JPS6234739A

JPS6234739A - 工作機械

Info

Publication number: JPS6234739A
Application number: JP16986485A
Authority: JP
Inventors: Masao Maeda; 前田　政夫; Yasushi Mizuhara; 水原　康
Original assignee: Hitachi Seiko Ltd
Current assignee: Via Mechanics Ltd
Priority date: 1985-08-02
Filing date: 1985-08-02
Publication date: 1987-02-14
Also published as: JPH0547340B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、工作機械に係り、特に、マシニングセンタ等
のように、１台で多種類の加工を行なう工程集約形の工
作機械に関する。

〔発明の背景〕

一つの被加工物に、多種類の機械加工を自動的に行なう
場合、一般的には、複数の工作機械を配列し、その間を
搬送手段で結んで加工するトランスファマシンあるいは
、自動工具交換装置を備え、順次工具を取替ることによ
り、一台の機械で加工するマシニングセンタ等の工作機
械が用いられる。

前記トランスファマシンにおいては、各工作機械におけ
る加工に際し、被加工物をその加工に最適な状態に保持
し得るように、それぞれの工作機械に治具類を配置する
ことができる。したがって、加工の自動化率を上げ、効
率良く加工を行なうことができる。しかし、１工程毎に
１台の工作機械が必要となるため、全体として大きなシ
ステムになる。

前記マシニングセンタ等の自動工具交換装置を備えた工
作機械においては、１台の機械で多種類の加工が行なえ
る反面、被加工物を加工に最適な状態で保持することが
できないことがある。

たとえば、取付具に固定された被加工物の本体から突出
した突出部分に１その両面を切削加工したのち、その切
削面と直角に穴あけ加工する場合、突出部分に十分な剛
性が有れば、その′１ま穴あけ加工を行なうことができ
る。しかし、突出部分の剛性が不十分なものであると、
穴あけ加工時のドリルの推力によって突出部分が変形す
るため、穴あけ加工ができないことがある。このような
場合には、穴あけ加工は、他の加工が終ったのち、工作
機械から取出し、他の工作機械で行なう。したがって、
自動工具交換装置を備えた工作機械本来の機能を十分に
活用することができず、作業性を低下させることがある
。

〔発明の目的〕

不発明の目的は、上記した従来技術に鑑み、自動工具交
換装置を備えた工作機械の機能を十分に活用し得るよう
にした工作機械を提供するにおる〔発明の概要〕上記目的を達成するため、本発明においては、工作機械
のテーブルに着脱自在に支持され、かつ被加工物を載置
固定するＬ字形の取付具に、被加工物の突出部分と対向
する推力受手段を設け、この推力受は手段の操作をする
操作手段を工作機械のマガジンに配置し、穴あけ加工時
に、推力受は手段によシ工作物の突出部分を支えて加工
するようにしたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を、第１図ないし第３図にしたが
って説明する。１は工作機械のテーブルで、インデック
ス回転可能になっている。２は工作機械の主軸、３は被
加工物で、突出部分４が形成されている。５は被加工物
３を載置固定し、かつテーブル１に着脱可能に支持され
るＬ字状の取付具。推力受は手段は１ｇ１図に示すよう
に構成される。６は取付具５に、前記突出部分４の穴あ
け位置と対向するように摺動可能に支持された推力受は
部材。この推力受は部材６の一端には、前記突出部分４
を貫通したドリルが侵入する穴７と、切粉を排出する溝
８が形成されている。また、推力受は部材６の外周には
、切欠き９．１０が形成されている。１１は取付具５に
固定されたブロック。１２は推力受は部材６とブロック
１２０間に挿着され、推力受は部材６を前記突出部分４
に向けて押出すように付勢するばね。１３は前記推力受
は部材６の切欠き９に嵌合し、推力受は部材６をその一
端が取付具５内に位置する待機位置に係止するストッパ
。このストッパ１３は、前記推力受は部材６の摺動方向
に対し直角な方向に摺動可能に前記取付具５に支持され
ている。また、ストッパ１３の中央には穴が形成され、
その内面の一部は傾斜面１４になっている。１５は前記
取付具５に螺合する袋ナツト。１６は前記ストッパ１３
と袋ナツト１５の間に挿着され、ストッパ１３を推力受
は部材６に押付けるように付勢するばね。

１７は前記取付具５に、前記推力受は部材６と平行に摺
動可能に支持され、前記ストッパ１３を推力受は部材６
から離間させる方向に移動させるための操作ロッド。こ
の操作ロッド１７には、前記ストッパ１３の傾斜面１４
と係合する傾斜面１８と、７ランジ１９が形成され、こ
のフランジ１９には回シ止め２０が立設されている。２
１は前記取付具５とフランジ１９の間に挿着され、操作
ロッド１７を復帰方向に付勢するばね。２２は前記操作
ロッド１７が取付具５から飛出すのを防止するブロック
。２３は前記取付具５に、前記推力受は部材６の摺動方
向に対し直角な方向に摺動可能に支持されたストッパ。

