JPS6236198A - ヒト非−小細胞肺癌に関するモノクロ−ナル抗体 - Google Patents

ヒト非−小細胞肺癌に関するモノクロ−ナル抗体

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JPS6236198A
JPS6236198A JP61121399A JP12139986A JPS6236198A JP S6236198 A JPS6236198 A JP S6236198A JP 61121399 A JP61121399 A JP 61121399A JP 12139986 A JP12139986 A JP 12139986A JP S6236198 A JPS6236198 A JP S6236198A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (1)発明の分野 ヒト肺癌は男性における癌腫による多くの死亡の原因と
なるものであり、また女性における癌腫りし亡の最も頻
繁な原因としての乳癌の侵襲の過程である(キャンサー
 フアツジ アンド フイガーズ、 1983年 [C
ancer Facts and Figures、 
1983])。この疾患は、4つの主な組織学的タイプ
、すなわち類表皮腫(エビデルモイド)(30%)、腺
癌(35%)、未分化大細胞(15%)および小細胞(
20%)に分けることができる。肺癌の多くの症例は、
化学療法および照射療法によって治癒不可能である。小
細胞肺癌は、大きさにおける低減によって化学療法およ
び照射療法に応答するが、全体的な治癒ではない。腫瘍
の完全な外科手術的除去が唯一有効な療法であると児な
されている。しかしながら、予期せぬことには、肺癌患
者の30%未満が、診断で完全に切除され得る腫瘍を有
しており、また肺癌患者の173未満が、外科手術的完
全除去の後5年間生存している。それゆえ、肺癌のより
早期の診断、癌延展の程度のより良好な限定、およびよ
り効果的な療法を可能とする方法に対する大きな必要性
が存在する。
モノクローナル抗体は、これらのすへての目的のために
用いられ得るものである。しかしながら、必須条件は、
正常成人組織においてよりもより肺癌において強く発現
される抗原に対する抗体を見出すことである。腫瘍細胞
集団の公知の不均質性、    □同じ抗原におけるい
くつかの決定基の存在、治療学的標的と比較した場合に
おける診断マーカーとしてのこれらの好適性に関する抗
体間の予期された違い、および同じ抗原に対する異なる
抗体の異なる生物学的特性の見地において、いくつかの
異なる抗体が必要とされる。
(2)先行技術の記載 肺癌抗原に対するヒトモノクローナル抗体は、シコラら
[5ikora et al、 ]  (7!Jテツシ
ュ  ジャーナル オブ キャンサ−(1981年) 
 [Br、 J。
cancer [1981)] )によって述べられて
いる。いくつかのタイプのヒト肺癌に関して特異性を示
すモノクローナル抗体は、カッチツタら[Cuttit
taet al、] (プロシーディング オブ ザ 
ナショナル アカデミ−オブ サイエンシズ オブザ 
ユナイテッド ステート オブ アメリカ(1981年
) 78 : 4591〜4595 [Proc、 N
atl、^cad。
Sci、 U、S、A、(1981)78 : 459
1−4595] ) k:よッテ開示されている。モノ
クローナル抗体によって限定されたヒト肺腺癌に関連す
る抗原が、バルキら[Varki et al、]  
(キャンサー リサーチ(1984年) 44 : 6
81〜687 [Cancer Re5earch (
1984)44 :681−687] )によって述べ
られている。
糖脂質Lex抗原に対するマウスモノクローナル抗体が
、ハコモリら[Hakomori et al、 ] 
 (バイオケミカル アンド バイオフィジカル リサ
ーチ コミュニケーションズ(1981年)  100
:1578〜158B [Biochemical a
nd Biophysical Re5earch C
ommunicaitons (1981)  100
: 1578−1586]、プロツクホーズら[13r
ockhaus et al、 ]  (アーク。
バイオケム、バイオフイズ(1982年)−ζ■:64
7[Arch、 Biochem、 Biophys、
 (1982) 217 :  647])、フクシら
[Fukushi et at、コ (ジャーナルオブ
 バイオロジー アンド ケミストリー(1984年>
  259:  506[J、 Biol、 Chem
、  (1984)  259:506] ) 、フク
シら(ジエイ、エクスプ、メト。
(1984年>  159:  506[J、 Exp
、 Med、  (1984)  159:  506
] ) 、チャイアら[Chia et at、 ] 
 (キャンサー リサーチ(1985年) 45 : 
 435 [CanCerRed、 (1985)45
:  435] )によって述べられている。Lex 
 抗原に対する抗体は、アベら[Abe etal、]
(ジャーナル オブ バイオロジー アンド ケミスト
リー(1983年)ユ録: 8934 [J、 B10
1、 Chem、  (1983)  258:893
4コ)、リオイドら[LIoyd et al、]  
(イムノジエネテツクス、(1983年) 17:  
537 [Immunogenetics (1983
) 17:  537])、ブラウン ら[Brovn
 et at、コ (バイオサイ、レプ、  (198
3年)  3:  1B3[8iosci、 Rep。
(1983)  3:  163] )によって述べら
れている。
あらかじめ定められた特異性の抗体を分泌する融合細胞
の連続培養が、コーラ−ら[K6hLexr et a
l、](ネイチャー(1975年>  265:  4
95〜497[Nature (1975)  265
:  495−497] )によって述べられている。
発明の概要 本発明は、非−小細胞肺癌(N S CL C、[n。
n−small cell lung carcino
ma ] )細胞に関連する糖質[carbohydr
atel  (糖脂質[c+1ycolioid] )
抗原における決定部位を限定する新規なモノクローナル
抗体に関するものである。”N5CLC細胞″なる用語
は、類表皮含細胞、腺癌細胞および未分化大細胞癌細胞
を含むものである。決定部位はまた、例えば、乳房のい
くつかの癌などのいくつかの他の癌の抗原において見い
出されることができ、そして、これゆえ本発明の抗体は
、これらの他の癌細胞に対しても結合する。本発明のモ
ノクローナル抗体は腫瘍細胞に対するよりもより低い度
