JPH0572725U - ロール巻フイルム類の収容引出装置 - Google Patents

ロール巻フイルム類の収容引出装置

Info

Publication number
JPH0572725U
JPH0572725U JP2193692U JP2193692U JPH0572725U JP H0572725 U JPH0572725 U JP H0572725U JP 2193692 U JP2193692 U JP 2193692U JP 2193692 U JP2193692 U JP 2193692U JP H0572725 U JPH0572725 U JP H0572725U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
roll
opening
wound
box body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2193692U
Other languages
English (en)
Inventor
法幸 宮原
Original Assignee
法幸 宮原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 法幸 宮原 filed Critical 法幸 宮原
Priority to JP2193692U priority Critical patent/JPH0572725U/ja
Publication of JPH0572725U publication Critical patent/JPH0572725U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 引出されたフイルムに皺の発生がなく、フイ
ルムの引出しも容易であるロール巻フイルム類の収容引
出装置を提供することを目的とする。 【構成】 一側面16を開口12した長身の矩形箱本体
14と、この開口12を覆蓋するように同箱本体14の
側端部に連接され、他の側面18をも外部から覆蓋する
ように設けられた蓋体20と、この蓋体20の端部縁に
沿って取付けられたフィルムカッタと、を有し、当該他
の側面18の前記箱体開口縁は、上方へ突出するように
湾曲部を形成してなるロール巻フイルム類の収容引出装
置10から構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品類の包装に利用されるサランラップ(商品名)の様なロール巻 フイルム類の収容引出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭の台所においては、各種食品類をサランラップの様なフイルムに簡 易に包装して冷蔵庫内に保管し、保管中における水分の蒸発、臭いの伝播等を抑 制している。このフイルムはそれぞれロール巻きしたものを厚紙製の蓋付き箱内 に収容し、フイルムの一端を把持して所定長さだけ引出し、その後で箱体の開口 端に付設されたフイルムカッタでカットしながら順次使用しているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、前記ロール巻フイルムを箱体内より引出す時に、フイルムを把 持した位置へとフイルムが集合してフイルムに皺が発生し、品物を包装しにくく 、皺を伸ばすのに手間を要する。 また、フイルムの端部を把持する時に、箱体の開口端に設けたカッタに指先が 触れて負傷する場合も少くない等の問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フイ ルムを引出す時に皺の発生がなく、フイルムの端部の把持も容易で、安全なロー ル巻フイルム類の収容引出装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、一側面を開口12した長身の矩形箱本 体14と、この開口12を覆蓋するように同箱本体14の側端部16に連接され 、他の側面18をも外部から覆蓋するように設けられた蓋体20と、この蓋体2 0の端部縁に沿って取付けられたフイルムカッタ22と、を有し、当該他の側面 18の前記箱体開口12縁は上方へ突出するように湾曲部24を形成して成るロ ール巻フイルム類の収容引出装置10から構成される。 また、前記箱本体14の長手両側面近傍にはロール巻フイルム26類を着脱支 持するための支持部28を有して成ることとしてもよい。 また、前記他の側面18と底面44との連接隅部46には指を挿入してフイル ムを引出すための凹部48が設けられて成ることとしてもよい。
【0006】
【作用】
本考案のロール巻フイルム類の収容引出装置においては、矩形箱本体の一側面 の開口より内部にロール巻フイルムを挿入させ、他の側面の箱体開口縁の湾曲部 にロール巻フイルムの端部を接摺させながら外面へと引出し、蓋体を前記開口か ら他の側面へと覆蓋させる。この状態で蓋体の内面へ引出されているフイルム端 部を把持して所望の長さ引出すもので、フイルムは箱体開口縁の湾曲部に接摺し つつ引出されるためにフイルムに皺がでることなく、各種食品類をスムーズに包 装しながら最後に蓋体の端部縁のフイルムカッタで引出したフイルムをカットす るものである。フイルムの引出しの時にロール巻フイルムが抵抗なく回転できる 様に矩形箱本体の長手両側面近傍に支持部を設けたり、またフイルムの引出が容 易な様に、フイルムの引出側の側面と底面との連接隅部に凹部を設けることが好 ましく、これにより引出されるフイルムの皺の発生を更に防止でき、また引出の 時の安全性を向上できる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施例を説明する。 図1ないし図4には、本考案の実施例に係るロール巻フイルム類の収容引出装 置(以下、『フイルム収容引出装置』と略する)10が示されている。 図において、フイルム収容引出装置10は、紙、プラスチック等を素材とし、 一側面を開口12した長身の矩形箱本体14と、この矩形箱本体14の開口12 を覆蓋する様に同矩形箱本体14の一方側面16の端部に連接され、他方側面1 8をも外部から覆蓋する様に設けられた蓋体20と、この蓋体20の端部縁に沿 って取付けられたフイルムカッタ22とを有している。 前記他方側面18の端部であって、前記矩形箱本体14の開口12の縁部には 、上方へ突出する様に湾曲部24が形成されている。 前記矩形箱本体14内にロール巻フイルム26を挿入し、このロール巻フイル ム26のフイルム端部26aを図3、図4に示す様に箱本体14のフイルム引出 側の他方側面18の外面へと引出したとき、フイルム端部26aは前記湾曲部2 4と接摺しつつ引出されて皺が発生することなく、各種食品類をスムーズに包装 できることとなる。 また、矩形箱本体14の一方側面16の端部に連接された蓋体20は、矩形箱 本体14の開口12から他方側面18までを覆蓋するために、図4に示す様に逆 L型に折曲され、この折曲された蓋体20の端部に略山型状にフイルムカッタ2 2が固定されている。
