JP2015182781A - パッケージ - Google Patents

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春二 大西
森山 寿幸
Toshiyuki Moriyama
寿幸 森山
由美 鍋島
Yumi Nabeshima
由美 鍋島
文子 苫谷
Fumiko Tomaya
文子 苫谷
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Abstract

【課題】開口面積が大きな取出口を備えていて液含浸体の取出しを簡便に、しかも衛生的に行うことができる、使い勝手に優れたパッケージを提供する。【解決手段】液含浸体1を積層して構成したひとつの積層塊2と、積層塊2を密封収容する箱状の包装ケース3とからなるパッケージである。包装ケース3は、ケース本体12と、シール蓋14と、ケース蓋15と、ヒンジを兼ねるラベル16などで構成する。液含浸体1は、含浸材4を1回以上折りたたんで形成した重合体4Aに含浸液を含浸させて構成する。重合体4Aの一部に、指先による重合体4Aの捕捉を容易化する摘み部9を設ける。摘み部9が重合体4Aの上面に位置する状態で、重合体4Aを平積み状に積層して積層塊2を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば美容液をシート状の含浸材に含浸させた液含浸体と、液含浸体を密封収納する包装ケースとからなるパッケージに関する。液含浸体としては、化粧水などの美容液を含浸させたフェイスパックシートや、消毒用アルコールや消炎剤溶液を含浸させた医療用のパックシート、清涼剤を含浸させ、あるいはパウダーを付着させたボディシート、アルコールなどを含浸させた清拭シートなどがあり、これらのシートは折りたたんだ状態で箱状の包装ケースに密封収容してある。
この種のパッケージの包装ケースは、特許文献1の包装容器に公知である。そこでは、四角箱状の容器本体と、容器本体の上壁に設けた取出口を開閉するラベルと、容器本体の下開口に熱接着されるシート状の密封材と、取出口を内面側から覆う合成樹脂シートなどで包装容器を構成し、その内部にウェットティシュを収容している。ラベルは容器本体の上壁に対して剥離および再接着が可能な接着剤で接着してあり、ウェットティシュを容器本体から取出す際に、容器本体から剥離されて取出口を開放し、再び容器本体に接着されて取出口を封止する。
本発明に係るパッケージの包装ケースに関して、本出願人の提案に係る特許文献2の包装容器が公知である。そこでは、上面全体が開口する四角箱状の容器本体と、容器本体の出入口を密封するシール蓋と、シール蓋ごと容器本体の出入口を覆う外蓋などで包装容器を構成している。容器本体の内部には、マット状の消毒綿の一群が上下に積層した状態で収容されており、消毒綿には消毒用のアルコール液が含浸させてある。容器本体の出入口の周縁にはフランジ壁と、同壁に連続する外周壁部と受壁と外周側壁とが周回状に設けてある。先のシール蓋はフランジ壁にヒートシールしてある。外蓋は、容器本体の外周側壁と外蓋の上表面にわたって貼付けたラベルを介して容器本体と連結されており、ラベルがヒンジ機能を発揮して外蓋の揺動開閉を可能としている。
特開2001−270547号公報(段落番号0011、図1) 特開2003−285874号公報(段落番号0034〜0035、図1)
特許文献1の包装容器によれば、ウェットティシュを容器本体から取出す際に、ラベルを容器本体から剥離して取出口を開放でき、ウェットティシュを取出したのちには、ラベルを再び容器本体に接着させて取出口を封止することができる。しかし、特許文献1の包装容器は、取出口の開口面積が、容器本体に収容したウェットティシュの折りたたみ面積より小さいので、ウェットティシュを取出す際にその周縁が取出口に引っ掛かって取出しにくい。また、ウェットティシュの残量が少なくなってきた場合に、指先を容器本体の底壁の近傍にまで差込んでウェットティシュをつかむ必要があるので、ウェットティシュの取出し操作がさらに行いにくくなる。加えて、ウェットティシュの折りたたみ構造にもよるが、取出口から抜き出したウェットティシュを拡げるのに手間が掛かる。
また、特許文献1の包装容器においては、開口面積が最も大きな下開口にシート状の密封材を熱接着して容器本体を密封している。そのため、密封材の熱接着構造にむらがあると、容器本体の底壁(密封材)に溜まった含浸液が、熱接着部分から漏出るおそれがある。ラベルを容器本体に再接着する場合に、指に付着した含浸液がラベルの接着剤層に転移して、ラベルの接着力が損なわれるおそれがある。ラベルの剥離と再接着を繰り返し行って取出口を封止するので、包装容器の使用期間が長引くのに伴って、ラベルの接着力が徐々に低下し、取出口の封止を確実に行えなくなる。そのため、例えばアルコール液のように蒸発しやすい含浸液が含浸材に含浸させてある場合に、液含浸体を使いきる前に含浸液が蒸散してしまう不具合があり、容器本体に収容できる液含浸体に制約がある。
その点、特許文献2の包装容器では、容器本体に装着した外蓋でシール蓋の周縁を押え込み、さらに、外蓋とフランジ壁の対向面に設けたシール構造でシール蓋の周縁を波形に挟持固定するので、使用途中における包装容器の密封性を向上して、含浸液の蒸散を防止できる。こうした包装容器を利用することにより、折りたたんだフェイスパックシートを収容するのに適した包装容器を得ることができるであろう。しかし、特許文献2の包装構造においては、一群の綿マットからなる消毒綿の積層体の4群を、容器本体の内部に近接した状態で収容している。そのため、任意の積層体の最上面に位置する消毒綿を指先でつまんで取出す場合に、隣の積層体に指先が触れて消毒綿を汚損するおそれがある。このような、指先の接触による消毒綿の汚損を避けるには、細心の注意を払って消毒綿を取出す以外にないが、ユーザーに負担がかかるだけで使い勝手が悪い。
本発明の目的は、開口面積が大きな取出口を備えていて液含浸体の取出しを簡便に、しかも衛生的に行うことができる、使い勝手に優れたパッケージを提供することにある。
本発明の目的は、液含浸体を使い始めから使い終わるまで適正な状態で保存でき、とくに美容液を含浸させたフェイスパックシートを収納保存するのに適した、パッケージを提供することにある。