合で正常成人細胞に結合する。″より低い度合での結合
″なる用8Rは、結合が免疫組織学的技術によって検知
することが不可能であろうことおよび腫瘍細胞に対する
よりも正常細胞に対してより弱い結合であるだろうこと
を意味する。この七ツクローナル抗体は、マウスハイブ
リドーマによって分泌される。
本発明はまた、LexまたはLey抗原の特性を有する
抗原の存在に関し肺組織および他のヒト組織を調べるこ
とにより肺における悪性状態の存在を測定する方法を含
むものである。Le 抗原は、ハコモリら(上記)、ブ
ロックボーズら(上記)、フクシら(上記)およびチャ
イアら(上記)によって述べられており、Ley抗原は
、アベら(上記)、リオイドら(上記)およびブラウン
ら(上記)によって述べられている。
例えば、被験者からの細胞は、LeyまたはLeXであ
る、あるいはLeyまたはLe の特性を有する糖質抗
原に関連した細胞における決定部位を限定する抗体、あ
るいはこのような抗体の機能的等価体もしくはフラグメ
ントと接触され得る。
これゆえ本発明は、本発明のモノクローナル抗体を用い
るいくつかの診断方法に関するものである。このような
方法のひとつは、N5CLC細胞の存在の、このような
細胞を含んでいるであろうと疑われる検体における、測
定を包含するものである。この検体は、モノクローナル
抗体と接触させられ、そしてこのことは、この検体にお
いて存在し得る他の細胞タイプから、このような細胞を
識別できるものである。接触は、抗体のこのような細胞
への結合のための条件下で行なわれる。接触の後、検体
にあける抗体のこのような細胞への結合の存在あるいは
不在が測定される。この結合は、検体におけるN5CL
C細胞の存在あるいは不在に関連するものである。一般
に、検体は、モノクローナル抗体に関する標識された特
異的結合パートナ−と接触させられる。この標識は、検
知可能な信号を発し得るものである。他の診断方法は、
特有に標識された(例えば放射性同位元素で)、そして
その後患者中へ注射される抗体あるいは抗体フラグメン
トの腫瘍への局在化を包含するものである。この方法は
、疾患の程度に関して癌患者を段階づけるためおよび療
法に応じての変化を観察するためのより良好な方法を提
供し得る。
本発明はまた治療的適用を有するものである。
抗体は、腫瘍細胞表面で高い濃度にて発現される上記の
抗原のいずれかあるいは双方と反応し得る。
その抗体は、例えば化学療法製薬剤および放射性同位元
素を含む(しかしながらこれらに限定されるわけではな
い。)抗腫瘍効果を有する種々の作用物質の担体として
用いられることができる。
特定の実施態様の詳述 本発明は、ヒトN5CLC細胞における抗原に対して結
合する新規な抗体に関するものであり、またこのような
抗体を用いる診断学的および治療学的方法に関するもの
である。本発明のモアツクローナル抗体は、コーラ−と
ミルスティン[に6hLexrand )iilste
inコの標準的技法(上記)によって製造され得る。例
えば、複数の滲出液からのヒト肺癌細胞、またはヒト非
−小細胞肺癌からの培養細胞、または正常胎児肺からの
細胞が、免疫原として用いられる。これらの細胞は、マ
ウス中へ注射され、十分な時間の後にマウスは屠殺され
そして牌細胞が得られる。所望の免疫グロブリンをコー
ドする肺細胞染色体は、一般的にはポリエチレングリコ
ールの存在下において、胱細胞を骨髄腫細胞とあるいは
リンパ腫細胞と融合することによって不滅化される。融
合されたハイブリドーマを含む得られた細胞は、1−I
AT培地などのごとき選択培地において増殖させられ、
そして生存細胞がこのような培地において限界希釈条件
を用いて増殖される。細胞は、例えば微小力価ウェル(
窪み)[m1crotiter well ]などのよ
うな適当な容器中にて増殖され、そして上澄み液が所望
の特異性を有するモノクローナル抗体に関してスクリー
ニングされた。
モノクローナル抗体の収率を高めるために種々の技術が
存在し、例えばハイブリドーマ細胞を受は入れる哺乳動
物宿主の腹腔内ヘハイブリドーマ細胞を注入し、そして
腹水を収穫するといったようなことがある。腹水中に十
分な量のモノクローナル抗体が集められない場合、該抗
体は宿主の血液から収穫される。種々の周知の方法が、
七ツクローナル抗体を他のタンパク質あるいは他の不純
物から遊離するための、モノクローナル抗体の単離およ
び精製に関して存在する(コーラ−とミルスティン、上
記、を参照のこと。) 本発明によるモノクローナル抗体の1つは、L15と呼
称される。それは、Ley抗原であるあるいはLey抗
原の特異性を有する、細胞表面糖質抗原を限定する。我
々は、この抗原をヒトN5CLC細胞およびいくつかの
他のヒト癌からの細胞の特性として認めている。抗体は
IQMイソタイプのものである。それは、主要臓器の線
維芽細胞、内皮細胞あるいは上皮細胞のような正常細胞
に対して検知可能に結合することはない。[15抗体は
、L15マウスハイブリドーマによって産生きれる。
本発明によるモノクローナル抗体は、Li2と呼称され
る。それは、L e X抗原である市るいはLex抗原
の特異性を有する、細胞表面糖質決定基を限定する。我
々は、この抗原もまたヒトN5CLC細胞およびい(つ
かの他のヒト癌からの細胞の特性として認めている。こ
の抗体はIFMイソタイプのものである。それは、主要
臓器の線維芽細胞、内皮細胞あるいは上皮細胞のような
正常細胞に対しては、腫瘍細胞に対するよりも低く結合
する。117抗体は、L17マウスハイブリドーマによ
って産生される。
抗体L15は、以下のごとく同定されたような構造を有
するLeyを認識する。
Galβ1 →4GIcNAcβ1−3Galβ1−R
↑         ↑ FuCαI       FuC(X 1異なる鎖長を
有する糖脂質の系列が、この抗体によって検知され得る
抗体L17は、末端でL e Xを運ぶすべての、糖脂
質抗原、すなわち; Galβ1−+4GlcNAc −+R↑ Fucα1 の系列と反応する。Rは種々の長さの血液型2の鎖であ
り得る( Galαl −+ 4GIcNAcβ1−3
Galβ1 →4GalNAcβ1→3)。
この抗体はまた以下に示すようなトリクコミルY構造; Galβ1 →4GICMACβ1−+3Galβ1↑ FuCα1 → 4GICNACβ1 −+3Galβ1  → 4
GIcNAcβ1↑           ↑ Fucα1Fucci →3Galβ1−4GIC と反応する。
本発明の範哨にはまた、例えばFab 、 (Fab’
)2、FVフラグメバンなどのような上記モノクローナ
ル抗体の有用な結合フラグメントが含まれる。これらの
抗体フラグメントは周知の技法によって得られる。例え
ば、有用な結合フラグメントは、パパインあるいはペプ
シンを用いる抗原のベプチタ−ゼ分解によって調製され
得る。
