JPS623631A - ロ−ドセルの出力調整用パタ−ン抵抗器 - Google Patents

ロ−ドセルの出力調整用パタ−ン抵抗器

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JPS623631A
JPS623631A JP14348785A JP14348785A JPS623631A JP S623631 A JPS623631 A JP S623631A JP 14348785 A JP14348785 A JP 14348785A JP 14348785 A JP14348785 A JP 14348785A JP S623631 A JPS623631 A JP S623631A
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繁基 秋山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロードセルの出力を調整するために用いるパ
ターン化された抵抗器に関するものである。
〔従来技術〕
起歪体の起歪部に張り付けられた歪みゲージを、ホイー
ストンブリッデに組み込んでなるロードセルのスパンの
温度補償及零点の温度補償の方法として、従来から抵抗
値の異なる多種類の巻線抵抗器や被膜抵抗器等を準備し
、これら抵抗を接続することにより調整する方法がある
。しかしながらこの方法は、数多くの抵抗値の異なる抵
抗器を準備しなければならないという欠点があり、また
抵抗器がロードセルの起歪体に密着していないため、起
歪体との間に熱勾配が生じ、それがロードセルの出力精
度を落とすという欠点があった。
また、多数の抵抗器の中から所定の抵抗器を選びそれを
半田付けして調整する作業も困難で且つ時間のかかる作
業であった。
そこで近時上記問題点を解決するため、パターン化され
たロードセル出力調整用の抵抗器が開発されている。そ
の−例として、公開実用昭和58−104944号、特
開昭60−57228号公報、公開実用昭和56−14
4332号に開示されたものがある。
第2図〜第4図は上記パターン化された抵抗器を示す図
である。
第2図に示すロードセル出力調整用抵抗器は、端子リー
ドパターン1,1の一部に接続して互いに対向する一対
の結線部2,2を設けると共に、該結線部2,2をそれ
ぞれ面積の異なる抵抗値調節部3−1.3−2・・・・
・・・3−6で接続してなる構造のものであり、抵抗値
を調整する場合は該抵抗値調節部3−1.3−2・・・
・・・3−6を電気的に除去、例えば抵抗値調節部3−
4の一部3−4aをカッターでカットとしてロードセル
出力調整用抵抗器全体の抵抗値を変化させている。
第3図に示すロードセル出力調整用抵抗器は、リード端
子パターン5,5の間に両端が接続部6.6で接続され
た、面積が略同−の複数の抵抗調節部7・・・・・・7
を設けた構造であり、該接続部6.6の一部を切除する
ことによりリード端子パターン5,5間の抵抗値を変化
きせるようにしたものである。
第4図に示すロードセル出力調整用抵抗器は、ベース1
1上に接続パターン12〜15、抵抗補正部16〜19
、付加抵抗パターン21.22が設けられた構成であり
、前記抵抗補正部16〜19に設けられた導通部20を
切除することにより抵抗値を変化させているようにした
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のパターン化されたロードセル
の出力調整用パターン抵抗器においては、調整のバリエ
ーションを多くすると調整個所が多くなり、調整個所を
少なくすると調整のバリエーションが少なくなるという
欠点がある。また、一度パターンをカットすると元に戻
すのが困難であるという欠点もあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、少ない調整
個所で多くの調整バリエーションかえられるロードセル
の出力調整用パターン抵抗器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、絶縁材からなる絶
縁層と、該絶縁層の上に形成された金属箔からなるパタ
ーン抵抗体とで構成されるロードセル出力調整用パター
ン抵抗器において、前記パターン抵抗体に、切断するこ
とによって該パターン抵抗体の抵抗値を212Z2m・
・・・・・・2・の抵抗値の重みに匹敵する値で変化さ
せることができる複数の調整個所を設けた。
〔作用〕
ロードセルの出力調整用パターン抵抗器を上記の如く構
成することにより、複数の調整個所を切断することによ
り、抵抗体の抵抗値が20、21゜2!・・・・・・・
21の重みに匹敵する値で変化するので、これらを組み
