JPS6234715A - フライングシヤ及びその制御方法 - Google Patents

フライングシヤ及びその制御方法

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JPS6234715A
JPS6234715A JP17087985A JP17087985A JPS6234715A JP S6234715 A JPS6234715 A JP S6234715A JP 17087985 A JP17087985 A JP 17087985A JP 17087985 A JP17087985 A JP 17087985A JP S6234715 A JPS6234715 A JP S6234715A
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JP
Japan
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shaft
eccentric
cutter
cutter shaft
eccentric shaft
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Application number
JP17087985A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nagasawa
茂 永澤
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、欅鋼・線材等の線条材の圧延ライン中に配置
されるフライングシャ(走間切断機)に関する。
(従来の技術) フライングシャは、棒鋼・線材の圧延作業を円滑に行な
わせるうえで重要なりロソプ切断、サンプリング、コブ
ル処理3分割などを、線条材の走行中に行う装置であり
、切断の都度、起動・停止を行うモータスタートストッ
プ方式と、電磁クラッチなどを装備した連続運転方式と
がある。
第12図にモータスタートストップ方式の1つである従
来のダミーカットシャの構造を示す。同図において、5
0はモータ、51は主軸、52.53はアイドラ、54
はピニオン軸、55はカッター軸、56は偏心軸、57
はカッター、58は位置検出器であり、Z1〜Z6は歯
数を、n1〜n4は回転数を表わしている。
(発明が解決しようとする問題点) モータスタートストップ方式では、加速トルクを確保す
ることと、GD2を小さく抑えることが互いに相反する
ものであるため、高速切断サイクルでのモータトルクの
RMSが厳しいという問題があった。
過去の実績ではダミーカット式で36m/秒、ロータリ
アーム式で20m/秒程度まで設計されているが、更な
る高速化は容易でない。
また従来のダミーカットシャでは、1台のモータ50で
カッター軸55と偏心軸56とを同期駆動するものであ
るから、歯数組合せが特殊なものに制約されており、強
度検討・仕様とも融通性のある設計が難しいという問題
があった。
更に、従来のものは、歯車が多く、アイドラ52.53
を設けることは避けられず、スペース的に大きくなると
共に、上下カッター57.57の間での歯車バックラッ
シュによるすき間が大きくなり、このため、歯車の仕上
精度を向上させなければならず、加工上、組立上困難を
伴うと共に、コスト高を招くという問題があった。
そこで、本願出願人は、上記問題点を解決すべく、第1
1図に示すようなフライングシャlを、すでに特願昭5
9−217918号において提案した。このフライング
シャ1は、上下一対、互いに平行に設けられた偏心軸2
を有し、該偏心軸2は外周面をベアリング3で回転自在
に支持され、その回転中心から偏心した位置に該回転中
心と平行な偏心孔4を有している。
上記偏心孔4にはベアリング5を介してカッター軸6が
回転自在に挿通支持されている。この上下一対のカッタ
ー軸6の先端には、径外方向に突出するカッター7が固
着されている。カッター軸6の後端にはインターナルギ
ヤZ6が固着されている。このインターナルギヤz6に