本発明はまた、LeyもしくはLex  抗原の、ある
いはLex  およびLey抗原の特性を有する抗原(
すなわち、LeyあるいはLe に関連するが全く同一
ではないものであり、LeyあるいはLex  を認識
する抗体によって認識される抗原)の、ヒトにおけるN
5CLC癌を検知するあるいは治療することにおける診
断学的および治療学的使用をも含むものである。抗原は
、ハコモリら(上記)によっておよびアベら(上記)に
よって述べられるような周知の方法によって精製され得
る。
本発明の一方法は、被験者からの肺組織あるいは他の組
織を、LeyもしくはLex  でおる、あるいはLe
yもしくはLex  の特性を有する糖質抗原の存在に
関して調べることによる、被験者の肺悪性状態の存在の
測定を包含するものである。
゛″組織″なる用語は、切除細胞、剥脱性細胞、ならび
に血液、血漿、誼清、尿等の体液等に関するものである
。パ悪性状態″なる用語は、癌そのもの、新生物形成の
[neoplastic]悪性の[mal ignan
t ]ないしは腫瘍の[tumar ]細胞、あるいは
同様のものを含む意味での形成異常細胞の存在に関する
ものである。例えば検体は、例えばL15もしくはL1
7100ような本発明のモノクローナル抗体のようなL
eyもしくは1 e Xにおける決定部位を認識するモ
ノクローナル抗体と、または例えばハコモリら(上記)
、フクシら(上記)、チャイアら(上記)、アベら(上
記)、リオイドら(上記)およびブラウンら(上記)に
よって述べられたような抗体のごとき同様の特性を有す
る抗体と接触され得るあるいは組合され得る。接触は抗
体の悪性細胞への結合のための条件下で行なわれる。接
触の後、検体における悪性細胞への抗体の結合の存在が
観察される。すなわち、検体は、抗体と抗原部位との免
疫複合体に関して調べられる。この免疫複合体形成は、
検体における悪性細胞の存在に関するものである。
本発明による方法の特定の実施例(説明のために挙げら
れるもので本発明を限定するものではない。)は、切除
細胞における腫瘍細胞の検知方法である。上記方法は、
腫瘍の除去の後に得られた腫瘍の一切片である検体に対
して適用される。切除される腫瘍は、切片を得るために
処理され、この処理は、切除直後に、通常の冷凍である
、腫瘍もしくは組織を冷凍することを最初に含むもので
ある。組織の冷凍層は、次に、例えば低温槽を用いて、
切片へと切断される。
上記のようにして得られた腫瘍の切片は、本発明のモノ
クローナル抗体と接触させられ、そして次に検知可能な
標識で標識された、上記モノクローナル抗体に対して指
向した第2の抗体と接触させられる。
切除された検体、例えば腫瘍の切片は、第1のモノクロ
ーナル抗体と、該抗体の悪性細胞への結合のための条件
下で接触させられる。インキ1べ一ションは、例えばガ
ラス製ベトリ皿のような適当な容器において、約20〜
30℃の温度で約15〜30分間の間、例えば少量のア
ジ酸ナトリウムを含有するリン酸緩衝食塩水などのよう
な水性培地中で通常行なわれる。用いられる抗体の皇は
、通常検知可能な結合を提供する、すなわち抗体と問題
の決定ないしは抗原部位との間の免疫複合体の検知可能
な数を提供するのに十分なものである。
インキュベーションに続き、切片は、非特異的に結合し
た抗体を低減ないし消去するために洗浄され、そして次
に、抗原部位を保持する検体の細胞へのモノクローナル
抗体の結合によるものである上記の複合体を観察するた
めに調べられる。結合は、切片における悪性細胞の存在
に関するものである。従って、結合は、例えば、検体を
該モノクローナル抗体に関する標識された特異的結合パ
ートナ−と接触させることによって測定される。
標識は検知可能な信号を発し得るものであり、放射性標
識、例えば蛍光体などのような発色団、酵素などであり
得る。
上記のアプローチを用いる技術の一例は、免疫蛍光染色
法である。この技術において、腫瘍の冷凍切片は、アセ
トンを用いてガラス製スライド上に固定され、そして例
えばペトリ朋にて、七ノクローナル抗体とインキュベー
トされる。例えばリン酸緩衝食塩水などのような適当な
緩衝液で洗浄の後、この切片は、ペトリ皿上に移され、
そして例えば、用いられたモノクローナル抗体に関して
特異的な標識化抗体であり得る、モノクローナル抗体に
関する標識された特異的結合パートナ−と接触させられ
る。はとんどの場合において、モノクローナル抗体はマ
ウス源由来のものであるので、モノクローナル抗体に関
し特異的な標識された抗マウス免疫グロブリンが用いら
れ得る。このような免疫グロブリンは、適当な宿主をマ
ウス抗体で注射し、十分な時間をおき、そして注射され
た宿主の血液から抗マウス免疫グロブリンを収穫するこ
とによる標準的技術により産生され得る。
該スライドの、例えば水性緩衝液を用いての二度目の洗
浄の後に、切片は、蛍光抗体含有流体およびカバーグラ
スで覆われ、そして次に該切片に対するモノクローナル
抗体の結合を測定するために蛍光顕微鏡で調ぺられた。
結合の測定はまた、検体中でこのような結合の位置の識
別をも含むものである。
検体へのモノクローナル抗体の結合はまた、放射性物質
、染料および蛍光体を含む発色団、あるいは酵素などの
ような検知可能な信号を発し得る標識に共有結合された
モノクローナル抗体を用いることによって測定され得る
。抗体当りの用いられた標識の数は、標識された抗体が
用いられる診断方法の必要条件および抗体へ標識を結合
するための部位の有効性によって通常決定される。
抗体および抗体フラグメントへ標識を結合させるための
方法は当分野において周知のものである。
このような方法は、米国特許第4.220.450号、
第4.235,869号、第3.935.074号およ
び第3.996.345号中に見い出される。
本発明のモノクローナル抗体が用いられ得る技術の他の
例は、血漿および血清を含む意味での体液中におけるL
 e XおよびLey決定基を負う分子の検知でおる。
この目的のため、本発明の抗体は、単独であるいは別の
決定基に対して指向する他の抗体と共に用いられ得る。
本発明のモノクローナル抗体が用いられる技術のざらに
別の例は、イムノペルオキシダーゼ標識[Immuno
peroxidase 1abelinc+ ]  (
ガリギュースら、インターナショナル ジャーナル オ
ブ キャンサ−(1982年)輩:511〜515によ
り変更されたようなステロンベーガー、イムノサイトケ
ミストリー、ジョン ウィリー アンド サンズ。
ニューヨーク、 1979年、第104〜109頁[S
ternberger、 Immunocytoche
mistry、 John WiLexy & 5on
s、 New York、 1979. pp104−
169 as modified byGarrigu