合わせることにより後述するように多くの調整のバリエ
ーションが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図(a)、(b)は、本発明に係るロードセルの出
力調整用パターン抵抗器の構造を示す図で、同図(a)
は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線上断面図
である。
図示するように、ロードセルの出力調整用パターン抵抗
器は、ポリミド樹脂材等からなる絶縁層21(厚さ約7
5μ)の上に鋼材等の金属箔からなるパターン化された
パターン抵抗体22,23(厚さ約35μ)が設けられ
ている。パターン抵抗体22は、リード端子パターン2
2−1 、22−2.22−3.22−4及び抵抗値調
整パターン22A、22Bが一体的に形成された形状で
あり、またパターン抵抗体23はリード端子パターン2
3−1.23−2.23−3.23−4.23−5.2
3−6及び抵抗値調整パターン23A、23B、23G
が一体的に形成された構成である。リード端子パターン
22−1とリード端子パターン22−2、リード端子パ
ターン22−3とリード端子パターン22−4はそれぞ
れ調節部パターン24.25で短絡されている。また、
リード端子パターン23−1とリード端子パターン23
−2、リード端子パターン23−3とリード端子パター
ン23−4、リード端子パターン23−5とリード端子
パターン23−6とはそれぞれ調節部パターン26,2
7.28で短絡されている。前記パターン抵抗体22及
び23の上部には、前記リード端子パターン22−1〜
22−4.23−1〜23−6及び調整部パターン24
〜28の部分を除いて絶縁材のラミネート又はレジスト
層29を施している。
上記構造のロードセルの出力調整用パターン抵抗器にお
いて、リード端子パターン22−4とリード端子パター
ン23−5との間には、後述するよう位歪みゲージの端
子が接続され、リード端子パターン22−1と23−2
には、ブリッヂを構成する端子が接続きれる。即ち、リ
ード端子パターン22−4と23−5とは歪みゲージの
リード配線パターンを兼ね、リード端子パターン22−
1と23−2とはプリップ配線パターンを兼ねている。
第5図は前記抵抗値調整パターン22A、22B及び抵
抗値調整パターン23A、23B、23Cの抵抗値の重
み付けを示す図である。図示するように、パターン抵抗
体22と歪みゲージRO及びパターン抵抗体23とで直
列回路を形成する。
at列回路において、パターン抵抗体22.23の調節
部パターン24,25.26,27.28が除去されな
いときには、それぞれの抵抗値調整パターン22A、2
2B、23A、23B、23Cは調節部パターン24,
25.26,27.28により短絡されているのでパタ
ーン抵抗体22及び23の抵抗値は無視し得る程小さく
略零とみなせる。
ここで調節部パターン26を除去することにより抵抗値
調整パターン23Aが該回路に挿入され、調節部パター
ン27を除去することにより抵抗値調整パターン23B
が挿入され、調節部パターン28を除去することにより
抵抗値調整パターン23Cが挿入され、調節部パターン
25を除去することにより抵抗値調整パターン22Bが
挿入され、更に調節部パターン24を除去することによ
り抵抗値調整パターン22Aが挿入される。抵抗値調整
パターン23A、23B、23C,22A、22Bは、
それぞれその抵抗値が”2Zl「2″j p ’ 2”
J + ’ 24」t ’ ”’J倍になるように重み
付けされた抵抗値を持つようになっている。即ち、調節
部パターン26,27.24.28.25を除去すると
、ロードセルの出力調整用パターン抵抗器の抵抗値が2
′、2虞 24.28.21G倍と変化する。
上記の如く調節部パターン26,27,24゜28.2
5を除去することにより変化する抵抗値の重み11」・
12」・14」・r8」・r16」を、第1図(a)及
び第5図に示すようにリード端子パターン23−1.2
3−3.22−2.23−6.22−3に印字すると、
不慣れな作業者が扱った場合においても、正確且つ敏速
側こ調整作業を遂行できる。
第6111!Jは本発明に係る他のロードセルの出力調
整用パターン抵抗器を示す平面図である。図示するよう
に、出力調整用パターン抵抗器は絶縁材からなる絶縁層
31の上に金属箔からなるパターン抵抗体32及び同じ
く金属箔からなる導体パターン33を設けた構造である
。パターン抵抗体32にはリード端子パターン32−1
.32−2及び抵抗値調整パターン32A、32B、3
2C,32Dが一体的に形成された形状であり、抵抗値
調整パターン32A、32B、32C,32D端子部の
それぞれは、凹状の細いくびれた調節部パターン34,
