JPS6235502A - 非同期電動機のｐｔｃ起動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動機に通じているビンの貫通孔を有する底
部分と相対した押圧面を持った凹所を育する蓋部分とか
ら成る２分割構造のケーシング、ステーブルとして前記
凹所に配置される円板状のＰＴＣ抵抗およびその両側に
ある接触子、前記底部分の孔の後方に配置されその内の
２個が前記接触子に電気的に接続されるブツシュ、前記
ケーシングから突出した外側接続端子および場合によっ
ては過熱保護スイフチに対する収容開口を持ち、前記押
ｍ面が前記接触子に形成された弾性舌片に作用するよう
な非同期電動機のＰＴＣ起動装置に関する 〔従来の技術〕 特にかかる起動装置は、気密に封鎖された冷凍機械の駆
動電動機に対して用意され、カプセル壁を貫通している
ビンに設けられている。ＰＴＣ抵抗によって非同期電動
機の補助コイルは起動時間後に無効にされる。過熱保護
スイッチはカプセル壁に付属され、カプセルが過熱温度
になった場合に電動機を遮断する。

この形式の公知の起動装置くドイツ連邦共和国特許出願
公開第２２２６１７４％公報）の場合、蓋部分の凹所は
、ＰＴＣｗ＆抗および接触面から成るステーブルを完全
に収容するほどに大きい。蓋部分にある別の凹所は、ブ
ツシュおよびケーシングから突出した外側接続端子を収
容するために用いられる。底部分は単に孔およびリブを
備えた板で構成されている。接触子は突き出された板金
ブリッジで形成されたガイドを有し、このガイドの中に
、ブツシュあるいは外側接Ｖｔ端子を支持する短冊状板
金が差し込まれる。

組立の際に円板状のＰＴＣ抵抗および両側の接触子が凹
所の中に挿入される場合、抵抗の端面と接触子との間に
おける相対運動は実質的に避けられない、これによって
円板状抵抗の端直に特に蒸着で設けられた電極が＠損し
て、抵抗要素の機能が害されてしまう、更に各部品が弗
素にきついはめ合いて互いに差し込まれねばならないの
で、組立が非富に困難である。自動組立は実際には不可
能である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、冒頭に述べた形式のＰＴＣ起ｉｌ］装
置を、組立の際における円板状のＰ’ＴＣ１Ｅ抗の端面
にある電極の損傷が防止され、全自動組立ができるよう
な遊びを持って差込み工程が行われるように改善するこ
とにある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの目的は、前記底部分が、ＰＴＣ挺抗
および両側の接触子を蓋部分の組立の際にゆｂいステー
ブルとして保持できるホルダーを有していることによっ
て達成できる。

この実施形態の場合、底部分は、それがＰＴＣ抵抗およ
び両方の接触子を大きな遊びを持って収容するように形
成される。従って挿入は全自動でも行える。蓋部分を被
せる場合（これは全自動で行える）、ステーブルを形成
する部品が、弾性舌片に作用する押圧面の作用により互
いに押圧され、所望の位置に置かれる。ステーブルの部
品が底部分に接触支持されるので、抵抗の円板平面にお
いて相対変位は生じない、従ってＰＴＣ抵抗の電極面は
破損されない。

特に単純な実施形態の場合、ホルダーは、底面から突出
したウェブによって形成されている。これは底部分を成
形する際に困難なしに、例えば射出成形で成形される。

例えば各接触子を収容するために、平行な２１１＆１の
縦ウェブが設けられる。

ＰＴＣ抵抗を支持するために、少なくとも１つの瞳ウェ
ブが、抵抗の円周の曲率に相応した支持縁有する。この
場合抵抗がその直径のほぼ半分に亘って平行な３個の縦
ウェブによって支持されることを提案する。接触子が現
場で設けられる場合、円板が接触子の間で上述した縦ウ
ェブに確実に配置される。

更に、各接触子が底部分の直立した縁と横ウェブとの間
を延びていると有利である。これによって接触子の縦方
向の位置も固定される。

接触子の位置を固定する別の方式は、各接触子が、少な
くとも１つの積ウェブにあるスリットに係合されること
である。

有利な実施形態において、底部分における孔の後方に、
ブツシュをゆるく収容するための枠が設けられる。従っ
てブツシュも現場で枠の中に単純に投げ込んで設置でき
る。これも全自動でできる。

各接触子が、前記枠まで突出しそこでブツシュに接触す
る延長部を有していると有利である。その接触は特に、
延長部が、底側縁からブ７ンユの中に突出した弾性部片
を有していることによって行われる。この部片は、電動
機に通しているビンを挿入する際に確実にブツシュに押
圧される。

