JPS61279419A - レシプロ式フライングシヤ - Google Patents

レシプロ式フライングシヤ

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JPS61279419A
JPS61279419A JP11938385A JP11938385A JPS61279419A JP S61279419 A JPS61279419 A JP S61279419A JP 11938385 A JP11938385 A JP 11938385A JP 11938385 A JP11938385 A JP 11938385A JP S61279419 A JPS61279419 A JP S61279419A
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JP
Japan
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cutter
shaft
wire rod
roll
speed
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JP11938385A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nagasawa
茂 永澤
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、線材、棒鋼等の線棒材の圧延ライン中に配置
されるレシプロ式フライングシャに関す杭 (従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)長手
方向に高速で走行する線棒材の切断には、(i)電磁ク
ラッチ等を有する連続運転式とされ、走行する線棒材と
同調するように回転駆動されて線棒材を案内するカリバ
付き案内ロールを一対有し、各案内ロール内部に、線棒
材を切断するカッタと、カッタを案内ロールの半径方向
に高速で進退させる油圧シリンダとが備えられたデマー
グ式フライングシャと、(ii)上記同様に連続運転式
とされると共に、案内ロールを有し、カッタが油圧シリ
ンダにより案内ロールの軸心と平行な方向に高速で進退
せしめられるフライングシャと、 (iii )切断の都度、起動、停止を行うモータスタ
ートストップ方式の一種であるダミーカット式フライン
グシャ等がある。
上記(i)、(ii)のフライングシャは、主に、線棒
材の先端カット用に用いられるもので、不安定な線棒材
を案内ロールのカリバにより常時良好に案内できる。
然し乍ら、上記(i)、(ii)のフライングシャでは
、油圧シリンダによりカッタを進退させるようにしてい
るため、カッタの進退速度の高速化には限度があり、又
、カッタと案内ロールとは連動しておらず、カッタの作
動タイミングの設定も独立して行わなければならず、カ
ッタの誤動作の惧れもあって、高速で走行する線棒材を
精度良く確実に切断することは困難であった。
これに対し、上記(iii )のフライングシャは、第
21図に示すような構造であって、上下一対の主軸41
に、夫々、ロータリアーム42を有するカッタ軸43が
偏心状に備えられて、ロータリアーム42先端部にカッ
タ44が備えられると共に、各カッタ軸43が各主軸4
1と連動伏態でモータ45により回転駆動される。
上記のフライングシャでは、カッタ44は油圧シリンダ
により作動せしめられるのではなく、モータ45により
ギヤ機構を介して作動せしめられるものであり、理論的
には、線棒材の走行速度が最高約60m/sまで切断可
能であって、高速で走行する線棒材を比較的精度良く確
実に切断できる。
然し乍ら、上記のフライングシャでは、カッタ軸43端
部に、カッタ44を有するロータリアーム42が径方向
外方に突出状として備えられており、切断時にカッタ4
4に作用する外力はカッタ軸43のみによって受止めな
ければならない。
従って、カッタ軸43を剛強としなければならず、その
