JPH1076440A - 旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニット - Google Patents
旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニットInfo
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- JPH1076440A JPH1076440A JP24920196A JP24920196A JPH1076440A JP H1076440 A JPH1076440 A JP H1076440A JP 24920196 A JP24920196 A JP 24920196A JP 24920196 A JP24920196 A JP 24920196A JP H1076440 A JPH1076440 A JP H1076440A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- spindle
- turning
- holder
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】旋削精度を極力向上させること。
【解決手段】ホルダ本体70Bは装着部61Bと把持部
66Bを有し、把持部66Bのうち、装着部61Bとは
背向した側を、旋削工具63Bを配設し得るように形成
し、把持部66Bと装着部61Bとの接続部66aの外
周側に、逃げ部62tを環状に形成し、逃げ部62tの
外周側に当接端面62sを、ホルダ本体70Bを主軸3
2に装着した際に、該当接端面62sがヘッドストック
31に対して工具軸方向に当接し得るように、工具軸に
垂直な平面上に環状に形成し、旋削工具63Bを主軸3
2に対して装着して使用する際の、旋削工具63Bの工
具軸方向の位置決めを、当接端面62sを基準として行
うようにすることを特徴として構成する。
66Bを有し、把持部66Bのうち、装着部61Bとは
背向した側を、旋削工具63Bを配設し得るように形成
し、把持部66Bと装着部61Bとの接続部66aの外
周側に、逃げ部62tを環状に形成し、逃げ部62tの
外周側に当接端面62sを、ホルダ本体70Bを主軸3
2に装着した際に、該当接端面62sがヘッドストック
31に対して工具軸方向に当接し得るように、工具軸に
垂直な平面上に環状に形成し、旋削工具63Bを主軸3
2に対して装着して使用する際の、旋削工具63Bの工
具軸方向の位置決めを、当接端面62sを基準として行
うようにすることを特徴として構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の工具用主軸
に旋削工具を装着する際に使用する、旋削工具用工具ホ
ルダ及び旋削工具ユニットに関する。
に旋削工具を装着する際に使用する、旋削工具用工具ホ
ルダ及び旋削工具ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばCNC旋盤等の工作機械に
おいては、その工具用主軸に、各種の旋削工具或いは各
種の回転工具が、ATC(Automatic tool change;自動
工具交換)等により着脱自在になっているものがある。
そして、このような工作機械には、旋削工具・回転工具
共用の主軸が設けられたものがある。
おいては、その工具用主軸に、各種の旋削工具或いは各
種の回転工具が、ATC(Automatic tool change;自動
工具交換)等により着脱自在になっているものがある。
そして、このような工作機械には、旋削工具・回転工具
共用の主軸が設けられたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな旋削工具・回転工具共用の主軸が設けられた工作機
械では、回転工具を使用する際には、主軸の回転により
該主軸の先端の位置が、該主軸の軸心方向に熱変位する
ので、例えば回転工具の使用後に、旋削工具を該主軸の
先端に装着して使用するような場合には、旋削工具の工
具軸方向における位置決めにおいて、前記熱変位の分だ
け誤差が生じやすくなる。即ち、旋削精度の向上が困難
になる。また、旋削工具・回転工具共用の主軸はタレッ
ト側に回転自在に支持されているので、旋削工具による
旋削加工時においては、該主軸側の剛性の確保が困難と
なる。
うな旋削工具・回転工具共用の主軸が設けられた工作機
械では、回転工具を使用する際には、主軸の回転により
該主軸の先端の位置が、該主軸の軸心方向に熱変位する
ので、例えば回転工具の使用後に、旋削工具を該主軸の
先端に装着して使用するような場合には、旋削工具の工
具軸方向における位置決めにおいて、前記熱変位の分だ
け誤差が生じやすくなる。即ち、旋削精度の向上が困難
になる。また、旋削工具・回転工具共用の主軸はタレッ
ト側に回転自在に支持されているので、旋削工具による
旋削加工時においては、該主軸側の剛性の確保が困難と
なる。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、旋削工具
・回転工具共用の主軸に旋削工具を装着する際に使用す
る旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニットにおい
て、旋削精度を極力向上させることができ、旋削工具に
よる旋削加工時においては、旋削工具装着側の剛性が容
易に確保できる、旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユ
ニットを提供することを目的とする。
・回転工具共用の主軸に旋削工具を装着する際に使用す
る旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニットにおい
て、旋削精度を極力向上させることができ、旋削工具に
よる旋削加工時においては、旋削工具装着側の剛性が容
易に確保できる、旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第1の
発明は、ヘッドストック(31)及び該ヘッドストック
(31)に軸回転自在に支持された工具用主軸(32)
に対して着脱自在に使用される旋削工具(63B)の装
着された旋削工具ユニット(60B)における、旋削工
具用工具ホルダ(62B)において、前記旋削工具用工
具ホルダ(62B)はホルダ本体(70B)を有し、前
記ホルダ本体(70B)は、主軸挿入装着部(61B)
と工具交換用把持部(66B)を有し、前記工具交換用
把持部(66B)に把持用溝(62a)を形成し、前記
ホルダ本体(70B)は、前記工具交換用把持部(66
B)のうち、前記主軸挿入装着部(61B)とは背向し
た側に、前記旋削工具(63B)を配設し得るように形
成されており、前記ホルダ本体(70B)のうち、前記
工具交換用把持部(66B)と前記主軸挿入装着部(6
1B)との接続部(66a)の外周側に、主軸先端非当
接部(62t)を環状に形成し、前記ホルダ本体(70
B)のうち、前記主軸先端非当接部(62t)の外周側
に、工具軸方向位置決め当接面(62s)を、前記ホル
ダ本体(70B)を、前記工具用主軸(32)に前記主
軸挿入装着部(61B)を介して装着した際に、該工具
軸方向位置決め当接面(62s)が、前記ヘッドストッ
ク(31)に対して工具軸方向(中心軸CT4の伸延方
向)に当接し得るように、工具軸(CT4)に垂直な平
面上に環状に形成し、前記旋削工具(63B)を前記工
具用主軸(32)に対して装着して使用する際の、前記
旋削工具(63B)の工具軸方向(中心軸CT4の伸延
方向)の位置決めを、前記工具軸方向位置決め当接面
(62s)を基準として行うようにすることを特徴とし
て構成される。
発明は、ヘッドストック(31)及び該ヘッドストック
(31)に軸回転自在に支持された工具用主軸(32)
に対して着脱自在に使用される旋削工具(63B)の装
着された旋削工具ユニット(60B)における、旋削工
具用工具ホルダ(62B)において、前記旋削工具用工
具ホルダ(62B)はホルダ本体(70B)を有し、前
記ホルダ本体(70B)は、主軸挿入装着部(61B)
と工具交換用把持部(66B)を有し、前記工具交換用
把持部(66B)に把持用溝(62a)を形成し、前記
ホルダ本体(70B)は、前記工具交換用把持部(66
B)のうち、前記主軸挿入装着部(61B)とは背向し
た側に、前記旋削工具(63B)を配設し得るように形
成されており、前記ホルダ本体(70B)のうち、前記
工具交換用把持部(66B)と前記主軸挿入装着部(6
1B)との接続部(66a)の外周側に、主軸先端非当
接部(62t)を環状に形成し、前記ホルダ本体(70
B)のうち、前記主軸先端非当接部(62t)の外周側
に、工具軸方向位置決め当接面(62s)を、前記ホル
ダ本体(70B)を、前記工具用主軸(32)に前記主
軸挿入装着部(61B)を介して装着した際に、該工具
軸方向位置決め当接面(62s)が、前記ヘッドストッ
ク(31)に対して工具軸方向(中心軸CT4の伸延方
向)に当接し得るように、工具軸(CT4)に垂直な平
面上に環状に形成し、前記旋削工具(63B)を前記工
具用主軸(32)に対して装着して使用する際の、前記
旋削工具(63B)の工具軸方向(中心軸CT4の伸延
方向)の位置決めを、前記工具軸方向位置決め当接面
