JPS623849Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623849Y2 JPS623849Y2 JP1978092611U JP9261178U JPS623849Y2 JP S623849 Y2 JPS623849 Y2 JP S623849Y2 JP 1978092611 U JP1978092611 U JP 1978092611U JP 9261178 U JP9261178 U JP 9261178U JP S623849 Y2 JPS623849 Y2 JP S623849Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- pin
- insulator pin
- truncated cone
- truncated conical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 44
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はがいしピンのセメンテング部分の抜け
止めならびに廻り止めをよくするとともに耐振、
耐衝撃性をよくし、コンパクト化できるようにし
たがいしピンに関するものである。従来のがいし
ピンはセメント接着部の抜け止めとして、第１図
第２図にしめすようにがいしピン１の一端の両側
に喰込み２を設けた形状のものが使用されている
が、このような喰込み２を設けたがいしピン１に
おいては、喰込み２のみでピン径が変らないた
め、繋止力が充分でなく、引張耐荷重が充分にと
れない欠点があつた。
止めならびに廻り止めをよくするとともに耐振、
耐衝撃性をよくし、コンパクト化できるようにし
たがいしピンに関するものである。従来のがいし
ピンはセメント接着部の抜け止めとして、第１図
第２図にしめすようにがいしピン１の一端の両側
に喰込み２を設けた形状のものが使用されている
が、このような喰込み２を設けたがいしピン１に
おいては、喰込み２のみでピン径が変らないた
め、繋止力が充分でなく、引張耐荷重が充分にと
れない欠点があつた。
このため第３図にしめすようにがいしピン１の
端部を端末に向つてピン径より次第に広がつた、
円錐台形部３としたものが耐張がいしや懸垂がい
しなど張力を要するがいしのピンに使用されてい
た。ところが、この円錐台形部３を形成した、が
いしピン１をセメンテングした場合においても、
第５図にしめすような剛体トロリーの支持がいし
などのようにトロリー走行時の振動とともに、温
度変化による剛体トロリーの熱膨張収縮などにと
もなう、回転モーメントが、がいし４に加わつた
場合、がいしピン１とセメント５との接着部に振
動と回転モーメントが同時に加わり、使用中に、
がいしピンの接着部分にガタを生ずるに至る。ま
た、円錐台形部３の表面に、台形面に添わして軸
方向にリブを設けた形状のものもあるが、リブの
突出も少く、形状的にも丸味をおび振動と回転モ
ーメントの大きい所での、ガタの発生を防止する
ことはできない。特に剛体トロリーの支持がいし
のように、支持構築物の関係から、支持がいしが
コンパクト化され、がいしピンのセメンテング部
分の深さも、浅くせざるを得ない場合において
は、ガタの防止は更に困難であつた。
端部を端末に向つてピン径より次第に広がつた、
円錐台形部３としたものが耐張がいしや懸垂がい
しなど張力を要するがいしのピンに使用されてい
た。ところが、この円錐台形部３を形成した、が
いしピン１をセメンテングした場合においても、
第５図にしめすような剛体トロリーの支持がいし
などのようにトロリー走行時の振動とともに、温
度変化による剛体トロリーの熱膨張収縮などにと
もなう、回転モーメントが、がいし４に加わつた
場合、がいしピン１とセメント５との接着部に振
動と回転モーメントが同時に加わり、使用中に、
がいしピンの接着部分にガタを生ずるに至る。ま
た、円錐台形部３の表面に、台形面に添わして軸
方向にリブを設けた形状のものもあるが、リブの
突出も少く、形状的にも丸味をおび振動と回転モ
ーメントの大きい所での、ガタの発生を防止する
ことはできない。特に剛体トロリーの支持がいし
のように、支持構築物の関係から、支持がいしが
コンパクト化され、がいしピンのセメンテング部
分の深さも、浅くせざるを得ない場合において
は、ガタの防止は更に困難であつた。
本考案はこのような振動や衝撃ならびに回転モ
ーメントに起因するガタの発生を防止するととも
に、がいしをコンパクト化するため考案したもの
で、第４図にしめすように、がいしピン１のセメ
ンテングされる部分の端を端末に向つて大きくな
る円錐台状とし、その円錐台形部３からがいしピ
ン１の軸部の一部にかけて、軸方向にがいしピン
軸に平行な複数本の比較的大きい角状のリブ６を
突出形成するものである。
ーメントに起因するガタの発生を防止するととも
に、がいしをコンパクト化するため考案したもの
で、第４図にしめすように、がいしピン１のセメ
ンテングされる部分の端を端末に向つて大きくな
る円錐台状とし、その円錐台形部３からがいしピ
ン１の軸部の一部にかけて、軸方向にがいしピン
軸に平行な複数本の比較的大きい角状のリブ６を
突出形成するものである。
このような構造としたため、先づがいしピンの
接着がリブ６を大きく突出して設けたことによ
り、接着面積が増加して良くなるとともに、抜け
に対しては、がいしピン１の径より端末に向つて
大きくなる円錐台形部３により、充分な強度を
得、円錐台形部３から軸部に至る軸方向にがいし
ピン１に平行に引つ掛り面積大きく、かつ、エツ
ジにより、引つ掛りの良い形状に突出したリブ６
により振動などによる回転モーメントに対して充
分な強度を得るものである。と同時に、リブ６は
がいしピン１より突出した下面により抜け止め効
果を更によくするものである。そして構築物との
関係上、支持がいしのコンパクト化のため、がい
しピンのセメンテング深さを或程度浅くすること
を可能にするものである。
