JPS6235309B2 - - Google Patents

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JPS6235309B2
JPS6235309B2 JP53114696A JP11469678A JPS6235309B2 JP S6235309 B2 JPS6235309 B2 JP S6235309B2 JP 53114696 A JP53114696 A JP 53114696A JP 11469678 A JP11469678 A JP 11469678A JP S6235309 B2 JPS6235309 B2 JP S6235309B2
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JP
Japan
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voltage
vertical
scanning period
period
pulse voltage
Prior art date
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Application number
JP53114696A
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English (en)
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JPS5542418A (en
Inventor
Fumio Inoe
Nobuyuki Suzuki
Kunio Ando
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11469678A priority Critical patent/JPS5542418A/ja
Publication of JPS5542418A publication Critical patent/JPS5542418A/ja
Publication of JPS6235309B2 publication Critical patent/JPS6235309B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通常のテレビジヨン放送信号を受信
し、テレビジヨン受信機内で水平走査線数をn倍
化することによつて、高画質の画像を得る高画質
テレビジヨン受信機の垂直偏向回路に関するもの
である。
近年、テレビジヨン受信機の大型化がめざまし
く、その画質の改善が求められている。例えば、
高輝度化や水平解像度の向上などである。これに
類する画質改善の要求に水平走査線を目立ち難く
し、垂直解像度を向上させることがある。
現行のNTSC方式テレビジヨン信号では毎秒像
数が30枚、1枚当りの走査線数は525本と決めら
れている。このように走査線数が一定であると、
比較的小型の受信機では走査線の密度が高いた
め、走査線が目立つという問題はないが、大画面
化に伴つて走査線間隔が広くなり、個々の走査線
が目立つようになる。この問題を改善するため
に、受信機内で水平走査周波数を高くし、走査線
数を多くすることが考えられる。
このとき、例えば走査線数を2倍にする場合に
ついて考えると、映像信号についても特殊な処理
が必要である。例えば送信々号の1H期間(H:
水平走査期間)中に含まれる信号内容を1H期間
中に2回表示するなどの必要がある。このため出
力時は入力時の2倍の速度で読み出す1Hメモリ
等が必要になる。本発明では映像信号処理回路中
に上記の如き機能を含んでいることを前提にし、
この受信機で良好な画質を得るための垂直偏向回
路に関するものである。
現行のテレビジヨン放送信号では、画面のちら
つきをなくすために飛越走査を行なつている。こ
のために、画面1枚当りの水平走査線数はNTSC
方式の場合、525本のように奇数本数にしてい
る。この飛越走査が不完全であるときは、偶数フ
イールドと奇数フイールドの走査線が重なつてし
まい、実質的に走査線数が1/2すなわち262.5本で
あるように見え、走査線が目立ち、垂直解像度が
劣化することになる。従つて本発明の如く、走査
線数を多くして画質を改善するためには、n倍化
された全ての走査線が互いに飛越走査するように
構成する必要があり、また、この飛越走査の関係
は、画面の垂直方向の振幅変化や周囲温度変化に
よる増幅器の特性変化などによらず、常に一定に
保たれる構成でなければその効果を十分に発揮す
ることができない。
本発明の目的は、水平走査周期TH、垂直走査
周期TVの標準テレビジヨン放送信号を受信し、
この標準テレビジヨン放送信号の水平走査周期を
1/n(n:2以上の整数)に短縮し、水平走査
周期TH/nの変換テレビジヨン信号を形成し、
走査線数が標準テレビジヨン放送信号を走査する
に要する走査線の数のn倍で、水平走査周期T
H/nの走査線により、水平走査周期TH/nの変
換テレビジヨン信号をn回ずつ繰り返して再生
し、水平走査周期TH/n、垂直走査周期TVの画
像を得るテレビジヨン受信機に使用される垂直偏
向回路を提供するにある。
本発明の垂直偏向回路は、走査変換前の1水平
走査周期ごとのパルス電圧の振幅を、該パルス電
圧による走査変換後のn水平周期ごとの階段状電
流変化量が、走査変換後のn水平走査期間での電
流変化量とほぼ等しくなるように設定する手段
と、該設定手段の出力パルス電圧を垂直周期のの
こぎり波電圧に重畳する手段とを備え、該重畳手
段の出力電圧を垂直偏向ヨークに印加することを
特徴とするものである。
本発明を適用する高画質テレビジヨン受信機全
体の構成を第1図に示す。この場合、説明を容易
にするため、受信機の走査線数は2倍にした場合
とする。第1図において、1は信号を受信するた
めのアンテナ、2はチユーナ及び中間周波増幅回
路、3は映像検波回路である。映像検波された
後、音声信号は音声信号処理回路4を経てスピー
