JPH0547059Y2 - - Google Patents

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JPH0547059Y2
JPH0547059Y2 JP1989116391U JP11639189U JPH0547059Y2 JP H0547059 Y2 JPH0547059 Y2 JP H0547059Y2 JP 1989116391 U JP1989116391 U JP 1989116391U JP 11639189 U JP11639189 U JP 11639189U JP H0547059 Y2 JPH0547059 Y2 JP H0547059Y2
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sheet
side wall
cutting blade
box
lid
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JP1989116391U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロール状に巻かれたシート状体を収納
する為の収納箱に係わり、更に詳しくはシート状
体を切断する切断刃のロール収納箱への取り付け
位置に特徴を有する考案に関する。
(従来の技術) 周知の通り現在、台所用品や日用品等に於い
て、食品の保存や調理を行う時にロール状に巻か
れたシート状体が多く使われている。例えば、樹
脂で成る薄膜状体のいわゆるラツプやアルミニウ
ム箔、料理用ペーパーなどである。
これらのシート状体は、食品を冷蔵庫などに入
れた時に、食品を包み食品のもつ新鮮さを保つた
り、また、調理の際に食品を包んだり、食品の下
に敷くなどして加熱したりと各々の使用目的に併
せて使われる。
そして、これらロール状のシート状体を収納し
ておくために、ロール収納箱が多く用いられる。
上記ロール収納箱はシート状体の引き出し口を形
成した四方の側壁部と底部とから成る箱本体と、
上記箱本体の四方の側壁部のうちの外蓋につなが
る側壁部を後面側側壁部とすると、この後面側側
壁部に配設された外蓋とシート状体を切断するた
めの切断刃とから成つている。上記切断刃の刃は
ノコギリ状になつている。
また、上記後面側側壁部と対向する側壁部を一
方の側壁部とする。更に、上記ロール収納箱を引
き出し口を上にして手を底部にそえて持ちシート
状体を引き出し口から引き出す際、ロールがロー
ル収納箱の外へ飛び出さないように一方の側壁部
の面に直角に引つ張る。この方向をシート状体引
き出し方向とするとともに、シート状体を切断し
ようとする時に引つ張る切断刃の面と直交する方
向を切断方向とする。
上記切断刃のロール収納箱への取り付け位置は
幾種類かあるがその中で次に代表的な三つの例を
添付図面に示す符号を用いて説明する。
まず、第5図に示す第一の従来例は、切断刃1
2を底部9に取り付けたものであり、切断刃12
の刃先が一方の側壁部7の面に対して直角に突出
している。そして、切断刃12の面がシート状体
引き出し方向Pに沿つている。
これを使用する時には、上記シート状体1を引
き出し口10からシート状体引き出し方向Pへ引
き出し、その後、切断方向Qに引つ張り切断する
ものである。このような例は、例えば、実開昭61
−48123号公報にて提案されている。
次に、第6図に示すのは第二の従来例である。
この場合には、切断刃12を外蓋6の先端側14
に外蓋6を閉じた状態で一方の側壁部7の面に平
行になるように取り付けている。
これを使用する時には外蓋6を開けてシート状
体1を引き出した後、上記外蓋6を閉じて先端側
14を指で押さえシート状体1を切断方向Qに引
つ張り切断するものである。
そして、第7図に示すのは第三の従来例であ
る。この場合には、切断刃12を一方の側壁部7
のロール3を収納している側の面の上部へ取り付
けている。上記切断刃12の刃先は、シート状体
引き出し方向Pに直角になるように一方の側壁部
7の上端から突出している。これにより、シート
状体1をシート状体引き出し方向Pへ引き出して
きた後切断方向Qへ引つ張り切断するものであ
る。このような例は、例えば、実開昭58−192223
号公報にて提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術によると、第一の従来例では切断
刃を底部に取り付けている。しかし、使用の際は
普通ロール収納箱を引き出し口を上にして底部に
手を添えるようにして持つので、突出した刃先に
よつて手に傷を負う危険性があつた。
次に、第二の従来例では切断刃を外蓋に取り付
けているので、切断刃がシート状体引き出し方向
に直交する向きに突出している。このため、ロー
ル状シートをシート状体引き出し方向へ引き出す
際に、ロール状シートが刃先にあたる危険が多
く、このため、上記ロール状シートが破れてしま
うことがあつた。
また、第三の従来例では切断刃を一方の側壁部
に取り付け、この一方の側壁部に沿つて上方に刃
先を突出させて取り付けている。このため、引き
出したシート状体を切断した時に、ロール側に残
つたシート状体が箱本体の中に入つてしまい、次
に使おうとする時にシート状体を取り出しにくい
場合がある。また、切断刃がシート状体のシート
状体引き出し方向に直交する向きに突出している
ので、シート状体を引き出す際にシート状体が刃
先に当たつて破れてしまうことがあつた。
