JPS6236715A - 開閉シエルデイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フロッピー又はリヂッドの記録媒体及び／又
はフロッピーディスクを使用するドライブ装置の磁気ヘ
ッドの汚れを除去するフロッピーディスクドライブへラ
ドクリーナに関する発明であり、ヒンジにより開閉する
容器と、前記容器内に収納又は取出し得るディスクを設
けた開閉シェルディスクである。

従来公知の例えばフロッピーディスクは第１図および第
２図に示すように、回転軸孔ｌを設け、磁性層がある記
録媒体の円盤状ディスク２を、第１図の場合袋状のジャ
ケット３、第２図の場合プラスティックシェル４に封入
し、ジャケット３の周辺をヒートシール５又は接着剤に
より固着し、第２図の場合は高周波ウェルディング６に
よりシェル４を合せ結合したものであるが、このような
ものはディスク２にドロップアウト等の欠陥が生じても
ジャケット３又はシェル４を開ける事が出来ず交換でき
ぬので、ジャケット３又はシェル４ごと全体を廃棄する
ため不経済であるという欠点があった。

また、従来公知のヘッドクリーニングフロッピーディス
クは例えば第３図に示すように、回転軸孔１を設けた円
盤状拭掃材から成るクリーニングディスク７を正方形薄
袋状のジャケット３に封入し、ジャケット３には、ディ
スク７の回転軸孔１にドライブの駆動軸を結合させるた
めの窓８と、ドライブのクリーニングされるヘッドをデ
ィスクに当接させるためのヘッド孔９と、クリーニング
液を中のディスク７に注加し浸潤させるための注入窓１
０を設けていた。

しかしこのようなものは、クリーニングディスク７が汚
れてもジャケット３中に封入されて交換できぬので全部
を廃棄するためコスト高となり、またディスク７にどの
ようにクリーニング液が注加されているかがジャケット
にかくれて不明であるからクリーニング液が過多又は不
足して注加され、効率良くヘッドをクリーニングするに
は欠点があった。

本発明はこのような従来の製品の欠点を全（解消するも
のである。

第４図から第８図はクリーニングフロッピーの場合の本
発明実施例を示し、クリーニングディスクを収容する容
器の薄い箱状のカートリッジ１１は第５図、第６図及び
第８図に示す如くその片面側のシェル１２と、他の面倒
のシェル１３を別体で夫々作り、その端部に表示用ラベ
ル１４を貼るが、これは何回も・折曲げても切れない例
えばポリエステルシート１５に感圧性接着材１６をコー
ティングしたシート１４をシェル１２と１３にまたがっ
て貼るようにし、これによりシェル１２．１３を開閉自
在に連結するヒンジ１７とし、前記シート１４上にあら
かじめ商品名１８や番号などを印刷しラベルとヒンジを
兼用せしめる新規な思想である。

第８図の如くシェル１３にはクリーニングディスク７の
金属ハブ１９の回転を支持する円輪状凸起２０およびヘ
ッド移動孔窓９を設け、シェル１２にはヘッド孔９と金
属ハブ１９０回転孔２１を設ける。

第８図のクリーニングディスク７は、例えばポリエステ
ル長繊維をランダムに配列し、交錯、分散させて積層シ
ート状とし、これを接着剤を用いずに熱と圧力に自己融
着したシート２２を有し、これは寸法安定性、耐熱性、
耐薬品性、耐バクテリア性に優れ、コバはつれがなく、
引裂・引張強度が大きく、多方向性で縦横強度差が小さ
く、多孔質で通気性があり、樹脂含浸加工性、バルキー
性を有するものである。

シート２２は円盤状に打抜いたものでこれと、回転軸孔
２３と位置寄せトルク孔２４を設けたハブ１９を、クリ
ーニング液で溶けない接着材例えば二液性エポキシ接着
剤を塗布して接着し、又は感圧接着シートをリング状に
切抜いたものを挟んで圧着して成るものである。カート
リッジ１１の片側シェル１２を開いて第９図、第１０図
のごとくそのクリーニングディスク７を他の片側シェル
１３の上に置き、クリーニング液２５を間欠的にスプレ
ーし、ディスク７のシート２２上にクリーニング液の部
分的湿潤部２６を設ける。

しかるのち片側シェル１２を閉めて１２と１３を合わせ
、カートリッジ１１を形成しドライブに装入し、ディス
ク７を回転させるとヘッドは前記湿潤部２６で拭われ、
ついで乾いた部分で拭われて汚れを効率良く除くことが
できる。

第４図から第１０図までの本発明実施例はシェル１２．
１３を別々につくり、ヒンジ部１７はシェル１２．１３
を接続するようにまたがって貼付けたラベル兼用シート
１５により形成したもので、第１１図はその閉状態の側
面図、第１２図は開状態の側面図を示す。