(62s)を基準として行うようにすることを特徴とし
て構成される。
【0006】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明による旋削工具用工具ホルダ(62B)において、前
記工具交換用把持部(66B)のうち、前記主軸挿入装
着部(61B)とは背向した側に、旋削工具(63B)
を配設して構成される。
明による旋削工具用工具ホルダ(62B)において、前
記工具交換用把持部(66B)のうち、前記主軸挿入装
着部(61B)とは背向した側に、旋削工具(63B)
を配設して構成される。
【0007】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0008】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1又は第2
の発明では、旋削工具ユニット(60B)が工具用主軸
(32)に装着される際には、ホルダ本体(70B)と
工具用主軸(32)の先端との間に、工具軸方向(矢印
V、W方向)におけるクリアランス間隔(L2)が形成
され、回転工具ユニット(60A)の使用などによる工
具用主軸(32)の先端の熱変位は、該クリアランス間
隔(L2)内で行われ、旋削工具(63B)の前記工具
軸方向(矢印V、W方向)における位置決めが、工具軸
方向位置決め当接面(62s)と、熱変位が極めて小さ
なヘッドストック(31)とを当接させることにより、
該工具軸方向位置決め当接面(62s)を基準にして行
われる。
の発明では、旋削工具ユニット(60B)が工具用主軸
(32)に装着される際には、ホルダ本体(70B)と
工具用主軸(32)の先端との間に、工具軸方向(矢印
V、W方向)におけるクリアランス間隔(L2)が形成
され、回転工具ユニット(60A)の使用などによる工
具用主軸(32)の先端の熱変位は、該クリアランス間
隔(L2)内で行われ、旋削工具(63B)の前記工具
軸方向(矢印V、W方向)における位置決めが、工具軸
方向位置決め当接面(62s)と、熱変位が極めて小さ
なヘッドストック(31)とを当接させることにより、
該工具軸方向位置決め当接面(62s)を基準にして行
われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による旋削工具用工具ホルダ及び旋
削工具ユニットが適用される工作機械の一例を示した斜
視図、図2は、図1に示す工作機械のタレット先端部及
び主軸付近を示した側断面図、図3は、図2で示す主軸
に、本発明による旋削工具ユニットの一例が装着された
状態を示した側面図(一部側断面図)、図4は、回転工
具ユニットが装着された状態の主軸先端付近の詳細を示
した側断面図、図5は、旋削工具ユニットが装着された
状態の主軸先端付近の詳細を示した側断面図、図6は、
旋削工具ユニットにより外径加工を行っている様子を示
した模式側面図、図7は、旋削工具ユニットにより端面
加工を行っている様子を示した模式側面図である。
る。図1は、本発明による旋削工具用工具ホルダ及び旋
削工具ユニットが適用される工作機械の一例を示した斜
視図、図2は、図1に示す工作機械のタレット先端部及
び主軸付近を示した側断面図、図3は、図2で示す主軸
に、本発明による旋削工具ユニットの一例が装着された
状態を示した側面図(一部側断面図)、図4は、回転工
具ユニットが装着された状態の主軸先端付近の詳細を示
した側断面図、図5は、旋削工具ユニットが装着された
状態の主軸先端付近の詳細を示した側断面図、図6は、
旋削工具ユニットにより外径加工を行っている様子を示
した模式側面図、図7は、旋削工具ユニットにより端面
加工を行っている様子を示した模式側面図である。
【0010】CNC旋盤等である工作機械1は、図1に
示すように、水平なz軸方向である図1の矢印H、I方
向に伸延した直方体状のフレーム2を有しており、フレ
ーム2の前面側(即ち、図1の紙面手前側)にはフロン
トドア3が前記矢印H、I方向に開閉駆動自在に設けら
れている。フレーム2の内部には主軸台6が設置されて
おり、主軸台6にはワーク主軸7が、z軸方向である矢
印H、I方向にその軸心CT1を平行に配置した形で、
かつ該軸心CT1を中心に図1の矢印Q、R方向に軸回
転自在に軸支されている。ワーク主軸7の矢印I側に
は、チャック9が、加工しようとするワーク10を複数
のチャック爪9bにより把持し得る形で設けられてい
る。なお、主軸台6には、駆動モータ(図示せず)、歯
車、プーリ及びベルト等が設けられており、これらによ
って前記ワーク主軸7は矢印Q、R方向に軸回転駆動自
在になっている。即ち、該ワーク主軸7に設けられたチ
ャック9(及び該チャック9に把持されるワーク10)
は矢印Q、R方向に軸回転駆動自在になっている。
示すように、水平なz軸方向である図1の矢印H、I方
向に伸延した直方体状のフレーム2を有しており、フレ
ーム2の前面側(即ち、図1の紙面手前側)にはフロン
トドア3が前記矢印H、I方向に開閉駆動自在に設けら
れている。フレーム2の内部には主軸台6が設置されて
おり、主軸台6にはワーク主軸7が、z軸方向である矢
印H、I方向にその軸心CT1を平行に配置した形で、
かつ該軸心CT1を中心に図1の矢印Q、R方向に軸回
転自在に軸支されている。ワーク主軸7の矢印I側に
は、チャック9が、加工しようとするワーク10を複数
のチャック爪9bにより把持し得る形で設けられてい
る。なお、主軸台6には、駆動モータ(図示せず)、歯
車、プーリ及びベルト等が設けられており、これらによ
って前記ワーク主軸7は矢印Q、R方向に軸回転駆動自
在になっている。即ち、該ワーク主軸7に設けられたチ
ャック9(及び該チャック9に把持されるワーク10)
は矢印Q、R方向に軸回転駆動自在になっている。
【0011】また、フレーム2の内部には、前記主軸台
6の矢印I側の位置に、矢印H、I方向に伸延した形の
第1直動案内装置20が敷設されており(なお第1直動
案内装置20は図1で紙面奥側が紙面手前側よりも上方
に配置された形で傾斜配置されている)、第1直動案内
装置20にはテールストック21が矢印H、I方向に、
即ちz軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、
フレーム2側とテールストック21との間には、図示し
ないボールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられてお
り、該駆動装置によりテールストック21は第1直動案
内装置20上を矢印H、I方向に移動駆動自在になって
いる。テールストック21には、矢印H方向に突出した
形で心押軸22が設けられており、加工すべきワーク1
0の大きさや形状或いは加工の態様に応じて、チャック
9で把持したワーク10の矢印I側を該心押軸22によ
り支持し得るようになっている。
6の矢印I側の位置に、矢印H、I方向に伸延した形の
第1直動案内装置20が敷設されており(なお第1直動
案内装置20は図1で紙面奥側が紙面手前側よりも上方
に配置された形で傾斜配置されている)、第1直動案内
装置20にはテールストック21が矢印H、I方向に、
即ちz軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、
フレーム2側とテールストック21との間には、図示し
ないボールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられてお
り、該駆動装置によりテールストック21は第1直動案
内装置20上を矢印H、I方向に移動駆動自在になって
いる。テールストック21には、矢印H方向に突出した
形で心押軸22が設けられており、加工すべきワーク1
0の大きさや形状或いは加工の態様に応じて、チャック
9で把持したワーク10の矢印I側を該心押軸22によ
り支持し得るようになっている。
【0012】また、フレーム2の内部には、前記主軸台
6の矢印I側の位置で、前記第1直動案内装置20の図
1紙面斜め上方奥側に、矢印H、I方向に伸延した形の
第2直動案内装置11が敷設されており、第2直動案内
装置11には刃物台ベース12が矢印H、I方向に、即
ちz軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、フ
レーム2側と刃物台ベース12との間には、図示しない
ボールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられており、
該駆動装置により刃物台ベース12は第2直動案内装置
11上を矢印H、I方向に移動駆動自在になっている。
一方、刃物台ベース12には、前記z軸方向に直角で、
かつ鉛直方向からやや傾斜した方向となるx軸方向であ
る図1の矢印D、E方向に伸延した形の第3直動案内装
置15が敷設されており(従って第3直動案内装置15
は図1で紙面奥側に向かって傾斜している)、第3直動
案内装置15には刃物台13が矢印D、E方向に、即ち
x軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、刃物
台ベース12側と刃物台13との間には、図示しないボ
ールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられており、該
駆動装置により刃物台13は第3直動案内装置15上を