カ5に伝達され、映像信号は出力時の速度が入力
時の速度の2倍である1Hメモリ機能を備えた映
像信号処理回路6を経てブラウン7管に伝達され
る。
一方、同期信号は同期信号分離回路8で分離さ
れ、水平同期信号は逓倍器9で2倍の周波数に変
換された後、水平偏向処理回路10を経て水平偏
向ヨーク11に伝達される。また、同期信号分離
回路8から得られた垂直同期信号は、本発明によ
る垂直偏向処理回路12を経て垂直偏向ヨーク1
3に伝達される。
ここで、映像信号処理回路6に含まれる1Hメ
モリの機能の例について、第2図に示す波形図を
用いて簡単に説明する。第2図a及びbは、それ
ぞれ映像信号処理回路6の入力及び出力の信号波
形であり、同じ時間軸に並べて表わしてある。す
なわち、第2図bの波形はaの波形に比べてちよ
うど1Hだけ遅れて、同じ信号を2倍の速度で2
回繰返したものである。第2図aからbへの変換
を行なうためには1H期間のメモリ装置を要し、
かつ出力時の速度が入力時の2倍である必要があ
る。上記内容の機能を映像信号処理回路中に備え
たテレビジヨン受信機に、本発明による垂直偏向
回路を適用する。
なお、本発明を適用するテレビジヨン受信機の
映像信号処理回路の機能は、上記のものに限定さ
れるものではなく、類似の機能を有していれば良
い。
第3図は本発明による垂直偏向回路の第1の実
施例である。第3図において、端子14には垂直
同期信号が印加され、垂直のこぎり波発生器15
によつてのこぎり波電圧に変換される。その後レ
ベル調整器16によつて垂直方向画面振幅の初期
調整を行ない、増幅器17を経て加算器18の一
方の入力とする。また、端子19には1Hごとの
パルス電圧を印加する。このパルス電圧は第1図
の逓倍器9の入力信号から容易に得ることができ
る。このパルス電圧もレベル調整器20によつて
完全な飛越走査が行なわれるように初期調整され
た後、加算器18の他方の入力信号となる。加算
されたのこぎり波電圧とパルス電圧は増幅器21
を経て垂直偏向ヨーク13に印加され、電子ビー
ムを偏向させる。また、偏向ヨークに流れる電流
に比例した電圧を帰還用抵抗22で検出し、加算
器18の1つの入力であるパルス電圧の影響を、
抵抗22により検出した電圧から除くために積分
回路23を設け、その出力電圧を増幅器17に負
帰還させている。
第3図の実施例による本発明の走査方法を、画
面上の走査線の様子及び偏向電流の波形を第4図
に示し説明する。第4図aは通常の走査時の走査
線の状態を示し、偶数フイールドの走査線は実線
で、奇数フイールドの走査線は破線で示してあ
る。この場合偶数フイールドと奇数フイールドの
走査線の和がNTSC方式の場合525本という奇数
本に選ばれているので、図示の如く飛越走査す
る。また、この時の偏向電流の状態は同図cに細
い実線で示した。
第4図bは同図aに対応した本発明による画面
上の走査線の状態図である。同様に偶数フイール
ドと奇数フイールドの走査線はそれぞれ実線と破
線で示した。また、このときの偏向電流の波形を
第4図cに太い実線で示した。第4図a,b,c
の縦軸はそれぞれ対応して図示しているため、第
4図cの細い実線及び太い実線で表わした偏向電
流によつて、それぞれ第4図a及びbの如き画面
上の走査ができることは容易に理解できるであろ
う。なお、第4図中に記した数字は走査線の番号
を示しており、走査変換前の第4図aに関連する
ものはその数字を( )で囲んである。また走査
変換後は変換前の走査線1本につき2本づつある
ので、数字に(′)の付かないものと付いたもの
とで組にして表わした。また、第4図cでは説明
を容易にするため水平及び垂直の各帰線期間がい
ずれも極めて短かいものとして、省略して示して
ある。
さて、第4図cに太い実線で示した波形の電流
を、インダクタンスと抵抗から成る垂直偏向ヨー
クに流すためには、第6図aに波形を示す垂直周
期ののこぎり波電圧(加算器18の一方の入力)
に、第6図bに波形を示す一水平周期ごとのレベ
ル調整されたパルス電圧(加算器18の他方の入
力)を重畳した第6図cに波形を示す電圧(加算
器18の出力)を垂直偏向ヨーク13に印加すれ
ばよい。なぜなら、低い周波数成分から成る垂直
周期の信号に対しては、垂直偏向ヨークはほぼ抵
抗負荷として働らくが、高い周波数成分を多く含
む水平周期の信号に対しては、垂直偏向ヨークは
ほとんどインダクタンス性の負荷となり、その両
端電圧は電流を微分したものになるからである。
なお、第6図は説明の都合上、水平,垂直帰線期
間の図示を省略してある。
以上の説明から第3図の実施例により第4図b
に示した走査方法が可能であることがわかる。
ここで注意すべきことは、第4図のように走査
線数を2倍に変換する場合には、走査線の傾きが
変換前の1/2になつていることである。逆に言え
ば、第3図の実施例で走査変換後の走査線の傾き
が変換前の1/2になるように、加算器18への1
つの入力信号である1Hごとのパルス電圧の振幅
を設定する必要がある。このパルス電圧の振幅設
定は、他の表現で言えば、このパルス電圧による
走査変換後のn水平周期ごとの階段状電流変化量
が、走査変換後のn水平走査期間での電流変化量
とほぼ等しくなるように設定することである。こ
の設定はレベル調整器20によつて行われる。
この関係は走査線数をn倍にするときにも、走
査線の傾きが1/2になるようにパルス電圧の振幅
を設定すれば、n倍になつた走査線がすべて飛越
走査することになり、大型画面のテレビジヨン受
信機においても走査線が目立つという欠点を解消
することができ、垂直解像度の向上を計ることが
できる。
なお、第3図の実施例において、積分回路23
を含むループは通常のテレビジヨン受信機にも一
般的に用いられている。垂直方向の画面振幅を安
定化するための負帰還ループである。第3図の実
施例では、抵抗22によつて検出された信号波形
が第4図cの太い実線のように1Hごとの変化を
含むものであるため、この変化分をなくし垂直周
期ののこぎり波電圧成分だけを取り出すために積
分回路23を設けた。