es et at、、 Int、 J、 Cancer
 (1982) 29:511−515] )である。
試験されるべき組織は、ガラス製スライドなどのような
支持体上に、アセトンなどのような適当な溶媒を用いて
固定される。
次に、組織は、モノクローナル抗体とインキュベートさ
れ、そして洗浄されて結合していない抗体が除かれる。
次に組織はウサギ抗マウスIQGとインキュベートされ
、結合していない抗体を除去するために洗浄され、マウ
スペルオキシダーゼ−抗ペルオキシダーゼ複合体と組合
され、結合していない接合体を除去するために洗浄し、
そして次に酵素に関する基質で処理された。こ−の処理
に続き、該スライドは、検知可能な信号に関して調べら
れた。
本発明の抗体は、例えば、だ液のような肺からの剥脱性
細胞検体におけるあるいは子宮頚部塗抹標本における、
悪性状態の存在を測定する方法に用いられ得る。パ剥脱
性″なる用語は、検体が、組織の表面をこするあるいは
洗浄することによって得られた単離細胞あるいは細胞の
凝集物(それらの細胞は個々に、あるいは隣間ないしは
板状において除去される。)からなるものであることを
意味するものである。剥脱性細胞検体は、生検によって
得られたもののような、切除された組織から識別される
べきである。検体と抗体との間の接触は、抗原部位への
抗体の結合のための条件下で行なわれる。接触の後、抗
原部位への抗体の結合の存在あるいは不在が測定され、
そしてこれは肺における悪性状態の存在に関するもので
おる。
肺における悪性の存在を測定するために、痰試料は、こ
の方法において使用される剥脱性細胞検体を与える。こ
の方法は、気管支、あるいは咽頭口部、口を含む胃腸路
などからの剥脱性細胞検体における悪性状態の検知にお
いて利用性を見出すものである。
剥脱性細胞検体は次に、抗原−抗体複合体を形成するた
めに、検体の特異的抗原部位への抗体の結合のための条
件下で前述の抗体と接触させられた。この抗原部位は、
検体における細胞あるいは細胞フラグメント上に存在さ
れ智る。一般に、検体は例えば通常ガラスおるいはその
他の適当な物質からなるスライドのような適当な支持体
上へ載置される。剥脱性細胞検体は、通常、スライドの
表面上に検体の薄層を与えるようにスライド上で塗抹さ
れる。抗体と検体との間の接触は、通常、水性緩衝化培
地中にて行なわれる。用いられる緩衝液は、リン酸塩、
トリス、重炭酸塩などを含む。
pHは、検体および抗体の状態に関係するものであって
、通常5〜8の範囲内におる。水性培地は、約O〜40
%の量の有機極性溶媒をさらに含んでいてもよい。有機
極性溶媒は水溶性であり、通常約1〜10個の炭素原子
と約1〜4個の酸素原子を有している。抗体は、水性培
地中に約1〜100μC1/m1、好ましくは約10〜
20μCI/m1の濃度で存在する。検体の抗体との接
触の間の温度は、約4〜40℃、好ましくは10〜30
’Cである。接触の期間は、通常約15〜120分、好
ましくは約30〜60分間である。
検体と抗体との間の接触の後、支持体は通常未反応抗体
を除去するために処理される。通常、これは支持体を水
性の、通常緩衝化された、培地で洗浄することによりな
される。
次に、検体における抗原部位へ結合した抗体(ここでこ
の結合は、該位置での悪性状態の存在に関するものであ
る。)の存在が観察される。すなわち、検体は、形成さ
れた抗原−抗体(免疫)複合体の数を測定するために調
べられる。いくつかの例においては、問題の抗原部位の
極めて少ない数が、剥脱性細胞検体において見い出され
得ることに注意すべきである。しかしながら、悪性状態
においては、多数の抗原部位が存在し、この後者の状態
は、多数の抗原−抗体複合体が、悪性状態が存在してい
る場合には計測可能であるゆえに、この方法により、非
悪性状態以上に容易に識別できる。結合の存在の測定を
行なうために、検知可能な信号を発する手段が、検定系
に組入れられる。
例えば、検定において用いられた抗体を検知可能な信号
を発し得る標識へ結合させることができる。
標識は、放射性物質、染料および蛍光体を含む発色団、
酵素あるいは同様のものでめり得る。抗体に対して用い
られる標識の数は、方法の必要条件および抗体へ標識を
結合させるだめの部位の有効性によって通常決定される
あるいはまた、洗浄されたスライドを、例えば用いられ
た抗体に対して特異的な標識された抗体であり得る、抗
体に対する標識された特異的結合パートナ−と接触させ
ることも可能である。七ツクローナル抗体がマウス源由
来のものである場合には、該方法において用いられた抗
体に対して特異性の標識された抗マウス免疫グロブリン
が用いられ得る。このような免疫グロブリンは、適当な
宿主にモノクローナル抗体を注射し、適当な時間をおき
、そして注射された宿主の血液から抗マウス免疫グロブ
リンを収穫することによる標準的技術によって産生され
得る。抗体に対する標識された特異的結合パートナ−が
用いられる場合、スライドは、該スライドを蛍光に関し
て調べる前に再度、水性培地で洗浄されなければならな
い。
蛍光体標識が用いられる場合において抗体と細胞検体と
の間の結合の存在を測定するために、スライドは、通常
は蛍光顕微鏡を用いて、蛍光に関して調べられる。蛍光
体以外の標識が用いられる場合には、スライドないし検
体は、沈澱物、色彩等の形成に関して調べられる。
上記の説明は、免疫蛍光検査技術における本発明の抗体
使用に主として注がれたものである。しかしながら本発
明の抗体は、抗原−抗体反応を含むほとんどの検定法に
おいて用いられることができるものである。該検定法群
は、均質性[homogeneous ]でも不均質性
[heterogeneous ]でもよい。均質性検
定方法においては、検体は、血清、尿および同様なもの
のごとき生物学的流体であり得、または、検体は溶解さ
れそして屑を除去するために清澄化され得る。免疫学的
反応は、通常特異的抗体、標識された被分析物および関
心の試料を含むものである。標識から生じる信号が、抗
体の標識された被分析物への結合において直接的にある
いは間接的に変化される。免疫学的反応およびその程度
検知の双方が、均質溶液において行なわれる。用いられ
得る免疫化学標識は、フリーラジカル類、蛍光染料類、
酵素類、バクテリオファージ類、補酵素類などが含まれ
る。
不均質性検定方法においては、試蕎は、通常、検体、特
異性抗体、および検知可能な信号を発するための手段で
ある。検体はプレートあるいはスライドなどのような支
持体上に通常載置され、そして液相中で抗体と接触させ
られる。支持体は次に液相から分離され、支持体相ある
いは液相のいずれかが、検知可能な信号に関して、この
ような信号を発する手段を用いて調べられる。この信号
は、検体における被分析物の存在に関するものである。
検知可能な信号を発する手段は、放射性標識類、蛍光体