本考案は上述野問題点にかんがみ、切断刃によ
り、手やシート状体が傷つく危険性を少なくする
とともに、シート状体を引き出して切断した時に
ロール側に残つたシート状体が箱本体の中に入つ
てしまわないようにすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を解決するために、本考案は次の技術
的手段を有する。すなわち、実施例に対応する添
付図面中の符号を用いて説明すると、前面側側壁
部7、後面側側壁部8、底部9、一方の端側側壁
部17および他方の端側側壁部18によつて、そ
の上面が開口している横長の箱型形状に形成され
た箱本体5と、上記後面側側壁部8に連ねて設け
られている蓋部側片13と、上記蓋部側片13の
両側に設けられた端部補強片15と、上記蓋部側
片13の先端に設けられた先端側片14とにより
構成された外箱6とを有するロール状シート状体
収納箱において、 上記開口面の略半分程度を覆うようにして上記
前面側側壁部7に連ねて設けられ、上記開口面の
残りの部分を引き出し口10として区画する中蓋
11と、 上記中蓋11における前面側側壁部7側の端部
に設けられていて、その刃先が上記中蓋11と平
行な方向であつて、かつ上記箱本体5から外方に
僅かに突出させられている切断刃12とを具備す
るとともに、 上記外箱6は、閉じられた時に上記切断刃12
を被覆して上記切断刃12が外部に露出するのを
防止するように構成されていることを特徴とする
ロール状シート状体収納箱である。
(作用) 本考案は上記技術的手段を有しているので、常
時は切断刃12が外箱6によつて被覆されていて
その刃先が外部に露出することがなく、したがつ
て、上記切断刃12によつて手が損傷されるよう
な不都合が防止される。
また、箱型に形成されている箱本体5の上部開
口面に中蓋11が設けられているので、上記箱本
体5の内部に収容されているシート状体1が外部
に飛び出すのが良好に防止されるとともに、ロー
ル3側に残つたシート状体1が上記中蓋11の上
面に残ることになり、次に使おうとする際にシー
ト状体1を手でつまみ易くなる。
さらに、上記切断刃12の刃先がシート状体1
を引き出す方向Pと平行なので、上記シート状体
1を引き出している最中に切断刃12の刃先がシ
ート状体1に当たることが少なく、上記シート状
体1が引き出している最中に破損する事故が軽減
される。
(実施例) 次に、添付図面に従い本考案のロール状シート
状体収納箱の好適な実施例を詳細する。
第1図から第4図までは本考案の実施例を示し
ている。
図において、3はロールであり芯管2にシート
状体1が巻かれている。この例ではシート状体1
として樹脂で成る薄膜状体のいわゆるラツプを用
いた例を示している。上記シート状体1のその他
の例ではアルミニウム箔や料理用ペーパー等も考
えられる。そして、上記ロール3を収納するため
にロール収納箱4が多く使われる。上記ロール収
納箱4は箱本体5と外蓋6とシート状体1を切断
するための切断刃12とから成る。
上記箱本体5は四方の側壁部と底部9とから成
り、上部開口部に引き出し口10を形成してい
る。この四方の側壁部は後面側側壁部8とこの後
面側側壁部8に対向する側壁部7とロール3の端
側に位置する二つの端側側壁部17,18とから
成る。
以上は従来と同様の部分を述べたが、次に本考
案の特徴とするところを述べる。
上記四方の側壁部のうちの後面側側壁部8に対
向する側壁部を前面側側壁部7とすると、この前
面側側壁部7の上端からこの前面側側壁部7に直
交して引き出し口10に向かつて伸びる中蓋11
を配設する。
そして、この中蓋11の端部に切断刃12を配
設する。上記切断刃12の面はシート状体引き出
し方向Pに沿つて配設するようにして、切断刃1
2の刃先は前面側側壁部7に直角に前面側側壁部
7の面から突出させる。
外蓋6は、引き出し口10及び中蓋11を閉じ
た時に、これらの引き出し口10及び中蓋11の
上部にくる蓋部側片13、及び他方側側壁部7の
上部を覆う先端側片14、並びに上記蓋部側片1
3と先端側片14とを固定して外蓋6全体を補強
するための端部補強片15から成つている。
上記外蓋6は、引き出し口10に対して開閉す
るように後面側側壁部8に連接されている。
なお、本実施例においては、上記中蓋11の上
面にはシート状体1を付着させるためのプラスチ
ツク製シートの止め片16を配設し、この止め片
16にシート状体1が付着することにより、中蓋
11の上面にシート状体1が残り易いようにして
いる。
上記構成によると、シート状体1を使用する際
にはロール収納箱4を手に持つ。この時、底部9
に手を添えるようになるが、切断刃12がロール
収納箱4の上部に配設されているので、上記切断
刃12の刃先が手にあたることがなく、したがつ
て、手に傷を負う危険性が少なくなり、使用する
ときの安全性を向上させることができる。
そして、外蓋6を開けてシート状体1を指でつ
まみ、引き出し口10からシート状体引き出し方
向Pへ引き出す。この時、後面側側壁部7に直交
するように設けられた中蓋11の面に平行に切断
刃12を配設していることにより、シート状体1
を引き出している最中にシート状体1が切断刃1
2の刃先にあたるなどして破れるということを少
なくなる。
このようにして、必要な分だけシート状体1を
引き出したら、その後でロール収納箱4の底部9
の方向である下方向にシート状体1を引つ張るこ
とによつて、シート状体1を切断することができ
る。この時、ロール3側に残つたシート状体1は
止め片16により中蓋11の上面に付着するの