はピニオン軸8のビニオンZ5が噛合している。この上
下一対のピニオン軸8は、ギヤZ2 ・z2を介して互
いに噛合し、かつギヤZ1を介して主軸9に連結されて
いる。この主軸9はカッター軸駆動用モータM1に連結
されている。
一方、前記上下一対の偏心軸2は、互いにギヤz3.z
3を介して連動連結され、かつギヤZ4を介して偏心軸
駆動用主軸10に連結され、この主軸10は偏心軸駆動
用モータM2に連結されている。
上記カッター軸駆動用モータM1と偏心軸駆動用モータ
M2は、第2図に示す如き制御装置11により電気的に
連動連結されている。
上記制御装置11における符号S1はモータM1の速度
検出器、S2はモータM2の速度検出器、^pc1はカ
ッター軸6の速度設定器、APC2は偏心軸2の速度設
定器、Cはカウンター又は積分器を示し、シsi % 
LS2はリミットスイッチを示している。
上記上下一対のカッター7間で、走行中の線条材12を
切断する動作を説明すれば、前記偏心軸2は、予じめ偏
心孔4を所定位置に置いた定位置に停止しており、所定
の駆動指令によりその回転を開始し、線条材切断時には
偏心孔4が線条材12に最も接近した位置を通過するよ
う、その回転が制御され、前記カッター軸6は、予じめ
定速で回転しており、前記起動指令が出た時点のカッタ
ー7の位置を基に、切断時のカッター位置が線条材12
に最も接近するよう、起動指令が出た時点から切断時ま
での間に前記定速回転速度を修正するようその回転が制
御されるものであった。
しかしながら、上記第11図に示すものは、カッター軸
6とピニオン軸8とが、インターナルギャz6とピニオ
ンZ5とを介して連動連結されているものであるから、
カッター軸6と偏心軸2とは独立したモータM1.N2
により個別に駆動されているとは言え、その回転は相互
に干渉するものであった。
すなわち、カッター軸6の回転数をN4、偏心軸20回
転数をN3、ピニオン軸8の回転数をN2とすると、 となり、N2.N3の相互干渉は避けられず、従ってモ
ータM1.N2の制御は極めて複雑となっていた。
また、上記のものはインターナルギヤZ6とビニオンZ
5を使用しているため、上・下刃軸間で3枚の噛合いと
ある。第12図のタイプより歯車枚数の点で改善されて
いるとは言え3枚噛合いによる歯車のバックラッシュに
よりカッター7の遊びが大きいという問題があった。
そこで本発明は、カッター軸と偏心軸とを全く独立して
制御することができ、かつインターナルギヤを使わず上
・下カッターの遊びをより小さくすることができるフラ
イングシャ及びその制御方法を提供することを目的とす
る。     −(問題点を解決するための手段) 本発明のフライングシャの特徴とする処は、回転中心か
ら偏心した位置に該回転中心と平行な偏心孔を有する偏
心軸と、該偏心軸の偏心孔に回転自在に支持されたカッ
ター軸と、該カッター軸の先端に径外方向に突設された
カッターとを有し、前記偏心軸とカッター軸の相互回転
で走行中の線条材を走間切断するフライングシャにおい
て、前記偏心軸とカッター軸とは夫々独立した駆動装置
により回転駆動され、両駆動装置は制御装置を介して電
気的に連動連結されると共に、カッター軸の端部とその
駆動装置間は自在連結軸により連動連結されている点に
あり、その制御方法の特徴とする処は、回転中心から偏
心した位置に該回転中心と平行な偏心孔を有する偏心軸
と、該偏心軸の偏心孔に回転自在に支持されたカッター
軸と、該カッター軸の先端に径外方向に突設されたカッ
ターとを有し、前記偏心軸とカッター軸の相互回転で走
行中の線条材を走間切断するフライングシャの制御方法
において、前記偏心軸とカッター軸とは夫々独立した駆
動装置により回転駆動されると共に、前記カッター軸は
予じめ定速で連続回転駆動されており、前記偏心軸は予
じめ偏心孔を所定位置に置いた定位置に停止されており
、所定の駆動指令によりその回転を開始し、線条材切断
時には偏心孔が線条材に最も接近した位置を通過するよ
うに、かつ、その時カッターが切断可能位置を通過する
