JPS6237349A - 燐酸塩化成処理に優れたスチ−ルコ−ド用線材 - Google Patents
燐酸塩化成処理に優れたスチ−ルコ−ド用線材Info
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- JPS6237349A JPS6237349A JP17734185A JP17734185A JPS6237349A JP S6237349 A JPS6237349 A JP S6237349A JP 17734185 A JP17734185 A JP 17734185A JP 17734185 A JP17734185 A JP 17734185A JP S6237349 A JPS6237349 A JP S6237349A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用線材
に関し、さらに詳しくは、燐酸塩結晶被膜の付着むらを
防止することができる燐酸塩化成処理に優れたスチール
コード用線材に関する。
に関し、さらに詳しくは、燐酸塩結晶被膜の付着むらを
防止することができる燐酸塩化成処理に優れたスチール
コード用線材に関する。
[従来技術1
従来のスチールコード用線材は、Co、70〜0.73
wt%、Si 0019〜0.22u+L%、Mn 0
.54〜0.58wt%、P 0.O15〜0.020
iut%、S 0.003〜0.004wt%、Al
< 0.002wt%、残部Feよりなる鋼、また、C
0.80〜0.83wt%、S i 0.19〜0.2
ht%、Mn0.45〜0.50wt%、P 0.01
5〜0.020wt%、80.003〜0.004wt
%、Al < 0.002111t%、残部Feよりな
る鋼のφ5,0〜φ6.4mmの線材であり、繰り返し
伸線を行なって最終的にφ0.175〜φ0.38mm
のスチールコードとするのである。
wt%、Si 0019〜0.22u+L%、Mn 0
.54〜0.58wt%、P 0.O15〜0.020
iut%、S 0.003〜0.004wt%、Al
< 0.002wt%、残部Feよりなる鋼、また、C
0.80〜0.83wt%、S i 0.19〜0.2
ht%、Mn0.45〜0.50wt%、P 0.01
5〜0.020wt%、80.003〜0.004wt
%、Al < 0.002111t%、残部Feよりな
る鋼のφ5,0〜φ6.4mmの線材であり、繰り返し
伸線を行なって最終的にφ0.175〜φ0.38mm
のスチールコードとするのである。
こ゛の際の伸線において、線材に付着する潤滑剤の量が
多ければ多い程伸線が円滑に行なわれるので、線材表面
にはある程度凹凸が必要となる。そのため、伸線前の圧
延ま主の段階で燐酸塩化成処理を施して燐酸塩結晶被膜
を付着させて凹凸の表面としている。
多ければ多い程伸線が円滑に行なわれるので、線材表面
にはある程度凹凸が必要となる。そのため、伸線前の圧
延ま主の段階で燐酸塩化成処理を施して燐酸塩結晶被膜
を付着させて凹凸の表面としている。
しかし、この燐酸塩結晶被膜に付着むらのないことが必
須であり、そして、この燐酸塩化成処理はコイル状の線
材な酸洗浴に浸漬し、脱スケール後、燐酸塩浴に浸漬す
る方法である。
須であり、そして、この燐酸塩化成処理はコイル状の線
材な酸洗浴に浸漬し、脱スケール後、燐酸塩浴に浸漬す
る方法である。
そして、燐酸塩結晶被膜の付着むら防止のために酸洗浴
、燐酸塩浴を最適条件にコントロールしているか5、い
ままでのスチールコード用線材では操業時の気候等が燐
酸塩処理条件に影響をおよぼし付着むらは未だ解決して
いない。
、燐酸塩浴を最適条件にコントロールしているか5、い
ままでのスチールコード用線材では操業時の気候等が燐
酸塩処理条件に影響をおよぼし付着むらは未だ解決して
いない。
[発明が解決しようとする問題点1
本発明は上記に説明したように、従来におけるスチール
コードの燐酸塩結晶被膜の付着むらに鑑みなされたちの
であり、燐酸塩化成処理条件の煩雑なコントロールを行
なう必要がなく、スチールコード用線材の含有成分の含
有量を調整することにより、通常の燐酸塩化成処理を行
なうことによって、スチールコード用線材表面に燐酸塩
結晶の付着むらを無くすることができる燐酸塩化成処理
に優れたスチールコード用線材を提供するものであ[問