第４図はサイド１、第７図はサイドＯの面を示すが、こ
れをドライブに装入したとき、シングルサイドヘッドの
場合は第７図のシェル１２のヘッド窓９のみ使用するの
で第４図のシェル１３のヘッド窓９は閉塞する必要があ
る。２７はシェル１３のヘッド窓９をおおうように貼着
したリムーバブルな感圧性接着剤を塗ったシート又はこ
のヘッド窓部分が部分的に除去可能なシェルであり、ダ
ブルサイドドライブのヘッドのときは前記リムーバブル
シート２７を除去してシェル１２およびシェル１３の両
ヘッド窓を使用する。シート２７は、シェル１３が硬く
てそのヘッド窓９のスフイドシャッターカバーがはまる
凹平面２８があれば、そのスライドシャッターカバーを
外して凹平面２８にシート２７を貼付けることができる
。

第１３図、第１４図はシェル部１２．１３とヒンジ部１
７を一体に成形した本発明実施例であり、第１３図は閉
状態の側面図、第１４図は開状態の側面図を示す。この
場合ヒンジ部１７はシェル１２又は１３と同一材質でヒ
ンジ部１７の折れ線部を薄くして折曲可能とする。この
場合別に表示用ラベルを貼る。

第１５図以降も本発明実施例であってクリーニングディ
スク７につけるクリーニング液をどこにつけるかの部分
目安として黒色線２９をシルク印刷等により付しクリー
ニング液湿潤区域３０をつくったもので、第１６図はそ
の区域３０の周囲に細孔３１をあけて目安６塁したもの
である。あるいは区域３０を他のディスク面とは異なっ
た色調としてもよい。

これらの示された区域３０は、使用時にディスク回転に
よりヘッドが区域３０のクリーニング液６１潤部で拭わ
れ、ついで乾いた部分で拭われて汚れを最も効率良く除
くように、区域３０の形状個数を設定し、これによｊ／
ｊ誰でも容易に最適のクリーニング液湿潤部を形成でき
、また、クリーニング液の無駄をなくすることができる
。

なお、前記黒色線２９や色はクリーニング液により熔解
されず、又細孔３１はヘッドにビルドアップしないよう
に、ヘッドに引掛ったすせず、いづれもクリーニングに
支障ないように形成する。

第１７図から第２０図も本発明他の実施例で、前例の如
くディスクにマークを付さず、マスキングによりクリー
ニング液を所定の部分に自動的に施すもので、第１７図
に示すクリーニングディスク７のハブ１９が嵌入する孔
部３２と、クリーニング液湿潤部と同形の孔部３３を設
けた板状のマスク３４を第１８図のごとくクリーニング
ディスク７上に載置し、片側シェル１３上に載せるか、
第１９図のごとく片側シェル１３内に入れるマスキング
プレート３４に把手３５を設けなどして、第１８図のご
とくクリーニング液３６を孔部３３めがけてスプレーし
た後、第２０図のごとくマスク３４を取去るとディスク
７上にクリーニング液湿潤部２６が形成されている。　
このマスク３４の使用により、正確且つ容易にクリーニ
ング液湿潤部２６をっ（ることができる。

第２１図も本発明実施例で第１７図のマスキングプレー
ト３４を片側シェル１２と兼用したもので、片側シェル
１２にハブ回転孔３２、クリーニング液スプレィ孔３３
を設けたものである。

第２２図および第２４図は前記のディスク７を入れたカ
ートリ・）ジ１１を矢印３６の方向からドライブに入れ
て装着した状態を示す。カートリッジ１１はドライブの
ガイドプレート３７とこれに対し付勢されているバネ３
８との間に挿入されストッパ３７′で保持されるので表
裏二枚のシェル１２．１３がはさまれるので、ヒンジ１
７によりシェル、の片側のみ合わさり他側にヒンジがな
くてもヘッド圧がかかってもシェル１２．１３が開く事
がない。

即ち本発明は、使用中は第２３図のごとくカートリッジ
１１のシェル１２、及び１３のヒンジ１７とドライブの
ガイドプレート３７とバネ３８とストッパ３７の囲者す
なわち鳥、　Ｐ＆、　Ｐ３．　Ｐ、　　でで安定して一
体化され、ドライブからカートリッジ１１を引抜（とシ
ェル１２．１３はヒンジ１７のみに接合され、３７．３
８から開放されるのでシェルを開く事が出来る。

シェル１２．１３のヒンジ部１７は第２５図のごとくヘ
ッド孔９と反対側にある場合でも、第２６図のごとくヘ
ッド孔９と同側にある場合でも、いづれもドライブに装
入すれば第２２図に示すごとくシェル１２．１３は自動
的に閉状態となり支障なく使用できる。

本発明は第２７図に示すようにＡＢＳ樹脂など剛性があ
る材質で開閉するシェル１２．１３を形成し、この中に
クリーニングディスクあるいは記録媒体のフロッピー又
はリヂッドディスク３９を収容するもの、あるいは第２
８図に示すように軟かい塩化ビニールなどで、ヒンジ部
１７を有し開閉するジャケット４０．４１の中に記録媒
体のディスク３９などを収容したフロッピーディスク、
また、第２９図および第３０図はヒンジ１７により開閉
するシェル１２・１３の開閉端４２に跨って感圧性接着
テープ又はクリップ４３を脱着自在に設け、あるいは第
３１図、第３２図のごとくシェル１３の一辺で向い合う
突起４４と、これが嵌入するシェル１２の孔でヒンジを
形成し、シェル１３の開閉端に爪４５とこれが引掛るシ
ェル１２の切込部４６で係止するものなどのいづれにも
通用しうる。