ように、該偏心軸の回転が制御される点にある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図に示すものは、本発明に係るフライングシャ1の
概略構成であり、同図において、2は上下一対たがいに
平行に設けられた偏心軸である。
該偏心軸2は外周面をベアリング3で回転自在に支持さ
れ、その回転中心から偏心した位置に該回転中心と平行
な偏心孔4を有している。
上記偏心孔4にはベアリング5を介してカッター軸6が
回転自在に挿通支持されている。この上下一対のカッタ
ー軸6の先端には、径外方向に突出するカッター7が固
着されている。カッター軸6の後端には自在連結軸14
が接続されている。この連結軸14は駆動装置の駆動軸
8に接続されている。
上記自在連結軸14の両端部にはフレキシブルディスク
カップリング、又はクロスピン型ユニバーサルジヨイン
ト等が取着され、カッター軸6の偏心回転を許容し、か
つ、駆動軸8からカンタ−軸6に回転動力を伝達してい
る。この上下一対の駆動軸8は、ギヤZ2.Z2を介し
て互いに噛合し、かつギヤz1を介して主軸9に連結さ
れている。
この主軸9はカッター軸駆動用モータM1に連結   
     ′されている。
一方、前記上下一対の偏心軸2は、互いにギヤz3.z
3を介して連動連結され、かつギヤZ4を介して偏心軸
駆動用主軸10に連結され、この主軸10は偏心軸駆動
用モータM2に連結されている。
上記カッター軸駆動用モータM1と偏心軸駆動用モータ
M2は、第2図に示す如き制御装置11により電気的に
連動連結されている。
上記制御装置11における符号S1はモータM1の速度
検出器、S2はモータM2の速度検出器、APClはカ
ッター軸6の速度設定器、APC2は偏心軸2の速度設
定器、Cはカウンター又は積分器を示し、Lsl、Ls
2はリミットスイッチを示している。
上記上下一対のカッター7間で、走行中の線条材12を
切断する動作を、第1〜3図に基づき説明する。第3図
は第1図の上側のカッター7の軌跡を示した図であり、
同図の符号0は偏心軸2の回転中心を示し、Pは偏心孔
4の中心、すなわちカッター軸6の中心を示し、Qはカ
ッター7の先端を示し、PLは線条材のパスラインを示
し、Xは切断位置を示している。
上記第1〜3図において、カッター軸6は予じめモータ
M1により定速回転している。しかし、このカッター軸
6は、その先端のカッター7が線条材12に接触しない
よう、偏心軸2により所定の待機位置に保持されている
。すなわち、偏心軸2は、その偏心孔4が線条材12の
パスラインより所定距離はなれた位置となる定位置で停
止している(第3図(1)の状態)。
切断に際しては、偏心軸駆動用モータM2に対し、所定
の起動指令が発せられ、偏心軸2は回転を開始し、所定
時間後に偏心孔4は線条材のパスラインに最も接近する
。この最接近した時、前記カフターフの先端も最接近し
て線条材12を切断する(第3図(2)の状!3)。
すなわち、偏心軸2とカッター軸6の回転は、偏心孔4
とカッター7とが切断時点に同時にパスラインに最接近
するよう、前記制御装置11により制御される。
例えば、第2図に示すように、走行速度Vで走行してい
る線条材12の先端部を長さlだけ切断するには、フラ
イングシャ1から距離りだけ離れた位置に線条材検知装
置13を設置し、該検知装置13で線条材12の先端通
過を検出してから、L+N tc=−一−・・−・−・−−−−−−−〜−−・・・
−−−−一〜・−■■ 秒後にフライングシャ1のカッター7で切断すればよい
すなわち、偏心軸2は、線条材先端が検知装置13を通
過時から(tc−te)秒後に起動指令が発せられ、t
c秒かかって偏心孔4が所定の停止位置から線条材12
に最も接近する位置を通過するよう、その回転が制御さ
れる。すなわち、起動指令発生時(1=0)からte秒
後、カッター軸6は線条材12に最も接近した点を通過
する。
しかし、カッター軸6は、予じめ定速回転しているので
、te秒後にカッター7が必ず線条材を切断可能な位置
を通過するとは限らない、そこで、前記起動指令が出た
時点(1=0)のカッター7の位置を検出し、該位置を
