JPS6236221Y2 - - Google Patents

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JPS6236221Y2
JPS6236221Y2 JP13730881U JP13730881U JPS6236221Y2 JP S6236221 Y2 JPS6236221 Y2 JP S6236221Y2 JP 13730881 U JP13730881 U JP 13730881U JP 13730881 U JP13730881 U JP 13730881U JP S6236221 Y2 JPS6236221 Y2 JP S6236221Y2
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housing
socket
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female
contact
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JP13730881U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に水晶振動子用のソケツトに関
するものである。
携帯用無線通信機器等の発振回路には水晶振動
子が用いられているが、その場合、顧客の要望に
応じて周波数が選択できるようにするため、水晶
振動子は交換可能に実装されるようになつてい
る。このため、印刷配線板側には水晶振動子用の
ソケツトが設けられているが、これには次のよう
なタイプのものが知られている。すなわち、第1
図に示されているものは、合成樹脂からなるハウ
ジング1と、その開口部2内に装着されたバネ弾
性を有するめす形接触子3とからなり、ハウジン
グ1の下方から突出しているめす形接触子3のリ
ード片4を基板5の取付穴6に差込むことにより
基板5上に取付けられるように構成されている。
このソケツトによれば、水晶振動子7はめす形接
触子8のバネ弾性で支持されるため、そのおす形
接触子8の部分に過大なストレスが加わることは
ないが、ハウジング1自体が基板5上に載置され
るため、嵩高になり機器の小型化にとつて支障を
きたす。また、リード片4を基板5の裏面側で所
定の配線路にハンダ接続しなければならずその作
業性もよくない。一方、第2図に示されているソ
ケツトにおいては、基板5に直接ソケツトピン9
を埋設固定している。これによれば、水晶振動子
7の取付高さを低くすることができるが、ソケツ
トピン9にはおす形接触子8との間に生ずる間隔
誤差を許容し得る余裕がないため、おす形接触子
8に無理なストレスが加わる虞れがある。特にコ
ールドウエルド型のパツケージでは、おす形接触
子8に加えられるストレスによつてそのまわりの
樹脂に亀裂が生じ、パツケージ内に封入されてい
るガスが漏れ、これにより水晶振動子の発振周波
数が当初の値からずれてしまう場合がある。
したがつて、この考案の目的は、水晶振動子等
の電子部品の取付高さを低くして、しかもそのお
す形接触子にストレスを与えることなく支持する
ことができるソケツトを提供することにある。
以下、この考案を添付図面に示された実施例に
基いて詳細に説明する。
第3図ないし第5図に示されているように、こ
のソケツト11は、フエノール樹脂等の合成樹脂
からなるハウジング12と、このハウジング12
内に装着された複数、この実施例では左右1対の
めす形接触子13,13とを備えている。ハウジ
ング12は、その上辺部に形成されたフランジ1
4と、めす形接触子13,13を上方から受入れ
るように形成された2つの開口部15とを有して
いる。この場合、第6図に示されているように、
各開口部15の上方には、ハウジング12の上面
から所定の深さをもつて、かつ、ハウジング12
の中心部から互いに対向する側壁に向けて延びる
凹状段部16が連設されており、また、この凹状
段部16よりも下方の内側両側壁には、係合溝1
7,17がそれぞれ形成されている。一方、第7
図を併せて参照すると、めす形接触子13は、下
方に直角に折曲げられた1対の弾性翼片19,1
9を含むジヤツクメンバ18と、このジヤツクメ
ンバ18から水平方向に延びるように一体的に連
設されたリード片20とを有している。ジヤツク
メンバ18の上壁部分には、第1図に示されてい
る水晶振動子7のおす形接触子8が挿通される案
内孔21が穿設されている。各弾性翼片19,1
9の下端は、互いに内方に折曲げられていて、前
記おす形接触子8を弾性的に挾持し得るように形
成されたバネ弾性を有するジヤツク端子22,2
2を構成している。また、弾性翼片19,19
は、その側壁部分から外側上方に向つて切起され
た舌片23,23をそれぞれ備えている。なお、
このめす形接触子13は、リン青銅やベリリウム
銅等の良導電体を例えばプレス加工することによ
り一体的につくことができる。また、このめす形
接触子13は、そのジヤツクメンバ18の先端部
から突出する突片24と、ジヤツクメンバ18と
リード片20との間に形成された細頚部25とを
備えている。
このソケツト11においては、めす形接触子1
3は開口部15の上方から強制的に圧入されるこ
とによりハウジング12内にしつかりと固定され
る。すなわち、この圧入操作に伴なつて舌片2
3,23は一旦内側に変形されながら開口15内
に押込まれるが、開口15の上部側壁26,26
をのり越えた時点で係合溝17,17内に弾性復
帰し、その内部において戻り止めとして作用する
(第5図参照)。一方、突片24と細頚部25はそ
れぞれ凹状段部16上に当接する(第4図参
照)。このように突片24と細頚部25の凹状段
部16に対するストツパ作用と、舌片23,23
の係合溝17,17に対する戻り止め作用とによ
り、めす形接触子13はハウジング12の開口部
15内に確実に係止されることになる。
第8図にはこのソケツト11の印刷配線板28
に対する取付け状態が図解されている。このソケ
ツト11が適用される印刷配線板28には、ハウ
