JPS6235493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235493Y2 JPS6235493Y2 JP16977280U JP16977280U JPS6235493Y2 JP S6235493 Y2 JPS6235493 Y2 JP S6235493Y2 JP 16977280 U JP16977280 U JP 16977280U JP 16977280 U JP16977280 U JP 16977280U JP S6235493 Y2 JPS6235493 Y2 JP S6235493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- foam
- injection nozzle
- fire extinguishing
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は発泡倍率を変化させ得るようにした
アスピレーター型の高発泡消火装置に関するもの
である。
アスピレーター型の高発泡消火装置に関するもの
である。
高発泡消火装置は消防法により特定された泡原
液を膨脹比80〜1000倍になるように発泡させ、こ
の泡を一度に大量に送り込み火源を埋没させるこ
とにより、燃焼に必要な酸素を遮断し消火するも
のである。ところでこの高発泡消火装置として、
実用化されている従来のアスピレーター型消火装
置は、導水管と泡原液吸入管が接続されるベンチ
ユリー管を有し且つこのベンチユリー管と噴射ノ
ズルの間に導水、泡原液の混合部を有した発泡噴
射器本体と、この本体の噴射ノズル側を覆う前後
端面が開放された円筒体と、噴射ノズルの前方に
一定の距離を離して配置した発泡用の網体とから
構成されている。
液を膨脹比80〜1000倍になるように発泡させ、こ
の泡を一度に大量に送り込み火源を埋没させるこ
とにより、燃焼に必要な酸素を遮断し消火するも
のである。ところでこの高発泡消火装置として、
実用化されている従来のアスピレーター型消火装
置は、導水管と泡原液吸入管が接続されるベンチ
ユリー管を有し且つこのベンチユリー管と噴射ノ
ズルの間に導水、泡原液の混合部を有した発泡噴
射器本体と、この本体の噴射ノズル側を覆う前後
端面が開放された円筒体と、噴射ノズルの前方に
一定の距離を離して配置した発泡用の網体とから
構成されている。
しかしながら、上記従来の高発泡消火装置は発
泡倍率が個々に固定されているから、火災の状況
に応じて、それに適した発泡倍率のものを選択使
用する必要があつた。即ち、発泡原液を有効に利
用するためには発泡倍率を大きくするのが望まし
いが、発泡倍率が大きくなるほど泡の比重が小さ
くなり、火勢が強いときは比重の小なる泡は吹き
とばされ、火源を包み込んで消火することはでき
ない。従つて、火源の勢によつて発泡倍率を異な
らしめる必要があるが、従来のものは前述の如く
発泡倍率が固定されているため、火源の勢に応じ
て、それに適した発泡倍率の消火装置を選択使用
しなければならないことになり、このためには消
火現場に発泡倍率の異なる消火装置を多数個用意
しなければならないという問題や、消火活動が迅
速に行なえないという問題等があり、発泡倍率の
可変できる高発泡消火装置の開発が望まれてい
た。
泡倍率が個々に固定されているから、火災の状況
に応じて、それに適した発泡倍率のものを選択使
用する必要があつた。即ち、発泡原液を有効に利
用するためには発泡倍率を大きくするのが望まし
いが、発泡倍率が大きくなるほど泡の比重が小さ
くなり、火勢が強いときは比重の小なる泡は吹き
とばされ、火源を包み込んで消火することはでき
ない。従つて、火源の勢によつて発泡倍率を異な
らしめる必要があるが、従来のものは前述の如く
発泡倍率が固定されているため、火源の勢に応じ
て、それに適した発泡倍率の消火装置を選択使用
しなければならないことになり、このためには消
火現場に発泡倍率の異なる消火装置を多数個用意
しなければならないという問題や、消火活動が迅
速に行なえないという問題等があり、発泡倍率の
可変できる高発泡消火装置の開発が望まれてい
た。
この考案は上記のような事情に鑑みなされたも
ので、その目的は火源の勢に応じて遂次容易に、
かつ任意に発泡倍率を変化させることができるア
スピレーター型の高発泡消火装置を提供すること
にある。
ので、その目的は火源の勢に応じて遂次容易に、
かつ任意に発泡倍率を変化させることができるア
スピレーター型の高発泡消火装置を提供すること
にある。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
ると、図中10は発泡噴射器本体で、導水管1と
泡原液吸入管2が接続されるベンチユリー管3を
有し、且つこのベンチユリー管3と噴射ノズル4
の間に導水、泡原液の混合部5を設けた構成とな
つている。11はこの本体10をフレーム杆12
の上に横向きに固定した支持アーム、6は上記本
体10の外側に前後動可能に被嵌された円筒体
で、例えばフレーム杆12に固定したガイド部材
13の長孔13aに、筒体突片14をピン15で
スライド係合させることにより、前後方向への摺
動移動を可能としている。なお、この円筒体6は
前後端面が開放した単一の円筒であつてもよい
が、本実施例の場合には胴部筒6aの前端部に長
さの短かい拡径円筒6bを取付けた構成となつて
いる。7は噴射ノズル4の前方に一定の距離を離
して配置した発泡用の網体で、ジグザグ状に屈曲
させて枠8内に張設固定されている。なお、この
網体張設枠8はフレーム杆12のリング部12a
に骨部材9を介して取付けられている。2aは上
記発泡原液吸入管2の端部に設けられた差込口
で、発泡原液の収容容器(図示せず)内に差込む
ことにより発泡原液の吸入を行なう。
ると、図中10は発泡噴射器本体で、導水管1と
泡原液吸入管2が接続されるベンチユリー管3を
有し、且つこのベンチユリー管3と噴射ノズル4
の間に導水、泡原液の混合部5を設けた構成とな
つている。11はこの本体10をフレーム杆12
の上に横向きに固定した支持アーム、6は上記本
体10の外側に前後動可能に被嵌された円筒体
で、例えばフレーム杆12に固定したガイド部材
13の長孔13aに、筒体突片14をピン15で