本発明に係るパッケージは、液含浸体1を積層して構成した積層塊2と、ひとつの積層塊2を密封収容する箱状の包装ケース3とからなる。包装ケース3は、積層塊2を収容する主室11を備えたケース本体12と、主室11の上面全体にわたって開口された取出口13を密封するシール蓋14と、ケース本体12に着脱可能に装着されてシール蓋14の外面を覆うケース蓋15と、ケース蓋15の外面とケース本体12の外面にわたって貼付けられるラベル16とを備えている。ケース本体12の取出口13の周縁に、シール蓋14を密着するためのシール壁19と、シール壁19の周縁から上向きに立上がる嵌合壁20と、嵌合壁20の上端から張出されるフランジ壁21を周回状に形成する。ケース蓋15は、前記シール壁19、嵌合壁20、およびフランジ壁21に対応して設けられる蓋シール壁24、蓋嵌合壁25、および蓋フランジ壁26と、取出口13の上方を覆う蓋主壁27とを備えている。ラベル16はケース蓋15を揺動開閉自在に支持するヒンジを兼ねていて、ケース蓋15とケース本体12のひとつの辺部に沿って屈曲するヒンジ壁42を備えている。液含浸体1は、含浸材4を1回以上折りたたんで形成した重合体4Aに含浸液を含浸させて構成する。積層塊2は重合体4Aを平積み状に積層して構成してある。
ケース本体12のフランジ壁21の周縁に連続して、下向きの外縁壁22を周回状に形成する(図8参照)。
ケース本体12は少なくともひとつの直線辺部を備えた箱状に形成して、直線辺部に沿ってヒンジ壁42を配置する。ヒンジ壁42に臨む辺部を除くケース蓋15の周縁に、ケース蓋15を開放操作する指掛片34を設ける(図3参照)。
ケース本体12は少なくともひとつの直線辺部を備えた箱状に形成して、直線辺部に沿ってヒンジ壁42を配置する。ヒンジ壁42に臨む辺部を除くケース本体12の周縁に、ケース本体12を押え保持する指掛片33を設ける。
指掛片33・34に凹凸状の滑止め部35・36を設ける。
図4に示すように、ケース蓋15のヒンジを兼ねるラベル16は、ケース蓋15の外面に貼付けられる第1ヒンジ羽根部40と、ケース本体12の外面に貼付けられる第2ヒンジ羽根部41と、両ヒンジ羽根部40・41の間に設けられる屈曲可能なヒンジ壁42とを備えている。ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41のうち、少なくともヒンジ壁42の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定する。
ラベル16は、図5に示すように、片面に印刷層43を備えたラベル基材44と、印刷層43の外面を覆う透明な保護フィルム46と、ラベル基材44の接着面側に形成される金属蒸着層47と、金属蒸着層47の外面に形成される接着材層48とを備えた複合シートで形成する。ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41のうち、少なくともヒンジ壁42の形成領域においてラベル基材44と金属蒸着層47を省略して、ヒンジ壁42の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定する。
重合体4Aの一部に、指先による重合体4Aの捕捉を容易化する摘み部9を設ける。図6(d)に示すように、摘み部9が重合体4Aの上面に位置する状態で、重合体4Aを平積み状に積層して積層塊2を構成する。
摘み部9はシート状の含浸材4の一部を折りたたんで形成する。摘み部9の遊端は重合体4Aの外郭線の内側に位置させる。
図6に示すように、重合体4Aは、含浸シート4をふたつ折りにして形成される一対のシート面と、一方のシート面の遊端を前記一対のシート面の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して形成される摘み部9とでZ折り構造に構成する。この重合体4Aにおける摘み部9は、含浸シート4をふたつ折りにした後、一方のシート面の遊端を折り線8の側へ向かって外向きに折り返して形成することができる。また、摘み部9は、含浸シート4をふたつ折りにする前に形成しておいて、残りのシート面をふたつ折りにして重合体4Aを形成することができる。
重合体4Aは、折りたたみ後の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにされる一対のシート面と、一対のシート面の少なくともいずれか一方の遊端を、前記一対のシート面の折り線8の側へ向かって外向きに折り返される摘み部9とで構成することができる。
重合体4Aは、ふたつ折りにされた一対のシート面と、いずれか一方のシート面の遊端を前記一対のシート面の折り線8の側へ向かって外向きに折り返される摘み部9とでZ折り構造に構成することができる。その場合には、図10に示すように、含浸シート4を折りたたみ後のシート面の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにし、一対のシート面の少なくともいずれか一方の遊端を、ふたつ折り時の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して摘み部9を形成するとよい。
液含浸体は、シート面に目、鼻、口に対応する切込み5・6・7が形成してある含浸シート4と、含浸シート4に含浸させた美容液とでフェイスパックシート1として構成する。
本発明においては、含浸材4を1回以上折りたたんで形成した重合体4Aに含浸液を含浸させて液含浸体1を構成し、液含浸体1を積層して構成したひとつの積層塊2を箱状の包装ケース3に密封収容してパッケージを構成した。また、主室11を備えたケース本体12と、取出口13を密封するシール蓋14と、ケース本体12に装着されてシール蓋14の外面を覆うケース蓋15と、ラベル16などで包装ケース3を構成し、ラベル16がケース蓋15用のヒンジを兼ねるようにした。
上記のように構成したパッケージによれば、ひとつの積層塊2のみをケース本体12の主室11に収容するので、積層塊2の最上面に位置する重合体4Aを指先でつまんで液含浸体1を取出す際に、2枚目以下の重合体4Aに指先が触れるのを防止できる。従って、液含浸体1を取出したのちの積層塊2を、開封時と同等の衛生的な状態に保持することができる。また、取出口13が主室11の上面全体にわたって開口してあるので、液含浸体1を簡便に、しかも衛生的に取り出すことができるうえ、取出し途中の液含浸体1が取出口13に引っかかることもない。さらに、重合体4Aの残り枚数が数枚になった場合でも、指先や手先を開口面積が大きな取出口13から主室11へ差入れて、液含浸体1を1枚ずつ確実に取出すことができるので、全体として使い勝手に優れたパッケージを提供できる。ラベル16の一部にヒンジ壁42を設けて、ラベル16がケース蓋15を揺動開閉自在に支持するヒンジを兼ねるようにするので、別途ヒンジ構造を設ける場合に比べて、包装構造の全体コストを削減できる。
