JPS5942402A - 歪センサの製造方法 - Google Patents

歪センサの製造方法

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JPS5942402A
JPS5942402A JP15307882A JP15307882A JPS5942402A JP S5942402 A JPS5942402 A JP S5942402A JP 15307882 A JP15307882 A JP 15307882A JP 15307882 A JP15307882 A JP 15307882A JP S5942402 A JPS5942402 A JP S5942402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
resistors
adjustment
layer
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP15307882A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nishikawa
西川 昶
Koichiro Sakamoto
孝一郎 坂本
Shinichi Mizushima
水島 真一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP15307882A priority Critical patent/JPS5942402A/ja
Publication of JPS5942402A publication Critical patent/JPS5942402A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば電子秤、荷重検出部等に使用される
歪センサの製造方法に関する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕従来の歪センサ
は、ストレンゲージ・ブリッジ回路においてビームの変
形部に引張り歪および圧縮歪を同時に発生するような構
造を有しているものが一般に用いられている。このよう
なビームにおいては、ビームの変形部の4個所を平行四
辺形状に配置し、いわゆるロバ−パル機構を有する形状
のものがある。ところが、この方式の場合、ビーム加工
のコスト、シたがって歪センサの製造のコストが高い。
一方、安価なビームを形成するものとして、板状のビー
ムを用いたものがあるが、単純な曲げビームタイプとし
た場合、上面と下面に引張り歪ふよび圧縮歪が発生する
ので、両面にストレンゲージを設けているものである。
このように両面にストレンゲージを形成するものは、蒸
着やスパッタリング法などによる薄膜ストレンゲージ・
タイプには不向きである。
しかして、本出願人により、板状のビームの片面にスト
レンゲージをブリッジ回路として接続させつつ設けた歪
センサが提案されているものである。
〔発明の目的j 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、薄膜ス
トレングージ・タイプ向きとされた歪センサをその薄膜
形成が容易で同時忙多数形成できて安価であυ、かつ、
調整作業の容易な歪センサの製造方法を得ることを目的
とする。
〔発明の概要〕
本発明は、L枚のビーム基板を板抜きして複数のビーム
を形成し、その各ビームにそれぞれ同一面状にブリッジ
回路状のストレンゲージと調整抵抗とを同時に薄膜形成
し、この調整抵抗の調整後にビーム基板から各ビームを
切断することにより、薄膜方式により多数の歪センサを
同時に得ることができ安価となり、この際、調整抵抗の
調整作業が一枚のビーム基板上の段階で完了するので容
易となるように構成したものである。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図ないし第4図は得ようとする歪センサを示
すもので、ステンレス材などをプレス加工して形成され
る板状のビーム(1)の一端は固定部(2)とされ、ね
じ(3)によりベース(4)に取付けられる取付孔(5
)が形成されている。このように片持ち支持されたビー
ム(1)の他端はフリ一端となる受圧部(6)とされ、
秤量物(7)の荷重が印加される孔(8)が形成されて
いる。そして、固定部(2)・受圧部(6)間に位置さ
せてビーム(1)両側には切欠(9)が形成され、この
切欠(9)によυ幅狭となる変形部αOが形成されてい
る。ついで、ビーム(1)の上面には4個のストレンゲ
ージRs * R2r Ra r R4が設けられてい
る。ここで、ストレンゲージR1* R2は固定部(2
)に設けられ、ストレンゲージR3+ R4は変形部α
1に設けられておυ、これらのストレンゲージR1+R
2,Ra lR4は導電部α力により第1図に示すよう
なパターンをもって接続されてブリッジ回路(ハ)が形
成されている。また、ストレンゲージRxtRzはその
長さ方向がビーム(1)の変形方向と直交するように配
着され、一方、ストレンゲージRa l R4はその長
さ方向がビーム(1)の変形方向に沿うように配置され
ている。なお、ストレンゲージR3,R2にはそれぞれ
ブリッジのゼロバランス補正用の調整抵抗rl、r2が
直列に接続されている。また、ve+、ve−はブリッ
ジ回路◇■の入力端子で、vo”、v、−はその出力端
子である。
このような構成において、今、出力端子V、”。
vo−間の出力電圧VOを求めると、 となる。ここで、ストレンゲージR1+ Rz r R
a * Raの抵抗値はその抵抗温度係数が小さく、か
つ、バラツキの少ないことが出力電圧Voの安定性につ
ながる。なぜなら、ビーム(1)の温度変化により抵抗
温度係数が大きく、かつ、バラツキを生ずると、出力電
圧Voが変化し、そのドリフトが大きくなるからである
。しかるに、この歪センサによれば後述する製造方法で
説明するようにストレンゲージR1゜R2r Rs +
 Raが同時に形成されるため抵抗温度係数のバラツキ
は極めて小さい。また、ストレンゲージR11R2、R