類、酵素類などの使用を含むものでおる。不均質性免疫
検定法の例としては、放射性標識免疫検定法(ラジオイ
ムノアッセイ)、免疫蛍光検査方法、酵素結合免疫学的
検定法などが含まれる。
上記の免疫学的検定技術の詳細な論議に関しては、ニド
ワード テイーマギオ[Edward T、 HaCl
(]i0]  (シーアールシー プレス インコーポ
レーテツド、ポカ ラドン、フロツグ、 1980年[
CRCPress  Inc、、  Boca  Ra
ton、  Florida、1980コ ) による
パエンザイムーイムノアッセイ[Enzyme−Imm
unoassayl ”を参照のこと。例えば、米国特
許第3、690.834号、第3,791,932号、
第3,817,837号、第3,850,578号、第
3,853,987号、第3,867.517号、第3
,901,654号、第3,935,074号、第3,
984.533号、第3,996,345号および第4
,098,876号(この列挙は、余す所なく掲げるこ
とを意図するものではない。)もまた参照のこと。
本発明の抗体はまた、ジエイ、ナクル、メト。
(1983年>24:  123〜129[J、 Nu
cl、 )Lexd、  (1983)24:  12
3−129]中におよびジャーナル オブクリニカル 
インベスティゲーション(1983年)72:2101
〜2114[J、 Cl1n、 Invest、 (1
983) 72:2101−2114]中に悪性骨髄腫
に関して述べられたものと同様な方法において、N5C
LCを保持するヒト患者での転移性沈積物を画像とする
ために用いられ得る。抗体またはそのフラグメントは、
放射性標識され、そして患者へ静脈内的に投与され、そ
の後該患者は例えばガンマ線カメラなどを用いて画像と
される。
本発明による方法の上記の特定の実施例群は、それぞれ
の抗原上の特異的決定部位に結合するおよびマウス源か
らのIgMサブクラスのものである抗体を用いるもので
あるが、これは何ら限定を意味するものではない。上記
抗体類、ならびにマウス源、ヒトを含むその他の哺乳動
物源もしくは他の源またはこれらの組合せのいずれかか
らの上記抗体類と機能的等何件を有する抗体類が本発明
の方法において、その他のイソタイプと同様に用いられ
得る。″機能的等価性″なる用語は、抗体がそれぞれ上
記に述べた決定部位のいずれかに結合することができ、
そしてこのような部位に関して本発明の特定の抗体と競
合し得ることを意味する。すなわち、このような抗体は
、このような決定部位を有する細胞もしくは細胞フラグ
メントまたは分泌された抗原を含有する検体と組合せら
れた場合に、このような決定部位に結合し、そしてこの
ような部位への結合から本発明の抗体を阻害するもので
あろう。ざらにまた、LeyおよびLeX抗原が1つ以
上の決定部位を有するゆえに、本発明の方法は、前記の
モノクローナル抗体類によって限定された決定部位以外
の決定部位を限定するモノクローナル抗体類の使用を含
むものである。
本発明はまた、上記に述べた方法を実施するための診断
キットを含むものである。1つの実施態様においては、
診断キットは、(a>上記により詳細に定義されたモノ
クローナル抗体および(b)上記モノクローナル抗体に
対する特異結合パートナ−と検知可能な信号を発し得る
標識との接合体からなる。この試薬はまた、緩衝化網、
および例えば、ポリサッカライド類のようなタンパク質
安定化剤などのごとき補助的作用物質をも含み得る。
この診断キットはざらにまた、必要に応じて、該標識が
一構成成分である信号発生系の仙の構成成分、試験にお
けるバックグラウンド干渉を低減するための作用物質、
対照試薬、試験を行なうための装置などを含み得るもの
である。他の実M態様においては、診断キットは、本発
明のモノクローナル抗体と検知可能な信号を発し得る標
識との接合体からなるものである。上記したような補助
的作用物質はまた存在し得る。
本発明の抗体は、治療学的に用いられ得る。固有の生物
学的特性を有する抗体は、直接治療剤として有用であり
得る(シエアーズら、コントル。
オンコル、カーガー、バッセル(1984年)19:1
80〜192 [5ears、 et al、、 Co
ntrol、 0nco1. Karger、 Ba5
el、 (1984)19:  180−192] )
 。さらにまた、抗体は、免疫毒素を形成するために毒
素へ、はまた放射線製薬的または製薬的に形成するため
に放射性物質または薬剤へ結合され1qる。抗体の免疫
毒素あるいは放射線製薬品を製造する方法は、周知であ
る(例えばキャンサー トリートメントレポーツ(19
84年> 68 :  317〜328 [Cance
r 丁reatment Reports (1984
) 68:  317−328]を参照のこと。)。
本発明のモノクローナル抗体の他の治療的用途は、免疫
源として本発明のモノクローナル抗体の1つを使用する
ことにより産生される抗イデイオタイプ抗体での患者免
疫処置である。このような免疫処置は、能動的抗腫瘍活
性をもたらし得る(例えば、ネポムら、プロシーディン
グ オブザ ナショナル アカデミ−オド サイエンシ
ズ オブ ザ ユナイテッド ステート オブアメリカ
(1984年> 81 : 2864〜2867 [N
epom et al、、  Proc、  Natl
、  Sci、  U、S、八、  (1984)81
 : 2864−2867]を参照のこと。)。同様の
アプローチにおいて、患者は、それぞれの抗体の精製形
態あるいは変性形態におけるそれぞれの抗体で免疫化さ
れ得る。
本発明の興味ある観点は、本発明の抗体は、例えば、そ
れぞれ1984年11月2日および1984年12月2
1日に出願された米国特許一連番号箱667.521号
および第684.759号に述べられたようなN5CL
Cに対するその他の抗体と組み合わせることができるこ
とである。この組合せは、上記したような少なくとも4
つのタイプの肺癌、すなわち、未分化大細胞肺癌、小細
胞肺癌、腺癌および類表皮癌を検知することにおいて有
効である。
本発明のモノクローナル抗体はまた、乳癌などのような
その他の癌に関連する抗原における決定部位を限定する
。従って、本発明の抗体は、このような癌に対して指向
する診断的あるいは治療的製品における使用を見い出し
得るものである。
実施例 本発明は、以外の例示的実施例によってざらに論証され
る。いくつかの用いられた手段が最初に述べられる。
度炎里皇ヱ煎返韮 冷凍断片における免疫組織学的研究のために、ガリギュ
ースら[Garriaues et al、]  (−
]i’ンターナショナルジャーナル オブ キャンサ−
(1982年> 29:  511〜515 [Int
、 J、 Cancer (1982)29:  51
1−515] )によって修正されるようなイムノケミ
