JPS6236201Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236201Y2 JPS6236201Y2 JP12863082U JP12863082U JPS6236201Y2 JP S6236201 Y2 JPS6236201 Y2 JP S6236201Y2 JP 12863082 U JP12863082 U JP 12863082U JP 12863082 U JP12863082 U JP 12863082U JP S6236201 Y2 JPS6236201 Y2 JP S6236201Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- attached
- housing
- flange
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 238000004846 x-ray emission Methods 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910001385 heavy metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、Ｘ線発生装置に係り、特に筐体外に
Ｘ線放射窓を有するＸ線管を備えたＸ線発生装置
に関する。
Ｘ線放射窓を有するＸ線管を備えたＸ線発生装置
に関する。
従来、Ｘ線発生装置は、第１図に示すようにガ
ラス管で構成されたＸ線管１０を高圧変圧器１１
及び絶縁ガス１２とともに筐体１３内に収納し、
そのＸ線管１０のターゲツト１４に対応する筐体
１３側壁にＸ線放射窓１５を形成して構成されて
いる。なお、図中１６はＸ線管１０に取着された
ラジエータ、１７は筐体１３の両端に取着された
ガードリング、１８はフアンである。
ラス管で構成されたＸ線管１０を高圧変圧器１１
及び絶縁ガス１２とともに筐体１３内に収納し、
そのＸ線管１０のターゲツト１４に対応する筐体
１３側壁にＸ線放射窓１５を形成して構成されて
いる。なお、図中１６はＸ線管１０に取着された
ラジエータ、１７は筐体１３の両端に取着された
ガードリング、１８はフアンである。
ところで、ターゲツト１４からは放射状にＸ線
が放出される為、不要なＸ線は遮蔽しなければな
らない。この遮蔽材料としては、鉛等の重金属が
用いられているが、特に可搬式の装置においては
出来るだけ少量の遮蔽材で十分に不要Ｘ線を遮蔽
できるように構成されている。すなわち、Ｘ線管
１０のカソード側に取付られた漏斗状のイコライ
ザ２０にＸ線遮蔽材を貼付けＸ線放射角度を制限
した後、筐体１３の内側に遮蔽材２１，２２を貼
付してＸ線を遮蔽している。
が放出される為、不要なＸ線は遮蔽しなければな
らない。この遮蔽材料としては、鉛等の重金属が
用いられているが、特に可搬式の装置においては
出来るだけ少量の遮蔽材で十分に不要Ｘ線を遮蔽
できるように構成されている。すなわち、Ｘ線管
１０のカソード側に取付られた漏斗状のイコライ
ザ２０にＸ線遮蔽材を貼付けＸ線放射角度を制限
した後、筐体１３の内側に遮蔽材２１，２２を貼
付してＸ線を遮蔽している。
また、Ｘ線管１０が強度の小さいガラス管で構
成されている為、イコライザ２０を筐体１３で支
持し補強する必要がある。この為、第２図に示す
ようにイコライザ２０を筐体１３に固定された支
持柱２３に絶縁物２４を介して取付られている。
成されている為、イコライザ２０を筐体１３で支
持し補強する必要がある。この為、第２図に示す
ようにイコライザ２０を筐体１３に固定された支
持柱２３に絶縁物２４を介して取付られている。
しかしながら、特に筐体１３内に絶縁ガスを収
納した可搬式装置の場合、筐体１３内部に予分な
部材を収納することにより絶縁低下の原因となる
ばかりか構造が複雑となり製作上好ましくなく、
さらに重量が増すと言う欠点を生じる。
納した可搬式装置の場合、筐体１３内部に予分な
部材を収納することにより絶縁低下の原因となる
ばかりか構造が複雑となり製作上好ましくなく、
さらに重量が増すと言う欠点を生じる。
本考案は、上記点に対処して成されたもので、
強度の大きいセラミツク碍子で構成されたＸ線管
