JPS6235548Y2 - - Google Patents

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JPS6235548Y2
JPS6235548Y2 JP15711480U JP15711480U JPS6235548Y2 JP S6235548 Y2 JPS6235548 Y2 JP S6235548Y2 JP 15711480 U JP15711480 U JP 15711480U JP 15711480 U JP15711480 U JP 15711480U JP S6235548 Y2 JPS6235548 Y2 JP S6235548Y2
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JP15711480U
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【考案の詳細な説明】 本考案はシエルモールド機と金型交換用の台車
とからなり、金型の交換を容易に行ない得るとと
もに、該台車上で金型を予熱可能とすることによ
り、型成形の立上り時間を短縮しうるシエルモー
ルド成形装置に関する。
シエルモールド機の金型の交換を行なうには、
従来該シエルモールド機上にクレーン等を配置す
るとともに、該クレーンにより成形完了の金型を
機外に搬出するとともに次に成形する金型を搬入
して金型交換を行なうものであり、しかもシエル
モールド機への金型の位置決めはクレーン等で吊
り下げられた状態で行なわれている。このためク
レーンの操作等による金型の交換および位置決め
には手間を要し、又ときに危険さえ伴なう。さら
に金型は室温状態にて搬入され、従つてシエルモ
ールド機への取付後に金型を成形可能な温度に昇
温するものであつたため、金型の交換に際して金
型の取付後もその昇温のために時間を空費するこ
ととなり型成形の迅速な立上りがなしえず生産効
率に劣るものであつた。
本考案はシエルモールド機と台車とを具え、か
かる問題点を解決しうるシエルモールド成形装置
の提供を目的とし、以下その一実施例を図面によ
り説明する。
第1〜4図において、本考案のシエルモールド
成形装置1は、シエルモールド機2と台車3とを
具える。シエルモールド機2は吹込み形式のシエ
ル成形機であつて、その基台4上には、金型5を
反転しうる機械本体6を設けるとともに、該機械
本体6の背部に公知のシエル砂供給装置7が立設
される。機械本体6は、第2図に示すように両側
の基板15,16に夫々軸17,17を連結する
とともに、一方の基板15に設けられた、その背
部のベアリングユニツト20により枢支される支
軸21と、他方の基板16に同芯に配されかつ受
けローラ22により支承される円板23とにより
基板15,16を軸支し、さらに又前記支軸21
に180゜正逆しうる回転装置25を結合すること
によつて、基板15,16は反転できる。前記軸
17,17には基板15と間隔を有して金型固定
用の固定プレート30を固着し又該固定プレート
30に対向して可動プレート31が軸17,17
に摺動可能に設けられ、該可動プレート31は他
方の基板16に取付けられたシリンダ32によつ
て固定プレート30に対して進退しうる。固定プ
レート30と可動プレート31には両側に固定枠
33a〜33dが設置されるとともに内部にガス
チヤンバーAが形成され、各その前板34にバー
ナ取付ネジ孔35を多数配設するとともに、その
背板にはガスを供給する配管36,36が接続さ
れる。前記バーナ取付用ネジ孔35には、使用す
る金型5に応じて適宜個数のバーナ37が適宜の
位置に配置され、他のバーナ取付用ネジ孔35を
プラグにより封栓する。固定プレート30と可動
プレート31の前部には押出し板40,41が取
付けられる。押出し板40,41にはバーナ取付
用ネジ孔35の位置にバーナ37が挿通可能な透
孔43が設けられている。固定プレート30側の
押出し板40は、第5図aに略示するごとく、そ
の背面に固定プレート30から突出する案内ピン
44,44を設けこれを連結する横架板45と、
固定プレート30背後に固定された受板47との
間に間挿されるバネ49によつて前方へ付勢され
るとともに、横架板45に取付けられるシリンダ
50のロツドが伸びて固定プレート30を押圧す
ることにより、金型固定枠33a,33b前面に
突出することなく引込み可能に形成される。なお
可動プレート31側の押出し板41における案内
ピン51は可動プレート31に遊挿され、かつ後
方に突出する。又第2図に示すように固定プレー
ト30にはその内方の金型固定枠33aと一体に
内端面を傾斜面a(第5図aに示す)としたL字
状の位置決め片52が取付けられ、又外方の金型
固定枠33bには切欠溝54を設けるとともに、