接着がリブ６を大きく突出して設けたことによ
り、接着面積が増加して良くなるとともに、抜け
に対しては、がいしピン１の径より端末に向つて
大きくなる円錐台形部３により、充分な強度を
得、円錐台形部３から軸部に至る軸方向にがいし
ピン１に平行に引つ掛り面積大きく、かつ、エツ
ジにより、引つ掛りの良い形状に突出したリブ６
により振動などによる回転モーメントに対して充
分な強度を得るものである。と同時に、リブ６は
がいしピン１より突出した下面により抜け止め効
果を更によくするものである。そして構築物との
関係上、支持がいしのコンパクト化のため、がい
しピンのセメンテング深さを或程度浅くすること
を可能にするものである。
本がいしピン１を例えば第５図にしめすような
剛体トロリー用がいしの、がいしピンに使用した
場合は、がいしピンのセメンテングが比較的浅い
にもかかわらず、先ず、トロリーの振動や衝撃な
どによるセメント接着部の抜け現象に対しては、
がいしピン１の円錐台形部３により持ちこたえ、
振動と衝撃とともに発生する温度変化にともなう
剛体トロリーの熱膨張収縮などによる回転モーメ
ントに対しては、軸方向に引つ掛り良く、かつ大
きく突出して設けられた、リブ６によつて充分持
ちこたえることができる。このようにして、がい
しピン１と、セメント５との接着面における、振
動や衝撃ならびに回転モーメントなどによるガタ
の発生を完全に防止できるとともに、がいしのコ
ンパクト化を可能にするもものである。
剛体トロリー用がいしの、がいしピンに使用した
場合は、がいしピンのセメンテングが比較的浅い
にもかかわらず、先ず、トロリーの振動や衝撃な
どによるセメント接着部の抜け現象に対しては、
がいしピン１の円錐台形部３により持ちこたえ、
振動と衝撃とともに発生する温度変化にともなう
剛体トロリーの熱膨張収縮などによる回転モーメ
ントに対しては、軸方向に引つ掛り良く、かつ大
きく突出して設けられた、リブ６によつて充分持
ちこたえることができる。このようにして、がい
しピン１と、セメント５との接着面における、振
動や衝撃ならびに回転モーメントなどによるガタ
の発生を完全に防止できるとともに、がいしのコ
ンパクト化を可能にするもものである。
なお本考案のがいしピンは上記のように軸方向
の抜けや振動や衝撃に対して強く、かつ回転モー
メントに対しても非常に強い構造となつているの
で、支持がいしのほか、ピンがいし、懸垂がい
し、耐張がいし等のがいしピンに使用しても大き
な接着効果を発揮するものである。
の抜けや振動や衝撃に対して強く、かつ回転モー
メントに対しても非常に強い構造となつているの
で、支持がいしのほか、ピンがいし、懸垂がい
し、耐張がいし等のがいしピンに使用しても大き
な接着効果を発揮するものである。
第１図、第２図、第３図は従来のがいしピンの
説明用正面図、第４図は本考案のがいしピンの正
面図、第５図は剛体トロリーの説明用部分断面
図。 １はがいしピン、２は喰込み、３は円錐台形
部、４はがいし、５はセメント、６はリブ。
説明用正面図、第４図は本考案のがいしピンの正
面図、第５図は剛体トロリーの説明用部分断面
図。 １はがいしピン、２は喰込み、３は円錐台形
部、４はがいし、５はセメント、６はリブ。
Claims (1)
- がいしピンのセメンテング部分の端部を端末に
向つて大きくなる円錐台状とし、その円錐台形部
からがいしピンの軸部の一部にかけて、軸方向に
がいしピン軸に平行な複数本の比較的大きい角状
のリブを突出形成して、セメンテング部をコンパ
クト化できるようにしたことを特徴とするがいし
ピン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978092611U JPS623849Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978092611U JPS623849Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS559081U JPS559081U (ja) | 1980-01-21 |
| JPS623849Y2 true JPS623849Y2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=29022940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978092611U Expired JPS623849Y2 (ja) | 1978-07-04 | 1978-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS623849Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6128Y2 (ja) * | 1981-03-14 | 1986-01-06 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE755072C (de) * | 1937-01-14 | 1954-01-18 | Lindner & Co Eggolsheim Ofr | Haenge- oder Abspannisolator |
-
1978
- 1978-07-04 JP JP1978092611U patent/JPS623849Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE755072C (de) * | 1937-01-14 | 1954-01-18 | Lindner & Co Eggolsheim Ofr | Haenge- oder Abspannisolator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS559081U (ja) | 1980-01-21 |
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