【0008】 前記ロール巻フイルム26は、矩形箱本体14内にそのまま挿入してもよいが 、フイルム引出のときに箱本体14内面との接摺抵抗が負荷されてスムーズに回 転ができない。従って、前記箱本体14の長手方向の両側面16、18の近傍に 沿ってロール巻フイルム26の支持部28を設置することが好ましい。 図2、図4、図5に示す様に、前記支持部28は、例えば、矩形箱本体14の 一端の閉鎖板30aの内面に突設された軸片32と、この軸片32に一端が嵌着 固定された筒体34と、この筒体34の他端部内に嵌挿固定された軸片36と、 より成り、この軸片36の外面に突起38が突設されている。 この支持部28の筒体34にロール巻フイルム26を挿入支持させるために前 記矩形箱本体14の他端の閉鎖板30bは、同矩形箱本体14の一方側面16に 開閉自在に枢着され、この閉鎖板30bの内面に付設された溝受部39に支持部 28の端部の突起38が着脱自在に支持されている。また、前記閉鎖板30bに はL型状に係止板40が連設され、ロール巻フイルム26の引出し側となる他方 側面18の端部寄り位置に開孔された係止孔42に前記閉鎖板30bの係止板4 0が着脱自在に係止されてされている。これにより矩形箱本体14の端部の閉鎖 板30bを開閉しながら支持部26の筒体34にロール巻フイルム26の装着、 或は詰替えができ、この支持部26に支持されたロール巻フイルム26はフイル ム端部26aの引出しのときに抵抗が負荷されることなく回転され、フイルム端 部26aをスムーズに引出して皺の発生を更に抑制できる。
【0009】 なお、支持部26は上記実施例に限定されることなく、例えば両閉鎖板30a 、30bの内面に縦溝を設け、この縦溝にロール巻フイルム26を装着させた支 持部材の端部軸片を着脱係着させる構成等を用いてもよい。 更に、フイルム端部26aの引出が容易にできる様に、図2、図4に示す様に 箱本体14の他方側面18と底面44との連接隅部46の略中央位置に凹部48 を凹設することが好ましい。これにより、凹部48内に指を挿入して蓋体20の 内面に接摺しているフイルム端部26aを容易に引出しできることとなる。
【0010】 本考案のフイルム収容引出装置10においては、一方の閉鎖板30bの係止板 40を他方側面18の係止孔42より脱係して閉鎖板30bを開口させ、支持部 28の筒体34にサランラップの様なロール巻フイルム26を嵌挿支持させた後 で開口している閉鎖板30bを閉着させ、係止板40を他方側面18の係止孔4 2に係止させる。更に蓋体20を上方へと開口してロール巻フイルム26の端部 を他方側面18の下端まで引出して蓋体20を閉蓋する。 この状態で各種食品類をフイルム包装するときには、片手で矩形箱本体14を 把持しながら他方側面18と底面44との連接隅部44に設けた凹部48内に他 方の手先の指を挿入して蓋体20の内面へ引出されているフイルム端部26aを 外部へと引出し、所定の長さ位置で蓋体20に設けたフイルムカッタ22でフイ ルムをカットしながら順次包装するものであり、凹部48に指を挿入してフイル ム端部26aの引出しを容易にできてカッタによる指先の負傷もなく、引出中の フイルムは箱本体14の他方側面18の上端の湾曲部24と接摺しながら引出さ れるためフイルム面に皺の発生がなく食品類をスムーズに包装できることとなる 。 また、ロール巻フイルム26の残部がなくなったら矩形箱本体14の一方の閉 鎖板30bを開口してフイルム芯を取外し、新らしいロール巻フイルム26を支 持部28に装着し、フイルム収容引出装置10を反復使用しながら経費を節約で きる。 なお、実施例においては、サランラップの様なロール巻フイルムの収容引出し について説明しているが、これのみに限定されることなく、ロール巻きされたア ルミホイル(商品名)も矩形箱本体14内の支持部28に支持させながら同様な 効果を奏し得るものである。
【0011】
【考案の効果】
以上、説明した様に請求項1に係るロール巻フイルム類の収容引出装置によれ ば、一側面を開口した長身の矩形箱本体と、この開口を覆蓋するように同箱本体 の側端部に連接され、他の側面をも外部から覆蓋するように設けられた蓋体と、 この蓋体の端部縁に沿って取付けられたフイルムカッタと、を有し、当該他の側 面の前記箱体開口縁は上方へ突出するように湾曲部を形成してなることにより、 ロール巻フイルム類を引出す時にフイルムに皺の発生がなく、スムーズにフイル ム包装ができる。 また、請求項2によれば、前記箱本体の長手両側面近傍にはロール巻フイルム 類を着脱支持するための支持部を有して成ることにより、フイルムの引出しのと きに負荷抵抗が加わることなく、引き出したフイルムに皺の発生がない。 また、請求項3によれば、前記他の側面と底面との連接隅部には指を挿入して フイルムを引出すための凹部が設けられて成ることにより、フイルムの引き出し が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るロール巻フイルム類の収
容引出装置の蓋体を上方へ開口させた状態を示した正面
図である。
【図2】ロール巻フイルム類の収容引出装置の矩形箱本
体を示した平面図である。
【図3】フイルム端部を下方へと引出したロール巻フイ
ルム類の収容引出装置の正面図である。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】図1のB−B線一部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ロール巻フイルム類の収容引出装置 12 開口 14 矩形箱本体 16 一方側面 18 他方側面 20 蓋体 22 フイルムカッタ 24 湾曲部 26 ロール巻フイルム 28 支持部 48 凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面を開口した長身の矩形箱本体と、
    この開口を覆蓋するように同箱本体の側端部に連接さ
    れ、他の側面をも外部から覆蓋するように設けられた蓋
    体と、この蓋体の端部縁に沿って取付けられたフイルム
    カッタと、を有し、 当該他の側面の前記箱体開口縁は上方へ突出するように
    湾曲部を形成して成るロール巻フイルム類の収容引出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記箱本体の長手両側面近傍にはロール
    巻フイルム類を着脱支持するための支持部を有して成る
    請求項1記載のロール巻フイルム類の収容引出装置。
  3. 【請求項3】 前記他の側面と底面との連接隅部には指
    を挿入してフイルムを引出すための凹部が設けられて成
    る請求項1記載のロール巻フイルム類の収容引出装置。
JP2193692U 1992-03-11 1992-03-11 ロール巻フイルム類の収容引出装置 Pending JPH0572725U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2193692U JPH0572725U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ロール巻フイルム類の収容引出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2193692U JPH0572725U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ロール巻フイルム類の収容引出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0572725U true JPH0572725U (ja) 1993-10-05