矢印D、E方向に移動駆動自在になっている。
6の矢印I側の位置で、前記第1直動案内装置20の図
1紙面斜め上方奥側に、矢印H、I方向に伸延した形の
第2直動案内装置11が敷設されており、第2直動案内
装置11には刃物台ベース12が矢印H、I方向に、即
ちz軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、フ
レーム2側と刃物台ベース12との間には、図示しない
ボールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられており、
該駆動装置により刃物台ベース12は第2直動案内装置
11上を矢印H、I方向に移動駆動自在になっている。
一方、刃物台ベース12には、前記z軸方向に直角で、
かつ鉛直方向からやや傾斜した方向となるx軸方向であ
る図1の矢印D、E方向に伸延した形の第3直動案内装
置15が敷設されており(従って第3直動案内装置15
は図1で紙面奥側に向かって傾斜している)、第3直動
案内装置15には刃物台13が矢印D、E方向に、即ち
x軸方向に摺動移動自在に設けられている。なお、刃物
台ベース12側と刃物台13との間には、図示しないボ
ールねじ装置等の公知の駆動装置が設けられており、該
駆動装置により刃物台13は第3直動案内装置15上を
矢印D、E方向に移動駆動自在になっている。
【0013】刃物台13の矢印D側の先端側には、図1
及び図2に示すように、タレット30が、x−z平面上
でz軸方向に対して45度の角度をなす回転軸CT2を
中心として、刃物台13に対して図の矢印T、U方向に
180度旋回自在に設けられている。なお、刃物台13
内には図示しない公知のタレット旋回駆動用モータが内
蔵されており、前記タレット30は、該タレット旋回駆
動用モータにより、刃物台13に対して図の矢印T、U
方向に180度旋回駆動・位置決め自在になっている。
タレット30には、ヘッドストック31が設けられてお
り、ヘッドストック31には、図の矢印V、W方向に伸
延した主軸32がその軸心CT3を中心に図の矢印A、
B方向に軸回転自在に支持されている。なお、主軸32
の軸心CT3とタレット30の回転軸CT2とは45度
の角度で交わり、主軸32の先端(即ち矢印V側の端
部)がタレット30の先端付近に位置するように主軸3
2は配置されている。従って、主軸32は、タレット3
0の矢印T、U方向における旋回駆動・位置決めによ
り、図2に示すような第1の加工位置P1(即ち、主軸
32の軸心CT3をz軸方向に平行に配置した位置)、
或いは該第1の加工位置P1から矢印T、U方向に18
0度回動移動した位置である、図1及び図3に示すよう
な第2の加工位置P2(即ち、主軸32の軸心CT3を
x軸方向に平行に配置した位置)に選択的に配置自在と
なっている。また、刃物台13内には図示しない公知の
主軸駆動用モータが内蔵されており、前記主軸32は、
該主軸駆動用モータにより所定のギヤやシャフト等を介
して図の矢印A、B方向に軸回駆動自在になっている。
更に、前記主軸32は、前記図示しない主軸駆動用モー
タのもつ公知のブレーキ機能により、ヘッドストック3
1に対する軸回転を制止する形で固定自在になってい
る。
及び図2に示すように、タレット30が、x−z平面上
でz軸方向に対して45度の角度をなす回転軸CT2を
中心として、刃物台13に対して図の矢印T、U方向に
180度旋回自在に設けられている。なお、刃物台13
内には図示しない公知のタレット旋回駆動用モータが内
蔵されており、前記タレット30は、該タレット旋回駆
動用モータにより、刃物台13に対して図の矢印T、U
方向に180度旋回駆動・位置決め自在になっている。
タレット30には、ヘッドストック31が設けられてお
り、ヘッドストック31には、図の矢印V、W方向に伸
延した主軸32がその軸心CT3を中心に図の矢印A、
B方向に軸回転自在に支持されている。なお、主軸32
の軸心CT3とタレット30の回転軸CT2とは45度
の角度で交わり、主軸32の先端(即ち矢印V側の端
部)がタレット30の先端付近に位置するように主軸3
2は配置されている。従って、主軸32は、タレット3
0の矢印T、U方向における旋回駆動・位置決めによ
り、図2に示すような第1の加工位置P1(即ち、主軸
32の軸心CT3をz軸方向に平行に配置した位置)、
或いは該第1の加工位置P1から矢印T、U方向に18
0度回動移動した位置である、図1及び図3に示すよう
な第2の加工位置P2(即ち、主軸32の軸心CT3を
x軸方向に平行に配置した位置)に選択的に配置自在と
なっている。また、刃物台13内には図示しない公知の
主軸駆動用モータが内蔵されており、前記主軸32は、
該主軸駆動用モータにより所定のギヤやシャフト等を介
して図の矢印A、B方向に軸回駆動自在になっている。
更に、前記主軸32は、前記図示しない主軸駆動用モー
タのもつ公知のブレーキ機能により、ヘッドストック3
1に対する軸回転を制止する形で固定自在になってい
る。
【0014】主軸32の先端側(即ち図の矢印V側)
は、図2及び図4に示すように、基本的に略円筒状に形
成された工具装着部33となっており、該工具装着部3
3には回転工具ユニット60Aが装着されている(な
お、図1では主軸32に回転工具ユニット60A等が何
も装着されていない状態を示している)。回転工具ユニ
ット60Aは、工具ホルダ62Aを有しており、工具ホ
ルダ62Aはホルダ本体70Aを有している。ホルダ本
体70Aは、工具軸となる所定の中心軸CT4に沿って
互いに接続した形で並んだ装着部61Aと把持部66A
からなっている。把持部66Aは、前記中心軸CT4を
中心とした略円盤状に形成されており、把持部66Aの
外周側には、後述する公知の自動工具交換装置(ATC
装置)17のアーム等と係合し得る環状の溝等からなる
アーム係合部62aが形成されている。また、把持部6
6Aの中心軸CT4の方向における一方の側(図2では
矢印W側)に接続されている前記装着部61Aは、中心
軸CT4の方向に伸延し、かつ該中心軸CT4を中心と
した略円筒状に形成されており、把持部66Aのうち前
記装着部61Aとは背向した側(図2では矢印V側)に
は、例えばミーリング等を行うための回転工具63Aが
前記中心軸CT4の方向に、該中心軸CT4を回転中心
とした形で突出して設けられている。従って、この回転
工具ユニット60Aは、回転工具63A側を矢印V方向
に向け、前記装着部61Aを前記主軸32の工具装着部
33の内部33aに挿入した形で、該主軸32に装着さ
れている。なお、このように装着された状態では、回転
工具ユニット60Aの中心軸CT4は主軸32の軸心C
T3と一致している。また、工具装着部33の内周面3
3b及び装着部61Aの外周面61aはややテーパ状に
形成されており、これにより該装着部61Aを工具装着
部33の内部33aに挿入した状態では、これら装着部
61A側及び工具装着部33側は互いに押圧し合ってお
り、よって工具装着部33の内周面33b及び装着部6
1Aの外周面61aは互いに密着され、回転工具ユニッ
ト60Aの主軸32に対する装着が確実なものとなって
いる。
は、図2及び図4に示すように、基本的に略円筒状に形
成された工具装着部33となっており、該工具装着部3
3には回転工具ユニット60Aが装着されている(な
お、図1では主軸32に回転工具ユニット60A等が何
も装着されていない状態を示している)。回転工具ユニ
ット60Aは、工具ホルダ62Aを有しており、工具ホ
ルダ62Aはホルダ本体70Aを有している。ホルダ本
体70Aは、工具軸となる所定の中心軸CT4に沿って
互いに接続した形で並んだ装着部61Aと把持部66A
からなっている。把持部66Aは、前記中心軸CT4を
中心とした略円盤状に形成されており、把持部66Aの
外周側には、後述する公知の自動工具交換装置(ATC
装置)17のアーム等と係合し得る環状の溝等からなる
アーム係合部62aが形成されている。また、把持部6
6Aの中心軸CT4の方向における一方の側(図2では
矢印W側)に接続されている前記装着部61Aは、中心
軸CT4の方向に伸延し、かつ該中心軸CT4を中心と
した略円筒状に形成されており、把持部66Aのうち前
記装着部61Aとは背向した側(図2では矢印V側)に
は、例えばミーリング等を行うための回転工具63Aが
前記中心軸CT4の方向に、該中心軸CT4を回転中心
とした形で突出して設けられている。従って、この回転
工具ユニット60Aは、回転工具63A側を矢印V方向
に向け、前記装着部61Aを前記主軸32の工具装着部
33の内部33aに挿入した形で、該主軸32に装着さ
れている。なお、このように装着された状態では、回転
工具ユニット60Aの中心軸CT4は主軸32の軸心C
T3と一致している。また、工具装着部33の内周面3
3b及び装着部61Aの外周面61aはややテーパ状に
形成されており、これにより該装着部61Aを工具装着
部33の内部33aに挿入した状態では、これら装着部
61A側及び工具装着部33側は互いに押圧し合ってお
り、よって工具装着部33の内周面33b及び装着部6
1Aの外周面61aは互いに密着され、回転工具ユニッ
ト60Aの主軸32に対する装着が確実なものとなって
いる。
【0015】ところで、回転工具ユニット60Aのホル
ダ本体70Aのうち、把持部66Aと装着部61Aの接
続部66aの外周側には、前記中心軸CT4に直角な平