ケース本体12のフランジ壁21の周縁に連続して、下向きの外縁壁22を周回状に形成すると、外縁壁22を利用してラベル16を接着しヒートシールすることができる。また、ケース蓋15の近傍に位置する外縁壁22を片手でつかみ保持した状態で、他方の手でケース蓋15を開放操作できるので、ケース蓋15を容易にしかも確実に開放することができ、ケース蓋15の開放から液含浸体1の取出しに至る一連の動作を簡便に行える。
ヒンジ壁42に臨む辺部を除くケース蓋15の周縁に、ケース蓋15を開放操作する指掛片34が設けてあると、指掛片34をつかむことによりケース蓋15をさらに的確に開放操作できるので、ケース蓋15の開放操作をさらに容易化できる。
ヒンジ壁42に臨む辺部を除くケース本体12の周縁に、ケース本体12を押え保持する指掛片33が設けてあると、ケース蓋15を開放操作するとき、指掛片33をつかむことによりケース本体12を確りと押え保持できるので、ケース蓋15の開放操作を容易化できる。とくに、ケース蓋15とケース本体12のそれぞれに指掛片33・34が設けてある場合には、各指掛片33・34に対して互いに逆向きの力を加えてケース蓋15を開放操作できるので、ケース蓋15をさらに容易に開放できる。
指掛片33・34に凹凸状の滑止め部35・36を設けると、例えば指先に液体が付着している状態であっても、指掛片33・34を確実につまんでケース蓋15を開放操作することができ、あるいは閉じ操作することができる。また、滑りやすい化粧クリームや乳液などが指先に付着している場合でも、指先が滑るのを滑止め部35・36で防止して、指掛片33・34によるケース蓋15の開閉操作を的確に行える。
ラベル16に第1、第2のヒンジ羽根部40・41とヒンジ壁42を設けて、ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41のうち、少なくともヒンジ壁42の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定すると、ヒンジ壁42を屈曲しやすくして、ケース蓋15をより軽快に開閉することができる。また、開放操作したケース蓋15がヒンジ壁42の弾性で閉じ姿勢に戻るのを防止して、ケース蓋15を開放位置に位置保持できるので、ケース蓋15に邪魔されることもなく液含浸体1を取出すことができる。因みに、ヒンジ壁42の厚みが第1ヒンジ羽根部40の厚みと同じである場合には、開閉時の屈曲応力を受けた第2ヒンジ羽根部41がケース本体12から剥がれることがあるが、ヒンジ壁42の厚みを先のように薄くすることで、第2ヒンジ羽根部41の剥離を防止できる。
ラベル基材44と、保護フィルム46と、金属蒸着層47などを備えた複合シートでラベル16を形成し、少なくともヒンジ壁42の形成領域において、ラベル基材44と金属蒸着層47を省略してヒンジ壁42の厚みを薄く設定すると、ヒンジ壁42をさらに屈曲しやすくすることができる。屈曲しにくいラベル基材44と金属蒸着層47を省略することにより、ラベル基材44や金属蒸着層47に比べて屈曲しやすい保護フィルム46のみでヒンジ壁42を構成できるからである。従って、ケース蓋15をさらに軽快に開閉することができる。また、第2ヒンジ羽根部41とヒンジ壁42の両者の厚みを薄く設定する場合には、ラベル基材44と金属蒸着層47を第1ヒンジ羽根部40に限って形成すればよいので、ラベル16の構造を簡素化しそのコストを削減できる。
重合体4Aの一部に摘み部9を設け、摘み部9が重合体4Aの上面に位置する状態で、重合体4Aを平積み状に積層して積層塊2を構成すると、指先で摘み部9をつまむことにより、積層された重合体4Aを上面側から1枚ずつ確実に取出すことができる。2枚目の重合体4Aが最上面の重合体4Aと共に取出されることがないので、液含浸体1を無駄なく使用できるうえ、2枚目以下の重合体4Aの衛生状態を常に好適な状態に保持できる。
シート状の含浸材4の一部を折りたたんで摘み部9を形成し、その遊端を重合体4Aの外郭線の内側に位置させると、摘み部9をつまむとき指先が接触する部分を、最上面の重合体4Aの上表面に限ることができる。したがって、2枚目以下の重合体4Aに指先が触れるのをさらに確実に防止して、残された積層塊2の衛生状態を好適な状態に保持できる。
含浸シート4をふたつ折りにして形成される一対のシート面と、一方のシート面の遊端を折り返して形成される摘み部9とでZ折り構造に構成した重合体4Aによれば、ふたつ折りにしたシート面と摘み部9とがZ字状に連続する。さらに、重合体4Aの摘み部9は常に積層塊2の最上面に露出している。従って、図7に示すように、摘み部9を指先でつまんでケース本体12の上方へ持上げるだけで、液含浸体1の全体を展開した状態でケース外へ取出すことができ、ケース本体12から取出した液含浸体1をシート状に展開する面倒な手間を省くことができる。また、含浸シート4をシート面の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにする重合体4Aに比べて、折りたたまれた重合体4Aの前後幅を小さくできるので、その分だけ積層塊2および包装ケース3の外形寸法を小さくして包装構造を小形化できる。
面積が概ね同じなふたつ折りにした一対のシート面と、一対のシート面の少なくともいずれか一方の遊端を折り返して形成される摘み部9とで重合体4Aを構成すると、重合体4Aの摘み部9を常に積層塊2の最上面に露出させることができる。従って、先に説明した重合体4Aと同様に、摘み部9を指先でつまんでケース本体12の上方へ持上げるだけで、液含浸体1の全体をケース外へ容易に取出すことができる。また、ふたつ折りにした少なくとも一方のシート面の遊端を折り線8の側へ向かって外向きに折り返して摘み部9を形成するので、摘み部9を重合体4Aの外郭線の中央寄りに位置させることができる。こうした重合体4Aによれば、摘み部9を親指と人指し指で摘みあげるとき、親指および人指し指の指先の接触相手が、ふたつ折りにした上下のシート面になるので、2枚目以下の重合体4Aに指先が触れるのをさらに確実に防止して、積層塊2の衛生状態をさらに好適な状態に保持できる。