a lR4の抵抗体としてN1Cr(Ni :50.C
r:50)が選定されているため、抵抗温度係数も一2
0〜+20チと小さい。よって、出力電圧■oの安定性
は極めて良好でちる。
そして、第2図に示すようにビーム(1)に対し秤量物
(7)によシ荷重Wを印加した場合を考える。このとき
、ストレンゲージRa + R4には引張り応力が作用
してその抵抗値はそれぞれΔR3,ΔR4だけ増加する
。一方、ストレンゲージR1+R−2はビーム(1)の
固定部(2)に設けられているため、ΔR1=ΔR2=
 Oとなる。よって、出力電圧の増加量Δvoはとなる
。この場合、厳密にはストレンゲージR1+R2にもわ
ずかではあるが引張シ応力が作用するが、第4図に矢印
で示すビーム(J)の引張シ歪方向に対しストレンゲー
ジR1+ R2の長さ方向が直交する方向に配置されて
いるため、ストレンゲージR1,R2はこの引張り歪の
影eを殆んど受けずその抵抗値は一定となる。すなわち
、ストし・ンゲージR1,R2が引張り歪を受けたなら
ば出力電圧Voを減する方向に作用して好ましくないが
、このようなストレンゲージR1,R2の所定の方向性
配置により斯る不都合を伴々うことがない。
しかして、このような歪センサの製造方法について第5
図ないし第9図によシ説明する。まず、第5図に示すよ
うに一枚のビーム基板0jを設け、第1図の如きビーム
(1)の形状に対応させつつ切取片α→を残して、板抜
きにより複数個(たとえば、8個)のビーム(1)のパ
ターンを形成する(取付孔(5)、孔(8)、切欠(9
)も同時に形成する)。そして、このように複数のビー
ム(1)パターンが形成されたビーム基板09につき、
第6図に示すようにその平坦加工されたパターン形成面
を清浄に脱脂洗浄した後、絶縁層0Qとしてポリイミド
樹脂をディップ法によシ塗布形成し、10(1℃でその
溶剤を乾燥除去し、250℃にて1時間加熱硬化するこ
とにょシ厚さ約5μ程度に形成する。ついで、抵抗体μ
0としてスパッタリング法によりN1Cr(Ni :s
o、Cr:so)を1000大の厚さに形成した後、導
電層α乃としてcuを2μの厚さに積層する。ついで、
フォトエツチングに丈υ各ビーム(1)につき、ストレ
ンゲージR1゜R2+R31R4、調整抵抗rl+r2
、導電部αめ等のパターン部以外のCuおよびN1Cr
(導電層α乃および抵抗体αQ)を順次それぞれのエラ
チャン)k用いてエツチングし、第7図に示すようなパ
ターンを同時に作成する。したがって、この第7図に示
されるパターン部はNiCrとCuとの積層体である。
つぎに、ストレンゲージRt l R2HRa l R
4調整抵抗r1.rz(D部分に積層されているCuを
Cuのエッチャントによυ選択エツチングして、第8図
に示すような所定のパターンを作成する。ここで、ブリ
ッジのゼロバランス補正用の調整抵抗r1+r2は第9
図(α)に示すように抵抗体αQのパターンが並列に配
列されており、同図(4′)に示すようにその片側を切
断することにより抵抗r1+r2としての抵抗値が上昇
することになる。したがって、調整抵抗r1 、 rz
におけるパターンを適宜切断調整することにより、ブリ
ッジ回路αつのゼロバランスを調整することができる。
このような調整抵抗r1 r rzの調整終了後、切取
片α→をカットすることにより複数個の歪センサが同時
に得られることになる。
したがって、本実施例の製造方法によれば、薄膜ストレ
ンゲージ・タイプにてその薄膜形成を容易にしつつ同時
に多数の歪センサを形成することができ、歪センサを大
量に安価に供給できる。この場合、各ストレンゲージR
I TR2#R31R4が同時に形成されるのでその抵
抗温度係数のバラツキが極めて小さい。また、調整抵抗
rl+r2についての調整作業も1個々の歪センサに分
離される前に一枚のビーム基板α1上にて行なうことが
でき、効率がよくてその作業性がよい。
なお、本実施例では切欠(9)により幅狭な変形部01
をビーム(1)に形成する歪センサとして説明したが、
第10図に示すように切欠(9)ヲ有しない形状のビー
ム(1)による歪センサの製造であっても同様に適用で
きる。
〔発明の効果〕
本発明は、上述したように一枚のビーム基板を板抜きし
て複数のビームを形成し、このビーム基板における各ビ
ームにそれぞれ同一面上にブリッジ回路状のストレンゲ
ージと調整抵抗とを同時に薄膜抵抗の調整後にビーム基
板から各ビームを切断するようにしたので、薄膜方式に
より容易かつ安価に多数の歪センサを同時に得ることが
でき、この際、各ストレンゲージのバラツキをなくすこ
とができ、また、各歪センサの調整抵抗の調整作業を一
枚のビーム基板の段階で効率よく行なうことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は斜視図
、第2図は秤量状態を示す側面図、第3図は回路図、i
4図は説明図、第5図は製造工程の第一段階を示す平面
図、第6図は第二段階を示す縦断側面図、第7図は第三
段階を示す平面図、第8図は第四段階を示す平面図、第
9図(−) <4)は調整方式を示す平面図、第10図
は変形例を示す斜視図である。 1・・・ビーム、12・・・ブリッジ回路、13・・・
ビーム基板、Rt−R4・・・ストレンゲージ、rl 
%rz・・・調整抵抗出 願 人   東京電気株式会
社 jq 口 (α)(8) あJO図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一枚のビーム基板を板抜きして検数のビームを形成し、
    このビーム基板における各ビームにそれぞれ同一面状に
    位置させてブリッジ回路状のストレンゲージと調整抵抗
    とを同時に薄膜形成し、この調整抵抗の調整後に前記ビ
    ーム基板から各ビームを切断することを特徴とする歪セ
    ンサの製造方法。
JP15307882A 1982-09-01 1982-09-01 歪センサの製造方法 Pending JPS5942402A (ja)

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