JPS6234971A - タイル接着剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水で希釈することができる、硝酸セルロース含
有ペーストに基づくセラミックタイルのための接着剤の
混合物に関するものである。たとえばポリ酢酸ビニル分
散物のような樹脂分散物をセフミックタイルのための接
着剤として用いることができる。しかしながら、このよ
うな接着性分散物は、耐水性ではなく、そのために湿っ
た室のタイル張りのためには不適当であるという欠点を
有している。

しかしながら、分散物接着剤は、セメントに基づく耐水
性のタイル接着剤よりも取り扱いが容易であるので、上
記の欠点を有していないような具合に分散物接着剤を改
善しようとする試みが行なわれている。

驚（べ外ことに、これはタイルのための公知の接着剤分
散物を、１以上の固形体の溶剤に対する重量比を有しで
いる、硝酸セルロースに基づく、水で希釈することがで
きるペーストと混合することによって、達成することが
できる。

か（して本発明は： １）重量で１０〜９５、好ましくは１５〜７０％の、１
以上の固形体の溶剤に対する重量比をもつ、水で希釈す
ることができる硝酸セルロース含有ペースト、 ２）重量で０．１〜５０、好ましくは２〜４０％の、水
で乳化させることができる接着性樹脂分散物又は接着性
樹脂、 ３）重量で０〜７０、好ましくは０〜６５％のタイル接
着性充てん剤、 ４）　重量で０〜７５、好ましくは０〜５０％の水、 ５）重量でＯ〜１０、好ましくは０〜３％の通常の増粘
剤、 に基づき、ここで１）〜５）の合計は常に重量で１００
％でなければならない、特に湿った室中における、タイ
ル張りのための接着性分散物に関するものである。

水で希釈することができる、硝酸セルロース含有ペース
トは、これらのペーストの固形体の溶剤に対する重量比
が１以上であることを特徴としている。

このような、水で希釈することができる、硝酸セルロー
ス含有ペーストは、たとえば、ドイツ特許公開第３．１
３９，８４０号中に記されている。

これらの粘稠な、セルロース含有混合物及びペーストは
、好ましくは 重量で５．０〜６０％、好ましくは重量で１５〜４５％
の硝酸セルロース、 重量で０〜５５％、好ましくは重量で０〜３５％の樹脂
、 重量で０．５〜５５％、好ましくは重量で１〜３０％の
可塑剤、 重量で０〜２０％、好ましくは重量でＯ〜１２゜５％の
乳化剤、 重量で０〜４５％、好ましくは重量で５〜３５％の少な
くとも１種の有機溶剤、 重量で０〜３０％、好ましくは重量で５〜２５％の水 から成り、重量で（）、５〜１００％の可塑剤は少なく
とも１種の公知のフルコキシル化可塑剤から成り且つ固
形体の有機溶剤に対する重量比は１よりも大きいか又は
１に等しいことを特徴としている。

これらは、高くとも４５℃、好ましくは４０℃の温度で
、望ましい量で、好ましくは滴下により、有機相に対し
で添加する水によって希釈することが好ましい。

あらゆる粘度品級のニトロセルロース又は可塑化したニ
トロセルロース、又はそれらの混合物が硝酸セルロース
として適当である。

ニトロセルロース、たとえば通常のコロジョン綿品級、
すなわち、重量で１０．２〜１２．４％の窒素含量を有
する硝酸セルロースが、特に適している。

たとえば酢酸セチル、二酢酸グリコール、ステアリン酸
エステル、酢酸リシノールのような脂肪族モノカルボン
酸のエステル、たとえばアジピン酸ジオクチル、アジピ
ン酸ジメチルシクロヘキシルメチル、セパチン酸ジブチ
ルのような芳香族モノカルボン酸のエステル；たとえば
７タル酸ジブチル、７タル酸ジオクチル、７タル酸ジシ
クロヘキシルのような芳香族ジカルボン酸のエステル、
たとえばくえん酸トリブチルのような脂肪族トリカルボ
ン酸のエステル、たとえばりん酸トリブチル、りん酸ト
リフェニルのような無機酸のエステル；並びにスルホン
アミド、たとえばひまし油及びあまに油のような油、及
び、たとえばエトキシル化したひまし油及び大豆油、ス
テアリン酸エステル及びりん酸エステルのような、上記
の化合物のアルコキンル化生成物を可塑剤としで使用す
ることができる。

