JPS6237056Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6237056Y2
JPS6237056Y2 JP1983024423U JP2442383U JPS6237056Y2 JP S6237056 Y2 JPS6237056 Y2 JP S6237056Y2 JP 1983024423 U JP1983024423 U JP 1983024423U JP 2442383 U JP2442383 U JP 2442383U JP S6237056 Y2 JPS6237056 Y2 JP S6237056Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
heat exchanger
edge
drain
Prior art date
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JP1983024423U
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JPS59132019U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機に関する。
例えば、公知の天井吊型空調機においては、第
1図縦断面図および第2図横断面図に示すよう
に、冷房運転時は、送風機3により吸入グリル7
を経て吸い込まれた室内空気は空気熱交換器2を
通過することにより、冷却されるとゝもに除湿さ
れて吐出グリル78より吐出されるのであるが、
その際、空気中の水分は空気熱交換器2の表面に
沿つて流れて露受4上に落下し、排水管右5又は
排水管左6により空調機外に排水される。
排水管右5および排水管左6は、その両方が使
用されるのはなく、据付工事の容易ないずれか一
方が使用され、天井吊型空調機は据付位置が室内
上部に位置している関係上、露受4より水洩れを
生ずると、家具、調度品、床等を濡らすので、そ
の据付は細心の注意を払つて施工される。
しかしながら、例えば、第3図正面図に示すよ
うに、排水管右5より排水すべく据付工事がされ
た場合に、空調機の左側の方が若干低く据えつけ
られるときは、露受4より水洩れを生ずる惧れが
あり、この水洩れを生ずる限界は、下記の関係式
で示すように、α゜以上左側の方が低く据付られ
た場合となる。
α゜=tan-1/l たゞし、 α゜:水洩れを生ずる限界の空調機据付傾斜角度 h1:露受4の縁の高さ寸法 l:露受4の正面方向の長さ寸法 逆に排水管左6より排水すべく据付工事がされ
た場合に、空調機の右がα゜以上低く据付けられ
たときも、同様に、露受4より水洩を生ずる。
したがつて、据付のいかんにかゝわらず、水洩
れの生じ難い空調機とするには、露受4の縁の高
さ寸法h1を大きくすることであるが、h1を大きく
すると、第1図の空気熱交換器2を通過した空気
が通る通路の高さ寸法Hが小さくなり、Hが小さ
くなると、通過する空気の流路抵抗が大きくな
り、送風機3の回転数が上昇し、送風機3を駆動
するための所要動力が増大するとゝもに、騒音も
高くなる。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、水洩れを防止する空気調和機を提供するこ
とを目的とし、送風機により送られた空気を空気
熱交換器を流過して吹出すとゝもに、上記空気熱
交換器から滴下するドレンを下方に設けた露受の
左右端よりそれぞれ排水管を経て外部に排出する
ようにした空気調和機において、上記露受の縁を
中央部が左右両端よりも若干低い谷型としたこと
を特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第4図はその露受を示す正面図、第5図は第4図
の前縁形状を定める要領を示す説明図、第6図は
その斜視図である。
上図において、第1〜3図と同一の記号はそれ
ぞれ第1〜3図と同一の部材、寸度を示し、4a
は本考案に係る露受である。
まず、第4図において、露受4aの正面長手方
向の縁の高さを、左右両端はh1中央部はh2とし、
h2はh1より小さくし、h2は、下記の要領でこれを
定める。
すなわち、第5図に示すように、露受4aの左
端上面と右端下面を結ぶ線をBとし、右端上面と
左端下面を結ぶ線をCとし、BとCの交点を
A″とし、A″の下面よりの高さ寸法をh3としたと
きに、露受4aの正面中央部の縁の高さh2は、第
5図のh3以上の高さ以上つまりh2≧h3となるよう
にする。
このようにして、露受4aの正面の前縁の形状
は中央部A′と左右上面とを結んだ中央部の若干
低い谷型形状とする。
このような構造の露受にすれば、下記の効果が
奏せられる。
(1) 従来のものと露受の縁の高さ寸法h1を同一と
した場合は、水洩れを生ずる限界の空調機据付
角度α゜は同一であるが、空気熱交換器2を通
過した空気が通る流路面積が、下記式に示すよ
うに、S面積分大きくなる。
S=1/2×l×(h1−h2) 流路面積が大きくなるので、送風機3の回転
数が低下し、送風機駆動所要動力が減少し、騒
音が低くなる。
(2) 従来のものと空気熱交換器2を通過した空気
が通る流路面積を同一とした場合は、送風機3
の回転数は同一となり、送風機駆動所要動力お
よび騒音は従来と同一であるが、従来より露受
4aの縁の高さh1を大きくすることができるの
で、水洩れを生ずる限界の空調機据付角度α゜
は大きくなり、従来より水洩れが生じ難くな
る。
要するに本考案によれば、送風機により送られ
た空気を空気熱交換器を流過して吹出すととも
に、上記空気熱交換器から滴下するドレンを下方
に設けた露受の左右端よりそれぞれ排水管を経て
外部に排出するようにした空気調和機において、
上記露受の縁を中央部が左右両端よりも若干低い
谷型としたことにより、高性能の空気調和機を得
るから、本考案は産業上極めて有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の天井吊型空調機を示す縦断面
図、第2図は第1図の横断面図、第3図は第2図
において空調機の左右が若干傾いて据付けられた
場合を示す同じく横断面図、第4図は本考案に係
る露受を示す正面図、第5図は第4図の前縁形状
を定める要領を示す説明図、第6図は第4図の斜
視図である。 4a……露受、5……排水管右、6……排水管
左。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機により送られた空気を空気熱交換器を流
    過して吹出すとゝもに、上記空気熱交換器から滴
    下するドレンを下方に設けた露受の左右端よりそ
    れぞれ排水管を経て外部に排出するようにした空
    気調和機において、上記露受の縁を中央部が左右
    両端よりも若干低い谷型としたことを特徴とする
    空気調和機。
JP1983024423U 1983-02-23 1983-02-23 空気調和機 Granted JPS59132019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983024423U JPS59132019U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 空気調和機

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JP1983024423U JPS59132019U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPS59132019U JPS59132019U (ja) 1984-09-04
JPS6237056Y2 true JPS6237056Y2 (ja) 1987-09-21

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ID=30155465

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JP1983024423U Granted JPS59132019U (ja) 1983-02-23 1983-02-23 空気調和機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017022024A1 (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
WO2022091279A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 三菱電機株式会社 天井埋込型空気調和機の室内機

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Publication number Publication date
JPS59132019U (ja) 1984-09-04

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