JPS6237662Y2 - - Google Patents

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JPS6237662Y2
JPS6237662Y2 JP979484U JP979484U JPS6237662Y2 JP S6237662 Y2 JPS6237662 Y2 JP S6237662Y2 JP 979484 U JP979484 U JP 979484U JP 979484 U JP979484 U JP 979484U JP S6237662 Y2 JPS6237662 Y2 JP S6237662Y2
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JP
Japan
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cover
cutting
blade
front cover
film
Prior art date
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Expired
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JP979484U
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English (en)
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JPS60122747U (ja
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は包装用巻フイルム切断ケースに関す
るものである。
従来、冷蔵庫などでの食品や料理の保存や電子
レンジでの調理などに使用される包装用ラツプフ
イルム、即ちプラスチツクフイルムを芯筒に巻い
た包装用巻フイルムの切断ケースとしては厚紙製
の巻フイルム収納箱の外面に鋸歯状の切断刃を取
付けた簡単な構造のものなどが一般に広く知られ
ている。
しかるに従来のこの種切断ケースでは、切断刃
が露出していて刃先部が常に外方に突出されてい
るため、使用時にたいへん危険性があり、手や衣
服などを傷つけるおそれがあると共に巻フイルム
のフイルム引出し始端部が摘みにくいとか引出し
トラブルを生じ易いなどの理由で、巻フイルムか
ら順次引出して必要な長さのフイルムを順次繰返
し切断する作業が円滑適正に行えないなどの欠点
があつた。また切断刃が外部に露出しているため
不潔となり易く、非衛生的であると共に箱ケース
内の掃除が容易に行えないなどの欠点があつた。
この考案は以下説明するような包装用巻フイル
ム切断ケースを提供して上記従来の諸欠点を解消
するようにしたものである。
次にこの考案を図面実施例について詳しく説明
すると、先ず1は、後壁1aと一体の底板1bの
前部が斜底板1b′となり、かつ斜底板1b′の前端
に、左右両端が後壁1a左右両端より夫々内方に
位置して側遮板部20が夫々設けられた前被板1
cを、一体に設けてなる受部材で、左右側遮板部
20,20間の該受部材1内に巻フイルム19が
転動自在に収納できるように構成されている。な
お、1dは上記斜底部1b′の中央部に設けられた
嵌溝である。2は、鋸歯状の刃先部7aを有する
切断刃7の取付けられた刃取付杆部6を下部前端
間に架設した左右側壁3,3が一体の上面板4前
端に前蓋8が常時閉鎖するよう後記のばね16で
付勢されて開閉自在に枢着9された被蓋部材であ
る。なお8aは前蓋8の下端縁である。そこで前
記受部材1に、その後壁1a上部両端の両支版5
に両側壁3,3後部上端を枢着10して上記被蓋
部材2が開閉自在に覆着されて本体ケースAを構
成している。なお上記本体ケースAはプラスチツ
クなどの材料で構成されている。なお第1図に示
すように前蓋8が閉鎖された際、該前蓋8と、刃
取付杆部6と、前被板1cとによつて上端に空隙
Sを有する断面ほぼ三角形状の空室Rが形成され
ている。11は背面11aを有する鉤形の刃先覆
杆で、その左右両端には基端位置において夫々突
支軸12が突設されている。そして上記左右突支
軸12,12には、直方体形の駒片13が夫々一
体に形成されている。そして上記構成の刃先覆杆
11は、本体ケースA内の前記空室R内に挿通さ
れて左右突支軸12,12を左右側壁3,3に枢
支架承して回動起伏自在に設けられている。そし
て伏倒した際に第1図鎖線、第4図実線のように
切断刃7の刃先部7aを隠蔽するようになつてい
る。また前記の前蓋8には、左右両側内面に伏倒
した際の上記刃先覆杆11の背面11aと係合す
る円弧周面14aを有する扇形板14が夫々一体
に取付けられている。さらに上記左右両扇形板1
4の外面上部に突板14bが、同下部に刃先覆杆
11の起伏回動を司る斜面15aを有する突子1
5が夫々突設されている。17は、前蓋8の枢着
9部近傍で扇形板14の円弧中心に相当する部位
の左右側壁3内面に夫々突設された支軸で、該支
軸17には夫々巻込む方向に適宜緊縮状態でねじ
りコイルばねのばね16が巻装され、該ばね16
の一端は扇形板14の突板14bにまた同他端は
両側壁3に突設の突起18に夫々係接されてい
る。そして前蓋8が常時閉鎖するように、ばね1
6が付勢作用しているものである。そして第1図
に示す如く、前蓋8が閉鎖された時には、刃先覆
杆11は起立した状態となつており、今この状態
から前蓋8を開いて行くと突子15が背面11a
を押して突支軸12を軸に刃先覆杆11を実線状
態から鎖線状態に回動伏倒させて切断刃7の刃先
部7aを隠蔽するようになつている。またこの前
蓋8の開口時には、両扇形板14の円弧周面14
aが夫々上記伏倒した刃先覆杆11の背面11a
に係合してその回動起立を阻止するように抑止装
置Bが構成されている。さらに本体ケースA内に
収納の巻フイルム19から引出したフイルム19
aを切断刃7の刃先部7aで切断する際に前蓋8
がばね16作用で、自動的に閉鎖すると共に突子