たとえばエトキシル化したひまし油及び大豆油のような
、可塑剤のエトキシル化生成物が特に適当である。

場合によっては、陰イオン性の乳化剤、たとえばドテシ
ルベンゼンスルホン酸塩、又はブチルナフタレンスルホ
ン酸塩のような長鎖アルキルアリールスルホン酸塩、た
とえばラウリル又はステアリルアルコール硫酸塩のよう
な、アルキル硫酸塩、たとえばこはく酸ジオクチルジナ
トリウムのような、スルホこはく酸エステル、又は、た
とえば、適当には４〜１４のオキシエチル化度をもつオ
フチル−又はノニルフェノールオキシレートのような非
イオン性乳化剤を附随的に乳化剤として使用することが
できる。エトキシル化化合物を用いることが好ましい。

硝酸セルロースのためのすべての有機溶剤が有機相の製
造のための溶剤として適当である。

たとえば酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、
酢酸２−エチルヘキシル、酢酸２−エチルヘキシル、酢
酸メトキシ−〇−ブチルのような酢酸エステル及びグリ
コール酸ブチル、メチルイソブチルケトン、ジイソブチ
ルケトン、２−シクロヘキシルヘキサノン及びイソホロ
ンのような、ケトンを使用することが好ましい。

しかしながら、たとえばドイツ特許公開第２゜７０３．
０７５号に記すような、硝酸セルロースを含有する、溶
剤を含有しない分散物もまた使用することができる。し
かしながら、接着性分散物の製造のためには、これらの
溶剤を含有しない分散物を、前記のように、必要な溶剤
と混合しなければならない。

好ましくはエチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、ラウリ
ル酸ビニル、スチレン又はアクリル酸エステル単量体か
ら成る重合体が、成分２）として使用する接着性樹脂分
散物の製造に対して適している。上記の単量体の共重合
体又１．を三元重合体もまた使用することができる。水
性の分散物は重量で２０〜７０％の固形体を含有するこ
とが好ましい。

これらの接着性樹脂分散物は公知である。自己乳化性の
樹脂として前記の接着性樹脂を使用することもまた可能
である。

たとえば石英粉、石英砂又は石灰石粉のような無機光て
ん剤が適当な充てん剤として好適である。

たとえば、キサンタン樹脂又はセルロースエーテルのよ
うな水溶性、高粘鹿重合体が適当な増粘剤である。

Ｋ施贋１〜１３ ａ）水で希釈することができるペーストを二重量で４６
．２４部の、規格Ｅ２４に従う、重量で３０部の硝酸セ
ルロースと重量で１６．２４部の水からなる硝酸セルロ
ースを、 重量で３．９８部の、ＥＯ＝８０のエトキシル化ひまし
油、 重量で１５．９０部のジブチルナフタレン、重量で４．
５４部のジアセトンアルコール、重量で１４．７７部の
酢酸エチルグリコールの溶液中に混入して、この混合物
を均質化することによって調製した。そののちに、重量
で１４゜５７部の水を、攪拌と共に滴下することによっ
て、混合した。固形体の溶剤に対する重量比は２．５８
であった。

ｂ）第１表及び第２表に従う組成の接着剤の混合物を、
ａ）によるペーストから製造した。

水　　　　　　　　　　　　　　　　−−２５１２，５
石英粉　　　　　　　　５０　５０　５０　５０増粘剤
（キサンタンゴム＞０．１　０．１．　０．１．　０．
１＊比較実施例 これらの接着剤、鋸歯状スパチュラを用いて、エターニ
ット板に対して塗布し、石器タイルをその中に包埋させ
た。２１℃の温度と５０％の相対湿度において７日間放
置したのち、これらの板を水中に入れ、これらのタイル
がエターニット板からはがれるまで日数を測定した。