を用い、Ｘ線管のカソードベース側にＸ線遮蔽材
を直接支持固定させた構造簡単なＸ線発生装置を
提供するものである。
強度の大きいセラミツク碍子で構成されたＸ線管
を用い、Ｘ線管のカソードベース側にＸ線遮蔽材
を直接支持固定させた構造簡単なＸ線発生装置を
提供するものである。
以下、第３図を用いて本考案の一実施例を説明
する。
する。
３０は、セラミツク碍子で構成されたＸ線管
で、管軸に直交する方向に突出したフランジ３１
が設けられている。このフランジ３１は、筐体３
２内部側から筐体３２内面に密着固定されてい
る。このフランジ３１を筐体３２に取付けた状態
で、Ｘ線管３０のターゲツト部３０ａは筐体３２
外に突出し、カソードベース３０ｂは筐体３２内
部に収納されている。
で、管軸に直交する方向に突出したフランジ３１
が設けられている。このフランジ３１は、筐体３
２内部側から筐体３２内面に密着固定されてい
る。このフランジ３１を筐体３２に取付けた状態
で、Ｘ線管３０のターゲツト部３０ａは筐体３２
外に突出し、カソードベース３０ｂは筐体３２内
部に収納されている。
このカソード部分３０ｂには、半割りの金属体
３３ａ，３３ｂにより挾持された鉛等の重金属か
らなるＸ線遮蔽材で構成されたイコライザ３４が
取着されている。このイコライザ３４は、Ｘ線管
３０に生じる電界強度を平均化するとともに、タ
ーゲツト部３０ａから筐体３２内部に放射される
Ｘ線の放射角を制御するもので、ターゲツト部３
０ａ側に湾曲した皿状に形成されている。また、
このイコライザ３４と筐体３２内壁との距離L1
は、許容できる限り内壁に近ずけて構成する。こ
れにより、前記ターゲツト部３０ａの点Ｏとイコ
ライザ３４の端部を臨む∠AOBの範囲には、全
てＸ線遮蔽が施こされる。なお、点線で示したよ
うに平板状のイコライザ３４′でも十分効果はあ
る。
３３ａ，３３ｂにより挾持された鉛等の重金属か
らなるＸ線遮蔽材で構成されたイコライザ３４が
取着されている。このイコライザ３４は、Ｘ線管
３０に生じる電界強度を平均化するとともに、タ
ーゲツト部３０ａから筐体３２内部に放射される
Ｘ線の放射角を制御するもので、ターゲツト部３
０ａ側に湾曲した皿状に形成されている。また、
このイコライザ３４と筐体３２内壁との距離L1
は、許容できる限り内壁に近ずけて構成する。こ
れにより、前記ターゲツト部３０ａの点Ｏとイコ
ライザ３４の端部を臨む∠AOBの範囲には、全
てＸ線遮蔽が施こされる。なお、点線で示したよ
うに平板状のイコライザ３４′でも十分効果はあ
る。
また、前記フランジ３１の外周には、イコライ
ザ３４側に開花した漏斗状の環状Ｘ線遮蔽材３５
が取着されている。なお、このＸ線遮蔽材３５
は、点線で示したようにフランジ３１の外周に沿
つた形状３５′でも良い。
ザ３４側に開花した漏斗状の環状Ｘ線遮蔽材３５
が取着されている。なお、このＸ線遮蔽材３５
は、点線で示したようにフランジ３１の外周に沿
つた形状３５′でも良い。
また、このＸ線遮蔽材３５、前記イコライザ３
４及びターゲツト３０ａで形成されたＸ線放射角
∠XOYと∠AOBとで囲まれた筐体３２の内壁部
L2には、Ｘ線遮蔽材３６が貼付されている。
４及びターゲツト３０ａで形成されたＸ線放射角
∠XOYと∠AOBとで囲まれた筐体３２の内壁部
L2には、Ｘ線遮蔽材３６が貼付されている。
なお、この実施例では、イコライザ３４を金属
体３３ａ，３３ｂで一体構成し強度を保たせて説
明したが、鉛以外の比較的比重が高く機械的強度
の強いＸ線遮蔽材を用いれば金属体で補強する必
要はない。もちろん、前記Ｘ線遮蔽部材３５もイ
コライザ３４同様に構成しても良い。また、この
Ｘ線遮蔽体３５を設けずともイコライザ３４のみ
設けることにより相当のＸ線遮蔽効率は向上す
る。
体３３ａ，３３ｂで一体構成し強度を保たせて説
明したが、鉛以外の比較的比重が高く機械的強度
の強いＸ線遮蔽材を用いれば金属体で補強する必
要はない。もちろん、前記Ｘ線遮蔽部材３５もイ
コライザ３４同様に構成しても良い。また、この
Ｘ線遮蔽体３５を設けずともイコライザ３４のみ
設けることにより相当のＸ線遮蔽効率は向上す
る。
本考案は、このように構成したので、Ｘ線遮蔽
体をＸ線管に直接支持固定でき、特別な支持部材