35,36.37で短絡されている。抵抗値調整パター
ン32A、32B、32G、32Dは、パターンの幅が
それぞれ異なってオリ、ソノ抵抗(iカr 21. 、
 r 2fi」、 r 24」v”2”J倍と変化する
ように重み付けされている。
上記構成のロードセルの出力調整用パターン抵抗器にお
いて、調節部パターン34,35,36.37のそれぞ
れを除去することにより、リード端子パターン32−1
と32−2の間にそれぞれ、21.2t、 24.2t
倍の重みを持った抵抗値が挿入されることになる。
第7図は本発明に係る他のロードセルの出力調整用パタ
ーン抵抗器を示す平面図で、第6図に示す出力調整用パ
ターン抵抗器は、4個のリード端子パターンを具備する
例を示したが、第7図に示す出力調整用パターン抵抗器
は2個のリード端子パターンを具備する場合を示す。同
図に示すように、絶縁材からなる絶縁層41の上に金属
箔からなるパターン抵抗体42が設けられている。該パ
ターン抵抗体42は、第6図の抵抗体パターン32と同
様リード端子パターン42−1.42−2及び抵抗値調
整パターン42A、42B、42G、42Dが一体的に
形成された形状であり、抵抗値調整パターン42A、4
2B、42C,42Dの端子部はそれぞれ調節部パター
ン44,45.46.47で短絡している。抵抗値調整
パターン42A、42B、42C,42Dは、パターン
の幅がそれぞれ異なっており、その抵抗値が’2’J 
+ ’2”J + ’2“Jr”211倍と変化するよ
うに重み付けきれている点も、第6図に示すパターン抵
抗体32と同様である。
また、調節部パターン44 、45 、46 、47の
それぞれを除去することにより、リード端子パターン4
2−1と42−2の間にそれぞれ、2Z 21.2Z 
21倍の重みを持った抵抗値が挿入されることになるこ
とも第6図に示す抵抗体パターン32と同様である。
上記第6図及び第7図に示すロードセルの出力調整用パ
ターン抵抗器では重み付け1,2,4゜8の4個で、1
5個の調整バリエーションが得られる。
第9図(a)は第1図に示すパターン抵抗体22.23
及び第7図に示すパターン抵抗体42の調節部パターン
の形状を示す拡大図である。図示するようにリード端子
パターン54とリード端子パターン55を短絡する調節
部パターンは、2個の凹状の細いくびれたパターン52
.53を凸状の突起パターン51を挾んで配置した形状
であり、該調節部パターンを除去する場合、凸状の突起
部51の先端にカッター等を引掛けて剥離すると同図(
b)に示すように突起部が調節部パターンより除去され
ることになる。
調節部パターンを第10図(a)に示すように、リード
端子パターン54.55を1個の凹状のパターン56で
短絡してなる調節部パターンでは、該調節部パターンを
除去する場合は凹状のパターン56部分にカッターをい
れ、この部分をカットするのであるがカッターを強くい
れると同図(b)に示すように、パターン56が絶縁M
57に食い込み起歪体58にその先端が接触することが
ある。また、カッターで切り離しても切り離した間隔が
狭い為、該切り離し部分が再接触する恐れもある。これ
に対して調節部パターンを第9図(a)に示すように形
成することにより、凸状の突起部51が前述のように他
の部分に影響を与えることなく容易に除去できるのでそ
の調整作業がよういになると共に、切り離し後の間隔が
広いためその信頼性も高くなる。
第11図はロードセル起歪体に前記ロードセルの出力調
整用パターン抵抗器を実装した場合の一例を示す斜視図
である。起歪体61の起歪部61A、61B、61C,
61D上には歪みゲージ62−1.62−2及び歪みゲ
ージ62−3.62−4(共に図示せず)が貼り付けら
れる。起歪部61Aと起歪部61Bの中間及び起歪部6
1Gと起歪部61Dとの間に第1図に示す構造の調整用
パターン抵抗器63及び64(図示せず)を設け、更に
、起歪体61の中空部の側壁6iEに第7図に示す調整
用抵抗器65.66を設ける6歪みゲージ62−1と調
整用パターン抵抗器63とが接続され、歪みゲージ62
−3と調整用パターン抵抗器64(共に図示せず)とが
接続される。
なお、同図において、67はロードセルの出力を外部に
導くためのケーブルで、該ケーブルの複数本の芯線は起
歪体61の支持端側の側部に設けられた配線パターン基
板68に接続される。
第12図は前記ロードセル構成する回路の構成を示す配
線図である。同図において、歪みゲージ62−1と調整
用抵抗器63が接続され(第1図で説明すると、リード
端子パターン22−4と23−5の間に歪みゲージ62
−1の両端子が接続される)、調整用抵抗器64と歪み
ゲージ62−3とが接続される。該調整用抵抗器63.