次に本発明の第2の実施例を第5図に示す。第
5図において、第3図と同じ内容の部分には同じ
番号を付けてある。24は端子19から印加され
る1Hごとのパルス電圧の利得を、帰還信号のレ
ベルに従つて制御する利得制御回路である。帰還
信号は抵抗22から取出される。すなわち、積分
回路23の入力信号から出力信号を減算器25に
よつて差引いて、前記第4図cの太い実線に相当
する波形のうち1Hごとに変化する成分のみを取
出し、利得制御回路24に負帰還的に結合する。
さらに、1Hごとの変化成分が除去された積分回
路23の出力電圧である垂直周期のこぎり波信号
に従がつた信号を、利得制御回路24に正帰還的
に結合する。
第5図の実施例によれば、パルス電圧の利得が
偏向電流に含まれている1Hごとの変化成分によ
つて負帰還制御されているので、周囲温度の変化
などにより増幅器や加算器等の特性が変化して
も、常に良好な飛越走査を期待することができ
る。
さらに、垂直周期ののこぎり波信号成分によつ
て1Hごとのパルス電圧の振幅が正帰還制御され
ているため、レベル調整器16によつて垂直画面
振幅が調整された場合にも、水平走査期間におけ
る垂直偏向電流の傾きが走査変換前の傾きの1/2
に保たれ、常に良好な飛越走査に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するテレビジヨン受信機
全体の構成を示す図、第2図は本発明を適用する
テレビジヨン受信機の映像信号処理回路の走査変
換処理前と処理後の関係を説明する図、第3図は
本発明の第1の実施例を示すブロツク図、第4図
は走査変換前と変換後の画面上の走査線の様子及
び偏向電流波形を示す図、第5図は本発明の第2
の実施例を示すブロツク図、第6図は垂直周期の
のこぎり波電圧波形、一水平周期ごとのパルス電
圧波形及び両者を重畳した電圧波形を示すであ
る。 13…垂直偏向ヨーク、14…垂直同期信号入
力端子、15…のこぎり波発生器、18…加算
器、19…1Hごとのパルス電圧入力端子、20
…レベル調整器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平走査周期TH、垂直走査周期TVの標準テ
    レビジヨン放送信号を受信し、この標準テレビジ
    ヨン放送信号の水平走査周期を1/n(n:2以
    上の整数)に短縮し、水平走査周期TH/nの変
    換テレビジヨン信号を形成するとともに、走査線
    数が標準テレビジヨン放送信号を走査するに要す
    る走査線の数のn倍で、水平走査周期TH/nの
    走査線により、水平走査周期TH/nの変換テレ
    ビジヨン信号をn回ずつ繰り返して再生し、水平
    走査周期TH/n、垂直走査周期TVの画像を得る
    テレビジヨン受信機に使用される垂直偏向回路で
    あつて、 周期TVののこぎり波電圧を発生するのこぎり
    波発生器と、こののこぎり波電圧が供給され、こ
    ののこぎり波電圧により、のこぎり波電流I0が流
    れる垂直偏向ヨークとを備えた垂直偏向回路にお
    いて、 周期THのパルス電圧が入力されるパルス電圧
    入力端子と、パルス電圧入力端子に入力されたパ
    ルス電圧と上記のこぎり波電圧とを加算し、両者
    を垂直偏向ヨークへ供給する加算回路と、パルス
    電圧が加算されたのこぎり波電圧によつて偏向ヨ
    ークに生じる階段状ののこぎり波電流I1の傾き
    を、のこぎり波電流I0の傾きの1/2の傾きにする
    パルス電圧の振幅設定手段とを備えていることを
    特徴とする高画質テレビジヨン受信機の垂直偏向
    回路。
JP11469678A 1978-09-20 1978-09-20 Vertical deflecting circuit for high-quality picture television receiver Granted JPS5542418A (en)

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JP11469678A JPS5542418A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Vertical deflecting circuit for high-quality picture television receiver

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JPS5542418A JPS5542418A (en) 1980-03-25
JPS6235309B2 true JPS6235309B2 (ja) 1987-07-31

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ID=14644333

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JP (1) JPS5542418A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302214A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Sumitomo Electric Ind Ltd チップキャリア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01302214A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Sumitomo Electric Ind Ltd チップキャリア

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JPS5542418A (en) 1980-03-25

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