JPS6236371A - 新規抗菌性物質およびその製法 - Google Patents
新規抗菌性物質およびその製法Info
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- JPS6236371A JPS6236371A JP60161791A JP16179185A JPS6236371A JP S6236371 A JPS6236371 A JP S6236371A JP 60161791 A JP60161791 A JP 60161791A JP 16179185 A JP16179185 A JP 16179185A JP S6236371 A JPS6236371 A JP S6236371A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D317/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D317/08—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
- C07D317/44—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D317/70—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with ring systems containing two or more relevant rings
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
で表わされる化合物およびその製造“法にかんする。
、 さらに詳しくは5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジ
メトキシ−6,7−メチ゛レンジオキシ−5,8−ナフ
トキノンまたはl+5−ジヒドロキシ−2゜3−ジメト
キシ−6,7−メチレンジオキシ−4゜8−す7タレン
ジオンからなる新規化合物およびその製造法に関する。
メトキシ−6,7−メチ゛レンジオキシ−5,8−ナフ
トキノンまたはl+5−ジヒドロキシ−2゜3−ジメト
キシ−6,7−メチレンジオキシ−4゜8−す7タレン
ジオンからなる新規化合物およびその製造法に関する。
従来の技術
抗菌性物質は、合成法にょ〕製造されるサルファ剤には
じまシ、ペニシリン等の微生物起源の抗生物質が、従来
よシ多数発見され、実用に供されている。
じまシ、ペニシリン等の微生物起源の抗生物質が、従来
よシ多数発見され、実用に供されている。
近年、抗生物質に対する耐性菌の出現に対抗する念めに
多くの物質が合成されてhるが、更により有効な物質の
出現が望まれている。
多くの物質が合成されてhるが、更により有効な物質の
出現が望まれている。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、前記従来技術における問題を解決の一助とす
るための新規抗菌性物質を提供することを目的とする。
るための新規抗菌性物質を提供することを目的とする。
問題点を解決する念めの手段
本発明者らは新規な抗菌剤の検索を目的として微生物″
以外の起源から抗菌物質を見出すべく種々研究を続けな
結果、ヒメヒオオギスイセンから抽出され念物質が、B
acillus 5ubtllis、5taphylo
co−acus aur@ua、5arcina lu
t@a、Eacherichla coli。
以外の起源から抗菌物質を見出すべく種々研究を続けな
結果、ヒメヒオオギスイセンから抽出され念物質が、B
acillus 5ubtllis、5taphylo
co−acus aur@ua、5arcina lu
t@a、Eacherichla coli。
Saecharomyces 5akeに対し1抗菌性
を有することを知った。そこでさらに研究を続け、上記
抗菌性を有する物質が、新規物質であシ、前記式II)
で表わされる5、8−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキ
シ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノン
およびその構造異性体であることを確認した。
を有することを知った。そこでさらに研究を続け、上記
抗菌性を有する物質が、新規物質であシ、前記式II)
で表わされる5、8−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキ
シ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノン
およびその構造異性体であることを確認した。
本発明は上記の知見に基いて完成されたものであり、弐
(1)で表わされる化合物で、また次の理化学的性質を
有する抗菌物質・5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメ
トキシ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキ
ノンおよびその構造異性体である。
(1)で表わされる化合物で、また次の理化学的性質を