64の出力端子(第1図で説明すればリード端子パター
ン22−1とリード端子パターン23−2)歪みゲージ
62−2.62−4とをブリッヂに接続し、該ブリッヂ
の接続点C1と02との間に固定抵抗器R1と調整用抵
抗器65を接続し、接続点C1とC4との間に固定抵抗
器R2と調整用抵抗器66を接続し、更に接続点C2と
04との間に固定抵抗器R3、R4を接続し、その先端
に固定抵抗器R5及び調整用抵抗器68とからなる直列
抵抗と調整用抵抗器69を並列に接続してする。
ここで調整用抵抗器63.64及び調整用抵抗器69に
は、第1図又は第6図に示すような4端子の調整用抵抗
器を用い、調整用抵抗器65.66.68には第7図に
示すような2端子の調整用抵抗器を用いる。
上記構成のロードセル回路において、調整用抵抗器69
の端子T1とT2との間(第1図で説明すればリード端
子パターン22−4とリード端子パターン23−5との
間)に直流又は交流電圧を印加して接続点C1及び接続
点C3に接続された端子T3と端子T4との間から出力
を得る。また、調整用抵抗器65及び66は零バランス
調整抵抗又は温度に対する零点補償用抵抗となり、調整
用抵抗器63及び64は温度に対する零点補償用抵抗又
は零バランス調整用抵抗となる。更にまた、固定抵抗器
R3及び固定抵抗器R4は温度に対するスパン補償抵抗
、調整用抵抗器68は温度に対するスパン補償用微調整
抵抗又はスパン調整用抵抗、調整用抵抗器69は温度に
対するスパン補償用微調整抵抗又はスパン調整用抵抗と
なる。
上記第1図、第6図、第7図のロードセルの出力調整用
パターン抵抗器において、パターン抵抗体の金属箔とし
て、温度係数の大きいニッケル、白金、銅を用いて調整
用パターン抵抗器を製造した場合、温度係数が大きいこ
とから温度に対する零点補償用の調整抵抗器又は温度に
対するスパン補正用調整抵抗器として優れたものとなる
。また、パターン抵抗体の金属箔として、温度係数の小
さいフンスタンクン、マンガニンを用いて調整用パター
ン抵抗器を製造した場合、温度係数が/JXきいことが
ら零バランス調整用及びスパン調整用の調整抵抗として
優れたものとなる。
第8図は前記第12図に示す回路において、調整抵抗器
63.64(使用する調整用パターン抵抗器は第1図に
示すものを使用する)でロードセルの出力調整の例を示
す図である。
即ち、第8図は、温度差20″Cを与えた場合の切断し
た調節部パターンの個所と、その時の出力電圧の修正値
の修正量(%)の関係の一例を示している。但し、出力
調整用パターン抵抗器として、パターン抵抗体22.2
3は、厚さ35μの銅箔を用い、重み11」に相当する
抵抗値調整パターン23Aの細長い部分の幅を0.4m
m、長さ2.7mmとし、重み’ 2 J + ’ 4
 J t ’ 8 J、「6」に相当する抵抗値調整パ
ターン23A。
22A、23C,22Bの細長い部分の幅を0゜2mm
、全長をそれぞれ2.7mm、5.4mm。
10.8mtn、21.6mmとしたものを使用した。
また、ロードセルの歪みゲージ62−1〜62−4の抵
抗値は各々350Ωのものを用い、ロードセルの出力は
定格荷重において1mV/V(即ち入力電圧に対する出
力電圧の比が1/1゜00)とした。
同図に示されるように、ロードセルの温度変化に対する
零点変化に関し、それぞれ20、21゜zR,zm、z
4に重み付けされた5個所の調整部を適宜選択して切断
することで、修正値VAが1.51X10−’%から4
6.X 10−”%の範囲内において、調整番号1〜3
1の31通りの調整が行なえる。必要とする修正値VA
が測定によって求められれば、同図に示す切断調整のデ
ータから切断する調節部パターンを決定する。例えば、
第8図において、いま仮にロードセルの温度に対する零
点変化が+20″Cの温度差を与えた時、出力1mV/
Vに対し+0.4%あったとすると、これを温度に対し
て変化しないようにするには、圧縮歪みを受ける歪みゲ
ージ62−1(第12図参照)が接続された調整用パタ
ーン抵抗器63の重み2,8.16の数字が表示された
リード端子パターンの横の調節部パターン27.28.