面状の当接端面62bが環状に形成されており、前記主
軸32の先端側の端面には、軸心CT3に直角な平面状
の位置決め当接面32aが形成されている。そして、回
転工具ユニット60Aが主軸32に装着された状態で
は、これら当接端面62bと位置決め当接面32aとが
矢印V、W方向に互いに当接している。つまり、回転工
具ユニット60Aの回転工具63Aの矢印V、W方向に
おける位置決めは、主軸32の位置決め当接面32aを
基準に行われている。なお、上述したヘッドストック3
1のうち矢印V側に面した端面であり、前記主軸32の
位置決め当接面32aの外周側周囲に隣接した環状の部
位は、矢印V、W方向に直角な平面状のヘッドストック
側位置決め当接面31aとなっている。そして、ヘッド
ストック側位置決め当接面31aの位置は、矢印V、W
方向において、主軸32の位置決め当接面32aの位置
よりも、やや矢印W側に配置されている。従って、回転
工具ユニット60Aが主軸32に装着された状態では、
図4に示すように、回転工具ユニット60Aの当接端面
62bとヘッドストック側位置決め当接面31aとは当
接せず、これら両者の間には矢印V、W方向の間隔L1
が環状に形成されている。
ダ本体70Aのうち、把持部66Aと装着部61Aの接
続部66aの外周側には、前記中心軸CT4に直角な平
面状の当接端面62bが環状に形成されており、前記主
軸32の先端側の端面には、軸心CT3に直角な平面状
の位置決め当接面32aが形成されている。そして、回
転工具ユニット60Aが主軸32に装着された状態で
は、これら当接端面62bと位置決め当接面32aとが
矢印V、W方向に互いに当接している。つまり、回転工
具ユニット60Aの回転工具63Aの矢印V、W方向に
おける位置決めは、主軸32の位置決め当接面32aを
基準に行われている。なお、上述したヘッドストック3
1のうち矢印V側に面した端面であり、前記主軸32の
位置決め当接面32aの外周側周囲に隣接した環状の部
位は、矢印V、W方向に直角な平面状のヘッドストック
側位置決め当接面31aとなっている。そして、ヘッド
ストック側位置決め当接面31aの位置は、矢印V、W
方向において、主軸32の位置決め当接面32aの位置
よりも、やや矢印W側に配置されている。従って、回転
工具ユニット60Aが主軸32に装着された状態では、
図4に示すように、回転工具ユニット60Aの当接端面
62bとヘッドストック側位置決め当接面31aとは当
接せず、これら両者の間には矢印V、W方向の間隔L1
が環状に形成されている。
【0016】また、主軸32の内部には、図2及び図4
に示すように、装着された回転工具ユニット60Aを係
合保持・係合保持解除自在な、ロックロッド等の公知の
工具保持装置40が設けられている。即ち、工具保持装
置40は、主軸32の工具装着部33の内部33aに、
矢印V、W方向に伸延した形の本体41を、該矢印V、
W方向に移動自在に配置して有しており、本体41の矢
印W側にはバー42が接続されている。バー42の矢印
W側には、公知のバネ機構やアクチェータ等からなる工
具保持用駆動手段43が設けられており、前記本体41
は、該工具保持用駆動手段43により前記バー42を介
して矢印V、W方向に移動駆動自在になっている。ま
た、本体41の外周側には、係合球41bが設置された
所定の窪み41aが形成されている。即ち、係合球41
bは、該窪み41a内で矢印V側の係合位置K1と矢印
W側の解除位置K2との間で矢印V、W方向に転動移動
自在になっている。一方、回転工具ユニット60Aの装
着部61Aには、筒状となっている該装着部61Aの内
外を貫通した形で係合穴61bが形成されている。これ
により、回転工具ユニット60Aが主軸32に装着され
た状態では、図2及び図4に示すように、本体41が工
具保持用駆動手段43等により矢印W側に配置された状
態になっており、係合球41bが窪み41aの係合位置
K1に配置され、該係合球41bのうち本体41とは反
対側が装着部61Aの係合穴61bに嵌入係合してい
る。即ち、回転工具ユニット60Aは係合球41bを介
して本体41側と係合しているので、該回転工具ユニッ
ト60Aは矢印V方向に不用意に抜け落ちるようなこと
がなく、主軸32に確実に保持されている。なお、回転
工具ユニット60Aを主軸32から取り外す際には、本
体41を工具保持用駆動手段43等により矢印V側に移
動駆動すればよい。これにより、係合球41bが該本体
41に対して相対的に矢印W方向に転動移動し、図4の
二点鎖線に示すように、窪み41aの解除位置K2に配
置されるので、該係合球41bのうち本体41とは反対
側が装着部61Aの係合穴61bから、中心軸CT4に
向かう方向に移動後退する。よって、回転工具ユニット
60Aと本体41側との係合は解除され、回転工具ユニ
ット60Aの主軸32からの取り外しはスムーズに行わ
れる。またこの際、本体41の矢印V側の端部が回転工
具ユニット60Aを矢印V方向に押圧するので、回転工
具ユニット60Aの主軸32からの取り外しは更に一層
スムーズに行われる。また、回転工具ユニット60Aを
主軸32に装着する際には、本体41を矢印V側に移動
させておき、係合球41bを解除位置K2に配置した状
態で、回転工具ユニット60Aの装着部61Aを主軸3
2の工具装着部33に挿入すると共に、本体41を工具
保持用駆動手段43等により矢印W側に移動駆動すれば
よい。これにより、係合球41bを該本体41に対して
相対的に矢印V方向に転動移動させ、窪み41aの係合
位置K1に配置させるので、該係合球41bのうち本体
41とは反対側が装着部61Aの係合穴61bに挿入係
合され、回転工具ユニット60Aが主軸32に装着され
る。
に示すように、装着された回転工具ユニット60Aを係
合保持・係合保持解除自在な、ロックロッド等の公知の
工具保持装置40が設けられている。即ち、工具保持装
置40は、主軸32の工具装着部33の内部33aに、
矢印V、W方向に伸延した形の本体41を、該矢印V、
W方向に移動自在に配置して有しており、本体41の矢
印W側にはバー42が接続されている。バー42の矢印
W側には、公知のバネ機構やアクチェータ等からなる工
具保持用駆動手段43が設けられており、前記本体41
は、該工具保持用駆動手段43により前記バー42を介
して矢印V、W方向に移動駆動自在になっている。ま
た、本体41の外周側には、係合球41bが設置された
所定の窪み41aが形成されている。即ち、係合球41
bは、該窪み41a内で矢印V側の係合位置K1と矢印
W側の解除位置K2との間で矢印V、W方向に転動移動
自在になっている。一方、回転工具ユニット60Aの装
着部61Aには、筒状となっている該装着部61Aの内
外を貫通した形で係合穴61bが形成されている。これ
により、回転工具ユニット60Aが主軸32に装着され
た状態では、図2及び図4に示すように、本体41が工
具保持用駆動手段43等により矢印W側に配置された状
態になっており、係合球41bが窪み41aの係合位置
K1に配置され、該係合球41bのうち本体41とは反
対側が装着部61Aの係合穴61bに嵌入係合してい
る。即ち、回転工具ユニット60Aは係合球41bを介
して本体41側と係合しているので、該回転工具ユニッ
ト60Aは矢印V方向に不用意に抜け落ちるようなこと
がなく、主軸32に確実に保持されている。なお、回転
工具ユニット60Aを主軸32から取り外す際には、本
体41を工具保持用駆動手段43等により矢印V側に移
動駆動すればよい。これにより、係合球41bが該本体
41に対して相対的に矢印W方向に転動移動し、図4の
二点鎖線に示すように、窪み41aの解除位置K2に配
置されるので、該係合球41bのうち本体41とは反対
側が装着部61Aの係合穴61bから、中心軸CT4に
向かう方向に移動後退する。よって、回転工具ユニット
60Aと本体41側との係合は解除され、回転工具ユニ
ット60Aの主軸32からの取り外しはスムーズに行わ
れる。またこの際、本体41の矢印V側の端部が回転工
具ユニット60Aを矢印V方向に押圧するので、回転工
具ユニット60Aの主軸32からの取り外しは更に一層
スムーズに行われる。また、回転工具ユニット60Aを
主軸32に装着する際には、本体41を矢印V側に移動
させておき、係合球41bを解除位置K2に配置した状
態で、回転工具ユニット60Aの装着部61Aを主軸3
2の工具装着部33に挿入すると共に、本体41を工具
保持用駆動手段43等により矢印W側に移動駆動すれば
よい。これにより、係合球41bを該本体41に対して
相対的に矢印V方向に転動移動させ、窪み41aの係合
位置K1に配置させるので、該係合球41bのうち本体
41とは反対側が装着部61Aの係合穴61bに挿入係
合され、回転工具ユニット60Aが主軸32に装着され
る。
【0017】なお、主軸32には、上述した回転工具ユ
ニット60Aの代わりに旋削工具ユニット60Bを装着
することも可能である。即ち、旋削工具ユニット60B
は、図3及び図5に示すように工具ホルダ62Bを有し
ており、工具ホルダ62Bはホルダ本体70Bを有して
いる。ホルダ本体70Bは、工具軸となる所定の中心軸
CT4に沿って互いに接続した形で並んだ装着部61B
(前記装着部61Aと同様に構成されている)と把持部
66Bからなっている。把持部66Bは、前記中心軸C
T4を中心とした略円盤状に形成されており、把持部6
6Bの外周側には、後述する公知の自動工具交換装置