15の斜面15aが駒片13の角隅部を加圧して
刃先覆杆11を鎖線の伏倒状態から実線の起立状
態に回動復元させる構成となつている。
次に実施例の使用状態を図面について説明する
と、先ず第1図において前蓋8が閉鎖状態の時、
刃先覆杆11は起立状態で、前回に巻フイルム1
9から引出して切断刃7で切断した時の引出しフ
イルム19aは空隙Sを通じて第1図鎖線の如く
空室R内を下に延び先端部が切断刃7の刃先部7
aに付着した状態となつている。そこで次に前蓋
8を第1図鎖線位置まで開放すると、刃先覆杆1
1が伏倒して切断刃7の刃先部7aを隠蔽すると
同時に引出しフイルム19aの先部19a′のよう
に僅か前方へ押出して摘み易くする。そこで該フ
イルム19aの先部を手で摘んで適宜必要な長さ
だけ引出してからこのフイルム19aを切断刃7
の刃先部7aで切断すべく、下方へ移動させて行
くと、それと同時に前蓋8もばね16作用で自動
的に閉じて行き、刃先覆杆11も回動起立して刃
先部7a隠蔽を解除して行く。従つてフイルム1
9aが所要の長さに刃先部7aで切断されると同
時に前蓋8が閉鎖する第1図実線の状態となるも
のである。
この考案は叙上のように、前蓋を開いた際に刃
先覆杆が回動伏倒して切断刃の刃先部を隠蔽する
ようにしたから、使用時に切断刃で手や衣服など
を傷つけるおそれがなく頗る安全であると共に特
に前蓋の開口時に該刃先覆杆の回動起立を阻止す
る抑止装置が設けてあるから、前蓋を開いて作業
をしている際、どのような状態にあつても刃先覆
杆が起立することは絶対になく、切断刃の危険に
対する完全な安全性が保証される卓抜した効果が
ある。
また巻フイルムからの引出しフイルムを切断す
る際に前蓋がばね作用で自動的に閉鎖すると共に
刃先覆杆が起立復元するようにしてあるから、つ
まり前蓋が閉じてフイルムの切断が内部で行われ
るものであつてきわめて合理的で安定した安全性
が保持されると共に甚だ衛生的なフイルム切断が
できるなどの優れた効果がある。
さらに左右側壁が一体の被蓋部材が、巻フイル
ムの収納できる受部材に開閉自在に覆着されて本
体ケースを構成しているから、被蓋部材の回動開
放で、巻フイルムの交換並に本体ケース内部の清
掃が容易に行える効果があり、かつ切断刃が前蓋
閉鎖の不使用時に本体ケース内に内蔵された状態
となつているので不潔となることがなく極めて衛
生的である利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案巻フイルム切断ケースの実施例
を示すもので、第1図は縦断側面図、第2図は一
部を欠截した平面図、第3図は前蓋閉鎖時の一部
を欠截した要部の斜視図、第4図は前蓋開放時の
同上要部の斜視図である。 1……受部材、1a……後壁、1b……底板、
1b′……斜底板、1c……前被板、1d……嵌
溝、2……被蓋部材、3……側壁、4……上面
板、5……支版、6……刃取付杆部、7……切断
刃、7a……刃先部、8……前蓋、8a……下端
縁、9,10……枢着、11……刃先覆杆、11
a……背面、12……突支軸、13……駒片、1
4……扇形板、14a……円弧周面、14b……
突板、15……突子、15a……斜面、16……
ばね、17……支軸、18……突起、19……巻
フイルム、19a……フイルム、20……側遮板
部、A……本体ケース、B……抑止装置、S……
空隙、R……空室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切断刃の取付けられた刃取付杆部を下部前端間
    に架設した左右側壁が一体の上面板前端に前蓋が
    常時閉鎖するようばね付勢されて開閉自在に枢着
    された被蓋部材及び該被蓋部材が開閉自在に覆着
    された巻フイルムの収納できる受部材でなる本体
    ケースと、上記前蓋を開いた際に回動伏倒して切
    断刃の刃先部を隠蔽する刃先覆杆と、前蓋の開口
    時に該刃先覆杆の回動起立を阻止する抑止装置
    と、巻フイルムからの引出しフイルムを切断する
    際に前蓋がばね作用で自動的に閉鎖すると共に刃
    先覆杆が起立復元される機構とからなる包装用巻
    フイルム切断ケース。
JP979484U 1984-01-25 1984-01-25 包装用巻フイルム切断ケ−ス Granted JPS60122747U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP979484U JPS60122747U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 包装用巻フイルム切断ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP979484U JPS60122747U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 包装用巻フイルム切断ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122747U JPS60122747U (ja) 1985-08-19
JPS6237662Y2 true JPS6237662Y2 (ja) 1987-09-25

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ID=30490350

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JP979484U Granted JPS60122747U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 包装用巻フイルム切断ケ−ス

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JPS60122747U (ja) 1985-08-19

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