スライド係合させることにより、前後方向への摺
動移動を可能としている。なお、この円筒体6は
前後端面が開放した単一の円筒であつてもよい
が、本実施例の場合には胴部筒6aの前端部に長
さの短かい拡径円筒6bを取付けた構成となつて
いる。7は噴射ノズル4の前方に一定の距離を離
して配置した発泡用の網体で、ジグザグ状に屈曲
させて枠8内に張設固定されている。なお、この
網体張設枠8はフレーム杆12のリング部12a
に骨部材9を介して取付けられている。2aは上
記発泡原液吸入管2の端部に設けられた差込口
で、発泡原液の収容容器(図示せず)内に差込む
ことにより発泡原液の吸入を行なう。
而して、この高発泡消火装置は上記導水管1を
消火栓等に接続して高圧水を供給すると、ベンチ
ユリー管3の作用によつてその側部に接続されて
いる発泡原液吸入管2から発泡原液が吸い込ま
れ、この原液と導水が混合して噴射ノズル4から
前方に噴出される。そして、このノズル噴射発泡
液は網体7に当つて発泡し、大量の泡となつて火
源を埋没するように噴出される。この場合、上記
円筒体6を第2図実線で示すように後退させてお
くと、ノズル4から噴射された発泡液の網体7へ
の吹付け拡がり角度θが大きくなり、発泡倍率の
高い発泡消火を行なうことができ、また上記円筒
体6を第2図想像線で示すように前進させて網体
7側に近づけるようにすると、ノズル4から拡角
噴射された発泡液は円筒体6の前端部で絞られて
網体7への吹付け拡がり角度がθ′のように小さ
くなり、発泡倍率は低くなる。
消火栓等に接続して高圧水を供給すると、ベンチ
ユリー管3の作用によつてその側部に接続されて
いる発泡原液吸入管2から発泡原液が吸い込ま
れ、この原液と導水が混合して噴射ノズル4から
前方に噴出される。そして、このノズル噴射発泡
液は網体7に当つて発泡し、大量の泡となつて火
源を埋没するように噴出される。この場合、上記
円筒体6を第2図実線で示すように後退させてお
くと、ノズル4から噴射された発泡液の網体7へ
の吹付け拡がり角度θが大きくなり、発泡倍率の
高い発泡消火を行なうことができ、また上記円筒
体6を第2図想像線で示すように前進させて網体
7側に近づけるようにすると、ノズル4から拡角
噴射された発泡液は円筒体6の前端部で絞られて
網体7への吹付け拡がり角度がθ′のように小さ
くなり、発泡倍率は低くなる。
従つて、火源の勢に応じて、操作員が手元で円
筒体6を適当に前後動させ、発泡倍率を変えてや
れば発泡原液を有効に利用して効果的な消火活動
を行なうことができる。
筒体6を適当に前後動させ、発泡倍率を変えてや
れば発泡原液を有効に利用して効果的な消火活動
を行なうことができる。
第1図はこの考案装置の一実施例を示す斜視
図、第2図はその縦断面図である。 1……導水管、2……発泡原液吸入管、3……
ベンチユリー管、4……噴射ノズル、5……混合
部、10……発泡噴射器本体、6……円筒体、7
……網体、8……網体張設枠。
図、第2図はその縦断面図である。 1……導水管、2……発泡原液吸入管、3……
ベンチユリー管、4……噴射ノズル、5……混合
部、10……発泡噴射器本体、6……円筒体、7
……網体、8……網体張設枠。
Claims (1)
- 導水管と泡原液吸入管が接続されるベンチユリ
ー管を有し且つこのベンチユリー管と噴射ノズル
の間に導水、泡原液の混合部を有した発泡噴射器
本体と、この本体の噴射ノズル側を覆う前後端面
が開放された円筒体と、噴射ノズルの前方に一定
の距離を離して配置した発泡用の網体とから構成
されるアスピレーター型の高発泡消火装置におい
て、上記円筒体を前後方向に摺動移動できるよう
に装着して、この円筒体の移動によりノズル噴射
発泡液の網体への吹付け拡がり角度を可変させ発
泡倍率を変化させ得るようにしたことを特徴とす
る高発泡消火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16977280U JPS6235493Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16977280U JPS6235493Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793351U JPS5793351U (ja) | 1982-06-08 |
JPS6235493Y2 true JPS6235493Y2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=29528266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16977280U Expired JPS6235493Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6235493Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009240567A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nohmi Bosai Ltd | 高膨張泡消火設備 |
JP4980282B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-07-18 | 能美防災株式会社 | 高膨張泡消火設備 |
JP5525832B2 (ja) * | 2010-01-19 | 2014-06-18 | 能美防災株式会社 | 高膨張泡消火設備の発泡機 |
JP5703034B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2015-04-15 | 能美防災株式会社 | 高膨張泡消火方法及びそれに用いる高膨張泡消火設備 |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP16977280U patent/JPS6235493Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793351U (ja) | 1982-06-08 |
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