を必要とせず、簡単な構造で容易に製作できる。
さらに、支持部材を必要としない事及びＸ線遮蔽
材を少量にすることができる事から非常に小形軽
量化が計れ、特に可搬式の装置として最適となる
などの効果を奏する。
体をＸ線管に直接支持固定でき、特別な支持部材
を必要とせず、簡単な構造で容易に製作できる。
さらに、支持部材を必要としない事及びＸ線遮蔽
材を少量にすることができる事から非常に小形軽
量化が計れ、特に可搬式の装置として最適となる
などの効果を奏する。
第１図及び第２図は従来のＸ線発生装置を説明
する為のもので、第１図は断面図、第２図は一部
を切欠いた拡大断面図、第３図は本考案を説明す
る為の要部断面図である。 図中、３０はＸ線管、３０ａはターゲツト部、
３０ｂはカソードベース、３１はフランジ、３２
筐体、３４，３５，３６はＸ線遮蔽材である。
する為のもので、第１図は断面図、第２図は一部
を切欠いた拡大断面図、第３図は本考案を説明す
る為の要部断面図である。 図中、３０はＸ線管、３０ａはターゲツト部、
３０ｂはカソードベース、３１はフランジ、３２
筐体、３４，３５，３６はＸ線遮蔽材である。
Claims (1)
- 管軸に直交して突出した環状のフランジを境に
ターゲツト部とセラミツク碍子で形成されたカソ
ード側とが同軸上に配置されて構成されたＸ線管
と、このＸ線管のフランジが取着されることによ
り、そのターゲツト部を外方に突出させ、カソー
ド側を所定雰囲気内に内装する筐体と、この筐体
内に収納されたＸ線管端部に設けられたカソード
ベースに取着された第１のＸ線遮蔽体と、前記フ
ランジの筐体内部側に取着された第２のＸ線遮蔽
体と、前記ターゲツト部から放出され前記第１、
第２のＸ線遮蔽体間を通過するＸ線が照射される
前記筐体内面に取着された第３のＸ線遮蔽体とを
具備したことを特徴とするＸ線発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12863082U JPS5896662U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | Ｘ線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12863082U JPS5896662U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | Ｘ線発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5896662U JPS5896662U (ja) | 1983-06-30 |
| JPS6236201Y2 true JPS6236201Y2 (ja) | 1987-09-14 |
Family
ID=30101411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12863082U Granted JPS5896662U (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | Ｘ線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5896662U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019179713A (ja) | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 富士フイルム株式会社 | Ｘ線管 |
| US10916401B2 (en) | 2018-03-30 | 2021-02-09 | Fujifilm Corporation | X-ray tube |
-
1982
- 1982-08-27 JP JP12863082U patent/JPS5896662U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5896662U (ja) | 1983-06-30 |
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