重量が大となるのであるが、上記従来のフライングシャ
では、このような重量物のカッタ軸43を偏心させて備
えると共に、更に、その端部に、カッタ44を有するロ
ータリアーム42を備えているので、高速運転すると、
振れ廻りが極めて大きくなる。
そのため、強度の関係で、高速運転することができず、
線棒材の切断可能な最高走行速度を高速度とできなかっ
た。
又、上記(iii )のフライングシャでは、ロータリ
アーム42のため、上記(i)、(ii)のフライング
シャのように、カリバ付き案内ロールを備えることがで
きず、不安定な線棒材を案内することができなかった。
そして、このことも、線棒材の切断可能な最高速度を上
げることができない一因となっていた。
本発明は、線棒材の切断可能な最高走行速度を従来より
上げることができるレシプロ式フライングシャを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の特徴とする処は、
ロール軸駆動用モータM2により回転駆動される一対の
ロール軸1を平行に配設し、各ロール軸1内に、上記モ
ータM2とは別のカッタ軸駆動用モータM1により各ロ
ール軸1よりも高速又は低速で各ロール軸1と同一方向
に回転駆動されるカッタ軸7を同心状に備えると共に、
各ロール軸1に、長手方向に走行する線棒材5と同調す
るように回転駆動される案内ロール3を固設し、各案内
ロール3外周面に、両案内ロール3間で線棒材5を案内
するためのカリバ4を形成し、各案内ロール3内に、カ
ッタlOを半径方向に摺動自在に備え、各カッタ軸7と
各カッタ10とを、カッタ10を上記半径方向に往復運
動させてカッタ10の一部を案内ロール3から半径方向
外方に突出させることで両カッタ10により線棒材5を
切断させるり  、ランク機構12により連結した点に
ある。
(作 用) 本発明によれば、ロール軸駆動用モータM2により、両
ロール軸1が回転駆動されて、案内ロール3が、長手方
向に走行する線棒材5と同調するように回転駆動され、
両案内ロール3のカリ式4間で線棒材5が案内される。
又、各カッタ軸7は、カッタ軸駆動用モータM1により
、各ロール軸1よりも高速又は低速で回転駆動され、こ
れにより、クランク機構12を介して、カッタ10が案
内ロール3の半径方向に往復運動せしめられ、両刃・ン
夕10により、線棒材5が切断される。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図乃至第18図の図面
に基き説明する。
第1図に示すものは、本発明に係るレシプロ式フライン
グシャFの概略構成であり、第2図は要部の簡略図であ
る。
第1図及び第2図において、1は平行に配置された上下
一対の中空状ロール軸で、夫々、軸受2を介して回転自
在に支持されている。各ロール細工の対応する左端部に
は、中空状案内ロール3が径方向外方突出状として一体
形成され、該ロール3外周面には、断面が弯曲凹状とさ
れたカリバ4が形成されている。両案内ロール3のカリ
バイ間で、長手方向に走行する線棒材5が案内される。
又、各案内ロール3外周部には、内部と外部とを連通ず
る案内部6が半径方向に貫通形成されている。
7は平行に配置された上下一対のカッタ軸で、各ロール
軸1内部に同心状に挿通配置され、ロール軸1に軸受8
を介して回転自在に支持され、各ロール軸lよりも高速
又は低速で各ロール軸1と同一方向に回転駆動される。
カッタ軸70案内ロール3と対応する部分は、他の部分
から偏心した偏心軸9とされている。
10は上下一対のカッタで、各案内ロール3の案内部6
に半径方向に摺動自在に備えられている。
各カッタ10と、各カッタ軸7の偏心軸9とは連接棒1
1により連結され、偏心軸9と連接棒11とにより、ク
ランク機構12が構成されている。尚、連接棒11はカ
ッタ10に枢結され、又、偏心軸9には相対回転自在に
外嵌されている。
クランク機構12の作動により、カッタ1oが上記半径
方向に往復運動して、カッタ1oの一部が案内部6から
半径方向外方に突出することで、両カッタ10により線