ふたつ折りにされた一対のシート面と、いずれか一方のシート面の遊端を折り返して形成した摘み部9とでZ折り構造に構成した重合体4Aによれば、一対のシート面と摘み部9とをZ字状に連続させることができる。従って、先に説明した図6の重合体4Aと同様に、摘み部9を指先でつまんでケース本体12の上方へ持上げるだけで、液含浸体1の全体を展開した状態でケース外へ取出すことができるので、ケース本体12から取出した液含浸体1をシート状に展開する面倒な手間を省くことができる。
切込み5・6・7を備えた含浸シート4と、同シート4に含浸させた美容液とで構成したフェイスパックシート1によれば、ケース本体12に収容した積層塊2の最上面から一枚の重合体4Aを取出して展開し、顔肌に貼付けるだけの操作でフェイスパックを手軽に行える。また、包装ケース3に収容した積層塊2は、重合体4Aを取出したのちにシール蓋14を閉止し、さらにケース蓋15をケース本体12に再装着することで密封できるので、フェイスパックシート1を使い始めから使い終わるまで適正な状態で保存できる。さらに、蒸発しやすい美容液が含浸シート4に含浸させてある場合でも、重合体4Aを最後まで適正な状態で保存できる。従って、美容液を含浸させたフェイスパックシート1を収納保存するのに適したパッケージを提供できる。
実施例1に係るパッケージを示す縦断側面図である。 実施例1に係るパッケージの分解斜視図である。 実施例1に係るパッケージの平面図である。 実施例1に係るラベルの底面図である。 図4におけるA−A線断面図である。 実施例1に係る液含浸体の折りたたみ構造を示す説明図である。 実施例1に係る液含浸体の使用状態を示す一部破断側面図である。 実施例2に係るパッケージを示す縦断側面図である。 実施例2に係るラベルの要部構造を示す断面図である。 実施例3に係る液含浸体の折りたたみ構造を示す説明図である。
(実施例1) 図1ないし図7は、本発明に係るパッケージの実施例1を示している。本発明における前後、左右、上下とは、図1および図2に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
パッケージは、液含浸体1が積層されたひとつの積層塊2と、ひとつの積層塊2を密封収容する横長角箱状の包装ケース3とで構成してあり、この実施例では、液含浸体がフェイスパックシート1である場合について説明する。図6(a)に示すように、フェイスパックシート1は、丸形に形成した含浸シート(含浸材)4のシート面に、目、鼻、口に対応する切込み5・6・7を形成して形成してあり、全体を折りたたんで重合体4Aにし、この重合体4Aを積層して積層塊2を構成する。
詳しくは、含浸シート4を図6(b)に示すように、折りたたみ後のシート面の面積が大小に異なる状態でふたつ折りにする。さらに、図6(c)に示すように、面積が大きなシート面の遊端を、ふたつ折り時の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して重合体4Aを形成する。折り返された遊端は、指先による重合体4Aの捕捉を容易化するための摘み部9として機能しており、摘み部9の遊端は重合体4Aの外郭線の内側に位置させてある。これにより、重合体4Aは、ふたつ折りにしたシート面と摘み部9とがZ字状に折りたたまれた状態で連続する。最後に図6(d)に示すように、摘み部9が重合体4Aの上面に位置し、さらに交互に前後逆向きにした状態で重合体4Aを平積み状に積層することにより積層塊2を構成する。上記のように、折りたたみ後のシート面の面積が大小に異なる状態でふたつ折りにしたのち、面積が大きなシート面の遊端を折り返して摘み部9を形成すると、含浸シート4をシート面の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにする重合体4Aに比べて、折りたたまれた重合体4Aの前後幅を小さくできるので、その分だけ積層塊2および包装ケース3の外形寸法を小さくして包装構造を小形化できる。なお、重合体4Aは、摘み部9を先に折りたたんで形成したのち、残りのシート面をふたつ折りにして形成してもよい。
上記のように、重合体4Aを交互に前後逆向きにした状態で積層することにより、積層塊2の上面を概ね水平な状態にできるので、主室11に収容した積層塊2が前後いずれかへ傾倒するのを防止できる。また、折りたたみ後のシート面の面積が大小に異なる状態でふたつ折りにしたのち、面積が大きなシート面の遊端を、ふたつ折り時の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して摘み部9を形成するので、折りたたまれた重合体4Aの前後幅を小さくして、その分だけ積層塊2および包装ケース3の外形寸法を小さくし包装構造を小形化できる。
上記の状態の積層塊2をケース本体12の主室11に収容したのちに美容液を含浸させる。なお、摘み部9は、面積が大きなシート面の遊端を、面積が小さなシート面の外面に重なるように折り返して形成してあってもよい。なお、積層塊2に美容液を含浸させたのち、ケース本体12の主室11に収容してもよい。また、折りたたまれた重合体4Aごとに美容液を含浸させたのち、平積み状に積層してもよい。
含浸シート4は、目付けが15〜150g/m2 の不織布を形成素材にして形成する。含浸シート4の目付けが15g/m2 未満であると、含浸シート4に含浸させることが可能な美容液の含浸量が少なくなるため、充分なパック効果を発揮させることができない。また、含浸シート4の目付けが150g/m2 を越えると、美容液を含むフェイスパックシート1の全体重量が大きくなるため、顔肌に貼付けたフェイスパックシート1が自重でずり落ちたり剥がれ落ちたりするおそれがある。より好ましい含浸シート4の目付けは30〜80g/m2 であり、さらに好ましい含浸シート4の目付けは60〜80g/m2 である。
なお、含浸シート4の形成素材となる不織布は、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法などの周知の製造法で製造してあればよく、プレーンに仕上げられた不織布や、メッシュ状に仕上げられた不織布、あるいは伸縮性を備えた不織布のいずれであってもよい。必要があれば表面にエンボス加工が施してあってもよい。不織布は、パルプ、コットンなどの天然繊維、レーヨンやキュプラなどの再生繊維、オレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系などの合成繊維、あるいはこれらの繊維の2種以上からなる混合繊維などを出発材料にして形成してあればよい。