(ATC装置)17のアーム等と係合し得る環状の溝等
からなるアーム係合部62aが形成されている。また、
把持部66Bの中心軸CT4の方向における一方の側
(図3では矢印W側)に接続されている前記装着部61
Bは、中心軸CT4の方向に伸延し、かつ該中心軸CT
4を中心とした略円筒状に形成されており、把持部66
Bのうち前記装着部61Bとは背向した側(図3では矢
印V側)には、例えばバイト等の旋削工具63Bが前記
中心軸CT4の方向に突出して設けられている。従っ
て、この旋削工具ユニット60Bは、回転工具ユニット
60Aと同様に、旋削工具63B側を矢印V方向に向
け、装着部61Bを前記主軸32の工具装着部33の内
部33aに挿入した形で、該主軸32に装着されてい
る。なお、旋削工具ユニット60Bが主軸32に装着さ
れている際には、回転工具ユニット60Aの場合と同様
に、工具保持装置40によって係合保持されている。な
お、ヘッドストック31の矢印V側端部には所定のキー
係合部材36が設けられており、旋削工具ユニット60
Bの把持部66Bの外周部には中心軸CT4に直角な方
向に突出した形でキー65が設けられている。即ち、旋
削工具ユニット60Bが主軸32に装着されている状態
では、キー65がキー係合部材36に係合し、旋削工具
ユニット60Bが図の矢印A、B方向等に不用意に移動
しないようになっている。勿論、上述した回転工具ユニ
ット60Aの場合には、キー65等が設けられていない
ので、回転工具ユニット60Aの矢印A、B方向への回
転に支障はない。
ニット60Aの代わりに旋削工具ユニット60Bを装着
することも可能である。即ち、旋削工具ユニット60B
は、図3及び図5に示すように工具ホルダ62Bを有し
ており、工具ホルダ62Bはホルダ本体70Bを有して
いる。ホルダ本体70Bは、工具軸となる所定の中心軸
CT4に沿って互いに接続した形で並んだ装着部61B
(前記装着部61Aと同様に構成されている)と把持部
66Bからなっている。把持部66Bは、前記中心軸C
T4を中心とした略円盤状に形成されており、把持部6
6Bの外周側には、後述する公知の自動工具交換装置
(ATC装置)17のアーム等と係合し得る環状の溝等
からなるアーム係合部62aが形成されている。また、
把持部66Bの中心軸CT4の方向における一方の側
(図3では矢印W側)に接続されている前記装着部61
Bは、中心軸CT4の方向に伸延し、かつ該中心軸CT
4を中心とした略円筒状に形成されており、把持部66
Bのうち前記装着部61Bとは背向した側(図3では矢
印V側)には、例えばバイト等の旋削工具63Bが前記
中心軸CT4の方向に突出して設けられている。従っ
て、この旋削工具ユニット60Bは、回転工具ユニット
60Aと同様に、旋削工具63B側を矢印V方向に向
け、装着部61Bを前記主軸32の工具装着部33の内
部33aに挿入した形で、該主軸32に装着されてい
る。なお、旋削工具ユニット60Bが主軸32に装着さ
れている際には、回転工具ユニット60Aの場合と同様
に、工具保持装置40によって係合保持されている。な
お、ヘッドストック31の矢印V側端部には所定のキー
係合部材36が設けられており、旋削工具ユニット60
Bの把持部66Bの外周部には中心軸CT4に直角な方
向に突出した形でキー65が設けられている。即ち、旋
削工具ユニット60Bが主軸32に装着されている状態
では、キー65がキー係合部材36に係合し、旋削工具
ユニット60Bが図の矢印A、B方向等に不用意に移動
しないようになっている。勿論、上述した回転工具ユニ
ット60Aの場合には、キー65等が設けられていない
ので、回転工具ユニット60Aの矢印A、B方向への回
転に支障はない。
【0018】ところで、旋削工具ユニット60Bのホル
ダ本体70Bのうち、装着部61Bと把持部66Bとの
接続部66aの外周側には、平面状の逃げ部62tが環
状に形成されており、ホルダ本体70Bのうち、該逃げ
部62tの外周側には、該逃げ部62tと隣接した形
で、前記中心軸CT4に垂直な平面状の当接端面62s
が環状に形成されている。そして、当接端面62sの位
置は、逃げ部62tの位置よりも、やや矢印W側に配置
されている。また、旋削工具ユニット60Bが主軸32
に装着された状態では、前記当接端面62sと、ヘッド
ストック31のヘッドストック側位置決め当接面31a
とが矢印V、W方向(即ち、工具軸方向)に互いに当接
しており、逃げ部62tと主軸32の位置決め当接面3
2aとは当接していない。即ち、これら逃げ部62tと
位置決め当接面32aとの間には矢印V、W方向の間隔
L2が形成されており、旋削工具ユニット60Bの旋削
工具63Bの矢印V、W方向(即ち、工具軸方向)にお
ける位置決めが、ヘッドストック側位置決め当接面31
aに当接した前記当接端面62sを基準に行われてい
る。
ダ本体70Bのうち、装着部61Bと把持部66Bとの
接続部66aの外周側には、平面状の逃げ部62tが環
状に形成されており、ホルダ本体70Bのうち、該逃げ
部62tの外周側には、該逃げ部62tと隣接した形
で、前記中心軸CT4に垂直な平面状の当接端面62s
が環状に形成されている。そして、当接端面62sの位
置は、逃げ部62tの位置よりも、やや矢印W側に配置
されている。また、旋削工具ユニット60Bが主軸32
に装着された状態では、前記当接端面62sと、ヘッド
ストック31のヘッドストック側位置決め当接面31a
とが矢印V、W方向(即ち、工具軸方向)に互いに当接
しており、逃げ部62tと主軸32の位置決め当接面3
2aとは当接していない。即ち、これら逃げ部62tと
位置決め当接面32aとの間には矢印V、W方向の間隔
L2が形成されており、旋削工具ユニット60Bの旋削
工具63Bの矢印V、W方向(即ち、工具軸方向)にお
ける位置決めが、ヘッドストック側位置決め当接面31
aに当接した前記当接端面62sを基準に行われてい
る。
【0019】また、フレーム2内には、第2直動案内装
置11の図1紙面奥側等に公知のツールマガジン5が設
置されており、該ツールマガジン5には複数種類の回転
工具ユニット60Aや旋削工具ユニット60B等の工具
ユニットが保持貯蔵されている。また、このツールマガ
ジン5の近傍には公知の自動工具交換装置17が、ツー
ルマガジン5に保持貯蔵されていた工具ユニットを取り
出して主軸32に装着させ得る形で、また主軸32に装
着されていた工具ユニットを取り外してツールマガジン
5に保持させ得る形で設置されている。
置11の図1紙面奥側等に公知のツールマガジン5が設
置されており、該ツールマガジン5には複数種類の回転
工具ユニット60Aや旋削工具ユニット60B等の工具
ユニットが保持貯蔵されている。また、このツールマガ
ジン5の近傍には公知の自動工具交換装置17が、ツー
ルマガジン5に保持貯蔵されていた工具ユニットを取り
出して主軸32に装着させ得る形で、また主軸32に装
着されていた工具ユニットを取り外してツールマガジン
5に保持させ得る形で設置されている。
【0020】工作機械1等は以上のように構成されてい
るので、該工作機械1によりワーク10の加工を行うに
は、まずワーク10をチャック9で把持(或いは、該チ
ャック9で把持したワーク10の矢印I側を心押軸22
で支持)する形で設置する。次いで、回転工具ユニット
60A或いは旋削工具ユニット60Bを装着した主軸3
2を、タレット30の矢印T、U方向における旋回駆動
・位置決めにより、図2或いは図3に示すように第1の
加工位置P1又は第2の加工位置P2に配置して、刃物
台ベース12の矢印H、I方向での移動駆動及び刃物台
13の矢印D、E方向での移動駆動により、主軸32に
装着した回転工具ユニット60Aの回転工具63A或い
は旋削工具ユニット60Bの旋削工具63Bと前記ワー
ク10との相対位置をx軸方向及びz軸方向に変化させ
ながら加工を進める。なお、主軸32に回転工具ユニッ
ト60Aが装着されている際には、ワーク主軸7を回転
角度制御状態、即ちC軸制御状態にしておき、刃物台1
3側では主軸32を矢印A、B方向に軸回転駆動させ
て、該主軸32に装着された回転工具ユニット60Aの
回転工具63Aを矢印A、B方向に回転駆動させるよう
にして、該回転工具63Aによるワーク10の加工を行
うようにする。また、主軸32に旋削工具ユニット60
Bが装着されている際には、ワーク主軸7のC軸制御状
態を解除して通常の回転数制御状態とし、ワーク主軸7
を矢印Q、R方向に軸回転駆動させて、チャック9で把
持したワーク10を矢印Q、R方向に回転駆動させてお
き、刃物台13側では主軸32を回転させず、ヘッドス
トック31等に対して固定させることにより、該主軸3
2に装着された旋削工具ユニット60Bの旋削工具63
Bをタレット30等に対して固定した状態にして、該旋
削工具63Bによるワーク10の加工を行うようにす
る。旋削工具63Bによるワーク10の加工態様は、例
えば図6に示すように第2の加工位置P2に主軸32を
配置して行う外径加工や、図7に示すように第1の加工
位置P1に主軸32を配置して行う端面加工等が可能で
ある。なお、加工の途中などで、主軸32に装着する工
具ユニットを交換する際には、上述した自動工具交換装
置17により、ツールマガジン5に保持貯蔵されていた
所望の工具ユニットを取り出すと共に、主軸32に装着
していた工具ユニットを取り外し、これらを取り替える
形で、該主軸32に前記所望の工具ユニットを装着する