本発明はクリーニングディスク、フレキシブル磁気媒体
、リヂソド磁気媒体、オプティカルディスク等の容器に
実施することができ、この場合も本発明に属するもので
ある。

本発明は上記のごとくヒンジとラベルを兼用可能であり
、コストと製造手間かはふけ、一般フロッピー用のシェ
ルを流用出来、又ヒンジ構造なので、片側シェルを開け
て不良となった記録媒体のディスクのみ交換したり、ク
リーニングディスクではその面を全面的に見ながらクリ
ーニング液をディスクに過不足なく最も効果的に目で見
ながら注加することができるのみならず、中の汚れたデ
ィスクのみを交換することにより、シェルごと廃棄の必
要がなく、又ヒンジと片側シェルを夫々別々に成形でき
、成形型の大きさが小さく、生産コスト、使用コストの
低下を図ることもできるなど、本発明は多くの著効を有
する画期的な発明である。

なお、ヒンジを蝶番構造としたり、ヒンジの位置を変え
たり、シェルを観音開きとしたり、その他種々の変形は
すべて本発明に含まれるものである。また本発明は容器
、ディスク単体又はこれらの組合せのいづれの場合も本
発明に該当するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図より第３図は公知例の正面図 第４図は本発明第１実施例の正面図 第５図は第４図の側面図 第６図は第４図の組立側面図 第７図は第４図の裏面図 第８図は本発明第１実施例の斜視図 第９図は本発明第１実施例の側面図 第１０図は本発明第１実施例の斜視図 第１１図、第１２図は本発明第１実施例の側面図第１３
図、第１４図は本発明第２実施例の側面図第１５図は本
発明第３実施例の正面図 第１６図は本発明第４実施例の正面図 第１７図より第２０図は本発明第５実施例の斜視図第２
１図は本発明第６実施例の斜視図 第２２図から第２４図は本発明第７実施例の側面図第２
５図は本発明第８実施例の断面図 第２６図は本発明第９実施例の断面図 第２７図は本発明実施例の斜視図 第２８図は本発明実施例の斜視図 第２９図は本発明第１０実施例の側面図第３０図は第２
９図の正面図 第３１図は本発明第１１実施例の側面図第３２図は第３
１図の正面図 １７．４４・・・・・・・ヒンジ １２．１３．４０．４１・・・容器 ７．３９・・・・・・・ディスク ！！、／　　区　　　　　　　第２図 第５図　第６図　　　　′！−７図 第１０図 第１７図 第７８図　　　　　　　　第１９図 ｒつ　　　　　　　　ｒつ 竿２２図 鎮２７図　　　　　　　第２ｇ図 ７３０図 手続補正書 １、事件の表示　　昭和１ｏ年特許願第１７６／／１号
３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　〒１０７ ４．７ｉｉ正の対象 ’ｅｓ＄Ｂ本。「女σ細多貧、ｒ肴舒鮪東つ装叫去と女
、１−粟帳Φ情傾ｆ；υ」つ憫 （ハ購抽つメ体し’″２人司信Ｅ刃各す゛ベスク」ど舖
壬イる。 （２）泡］牟督幇東α牝□□□っ１己飯を副層の乙骨り
（−桶壬惇る。 ご３）畔睡帝律ｌ與の子音らヤ３竹；・）ヤス員オ４７
千＄での）乙憚粂（２匹のしづ９リ　１ミ梢正１３゜「
イ秦１叶ぽ、遁易し吃の寸む〕酸系４北五面私′ｆ″Ａ
冬フケら湾り、輛紀殴私１゛゛ハス７％Ａてｔ分動（：
忙神Ｇ、イ〕をよ田貸大し、ローフ虜戊υ′″Ａくフ（
く滴量を凋墨づ・ら／　４．、Ａじ前低しチ壊ＬＡち煉
モ相衆ムする組人イ供最１易／ｒ′ＩＩスク　りパち）
」 岡蛎 剃許噴ぐの範囲 １を回先しＮ五つイ１乾？″Ａ７−７ｒ末虻１ｕドら扉
（；りじ０し梁橡しλする＊＋ｓ棺文ｌｕ人可角しπ墨
ｙｌイスク。 手続補正書 昭和３１年７月２〕日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒンジにより開閉する容器と、前記容器内に収納又は取
   出し得るディスクと、前記容器に前記ディスクを収容し
   前記容器を保持する機構を有するドライブに挿入して、
   前記ヒンジと前記ドライブの保持する機構の両者により
   、前記容器が保持しつつ前記ディスクを回転し、前記容
   器を前記ドライブから取出すと前記容器は前記ドライブ
   の保持する機構から開放されて前記容器はヒンジのみに
   より結合されて任意に開閉してディスクを取出し又は交
   換しうる事を特徴とする開閉シェルディスク。