JPS6235781Y2 - - Google Patents

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JPS6235781Y2
JPS6235781Y2 JP18098282U JP18098282U JPS6235781Y2 JP S6235781 Y2 JPS6235781 Y2 JP S6235781Y2 JP 18098282 U JP18098282 U JP 18098282U JP 18098282 U JP18098282 U JP 18098282U JP S6235781 Y2 JPS6235781 Y2 JP S6235781Y2
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JP
Japan
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eaves
support
arm
arms
roof
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JP18098282U
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JPS5985834U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軒に突き出て窓の上部に取り付けるひ
さしに関するものである。
従来のひさしは、屋根板、垂木、桁及び腕木を
背面に当接した取付部材に釘着し、建物の本柱に
取付部材を止着することでひさしを建物へ取り付
けていたのである。
けれども、取付部材はベニヤ板を使用してお
り、屋根板及び垂木の重みを横方向に設置した桁
で受け、該桁を左右に前後方向に設けた腕木で支
承している構成より、屋根、垂木及び桁や屋根に
かかる重圧を最終的には腕木で受けることとな
り、単に腕木を取付部材であるベニヤ板に釘着し
た程度では充分な支承力を得ることができない。
従つて、作業員が電気工事等で必要によりひさ
しを足掛かりとして利用する場合や、積雪が深く
なれば危険であり、時として重量に耐えられずに
剥落する事態も生ずる欠点があつた。
そこで、本考案は屋根板、垂木及び桁のひさし
部を支承する腕木と取付部材とを強固な結合とす
ると共に、取付部材自体も柱状として強度あるも
のとし、更に屋根板にかかる重圧を和らげた事を
特徴とするものである。
本考案実施例を図につき説明すると、1はひさ
しの屋根板であり、建物への取り付け側の後端よ
り前方に行くにつれ傾斜面をなしており、ひさし
の両側部は前方に傾斜すると共に、両側端方向へ
も傾斜イをもたせてある。
2はステ垂木、3は上笠であり、屋根裏の前面
に設置した広小舞4の上面に重ね木と成つて積層
してあり、重厚感を表出している。
5は前後方向の随所に配置した垂木であり、垂
木5の基部は垂木掛6に固定され、中間部はひさ
しの左右方向に渡した桁7に係止されている。
8はひさしの左右側に前方方向に突き出した腕
木であり、先方部は桁7を支承し、基端部はほぞ
9が形成されており、ほぞ9は腕木8に対応する
と共に、ひさし部の後背面に接して立設した取付
部材である角状の受柱10のほぞ孔11に嵌入固
定してある。
12は腕木の下面に当接して前方へ突設した補
助腕木であり、受柱10に釘13で一体に固着し
てある。
14はひさしの両側に設けた破風板、15はほ
ぞ9とほぞ孔11の嵌合を強固にする釘、16は
受柱10と垂木掛6及びステ垂木2を固定する
釘、17はひさしの後端背面の両側受柱10間に
当接した捩れ防止板である。
18は建物の本柱であり、受柱10を埋め込ん
で釘着19する。
本考案は上記のような構成であるため、ひさし
の屋根板1にかかる重圧は両側部において側端方
向へも傾斜イを設けてあるため、総ての重量がそ
のまま垂直方向に作用するのを和らげており、又
ひさし部を支承する腕木8は取付部材である堅固
な角状の受柱10にほぞ嵌合9,11により固定
するため、その結合は強固なものとなる上、更に
腕木8の下面に当接して受柱10に固着した補助
腕木12で補承してあるため、支承力は強大なも
のとなるのである。
以上の様に、本考案はひさしの屋根板にかかる
重圧を両側部において逃したため、まともに積雪
等の重みを受ける事を防ぎ、腕木への影響を緩和
すると共に、腕木と受柱との結合を強固なものと
し、ひさしにいかに重量圧が加えられようと十分
に支承できるものであり、従来のひさしに比し、
格段の効果ある新規の考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ひさしの側断面図、第2図は正
面図である。 符号、1は屋根板、5は垂木、7は桁、8は腕
木、9はほぞ、10は受柱、11はほぞ孔、12
は補助腕木。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根板、垂木及び桁で構成するひさし部を支持
    する腕木を取付部材に当着し、この取付部材を本
    柱へ一体に取り付けたひさしに於いて、ひさしの
    屋根傾斜を前方のみならず、ひさし両側部におい
    て側方へ傾斜させたこと、ひさしの背面左右部に
    立設した取付部材である角状の受柱に穿設したほ
    ぞ孔へ桁を支承する腕木に設けたほぞを嵌入固定
    したこと、及び腕木の下方に前記受柱の前面に突
    設固定した補助腕木を腕木の下面に当接して設け
    たことを特徴とするひさし。
JP18098282U 1982-11-30 1982-11-30 ひさし Granted JPS5985834U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18098282U JPS5985834U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 ひさし

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JP18098282U JPS5985834U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 ひさし

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5985834U JPS5985834U (ja) 1984-06-09
JPS6235781Y2 true JPS6235781Y2 (ja) 1987-09-11

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ID=30392281

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JPS5985834U (ja) 1984-06-09

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