ようにする。
るので、該工作機械1によりワーク10の加工を行うに
は、まずワーク10をチャック9で把持(或いは、該チ
ャック9で把持したワーク10の矢印I側を心押軸22
で支持)する形で設置する。次いで、回転工具ユニット
60A或いは旋削工具ユニット60Bを装着した主軸3
2を、タレット30の矢印T、U方向における旋回駆動
・位置決めにより、図2或いは図3に示すように第1の
加工位置P1又は第2の加工位置P2に配置して、刃物
台ベース12の矢印H、I方向での移動駆動及び刃物台
13の矢印D、E方向での移動駆動により、主軸32に
装着した回転工具ユニット60Aの回転工具63A或い
は旋削工具ユニット60Bの旋削工具63Bと前記ワー
ク10との相対位置をx軸方向及びz軸方向に変化させ
ながら加工を進める。なお、主軸32に回転工具ユニッ
ト60Aが装着されている際には、ワーク主軸7を回転
角度制御状態、即ちC軸制御状態にしておき、刃物台1
3側では主軸32を矢印A、B方向に軸回転駆動させ
て、該主軸32に装着された回転工具ユニット60Aの
回転工具63Aを矢印A、B方向に回転駆動させるよう
にして、該回転工具63Aによるワーク10の加工を行
うようにする。また、主軸32に旋削工具ユニット60
Bが装着されている際には、ワーク主軸7のC軸制御状
態を解除して通常の回転数制御状態とし、ワーク主軸7
を矢印Q、R方向に軸回転駆動させて、チャック9で把
持したワーク10を矢印Q、R方向に回転駆動させてお
き、刃物台13側では主軸32を回転させず、ヘッドス
トック31等に対して固定させることにより、該主軸3
2に装着された旋削工具ユニット60Bの旋削工具63
Bをタレット30等に対して固定した状態にして、該旋
削工具63Bによるワーク10の加工を行うようにす
る。旋削工具63Bによるワーク10の加工態様は、例
えば図6に示すように第2の加工位置P2に主軸32を
配置して行う外径加工や、図7に示すように第1の加工
位置P1に主軸32を配置して行う端面加工等が可能で
ある。なお、加工の途中などで、主軸32に装着する工
具ユニットを交換する際には、上述した自動工具交換装
置17により、ツールマガジン5に保持貯蔵されていた
所望の工具ユニットを取り出すと共に、主軸32に装着
していた工具ユニットを取り外し、これらを取り替える
形で、該主軸32に前記所望の工具ユニットを装着する
ようにする。
【0021】以上のように、本実施例では1つの主軸3
2を、旋削工具・回転工具共用の主軸として使用してお
り、タレット30には1つの主軸32だけが配設されて
いる。このため、タレットに旋削工具専用の主軸と回転
工具専用の主軸とを別々に設けるタイプの工作機械に比
べて、本実施例の工作機械1では、タレット30の大型
化が極力避けられており、その結果、該タレット30の
先端部等が、図6及び図7に示すように、加工しようと
するワーク10と極力干渉しないで済み、スムーズな加
工が行える。また、本実施例では1つの主軸32を、旋
削工具・回転工具共用の主軸として使用するので、タレ
ット30等に対する旋削工具ユニット60Bの装着位置
及び回転工具ユニット60Aの装着位置が、同一の位置
である主軸32の工具装着部33となり、自動工具交換
装置17等による工具交換動作が極力早くなっている。
更に、1つの主軸32を、旋削工具・回転工具共用の主
軸として使用するので、加工動作時には主軸32の工具
装着部33が空いていることがない。即ち、タレットに
旋削工具専用の主軸と回転工具専用の主軸とを別々に設
けるタイプの工作機械では、加工動作時等に工具が装着
されていない方の主軸の工具装着部に切粉などの進入を
防止するカバー等を設置していたが、本実施例の工作機
械1では、加工動作時等に工具が装着されていない工具
装着部が存在しないので、カバー等を設置するといった
手間がかからない。
2を、旋削工具・回転工具共用の主軸として使用してお
り、タレット30には1つの主軸32だけが配設されて
いる。このため、タレットに旋削工具専用の主軸と回転
工具専用の主軸とを別々に設けるタイプの工作機械に比
べて、本実施例の工作機械1では、タレット30の大型
化が極力避けられており、その結果、該タレット30の
先端部等が、図6及び図7に示すように、加工しようと
するワーク10と極力干渉しないで済み、スムーズな加
工が行える。また、本実施例では1つの主軸32を、旋
削工具・回転工具共用の主軸として使用するので、タレ
ット30等に対する旋削工具ユニット60Bの装着位置
及び回転工具ユニット60Aの装着位置が、同一の位置
である主軸32の工具装着部33となり、自動工具交換
装置17等による工具交換動作が極力早くなっている。
更に、1つの主軸32を、旋削工具・回転工具共用の主
軸として使用するので、加工動作時には主軸32の工具
装着部33が空いていることがない。即ち、タレットに
旋削工具専用の主軸と回転工具専用の主軸とを別々に設
けるタイプの工作機械では、加工動作時等に工具が装着
されていない方の主軸の工具装着部に切粉などの進入を
防止するカバー等を設置していたが、本実施例の工作機
械1では、加工動作時等に工具が装着されていない工具
装着部が存在しないので、カバー等を設置するといった
手間がかからない。
【0022】また本実施例では、回転工具ユニット60
Aを主軸32に装着する際には、図4に示すように、該
回転工具ユニット60Aの当接端面62bと、主軸32
の位置決め当接面32aとを矢印V、W方向(即ち、主
軸32の軸心方向)に当接させると共に、工具ホルダ6
2Aと、ヘッドストック側位置決め当接面31aとの間
に矢印V、W方向における間隔L1を形成するようにし
て、回転工具ユニット60Aの回転工具63Aの矢印
V、W方向における位置決めを、前記位置決め当接面3
2aを基準に行うようにする。この場合、回転工具ユニ
ット60Aのホルダ本体66Aと、ヘッドストック31
側のヘッドストック側位置決め当接面31aとの間に形
成されている間隔L1によって、主軸32の回転による
回転工具ユニット60Aの回転が、ヘッドストック31
側等により妨げられるようなことは防止されスムーズな
加工が行える。一方、旋削工具ユニット60Bを主軸3
2に装着する際には、図5に示すように、該旋削工具ユ
ニット60Bの当接端面62sと、ヘッドストック側位
置決め当接面31aとを矢印V、W方向(即ち、主軸3
2の軸心方向)に当接させると共に、工具ホルダ62B
と、主軸32の位置決め当接面32aとの間に矢印V、
W方向における間隔L2を形成するようにして、旋削工
具ユニット60Bの旋削工具63Bの矢印V、W方向に
おける位置決めを、前記ヘッドストック側位置決め当接
面31aを基準に行うようにする。なお、旋削工具ユニ
ット60Bを主軸32に装着する際には、ホルダ本体7
0Bに設けられたキー65をヘッドストック31側のキ
ー係合部材36に係合させ、装着された旋削工具ユニッ
ト60Bが不用意に矢印A、B方向等に回転しないよう
にする。
Aを主軸32に装着する際には、図4に示すように、該
回転工具ユニット60Aの当接端面62bと、主軸32
の位置決め当接面32aとを矢印V、W方向(即ち、主
軸32の軸心方向)に当接させると共に、工具ホルダ6
2Aと、ヘッドストック側位置決め当接面31aとの間
に矢印V、W方向における間隔L1を形成するようにし
て、回転工具ユニット60Aの回転工具63Aの矢印
V、W方向における位置決めを、前記位置決め当接面3
2aを基準に行うようにする。この場合、回転工具ユニ
ット60Aのホルダ本体66Aと、ヘッドストック31
側のヘッドストック側位置決め当接面31aとの間に形
成されている間隔L1によって、主軸32の回転による
回転工具ユニット60Aの回転が、ヘッドストック31
側等により妨げられるようなことは防止されスムーズな
加工が行える。一方、旋削工具ユニット60Bを主軸3
2に装着する際には、図5に示すように、該旋削工具ユ
ニット60Bの当接端面62sと、ヘッドストック側位
置決め当接面31aとを矢印V、W方向(即ち、主軸3
2の軸心方向)に当接させると共に、工具ホルダ62B
と、主軸32の位置決め当接面32aとの間に矢印V、
W方向における間隔L2を形成するようにして、旋削工
具ユニット60Bの旋削工具63Bの矢印V、W方向に
おける位置決めを、前記ヘッドストック側位置決め当接
面31aを基準に行うようにする。なお、旋削工具ユニ
ット60Bを主軸32に装着する際には、ホルダ本体7
0Bに設けられたキー65をヘッドストック31側のキ
ー係合部材36に係合させ、装着された旋削工具ユニッ
ト60Bが不用意に矢印A、B方向等に回転しないよう
にする。
【0023】ところで、回転工具ユニット60Aを使用
する際には、主軸32の回転により該主軸32の先端が
矢印V、W方向に伸びて熱変位し、該主軸32の位置決
め当接面32aの位置が矢印V、W方向に変位する。こ
のように回転工具ユニット60Aを使用した後、該回転
工具ユニット60Aを旋削工具ユニット60Bと交換し
た際に、交換されることにより主軸32に装着された旋
削工具ユニット60Bについては以下のようになってい
る。即ち、上述したように工具ホルダ62Bと主軸32
の位置決め当接面32aとの間に間隔L2が形成されて
いることから、主軸32の先端の熱変位は、この間隔L
2の範囲内で生じている。しかも、旋削工具63Bの矢
印V、W方向における位置決めは、上述したように旋削