このストッパ２３は、前記推力受は部材６の切欠き１０
に嵌合し、推力受は部材６を前記被加工物３の突出部分
に当接する動作位置に係止する。また、ストッパ２３の
中央には穴が形成され、その内面の一部は傾斜面２４に
なっている。２５はストッパ２３を推力受は部材６に押
付ける方向に付勢するばね。２６は前記取付具５に、前
記推力受は部材６と平行な方向に摺動可能に支持された
操作ロンド。この操作ロンド２６には、前記ストッパ２
３の傾斜面２４と係合して、ストッパ２３を推力受は部
材６側へ移動させる傾斜面２７が形成されている。また
、操作ロンド２６の一端には、ねじ穴２８が形成されて
いる。２９は前記取付具５に固定されたブラケット。３
０はブラケット２９にベアリング３１’に介して回転可
能に支持された操作軸。この操作軸３０には、前記ねじ
穴２８と螺合するねじ３２が形成されている。３３は前
記操作軸３０の一端に固定されたクラッチ。操作手段は
第２図に示すように構成されている。３６は前記主軸２
に嵌合するテーバ状のシャンク。３７はシャンク３６の
一端に固定されたプルスタッド。３８はベアリング３９
を介して前記シャンク３６に回転可能に支持されたハウ
ジング。４０はハウジング３８に立設された押棒。４１
は前記シャンク３６に固定されたかさ歯車。４２は前記
ハウジング３８に回転可能に支持された軸４３の一端に
、前記かさ歯車４１と噛合うように固定されたかさ歯車
。４４は前記軸４３の他端に固定されたつ万一ム。４５
は前記ハウジング３８にベアリング４６を介して回転可
能に支持された軸。この軸４５は中央部で２分され、そ
の間に装着された定トルククラッチ４７で一体に結合さ
れている。４８は軸４５に、前記ウオーム４４に噛合う
ように支持されたウオームホイール。４９は前記軸４５
の一端に固定されたクラッチ。５０はドリル。５１はサ
イドカッタである。

上記の構成であるから、被加工物３の突出部分４の両面
を、サイドカッタ５１で所定の寸法に加工したのち、第
３図（ａ）に示すようにテーブル１を回転させる。一方
、主軸２の回転が止まると、自動工具交換装置（図示せ
ず）が作動して、マガジン（図示せず）に収納されてい
る操作手段と、主軸２に支持されているサイドカッタを
交換する。

主軸２に操作手段が挿着されると、主軸２がテーブル１
側へ移動する。すると、押棒４０が操作ロッド１７を押
して移動させ、ストッパ１３を推力受は部材６から離脱
させ為。すると、ばね１２の抗圧力によって推力受は部
材６が取付具６から突出し、被加工物３の突出部分４に
当接する。このとき、推力受は部材６の切欠き１０がス
トッパ２３の上方に移動するため、ばね２５の抗圧力に
よりでストッパ２３が前記切欠き１０に嵌合する。

一方、クラッチ４９はクラッチ３３と係合する。

ストッパ２３が切欠き１０に嵌合したのち、主軸２を回
転させ、かさ歯車４１，４２、ウオーム４４、ウオーム
ホイール４８、軸４５およびクラッチ４９．３３金介し
て操作軸３０に低速高トルクの回転を与える。すると、
操作ロンド２６が移動して、傾斜面２７が傾斜面２４に
圧接され、ストッパ２３が固定される。傾斜面２７．２
４の接触圧が所定の値以上になると、定トルククラッチ
４７で滑りが発生し、必要以上の力が加わらないように
なっている。主軸２が回転を止め、後退すると、クラッ
チ４９．３３が離れ、かつ押棒４０が操作ロッド１７か
ら離れる。このとき、操作ロッド１７が、ばね２１の抗
圧力によって押戻されるので、ストッパ１３は、ばね１
６の抗圧力によって推力受は部材６に当接した状態にな
る。

上述のようにして、推力受は部材６を被加工物の突出部
分４に当接させると、テーブル１が第３図（ｂ）に示す
ように回転する。一方、主軸２にはドリル５０が取付け
られ、穴あけ加工が行なわれる。

このとき、穴あけ加工の推力を、突出部分４、推力受は
部材６、ストッパ２３、操作ロッド２６、操作軸３０等
を介して取付具５で受けるようにしたので、突出部分４
は変形することなく、高精度の加工を行なうことができ
る。

上述のようにして加工が終了し、被加工物３が取付具５
から取出されると、クラッチ３３を回し操作ロンド２６
を後退させたのち、推力受は部材６を取付具５内に押込
む。この時、ストッパ２３は推力受は部材６によって押
下けられる。推力受は部材６が所定の位置まで押込まれ
ると、ストッパ１３が切欠き９に嵌合して、推力受は部
材６を待機位置に係止する。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、マシニングセンタ等
の工程集約形の工作機械では不可能とされていた加工を
可能にし、前記工作機械の機能を十分に活用し、かつ作
業性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による工作機械の推力受は手段の側面
断面図、第２図は、推力受は手段に対応する操作手段の
側面断面図、第３図は、工作機械における工程図である
。１・・・テーブル、　　２・・・主軸、　　３・・・波
加工物、４・・・突出部分、　　５・・・取付具、　　
６・・・推力受は部材、　　９，１０・・・切欠き、　
　１３．２３・・・ストッパ、　　１７．２６・・・操
作ロッド、　　３０・・・操作軸、　　３３・・・クラ
ッチ、　　４０・・・押棒、４９・・・クラッチ。７＋、′

Claims

【特許請求の範囲】

複数の工具を着脱可能に収納するマガジンと、工具を保
持して回転し、被加工物を加工する主軸と、前記主軸と
マガジンの間で工具の受渡しをする工具交換手段と、イ
ンデックス回転可能に配置されたテーブルと、このテー
ブルに着脱可能に支持され、かつ被加工物を載置固定し
たＬ字状の取付具とを備えた工作機械において、前記取
付具に、被加工物の本体から突出した突出部分に対向す
るように摺動可能に支持された推力受け部材と、この推
力受け部材を、前記突出部分と接する動作位置と、前記
取付具内に位置する待機位置で係止する係止部材を備え
た推力受け手段を設け、前記マガジンに、前記主軸に着
脱自在に結合される結合部と、前記係止部材を操作して
、前記推力受け部材を移動させる操作部とを備えた操作
手段を配置したことを特徴とする工作機械。