JPS6235988Y2 - - Google Patents

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JPS6235988Y2
JPS6235988Y2 JP8297483U JP8297483U JPS6235988Y2 JP S6235988 Y2 JPS6235988 Y2 JP S6235988Y2 JP 8297483 U JP8297483 U JP 8297483U JP 8297483 U JP8297483 U JP 8297483U JP S6235988 Y2 JPS6235988 Y2 JP S6235988Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical valve
outflow
valve body
passage
valve seat
Prior art date
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JP8297483U
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English (en)
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JPS59188362U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば風呂用給湯器からの湯をシヤ
ワーと浴槽等への蛇口に切換え供給するのに用い
る切換弁に関する。
従来、弁軸の進退操作で流路を切換えうる構造
のこの種の切換弁は例えば実公昭55−12624号公
報、実公昭51−30189号公報、実公昭50−43001号
公報等に見られるように公知である。しかし、こ
れらは弁軸に備えた1つの両面バルブ又は2つの
片面バルブを対向位置に設けた2つの弁座に弁軸
を進退させることで交互に接離せしめて流路を切
換える構造となつている。したがつて、構造的に
は比較的簡単ではあるがその弁軸心の保持構造、
すなわち、軸受部は片側のみ配設されていて弁軸
が湾曲し易い欠点があるため、その弁部の気密が
早期に劣化し安定的な流路切換えが長久的に行え
ないという欠点がある。
この考案はかかる欠点の解消を目的としてなさ
れたもので、基端側に流入路をもち先端側には2
つの流出路を備えた弁室に内側吻合面と外側吻合
面を有し、かつ流入路と一方の流出路に通ずる中
空部および通孔と他方の流出路に通ずる凹部を備
えた円筒弁体を進退自由に密挿せしめ、該円筒弁
体の内側吻合面は一方の流出路に備えた外筒形弁
座に、また、円筒弁体の外側吻合面は他方の流出
路に備えた内筒形弁座に円筒弁体の一定ストロー
クの進退動作でそれぞれ嵌入、抜脱して2つの流
出路が交互に開閉するよう設けたことをその構成
の要旨とする切換弁の考案に係るものである。
以下この考案による切換弁の一実施例を図面に
基づき具体的に説明すると、図面において4は基
端側に流入路1をもち先端側には2つの流出路
2,3を軸方向と半径方向に交叉して備えた弁室
で、弁筐Aに軸方向に離間して設けられ、流入路
1は風呂用給湯器等からの給湯路12に連通さ
せ、一方の流出路2はシヤワーへの流路13に、
また、他方の流出路3は浴槽等への蛇口への流路
14にそれぞれ連通させるものである。Vは中空
部7の先端に内側吻合面5を有し、先端寄り稍中
央寄りには外側吻合面6を有し、基端には流入路
1と中空部7を連通する通孔8と流入路1と流出
路3を連通する凹部9を備えた円筒弁体で、上記
弁室4内にシール材15を介してその進退が自由
に行えるよう水密に挿嵌されている。10は流出
路2の口元に設けた外筒形弁座で、円筒弁体Vの
先端内側吻合面5が円筒弁体Vの一定ストローク
の進退動作で外筒形弁座10に嵌脱して通孔8、
中空部7を通じて流入路1と流出路2の遮断及び
連通が行えるようになしている。11は他方の流
出路3が開口し弁室4の基端内周壁に形成された
内筒形弁座で、円筒弁体Vの外側吻合面6(円筒
弁体Vの弁室4に対する軸受面と共用)が円筒弁
体Vの一定ストロークの進退動作で内筒形弁座1
1に嵌脱して流入路1と流出路3の連通及び遮断
が行えるようになしている。上記外筒形弁座10
にシール材16を嵌設することで円筒弁体Vの内
側吻合面5と外筒形弁座10の吻合における水密
をよくし、また、円筒弁体Vの外側吻合面6に離
間して嵌設したシール材15,15で該外側吻合
面6と内筒形弁座11との吻合による水密性を確
実に保つて、流出路2,3の閉塞時における湯の
洩出をなくしている。さらに、17は円筒弁体V
の基端側に円筒弁体Vと同一軸心を保つて一体に
連設した弁軸で、その基端部を弁筐Aの外部に突
出させ、該突出部に操作つまみ18を備え、操作
つまみ18を弁筐Aと一体に設けたガイド筒19
に遊嵌して円筒弁体Vの弁室4へのシール材1
5,15と後述のシール材28を介しての密嵌に
よる軸受け作用と相まつて円筒弁体Vの進退時に
おける弁軸心の安定的な保持を図つている。な
お、Bは給湯路12に装備した給湯弁で、弁軸2
0を軸方向へ一定のストロークだけ押動すること
でその先端に備えた開閉弁21を開放して絞り弁
22による絞りにてバーナ点火に必要な最小流量
が得られる開度を得るとともに、該弁軸20の押
動前進状態を保ちつゝ一定方向へ回動することで
弁軸20と回転方向に固定されている円筒弁23
を予め決められた範囲だけ回転せしめて流量の漸
次増加を可能とした構造となつている。24は外
筒形弁座10の取付板25に穿つた連通孔、26
は円筒弁体Vの凹部9と(内筒形弁座11)との
間に、円筒弁体Vを前進させたとき形成される連
通間隙、27は弁筐Aに設けた支持筒で、円筒弁
体Vの基端部が、円筒弁体Vを後退させたとき嵌
入支持されるようになつている。28は弁軸17
とガイド筒19との間に介在させたシール材、2
