JPS6237031A - 回転電機巻線 - Google Patents
回転電機巻線Info
- Publication number
- JPS6237031A JPS6237031A JP17181285A JP17181285A JPS6237031A JP S6237031 A JPS6237031 A JP S6237031A JP 17181285 A JP17181285 A JP 17181285A JP 17181285 A JP17181285 A JP 17181285A JP S6237031 A JPS6237031 A JP S6237031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mica tape
- winding
- electric machine
- life
- rotary electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は主に高電圧にて使用される回転電機巻線の絶縁
構成に関するものである。
構成に関するものである。
(発明の技術的背景とその問題点)
高電圧の回転電機巻線は従来、第4図のようにコイル導
体(υの全長に対してマイカテープ■の連続重ね巻きに
よる主絶縁層■を形成した後、熱硬化性樹脂を含浸して
製作されていた。
体(υの全長に対してマイカテープ■の連続重ね巻きに
よる主絶縁層■を形成した後、熱硬化性樹脂を含浸して
製作されていた。
最近の高電圧回転電機では小形化、縮小化のため、絶縁
厚さが低減される傾向にあり、これは結果的に課電寿命
を短くする。巻線絶縁の寿命はまた上記マイカテープの
幅に依存し、マイカテープの幅が広くなるほど課電寿命
が長くなる(例えば、三井他:電気学会全国人会予稿、
No、 251 、昭56)。
厚さが低減される傾向にあり、これは結果的に課電寿命
を短くする。巻線絶縁の寿命はまた上記マイカテープの
幅に依存し、マイカテープの幅が広くなるほど課電寿命
が長くなる(例えば、三井他:電気学会全国人会予稿、
No、 251 、昭56)。
しかし、幅の広いテープによる方法の問題として含浸樹
脂がコイル導体に到るパスが長くなるため、絶縁巻回数
の多い高電圧巻線では含浸が¥′11シくなるという欠
点があった。
脂がコイル導体に到るパスが長くなるため、絶縁巻回数
の多い高電圧巻線では含浸が¥′11シくなるという欠
点があった。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであり、樹
脂含浸が容易で、且つ課電寿命の長い回転電機巻線の提
供を目的とする。
脂含浸が容易で、且つ課電寿命の長い回転電機巻線の提
供を目的とする。
本発明においてはコイル直線部の最内層に幅の広いマイ
カテープを少なくとも1回重ね巻きし、その上にこれよ
り幅の狭いマイカテープを重ね巻きすることによって最
内層を電気的に強化し、課電寿命が長く、且つ樹脂含浸
の容易な絶縁層を得るものでめる。
カテープを少なくとも1回重ね巻きし、その上にこれよ
り幅の狭いマイカテープを重ね巻きすることによって最
内層を電気的に強化し、課電寿命が長く、且つ樹脂含浸
の容易な絶縁層を得るものでめる。
以下、本発明の実施例について、第1図を参照して説明
する。
する。
コイル導体(υの直線部に、従来のものより幅の広いマ
イカテープ0)を1回、172車ね巻きし、その−トに
該マイカテープG)より幅の狭い従来のマイカテープ■
を1/2重ね巻きして主絶縁層■を形成覆る。
イカテープ0)を1回、172車ね巻きし、その−トに
該マイカテープG)より幅の狭い従来のマイカテープ■
を1/2重ね巻きして主絶縁層■を形成覆る。
その後、熱硬化・11樹脂を真空含浸し、加熱硬化成形
する。
する。
次に作用について説明する。
回転電機巻線絶縁ではコイル導体側から電気劣化か始ま
り、この劣化経路が外層に向って伸びて行き、遂に破壊
して寿命となる。劣化経路の進展速度は絶縁の内層と外
層では異なり、外層よりも内層の方が著しく遅い(例え
ば、梅本他:電気学会絶縁材料研究会、Elf(−83
−94、昭58)。これは劣化経路の進展速度が電界に
対して指数的に速くなり、且つ劣化経路か外層に近づく
ほどその先端電界が高くなるためでおる。したかって巻
線絶縁か寿命に到るまでの時間の大部分はコイル導体近
傍の絶縁が劣化する時間であり、逆にコイル導体近傍の
絶縁を強化すれば巻線絶縁全体の課電寿命を長くするこ
とができる。
り、この劣化経路が外層に向って伸びて行き、遂に破壊
して寿命となる。劣化経路の進展速度は絶縁の内層と外
層では異なり、外層よりも内層の方が著しく遅い(例え
ば、梅本他:電気学会絶縁材料研究会、Elf(−83
−94、昭58)。これは劣化経路の進展速度が電界に
対して指数的に速くなり、且つ劣化経路か外層に近づく
ほどその先端電界が高くなるためでおる。したかって巻
線絶縁か寿命に到るまでの時間の大部分はコイル導体近
傍の絶縁が劣化する時間であり、逆にコイル導体近傍の
絶縁を強化すれば巻線絶縁全体の課電寿命を長くするこ
とができる。
本実施例においては第1図のように巻線絶縁全体の課電
寿命特性を左右するコイル直線部の最内層に課電寿命を
長くするのに有効な幅の広いマイカテープに)を172
重ね巻きしたことにより、電気強度が向上し、課電寿命
の長い、信頼性の高い巻線となる。幅の広いマイカテー
プ(4)の172重ね巻きを内層の数層に限定すること
により、絶縁全体に幅の広いマイカテープ(イ)を適用
する方法に比較して樹脂の含浸阻害という悪影響を軽減
することができる。
寿命特性を左右するコイル直線部の最内層に課電寿命を
長くするのに有効な幅の広いマイカテープに)を172
重ね巻きしたことにより、電気強度が向上し、課電寿命
