JPS6234743Y2 - - Google Patents

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JPS6234743Y2
JPS6234743Y2 JP6734081U JP6734081U JPS6234743Y2 JP S6234743 Y2 JPS6234743 Y2 JP S6234743Y2 JP 6734081 U JP6734081 U JP 6734081U JP 6734081 U JP6734081 U JP 6734081U JP S6234743 Y2 JPS6234743 Y2 JP S6234743Y2
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JP
Japan
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runner
mold
blocks
rim
mixing head
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JP6734081U
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JPS57179931U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ウレタン等の高反応性二液型の樹
脂材料に適用可能な反応射出成形(以下「RIM」
という)に用いる金型に関する。
この明細書における「上下ランナブロツク」の
「上下」は相対的な位置関係を示し、絶対的なも
のではない。
RIM用金型は、一般に第3図に示すように、ミ
キシングヘツド1を下側から取り付け可能なラン
ナ部2が上下ランナブロツク3、4で形成され
る。また、ランナ部2に続くゲート部5及びキヤ
ビテイ部6が上下型7、8で形成される。
このとき、RIMはキヤビテイ部6において発泡
圧(充填圧)が低いため、型締圧が一般の熱可塑
性樹脂の約1/100(10Kg/cm2)と非常に小さい。
一方、ミキシングヘツド1からは二液を高圧下で
衝突混合させた材料がランナ部2へ下側から高圧
(約150Kg/cm2)で注入され、ランナ部2を相当な
早さ(約20m/S)で通過する。上記( )内数
値はいずれも発泡ウレタンの場合である。
このため、上ランナブロツク3が持ち上げられ
ると同時に下ランナブロツク4は反撥力によつて
下がるため外端で合せ面が開らき(tanθ=
0.03/200程度)瞭間ができるので、材料がラン
ナ部2を通過する際空気を巻き込みやすく、成形
品に空洞、気泡等の不良が発生しやすかつた。こ
の現象の発生を少なくするためには、ランナ部2
を短かくすればよいと思われるが、ミキシング性
の観点やまたミキシングヘツドの脱着作業性の観
点からランナ部2を短かくすることはできない。
この考案は、上記にかんがみて、ランナ部を材
料が通過する際空気を巻き込みにくく、成形品に
空洞、気泡等の不良が発生しにくいRIM用金型を
提供することを目的とする。
この考案は、ミキシングヘツドを下側から取り
付け可能なランナ部が上下ランナブロツクで形成
されたRIM用金型において、上下ランナブロツク
の合せ面の少なくとも一方のランナ部外周に先端
側に向つて肉厚にシール材が貼着されている、
RIM用金型を要旨とする。
以下、この考案の一実施例を図例に基づいて説
明する。
第1図に示すように、従来と同様、ランナ部2
を形成する上下ランナブロツク3、4が上下型
7、8にそれぞれねじ止めにより一体化されてい
る。上下ランナブロツク3、4の合せ面の一方
(図例では下側)のランナ部2外周に向つて肉厚
にシール材10が貼着されている。このシール材
10の形成する傾斜角度は材質によつて相違する
が、熱可塑性樹脂の場合、tanθ=1/150〜1/100
とする。またシール材10の材質は、ランナブロ
ツク3の合せ面になじむ軟質のものなら何でもよ
く、銅、アルミ等の軟質金属、PP、PE、ナイロ
ン、テフロン等の合成樹脂、さらにはNBR等の
ゴムを例示できる。
上記RIM用金型を、第2図に示すように、型閉
じを行なうと、ランナ部2の外周がシールされる
とともに、上下ランナブロツク、3、4が共に弾
性変形し上下ランナブロツク3、4の合せ面に反
発弾性により大きな閉じ力が発生する。
この状態でランナ部2へミキシングヘツド1に
より下側から材料を注入しても、上下ランナブロ
ツク3、4の合せ面に注入圧に打ち勝つよう大き
な閉じ力が生じているので上ランナブロツク3の
合せ面とシール材10のシール面との間に隙間が
ほとんど生じることなく、材料がランナ部2を通
過する降、空気を巻き込みにくい。従つて、成形
品に空洞、気泡等の不良が発生しにくい。
なお、ランナブロツクは加工性の観点から図例
のように加工した後一体化することが望ましい
が、金型本体と一体加工してもよい。
この考案のRIM用金型は、上記のような構成な
ので、ランナ部への材料注入の際、上下ランナブ
ロツクが注入圧により合せ面に隙間を生じるよう
な大きな変形をせず、ランナ部を通過する材料が
空気を巻き込むことがなくなり、従つて成形品に
空洞、気泡等の不良品が発生しにくい。ちなみ
に、平面シールをランナ部外周の合せ面に貼着し
た場合は空洞、気泡発生率は20%であつたが、こ
の考案の場合のそれは0〜3%であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のRIM用金型の型開き時の概
略斜視図、第2図は同じく型閉じ時の概略要部断
面図、第3図は従来のRIM用金型の型閉じ時の概
略断面図である。 1……ミキシングヘツド、2……ランナ部、3
……上ランナブロツク、4……下ランナブロツ
ク、10……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ミキシングヘツドを下側から取り付け可能なラ
    ンナ部が上下ランナブロツクで形成される反応射
    出成形用金型において、 上下ランナブロツクの合せ面の少くとも一方の
    ランナ部外周に先端側へ向つて肉厚にシール材が
    貼着されている構成の反応射出成形用金型。
JP6734081U 1981-05-09 1981-05-09 Expired JPS6234743Y2 (ja)

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JP6734081U JPS6234743Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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JPS57179931U JPS57179931U (ja) 1982-11-15
JPS6234743Y2 true JPS6234743Y2 (ja) 1987-09-04

Family

ID=29863345

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