9は外筒形弁座10の固定部材、30は前記の固
定部材29に形成されたシヤワーへの流路13に
接続される接続管、31は蛇口への流路14に接
続される接続管である。
上記構成において、例えば風呂用給湯器からの
湯を蛇口から浴槽等へ供給するときは、弁軸17
を一定のストロークだけ、すなわち、円筒弁体V
の先端面が外筒形弁座10の取付板25に当るま
で直線的に押動(前進)せしめると、弁軸17と
一体の円筒弁体Vは前進してその先端の内側吻合
面5が外筒形弁座10にシール材16を介して嵌
入吻合されてシヤワーへの流路13を閉塞し、か
つ外側吻合面6は内筒形弁座11から脱出して蛇
口への流路14を開放せしめる。しかして、給湯
路12からの湯は流入路1から円筒弁体Vの凹部
9と弁室4の基端内周壁(内筒形弁座11)との
間の連通間隙26を通つて流出路3から蛇口への
流路14に流れ、接続管31及び蛇口を介して浴
槽等への給湯を行うものである(第1図の矢印a
参照)。
次に、風呂用給湯器からの湯をシヤワーへ供給
するときは、弁軸17を一定のストロークだけ、
すなわち、円筒弁体Vの凹部9の基端部が弁筐A
に設けた支持筒27に嵌入されてその底壁に当る
まで直線的に引張つて後退せしめると、円筒弁体
Vの外側吻合面6が内筒形弁座11にシール材1
5,15を介して嵌入吻合され蛇口への流路14
を閉塞し、かつ円筒弁体Vの先端の内側吻合面5
を外筒形弁座10から脱出させてシヤワーへの流
路13を開放せしめるため給湯路12からの湯は
流入路1から円筒弁体Vの通孔8を通つて円筒弁
体Vの中空部7に入り流出路2から外筒形弁座1
0の周囲を流過して連通孔24よりシヤワーへの
流路13に至り接続管30を介してシヤワーへ給
湯されるものである(第2図の矢印b参照)。上
記切換え動作において、円筒弁体Vは弁室4とシ
ール材15を介して常に密嵌状態を保つて軸受け
されているため湾曲変形する恐れはなく、したが
つて、外筒形弁座10と内筒形弁座11との嵌
入、抜脱が的確に行えて寿命の増加が計られる。
この考案は以上説明したように、基端側の流入
路と先端側の2つの流出路を弁室に開口させ、円
筒弁体の一定ストロークの進退動作で該2つの流
出路を交互に開閉する切換弁としたから簡単な操
作で、流路の切換えが円滑確実に行えるものであ
り、かつその弁軸心は安定的に保たれてガタがな
いので外筒形弁座に対する円筒弁体の内側吻合面
の嵌脱及び内筒形弁座に対する円筒弁体の外側吻
合面の嵌脱が常に高い精度のもとに行えるから湯
の洩出は全くなく、構造的にもそのコンパクト化
が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
切換え状態の断面図である。 1……流入路、2,3……流出路、4……弁
室、5……内側吻合面、6……外側吻合面、7…
…中空部、8……通孔、9……凹部、V……円筒
弁体、10……外筒形弁座、11……内筒形弁
座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端側に流入路1をもち先端側には2つの流出
    路2,3を備えた弁室4に内側吻合面5と外側吻
    合面6を有し、かつ流入路1と一方の流出路2を
    中空部7を介して連通する通孔8と他方の流出路
    3を連通する凹部9を備えた円筒弁体Vを進退自
    由に密挿せしめ、該円筒弁体Vの内側吻合面5は
    流出路2に備えた外筒形弁座10に、また、円筒
    弁体Vの外側吻合面6は流出路3に備えた内筒形
    弁座11に円筒弁体Vの一定ストロークの進退動
    作でそれぞれ嵌脱して2つの流出路2,3が交互
    に開閉することにより流入路1と流出路2,3と
    を交互に連通、遮断するようにしたことを特徴と
    する切換弁。
JP8297483U 1983-05-31 1983-05-31 切換弁 Granted JPS59188362U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8297483U JPS59188362U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 切換弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8297483U JPS59188362U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 切換弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188362U JPS59188362U (ja) 1984-12-13
JPS6235988Y2 true JPS6235988Y2 (ja) 1987-09-12

Family

ID=30212929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8297483U Granted JPS59188362U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 切換弁

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JP2013213560A (ja) * 2012-04-04 2013-10-17 Tpr Co Ltd 切替弁及びその使用方法
JP6356841B2 (ja) * 2017-01-23 2018-07-11 Tpr株式会社 切替弁および切替弁の使用方法

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JPS59188362U (ja) 1984-12-13

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