このようにしてブツシュと接触子とを分周できる。従っ
てこれらは異なった材料で作れる。特にブツシュは接触
子よりも厚い材料で作られる。これは一方では運転中に
おけるブツシュの大きな荷重を考慮に入れることができ
Ｊ他方では押圧面と協動する弾性舌片を、厚い板金の場
合よりも弾性的に形成することができる。

更に少なくとも１つのブツシュは、外ｔｌｌＩＰ端子と
して蓋部分の開口を通して突出する差込み部片と一体に
形成できる。この外側接続端子は一方では枠に、他方で
は開口に保持されるので、十分な位置固定が生ずる。

更に、接触子に接続されないブツシュおよび過熱保護ス
イッチ用の収容開口に突出したクランプが、底部分の支
持壁に接し蓋部分の傾斜面で抑え込まれる板金部片を介
して一体に接続されていると有利である。このブツシュ
も枠内への配置および支持壁への係止によって確実に保
持される。

少なくとも１つの外側接続端子が凹所の側壁に係合し、
内側面に１つの押圧面を形成していると有利である。押
圧面が弾性舌片と協動するので、外ｆＪＩ接続端子と接
触子との確実な電気的接続が生ずる。

この場合、外側ｉＶｔ端子が二重に折り曲げられた短冊
状板金によって形成され、その中間部分が短い内側脚部
と長い外（１１１脚部との間を延び、蓋部分の２個の積
ガイドに挿入でき、蓋部分にある係止突起で係止されて
いることを提案する。この外側接続端子も全自動で据え
つけられる。ただ横ガイドにはめ込み、係止するまで挿
入するだけで済む。

更に組立は、凹所およびないし蓋部分における差込み部
片用の開口が、案内傾斜面を有していることによって容
易になる。これは大きな遊びにできるので、位置の不正
確を補正する。

底部分にあるホルダーの一部も案内傾斜面を持つことが
できる。これは各部品の挿入を、挿入のＰｇＡ誤差を考
慮に入れても容易にする。

底部分および蓋部分がスナンプ接吠部で互いに接続され
ると有利である。同一の相対運動によって蓋を被せる際
にステーブル部品は互いに押圧され、残りのすべての部
品はその位置に保持され、底部分および蓋部分は互いに
接続される。

〔実施例〕

以下図面に示した有利な実施例を参照して本発明の詳細
な説明する。

図示した起動装置は、底部分１と蓋部分２から構成され
たケーシングを有している。底部分１には３個の孔４が
あり、非同期電動機に接続されたビン５がこれらの孔４
を通される。番孔４はそれぞれ枠６，７．８で取り囲ま
れ、ブツシュ９，１０．１１をゆる（収容している。

円板状のＰＴＣ抵抗１２は端面１３に電極が蒸着で設け
られている。このＰＴＣ抵抗１２は両側に配置された２
１１１の接触子１４．１５と共に、蓋部分２の凹所１６
にはめ込まれるステーブルを形成している。各接触子１
４．１５はそれぞれそれらの面から突出した弾性舌片１
７，１８を有し、蓋部分２に接続された押圧面１９．２
０はこれらの舌片Ｌ７．１Ｂに接する。これによって接
触子１４．１５は接触突起２１．２２でＰＴＣ抵抗１２
の電極に押圧される。

２個の外側接続端子２３．２４は二ｍに折り曲げられた
短冊状板金で形成され、その中間部分２５．２６は短い
内側脚部２７．２８と長い外側脚部２９．３０との間を
延びている。内側１部２７゜２８は押圧面１９．２０を
形成している。中間部分２５．２６はそれぞれ蓋部分２
にある２個の横ガイド３１．３２の中に挿入できる。中
間部分２５．２６はそれぞれ１個の係止突起３３．３４
を有し、これらの係止突起３３．３４で蓋部分２の凹所
３５，３６に係止される。

底部分１はホルダー３７を有し、このホルダー３７は、
ＰＴＣ抵抗１２および両側の接触子１４．１５を、蓋部
分２を組み立てる場合に、ゆるいステーブルとして保持
できる。接触子１４は、案内傾斜面３９付の第１の縦ウ
ェブ３８と第２の縦ウェブ４０との間に、および横ウェ
ブ４２のスリ７ト４１の中に入れられる。縦方向の位置
は直立縁４３と枠６の別の積ウェブ４４で決定される。

同様にして接触子！５は、２１１ａｌの縦ウェブ４５゜
４６間で横ウェブ４８のスリフト４７の中に入れられる
、２ｆｉの縦ウェブ４０，４６および別の縦ウェブ４９
は、ＰＴＣ抵抗１２の円周の曲率に相応した支持縁５０
を存している。

接触子１４．１５はそれぞれ１個の延長部５１゜５２を
有し、これらの延長部５１．５２で枠６゜７の中まで達
している。接触子１４．１５はそこに弾性部片５３．５
４を有し、これらの弾性部片５３．５４は底側縁からブ
ツシュ９の中に突き出している。ピン５を挿入する際、
弾性部片５３はブフンユ９のばね力の作用によってブツ
シュ９の中間部分に押圧され、これによって良好な電気
的接触が生ずる。