基に、te秒後にカッター7の先端が線条材に最も接近
する位置を通過するよう、前記カッター軸6の回転速度
を増減速するのである。
しかして、カッター7は起動指令が出た時点からte秒
後に線条材を切断する。
次に、上記制御方法を理論的に説明する。まずその詳細
な説明に先がけ、必要な基礎式について説明する。
第1図に示す如く、カッター軸駆動用主軸9の回転数を
N1、駆動軸8の回転数をN2、偏心軸2の回転数をN
3、カッター軸6の回転数をN4、偏心軸駆動用主軸1
0の回転数をNSとし、かつ各ギヤ<z1〜Z4)の歯
数を図中の符号と同じに21〜Z4とすると、各回転数
と歯数とは次の関係にある。
乙3 N4=N2     ・・〜・・−・−・−曲一曲・・
曲・−凹曲−■■式に0式を代入すると、N4は次式で
表わされる。
N4 =Nに・−・・−・−・・・・−・−・−・−■
z2 第4図のカッターの軌跡を示した図面において、互いに
直交するx、y軸を図のごとく設定し、面とX軸のなす
角を03、范とX軸のなす角を04とすると、カッター
7の先端Qの軌跡は次式で示される。
Z=  x  +  j  y  =  t  eJQ
3   +Re  Je ’    −−−−−■ここ
で、j2=1 e;自然対数 ε=面の長さ R=匝の長さ θ3、θ4は弧度法による(ラジアン)ここで、角度θ
(度で表示し、X軸から左回りに測定する。)と回転数
N (r、p、m、)は時間tの関数であり、dθ=3
60°X −dt=6Ndtと表わすことができるので
、θ3、θ4は回転速度を積分して次式で表わされる。
ここにtは時刻を示し、θ30.  θ40は、1=0
における回転位置(度)を示す。
第5図は、N1.NSを入力したとき、回転量θ3.θ
4を出力する系のブロック図である。
以下、具体的な説明を行うため、Z1〜Z4を次のよう
に決める。
Z1=Z2=34.Z3=110. Z4=30゜この
値を■、■式に代入すると、 N3 =    Ns      〜・・−・−・−・
・−−−−−−m−■I N4 =N1       −・−−一一−−−−−−
−−−−−−−−−m−−[相]また、■、■式に■、
[相]式を代入すると、θao(tl = 6 foN
 t (t)dt+θ4. −−−−−−−−−−−−
@となる。
上記基礎式を基にして、先・後端カット、またはデバイ
ディング時における偏心軸2の起動パターンの設定につ
いて説明する。
偏心軸2は第6図に示すよう、予じめ偏心孔4の中心P
が θ3(tl=θ30 (度)となる所定の定位置(
H,P)に停止している。そして、起動指令が発せられ
た時点(1=0)から切断時(t=te)には、偏心孔
4の中心Pが図における最下点(θ3 (te) =3
60°)を通過するよう制御される。
更に、具体的に説明すると、第7図は偏心軸駆動用モー
タM2の回転速度パターンであり、む=0の起動指令時
から、ta5秒後に定速回転数NSOに達するまで、直
線的に回転数が増加するパターン(Ns(t))が示さ
れている* N s (t)が上記第7図のパターンを
とる場合、θ3(t)とN5(t)との関係は前記0式
により次のように表わされる。
(i)0≦t≦ta5  (加速) (ii) tc5 < t≦te (定速)切断時、す
なわちt=teの時、前述の如く、θ3 (te) =
 360°でなければならないから0式にθ3 (te
)=360 ”を代入すると、te、 tc5 、 N
5(1の関係は次式で表わされる。
かかる関係を満足するよう偏心軸2の回転が制御される
ここでθ3oとしては、カッター軸6の回転に対して線
条材12が干渉しない範囲におく必要があり、90≦θ
so < 2TO°とすれば都合がよい。更に厳しく、
45°≦θ3o≦315°としてもよいが、線条材12
のサイズにより決定される。またteは前記0式のtc
に対して0 < j6< tcの関係を満たす必要があ
る。
上記偏心軸2の速度設定を、第2図のブロック図により
説明すれば、制御装置11の偏心軸速度設定器(APC
2)に、N5g、 te5 、θ3oを与えて第7図の
指令信号をモータM2に対して出力するのである。