棒材5が切断される。
各ロール軸1の右端部には、相互に噛合するギヤZ4が
固設されている。
13は下側ロール軸lの下方に平行に配置されたロール
軸用駆動軸で、その左端部には、下側ギヤZ4と噛合す
るギヤZ3が固設されている。又、駆動軸13はカップ
リング14を介してロール軸駆動用モータM2と連結さ
れている。
各カッタ軸7のロール軸1より右側に突出する右端部に
は、相互に噛合するギヤZ2が固設されている。
16は上側ロール軸1の上方に平行に配置されたカッタ
軸周駆動軸で、上側カッタ軸7のギヤZ2と噛合するギ
ヤZ1が固設されている。
Mlはカッタ軸駆動用モータで、力・ンプリング18を
介して、カッタ軸周駆動軸16と連結されている。
上記ロール軸駆動用モータM2と、カッタ軸駆動用モー
タM1とは、第3図に示す如き制御装置20により電気
的に連動連結されている。
上記制御装置20において、符号s1はモータM1の速
度検出器、s2はモータM2の速度検出器、(APCt
 )はカッタ軸7の速度設定器、(APC2)はロール
軸1の速度設定器、Cはカウンタ又は積分器を示す。L
sl 、Ls2は初期値設定用スイッチで、該スイッチ
しsl、E、s2としては、リミットスイッチや近接ス
イッチ等が使用されるが、寿命の点で近接スイッチの方
が有利である。
次に、本発明におけるカッタ10の軌跡を説明するため
に、ロール軸1と、カッタ軸7とを夫々単独回転させた
場合のカッタ10の動きを第4図及び第5図に基き説明
する。
この説明に当って、第1図及び第2図に示す如く、カッ
タ軸駆動用モータM1及び駆動軸16の毎分回転数をN
i、カッタ軸7の毎分回転数をN2、ロール軸駆動用モ
ータM2及び駆動軸13の毎分回転数をN3、ロール軸
lの毎分回転数をN4、各ギヤ(21〜Z4)の歯数を
図中の符号と同じにZ1〜Z4とする。
又、第4図及び第5図に示す如く、説明に当っては、下
側カッタlOの動きをxy直角座標系で表わすものとす
ると共に、偏心軸9の偏心量をa、連接棒11の長さを
2、カッタ10の連接棒11の連結部から先端までの長
さをε、カッタ軸7とロール軸1のX軸から左廻りに計
った回転角を夫々θ2、θ4とする。更に、切断点はθ
2=θ4−0とする。
まず、ロール軸1を固定して、カッタ軸7のみを回転さ
せると、第4図に示すように、カッター0のx、y座標
は、次式で表わされる。
y=o                  −・−・
−■ここで、λ=□ ! この場合、Xの最大値XMAXは(l+a)となり、X
の最小値X Mf Nは(f−a)となる。
次に、カッタ軸7を固定して、ロール軸1を回転させる
と、第5図に示すように、カッター0のX、y座標は次
式で表わされる。
・−−−−−−・■ ・−一−−・−■ 次に、ロール軸1とカッタ軸7の両者が回転する場合を
考えると、一般に、カッター0のx、y座標は次式で表
わされる。
x= C1(1+λcos (θ2−θ4))−一λ 
H−cos2 (θ2−04 ) l ) cos θ
4・・・−・■ y=〔β (1+λcos(θ2−θ4))−一λ (
1−cos2 (θ2−θ4 ) ) ) sin θ
4一−−−−−−■ 上記■、■式より、ロール軸1とカッタ軸7とは、同一
方向に回転駆動すると、カッタ10の往復速度が遅くな
り、逆方向に回転駆動すると、カッター0の往復速度が
早くなることがわかる。
ところで、θ2、θ4、N1〜N4は夫々時間tの関数
であって、dθ2、dθ4は次式で表わされる。
bυ 従って、θ2、θ4は上記■、0式を夫々積分して次の
ように表わされる。
一一一一一−−■ −・・・・・・[相] ここに、tは時刻を示し、θ2o、θ4oはt=Qにお
ける回転角度を示す。
以下、具体的に説明するため、便宜上、Zt=Z2、Z
3=24と定める。
これより、■、[相]式は下記のように表わされる。
む θ2(t)=θ20 + 6 f  N t (t) 
d t     −−−−−■θ4(tl=θ40 +
6 f −N 3 (t) d t    −−−−−