ストリー、ジョン ウィリー アンドサンズ、ニューヨ
ーク、 1979年、第104〜169頁[Immun
ochemistry、 John WiLexy &
 5ons、 New Y。
rk、 1979.1)I):104−169]中のス
テルンベーガー[Sternberger ] (7)
非標識化抗体技術[unlabelLexd anti
body technique ]が用いられた。これ
らの試験に関する標的組織は、外科手術で得られそして
液体窒素中で予め冷却されたいたイソペンタン中での剥
離の4時間以内で冷凍された。組織は、そして使用する
まで、液体窒素中であるいは一70℃で貯蔵された。ウ
サギ抗マウスICIG(ステルンベーガーーメイヤー 
イムノケミカルズ インコーポレーテッド、メリーラン
ド州ジャレッテイスビル[Sternberger−M
eyer Immunochemicals。
Inc、 JarettsvilLex、 HCl )
が1750の希釈で用いられた。特に精製されたマウス
ペルオキシダーゼ−抗ペルオキシダーゼ複合体2mCJ
/dを含有するマウスペルオキシダーゼ−抗ペルオキシ
ダーゼ複合体(PAP、ステルンベーガーーメイヤー 
イムノケミカルズ インコーホレーテッド)が1780
の希釈で用いられた。冷凍切片が調製され、乾燥され、
アセトンで処理されそして乾燥された(ガリギュースら
[Garrigues et at、 ] 、 119
82年。
組織学的評価に関して用いられる切片は、ヘモトキシリ
ンで染色された。非特異的バックグラウンドを減少する
ために、切片は、115に希釈された正常ヒト血清と予
備的にインキュベートされた(ガリギュースら、 19
82年)。マウス抗体、ヤギ抗マウス■ΩGおよびマウ
スPAPが10%正常ヒト血清および3%ウサギ血清の
溶液中に希釈された。
染色手順は、一連の切片を2.5時間特異的抗体あるい
は対照抗体のいずれかで処理し、1150に希釈された
ウサギ抗マウスICIGと30分間インキュベートされ
、そして1780に希釈されたマウスPAP複合体に3
0分間されされることから成るものであった。抗体との
それぞれの処理の後、スライドはリン酸緩衝食塩水(P
BS)中で2度ずつ洗浄された。免疫組織化学的反応は
、0.05Mトリス、pH7,6中の新たに調製された
0、05% 3,3−ジアミノベンジド テトラハイド
ロクロライト(シグマ、ミズーリー州セントルイス)お
よび0.01%過酸化水素を8分間用いて発展させられ
た。蒸溜水中の1% OS 04溶液へ20分間ざらに
さらすことは、着色を強烈なものにした。切片は水です
すがれ、アルコール中で脱水化され、゛キシレン中で透
明とされ、スライド上に載置された。切片はそれぞれコ
ード下で研究され、コードされた試料はひとりの無関係
な研究者によって調査された。代表的なスライドは微分
干渉差異光学(ゼイスーノマルスキー[ZeiSS−N
OmarSkiコ)を用いることによって写真とされた
。抗体着色の程度は、0(反応性なし)、+(わずかの
陽性細胞)、++(少なくとも1/3の細胞陽性)、+
++(多くの細胞陽性) 、+++ (はぼ全ての細胞
強い陽性)として評価された。十とOの着色の間の差異
は、++と十との間の差異よりもより明確さの低いわか
れ目であったので、++ないしはそれ以上として程度づ
けされた着色を゛陽性″として数えることを決定した。
腫瘍細胞および支質細胞の双方が腫瘍試料中に観察され
たが、支質細胞は全く着色されないかあるいは腫瘍細胞
よりもより弱く着色されるゆえ、着色は、腫瘍細胞のも
のに関連して記録された。
抗原位置の決つ 抗原の細胞上局在は、非イオン性界面活性剤での透過化
の前おるいは後の細胞に対して結合する抗体を計測する
ことによって測定された。完全な培養細胞の細胞表面へ
結合する抗体は、   ■標識された抗体を用いての直
接結合検定法(ブラウンら、プロシーディング オブ 
ザ ナショナルアカデミ−オブ サイエンシズ オブ 
ザユナイテッド ステート オプ アメリカ(1981
年) 78 : 539〜543 [8rown et
 at、、 Proc、 Natl、 Acad、 S
ci、υ、S、A、  [1981) 7B:  53
9−543] ’)によっであるいは、(FAC3)I
I細胞識別器を用いる間接蛍光によって同定された。細
胞内位置に結合する抗体は、  ■標識された抗体を細
胞に直接結合させ、続いて、バラホルムアルデヒドで固
定化し、ざらに続いて非イオン性界面活性剤NP−40
で透過化することによって測定された。
級含旦足迭 a)放射性標識された抗体を用いることによって行なわ
れる結合検定法(ブラウンら、上記)のために、培養細
胞(106)は、培養培地中で熱活性化(56℃で30
分間)胎児ウシ血清100μp中の1251標識された
抗体10S CI)mと4℃で30分間インキュベート
された。PBS  5dの添加の後、細胞は250xq
で10分間遠心分離することによってペレット化された
。上澄み液は吸い出され、そしてベレットは125Iに
関して計数された。非特異的結合を計測するために、並
行的インキュベーションが競合物として標識されていな
い抗体10μqを用いて行なわれた(ブラウンら、上記
)いくつかの例においては、係合検定法は、類似の様式
においてプラスチック製培養皿へ付着した細胞単一層上
で行なわれた。
b)FAC3II細胞識別器において行なわれる結合検
定法のために、細胞は、5mMエチレンジアミン四酢1
(EDTA)を含むPBSを用いて、それらの基質から
除去された。I X 105細胞を含有する試料は最初
に2μCJ/rid!の濃度でモノクローナル抗体とイ
ンキュベートされ、続いて1:200の希釈でフルオレ
セイン結合ヤキ抗マウス抗体とインキュベートされた。
細胞は次に洗浄されそして培養培地中に再懸濁された。
FAC3分析の直前に、ヨウ化プロピシウムが非生存細
胞を染色するために1μCI/dの最終濃度へと添加さ
れた。FAC3分析の間、細胞放射赤色蛍光が、生存細
胞のみを調べるために、電子的に追出された。
フルオレセイン蛍光の平均強度が、次にそれぞれの抗体
に関して測定された。陰性の比較対照はモノクローナル
抗体のない試料から構成されており、−5陽性の比較対
照は、HLAタイプ1組織適合性抗原に対するモノクロ
ーナル抗体からなるものであった。平均チャンネルフル
オレセインか少なくともバックグラウンドの3倍であっ
た場合に、着色は陽性であると見なされた。
糖脂質に対する抗体の反応性の測定 抗体は、微量試験ウェルに吸収させた精製糖脂質(コレ
ステロールおよびレシチンを伴う)とのおよび糖脂質が
分画されている薄層クロマトグラフィープレートとのイ
ンキュベーション【こよって糖脂質抗原への反応性に関
して試験された。結合抗体は、マウス免疫グロブリンに
