Receiver |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01214510A (ja) * | 1988-02-19 | 1989-08-28 | Ohbayashi Corp | 光学式エンコーダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162637A (en) | 1980-12-18 |
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