この指令信号は、線条材12の先端が検知装置13を通
過後(tc−te)秒後に出され、該信号によりモータ
M2は回転を開始し、ta5秒後に定速回転(Nso)
に達し、te秒後に、θ3  (te) =360゜に
なり、偏心軸2の偏心孔4、すなわちカッター軸6は線
条材12に最接近した位置を通過する。
尚、偏心軸2の実際の回転量(θ3Ttl)を検出して
指令値θ3REF(式■、[相]で与えられる)との偏
差を無くするようフィードバッグ制御されている。
またN5(tlは第7図に示すよう、切断後は減速して
、行き過ぎ分を修正すべくリセット動作を行うよう制御
されている。
次にカッター軸6の速度設定について説明する。
カッター軸6は、モータM1によって予じめNeo (
r、p、m、)で回転しているが、偏心軸駆動用モータ
M2に対する起動指令が出た時点(t=0)における力
・7ター7の位置は、−180°≦θ4゜≦180°の
範囲の任意の位置にあるため、t=teにおいてカッタ
ー7の先端が必ず線条材に最接近する位置を通過すると
は限らない。そこでt=teにおいてカッター7の先端
が線条材に最接近するようモータM1の回転数N1を制
御しなければならない。
すなわち、 dt、 (te) =360°xn、  nは整数−・
・・・@となるよう t=Qからt=teの間に、N1
の回転速度を定速NIOに対して所定量増・減するので
ある。
次に、上記N1の制御につき具体的に詳述する。
前記0式におけるN1(t)としては、N 1ft) 
= N I O+ N ll(tl  ・−’−−−−
−−−−−−−−−−・’−@1に分けられる。すなわ
ちNIOは定速成分でN ++ (tlは修正成分であ
る。
N u ft)のパターンとしては、例えば第8図の形
式がある。これは加速トルクは変えないが、作動時間を
変えて回転数を修正する方法である。作動時間を固定し
て加速トルクを変える方法もあるが、修正の原理は同じ
なので省く。
さて、0式で右辺第1項は、[相]式を代入することに
より = 6N+o−te+ 6A  N B(tldt−■
とおける。
51=6ム NlI(t)dt  ・−・−−−一−・
・・・−−−−−−・−・・−・・0とおくと、−18
0°≦S1≦180°の範囲で[相]式が成立するよう
、第8図におけるNlI、tal、te2を決定すれば
よい。ここで、N1.は修正成分における定速値、ta
lは定速値(No)に達するまでの加速域の時間及び減
速域の時間、te2は定速度(No)の修正値をNIO
に付加する時間である。
さて、0式に、[相]、0.0  式を代入すると、3
60X n = 51+ 6 N1(Ite+θ4(1
’−”’−’−’−”@上記O式でNlo、 teは予
じめ設定される値であり、θ4oの値に応じてSlを決
定する。
例えば、N 16 = 60Or、 p、rs、のとき
、5t=O(速度修正を行なわなくても良い場合)とな
るθ4θを計算すると、te=0.425秒として、上
記0式%式% ここで、O≦θ4o≦360°を満たすnは、n=5で
あるから、◎°式は θ40=360  X 5−1530° =270 。
となる。
すなわち、04G=270’であれば、N 、、 = 
0(Ss =O)としてN1の速度修正を行なうことな
(t=te  秒後にカッター7の先端が線条材に最接
近する第3図(2)の状態にすることができる。
逆に起動指令が出た時点において、θ4G=270゜以
外であれば、N1の回転数を修正してやらねばならない
。最も修正量が大きくなるのは、Sl=±180°の場
合であり、第6図から判るように、040=270−1
80 =90” の位置である。
従って、 90°≦θ4o≦270°のとき、 とすればよい。
任意の角度θ4oに対して、N 11% tal 、t
a2を設定するには、まず、修正速度の標準パターンを
明示しておく。
即ち、 S i =6 fo  N ++(tldt=180°
とおける最大修この式は、第8図から S s = 6 N u X (tat +ta2) 
=180°・−・■と表現することができる。
任意のθ4oに対しては N++=YXN++”とおけ