対する抗血清および放射性ヨウ素結合タンパク質Aとの
インキュベーションによって測定された。
イソタイプ測定 a)オークターロ二−免疫拡散法 特定のハイブリドーマの上澄液の部分標本が2%寒天プ
レートの中央ウェル中へ入れられた。単特異性つサギ抗
マウスIC!イソタイプ抗体(メロイ[He1oV ]
 )が外側のウェル中へ入れられそしてプレートは室温
で2時間、さらに4°Cで一晩インキユベートされた。
b)可撓性ポリ塩化ビニル製の96ウエルプレート(コ
ースタ−[Co5ter] )が37°Cで2時間0゜
1m1ll/dヤギ抗マウスICI抗体で被覆され、そ
して37℃で2時間3%BSA溶液で逆被覆された。
ハイブリドーマ上澄液が次に37℃で2時間インキュベ
ートされた。PBSで洗浄した後、ウシ血清アルブミン
(BSA>プレートは、37℃で2時間ペルオキシダー
ゼに結合した単特異性つサギ抗マウスICJイソタイプ
抗体(ザイムド[Zymed ])とインキュベ7トさ
れた。洗浄の後、プレートは0.1Mクエン酸緩衝液1
)84.5中の1mg/In!!オルソフェニレンジア
ミンおよび0.3% H2O2とインキュベートされた
。630nmでの光学密度がダイナチック酵素結合免疫
吸着剤検定プレート読取器[Dynatec ELIS
A plate readerコにおいて測定された。
スタフィロコッカス タンパクMA結合測定法微小力価
プレートがPBSに0.02%NaN3を加えたものの
中の5%FC3とインキュベートされそして上澄液は吸
い出された。腫瘍細胞の懸濁液(2X107細胞/d)
の25μΩが、それぞれのウェルへ加えられ、そして室
温で1時間、特定の抗体25μΩとインキュベートされ
た。プレートは1200rl)mで7分間遠心分離され
、50% NC3/PBS/NaN3で二度洗浄され、
そして125I−スタフィロコッカス タンパク質A(
約50.OOOcpm/25Ω)25μpが添加された
。プレートは25℃で1時間インキュベートされ、50
% NC3/PBS/NaN3で2度洗浄され、そして
乾燥された。ウェルの底部が切断されそしてガンマ−カ
ウンター中で計数された。
実施例 モノクローナル抗体の調製 モノクローナル抗イ本は、3力月齢のBALB/Cマウ
スを転移性非−小細胞肺癌を病んでいる患者からの胸膜
滲出液よりの細胞で免疫処置することによって産生きれ
た。免疫処置は、約107細胞でマウスを腹腔内的に3
〜4回注射することにより行なわれた。最後の免疫処置
の3日後、肺臓が除去され、培養培地中に懸濁されそし
てNS1マウス骨髄腫細胞と融合された(コーラ−とミ
ルスティン、上記)。混合物は、単一融合細胞(クロー
ン)を起源として発する低Q度培養株を形成するために
接種された。ハイブリッド形成のために用いられるこの
技術は、イエイら[Yeh et al、](インター
ナショナル ジャーナル オブ キャン+j−−(19
79年> 29 :  2B9〜275 [I nt、
 J、 Cancer (1979)29:  269
−2753によってすでに述べられている。
ハイブリッド細胞からの上澄み液は、酵素結合免疫吸着
剤検定法およびオートラジオグラフィー的間接125■
−標識化タンパク質△検定法[autOradiogr
aphic 1ndirect    l −1abe
lLexd protein A assey]  (
ブラウンら、ジャーナル オブイムノロジー メソツズ
(1979年>31:201〜209 [Brown 
et al、、 J、 Immunol、 )Ieth
、 (1979)31 :201−209] )の双方
を用いることによって、とりわけ細胞膜を含有する免疫
処置に用いられた腫瘍からの抽出物に対してスクリーニ
ングされた。
これらの抽出物は、コルカーら[Co1cher et
 al、 ](キャン丈−リサーチ(1981年> 4
2 : 1451〜1459 [Cancer Res
、、 (1981) 42 : 1451−14591
 ) ;イエイら(上記)から修正された方法を用いて
調製された。このために、組織はPBSで洗浄されそし
て懸濁され、完全な腫瘍に関するものは、テンレス鋼製
ふるいを通して圧搾することによってなされた。この後
に、1n+Hフェニルメチルスルフtニルフルオライド
(カルビオケムーベーリングコーポレーション カルフ
ォルニア州すンディエゴ[Calbiochem−Be
hring Corp、、 San Diego、 C
A])を含む1mM  NaHCO3が添加され、原料
は、次にデューレス[Dounce ]ホモジナイザー
のB乳棒の50ストロークで、氷上において均質化され
た。27.0OOXQで15分間の遠心分離の後、上澄
み液が除去され、そしてペレットはPBS中に再懸濁さ
れ、1分間音波処理され、−70’Cで貯蔵された。
細胞膜抽出物に結合する抗体を産生じたハイブリドーマ
は、クローン化され、試験管内で増殖され、そして抗体
特異性に関してざらに試験された。
この試験上記した免疫組織学的技術を用いることによっ
て行なわれ、肺癌、他の腫瘍および正常ヒト組織の冷凍
切片に結合するための抗体の能力が試験された。ヒ1−
肺癌腫に対する顕性特異性の抗体を産生するこれらのハ
イブリドーマは再クローンされ、増殖され、そしてプリ
スタン処理された3力月齢BALB;/cマウス中へ注
射され、そこで、これらは腹水腫瘍として増殖した。
腹水中へ分泌される抗体は、タンパク質Aセフ10−ス
[5epharose ]において(エイら、イムノケ
ミストリー、  (1978年) 15 :  429
 [EV et al、  (mmunochemis
try (1978) 15 :  429] ) 1
6るいはセファクリルS −300[5ephacry
l S−300]中でのゲル濾過によって精製された。
精製抗体は、免疫組織学による付加的な特異性試験、該
抗体が細胞表面に結合したことを測定するための完全細
胞における結合検定、および上記したような放射性免疫
沈降試験を含むなお一層の特性づけのために用いられた
モノクローナル抗体L15および17は、上記したよう
な免疫組織学的技術にかけられた。
抗体L15はN5CLC細胞に強く結合し、そして以下
の細胞、すなわち、結腸癌、乳癌、正常心臓、正常白血
球、正常脳、正常結腸、正常腎臓、正常肺臓、正常皮膚
および正常肝臓の細胞には結合しなかった。
抗体L17はN5CLC細胞に強く結合し、そして以下
の細胞、すなわち、正常心臓、正常脳、正常結腸、正常
皮膚および正常肝臓の細胞には結合しなかった。
Li2および17と呼称される細胞系は共に1985年
3月1日に^、T、C,Cに寄託され、そしてそれぞれ
受入番号HB8738およびHB8739を与えられた
本発明は、上記の実施態様に特に言及して詳細に述べら
れた。しかしながら、種々の変更と修正が本発明の精神