題点を解決するための手段1 本発明に係る燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用
線材の特徴とするところは、 (1) C0.60〜1.00wt%、S i 0.0
5〜0.50uj%、Mn 0.20〜o、90wt%
、S < 0.04a+t%、Al < 0.0Oh
j%、P < 0.010wt%、Sb 0.0020
〜o、0050wt%を含有し、残部Feおよび不可避
不純物からなることを特徴とする燐酸塩化成処理に優れ
たスチールコード用線材を第1の発明とし、 (2) C0.60〜1,00wt%、Sin、05〜
0.50田t%、Mn 0.20〜0.90u+j%、
S < 0.04wt%、Al < 0.002wt%
、P < 0.010wt%、As+Sb 00004
0〜o、0100wt%を含有し、残部Feおよび不可
避不純物からなることを特徴とする燐酸塩化成処理に優
れたスチールコード用線材を第2の発明とする2つの発
明よりなるものである。
コードの燐酸塩結晶被膜の付着むらに鑑みなされたちの
であり、燐酸塩化成処理条件の煩雑なコントロールを行
なう必要がなく、スチールコード用線材の含有成分の含
有量を調整することにより、通常の燐酸塩化成処理を行
なうことによって、スチールコード用線材表面に燐酸塩
結晶の付着むらを無くすることができる燐酸塩化成処理
に優れたスチールコード用線材を提供するものであ[問
題点を解決するための手段1 本発明に係る燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用
線材の特徴とするところは、 (1) C0.60〜1.00wt%、S i 0.0
5〜0.50uj%、Mn 0.20〜o、90wt%
、S < 0.04a+t%、Al < 0.0Oh
j%、P < 0.010wt%、Sb 0.0020
〜o、0050wt%を含有し、残部Feおよび不可避
不純物からなることを特徴とする燐酸塩化成処理に優れ
たスチールコード用線材を第1の発明とし、 (2) C0.60〜1,00wt%、Sin、05〜
0.50田t%、Mn 0.20〜0.90u+j%、
S < 0.04wt%、Al < 0.002wt%
、P < 0.010wt%、As+Sb 00004
0〜o、0100wt%を含有し、残部Feおよび不可
避不純物からなることを特徴とする燐酸塩化成処理に優
れたスチールコード用線材を第2の発明とする2つの発
明よりなるものである。
本発明に係る燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用
線材について以下詳細に説明する。
線材について以下詳細に説明する。
先ず、本発明に係る燐酸塩化成処理に優れたスチールコ
ード用線材の含有成分および成分割合について説明する
。
ード用線材の含有成分および成分割合について説明する
。
Cは直径0.5u以下の極細線において250kg/l
l1m2以上の強度を保有させるためには、C含有量が
0.60wt%未満では難かしく、C含有量が高くなる
程高強度が得られるが、1.OOwt%を越えて含有さ
れると線材の最終湿式伸線時および得られた極細線の撚
り線時に溶接部やC偏析部で断線が発生し易くなり、ま
た、熱間圧延、調整冷却後の線材や極細線への伸線およ
びその撚り線時に熱処理後の初析セメンタイトが発生し
、その後の伸線性を著しく劣化させ伸線や加工時に断線
を引き起すようになる。よって、C含有量は0.60〜
1.0011It%とする。
l1m2以上の強度を保有させるためには、C含有量が
0.60wt%未満では難かしく、C含有量が高くなる
程高強度が得られるが、1.OOwt%を越えて含有さ
れると線材の最終湿式伸線時および得られた極細線の撚
り線時に溶接部やC偏析部で断線が発生し易くなり、ま
た、熱間圧延、調整冷却後の線材や極細線への伸線およ
びその撚り線時に熱処理後の初析セメンタイトが発生し
、その後の伸線性を著しく劣化させ伸線や加工時に断線
を引き起すようになる。よって、C含有量は0.60〜
1.0011It%とする。
Siは鋼の脱酸のために必要な元素であり、含有量が0
.05wt%未満ではあまりに少なく脱酸効果が不充分
であり、また、充分な脱酸を行なうため1こはJIS硬
鋼線材或い1土ピアノ線ネオ(こ規定されているSi含
有量或いはそれ以上のSi含有量は必要であるが、0.