ブツシュ９．１０はそれぞれ差込み部片５５゜５６を備
えており、これらの差込み部片５５．５６は蓋部分２の
開口５７．５８を貫通して外側に突き出し、外側接続端
子を形成する。同時にこれによってブフンユ９，１０の
位置が保持される。

ブソンユ１１は板金部片５９を介してクランプ６０に接
続され、このクランプ６０は、電動機保護スイッチ６１
を収容開口６２の中に差し込む際に、このスイッチ６１
の接続端子６３に接続する。

板金部片５９は底部分１の支持壁６４に接し、１部分２
の傾斜面６５によって抑え込まれる。別の２１ｉＩの接
続端子６６．６７は、接続装置を電源の一方の極に接続
するために用いられ、外側接続端子の１つが他方の極に
接続される。残りの外側接続端子で、補助装置例えばコ
ンデンサを接続することができる。

組立は次のように行われる。

まず両方の接触子１４．１５がホルダー３７の中にはめ
込まれる。その後、接触子１４；１５間に円板状のＰＴ
Ｃ）ＩＥ抗１２が入れられる。最後に３個のブツシュ９
．１０．１１が対応した枠６゜７．８の中にはめ込まれ
る０両方の外側接続端子２３．２４は、係止突起３３．
３４が凹所３５゜３６に係止されるまで、片側から蓋部
分２のガイドの中に挿入される。そして蓋部分２が上か
ら底部分１の上に被せられる。凹所１６にある案内傾斜
面６８および開口５７．５８にある対応した案内面は、
底部分ｌにゆるく集められた部品を凹所１６あるいは開
口５７．５８の中に確実に到達させる働きをする。押圧
面１９．２０が弾性舌片１７．１８に接触するや否や、
接触子１４．１５はＰＴＣ抵抗１２に押圧される。この
場合上述した３１１１！の部片が底部分１に支持される
ので、これらの部品は横方向の相対運動を行うだけであ
り、ＰＴＣ抵抗１２の電極を破損してしまうような縦方
向の移動は生しない、被せ運動の終わりに、底部分１に
ある保持突起６９が蓋部分２にある練７０の上にばちん
とはまり込み、その後この装置が実際に据えつけられる
。このすべての組立工程は全自動で行われる。

ビン５がブツシュの中に挿入された場合にはじめて、接
触子１４．１５とブツシュ９．ｌＯとの間における電気
的に確実な接触が生ずる。

上述した構造について、本発明の技術思想を逸脱するこ
となしに、種々に変更できる０例えば並列接続された外
（Ｉ１１接続端子５５．５６で済ませる場合には、外側
接続端子２３．２４を省略できる。