該切欠溝54に、固定プレート30背面に取着し
たクランプシリンダ55により進退しうるクラン
プ具56を挿入せしめる。なおクランプ具56は
クランプシリンダ55のロツド端に内外方に揺動
可能に連結されるとともにその先端に係止頭部5
7を設ける。可動プレート31の金型固定枠33
c,33dにも夫々同様な機構を備えたクランプ
具56が配設されている。さらに固定プレート3
0には金型固定枠33a,33bの下部に、U字
型状の枠材を用いてその枠溝によりガイド溝60
を形成するとともにその上面に突出するローラ6
1を側部に並設してなるレール部材62が設けら
れる。又可動プレート31の金型固定枠33c,
33dの下部にも、前記ガイド溝は備えずローラ
61のみを並設したレール部材63が形成され
る。この対のレール部材62,63により移送レ
ール64が構成されている。
一方台車3は、第3図に示すごとく架台70の
上面に横方向にレール72,72を設け、このレ
ール72,72上に車輪71を有する金型交換台
75を載置している。73および74は金型交換
台75に設置された搬入レールおよび搬出レール
であつて、両レール73,74はU字型形状の枠
材を用いたガイド溝80,81が設けられるとと
もに、L字形状の枠材を組合わせて複数個のロー
ラ61を備える2条のレール部材82,83が並
設される。これらのレール部材82,83間には
適当な間隔で係止孔86を設け係止ピン85を立
てるようにしたストツパ部材を配置する。搬入レ
ール73にはその両側に予熱盤90,90が対設
される。該予熱盤90は支柱91に対して進退可
能に支持されてセツトボルト等により位置決め固
定される。又、予熱盤90は内部にガスチヤンバ
ーが形成されるとともに前記固定プレート30、
可動プレート31と同様に前板にバーナ取付ネジ
孔35を設け適宜にバーナ37を配置し、その背
板にはガス供給用の配管36が夫々接続されてい
る。なお76は金型交換台移動用の把手、87,
87,87,87は、架台70両端に設けた交換
台75の停止位置を定めるストツパ、92,9
2,92,92は、搬入レール73、搬出レール
74が高さの異なる別機種のシエルモールド機に
対してその金型移送レールとの高さ位置を合わせ
うるように架台70を昇降する昇降脚であり、又
第2図に示す66,66はシエルモールド機2の
基台4に設けた台車位置決め用のストツパであ
る。他方、金型5は第4図a,bに示すように固
定プレート30に取付られる固定プレート側金型
5aと、可動プレート31に取付けられる可動プ
レート側金型5bとがプレート107、を介し一
体に結合され取り扱われる。そして夫々にノツク
アウト板100,101を有し、その三隅には前
記各クランプ具56の係止頭部57を係止する係
合溝103を形成した係止片104を固定する。
なお固定プレート側金型5aの他隅には前記位置
決め片52に嵌まるクサビ状の突片105が設け
られる。金型5の底面には台車2の搬入レール7
3と搬出レール74のレール巾より巾広のガイド
板109,110が固定されて固定プレート側金
型5aのガイド板109には前記ガイド溝60,
80,81に嵌まるガイド片106,106が形
成されている。
然して金型の交換は、第6図a,bにおいて成
形が完了した金型5の固定プレート側金型5aと
可動プレート側金型5bとをプレート107を用
いて両者を結合したのち、クランプシリンダ55
のロツドを伸長し、クランプ具56と係止片10
4との係合を解くと、金型5は、固定プレート3
0と可動プレート31から固定が解かれる。クラ
ンプ具56は金型5の交換に邪魔にならないよう
に実線のごとく外方に回動しておく。しかる後、
可動プレート31をやや後退させるとともにシリ
ンダ50を伸長させ押出し板40を引込める。次
いで台車3の架台70をストツパ66に嵌着させ
台車3を基台4に横付けする。そして交換台75
をシフトして搬出レール74のガイド溝81と移
送レール64のガイド溝60とを一致せしめて金
型5を搬出レール74上に搬出する。この時搬出
レール74のガイド溝81に金型5のガイド片1
06が案内されて搬出される。なお係止ピン8
5,85を用いてその前後への逸走を防ぐ。
一方、台車3の搬入レール73上に設置され、
かつ予熱盤90により予め型成形可能な温度に昇
温せしめられている新たな金型5は、金型交換台
75をシフトして搬入レール73のガイド溝80
と移送レール64のガイド溝60とを一致せし
め、係止ピン85を抜きとることにより、予熱さ
れた金型5を移送レール64に搬入しうる。該金
型5はガイド片106が移送レール64のガイド
溝60に案内されて突片105が位置決め片52
に嵌着するまで押込まれ搬入、取付けの位置決め
がなされる。次いで可動プレート31を前進さ
せ、かつ各クランプ具56を各係止片104内に
回動するとともにクランプシリンダ55を作動さ