ば、 次       葉 このとき、Slは(0<y<1)第8図よりS 1 ”
 6 N ++ (tal +ta2 ) −−−−−
−−−−−−−−−−Cj)となるので0式に0式を代
入して、 Ss = 6 y−N u (ytat +2(1−y
)tat +ta2)−@従って、t=Qにおいて、θ
4oを検出したら、0式を満足するようなSlに対して
、[相]式のyに関する2次方程式を解き、[相]式に
よりNIl+ta1 + ta2を決定する。
このようにして決定されたN Il+ tal 、 t
a2に基づき、モータM1の回転数N1は次のように制
御される。
Q≦tlta1のとき Ni =NIO+ (増速)t
al<t≦ta1+ta2のとき N ++ ”’ N
’IO十N IItal +ta2 < t≦2tal
 +ta2のときN1 ”NIO+ (減速) 2ta1+ta2 < t≦teのとき N1=NIO
但し上記(増速)、(減速)は第8図のパターンに従っ
て行なわれる。
上記カッター軸6の速度設定を第2図のブロック図によ
り説明すれば、カッター軸6の速度設定器(AP(,1
)に、N I O+ θ4oを与えて、第8図の指令信
号 N 1 (tlRE’ = Nlo + N u”
’ (tl  をモータM1に対して出力する。この場
合、θ4oからN++<Oの判別を行なって、N II
+ tal +ta 2を0式の如く設定した後、指令
を出力する。
尚、カッター軸6の実際の回転(θ4(t))を検出し
て、指令値θ、REFとの偏差を無くすべく、モータM
1に対してフィードバック制御を行う。
上記第2図中のリミットスイッチLs1はカッター軸6
が線条材の最接近点を通過するときリセットするスイッ
チであり、Li2は偏心軸2が定位置(H,P)を通過
するときリセットするスイッチである。
上記第2図のブロック図は、先端カットの場合について
記述したものであるが、後端カット又はデバイディング
についても起動原理は同様であり、単に材料の先後端の
検知位置、起動指令の時間が違うだけである。
上述した本発明実施例り制御方法の特徴を要約すれば、 (イ)予じめ偏心軸2の速度パターンを設定しておき起
動指令と共に定位置からモータM2を起動させ、te秒
後に偏心軸2の偏心孔4を線条材最接近点にもってくる
よう制御する。
(ロ)カッター軸6は予じめNIOで回転しており、起
動tl令と共にθ4oを検出し、te秒後にカッター7
の先端が線条材に最接近するよう、Ni+という修正成
分を付加する。
(ハ)N11の与え方として、 一180°≦S1≦180°の範囲となるよう、N11
を決める(即ち加減速の何れも行う)。
(ニ)θ、 REFとθ、REFをN、 REF 5N
1REFから予じめ計算しておき、出力θ3(t)とθ
4(t)とを検出して、その偏差を無くするようθ3R
EF−θ3はN5へ、θ4REF−θ4はN1ヘフイー
ドバツク制御する。
以上は先端、後端カット又はデバイディングの場合につ
いての説明であるが、次に中間サンプルカットの場合の
起動パターンについて説明する。
基本的には、予じめカッター軸6を定速で回転させてお
き、起動指令によって偏心軸2を一定のパターンに沿っ
て回転させるという前述のパターンと変わりないが、中
間サンプリングを行うためには、偏心軸2の偏心孔4が
線条材に最接近した位置を通過する際、カッター7は2
回の切断を行なわなければならないという点が相違する
すなわち、第9図(alに示すように、切断位置は偏心
孔4が図中イ、口の位置でカッター7の先端が最下点と
なる所である。第9図(blに示すよう、切断点イに達
する前は、偏心軸2は高速で回転し、同点に到達したら
4〜口の回転を小さくして2回のカッター軸6の回転を
行なう。図中のθdを小さくするには、Neoを小さく
設定するか、または1’J+oを大きく設定するかであ
る。
θd= 6 ・N 5o−t d   −−−−−−−
−−−−−−’−’ @の関係がある。
また区間4〜口でカッター軸6は360°回転しなけれ
ばならないから、 360°= 6・N 40 ・2 ta  −−−−−