25(第1図参照)をカッターナイフの様に先のとがっ
たもので凸状の突起を引掛けて上にめくるようにすると
、その両端部が破断してその部分が切り離される。この
様にして39.77X10−”%の温度に対する零点の
修正をすることができる。残り0.23X10−”%の
誤差は使用上の許容範囲に十分大るため同等問題は生じ
ない。また、仮に+20″Cの温度差を与えた時−0,
4%零点が変化したとすると、今度は引っ張り歪みを受
ける歪みゲージ62−3に接続された調整用パターン抵
抗器64の重み2,8.16の数字が表示されたリード
端子パターン23−3.23−6.22−3横の調節部
パターン23.28,25(第1図参照)を切り離す。
また、最大46.85X10−”%の調整幅に入るもの
は、全ロードセルの8割程度で大部分は調整可能である
が、さらに残り2割も調整可能にするには32(2’)
、64(2’)といった重みの調節部パターンを具備す
る抵抗値調整パターンを設ければ良いことになる。
第13図はフレキシブルの配線基板に調整用パターン抵
抗器を内蔵移せた例を示す図(第11図の配線パターン
基板68に相当する)である。同図において、樹脂材等
からなるフレキシブルな基板70上に、配線パターン7
1、調整用パターン抵抗器72.73(第12図の例で
は調整用パターン抵抗器63.64に相当する)、調整
用パターン抵抗器74(第12図の例では調整用パター
ン抵抗器69に相当する)及び調整用固定抵抗器75の
各パターンが施される。
上記の如くロードセルの出力調整用パターン抵抗器を構
成することにより、以下のことが可能ととなる。
(1)調節部パターンからなる調整個所を選択組み合わ
せることにより、第8図に示すように最も少ない調整個
所で最大の調整のバリエーションかえられる。例えば1
,2,4,8.16の5個所の調整個所で31通りのバ
リエーションが得られる。また、このことから第8図に
示すテーブルを予めコンピュータに記憶させておき、該
コンピュータにロードセルの調整のための検査等で得ら
れるデータを入力することにより、同図の修正値AVを
求め該修正値AVより、調整個所の組み合わせCWを求
めることも可能となる。
(2)調整個所を2個のリード端子パターンと一体的且
つ切離し可能な凹状の細いくびれたパターン部によって
短絡した形状としたので、誤って該凹状のパターンを切
離した場合でも半田ブリッジ等により容易に元に戻すこ
とができる。
(3)パターン抵抗体のリード端子パターン及び調節部
パターンの部分を除いた部分にラミネート又はレジスト
を施すことにより、誤って切離した調整個所を半田プリ
ップする際、パターン抵抗部分に半田がのることがなく
、容易且つ安全に半田付ができる。また、ラミネート又
はレジストを施すことにより、耐水、耐湿、耐薬品、耐
候性等に優れた経年変化の少ないロードセルが得られる
(4)調節部パターンの形状を第9図(a)に示すよう
に、2個の凹状の細いくびれたパターン52.53を凸
状の突起パターン51を挾んで配置した形状とすること
により、調節部パターンを除去する場合、凸状の突起部
51の先端にカツター等を引掛けて他の部分に影響を与
えることなく容易に剥離することが可能となり、切り離
しの信頼性が高くなる。
(5)第1図に示すように、調整用パターン抵抗器のリ
ード端子パターン部分に抵抗値の重みを数字で表示する
ことにより、ロードセルの調整作業に熟練を必要とせず
、しかも正確に遂行することが可能となる。
(6)調整用パターン抵抗器が歪みゲージのリード端子
とブリッヂ配線パターンを兼ねているので、ロードセル
の組立作業の簡素化、コストダウンが図かれる。また、
ロードセル面上のレイアウトも機能的に配置することが
可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば以下に示すような優
れた効果かえられる。
パターン抵抗体の抵抗値を20 21.2t、22……
2nの重みに匹敵する値で変化させることができる複数
の調整個所を設けることにより、最も少ない調整個所で
最大の調整のバリエーションがえられる。
調整個所は、2つ以上の端子部を一体的且つ切り離し可
能な凹状の細いくびれたパターンによって短絡して構成
するので、例えば誤って該凹状のパターンを切離した場
合でも半田ブリッヂ等により容易に元に戻すことができ
る。
パターン抵抗体の前記調整個所及び出力端子部分を除く
上部に絶縁材のラミネート又はレジストを施したことに
より、誤って切離した調整個所を半田ブリップが容易且
つ安全にできる。また、ラミネート又はレジストを施す
