JPS6235757A - マイクロフイルム読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明はマイクロフィルムに記録されている画像を自
動的に読取るためのマイクロフィルム読取装置に関する
ものであり、特Ｋ、従来のマイクロフィルム読取装置よ
りも操作しやすく、且つ、画像再生等に失敗を生ずる恐
れのない、改良されたマイクロフィルム読取装置に関す
るものである。

〔発明の背景〕

第２図に従来のマイクロフィルム読取装置の概略構造を
示す。第２図において、１はマイクロフィルムＦが収納
されているカセット、２はマイクロフィルムＦを該カセ
ット１内から巻出し且つ巻取るワインダ、３はマイクロ
フィルムＦの所望の駒Ｆ１に投光するための光源、４け
コンデンサレンズ、５はミラー、６は撮影レンズ、７は
撮影レンズ６を透過した被写体像（駒りｌ上の画像）が
結像されるＣＯＤ　（電荷結合素子）等の光電変換素子
、８は光電変換素子７において生じる電気的な画像信号
を演算処理する画像処理装置、である。

前記の如き構成の公知のマイクロフィルム読取装置にお
いては、駒Ｆｌ　に記録されている画像が光源３からの
光線によって撮影レンズ６を介して光電変換素子７上に
結像され、該光電変換素子７において前記画像が電気信
号に変換された後、該電気信号が画像処理装置８におい
て画像再生等のために演算処理される。（なお、Ｓはカ
セット１が所定位置に装着されたことを検出するスイッ
チである。） 前記装置で使用されるマイクロフィルムにはオリジナル
フィルム（被写体を直接に撮影したもの）と該オリジナ
ルフィルムを複製したデユープフィルムとがあり、一般
に市場に出回るマイクロフィルムはデユープフィルムが
殆んどである。デユープフィルムの場合、オリジナルフ
ィルムよシモ画像の鮮明度や焦点深度などが異ってくる
ため、マイクロフィルム読取においてもオリジナルフィ
ルムの場合とは異った設定を必要とする。

また、デユープフィルムの場合、フィルム面の表側と裏
側とに画像が記録されているので画像再生時に（マイク
ロフィルム読取時に）いずれのフィルム面の画像に焦点
を合せて再生するのかを確認しておかなければならない
が、前記の如き従来のマイクロフィルム読取装置ではマ
イクロフィルムの表側もしくは裏側に撮影レンズの焦点
を自動的に合せる機能がなかったため、操作が面倒であ
シ、再生しようとするフィルム面とは反対側のフィルム
面の画像を再生してしまうという操作ミスを犯すことも
多かった。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、前記従来装置における問題点を解決
し、操作ミスを犯すことなく、且つ容易に操作できる、
改良されたマイクロフィルム読取装置を提供することで
ある。

〔発明の概要〕

この発明による改良されたマイクロフィルム読取装置で
は、フィルム面設定スイッチと、該フィルム面設定スイ
ッチの設定に応じて撮影レンズ６の焦点を自動的に変更
する焦点自動調整機構と、が設けられていることを特徴
とする。この発明によるマイクロフィルム読取装置では
フィルム面設定スイッチを設定しておくだけで撮影レン
ズの焦点調整が自動的に行われるので従来のマイクロフ
ィルム読取装置よりも操作が容易であシ且つ、操作ミス
を生じる恐れがない。

〔発明の実施例〕

以°下に第１図を参照して、本発明によシ改良されたマ
イクロフィルム読取装置の要部構成を説明する。

第１図において、６は第２図に示した撮影レンズ、９は
撮影レンズ６を支持するフレーム、１０はフレーム９を
介して撮影レンズ６をその光軸方向に移動させるための
カム、１１はカム１０を回動させるモータ、１２はモー
タ１１を駆動するための駆動回路、１３は駆動回路１２
を含めてその他のマイクロフィルム読取装置の可動部分
等を制御する制御装置、１４はマイクロフィルムのフィ
ルム面を指定するフィルム面設定スイッチ、１５はデユ
ープフィルム用焦点微調整用摘み、１６はオリジナルフ
ィルム用焦点微調整用摘み、１７は操作部、である。

