JP3057473U - 転落防止用柵 - Google Patents

転落防止用柵

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JP3057473U
JP3057473U JP1998005748U JP574898U JP3057473U JP 3057473 U JP3057473 U JP 3057473U JP 1998005748 U JP1998005748 U JP 1998005748U JP 574898 U JP574898 U JP 574898U JP 3057473 U JP3057473 U JP 3057473U
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rib
roof
eaves
fall prevention
prevention fence
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JP1998005748U
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元 池田
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元 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根上から人等が転落するのを防止するため
の転落防止用柵の提供を課題とする。 【解決手段】 傾斜屋根上での作業者が屋根20から転落
するのを防止するための転落防止用柵であって、複数本
の支持柱40と、渡し板50とを有し、複数本の支持柱40
は、それぞれの支持柱40においてその下半部を取付けリ
ブ41として家屋本体10の側壁11に固定すると共にその中
途部を迂回リブ42として軒先21a の外側まで突出迂回さ
せ、且つ上半部を立設リブ43として軒先21a の外側まで
突出させた迂回リブ42の先端から上方へ向けて延長させ
ることで、複数本の支持柱40の各立設リブ43を軒先21a
の外側に沿って一定の間隔で立設するように構成し、こ
の並列した複数の立設リブ43に対して渡し板50を渡して
固定してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、人等が屋根から転落するのを防止する転落防止用柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般の家屋等においては、瓦屋根やその他の傾斜屋根に上がる必要性は 少なく、また瓦等がずれて雨漏りの原因となる等の理由から、殆ど屋根上に人が 上がったりすることがなかった。またこのため、屋根に上がった人等の転落を防 止するための屋根用の転落防止用柵等が設けられることもなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
にも拘らず、特に雪国等では冬場において屋根に積もった雪の雪下ろしをする 必要から、人が屋根上で作業をする必要があり、またこのため屋根上での作業中 に誤って滑落する事故が発生している。また最近は屋根瓦を使用しない屋根も増 加し、屋根に上がる状況が増加してきていることから、屋根から落ちる人も増加 する事が考えられる。
【0004】 そこで本考案は上記状況に鑑みて、屋根上から人等が転落するのを防止するた めの転落防止用柵の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の転落防止用柵は、傾斜屋根上での作業者が 屋根から転落するのを防止するための転落防止用柵であって、傾斜屋根上での作 業者が屋根から転落するのを防止するための転落防止用柵であって、複数本の支 持柱と、渡し板とを有し、複数本の支持柱は、それぞれの支持柱においてその下 半部を取付けリブとして家屋本体の側壁に固定すると共にその中途部を迂回リブ として軒先の外側まで突出迂回させ、且つ上半部を立設リブとして前記軒先の外 側まで突出させた迂回リブの先端から上方へ向けて延長させることで、前記複数 本の支持柱の各立設リブを軒先の外側に沿って一定の間隔で立設するように構成 し、この並列した複数の立設リブに対して前記渡し板を渡して固定してあること を第1の特徴としている。 また本考案の転落防止用柵は、傾斜屋根上での作業者が屋根から転落するのを 防止するための転落防止用柵であって、複数本の支持柱と、渡し板とを有し、複 数本の支持柱は、それぞれの支持柱においてその一端側を取付けリブとして屋根 の軒の下面に固定すると共に中途部を迂回リブとして軒先の外側まで突出迂回さ せ、且つ上半部を立設リブとして前記軒先の外側まで突出させた迂回リブの先端 から上方へ向けて延長させることで、前記複数本の支持柱の各立設リブを軒先の 外側に沿って一定の間隔で立設するように構成し、この並列した複数の立設リブ に対して前記渡し板を渡して固定してあることを第2の特徴としている。