この場合凹所１６の側壁が押圧面として用いられる。ス
テーブル部品を保持するための上述したウェブの代わり
に、支柱あるいは別のスリットも利用できる１Ｍ部分お
よび底部分は、スナップ接続の代わりに別の方法で、例
えばボルトやリベットで互いに固定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はＰＴＣ起動装置の分解斜視図、第２図は円板状
ＰＴＣ抵抗の範囲におけるケーシングの断面図、第３図
は枠の範囲におけるケーシングの断面図である。 １；底部分、２４部分、６．７．８：枠、９、ｔｏ、ｘ
ｔ：プッシュ、１２　：　ＰＴＣ抵抗、１４．１５：接
触子、１６：凹所、１９，２０：押圧面、２３，２４：
外側接続端子、２７．２Ｂ。 ２９．３０：外側接続端子の脚部、３１．３２：横ガイ
ド、３３．３１係止突起、３７：ホルダー、３９：挿入
傾斜面、４０；縦ウェブ、４１ニスリント、４２：横ウ
ェブ、４３：縁、４４：横ウェブ、４６：縦ウェブ、４
７：スリット、４８：横ウェブ、５ｏ：支持縁、５１．
５２二延長部、５３．５４二弾性部片、５５，５６：差
込み部片、５７．５８：開口、５９：板金部片、６０：
クランプ、６１：過熱保護スイッチ、６２：収容開口、
６４；側壁、６５：傾斜面、６８：案内傾斜面、６９．
７０ニスナツプ接続部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電動機に通じているピンの貫通孔を有する底部分と
   相対した押圧面を持った凹所を有する蓋部分とから成る
   ２分割構造のケーシング、ステーブルとして前記凹所に
   配置される円板状のＰＴＣ抵抗およびその両側にある接
   触子、前記底部分の孔の後方に配置されその内の２個が
   前記接触子に電気的に接続されるブッシュ、前記ケーシ
   ングから突出した外側接続端子および場合によっては過
   熱保護スイッチに対する収容開口を持ち、前記押圧面が
   前記接触子に形成された弾性舌片に作用するような非同
   期電動機のＰＴＣ起動装置において、前記底部分（１）
   が、ＰＴＣ抵抗（１２）および両側の接触子（１４、１
   ５）を、蓋部分（２）の組立の際にゆるいステーブルと
   して保持できるホルダー（３７）を有していることを特
   徴とする非同期電動機のＰＴＣ起動装置。 ２、ホルダー（３７）が、底面から突出したウェブ（３
   ８、４０、４５、４６、４９）によって形成されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の起動装置
   。 ３、各接触子（１４、１５）を収容するために、平行な
   ２個の縦ウェブ（３８、４０；４５、４６）が設けられ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の起
   動装置。 ４、ＰＴＣ抵抗（１２）を支持するために、少なくとも
   １つの縦ウェブ（４０、４６、４９）が、前記抵抗の曲
   率に相応した支持縁（５０）を有していることを特徴と
   する特許請求範囲第２項または第３項記載の起動装置。 ５、ＰＴＣ抵抗（１２）がその直径のほぼ半分に亘って
   平行な３個の縦ウェブ（４０、４６、４９）によって支
   持されていることを特徴とする特許請求の範囲第４項記
   載の起動装置。 ６、各接触子（１４、１５）が、底部分（１）の直立縁
   （４３）と横ウェブ（４４）との間を延びていることを
   特徴とする特許請求範囲第２項ないし第５項のいずれか
   に記載の起動装置。 ７、各接触子（１４、１５）が、少なくとも１つの横ウ
   ェブ（４２、４８）にあるスリット（４１、４７）に係
   合されていることを特徴とする特許請求範囲第２項ない
   し第６項のいずれかに記載の起動装置。 ８、底部分（１）における孔の後方に、ブッシュ（９、
   １０、１１）をゆるく収容するための枠（６、７、８）
   が設けられていることを特徴とする特許請求範囲第１項
   ないし第７項のいずれかに記載の起動装置。 ９、各接触子（１４、１５）が、前記枠（６、７、８）
   まで突出しそこでブッシュ（９、１０）に接触する延長
   部（５１、５２）を有していることを特徴とする特許請
   求の範囲第８項記載の起動装置。 １０、延長部（５１、５２）が、底側縁からブッシュ（
   ９、１０）の中に突出した弾性舌片（５３、５４）を有
   していることを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の
   起動装置。 １１、ブッシュ　（９、１０、１１）が接触子として厚
   い板金で構成されていることを特徴とする特許請求範囲
   第８項ないし第１０項のいずれかに記載の起動装置。 １２、少なくとも１つのブッシュ（９、１０）が、外側
   接続端子として蓋部分（２）の開口（５７、５８）を通
   して突出する差込み部片（５５、５６）と一体に形成さ
   れていることを特徴とする特許請求範囲第８項ないし第
   １１項のいずれかに記載の起動装置。 １３、接触子に接続されないブッシュ（１１）および過
   熱保護スイッチ（６１）用の収容開口（６２）に突出し
   たクランプ（６０）が、底部分（１）の支持壁（６４）
   に接し蓋部分（２）の傾斜面（６５）で抑え込まれてい
   る板金部片（５９）を介して一体に接続されていること
   を特徴とする特許請求範囲第１項ないし第１２項のいず
   れかに記載の起動装置。 １４、少なくとも１つの外側接続端子（２３、２４）が
   凹所（１６）の側壁に係合され、内側面に１つの押圧面
   （１９、２０）を形成していることを特徴とする特許請
   求範囲第１項ないし第１３項のいずれかに記載の起動装
   置。 １５、外側接続端子（２３、２４）が二重に折り曲げら
   れた短冊状板金によって形成され、その中間部分が短い
   内側脚部（２７、２８）と長い外側脚部（２９、３０）
   との間を延び、蓋部分（２）の２個の横ガイドに挿入で
   き、蓋部分（２）にある係止突起（３３、３４）で係止
   されることを特徴とする特許請求の範囲第１４項記載の
   起動装置。 １６、凹所（１６）およびないし蓋部分（２）における
   差込み部片（５５、５６）用の開口（５７、５８）が、
   案内傾斜面（６８）を有していることを特徴とする特許
   請求範囲第１項ないし第１５項のいずれかに記載の起動
   装置。 １７、底部分（１）にある少なくとも１つのホルダー（
   ３７）が案内傾斜面（３９）を有していることを特徴と
   する特許請求範囲第１項ないし第１６項のいずれかに記
   載の起動装置。 １８、底部分（１）および蓋部分（２）がスナップ接続
   部（６９、７０）で互いに接続されることを特徴とする
   特許請求範囲第１項ないし第１７項のいずれかに記載の
   起動装置。