50wt%を越えて多量に含有されると極細線およびス
チールコードの靭性、延性を低化させるだけでなく、ス
チールコード製造中に行なわれる溶接作業におけるワイ
ヤの溶接性が悪くなり、伸線時および撚り線時の断線頻
度が増えるので好ましくない。よって、Si含有量は0
.OS〜0.50田t%とする。
.05wt%未満ではあまりに少なく脱酸効果が不充分
であり、また、充分な脱酸を行なうため1こはJIS硬
鋼線材或い1土ピアノ線ネオ(こ規定されているSi含
有量或いはそれ以上のSi含有量は必要であるが、0.
50wt%を越えて多量に含有されると極細線およびス
チールコードの靭性、延性を低化させるだけでなく、ス
チールコード製造中に行なわれる溶接作業におけるワイ
ヤの溶接性が悪くなり、伸線時および撚り線時の断線頻
度が増えるので好ましくない。よって、Si含有量は0
.OS〜0.50田t%とする。
Mnは伸線加工において最も重要なパーライト組織を微
細化するのに不可欠な元素であり、また、Mnは焼入れ
性を向上させる元素であるため制御圧延の段階で適冷組
織を発生させ、靭性、延性を低下させる。従って、Mn
含有量は0.20〜0.901JIL%の範囲とする。
細化するのに不可欠な元素であり、また、Mnは焼入れ
性を向上させる元素であるため制御圧延の段階で適冷組
織を発生させ、靭性、延性を低下させる。従って、Mn
含有量は0.20〜0.901JIL%の範囲とする。
Pは撚り線工程における破断を防止するには、その原因
となる伸線加工時の引き抜き圧力を低下させて伸線時に
おけるミクロンクラックの進展を抑制することは重要で
あり、主た、P含有量を低減して線材の靭性、延性を向
上させることも重要であり、特に、燐酸塩化成処理性を
向上させるために含有量をP<07010+IIt%に
規制している。
となる伸線加工時の引き抜き圧力を低下させて伸線時に
おけるミクロンクラックの進展を抑制することは重要で
あり、主た、P含有量を低減して線材の靭性、延性を向
上させることも重要であり、特に、燐酸塩化成処理性を
向上させるために含有量をP<07010+IIt%に
規制している。
また、線材の燐酸塩化成処理性の被膜むらの一因は、酸
洗浴における酸洗によるオーバービックリングであり、
スチールコード線材は酸洗によって表面の圧延スケール
を化学的に剥離されると表面が活性化され、燐酸塩浴に
浸漬されて処理されるが、線材にP等の鋼の腐蝕速度を
速める元素が含有されていると、酸洗で圧延スケールが
剥離された時に既にオーバービックリングの表面状態と
なり燐酸塩結晶の被膜むらが発生する。従って、酸によ
る腐蝕を速めるP含有量を0.010未満として、オー
バービックリングに起因する燐酸塩結晶の被膜むらを防
止するのである。
洗浴における酸洗によるオーバービックリングであり、
スチールコード線材は酸洗によって表面の圧延スケール
を化学的に剥離されると表面が活性化され、燐酸塩浴に
浸漬されて処理されるが、線材にP等の鋼の腐蝕速度を
速める元素が含有されていると、酸洗で圧延スケールが
剥離された時に既にオーバービックリングの表面状態と
なり燐酸塩結晶の被膜むらが発生する。従って、酸によ
る腐蝕を速めるP含有量を0.010未満として、オー
バービックリングに起因する燐酸塩結晶の被膜むらを防
止するのである。
Si、tPと同様に線材の靭性、延性を低下させる元素
であり、含有量は0.04u1%以下とする。
であり、含有量は0.04u1%以下とする。
A1はスチールコード製造に際して発生する断線の重要
な原因となるAl2O5、M g O−A I 203
等を主成分とする非延性介在物を生成する元素であり、
この非延性介在物による断線を避けるため、また、これ
ら非延性介在物は最終湿式伸線工程におけるダイス寿命
に有害な影響を与えるめ、さらに、スチールコードおよ
び素線の疲労特性をも悪化させるため、線材中のA1含
有量は0.002wt%以下とする。
な原因となるAl2O5、M g O−A I 203
等を主成分とする非延性介在物を生成する元素であり、
この非延性介在物による断線を避けるため、また、これ
ら非延性介在物は最終湿式伸線工程におけるダイス寿命
に有害な影響を与えるめ、さらに、スチールコードおよ
び素線の疲労特性をも悪化させるため、線材中のA1含
有量は0.002wt%以下とする。
sbは酸洗におけるオーバービックリングを抑制して、
付着むらを防止する元素であり、含有量が0.0020
wt%未満ではこのような効果な少なく、また、0.0
050wt%を越えると偏析により組織の脆化を引軌し
て伸線加工性を劣化させる。よって、sb含有量は0.