−−−−−−−−−−−−−@を満たしている。
制御上重要なことは、切断点イ、口において、カッター
7の先端は第9図の最下点に位置し、偏心軸2の偏心孔
4は最下点位置よりも±θd(度)の位置にあることで
ある。θdとしては、切断可能な角度でなければならず
、カッター7のラップ量にもよるが、θd≦30°に採
る。
またN1のパターンとしては、第9図に示すようにNI
OとNIOとの差を設けておいた方が、起動から切断ま
でにカッター7の空振りする回数を少なくでき、圧延材
との隙間を取る上で有利である。
以上の説明は、偏心軸2とカッター軸6の両者の回転数
を共に制御する方法であるが、次に、カッター軸6は常
に定速で回転させておき、偏心軸2のみを制御すること
により切断する本願発明の制御方法について説明する。
第10図はその制御構成図であり、カッター軸6の速度
設定器(APCI )はカッター軸駆動用モータM1の
回転数をNIOの一定回転数に設定しており、従って、
カッター軸6はN40の定速で予じめ回転しており、こ
の回転数は修正されない。
線条材検知装置I3が線条材12の先端を検出してから
(tc−te)秒後に偏心軸2の速度設定器(APC2
)に起動指令が出されるが、該偏心軸2を定位置(H,
P )から起動するに当り、前記0式において 51=
0なるθ4oの位置に04が達した時点、すなわち、前
述の例で言えばカッター軸6が θ40=270”に達
した時点で偏心軸2を起動させる。この場合、偏心軸駆
動用モータM2の速度パターンとしては、第7図のもの
を使用する。
すなわち、この制御方法によれば、(tc−te)秒後
に発せられる起動指令に対して偏心軸駆動用モータM2
はtc秒だけ遅れて起動する。この1(秒は、カッター
軸6が 51=0となるθ4゜の位置に達する時間であ
る。
上記カッター軸6を制御しない制御方法は、前述のカッ
ター軸6を制御するものに比べ、切断長さ精度はVf−
tcだけ劣ることになるが、制御を簡素化できる。
尚、本発明は、上記実施例に限らず、例えば、偏心軸2
の偏心孔4を最下点に停止させてカッター軸駆動用モー
タM1のみで操作すれば、ロータリーアーム式シャーと
同等に扱える。
またモータM1とモータM2との回転速度パターンを等
しくすれば、従来のダミーカットシャと同等である。更
に、両モータ(MlとM2)の速度に差を設けて同一の
パターンとすることで、2回空振り、3回、4回・−・
・−をも実現できる。
(発明の効果) ■)本発明によれば、偏心軸2とカッター軸6の駆動モ
ータM2.Mlが独立して設けられているので、低速か
ら高速まで通用でき、且つ高速時でもモータトルクのR
MSを小さくすることができる。これに伴い、モータ容
量を小さくできる。
■)カッター軸6と偏心軸2との主軸回転速度を任意に
設定できるため、従来のダミーカット式に比べて以下の
利点がある。
ll−1)歯車の歯数を特殊な組み合せに限定されない
ため、設計上、諸仕様の選定が自由となる。
■−2)上記■−1)項より、歯数を極力少なくして軸
間距離を狭めうる。また主軸9.10は高定速回転とす
る(但し、位相ずれの修正のため若干の加減速を行う)
ことで、カッター7の回転半径を短かくしても差しつか
えない。即ち、スタートストップ方式のように、加速限
界に基づく最高切断速度の上限というものは考えなくて
よい。
これらによりダミーカットタイプのものよりもコンパク
ト化が図れる。
■−3)カッター7の回転半径を短かくすることで、カ
ッターホルダーのGD2を小さくでき、よって偏心軸駆
動用モータM2の容量も小さくできる(カッター軸駆動
用モータM1は定速回転であるから勿論小さくてよい。
)。
尚、偏心軸2の出力速度は、カッター軸6の出力速度に
比べて、1/n倍(n =1.2.3.4 )となるか
ら、元来、低速設定である。これから、従来のダミーカ
ット式に比べてモータを大きくする必要がないことは明
らかである。
ll−4)カッター軸6、偏心軸2が独立駆動なため、
アイドラーを用いず、上・下偏心軸2.2間を直接噛み
合わせてコンパクト化すると共に、歯車バフクラッシュ