Family

ID=12068936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2193692U Pending JPH0572725U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 ロール巻フイルム類の収容引出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0572725U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7922036B2 (en) Container for dispensing wipes
US20070215632A1 (en) Aperture for dispensing wipes
WO1999029602A1 (en) Method and apparatus for a tissue dispenser shaped to fit in a cupholder
WO1994008864A1 (en) Collapsible reusable bag with integral handles
US4645107A (en) Sheet material dispenser
US7854346B2 (en) Container for dispensing wipes
JPH0572725U (ja) ロール巻フイルム類の収容引出装置
US20130153453A1 (en) Portable document container
JPH0547059Y2 (ja)
JP3010561U (ja) 包装用フィルムの収納容器
JP2811299B2 (ja) おむつ用品収納バスケット
JP3229278U (ja) 衛生用紙容器ホルダー
JP4081382B2 (ja) ラップのカッティングホルダ
JPS5840043Y2 (ja) ぬれナプキン入り容器
JPH092461A (ja) ラップフィルム等の取り出し容器
JP2009269642A (ja) ラップフィルムロール体収容容器
JPS6219274Y2 (ja)
KR20100001463A (ko) 비닐봉투 보관 케이스
JPH061230U (ja) 食品包装用ラップフイルム
JPH0345675Y2 (ja)
JPS594949Y2 (ja) 包装箱
JP3043729U (ja) 小物商品収納箱
JPS6122853Y2 (ja)
JPS6018344Y2 (ja) 乾電池包装箱
JPH0681984U (ja) テッシュペーパー収納ケース