せクランプ具56を引込めると金型5は固定プレ
ート30および可動プレート31に対して固定さ
れる。なおその後シリンダ50のロツドを退入す
ることにより押出し板40にバネ力を作用させノ
ツクアウト板100を押圧せしめる。またプレー
ト107を外して金型5の一体結合を解く。金型
5は予熱されているので昇温に時間を要すること
なく直ちに型成形可能であり、シエル砂の供給、
成形、反転、排砂、キユアリング等の加工を行な
うとともに、固定プレート30側では可動プレー
ト31の後退とともにバネ49によつて押出し板
40が前進し、ノツクアウト板100の押出しピ
ンにより成形品を突出す。又可動プレート31側
はその後退により案内ピン51が基板16に衝合
することによりノツクアウト板101のノツクア
ウトピンが成形品を突出す。なお押出しピンはと
もにリターンピン方式により型合わせと同時にと
もに後退するごとく構成されている。
叙上のごとく本考案の装置は対設された固定プ
レート、可動プレート間に移送レールを設けたシ
エルモールド機と、前記移送レールに金型を搬入
するための搬入レールおよび移送レールから金型
を搬出するための搬出レールを具える台車とから
なり、前記固定プレート、可動プレートに金型の
取付位置を定める位置決め片と金型の固定を行う
クランプ具とを配設し、かつ前記移送レールに金
型を案内しうるガイド溝を設ける一方、台車の搬
入レールに金型予熱用の予熱盤を設置してなるか
ら成形完了の金型をシエルモールド機の移送レー
ルから台車上の搬出レール上に搬出し即座に新た
な金型を台車の搬入レールからシエルモールド機
の移送レール上に搬入することができるととも
に、ガイド溝および位置決め片により金型の搬入
並びに位置決めを簡単になしえ、型交換時間を大
巾に短縮することができる。更に台車の搬入レー
ルの予熱盤により新たな金型は交換までの間に予
め成形可能な温度に昇温せしめられており、型交
換後直ちに型成形を行うことができる。また従来
装置のようにクレーン等の吊下げ具を用いること
なく極めて安全に型交換をなしうる等多大の効果
を奏しうる。なお本考案の装置においてクランプ
具はクランプシリンダを用いるものの他、レバー
形式等種々のものが採用でき又移送レールおよび
搬入出レールは自走形式のものを用いる等種々な
態様のものに変形しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は機械本体を例示する斜視図、第3図は台車を
例示する斜視図、第4図aは金型を例示する斜視
図、第4図bはそのA方向からみた裏面図、第5
図a,bは位置決め片およびクランプ具を例示す
る平面図、正面図、第6図a,bは使用例を示す
平面図である。 2……シエルモールド機、3……台車、5……
金型、30……固定プレート、31……可動プレ
ート、52……位置決め片、56……クランプ
具、60……ガイド溝、64……移送レール、7
3……搬入レール、74……搬出レール、90…
…予熱盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対設された固定プレート、可動プレート間に移
    送レールを設けたシエルモールド機と、前記移送
    レールに金型を搬入するための搬入レールおよび
    移送レールから金型を搬出するための搬出レール
    を具える台車とからなり、前記固定プレート、可
    動プレートに金型の取付位置を定める位置決め片
    と金型の固定を行うクランプ具とを配設し、かつ
    前記移送レールに金型を案内しうるガイド溝を設
    ける一方、台車の搬入レールに金型予熱用の予熱
    盤を設置してなるシエルモールド成形装置。
JP15711480U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS6235548Y2 (ja)

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JP15711480U JPS6235548Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JP15711480U JPS6235548Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS5782438U JPS5782438U (ja) 1982-05-21
JPS6235548Y2 true JPS6235548Y2 (ja) 1987-09-10

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ID=29516241

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