JPS6236140A - ゆで卵の冷凍法 - Google Patents

ゆで卵の冷凍法

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Publication number
JPS6236140A
JPS6236140A JP17475285A JP17475285A JPS6236140A JP S6236140 A JPS6236140 A JP S6236140A JP 17475285 A JP17475285 A JP 17475285A JP 17475285 A JP17475285 A JP 17475285A JP S6236140 A JPS6236140 A JP S6236140A
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JP
Japan
Prior art keywords
boiled
egg
freezing
eggs
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP17475285A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyazaki
豪 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はゆでられた鶏卵、うずらの卵等の冷凍品を製造
する方法に関する。
近年、多くの種類の食品の冷凍品が製造されているが、
ゆで卵の冷凍は下記するように困難とされている。
すなわち、殻を取り除いたゆで卵を直接冷凍する場合、
冷媒にフレオンガスやアンモニアを使用する冷凍機によ
り一25℃に冷凍するか、あるいは−192℃の液体ち
っ素ガスをゆで卵にじかにかけて超急速に冷凍する方法
等が考えられているが、これらの方法で冷凍したゆで卵
を戻した場合ゆで卵の外見が青黒化し、卵白部分がスポ
ンジ状でスが入り、ゴムのような歯ざわりでまずくて食
品として不適当である。また後者のちっ素を使う方法で
は不均一な冷凍がおこるためにキレツを生じやすく、又
、コスト高になった。
上記以外に、ゆで卵をビニールの袋等に入れて冷凍機で
一25℃に冷やす間接冷凍する方法もあるが、この方法
では袋中で、卵どうしがくっつき合って形がくずれる問
題があり、この場合も卵白の味が低下することは直接冷
凍と変らない。
したがって、ゆで卵は罐詰品等はあるが、冷凍品は現在
のところ市場に出回っていない。
〔発明の目的〕
本発明は上述した問題を解決したもので、その目的はゆ
で卵の形状を損なうことなく冷凍でき、解凍時間が速く
、解凍後の味覚の変ることのないゆで卵の冷凍法を提供
することにある。
〔発明の概要〕                、本
願で開示された発明の詳細な説明すれば下記のとおりで
ある。
すなわち、殻を取り除いたゆで卵を、これと同形状の凹
部が適当な間隔で配列された樹脂シート容器に収納し、
その上に樹脂シートのふたを重ねて真空封止したのち、
これを冷凍温度まで下げその温度に保持することを特徴
とするもので、これを急速に解凍することによって得ら
れたゆで卵は最初にゆでた当時と全く同じ新鮮な歯ざわ
りをもつことになり、前記発明の目的を達成できる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本発明による一実施例を示すもので
、ゆで卵を冷凍するために容器に入れて真空封止する形
態を示す。以下、各作業段階にしたがって説明する。
(1)ゆで卵の殻を取り除く。
卵白がかたまる程度にゆでた後、直ちに機械等を使用し
て殻を取り除く。
(2)第1図に示すように卵の形状をした凹部2を卵ど
うしが互いに接触しないような適当な間隔で配列した樹
脂シート容器3を用意し、上記凹部2内にゆで卵1を1
個ごとに収納する。上記樹脂シート容器は、たとえばポ
リ塩化ビニール樹脂シートを真空成形することにより形
成する。
(3)同じ樹脂シート材からなるふた材4を第2図に示
すように重ねる。
(4)真空状態で第3図に示すように、ふた材4とシー
ト容器3との間をシール(封止)する。
(5)このように真空封止したものをそのまま冷凍温度
に下げて冷凍を行う。
この冷凍はたとえば冷凍機を使用し、−25℃で30分
位で行う。以後、冷凍庫に移送保存される。
(6)解凍するにあたっては樹脂シート容器のまま沸騰
する湯中にひたすことにより約5分で解凍されたゆで卵
が得られる。(第4図参照)〔効果〕 以上、実施例で説明した本発明によれば下記のように効
果が得られる。
(1)解凍によって最初のゆで卵と同じ状態のものかえ
られる。特に卵白にゴム状化、黒化の状態は全くなく、
できたてのゆで卵と全く同じ自然の味覚が保持される。
又、ゆで卵の形がくずれたりキレツが生じるようなこと
なく商品的にすぐれたものとなる。
従来の直接冷凍や袋に入れて冷凍する場合に比して本発
明の方法によれば味覚や歯ざわりの点で格段にすぐれて
いる点についての理由付けは困難であるが、凹部を有す
る容器内で個々に分離されたゆで卵がより完全な形で真
空封止され、その状態で急速冷凍される結果、ゆで卵の
全表面で均一に冷凍がすすみ、卵内部の歪も少なく、氷
の粒等の発生による細胞組織の破壊されることなく冷凍
状態となると考えられる。この結果、ゆで卵白体の栄養
価もそこなわれることなく、完全にのこることになる。
又、窒素ガス冷凍法の場合のようにコスト高になること
はない。
(2)解凍時間が速くできる。従来の直接冷凍や袋に入
れて冷凍を行う場合では解凍に200分程要するのに対
し、本発明方法での冷凍によるものは5分程度で完全に
解凍ができる。このことについては、冷凍の際に均一に
冷凍がすすむのと同じ理由で、解凍が均一にすすみ、し
たがって解凍時間も明らかに短くなり、その結果、細胞
組織が安定に保たれて味覚的にすぐれ、又、歯ざわりが
自然なゆで卵が得られると考えよれる。
このため、解凍コストも少なくてすむことになった。
(3)上記(1)、(2)より、ゆで卵の食品としての
利用範囲が広くなった。すなわち、いつでも、どこでも
新鮮なゆで卵が得られるため、調理の可能性が広がるこ
とになった。又、従来できなかった食塩、味噌、醤油な
どの味付は状態で保存できるゆで卵の実現も可能となっ
た。
(4)真空パックの状態で冷凍できるため、ゆで卵の多
量の処理、保存、解凍が可能となった。
本発明は通常の鶏卵のゆで卵以外にうずらのゆで卵等に
も同様に適用できる。
本発明はゆで卵以外で従来冷凍が困難とされた固形食品
、たとえば肉団子などの冷凍にも応用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明による実施例を示すものであ
って、ゆで卵を冷凍するために容器に入れて真空封止を
する形態を示す断面図である。 第4図は本発明によるゆで卵冷凍法のプロセスを示すブ
ロック線図である。 1:ゆで卵、2:凹部、3:樹脂容器シート、4:樹脂
シートふた部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、殻を取り除いたゆで卵を冷凍するにあたつて適当な
    間隔をあけて配列したゆで卵と同じ形状の凹部を有する
    樹脂シート容器にゆで卵を収納し、その上に樹脂シート
    のふたを重ねて真空封止したのち、この真空封止された
    状態で冷凍温度に冷しかつその温度に保持することを特
    徴とするゆで卵の冷凍法。
JP17475285A 1985-08-08 1985-08-08 ゆで卵の冷凍法 Pending JPS6236140A (ja)

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JP17475285A JPS6236140A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 ゆで卵の冷凍法

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JP17475285A JPS6236140A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 ゆで卵の冷凍法

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Publication Number Publication Date
JPS6236140A true JPS6236140A (ja) 1987-02-17

Family

ID=15984061

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17475285A Pending JPS6236140A (ja) 1985-08-08 1985-08-08 ゆで卵の冷凍法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925159A (ja) * 1972-06-26 1974-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925159A (ja) * 1972-06-26 1974-03-06

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