工具ユニット60Bの当接端面62sと、熱変位の発生
量が主軸32に比して大幅に小さなヘッドストック31
側のヘッドストック側位置決め当接面31aとを当接さ
せることにより、該当接端面62s(又はヘッドストッ
ク側位置決め当接面31a)を基準にして行われてい
る。従って、旋削工具63Bの矢印V、W方向における
位置決めにおいては(特に、工具先端部との間の工具長
XL1の設定においては)、前記主軸32の熱変位の影
響を受けず、該位置決めにおける誤差が極力生じにくく
なる。即ち、旋削精度を極力向上させることができる。
する際には、主軸32の回転により該主軸32の先端が
矢印V、W方向に伸びて熱変位し、該主軸32の位置決
め当接面32aの位置が矢印V、W方向に変位する。こ
のように回転工具ユニット60Aを使用した後、該回転
工具ユニット60Aを旋削工具ユニット60Bと交換し
た際に、交換されることにより主軸32に装着された旋
削工具ユニット60Bについては以下のようになってい
る。即ち、上述したように工具ホルダ62Bと主軸32
の位置決め当接面32aとの間に間隔L2が形成されて
いることから、主軸32の先端の熱変位は、この間隔L
2の範囲内で生じている。しかも、旋削工具63Bの矢
印V、W方向における位置決めは、上述したように旋削
工具ユニット60Bの当接端面62sと、熱変位の発生
量が主軸32に比して大幅に小さなヘッドストック31
側のヘッドストック側位置決め当接面31aとを当接さ
せることにより、該当接端面62s(又はヘッドストッ
ク側位置決め当接面31a)を基準にして行われてい
る。従って、旋削工具63Bの矢印V、W方向における
位置決めにおいては(特に、工具先端部との間の工具長
XL1の設定においては)、前記主軸32の熱変位の影
響を受けず、該位置決めにおける誤差が極力生じにくく
なる。即ち、旋削精度を極力向上させることができる。
【0024】更に本実施例では、旋削工具・回転工具共
用の主軸である主軸32はヘッドストック31に軸回転
自在に支持されている。しかし、旋削工具ユニット60
Bの装着時には、上述したように旋削工具ユニット60
Bの当接端面62sとヘッドストック31側のヘッドス
トック側位置決め当接面31aとが当接されているの
で、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。また、回転
工具ユニット60A及び旋削工具ユニット60Bは、共
に主軸32に選択的に、かつ着脱自在に装着するように
なっているので、多種多様な工具をもつ複数の回転工具
ユニット60A及び複数の旋削工具ユニット60Bをツ
ールマガジン5等に保持貯蔵しておき、これらを適宜交
換する形で自動工具交換装置17等により主軸32に装
着できるので、多種多様な加工が可能となる。
用の主軸である主軸32はヘッドストック31に軸回転
自在に支持されている。しかし、旋削工具ユニット60
Bの装着時には、上述したように旋削工具ユニット60
Bの当接端面62sとヘッドストック31側のヘッドス
トック側位置決め当接面31aとが当接されているの
で、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。また、回転
工具ユニット60A及び旋削工具ユニット60Bは、共
に主軸32に選択的に、かつ着脱自在に装着するように
なっているので、多種多様な工具をもつ複数の回転工具
ユニット60A及び複数の旋削工具ユニット60Bをツ
ールマガジン5等に保持貯蔵しておき、これらを適宜交
換する形で自動工具交換装置17等により主軸32に装
着できるので、多種多様な加工が可能となる。
【0025】なお、回転工具ユニット60Aや旋削工具
ユニット60B等の工具ユニットを、主軸32に係合し
て装着保持する機構は、上述した実施例以外にも可能で
ある。例えば、工具ユニットの工具ホルダが、主軸32
の先端に挿入自在なテーパ形状の装着部及び該装着部の
端部に設けられたプルスタッド等を有し、従って主軸3
2側の工具保持装置は、前記プルスタッドと係合自在な
コレット及びその駆動装置からなっていてもよい。
ユニット60B等の工具ユニットを、主軸32に係合し
て装着保持する機構は、上述した実施例以外にも可能で
ある。例えば、工具ユニットの工具ホルダが、主軸32
の先端に挿入自在なテーパ形状の装着部及び該装着部の
端部に設けられたプルスタッド等を有し、従って主軸3
2側の工具保持装置は、前記プルスタッドと係合自在な
コレット及びその駆動装置からなっていてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、ヘッドストック31等のヘッドストック及び該
ヘッドストックに軸回転自在に支持された主軸32等の
工具用主軸に対して着脱自在に使用される旋削工具63
B等の旋削工具の装着された旋削工具ユニット60B等
の旋削工具ユニットにおける、工具ホルダ62B等の旋
削工具用工具ホルダにおいて、前記旋削工具用工具ホル
ダはホルダ本体70B等のホルダ本体を有し、前記ホル
ダ本体は、装着部61B等の主軸挿入装着部と把持部6
6B等の工具交換用把持部を有し、前記工具交換用把持
部にアーム係合部62a等の把持用溝を形成し、前記ホ
ルダ本体は、前記工具交換用把持部のうち、前記主軸挿
入装着部とは背向した側に、前記旋削工具を配設し得る
ように形成されており、前記ホルダ本体のうち、前記工
具交換用把持部と前記主軸挿入装着部との接続部66a
等の接続部の外周側に、逃げ部62t等の主軸先端非当
接部を環状に形成し、前記ホルダ本体のうち、前記主軸
先端非当接部の外周側に、当接端面62s等の工具軸方
向位置決め当接面を、前記ホルダ本体を、前記工具用主
軸に前記主軸挿入装着部を介して装着した際に、該工具
軸方向位置決め当接面が、前記ヘッドストックに対して
工具軸方向に当接し得るように、中心軸CT4等の工具
軸に垂直な平面上に環状に形成し、前記旋削工具を前記
工具用主軸に対して装着して使用する際の、前記旋削工
具の工具軸方向の位置決めを、前記工具軸方向位置決め
当接面を基準として行うようにすることを特徴として構
成される。即ち、ヘッドストックに軸回転自在に支持さ
れた工具用主軸に対して回転工具等を装着し使用する際
には、工具用主軸の回転により該工具用主軸の先端であ
る回転工具位置決め当接面の位置が、該工具用主軸の軸
心方向に伸びる形で熱変位する。この熱変位により、従
来では旋削工具の工具軸方向の位置決めにおいて、前記
熱変位の分だけ誤差が生じていた。しかし、本発明によ
る旋削工具用工具ホルダを採用して旋削工具を工具用主
軸に装着すると、ホルダ本体の主軸先端非当接部が工具
用主軸の先端に当接せず、ホルダ本体と工具用主軸の先
端との間に工具軸方向における間隔L2等のクリアラン
ス間隔が形成され、工具用主軸の先端の熱変位は、この
クリアランス間隔内で行われるようになり、しかも旋削
工具の前記工具軸方向における位置決めが、工具軸方向
位置決め当接面と、熱変位が極めて小さなヘッドストッ
クとを工具軸方向に当接させることにより、該工具軸方
向位置決め当接面を基準にして行われる。従って、上述
したように回転工具を使用した後、旋削工具を工具用主
軸に装着して使用するような場合でも、該旋削工具の前
記工具用主軸の工具軸方向における位置決めにおいて、
前記工具用主軸の熱変位の影響を受けず、該位置決めに
おける誤差が極力生じにくくなる。これにより、この種
の旋盤において最も重要な旋削精度を極力向上させるこ
とができる。更に、旋削工具・回転工具共用の主軸であ
る工具主軸はヘッドストックに回転自在に支持されてい
る。しかし、旋削工具の装着時には、上述したように工
具軸方向位置決め当接面とヘッドストックとが当接され
ているので、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。
発明は、ヘッドストック31等のヘッドストック及び該
ヘッドストックに軸回転自在に支持された主軸32等の
工具用主軸に対して着脱自在に使用される旋削工具63
B等の旋削工具の装着された旋削工具ユニット60B等
の旋削工具ユニットにおける、工具ホルダ62B等の旋
削工具用工具ホルダにおいて、前記旋削工具用工具ホル
ダはホルダ本体70B等のホルダ本体を有し、前記ホル
ダ本体は、装着部61B等の主軸挿入装着部と把持部6
6B等の工具交換用把持部を有し、前記工具交換用把持
部にアーム係合部62a等の把持用溝を形成し、前記ホ
ルダ本体は、前記工具交換用把持部のうち、前記主軸挿
入装着部とは背向した側に、前記旋削工具を配設し得る
ように形成されており、前記ホルダ本体のうち、前記工
具交換用把持部と前記主軸挿入装着部との接続部66a
等の接続部の外周側に、逃げ部62t等の主軸先端非当
接部を環状に形成し、前記ホルダ本体のうち、前記主軸
先端非当接部の外周側に、当接端面62s等の工具軸方
向位置決め当接面を、前記ホルダ本体を、前記工具用主
軸に前記主軸挿入装着部を介して装着した際に、該工具
軸方向位置決め当接面が、前記ヘッドストックに対して
工具軸方向に当接し得るように、中心軸CT4等の工具
軸に垂直な平面上に環状に形成し、前記旋削工具を前記
工具用主軸に対して装着して使用する際の、前記旋削工
具の工具軸方向の位置決めを、前記工具軸方向位置決め
当接面を基準として行うようにすることを特徴として構
成される。即ち、ヘッドストックに軸回転自在に支持さ
れた工具用主軸に対して回転工具等を装着し使用する際