【0006】 上記第1の特徴によれば、家屋本体の側壁に固定された複数本の支持柱の各上 半部が立設リブとして屋根の軒先の外側に沿って一定間隔で並び、それらの立設 リブに渡し板が渡されて、転落防止用柵が構成される。屋根上で雪掻き等の作業 をしている者が誤って滑っても、軒先の外側に立設する転落防止用柵で転落が阻 止される。 第1の特徴の転落防止用柵は、屋根の軒先との間に適当な間隙が構成されるの で、ゴミ等はその隙間から迂回リブの間を通して落下させることができるので、 屋根にゴミ等が溜まることがない。 また第1の特徴の転落防止用柵は、家屋本体の側壁に固定されるので、十分強 固に固定することが可能となる。 第1の特徴において、支持柱の家屋本体の側壁への固定は、側壁の柱やその他 の強固に構成された部材に対して、ボルトナットで固定したり、ネジ止めしたり 、鋲或いはクギで固定することができる。また溶接等で固定してもよい。 また、支持柱の取付けリブと迂回リブと立設リブは全体を一体に形成してもよ いし、各部を結合して一体化してもよい。取付けリブと迂回リブとの間及び迂回 リブと立設リブとの間には補強部材を取り付けてもよい。 上記第2の特徴によれば、屋根の軒の下面に固定された複数本の支持柱の各上 半部が立設リブとして屋根の軒先の外側に沿って一定間隔で並び、それらの立設 リブに渡し板が渡されて、転落防止用柵が構成される。屋根上で雪掻き等の作業 をしている者が誤って滑っても、軒先の外側に立設する転落防止用柵で転落が阻 止される。 また第1の特徴の場合と同様に、屋根に生じたゴミ等は転落防止用柵との隙間 から落下させることができる。 一方、第2の特徴の転落防止用柵では、支持柱は軒の下面に固定されるので、 家屋本体の側壁に取付けられる場合程強固ではなくなるが、コンパクトに見栄え よく取り付けることができる。 尚、第1、第2の特徴において、支持柱は金属、木材、その他の強度の大きい 材料を用いることができる。また渡し板は、金属、木材、プラスチック等の材料 を用いることができる。 また、第1、第2の特徴において、柵の落下防止強度は80Kgを目標とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1〜図3に本考案に係る転落防止用柵の実施の形態の一例を示す。図1は本 考案の転落防止用柵を取り付けた家屋の正面構成図、図2は同じく家屋の側面構 成図、図3は要部の詳細図である。
【0008】 家屋本体10の上に屋根20が設けられており、傾斜した屋根の両翼下端部は家屋 本体から突出した軒21となされている。軒21の先端部の真下付近に雨樋30が設け られている。以上で通常の一般的な家屋を示す。 家屋本体10の側壁11上部から屋根の軒にかけて転落防止用柵が設けられている 。該転落防止用柵は複数個の支持柱40と、1乃至複数枚の渡し板50を少なくとも 有している。
【0009】 支持柱40は、それぞれ下半部の取付けリブ41と中途部の迂回リブ42と上半部の 立設リブ43とからなる。取付けリブ41によって支持柱40全体が家屋本体10の側壁 11の上部に固定される。 前記取付けリブ41の側壁11への固定は、側壁11の外装12の内側に隠れて立設す る柱13やその他の堅固な構造材に固定することによって行う。固定はボルト、ナ ットの組み合わせ、ネジ止め、鋲やクギ打ち等で行うことができる。図では木製 の支持柱40の取付けリブ41を木製の柱13にクギ60打ちで固定している。 前記迂回リブ42は取付けリブ41の先端から軒先21a の外側まで突出され、これ によって支持柱40が軒21や雨樋30を迂回して立設するようになされている。 前記立設リブ43は、軒先21a の外側まで突出せられた迂回リブ42の先端から上 方へ向けて延長せられた形で設けられている。 以上のように取付けリブ41と迂回リブ42と立設リブ43とからなる支持柱40が複 数個、家屋本体10の側壁11上部に間隔をおいて配置されることで、各支持柱40の 立設リブ43が軒先21a の外側に沿って、一定の間隔で並列する構成とすることが できる。 尚、前記各支持柱40の取付けリブ41と迂回リブ42との間、及び迂回リブ42と立 設リブ43との間を補強部材44で補強してもよい。
【0010】 支持柱40が取り付けられると、次に一乃至複数の渡し板50を立設リブ43間に渡 して固定する。固定手段は限定されない。図の場合は、4枚の渡し板50を横方向 に並べて固定している(図2参照)。が、渡し板50の枚数等は限定されない。同 様に図2では支持柱40が16個設けられているが、支持柱40の個数も2個以上で適 当数有ればよく、特に個数は限定されない。
【0011】 以上のようにして支持柱40、渡し板50が構成されることで、転落防止用柵が屋 根20の軒先21a の外側に立設される状態となり、屋根上で作業をしている者が誤 って足を滑らせても、転落防止用柵で転落が阻止される。
【0012】 図4と図5に本考案に係る転落防止用柵の実施の形態の他の一例を示す。図4 は本考案の転落防止用柵を取り付けた家屋の正面構成図、図5は要部の詳細図で ある。