第２及び３表中に示す結果は、硝酸セルロース含有ペー
ストと水中で乳化させることができる接着性樹脂分散物
又は接着性樹脂の組合わせが、湿潤貯蔵に対する明らか
な改善をもたらすことを示している。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１）重量で１０〜９５％の、１以上の固形体の溶剤
   に対する重量比をもつ、水で希釈できる硝酸セルロース
   含有ペースト、 ２）重量で０．１〜５０％の、水中で乳化させることが
   できる、接着性樹脂分散物又は接着性樹脂、 ３）重量で０〜７０％のタイル接着性充てん剤、 ４）重量で０〜７５％の水、及び ５）重量で０〜１０％の増粘剤に基づき、その中で、１
   ）〜５）の合計は常に重量で１００％でなければならな
   い、特に湿った室中の、タイル張りのための接着性分散
   物。 ２、１）重量で１５〜７０％の、硝酸セルロース含有ペ
   ースト又は混合物、 ２）重量で２〜４０％の、水中に乳化させることができ
   る接着性樹脂分散物又は接着性樹脂、 ３）重量で０〜６５％の充てん剤、 ４）重量で０〜５０％の水、 ５）重量で０〜３％の増粘剤に基づく、特許請求の範囲
   第１項記載の接着性分散物。 ３、ａ）重量で５．０〜６０％の硝酸セルロース、 ｂ）重量で０〜５５％の樹脂（類） ｃ）重量で０．５〜５５％の可塑剤、該可塑剤の重量で
   ０．５〜１００％は少なくとも１種の公知のアルコキシ
   ル化可塑剤から成る、 ｄ）重量で０〜２０％の乳化剤（類） ｅ）重量で０〜４５％の少なくとも１種の有機溶剤、及
   び ｆ）重量で０〜３０％の水から成り、その中でａ）〜ｆ
   ）の合計は常に重量で１００％でなければならず且つ固
   形体の有機薬品に対する重量比は常に１以上でなければ
   ならない、混合物又はペーストを成分１）として使用す
   る、特許請求の範囲第１項記載の接着性分飲物。 ４、ａ）重量で１５〜４５％の硝酸セルロース、 ｂ）重量で０〜３５％の樹脂（類）、 ｃ）重量で１〜３０％の可塑剤、 ｄ）重量で０〜１２．５％の乳化剤（類）、 ｅ）重量で５〜３５％の有機溶剤、及び ｆ）重量で５〜２０％の水の混合物又はペーストを成分
   １）として使用する、特許請求の範囲第３項記載の接着
   性分散物。 ５、成分ａ）は、重量で１０．２〜１２．４％の窒素含
   量もつ硝酸セルロースから成る、特許請求の範囲第３項
   記載の接着性分散物。 ６、成分ｃ）は、エトキシル化ひまし油又は大豆油から
   成る、特許請求の範囲第３項記載の接着性分散物。 ７、成分ｄ）はエトキシル化化合物である乳化剤から成
   る、特許請求の範囲第３項記載の接着性分散物。 ８、成分ｅ）の溶剤は酢酸エチル、酢酸イソプロピル、
   酢酸ブチル、酢酸２−エチルヘキシル、酢酸メトキシ−
   ｎ−ブチル、グリコール酸ブチル、メチルイソブチルケ
   トン、ジイソブチルケトン、２−シクロヘキシルヘキサ
   ノン及びイソホロンから成るグループの中の一つである
   、特許請求の範囲第３項記載の接着性組成物。 ９、成分２）中の接着性樹脂としてエチレン、酢酸ビニ
   ル、塩化ビニル、ラウリン酸ビニル、スチレン又はアク
   リル酸エステルから成る重合体を使用する、特許請求の
   範囲第１項記載の接着性分散物。 １０、石英粉、石英砂または石灰石粉を成分３）として
   使用する、特許請求の範囲第１項記載の接着性分散物。 １１、キサンタンゴム又はセルロースエーテルを増粘剤
   として使用する、特許請求の範囲第１項記載の接着性組
   成物。