重合体4Aに含浸させる美容液としては化粧水やクレンジング液等があり、その含浸量は不織布の重量を100%とするとき、200〜1500%の範囲内で選択することができる。美容液の含浸量が200%未満であると、保湿性を充分に発揮することが難しい。また、美容液の含浸量が1500%を越えると重合体4Aの含浸作用が飽和し、それ以上美容液を含浸することができない。また、重合体4Aを積層塊2として積層した状態においては、重量を受けた底側の重合体4Aから美容液があふれ出るので、重合体4Aの含浸作用が飽和しない程度に美容液を含浸させるのが好ましい。具体的には、重合体4Aによる美容液の含浸量は700〜1000%の範囲で選択することが好ましい。美容液としては、先に述べた化粧水やクレンジング液以外に、通常化粧料に用いられる油剤、香料、防腐剤、顔料、界面活性剤、抗酸化剤、粉体、樹脂、粘剤、中和剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、塩類、溶媒、保湿剤、生理活性成分、美白成分、酸化防止剤、キレート剤などを適宜添加して形成してあってもよい。
図2において包装ケース3は、積層塊2を収容する左右横長の主室11を備えたケース本体12と、主室11の上面全体にわたって開口する取出口13を密封するシール蓋14と、ケース本体12に着脱可能に装着されてシール蓋14の外面を覆うケース蓋15と、ケース蓋15の外面とケース本体12の外面にわたって貼付けられるラベル16などで構成する。
ケース本体12およびケース蓋15は、それぞれ半透明のポリプロピレンを素材にして形成してあり、例えば真空成形法、インジェクション成形法、ブロー成形法、サーモフォーミング成形法などで形成することができる。ケース本体12の主室11の周囲壁から底壁の周縁寄りにわたって一群の補強リブが形成してある。ケース本体12の取出口13の周縁には、シール蓋14を密着するためのシール壁19と、シール壁19の周縁から上向きに立上がる嵌合壁20と、嵌合壁20の上端から張出されるフランジ壁21とが、それぞれ周回状に形成してある。ケース本体12およびケース蓋15は、ポリプロピレン以外に、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂などの樹脂材料で形成してあってもよい。
ケース蓋15は、ケース本体12のシール壁19、嵌合壁20、およびフランジ壁21に対応して設けられる蓋シール壁24、蓋嵌合壁25、および蓋フランジ壁26と、蓋シール壁24の内縁から上向きに膨出されて、取出口13の上方を覆う蓋主壁27とを一体に備えている。互いに対向するケース本体12のシール壁19とケース蓋15の蓋シール壁24には、シール蓋14の周縁を波形に挟持してシールする封止構造が設けてある。
この実施例では図1に示すように、ケース本体12のシール壁19の幅方向中央に形成した上向きに湾曲する本体リブ壁28と、ケース蓋15の蓋シール壁24の幅方向2個所に形成した下向きに湾曲する蓋リブ壁29とで封止構造を構成し、内外の蓋リブ壁29で本体リブ壁28を間に挟むようにした。これらのリブ壁28・29は、それぞれ周回状に形成してある。このように、シール壁19と蓋シール壁24との間に封止構造を設けると、シール蓋14の周縁をシール壁19に密着させ、さらに、ケース蓋15をケース本体12に装着した状態において、シール蓋14の周縁が本体リブ壁28と内外の蓋リブ壁29に沿って波形に挟持されるので、シール蓋14を確実にシールできる。また、初回開封時にシール蓋14が完全に取り外された場合でも、本体リブ壁28と蓋リブ壁29とが、シール壁19と蓋シール壁24との接合面を隘路化してシールするので、長期使用時にシール機能が低下するのをよく防止できる。
ケース本体12に装着したケース蓋15の装着状態を保持するために、ケース本体12の嵌合壁20とケース蓋15の蓋嵌合壁25との間に、互いに係合する蓋ロック構造を設けている。蓋ロック構造は、嵌合壁20の長手方向に形成した外向きに湾曲する係合凹部31と、係合凹部31に対応してケース蓋15の蓋嵌合壁25に形成した外向きに湾曲する係合リブ32とで構成する。係合凹部31は、嵌合壁20の左右辺部の中央と前後辺部の左右に形成され、係合リブ32は、蓋嵌合壁25の左右辺部の中央と前後辺部の左右に形成してある。
蓋ロック構造の係合力に抗してケース蓋15を容易に開放操作するために、ケース本体12の前辺側のフランジ壁21と、ケース蓋15の前辺側の蓋フランジ壁26のそれぞれに指掛片33・34が形成してある。図3に示すように、ケース本体12側の指掛片33は、フランジ壁21の左右中央部から右隅寄りへ向かって緩やかに湾曲する三角形状の張出し壁からなる。ケース蓋15側の指掛片34は、蓋フランジ壁26の左右中央部から左隅寄りへ向かって緩やかに湾曲する三角形状の張出し壁からなり、両指掛片33・34は包装ケース3の左右中央部において上下に重なっている。
各指掛片33・34にはそれぞれ凹凸状の滑止め部35・36が設けてあり、各滑止め部35・36はケース本体12およびケース蓋15の成形時に同時に形成してある。上記のように、ケース本体12とケース蓋15の接合部に指掛片33・34を互い違い状に設けると、例えばケース本体12の指掛片33の上面に片方の手の人差し指をあてがい、ケース蓋15の指掛片34の下面に親指をあてがって、両指掛片33・34を互いに逆向きへ開き操作することにより、まず、前辺側の係合リブ32と係合凹部31の係合を解除し、さらに、左右辺部の係合リブ32と係合凹部31の係合を解除して、ケース蓋15を容易に開放操作することができる。
ラベル16はケース蓋15を揺動開閉自在に支持するヒンジを兼ねている。図4に示すようにラベル16は、ケース蓋15の外面に貼付けられる面積が大きな第1ヒンジ羽根部40と、ケース本体12の外面に貼付けられる帯状の第2ヒンジ羽根部41と、両ヒンジ羽根部40・41の間に設けられる屈曲可能なヒンジ壁42とを備えている。図5に示すようにラベル16は、片面に印刷層43が形成してあるラベル基材44と、印刷層43の外面を接着層45を介して覆う透明な保護フィルム46と、ラベル基材44の接着面側に形成されるアルミニウム蒸着層(金属蒸着層)47と、アルミニウム蒸着層47の外面に形成される接着剤層48とを備えた複合シートからなる。印刷層43によって、フェイスパックシート1の使用法や、使用上の注意、製造元あるいは販売元の会社名など表示してある。