【0013】 この例においては、転落防止用柵は屋根20の軒21の下面に固定されている。即 ち、本例の転落防止用柵は、複数本の支持柱70と、一乃至複数枚の渡し板80とを 有し、それぞれの支持柱70は、その一端側を構成する取付けリブ71で軒21の下面 に固定さている。固定はクギ60打ちで行われているが、ボルト、ナットの組み合 わせ、ネジ止め、鋲打ち等で行ってもよい。そして取付けリブ71の先端からは支 持柱70の中途部である迂回リブ72を、雨樋30及び軒先21a を迂回させて該軒先21 a の外側まで突出させ、且つ上半部を立設リブ73として前記軒先21a の外側まで 突出させた迂回リブ72の先端から上方へ向けて延長させることで、前記複数本の 支持柱70の各立設リブ73を軒先21a の外側に沿って一定の間隔で立設するように 構成している。尚、補強部材74を適当に設けることができる。 以上のようにして軒先21a の外側に並列した複数の立設リブ73に対して渡し板 80を渡して固定することで、転落防止用柵が構成される。転落防止用柵が屋根20 の軒先21a の外側に立設される状態となり、屋根上で作業をしている者が誤って 足を滑らせても、転落防止用柵で転落が阻止される。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の構成、作用からなり、請求項1に記載の転落防止用柵によれば 、複数本の支持柱と、渡し板とを有し、複数本の支持柱は、それぞれの支持柱に おいてその下半部を取付けリブとして家屋本体の側壁に固定すると共にその中途 部を迂回リブとして軒先の外側まで突出迂回させ、且つ上半部を立設リブとして 前記軒先の外側まで突出させた迂回リブの先端から上方へ向けて延長させること で、前記複数本の支持柱の各立設リブを軒先の外側に沿って一定の間隔で立設す るように構成し、この並列した複数の立設リブに対して前記渡し板を渡して固定 してあるので、 屋根上で雪掻き等の作業をしている者が誤って滑っても、軒先の外側に立設す る転落防止用柵で転落が阻止される。 転落防止用柵は屋根の軒先とは適当な間隙が設けてられているので、ゴミ等は その隙間から迂回リブの間を通して落とすことができ、転落防止用柵があっても 屋根にゴミ等が溜まるのを防止できる。 転落防止用柵は家屋本体の側壁に固定されるので、十分強固に固定することが 可能となり、強度の強いものとすることができる。 また請求項2に記載の転落防止用柵によれば、複数本の支持柱と、渡し板とを 有し、複数本の支持柱は、それぞれの支持柱においてその一端側を取付けリブと して屋根の軒の下面に固定すると共に中途部を迂回リブとして軒先の外側まで突 出迂回させ、且つ上半部を立設リブとして前記軒先の外側まで突出させた迂回リ ブの先端から上方へ向けて延長させることで、前記複数本の支持柱の各立設リブ を軒先の外側に沿って一定の間隔で立設するように構成し、この並列した複数の 立設リブに対して前記渡し板を渡して固定してあるので、 屋根上で雪掻き等の作業をしている者が誤って滑っても、軒先の外側に立設す る転落防止用柵で転落が阻止される。 転落防止用柵は屋根の軒先とは適当な間隙があるので、屋根にゴミ等が溜まら ない。 転落防止用柵は軒の下面に固定されるので、家屋本体の側壁に取付けられる場 合程強固ではなくなるが、コンパクトに見栄えよく取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態の一例である転落防止用柵を
取り付けた家屋の正面構成図である。
【図2】同じく実施形態の一例である転落防止用柵を取
り付けた家屋の側面構成図である。
【図3】本考案の実施形態の一例である転落防止用柵の
要部の詳細図である。
【図4】本考案の実施の形態の他の一例である転落防止
用柵を取り付けた家屋の正面構成図である。
【図5】本考案の実施の形態の他の一例である転落防止
用柵の要部の詳細図である。
【符号の説明】
10 家屋本体 11 側壁 13 柱 20 屋根 21 軒 21a 軒先 30 雨樋 40 支持柱 41 取付けリブ 42 迂回リブ 43 立設リブ 50 渡し板 60 クギ 70 支持柱 71 取付けリブ 72 迂回リブ 73 立設リブ 80 渡し板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜屋根上での作業者が屋根から転落す
    るのを防止するための転落防止用柵であって、複数本の
    支持柱と、渡し板とを有し、複数本の支持柱は、それぞ
    れの支持柱においてその下半部を取付けリブとして家屋
    本体の側壁に固定すると共にその中途部を迂回リブとし
    て軒先の外側まで突出迂回させ、且つ上半部を立設リブ
    として前記軒先の外側まで突出させた迂回リブの先端か
    ら上方へ向けて延長させることで、前記複数本の支持柱
    の各立設リブを軒先の外側に沿って一定の間隔で立設す
    るように構成し、この並列した複数の立設リブに対して
    前記渡し板を渡して固定してあることを特徴とする転落
    防止用柵。
  2. 【請求項2】 傾斜屋根上での作業者が屋根から転落す
    るのを防止するための転落防止用柵であって、複数本の
    支持柱と、渡し板とを有し、複数本の支持柱は、それぞ
    れの支持柱においてその一端側を取付けリブとして屋根
    の軒の下面に固定すると共に中途部を迂回リブとして軒
    先の外側まで突出迂回させ、且つ上半部を立設リブとし
    て前記軒先の外側まで突出させた迂回リブの先端から上
    方へ向けて延長させることで、前記複数本の支持柱の各
    立設リブを軒先の外側に沿って一定の間隔で立設するよ
    うに構成し、この並列した複数の立設リブに対して前記
    渡し板を渡して固定してあることを特徴とする転落防止
    用柵。
JP1998005748U 1998-07-14 1998-07-14 転落防止用柵 Expired - Lifetime JP3057473U (ja)

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