ジング12が適嵌される形状に穿設された取付孔
29と、各リード片20,20に対応するパター
ンで印刷された配線路30,30とが予め形成さ
れている。このソケツト11は、そのハウジング
12を取付孔29内に挿入するようにして取付け
られるのであるが、その場合、ハウジング12の
上辺部に形成されているフランジ14が取付孔2
9の周縁部に当接する。したがつて、このフラン
ジ14の厚み分が印刷配線板28の表面側からみ
たソケツト11の見かけ上の高さとなる。そし
て、各リード片20,20が対応する配線路3
0,30の端子部にそれぞれハンダ付けされ、こ
れらの各ハンダ付け部を介してソケツト11は印
刷配線板28上に固定される。
上記した構成において、水晶振動子7はそのお
す形接触子8,8をジヤツクメンバ18,18の
案内孔21,21内に差込むことにより、ソケツ
ト11上に着脱自在に装着される。この場合、前
述したようにソケツト11の見かけ上の高さはフ
ランジ14の厚み分であり、その厚みを好ましく
は1mm以下とすることにより、水晶振動子7の取
付高さをかなり低くすることができ、携帯用無線
通信機等の薄型化、小型化にとつて有利である。
また、透孔21内を通して差込まれるおす形接触
子8は、ジヤツク端子22,22間にて弾性的に
挾持されるため、それに無理なストレスが加えら
れる虞れは殆どない。さらに、この実施例におい
ては、ジヤツク端子22,22はおす形接触子
8,8の配列方向と平行に配列されているため、
おす形接触子8,8間の間隔誤差をも十分に許容
することができる。一方、このソケツト11によ
れば、ジヤツクメンバ18のリード片20がフラ
ンジ14の側方から横方向に導出されているた
め、そのハンダ付け作業を印刷配線板28の表面
側で行なえ作業性を一層高めることができるとい
う利点がある。
なお、上記実施例では水晶振動子用のソケツト
として説明したが、この考案はそれに限定される
ものではなく他の電子部品に適用できること勿論
である。また、めす形接触子を増設することによ
り、2極以上のおす形接触子を有する電子部品に
も容易に適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来例を示した
断面図、第3図はこの考案によるソケツトの平面
図、第4図は第3図における−線に沿つた一
部断面図、第5図は第3図における−線に沿
つた拡大断面図、第6図は第3図のハウジングを
示した平面図、第7図はめす形接触子の斜視図、
第8図は印刷配線板への取付状態を説明するため
の展開斜視図である。 図中、7は水晶振動子、8はおす形接触子、1
1はソケツト、12はハウジング、13はめす形
接触子、14はフランジ、15は開口部、16は
凹状段部、17は係合溝、18はジヤツクメン
バ、19は弾性翼片、20はリード片、21は案
内孔、22はジヤツク端子、28は印刷配線板、
29は取付孔、30は配線路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のおす形接触子を有する水晶振動子等の電
    子部品に適用されるソケツトにおいて、 合成樹脂からなるハウジング12と、該ハウジ
    ング12内に装着される複数のめす形接触子13
    とを含み、前記ハウジング12は、その上辺部に
    形成されたフランジ14と、前記めす形接触子1
    3の各々を上方から受入れるように穿設された複
    数の開口部15と、該開口部15内においてその
    内壁の途中から下方に向けて形成された係合溝1
    7とを有し、前記各めす形接触子13は、前記開
    口部15内にその上方から圧入されかつバネ弾性
    を有するジヤツク端子22,22を形成するよう
    に下方に折曲げられた左右1対の弾性翼片19,
    19を有するとともに上壁部分に前記おす形接触
    子を前記ジヤツク端子22,22間に挿入するた
    めの案内孔21が穿設されたジヤツクメンバ18
    と、該ジヤツクメンバ18の側方から前記フラン
    ジ14に沿つて横方向に延びるように一体的に連
    設されたリード片20と、前記係合溝17内にお
    いて戻り止めとして作用するように前記弾性翼片
    19から外側上方に向けて切起された舌片23,
    とを備えていることを特徴とするソケツト。
JP13730881U 1981-09-16 1981-09-16 ソケツト Granted JPS5841991U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13730881U JPS5841991U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 ソケツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP13730881U JPS5841991U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 ソケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5841991U JPS5841991U (ja) 1983-03-19
JPS6236221Y2 true JPS6236221Y2 (ja) 1987-09-14

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ID=29930590

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JP13730881U Granted JPS5841991U (ja) 1981-09-16 1981-09-16 ソケツト

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JPS5841991U (ja) 1983-03-19

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