の累積を小さくできる。従って、歯車の仕上精度は、従
来のダミーカット式よりも低くできる。
■)カッター軸6と駆動軸8とをインターナルギヤとと
ニオンの噛合で連結するものではなく、自在継手軸14
を介して連結しているので、歯車のガタによるカッター
7の遊びをより小さくすることができ、切断精度の向上
が図れる。
■)またカッター軸6と駆動軸8は自在継手軸14で直
結されているので、カッター軸駆動用モータM1と偏心
軸駆動用モータM2の相互干渉がなくなり、独立した制
御が可能となり制御が容易となる。
■)従来のロータリーアーム式、ダミ一式(固定空振り
式)の切断を、カッター軸6と偏心軸2の主軸回転速度
比を変えるだけで容易に行なえる。
■)可変空振り切断で、先、後端クロップ、デバイディ
ング、中間サンプル採り、コブリングが可能である。
■)偏心軸2は、正逆転を含む加減速パターンを採るも
のの、カッター軸回転に比べて低速のため、制御精度の
点で有利である。また、カッター軸6は一方向回転であ
るから、逆転によるリセット制御は必要なく、速度の修
正を行うだけの制御であり、電気的制御上、有利である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すフライングシャの構成
図、第2図は同制御構成図、第3図及び第4図は偏心軸
とカッターの軌跡を示す図、第5図はモータの回転数か
ら偏心軸及びカッター軸の位相を求めるブロック図、第
6図はカッター軌跡を示す図、第7図は偏心軸駆動用モ
ータの起動パターンを示すグラフ、第8図はカッター軸
駆動用モータの速度修正パターンを示すグラフ、第9図
は中間サンプリングの場合の説明図、第10図は本発明
の制御構成図、第11図は比較例を示す構成図、第12
図は従来例を示す構成図である。 1・−・フライングシャ、2−・−偏心軸、4曲偏心孔
、6−・カッター軸、11−・−制御装置、14−・−
自在連結軸、Ml−カッター軸駆動用モータ、M2・・
−偏心軸駆動用モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転中心から偏心した位置に該回転中心と平行な偏
    心孔を有する偏心軸と、該偏心軸の偏心孔に回転自在に
    支持されたカッター軸と、該カッター軸の先端に径外方
    向に突設されたカッターとを有し、前記偏心軸とカッタ
    ー軸の相互回転で走行中の線条材を走間切断するフライ
    ングシャにおいて、 前記偏心軸とカッター軸とは夫々独立した駆動装置によ
    り回転駆動され、両駆動装置は制御装置を介して電気的
    に連動連結されると共に、カッター軸の端部とその駆動
    装置間は自在連結軸により連動連結されていることを特
    徴とするフライングシャ。 2、回転中心から偏心した位置に該回転中心と平行な偏
    心孔を有する偏心軸と、該偏心軸の偏心孔に回転自在に
    支持されたカッター軸と、該カッター軸の先端に径外方
    向に突設されたカッターとを有し、前記偏心軸とカッタ
    ー軸の相互回転で走行中の線条材を走間切断するフライ
    ングシャの制御方法において、 前記偏心軸とカッター軸とは夫々独立した駆動装置によ
    り回転駆動されると共に、前記カッター軸は予じめ定速
    で連続回転駆動されており、前記偏心軸は予じめ偏心孔
    を所定位置に置いた定位置に停止されており、所定の駆
    動指令によりその回転を開始し、線条材切断時には偏心
    孔が線条材に最も接近した位置を通過するように、かつ
    、その時カッターが切断可能位置を通過するように、該
    偏心軸の回転が制御されることを特徴とするフライング
    シャの制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103111679A (zh) * 2013-03-06 2013-05-22 济钢集团有限公司 一种基于离切角计算解决飞剪切弯头的方法

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