の長い、信頼性の高い巻線となる。幅の広いマイカテー
プ(4)の172重ね巻きを内層の数層に限定すること
により、絶縁全体に幅の広いマイカテープ(イ)を適用
する方法に比較して樹脂の含浸阻害という悪影響を軽減
することができる。
本発明の効果を検証するため、次のような実験を行った
。まず、集束された平角導体に従来のマイカテープ■を
1/2重ね巻きし、エポキシ樹脂を含浸硬化した従来タ
イプのモデルバーと、同様の導体に従来のマイカテープ
■と同一の厚さで且つこれより幅の広いマイカテープに
)を1回、172手ね巻きしたうえに、前記マイカテー
プ■を1/2重ね巻きした後同じ樹脂を含浸硬化した本
発明のタイプのモデルバーを製作した。これらのモデル
バー■の中央に第2図のような電極(6)を取付け、高
電圧電源■によって10.6kV/胴の電界を印加し、
課電寿命を求めた。結果を第3図のワイブルチャートに
示す。本発明の実施例によるモデルバーの課電寿命υは
従来技術によるモデルバーのもの(0よりも長く、本発
明の効果の一端が確認できた。
。まず、集束された平角導体に従来のマイカテープ■を
1/2重ね巻きし、エポキシ樹脂を含浸硬化した従来タ
イプのモデルバーと、同様の導体に従来のマイカテープ
■と同一の厚さで且つこれより幅の広いマイカテープに
)を1回、172手ね巻きしたうえに、前記マイカテー
プ■を1/2重ね巻きした後同じ樹脂を含浸硬化した本
発明のタイプのモデルバーを製作した。これらのモデル
バー■の中央に第2図のような電極(6)を取付け、高
電圧電源■によって10.6kV/胴の電界を印加し、
課電寿命を求めた。結果を第3図のワイブルチャートに
示す。本発明の実施例によるモデルバーの課電寿命υは
従来技術によるモデルバーのもの(0よりも長く、本発
明の効果の一端が確認できた。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の回転電機@線においては
課電寿命に及ぼす影響が最も大ぎい巻線絶縁最内層に幅
の広いマイカテープが存在するため、巻線絶縁全体の課
電ステ命が長く、樹脂含浸の容易な信頼性のある回転電
機巻線を1qることができる。
課電寿命に及ぼす影響が最も大ぎい巻線絶縁最内層に幅
の広いマイカテープが存在するため、巻線絶縁全体の課
電ステ命が長く、樹脂含浸の容易な信頼性のある回転電
機巻線を1qることができる。
第1図は本発明になる一実施例の回転電機巻線の絶縁層
断面図、第2図はモデルバーの課電試験方法を示す模式
図、第3図はモデルバーの課電寿命特性を示ずワイブル
チャート、第4図は従来の回転電機巻線の絶縁層断面図
である。 1・・・コイル導体、2・・・主絶縁層、3・・・従来
のマイカテープ、 4・・・従来のものより幅の広いマイカテープ、5・・
・モデルバー、6・・・電極、7・・・高電圧電源、a
・・・従来技術によるモデルバーの課電寿命プロット、 b・・・本発明実施例によるモデルバーの課電寿命プロ
ット。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 乙 J? 第2図 第4図
断面図、第2図はモデルバーの課電試験方法を示す模式
図、第3図はモデルバーの課電寿命特性を示ずワイブル
チャート、第4図は従来の回転電機巻線の絶縁層断面図
である。 1・・・コイル導体、2・・・主絶縁層、3・・・従来
のマイカテープ、 4・・・従来のものより幅の広いマイカテープ、5・・
・モデルバー、6・・・電極、7・・・高電圧電源、a
・・・従来技術によるモデルバーの課電寿命プロット、 b・・・本発明実施例によるモデルバーの課電寿命プロ
ット。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 乙 J? 第2図 第4図
Claims (1)
- マイカテープの重ね巻きによって形成された主絶縁層
を有し、鉄心の溝に納めて使用される回転電機巻線にお
いて、該主絶縁層の最内層にその外側のものより幅の広
いマイカテープを少なくとも1回重ね巻きしたことを特
徴とする回転電機巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17181285A JPS6237031A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 回転電機巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17181285A JPS6237031A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 回転電機巻線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237031A true JPS6237031A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=15930183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17181285A Pending JPS6237031A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 回転電機巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237031A (ja) |
-
1985
- 1985-08-06 JP JP17181285A patent/JPS6237031A/ja active Pending
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