ことにより、耐水、耐湿、耐薬品、耐候性等に優れた経
年変化の少ないロードセルが得られる。
調整個所に前記重みに匹敵する数字又は記号を表示した
ことにより、調整作業が容易で且つ正確に行なうことが
可能となる。
調整個所の2つ以上の端子部を短絡する凹状の細いくび
れたパターンを凸状の突起を挾んで2個所設けた形状と
したので、調整個所の除去が他の部分に影響を与えるこ
となく簡単に行なえ、切り離しの信頼性も高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係るロードセルの出力
調整用パターン抵抗器の構造を示す図で、同図(a)は
平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線上断面図、
第2図〜第4図は従来のパターン化された抵抗器を示す
図、第5図は抵抗値調整パターン22A、22B及び抵
抗値調整パターン23A、23B、23Cの抵抗値の重
み付けを示す図、第6図及び第7図はそれぞれ本発明に
係る他のロードセルの出力調整用パターン抵抗器を示す
平面図、第8図は本発明に係る調整用パターン抵抗器を
用いたロードセルの出力調整の例を示す図、第9図(a
)は第1図に示すパターン抵抗体22.23及び第7図
に示すパターン抵抗体42の調節部パターンの形状を示
す拡大図、同図(b)は除去した凸状の突起部パターン
を示す図、第10図(a)は他の調節部パターンの形状
を示す図、同図(b)は調節部パターンをカッl−t、
た状態を示す断面図、第11図はロードセル起歪体に本
発明に係るロードセルの出力調整用パターン抵抗器を実
装した場合の一例を示す斜視図、第12図は第11図に
示すロードセルの回路構成を示すブロック図、第13図
はフレキシブルの配線基板に調整用パターン抵抗器を内
蔵させた例を示す図である。 図中、21・・・・絶縁層、22.23・・・・パター
ン抵抗体、24〜28・・・・調節部パターン、19・
・・・ラミネート又はレジスト層、31・・・・絶縁層
、32・・・・抵抗体パターン、33・・・・導体パタ
ーン、41・・・・絶縁層、42・・・・抵抗体パター
ン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁材からなる絶縁層と、該絶縁層の上に形成さ
    れた金属箔からなるパターン抵抗体とで構成されるロー
    ドセル出力調整用パターン抵抗器において、前記パター
    ン抵抗体に切断することによって該パターン抵抗体の抵
    抗値を2^0、2^1、2^2……2^nの重みに匹敵
    する値で変化させることができる複数の調整個所を設け
    たことを特徴とするロードセルの出力調整用パターン抵
    抗器。
  2. (2)前記調整個所は、2つ以上の端子部を一体的且つ
    切り離し可能な凹状の細いくびれたパターンによって短
    絡して構成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載のロードセルの出力調整用パターン抵抗器。
  3. (3)前記パターン抵抗体の前記調整個所及び出力端子
    部分を除く上部に絶縁材のラミネート又はレジストを施
    したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)又は(2
    )項記載のロードセルの出力調整用パターン抵抗器。
  4. (4)前記調整個所又はその近傍に前記重みに匹敵する
    数字又は記号を表示したことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)乃至(3)項のいずれか一つに記載のロード
    セルの出力調整用パターン抵抗器。
  5. (5)前記調整個所の2つ以上の端子部を短絡する凹状
    の細いくびれたパターンを凸状の突起を挾んで2個所設
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)乃至(4
    )項のいずれか一つに記載のロードセルの出力調整用パ
    ターン抵抗器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63317728A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Teraoka Seiko Co Ltd 歪ゲ−ジ式ロ−ドセル
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