有する抗菌物質・5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメ
トキシ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキ
ノンおよびその構造異性体である。
a1分子!:294
b、融点:185〜189 (187)Cc1比旋光度
:〔α〕D−09 d1紫外町視部吸収スペクトル:第1図の通りe1赤外
部吸収スペクトル:第2図の通りf1溶剤に対するd解
性:メタノール、アセトン、酢酸エチル、クロロボルム
、ベンゼン等有機溶媒に中性及び酸性側で易溶、アルカ
リ性側で水に易耐 g1呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラツゲンドルフ反応に離性、塩化第一鉄反応VC陽
性、 h1塩基性、中性、酸性の区別:アルカリ性側で水溶性
であることから酸性物質、 11物質の色及び性状:誕赤褐色微針状結晶。
:〔α〕D−09 d1紫外町視部吸収スペクトル:第1図の通りe1赤外
部吸収スペクトル:第2図の通りf1溶剤に対するd解
性:メタノール、アセトン、酢酸エチル、クロロボルム
、ベンゼン等有機溶媒に中性及び酸性側で易溶、アルカ
リ性側で水に易耐 g1呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラツゲンドルフ反応に離性、塩化第一鉄反応VC陽
性、 h1塩基性、中性、酸性の区別:アルカリ性側で水溶性
であることから酸性物質、 11物質の色及び性状:誕赤褐色微針状結晶。
本発明はさらに、ヒメヒオオギスイセンを有機溶媒抽出
し、得られた抽出物を水−有機溶媒液液分配抽出、又は
蒸発乾固後有機溶媒による固液抽出を行い、次いで得ら
れ九有機溶媒抽出を、吸着クロマトグラフィー処理、ゲ
ル濾過処理により、あるいはその繰り返し手段により5
.8−ジヒドキシー2,3−ジメトキシ−6,7−メチ
レンジオキシ−1,4−す7トキノンおよびその構造異
性体を採取することを特徴とする製造しも包含する。
し、得られた抽出物を水−有機溶媒液液分配抽出、又は
蒸発乾固後有機溶媒による固液抽出を行い、次いで得ら
れ九有機溶媒抽出を、吸着クロマトグラフィー処理、ゲ
ル濾過処理により、あるいはその繰り返し手段により5
.8−ジヒドキシー2,3−ジメトキシ−6,7−メチ
レンジオキシ−1,4−す7トキノンおよびその構造異
性体を採取することを特徴とする製造しも包含する。
本発明の原料であるヒメヒオオギスイセン〔Trlto
nla arocoamaeflora Lemoin
(Ir1daceae) )は、ヒオオギスイセン((
Croeosmia aurea シl凹(Ir1da
aeae ) )とヒメトウショウブ(Trltoni
apottail Brown 、 N 、E、 (I
r1da−(eae) )の間にできた雑種で、黄色か
ら橙赤色までのさまざまな花色の品種が知られている。
nla arocoamaeflora Lemoin
(Ir1daceae) )は、ヒオオギスイセン((
Croeosmia aurea シl凹(Ir1da
aeae ) )とヒメトウショウブ(Trltoni
apottail Brown 、 N 、E、 (I
r1da−(eae) )の間にできた雑種で、黄色か
ら橙赤色までのさまざまな花色の品種が知られている。
5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキシ−6,7−
メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノンおよびその構
造異性体を採取するにあっては、原料としてヒメヒオオ
ギスイセンの球根、地下茎根の全部又は一部が使用され
る。これらはそのiまの形状で使用してもよいが、通常
は細断して使用することが好ましい。
メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノンおよびその構
造異性体を採取するにあっては、原料としてヒメヒオオ
ギスイセンの球根、地下茎根の全部又は一部が使用され
る。これらはそのiまの形状で使用してもよいが、通常
は細断して使用することが好ましい。
これら原料は、適当な手段を用いて乾燥しておいてもよ
い。細断された球根、地下茎、根は、適当な有機溶媒で
抽出される。有機溶媒の例としては、メタノール、エタ
ノール、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼン
、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル、シフミロメ
タン、りC1クホルム、四塩化炭素又はヘキサン等が挙
げられる。抽出は通常室温で行われるが、必要に応じて
加熱還流することもできる。抽出時間は原料細断の程度
、原料の品質により適宜選択されるが、通常は1〜72
時間である。又、適宜溶媒を交換し、繰り返し抽出を行
うこともできる。このようにして得られ九抽出物は、濾
過又は遠心分離あるいはこれらを組み合せることによシ
固液分離される。分離され友抽出液には、多電の不純物
が含まれるので、この抽出液から該物質全分離ffj!