で、次に使用する際に手でつまみ易くなる。
以上のように、本実施例のロール状シート状体
収納箱は、切断刃12により手で傷を負う等の危
険性が少なくなる。また、切断刃12の刃先でシ
ート状体1を破るということが少なくなるので、
上記シート状体1の無駄を省くことができる。更
に、シート状体1を切断した後、次に使用する際
にロール3側のシート状体1を指でつまみ易くす
ることができ、使い易いものとなる。
(考案の効果) 以上詳述した如く本考案は、切断刃の刃先を箱
本体から突出させて取り付けているが、常時は上
記切断刃が外箱によつて被覆されていてその刃先
が外部に露出しないようにしているので、保管時
や持ち運び時に上記切断刃12によつて手が損傷
されるような不都合がなく、安全に使用すること
ができる。
また、箱型に形成されている箱本体の上部開口
面に中蓋を設けたので、使用している時に上記箱
本体の内部に収容されているシート状体が外部に
飛び出すのを良好に防止することができ、上記シ
ート状体の吹き出しを良好に行うことができる。
また、ロール側に残つたシート状体が上記中蓋の
上面に残るので、次に使う際に上記シート状体を
手でつまみ易くなり、使い勝手を大幅に向上さつ
せることができる。
さらに、上記切断刃の刃先が上記シート状体を
引き出す方向と平行なので、上記シート状体を引
き出している最中に上記切断刃の刃先がシート状
体に当たることが少なく、上記シート状体が引き
出している最中に破損する不都合を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、第1図から第4図までは本考案の
実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は第1図
に於いてX方向から見た外蓋を開いた状態の図、
第3図は第1図に於いてX方向から見た外蓋を閉
じた状態の図、第4図は平面図である。また、第
5図から第7図までは従来例を示し、第5図は切
断刃を底部に配設した従来例の図、第6図は切断
刃を外蓋に配設した従来例の図、第7図は切断刃
を一方の側壁部に配設した従来例の図である。 なお、図中、1……シート状体、8……後面側
側壁部、2……芯管、9……底部、3……ロー
ル、10……引き出し口、4……ロール収納箱、
11……中蓋、5……箱本体、12……切断刃、
6……外蓋、13……蓋部側片、7……前面側側
壁部、14……先端側片、15……端部補強片、
16……止め片、17……一方の端側側壁部、1
8……他方の端側側壁部、P……シート状体引き
出し方向、Q……切断方向をそれぞれ示してい
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面側側壁部7、後面側側壁部8、底部9、一
    方の端側側壁部17および他方の端側側壁部18
    によつて、その上面が開口している横長の箱型形
    状に形成された箱本体5と、上記後面側側壁部8
    に連ねて設けられている蓋部側片13と、上記蓋
    部側片13の両側に設けられた端部補強片15
    と、上記蓋部側片13の先端に設けられた先端側
    片14とにより構成された外箱6とを有するロー
    ル状シート状体収納箱において、 上記開口面の略半分程度を覆うようにして上記
    前面側側壁部7に連ねて設けられ、上記開口面の
    残りの部分を引き出し口10として区画する中蓋
    11と、 上記中蓋11における前面側側壁部7側の端部
    に設けられていて、その刃先が上記中蓋11と平
    行な方向であつて、かつ上記箱本体5から外方に
    僅かに突出させられている切断刃12とを具備す
    るとともに、 上記外箱6は、閉じられた時に上記切断刃12
    を被覆して上記切断刃12が外部に露出するのを
    防止するように構成されていることを特徴とする
    ロール状シート状体収納箱。
JP1989116391U 1989-10-03 1989-10-03 Expired - Lifetime JPH0547059Y2 (ja)

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JPH0356524U JPH0356524U (ja) 1991-05-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148123B2 (ja) * 1981-07-31 1986-10-22 Suwa Seikosha Kk

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192223U (ja) * 1982-06-02 1983-12-21 旭化成株式会社 ラツプフイルムの収納箱
JPS6148123U (ja) * 1984-09-05 1986-03-31 玲子 鈴木 食品包装用ラツプフイルム外箱

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JPS6148123B2 (ja) * 1981-07-31 1986-10-22 Suwa Seikosha Kk

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JPH0356524U (ja) 1991-05-30

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