ラベル基材44は厚みが25μmのポリエチレンテレフタレート製のシート(PETシート)、あるいはポリプロピレンを形成素材とする合成紙で形成してあってもよい。保護フィルム46は厚みが20μmのポリプロピレンシート(OPPシート)で形成してある。これらの積層材のうち、図5に示すように、ヒンジ壁42に臨む部分のラベル基材44とアルミニウム蒸着層47を省略することにより、ヒンジ壁42の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定して、ヒンジ壁42の屈曲を容易化している。なお、ラベル基材44および保護フィルム46の厚み寸法は、先に説明した値である必要はなく、包装ケース3のサイズや、積層塊2の重量の違いなどに応じて適宜選択するとよい。
ラベル16は、第1ヒンジ羽根部40を蓋主壁27から蓋フランジ壁26の後縁外面にわたって接着し、第2ヒンジ羽根部41をケース本体12の後側のフランジ壁21に下面側に接着する。これにより、ヒンジ壁42をフランジ壁21および蓋フランジ壁26の外縁に臨ませている。さらに、第2ヒンジ羽根部41をフランジ壁21にヒートシールして、両者21・41の固着強度をより強固なものとしている。このように、ラベル16を利用してケース蓋15とケース本体12の後辺部に沿って屈曲可能なヒンジ壁42を設けると、別途ヒンジ構造を設ける場合に比べて包装ケース3の全体コストを削減することができる。
シール蓋14は、透明なプラスチックフィルムを取出口13よりひとまわり大きな横長四角形状に打抜いて形成してあり、その前縁の中央に摘み片51が設けてある。シール蓋14はガスバリア性とアルコールに耐性を備えた軟質のプラスチックフィルム、あるいは複数のプラスチックフィルムを積層した積層フィルムで形成してあり、その周縁がシール壁19にヒートシールしてある。先の摘み片51を指先で掴んで、シール蓋14の前縁および左右側縁を剥離することにより、取出口13を開放することができる。シール蓋14のシール壁19との密着面には、剥離および再接着が可能な接着剤層が形成してあってもよい。シール蓋14は、アルミニウムをベースフィルムに蒸着し、あるいはアルミニウム箔をベースフィルムに積層したアルミフィルムで形成することができ、その場合には、シール蓋14を開封していない状態において、水分の蒸発をよく防止できる。また、シール蓋14は、PET層とイージーピール層を積層した複合フィルムや、紙層にアルミニウム層とシーラント層を積層した複合シートや、PET層にCPP層を積層した複合フィルムなどで形成してあってもよい。
図1に示すように、フェイスパックシート1は、ひとつの積層塊2を包装ケース3に収容して密封したのち、包装ケース3の外面をシュリンク包装した状態で市販に供される。場合によっては、包装ケース3を紙製の化粧箱に収容した状態、あるいはケース蓋15にバージンシールを張った状態で市販に供することもある。使用時には、シュリンク包装を除去したのち、先に説明した要領で指掛片33・34を操作して、ケース蓋15をヒンジ壁42を中心にして開放する。さらに、摘み片51を指先で掴んで、シール蓋14を開放し除去したのち、積層塊2の最上面に位置する重合体4Aを取出す。このとき、摘み部9は重合体4Aの上面に露出しており、摘み部9とふたつ折りにしたシート面とはZ字状に連続している。そのため、図7に示すように、摘み部9を指先でつまんで上向きに取出し操作するだけで、フェイスパックシート1を展開した状態で取出すことができる。また、重合体4Aを取出すとき摘み部9以外の部分に指先が触れることがあるが、摘み部9の遊端が重合体4Aの外郭線の内側に位置しているので、2枚目以下の重合体4Aに指先が触れることはなく、したがって、他の重合体4Aが汚損されるのを防止して、積層塊2の衛生的な状態を保持することができる。
フェイスパックシート1を取出す際に、摘み部9がふたつ折りにしたシート面に密着して、摘み部9の遊端をつまみにくいことがある。その場合には、摘み部9の折り曲げ基端部をつまんで、摘み部9とふたつ折りにされたシート面を上向きに取出し操作することにより、フェイスパックシート1をケース本体12から取り出して、ふたつ折りにされたシート面を展開することができる。しかし、この場合には、摘み部9の折り曲げ基端部が指先でつままれているので、改めて摘み部9を展開操作することにより、フェイスパックシート1を貼付け可能な状態に全展開できる。その限りでは、摘み部9の折り返し幅が小さいほど、取り出しと同時に展開されるシート面の面積を大きくできる点で有利である。取出口13が主室11の上面全体にわたって開口しているので、取出し途中のフェイスパックシート1が取出口13に引っかかることはなく、重合体4Aの残り枚数が数枚になった場合でも、フェイスパックシート1を1枚ずつ確実に取出すことができる。
フェイスパックシート1を用法に従って顔肌に貼付けたのちには、ケース蓋15を閉じ操作して、蓋シール壁24と蓋嵌合壁25をケース本体12のシール壁19と嵌合壁20に密着させる。このとき、ケース蓋15をケース本体12の上面に被せつけ、片手でケース蓋15の全体を押え込むだけで容易に閉じ操作できる。これにより、係合リブ32が係合凹部31に係合して、ケース蓋15をケース本体12にロック保持できる。また、本体リブ壁28と蓋リブ壁29とが協同して、シール蓋14とシール壁19との間の封止面をシールし取出口13を再び密封できる。従って、使用途中における包装ケース3の密封機能を向上して、フェイスパックシート1を最後まで適正な状態で保存できる。
なお、摘み部9の遊端から折り返し基端までの寸法は、指先でつまむことができる寸法であれば足りるが、その下限値が5mm以上、上限値が90mm以下であることが好ましい。下限値が5mm未満になると指先で摘み部9をつまむのが難しくなり、上限値が90mmを越えると、含浸シート4の外形寸法が小さい場合に、摘み部9の一部が重合体4Aの外郭線の外にはみ出るおそれがある。摘み部9の遊端から折り返し基端までの寸法に関してさらに好ましくは、前記寸法を15mmから30mmの範囲内で選定するとよい。この寸法範囲に設定された摘み部9は、指先でつまんで確実に捕捉できるうえ、摘み部9の折り返し幅をほど良い大きさに抑止できる。従って、摘み部9を指先でつまみ上げた状態において、摘み部9以外のシート面の自重による展開モーメントを大きくして、フェイスパックシート1の展開を促進できるので、フェイスパックシート1をケース本体12から取出したのち改めて展開操作する必要もなく、顔肌に貼り付けることができる。上記のように、摘み部9の遊端から折り返し基端までの寸法が先の好適な範囲内にある場合であっても、摘み部寸法が小さいほど、フェイスパックシート1を取出したとき、展開されるシート面の面積が大きくなるので、フェイスパックシート1を取出したのち改めて展開操作する必要もなく、顔肌に貼り付けることができる利点がある。