!!するtめには、吸着クロマトグラフィー、ゲル濾過
処理が行われる。吸着クロマトグラフィー、ゲル−過処
理を行う前に予め、水有機溶媒混合系で液々分配抽出、
又は抽出液を適当な手段により蒸発乾固後、この乾固物
を有機溶媒により固液抽出することが好ましい。上記有
機溶媒の例としては、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジクc
1Ωメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、ヘ
キサン、ジエチルエーテル等が挙げられる。こうして得
られた抽出液を常圧又は減圧下で濃縮又は乾固し、これ
を水および上記有機溶媒の1つ又は2以上の存在下で分
配抽出し、静電又は遠心分離後有機溶媒層を回収する。
い。細断された球根、地下茎、根は、適当な有機溶媒で
抽出される。有機溶媒の例としては、メタノール、エタ
ノール、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼン
、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル、シフミロメ
タン、りC1クホルム、四塩化炭素又はヘキサン等が挙
げられる。抽出は通常室温で行われるが、必要に応じて
加熱還流することもできる。抽出時間は原料細断の程度
、原料の品質により適宜選択されるが、通常は1〜72
時間である。又、適宜溶媒を交換し、繰り返し抽出を行
うこともできる。このようにして得られ九抽出物は、濾
過又は遠心分離あるいはこれらを組み合せることによシ
固液分離される。分離され友抽出液には、多電の不純物
が含まれるので、この抽出液から該物質全分離ffj!
!!するtめには、吸着クロマトグラフィー、ゲル濾過
処理が行われる。吸着クロマトグラフィー、ゲル−過処
理を行う前に予め、水有機溶媒混合系で液々分配抽出、
又は抽出液を適当な手段により蒸発乾固後、この乾固物
を有機溶媒により固液抽出することが好ましい。上記有
機溶媒の例としては、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジクc
1Ωメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ベンゼン、ヘ
キサン、ジエチルエーテル等が挙げられる。こうして得
られた抽出液を常圧又は減圧下で濃縮又は乾固し、これ
を水および上記有機溶媒の1つ又は2以上の存在下で分
配抽出し、静電又は遠心分離後有機溶媒層を回収する。
該物質は塩基性条件下では、上記有機溶媒に不溶で水に
易溶である一方、酸性条件下では、水に不溶で上記有機
溶媒に易溶であることから、上記の如くして得られ九抽
出物t−壇基性、酸性条件下で一回又は繰返し、水有機
溶媒液々分配抽出を行うことにより、分離精jIlIt
−進めることもできる。即ち、上記有機溶媒混合系に、
例えばアンモニア、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム
、水酸化ナトリウム等を加え、該物質を水層に転溶した
後、この水#iを回収し、酸たとえば酢酸、塩酸を加え
て酸性にし、再び上記有機溶媒を加えて該物質を有機溶
媒層に転溶する。これらの操作を一回又は繰り返し行う
ことにより不要成分を取り除くことができる。
易溶である一方、酸性条件下では、水に不溶で上記有機
溶媒に易溶であることから、上記の如くして得られ九抽
出物t−壇基性、酸性条件下で一回又は繰返し、水有機
溶媒液々分配抽出を行うことにより、分離精jIlIt
−進めることもできる。即ち、上記有機溶媒混合系に、
例えばアンモニア、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム
、水酸化ナトリウム等を加え、該物質を水層に転溶した
後、この水#iを回収し、酸たとえば酢酸、塩酸を加え
て酸性にし、再び上記有機溶媒を加えて該物質を有機溶
媒層に転溶する。これらの操作を一回又は繰り返し行う
ことにより不要成分を取り除くことができる。
さらに精製を進めるために得られた抽出物は、続いて吸
着クロマトグラフィーに付される。吸着りaマドグラフ
ィーには例えば、シリカゲルカラムクロマドグラフイー
又は薄層りaマドグラフィーがm−られる。展開溶媒と
しては、例えばベンゼン、りc1aホルム、ジクロロメ
タン、酢酸エチル、酢酸ブチル、四塩化炭素、メタノー
ル、エタノール等の一つ又はそれらの混合物が適宜選択
される。又これら展開溶媒に必要に応じて、酢酸、塩酸
等を加えることもできる。ざらに精#を進めるために、
セファデックスLf(−20(ファルマシア社製)等の
ゲル濾過剤を用いることも有効である。
着クロマトグラフィーに付される。吸着りaマドグラフ
ィーには例えば、シリカゲルカラムクロマドグラフイー
又は薄層りaマドグラフィーがm−られる。展開溶媒と
しては、例えばベンゼン、りc1aホルム、ジクロロメ
タン、酢酸エチル、酢酸ブチル、四塩化炭素、メタノー
ル、エタノール等の一つ又はそれらの混合物が適宜選択
される。又これら展開溶媒に必要に応じて、酢酸、塩酸