0020〜0.0050ut%とする。
付着むらを防止する元素であり、含有量が0.0020
wt%未満ではこのような効果な少なく、また、0.0
050wt%を越えると偏析により組織の脆化を引軌し
て伸線加工性を劣化させる。よって、sb含有量は0.
0020〜0.0050ut%とする。
さらに、Sl)を含有する線材にAsが共存する場合も
、酸洗におけるオーバービックリングを抑制して付着ム
ラを防止するが、As+Sb含有量か′0.0040w
t%未満ではこのような効果は少なく、また、0.01
00wt%を越えると偏析により品質の不均一の恐れが
あるので好ましくない。よって、As+sb含有量は0
.0040〜0.0100wt%とする。
、酸洗におけるオーバービックリングを抑制して付着ム
ラを防止するが、As+Sb含有量か′0.0040w
t%未満ではこのような効果は少なく、また、0.01
00wt%を越えると偏析により品質の不均一の恐れが
あるので好ましくない。よって、As+sb含有量は0
.0040〜0.0100wt%とする。
次に、第1表に示す含有成分および成分割合の鋼におい
て、P含有量が< 0.010wt%、また、P含有量
が ≧0.010wt%の場合においで、sb含有量の
変化による燐酸塩結晶の被膜付着の評価を第1図に示す
。この第1図におり)て、評価点4以上が優れたもので
ある。第1図において、○はP含有量< 0.010w
t%、・はP含有量≧0.010社%を示している。
て、P含有量が< 0.010wt%、また、P含有量
が ≧0.010wt%の場合においで、sb含有量の
変化による燐酸塩結晶の被膜付着の評価を第1図に示す
。この第1図におり)て、評価点4以上が優れたもので
ある。第1図において、○はP含有量< 0.010w
t%、・はP含有量≧0.010社%を示している。
この第1図から、P含有量が< 0.010wt%で、
5bts量が> 0.0020社%において燐酸塩結晶
の被膜付着は優れていることがわかる。
5bts量が> 0.0020社%において燐酸塩結晶
の被膜付着は優れていることがわかる。
また、P含有量とsb含有量との関係について第2図に
示すが、斜線で示すP含有量< 0.010wt%以下
で、sb含有量が0.0020−0.0050IIlt
%(第2図ではppn+で示す。)の範囲が燐酸塩結晶
被膜のむらのない好適な範囲であり、領域Aで示す部分
は燐酸塩化成処理性が劣っているところであり、また、
領域Bで示す部分はsbが偏析するところであり、共に
不適当な範囲である。
示すが、斜線で示すP含有量< 0.010wt%以下
で、sb含有量が0.0020−0.0050IIlt
%(第2図ではppn+で示す。)の範囲が燐酸塩結晶
被膜のむらのない好適な範囲であり、領域Aで示す部分
は燐酸塩化成処理性が劣っているところであり、また、
領域Bで示す部分はsbが偏析するところであり、共に
不適当な範囲である。
次に、第2表に示す含有成分および成分割合の鋼におい
て、P含有量が< o、oio帆%の場合において、A
s+Sl)含有量の変化による燐酸塩結晶の被膜付着の
評価を第3図に示す。この第3図において、評価点4以
上が優れたものである。第3図における○はP含有量<
0.0IOwt%のものである。
て、P含有量が< o、oio帆%の場合において、A
s+Sl)含有量の変化による燐酸塩結晶の被膜付着の
評価を第3図に示す。この第3図において、評価点4以
上が優れたものである。第3図における○はP含有量<
0.0IOwt%のものである。
この第3図か呟P含有量が< 0.010社%で、As
+Sb含有量が> 0.0040wt%において燐酸塩
結晶の被膜付着は優れていることがわかる。
+Sb含有量が> 0.0040wt%において燐酸塩
結晶の被膜付着は優れていることがわかる。
また、P含有量とAs+Sb含有量との関係について第
4図に示すが、斜線で示すP含有量< 0.010 l
llt%で、As+Sb含有量が0.0040−0.0
100wt%(第4図ではppmで示す。)の範囲が燐
酸塩結晶被膜のむらのない好適な範囲であり、領域Aで
示す部分は燐酸塩化成処理性が劣っているところであり
、また、領域Bで示す部分はAs+sbが偏析するとこ
ろであり、共に不適当な範囲である。
4図に示すが、斜線で示すP含有量< 0.010 l
llt%で、As+Sb含有量が0.0040−0.0
100wt%(第4図ではppmで示す。)の範囲が燐
酸塩結晶被膜のむらのない好適な範囲であり、領域Aで
示す部分は燐酸塩化成処理性が劣っているところであり
、また、領域Bで示す部分はAs+sbが偏析するとこ
ろであり、共に不適当な範囲である。
[発明の効果1
以上説明したように、本発明に係る燐酸塩化成処理に優
れたスチールコード用線材は上記の構成を有しているも
のであるから、P含有量を極力低く抑制し、かつ、sb
含有量およびAs+Sb含有量を特定することによって
、燐酸塩結晶被膜むらのない優れた燐酸塩化成処理性を
有するという効果がある。
れたスチールコード用線材は上記の構成を有しているも
のであるから、P含有量を極力低く抑制し、かつ、sb
含有量およびAs+Sb含有量を特定することによって
、燐酸塩結晶被膜むらのない優れた燐酸塩化成処理性を
有するという効果がある。
第1図はsb含有量と燐酸塩被膜付着評点との関係を示
す図、第2図はsb含有量とP含有量との関係を示す図
、第3図はAs十Sb含有量と燐酸塩被膜付着評点との
関係を示す図、第4図はAs十sb含有量とP含有量と