制御装置１３はフィルム面設定スイッチ１４から入って
くる信号に対応して撮影レンズ６の固定位置を変更する
ように駆動回路１２を介してモータ１１を制御するほか
、焦点微調整用摘み１５及び１６の操作量に応じてモー
タ１１を制御するようになっている。また、スイッチＳ
からの信号や操作部１７からの信号に応じて所定のシー
ケンスで装置各部のシーケンスを制御するように構成さ
れている。

焦点微調整用摘み１５及び１６はたとえばロータリーエ
ンコーダの如き回転角信号を発生するものであシ、この
両摘み１５及び１６の発生信号に応じて制御装置１３は
モータ１１の回転角を制御する。

モータ１１はロータリーエンコーダ等の回転検出器を白
鷺じたものであυ、その回転角検出信号は制御装置１３
にフィードバックされるようになっている。

前記の如き構成部分を有する本発明のマイクロフィルム
読取装置（第１図に示した以外の部分は第２図の従来装
置と同一である。）では、マイクロフィルム読取に際し
てフィルム面設定スイッチ１４を二つの接点のうちの一
方に投入しておくので撮影レンズ６の焦点が自動的に所
望のフィルム面側（表側かもしくは裏側）に合わされる
。すなワチ、マイクロフィルムのカセット１が所定の位
置に装着されると、スイッチＳがこれを検知して制御装
置１３に信号を送り、制御装置１３からの指令でワイン
ダ２が駆動されてカセット１からマイクロフィルムＦが
引出され、所望の駒Ｆｌが撮影レンズ６の光軸の位置に
割出しされる。この時、フィルム面設定スイッチ１４が
マイクロフィルムＦの裏面に設定されていれば、制御装
置１３からの指令で駆動回＠１２はモータ１１及びカム
１０並びに支持フレーム９を介して撮影レンズ６をその
光軸方向に移動させて該レンズ６の焦点をマイクロフィ
ルムＦの裏面に合致させる。従って、本発明の装置では
フィルム面に対する焦点合せの操作は必要とせず、操作
が非常に容易となり、しかも読取ミスを犯すことは非常
に少くすることができる。

なお、デユープフィルム用焦点微調整用摘み１５とオリ
ジナルフィルム用焦点微調整用摘み１６とは焦点の微調
整のために使用するものであシ、通常は使用しない。

〔発明の効果〕

以上、述べた様にマイクロフィルムのカセットの交換の
際に、使用頻度が高いデューグフィルム対応に常に装置
を設定することによシ、使用に際し、オリジナル・デユ
ープ切換えを確認するわずられしさが軽減され、更に設
定とフィルムが異なった状態で画像読み取りを行なうと
いう読み取りミスを減少するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のマイクロフィルム読取装置の一部の構
成を示した概略図、第２図は従来のマイクロフィルム読
取装置の主要部分の概略図、である。 １・・・カセット、　　　　　２・・・ワイン〆、３・
・・光源、　　　　　　　４・・・コンデンサレンズ、
５・・・ミラー、　　　　　　６・・・撮影レンズ、７
・・・光電変換素子、　　８・・・画像処理装置、９・
・・支持フレーム、　　　１０・・・カム、１１・・・
モータ、　　　　　１２・・・駆動回路、】３・・・制
御装置、 １４・・・フィルム面設定スイッチ、 １５・・・デユープフィルム用焦点微調整用摘み、１６
・・・オリジナルフィルム用焦点微調整用摘み、１７・
・・操作部。 Ｉ　　　□□ 本　多　小　平− 、−、シ 新Ｅ’ｌｌ＞興１３、■゛ 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マイクロフィルムに記録されている画像を光学的に取出
   す光学系と、前記光学系によって取出された光学的な画
   像を電気的な画像信号に変換させるための光電変換素子
   と、前記画像信号を演算処理する画像処理装置と、を有
   したマイクロフィルム読取装置において、 前記マイクロフィルムの表面もしくは裏面に記録されて
   いる画像のいずれか一方に前記光学系の焦点を一致させ
   るためのフィルム面の設定スイッチと、前記フィルム面
   設定スイッチの設定に応じて前記光学系の焦点を自動的
   に変更させるための焦点自動調整機構と、を具備させた
   ことを特徴とするマイクロフィルム読取装置。