等を加えることもできる。ざらに精#を進めるために、
セファデックスLf(−20(ファルマシア社製)等の
ゲル濾過剤を用いることも有効である。
このようにして得られ九本発明の新規化合物の物理化学
的性質は以下に示す通りである。
的性質は以下に示す通りである。
11分子量:294
b%軸点=185〜189(187)t?。
−〇
c1比旋光度:〔α〕0
d1紫外可視部吸収スペクトル:第1図の通りaz赤外
吸収スペクトル:第2因の通り1%m剤に対する溶解性
:メタノール、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、
ベンゼン等有機溶媒に中性及び酸性側で易溶、アルカリ
性側で水に易溶 g、呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラツゲンドルフ反応に陰性、塩化第一鉄反応に陽性 h%塩基性、中性、酸性の区別:アルカリ性迎1で水溶
性であることから酸性物質 11物質の色及び形状:gs赤褐色微針状結晶本発明の
新規化合物は、5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメト
キシ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノ
ンおよびその構造異性体であることが本発明〆によって
決定された。これらの異性体間の相互関係は以下に示き
れるとおりである。
吸収スペクトル:第2因の通り1%m剤に対する溶解性
:メタノール、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、
ベンゼン等有機溶媒に中性及び酸性側で易溶、アルカリ
性側で水に易溶 g、呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラツゲンドルフ反応に陰性、塩化第一鉄反応に陽性 h%塩基性、中性、酸性の区別:アルカリ性迎1で水溶
性であることから酸性物質 11物質の色及び形状:gs赤褐色微針状結晶本発明の
新規化合物は、5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメト
キシ−6,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノ
ンおよびその構造異性体であることが本発明〆によって
決定された。これらの異性体間の相互関係は以下に示き
れるとおりである。
OH
〔工。〕
これら異性体は、溶液中で容易に互変する。従って、本
発明にはこれら互変異性体の全てが包含される。
発明にはこれら互変異性体の全てが包含される。
本発明の新規化合物の生物学的性質を以下に示す。
(1) 抗菌活性
l)試料の調製
本発明の新規化合物[Ial 1にクロロホルム釦所定
濃度となる様に溶解し、これに直径6mmのペーパディ
スクを浸漬し、取り出した後−紙上で風乾し念。
濃度となる様に溶解し、これに直径6mmのペーパディ
スクを浸漬し、取り出した後−紙上で風乾し念。
2)抗菌活性の測定
表−1に示した5種の菌又t[E母を寒天培地中に播種
し、この上に1)に記したペーパディスクを置いて、表
−1に記し次温度で培養した。培養開始12時+1Jf
f後に寒天中に現われた増殖阻止用の直径を測定した。
し、この上に1)に記したペーパディスクを置いて、表
−1に記し次温度で培養した。培養開始12時+1Jf
f後に寒天中に現われた増殖阻止用の直径を測定した。
結果を表−1に示す。
表−1
* 二単位朋
林、± :かすかに増頬阻止円の存在が認めらnる。
***、−4−:増殖阻止円の直径が7 mm未満であ
る。
る。
表−IK示すように、本発明の新規化合物は、抗菌作用
金有している。
金有している。
(2)急性毒性
本発明の新規化合物1〜5ダをアラビアゴム2%’e含
む生理食塩水0.211!/Km解し、マウス雄251
1一群lO匹にip投与して急性毒性を調べた。その結
果はLDsoは2001n9/に9以上であった。
む生理食塩水0.211!/Km解し、マウス雄251
1一群lO匹にip投与して急性毒性を調べた。その結
果はLDsoは2001n9/に9以上であった。
実施例
以下、本発明の実施例を示すが、これによって限定され
るものではない。
るものではない。
ヒメヒオオギスイセンの球根、地下茎、根の乾燥物あわ
せて4.5 Kft−細断し、メタノール41を加え7
2時間靜蓋抽出し念。抽出物ff1F遇し抽出物を得、
P取し念固形を同様の方法でさらに2回抽出し、それぞ
れ得られ九抽出物をあわせて11になるまで減圧下で濃
縮し友。
せて4.5 Kft−細断し、メタノール41を加え7
2時間靜蓋抽出し念。抽出物ff1F遇し抽出物を得、
P取し念固形を同様の方法でさらに2回抽出し、それぞ
れ得られ九抽出物をあわせて11になるまで減圧下で濃
縮し友。
この−細物1tlJのベンゼンで3回液々分配抽出し、
得られ之ベンゼン抽出相をシロップ状になるまで濃縮し
た、 これを1%の酢酸を含むクロロホルムlomtに溶かし
キーセルゲ)’ 60 (Merck社製’)500.