の関係を示すである。 f1図 Sb餉4〔?門〕 牙2図 βbυ4〔ぴ−っ
す図、第2図はsb含有量とP含有量との関係を示す図
、第3図はAs十Sb含有量と燐酸塩被膜付着評点との
関係を示す図、第4図はAs十sb含有量とP含有量と
の関係を示すである。 f1図 Sb餉4〔?門〕 牙2図 βbυ4〔ぴ−っ
Claims (2)
- (1)C0.60〜1.00wt%、Si0.05〜0
.50wt%、Mn0.20〜0.90wt%、S<0
.04wt%、Al<0.002wt%、P<0.01
0wt%、Sb0.0020〜0.0050wt% を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなることを
特徴とする燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用線
材。 - (2)C0.60〜1.00wt%、Si0.05〜0
.50wt%、Mn0.20〜0.90wt%、S<0
.04wt%、Al<0.002wt% P<0.01
0wt%、As+Sb0.0040〜0.0100wt
%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなること
を特徴とする燐酸塩化成処理に優れたスチールコード用
線材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17734185A JPS6237349A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 燐酸塩化成処理に優れたスチ−ルコ−ド用線材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17734185A JPS6237349A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 燐酸塩化成処理に優れたスチ−ルコ−ド用線材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237349A true JPS6237349A (ja) | 1987-02-18 |
JPH0465894B2 JPH0465894B2 (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=16029269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17734185A Granted JPS6237349A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 燐酸塩化成処理に優れたスチ−ルコ−ド用線材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237349A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2708614A2 (en) * | 2011-05-13 | 2014-03-19 | Posco | Wire rod having good superior surface properties, high strength, and high toughness, and a method for manufacturing same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58100622A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-15 | Nippon Steel Corp | 化成処理性のすぐれたシリコン−マンガン系高強度鋼板の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17734185A patent/JPS6237349A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58100622A (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-15 | Nippon Steel Corp | 化成処理性のすぐれたシリコン−マンガン系高強度鋼板の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2708614A2 (en) * | 2011-05-13 | 2014-03-19 | Posco | Wire rod having good superior surface properties, high strength, and high toughness, and a method for manufacturing same |
EP2708614A4 (en) * | 2011-05-13 | 2015-02-25 | Posco | DRAFT WIRE HAVING GOOD SUPERIOR SURFACE PROPERTIES, HIGH MECHANICAL STRENGTH, AND HIGH TENACITY, AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465894B2 (ja) | 1992-10-21 |
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