(実施例2) 図8および図9は、本発明の実施例2に係るパッケージを示している。そこでは、ケース本体12のフランジ壁21の周縁に連続して、外縁壁22を斜め下向きに連出した。指掛片34はケース蓋15の側にのみ設けるようにした。また、ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定した。詳しくは、ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41に臨む部分のラベル基材44とアルミニウム蒸着層47を省略することにより、第2ヒンジ羽根部41とヒンジ壁42の厚みを第1ヒンジ羽根部40の厚みより小さく設定した。この場合には、ラベル基材44とアルミニウム蒸着層47を第1ヒンジ羽根部40に限って接着することで、ヒンジ壁42と第2ヒンジ羽根部41を薄くすることができる。第2ヒンジ羽根部41は、先の外縁壁22に接着したうえでヒートシールしてある。なお、外縁壁22は斜め下向きに連出する以外に、垂直に連出してあってもよい。
上記のように、外縁壁22を利用して第2ヒンジ羽根部41を接着しヒートシールすると、ケース蓋15をケース本体12に装着した状態のままでヒートシール加工を簡便に行うことができる。また、外縁壁22を片手でつかみ保持した状態で、他方の手でケース蓋15を開放操作できるので、ケース蓋15を容易にしかも確実に開放することができ、ケース蓋15の開放から液含浸体1の取出しに至る一連の動作を簡便に行える。他は実施例1のケース本体12と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。なお、実施例2に係るパッケージにおいては、実施例1に係るラベル16の第2ヒンジ羽根部41を外縁壁22に接着したうえでヒートシールしてあってもよい。
(実施例3) 図10は本発明の実施例3に係る液含浸体を示している。そこでは、重合体4Aの折りたたみ構造が実施例1の重合体4Aの折りたたみ構造と異なっている。具体的には、図10(b)に示すように、丸形の含浸シート4を折りたたみ後のシート面の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにしたのち、図10(c)に示すように、半月形のシート面のうち額部分を覆う遊端を、ふたつ折り時の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して、重合体4Aに摘み部9を形成するようにした。実施例1の重合体4Aと同様に、摘み部9の遊端は重合体4Aの外郭線の内側に位置させてある。また、図10(d)に示すように、摘み部9が重合体4Aの上面に位置し、さらに交互に前後逆向きにした状態で重合体4Aを平積み状に積層することにより積層塊2を構成し、この状態の積層塊2に美容液を含浸させたのち、ケース本体12の主室11に収容する。この実施例においては、摘み部9を先に折りたたんで形成したのち、残りのシート面をふたつ折りにして重合体4Aを形成してもよい。
上記の重合体4Aは、実施例1の重合体4Aと同様に、ふたつ折りにしたシート面と摘み部9とがZ字状に折りたたまれた状態で連続しており、重合体4Aの摘み部9は常に積層塊2の最上面に露出している。従って、実施例1の重合体4Aと同様に、摘み部9を指先でつまんでケース本体12の上方へ持上げるだけで、液含浸体1の全体を展開した状態でケース外へ取出すことができるので、ケース本体12から取出した液含浸体1をシート状に展開する面倒な手間を省くことができる。また、ふたつ折りにした一方のシート面の遊端を折り線8の側へ向かって外向きに折り返して摘み部9を形成するので、摘み部9を重合体4Aの外郭線の中央寄りに位置させることができる。このように、摘み部9が中央寄りに位置させてある重合体4Aによれば、摘み部9を親指と人指し指で摘みあげるとき、親指および人指し指の指先はふたつ折りにした上下のシート面に接触するだけであるので、2枚目以下の重合体4Aの周縁部やシート面に指先が触れるのを確実に防止して、積層塊2の衛生状態をさらに好適な状態に保持できる。
重合体4Aは、図10(b)に示すように、丸形の含浸シート4を折りたたみ後のシート面の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにしたのち、半月形の上下のシート面の円弧遊端を、ふたつ折り時の折り線8の側へ向かって外向きに折り返して、重合体4Aに摘み部9を形成してもよい。この場合には、折り返された2重のシート面で摘み部9が形成されるので、摘み部9を指先でより確実に掴むことができる。とくに、含浸シート4の厚みが薄い場合には、摘み部9の遊端が折りたたまれたシート面に密着して分離しにくいが、こうした場合でも摘み部9を的確につまむことができる。
液含浸体としては、フェイスパックシート1以外に、消毒用アルコールや消炎剤溶液を含浸シート4に含浸させた医療用のパックシートであってもよい。さらに、ウェットシート、メイク落としシート、ボディシート、制汗シート、清拭シート、アイマスクなどの肌面に適用されるシートであってもよい。また、含浸材4としては、不織布シート以外に、ガーゼや薄いシート状の綿マットであってもよい。フェイスパックシート1の折りたたみ構造は自由であり、ふたつ折り、三つ折(Z折り)、四つ折、八つ折などのいずれであってもよい。なお、ふたつ折りにした重合体4Aは、他の折りたたみ構造に比べて展開しやすい特性があるが、パッケージの外形寸法が幾分大きくなるのを避けられない。また、重合体4Aは、含浸シート4を均等な幅で三つ折にして、中央のシートの片面側で折り返しシート面どうしが重なる折りたたみ構造(非Z折り)で形成することもできるが、その場合には、重合体4Aの左右長さが大きくなり、上記の実施例で説明した重合体4Aよりも商品形態が細長くなってしまい、さらにZ折りではないため展開しづらくなる。必要があれば、図6(c)に示す重合体4Aの左右中央をふたつ折りにし、あるいは図6(c)に示す重合体4Aの左右両側を折り込んで、重合体4Aおよび包装ケース3の外形寸法を小さくすることができる。