@を用いて直径70mmX高さ17〔門のカラムクロマ
トグラフィー2行り之。この時の展開溶媒としては、1
チの酢酸を含むクロロホルムを用いた。
得られ之ベンゼン抽出相をシロップ状になるまで濃縮し
た、 これを1%の酢酸を含むクロロホルムlomtに溶かし
キーセルゲ)’ 60 (Merck社製’)500.
@を用いて直径70mmX高さ17〔門のカラムクロマ
トグラフィー2行り之。この時の展開溶媒としては、1
チの酢酸を含むクロロホルムを用いた。
最初の黄色いバンドに欠員て見られる赤いバンドを回収
し約6004の流出液を得乏。これを同量の水と分配抽
出して酢酸を除−た後クロロホルム相を減圧下で乾固し
、約5 mlのメタノールに溶解してl昼夜放置し、析
出する無色結晶′jk濾過して除きF液を約2rILI
!になるまで減圧下で疲縮し比。
し約6004の流出液を得乏。これを同量の水と分配抽
出して酢酸を除−た後クロロホルム相を減圧下で乾固し
、約5 mlのメタノールに溶解してl昼夜放置し、析
出する無色結晶′jk濾過して除きF液を約2rILI
!になるまで減圧下で疲縮し比。
この全量k 5ephadex LH−20(ファルマ
シア社裂)Kよるクロマトグラフィーにかけた。この時
の展開溶媒にはメタノールを用い、カラムは直径25t
n那高さ450m廊、用いt担体は約200.li+で
あり、念。最初に見られる黄色いバンド及び2番目の赤
いバンドを除き、3番目に得られる赤いバンドを回収し
、70m1の流出液を得た。この流出液を一20℃中に
一夜放置し、析出しt#赤褐色微針状結晶t−F取し、
3.4〜の核物質を得念。
シア社裂)Kよるクロマトグラフィーにかけた。この時
の展開溶媒にはメタノールを用い、カラムは直径25t
n那高さ450m廊、用いt担体は約200.li+で
あり、念。最初に見られる黄色いバンド及び2番目の赤
いバンドを除き、3番目に得られる赤いバンドを回収し
、70m1の流出液を得た。この流出液を一20℃中に
一夜放置し、析出しt#赤褐色微針状結晶t−F取し、
3.4〜の核物質を得念。
第1図はメタノール溶液中の紫外緑吸収スペクトルを、
第2図は赤外線吸収スペクトルを示す。 大* (nm) 手続ネi【i正置 昭和61年 ?月r日
第2図は赤外線吸収スペクトルを示す。 大* (nm) 手続ネi【i正置 昭和61年 ?月r日
Claims (11)
- (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、環■は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
式、化学式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼を示す、で表
わされる化合物。 - (2)5,8−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキシ−6
,7−メチレンジオキシ−1,4−ナフトキノンである
特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (3)1,4−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキシ−6
,7−メチレンジオキシ−5,8−ナフトキノンである
特許請求の範囲第12頁記載の化合物。 - (4)1,5−ジヒドロキシ−2,3−ジメトキシ−6
,7−メチレンジオキシ−4,8−ナフタレンジオンで
ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - (5)次の理化学的性質を有する特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 a、分子量:294 b、融点:185〜189(187)℃ c、比旋光度:〔α〕^2^0_D=0° d、紫外可視部吸収スペクトル:第1図の通り e、赤外吸収スペクトル:第2図の通り f、溶剤に対する溶解性:メタノール、アセトン、酢酸
エチル、クロロホルム、ベンゼン等有機溶媒に中性及び
酸性側で易溶、アルカリ性側で水に易溶 g、呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラッゲンドルフ反応に陰性、塩化第一鉄反応に陽性 h、塩基性、中性、酸性の区別、アルカリ性側で水溶性
であることから酸性物質 i、物質の色及び性状:濃赤褐色微針状結晶 - (6)ヒメヒオオギズイセン(¥Tritoniacr
ocosmaeflora¥ ¥¥Lemein¥¥(
Iridaceae)の球根を有機溶媒抽出し、得られ
た抽出物を液々又は固液有機溶媒分配抽出、吸着クロマ
トグラフィー及びゲル濾過処理を行うことを特徴とする
以下の理化学的性質を有する物質の製造法。 a、分子量:294 b、融点:185〜189(187)℃ c、比旋光度:〔α〕^2^0_D=0° d、紫外可視部吸収スペクトル:第1図の通り e、赤外吸収スペクトル:第2図の通り f、溶剤に対する溶解性:メタノール、アセトン、酢酸
エチル、クロロホルム、ベンゼン等有機溶媒に中性及び