には、工具用主軸の回転により該工具用主軸の先端であ
る回転工具位置決め当接面の位置が、該工具用主軸の軸
心方向に伸びる形で熱変位する。この熱変位により、従
来では旋削工具の工具軸方向の位置決めにおいて、前記
熱変位の分だけ誤差が生じていた。しかし、本発明によ
る旋削工具用工具ホルダを採用して旋削工具を工具用主
軸に装着すると、ホルダ本体の主軸先端非当接部が工具
用主軸の先端に当接せず、ホルダ本体と工具用主軸の先
端との間に工具軸方向における間隔L2等のクリアラン
ス間隔が形成され、工具用主軸の先端の熱変位は、この
クリアランス間隔内で行われるようになり、しかも旋削
工具の前記工具軸方向における位置決めが、工具軸方向
位置決め当接面と、熱変位が極めて小さなヘッドストッ
クとを工具軸方向に当接させることにより、該工具軸方
向位置決め当接面を基準にして行われる。従って、上述
したように回転工具を使用した後、旋削工具を工具用主
軸に装着して使用するような場合でも、該旋削工具の前
記工具用主軸の工具軸方向における位置決めにおいて、
前記工具用主軸の熱変位の影響を受けず、該位置決めに
おける誤差が極力生じにくくなる。これにより、この種
の旋盤において最も重要な旋削精度を極力向上させるこ
とができる。更に、旋削工具・回転工具共用の主軸であ
る工具主軸はヘッドストックに回転自在に支持されてい
る。しかし、旋削工具の装着時には、上述したように工
具軸方向位置決め当接面とヘッドストックとが当接され
ているので、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。
【0027】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明による旋削工具用工具ホルダにおいて、前記工具交換
用把持部のうち、前記主軸挿入装着部とは背向した側
に、旋削工具を配設して構成されるので、上述した第1
の発明による効果と同様に、旋削工具の前記工具軸方向
における位置決めが、ホルダ本体の主軸先端非当接部と
工具用主軸の先端との間にクリアランス空間を形成する
形で、しかも工具軸方向位置決め当接面と、熱変位が極
めて小さなヘッドストックとを工具軸方向に当接させる
ことにより、該工具軸方向位置決め当接面を基準にして
行われる。従って、回転工具を使用した後、旋削工具を
工具用主軸に装着して使用するような場合でも、該旋削
工具の前記工具用主軸の工具軸方向における位置決めに
おいて、前記工具用主軸の熱変位の影響を受けず、該位
置決めにおける誤差が極力生じにくくなり、旋削精度を
極力向上させることができる。更に、旋削工具ユニット
の工具用主軸への装着時には、上述したように工具軸方
向位置決め当接面とヘッドストックとが当接されている
ので、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。
明による旋削工具用工具ホルダにおいて、前記工具交換
用把持部のうち、前記主軸挿入装着部とは背向した側
に、旋削工具を配設して構成されるので、上述した第1
の発明による効果と同様に、旋削工具の前記工具軸方向
における位置決めが、ホルダ本体の主軸先端非当接部と
工具用主軸の先端との間にクリアランス空間を形成する
形で、しかも工具軸方向位置決め当接面と、熱変位が極
めて小さなヘッドストックとを工具軸方向に当接させる
ことにより、該工具軸方向位置決め当接面を基準にして
行われる。従って、回転工具を使用した後、旋削工具を
工具用主軸に装着して使用するような場合でも、該旋削
工具の前記工具用主軸の工具軸方向における位置決めに
おいて、前記工具用主軸の熱変位の影響を受けず、該位
置決めにおける誤差が極力生じにくくなり、旋削精度を
極力向上させることができる。更に、旋削工具ユニット
の工具用主軸への装着時には、上述したように工具軸方
向位置決め当接面とヘッドストックとが当接されている
ので、旋削加工時の剛性の確保が容易となる。
【図1】図1は、本発明による旋削工具用工具ホルダ及
び旋削工具ユニットが適用される工作機械の一例を示し
た斜視図である。
び旋削工具ユニットが適用される工作機械の一例を示し
た斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す工作機械のタレット先端部
及び主軸付近を示した側断面図である。
及び主軸付近を示した側断面図である。
【図3】図3は、図2で示す主軸に、本発明による旋削
工具ユニットの一例が装着された状態を示した側面図
(一部側断面図)である。
工具ユニットの一例が装着された状態を示した側面図
(一部側断面図)である。
【図4】図4は、回転工具ユニットが装着された状態の
主軸先端付近の詳細を示した側断面図である。
主軸先端付近の詳細を示した側断面図である。
【図5】図5は、旋削工具ユニットが装着された状態の
主軸先端付近の詳細を示した側断面図である。
主軸先端付近の詳細を示した側断面図である。
【図6】図6は、旋削工具ユニットにより外径加工を行
っている様子を示した模式側面図である。
っている様子を示した模式側面図である。
【図7】図7は、旋削工具ユニットにより端面加工を行
っている様子を示した模式側面図である。
っている様子を示した模式側面図である。
31……ヘッドストック 32……工具用主軸(主軸) 60B……旋削工具ユニット 61B……主軸挿入装着部(装着部) 62a……把持用溝(アーム係合部) 62s……工具軸方向位置決め当接面(当接端面) 62t……主軸先端非当接部(逃げ部) 62B……旋削工具用工具ホルダ(工具ホルダ) 63B……旋削工具 66a……接続部 66B……工具交換用把持部(把持部) 70B……ホルダ本体 CT4……工具軸(中心軸)
Claims (2)
- 【請求項1】ヘッドストック及び該ヘッドストックに軸
回転自在に支持された工具用主軸に対して着脱自在に使
用される旋削工具の装着された旋削工具ユニットにおけ
る、旋削工具用工具ホルダにおいて、 前記旋削工具用工具ホルダはホルダ本体を有し、 前記ホルダ本体は、主軸挿入装着部と工具交換用把持部
を有し、 前記工具交換用把持部に把持用溝を形成し、 前記ホルダ本体は、前記工具交換用把持部のうち、前記
主軸挿入装着部とは背向した側に、前記旋削工具を配設
し得るように形成されており、 前記ホルダ本体のうち、前記工具交換用把持部と前記主
軸挿入装着部との接続部の外周側に、主軸先端非当接部
を環状に形成し、 前記ホルダ本体のうち、前記主軸先端非当接部の外周側
に、工具軸方向位置決め当接面を、前記ホルダ本体を、
前記工具用主軸に前記主軸挿入装着部を介して装着した
際に、該工具軸方向位置決め当接面が、前記ヘッドスト
ックに対して工具軸方向に当接し得るように、工具軸に
垂直な平面上に環状に形成し、 前記旋削工具を前記工具用主軸に対して装着して使用す
る際の、前記旋削工具の工具軸方向の位置決めを、前記
工具軸方向位置決め当接面を基準として行うようにする
ことを特徴として構成した旋削工具用工具ホルダ。 - 【請求項2】請求項1記載の旋削工具用工具ホルダにお
いて、前記工具交換用把持部のうち、前記主軸挿入装着
部とは背向した側に、旋削工具を配設して構成した旋削
工具ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24920196A JPH1076440A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24920196A JPH1076440A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076440A true JPH1076440A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=17189421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24920196A Pending JPH1076440A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 旋削工具用工具ホルダ及び旋削工具ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076440A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1166931A1 (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-02 | Yamazaki Mazak Kabushiki Kaisha | Turning machining tool |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24920196A patent/JPH1076440A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1166931A1 (en) * | 2000-06-23 | 2002-01-02 | Yamazaki Mazak Kabushiki Kaisha | Turning machining tool |
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