と視野の範囲内で期待され得ることが理解されるべきで
ある。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト非−小細胞肺癌細胞の特性を有する細胞表面
    糖質抗原における決定部位を限定するL15と呼称され
    るモノクローナル抗体およびそのフラグメント。
  2. (2)IgMクラスのものである特許請求の範囲第1項
    に記載の抗体。
  3. (3)細胞表面糖質抗体がLe^y抗原であるかLe^
    y抗原の特性を有するものである特許請求の範囲第1項
    に記載の抗体。
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載の抗体を分泌する識
    別特性を有する細胞系。
  5. (5)検知可能な信号を発し得る標識に接合された特許
    請求の範囲第1項に記載のモノクローナル抗体。
  6. (6)標識が蛍光体である特許請求の範囲第1項に記載
    のモノクローナル抗体。
  7. (7)ヒト非−小細胞肺癌細胞の特性を有する細胞表面
    糖質抗原における決定部位を限定するL17と呼称され
    るモノクローナル抗体およびそのフラグメント。
  8. (8)IgMクラスのものである特許請求の範囲第7項
    に記載の抗体。
  9. (9)細胞表面糖質抗体がLe^x抗原であるかLe^
    x抗原の特性を有するものである特許請求の範囲第7項
    に記載の抗体。
  10. (10)特許請求の範囲第7項に記載の抗体を分泌する
    識別特性を有する細胞系。
  11. (11)検知可能な信号を発し得る標識に接合された特
    許請求の範囲第7項に記載のモノクローナル抗体。
  12. (12)標識が蛍光体である特許請求の範囲第11項に
    記載のモノクローナル抗体。
  13. (13)被験者からの組織をLe^yもしくはLe^x
    抗原であるか、またはLe^yもしくはLe^xの特性
    を有する糖質抗原の存在に関して調べることよりなる被
    験者の肺における悪性状態の存在を測定する方法。
  14. (14)組織が、切除組織、剥脱性組織および体液から
    なる群から選ばれたものである特許請求の範囲第13項
    に記載の方法。
  15. (15)(a)被験者から得られた組織の検体を、Le
    ^yもしくはLe^xであるか、またはLe^yもしく
    はLe^xの特性を有する抗体における決定部位を限定
    するモノクローナル抗体と、該検体への該抗体の結合の
    ための条件下で接触させ、 (b)該検体への該抗体の、肺における悪性状態の存在
    に関連する結合の存在を観察することよりなる被験者の
    肺における悪性状態の存在を測定する方法。
  16. (16)結合の程度は、該検体を、検知可能な信号を発
    し得る標識と該モノクローナル抗体に関する特異的結合
    パートナーとの接合体と接触させることにより測定され
    るものである特許請求の範囲第15項に記載の方法。
  17. (17)モノクローナル抗体が、検知可能な信号を発し
    得る標識に接合されているものである特許請求の範囲第
    15項に記載の方法。
  18. (18)該モノクローナル抗体に関する標識された特異
    的結合パートナーが該モノクローナル抗体に対して特異
    的な抗体である特許請求の範囲第15項に記載の方法。
  19. (19)標識が発色団である特許請求の範囲第15項に
    記載の方法。
  20. (20)抗体がL15抗体である特許請求の範囲第15
    項に記載の方法。
  21. (21)抗体がL17抗体である特許請求の範囲第15
    項に記載の方法。
  22. (22)組織が、切除組織、剥脱性組織および体液から
    なる群から選ばれたものである特許請求の範囲第15項
    に記載の方法。
  23. (23)(a)Le^yもしくはLe^x抗原であるか
    、Le^yもしくはLe^xの特性を有する抗原である
    細胞表面糖質抗原における決定部位を限定するものであ
    って、肺における悪性状態の存在を測定するのに有用な
    モノクローナル抗体、あるいはそれらの機能的等価体も
    しくはフラグメントと、(b)(1)信号発生系の1構
    成成分である標識と(2)上記(a)のモノクローナル
    抗体の特異的結合パートナーとの接合体からなる診断キ
    ット。
  24. (24)標識が、酵素である特許請求の範囲第23項に
    記載の診断キット。
  25. (25)標識が、蛍光体である特許請求の範囲第23項
    に記載の診断キット。
  26. (26)モノクローナル抗体が、L15抗体である特許
    請求の範囲第23項に記載の診断キット。
  27. (27)モノクローナル抗体が、L17抗体である特許
    請求の範囲第23項に記載の診断キット。
  28. (28)(1)信号発生系の1構成成分である標識と(
    2)Le^yもしくはLe^xの特性を有する細胞表面
    糖質抗原における決定部位を限定するものであつて、肺
    における悪性状態の存在を測定するのに有用なモノクロ
    ーナル抗体、あるいはそれらの機能的等価体もしくはフ
    ラグメントとの接合体からなる診断キット。
  29. (29)標識が、蛍光体である特許請求の範囲第28項
    に記載の診断キット。
  30. (30)標識が、酵素である特許請求の範囲第28項に
    記載の診断キット。
  31. (31)モノクローナル抗体が、L15抗体である特許
    請求の範囲第28項に記載の診断キット。
  32. (32)モノクローナル抗体が、L17抗体である特許
    請求の範囲第28項に記載の診断キット。
  33. (33)(a)ヒト組織の検体を特許請求の範囲第1項
    に記載のモノクローナル抗体と、該検体の該抗体への結
    合のための条件下で接触させ、(b)該抗体の該検体へ
    の、該組織における悪性状態の存在に関連する結合の存
    在を観察することよりなる、ヒト組織における悪性状態
    の存在を測定するための方法。
  34. (34)(a)ヒト組織の検体を特許請求の範囲第7項
    に記載のモノクローナル抗体と、該検体の該抗体への結
    合のための条件下で接触させ、(b)該抗体の該検体へ
    の、該組織における悪性状態の存在に関連する結合の存
    在を観察することよりなる、ヒト組織における悪性状態
    の存在を測定するための方法。
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