摘み部9はシート状の含浸材4の一部を折りたたんで形成するのが好ましいが、必要があれば、独立したパーツとして形成した摘み部9を含浸材4に熱溶着して形成してあってもよい。摘み部9の遊端は重合体4Aの外郭線の外側に位置させてあってもよい。ケース本体12は四角箱状である必要はなく、三角形、菱形、六角形、八角形などの多角形状の箱であってもよい。また、ケース本体12は、横断面がD字状の箱に代表されるように、少なくともひとつの直線辺部を備えた、丸形、長円形、楕円形などの箱として形成してあってもよい。
1 液含浸体(フェイスパックシート)
2 積層塊
3 包装ケース
4 含浸材(含浸シート)
4A 重合体
9 摘み部
11 主室
12 ケース本体
13 取出口
14 シール蓋
15 ケース蓋
16 ラベル
40 第1ヒンジ羽根部
41 第2ヒンジ羽根部
42 ヒンジ壁

Claims (13)

  1. 液含浸体(1)を積層して構成した積層塊(2)と、ひとつの積層塊(2)を密封収容する箱状の包装ケース(3)とからなるパッケージであって、
    包装ケース(3)は、積層塊(2)を収容する主室(11)を備えたケース本体(12)と、主室(11)の上面全体にわたって開口された取出口(13)を密封するシール蓋(14)と、ケース本体(12)に着脱可能に装着されてシール蓋(14)の外面を覆うケース蓋(15)と、ケース蓋(15)の外面とケース本体(12)の外面にわたって貼付けられるラベル(16)とを備えており、
    ケース本体(12)の取出口(13)の周縁に、シール蓋(14)を密着するためのシール壁(19)と、シール壁(19)の周縁から上向きに立上がる嵌合壁(20)と、嵌合壁(20)の上端から張出されるフランジ壁(21)とが周回状に形成されており、
    ケース蓋(15)は、前記シール壁(19)、嵌合壁(20)、およびフランジ壁(21)に対応して設けられる蓋シール壁(24)、蓋嵌合壁(25)、および蓋フランジ壁(26)と、取出口(13)の上方を覆う蓋主壁(27)とを備えており、
    ラベル(16)はケース蓋(15)を揺動開閉自在に支持するヒンジを兼ねていて、ケース蓋(15)とケース本体(12)のひとつの辺部に沿って屈曲するヒンジ壁(42)を備えており、
    液含浸体(1)は、含浸材(4)を1回以上折りたたんで形成した重合体(4A)に含浸液を含浸させて構成してあり、
    積層塊(2)が前記重合体(4A)を平積み状に積層して構成してあるパッケージ。
  2. ケース本体(12)のフランジ壁(21)の周縁に連続して、下向きの外縁壁(22)が周回状に形成してある請求項1に記載のパッケージ。
  3. ケース本体(12)が少なくともひとつの直線辺部を備えた箱状に形成されて、前記直線辺部に沿ってヒンジ壁(42)が配置されており、
    ヒンジ壁(42)に臨む辺部を除くケース蓋(15)の周縁部に、ケース蓋(15)を開放操作する指掛片(34)が設けてある請求項1または2に記載のパッケージ。
  4. ケース本体(12)が少なくともひとつの直線辺部を備えた箱状に形成されて、前記直線辺部に沿ってヒンジ壁(42)が配置されており、
    ヒンジ壁(42)に臨む辺部を除くケース本体(12)の周縁部に、ケース本体(12)を押え保持する指掛片(33)が設けてある請求項1から3のいずれかひとつに記載のパッケージ。
  5. 指掛片(33・34)に凹凸状の滑止め部(35・36)が設けてある請求項3または4に記載のパッケージ。
  6. ケース蓋(15)のヒンジを兼ねるラベル(16)が、ケース蓋(15)の外面に貼付けられる第1ヒンジ羽根部(40)と、ケース本体(12)の外面に貼付けられる第2ヒンジ羽根部(41)と、両ヒンジ羽根部(40・41)の間に設けられる屈曲可能なヒンジ壁(42)とを備えており、
    ヒンジ壁(42)と第2ヒンジ羽根部(41)のうち、少なくともヒンジ壁(42)の厚みが第1ヒンジ羽根部(40)の厚みより小さく設定してある請求項1から5のいずれかひとつに記載のパッケージ。
  7. ラベル(16)が、片面に印刷層(43)を備えたラベル基材(44)と、印刷層(43)の外面を覆う透明な保護フィルム(46)と、ラベル基材(44)の接着面側に形成される金属蒸着層(47)と、金属蒸着層(47)の外面に形成される接着材層(48)とを備えた複合シートで形成されており、
    ヒンジ壁(42)と第2ヒンジ羽根部(41)のうち、少なくともヒンジ壁(42)の形成領域においてラベル基材(44)と金属蒸着層(47)を省略して、ヒンジ壁(42)の厚みが第1ヒンジ羽根部(40)の厚みより小さく設定してある請求項6に記載のパッケージ。
  8. 重合体(4A)の一部に、指先による重合体(4A)の捕捉を容易化する摘み部(9)が設けられており、
    摘み部(9)が重合体(4A)の上面に位置する状態で、重合体(4A)を平積み状に積層して積層塊(2)が構成してある請求項1から7のいずれかひとつに記載のパッケージ。
  9. 摘み部(9)がシート状の含浸材(4)の一部を折りたたんで形成されており、
    摘み部(9)の遊端が重合体(4A)の外郭線の内側に位置させてある請求項8に記載のパッケージ。
  10. 重合体(4A)が、含浸シート(4)をふたつ折りにして形成される一対のシート面と、一方のシート面の遊端を前記一対のシート面の折り線(8)の側へ向かって外向きに折り返して形成される摘み部(9)とでZ折り構造に構成してある請求項8または9に記載のパッケージ。
  11. 重合体(4A)が、折りたたみ後の面積が概ね同じになる状態でふたつ折りにされる一対のシート面と、一対のシート面の少なくともいずれか一方の遊端を、前記一対のシート面の折り線(8)の側へ向かって外向きに折り返される摘み部(9)とで構成してある請求項8または9に記載のパッケージ。
  12. 重合体(4A)が、ふたつ折りにされた一対のシート面と、いずれか一方のシート面の遊端を前記一対のシート面の折り線(8)の側へ向かって外向きに折り返される摘み部(9)とでZ折り構造に構成してある請求項11に記載のパッケージ。
  13. 液含浸体が、シート面に目、鼻、口に対応する切込み(5・6・7)が形成してある含浸シート(4)と、含浸シート(4)に含浸させた美容液とでフェイスパックシート(1)として構成してある請求項8から12のいずれかひとつに記載のパッケージ。
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