酸性側で易溶、アルカリ性側で水に易溶 g、呈色反応:アンスロン硫酸反応、ニンヒドリン反応
、ドラッゲンドルフ反応に陰性塩化第一鉄反応に陽性 h、塩基性、中性、酸性の区別:アルカリ性側で水溶性
であることから酸性物質 i、物質の色及び性状:濃赤褐色微針状結晶。 - (7)ヒメヒオオギスイセンが細断物である特許請求の
範囲第6項に記載の製造法。 - (8)抽出に用いる有機溶媒が、メタノール、エタノー
ル、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン
、クロロホルム、四塩化炭素又はヘキサン又はこれらの
混合物である特許請求の範囲第6項記載の製造法。 - (9)吸着クロマトグラフィーが、シリカゲル及びこれ
に準ずる担体により行われる特許請求の範囲第6項記載
の製造法。 - (10)ゲル濾過処理がセファデックスLH−20(フ
ァルマシア社製)及びこれに準ずる担体により行われる
特許請求の範囲第6項記載の製造法。 - (11)式(1)の化合物を有効成分とする抗菌剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60161791A JPS6236371A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 新規抗菌性物質およびその製法 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60161791A JPS6236371A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 新規抗菌性物質およびその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236371A true JPS6236371A (ja) | 1987-02-17 |
JPH0586388B2 JPH0586388B2 (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15741975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60161791A Granted JPS6236371A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 新規抗菌性物質およびその製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0211573B1 (ja) |
JP (1) | JPS6236371A (ja) |
DE (1) | DE3661916D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176476A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Joyaku Kenkyusho:Kk | ヒメヒオウギズイセンの鱗茎を含有する腫瘍の予防及び/又は治療用組成物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4122092A (en) * | 1977-08-25 | 1978-10-24 | University Of Rochester | Total synthesis of (±)-picropodophyllone and (±)-4'-demethylpicropodophyllone |
-
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- 1985-07-24 JP JP60161791A patent/JPS6236371A/ja active Granted
-
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- 1986-07-24 DE DE8686305704T patent/DE3661916D1/de not_active Expired
- 1986-07-24 EP EP86305704A patent/EP0211573B1/en not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006176476A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Joyaku Kenkyusho:Kk | ヒメヒオウギズイセンの鱗茎を含有する腫瘍の予防及び/又は治療用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0211573A1 (en) | 1987-02-25 |
DE3661916D1 (en) | 1989-03-02 |
JPH0586388B2 (ja) | 1993-12-10 |
EP0211573B1 (en) | 1989-01-25 |
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