−@弐〇、■から、カッター0の座標x、yの最大値、
最小値は(θ2−θ4)によって決まるものである。
次に、フライングシャにより、走行中の線棒材5を切断
する動作を概略説明する。
即ち、ロール軸1はロール軸駆動用モータM2により回
転駆動されて、案内ロール3は、走行する線棒材5と同
調するように予め定速回転されており、両案内ロール3
のカリバ4間で線棒材5が案内されている。
そして、切断時刻に、案内部6が線棒材5側に対する下
死点となる(θ4=0)ように、ロール軸1の速度、位
置制御が行われる。
又、カッタ軸7は予め定位置(H,P、)に待機してお
り、起動指令により、カッタ軸駆動用モータM1により
回転駆動され、一定の速度パターンを経て、切断時刻に
、カッター0が下死点となって(θ2=0)、線棒材5
を切断するように制御される。
即ち、ロール軸1とカッタ軸70回転は、案内部6とカ
ッタ10とが切断時刻に上記下死点となるように、制御
装置20により制御される。
例えば、第3図に示すように、走行速度vfで走行して
いる線棒材5の先端部を長さlだけ切断するには、フラ
イングシャFから距離りだけ離れた位置に線棒材検知装
置21を設置し、該検知装置21で線棒材5の先端通過
を検出してから、f 砂径にフライングシャFのカッタ10で切断すればよい
即ち、予め定位置(H,P、)に待機していたカッタ軸
7に対しては、線棒材5先端部が検知装置21を通過し
てから(tc−te)砂径に起動指令が発せられる。こ
れにより、カッタ軸7はモータM1により一定の速度パ
ターンで回転駆動され、これによって、クランク機構1
2を介して、カッタ10が案内ロール3の半径方向に摺
動し、起動指令からte秒砂径下死点となる。
一方、ロール軸1に関しては、上記起動指令からte秒
砂径、案内部6が下死点となるように、その回転を制御
され、これにより、カッタ10により線棒材5が切断さ
れる。
尚、スイッチLs1は、カッタ軸7が定位置(11゜P
、)を通過する際にリセットされ、又、スイッチLs2
は、案内ロール3の案内部6が下死点となった際にリセ
ットされる。
次に、カッタ軸7の速度、位置制御について説明する。
カッタ軸駆動用モータM1は第6図に示す速度パターン
で回転するもので、これにより、カッタ、10は、起動
時刻(t−0)からte秒砂径切断時刻に下死点となる
第6図の速度パターンでは、起動指令時刻からta1秒
後砂径速回転数F’J+oに達するまで、直線的に回転
数が増加する。
ところで、第0式より、θ2とN1(t)との関数は次
のように表わせる。
(i)0≦t≦ta1  (加速時) (ii)ta1≦L≦te (定速時)tal θ2(tl=020+6NIO+6N+o(t−tal
)−・・■尚、第6図の速度パターンはθ2 (te)
 =360を満足するように設定する。
又、θ2oの範囲は、ロール軸1の回転により、カッタ
10が線棒材5に干渉しない範囲とすればよ(、一般的
には、90°≦θ2o≦270゛ とすれば、カッタ1
0が線棒材5に干渉することはない。尚、線棒材5のサ
イズによっては、45°≦θ2o≦315゜まで緩める
ことも可能となる。
而して、0式にθ2 (te) =360 ’を代入す
れば、tal 、N10% teの関係は次式で表わさ
れる。
そして、制御装置20によるカッタ軸7の速度、位置制
御は次のようにして行われる。
即ち、カッタ軸7の速度設定器(APCl )にNl0
2ta1、θ2oが与えられ、速度設定器(APCt 
)は、第6図に示すような速度パターンを出力して、カ
ッタ軸駆動用モータM1を制御する。
そして、モータM1及びカッタ軸周駆動軸16の回転角
をθ2、θ4と同様に計った場合の値をθ1 (=θ2
)とした際に、制御装置20に与えられている指令値θ
IREFと、実際の検出値θ1との偏差をなくすように
フィードバック制御が行われる。
次に、ロール軸1の速度、位置制御について説明する。
まず、ロール軸駆動用モータM2及び駆動軸13の毎分
回転数N 3 ft)、ロール軸1の毎分回転数N4(
t)を、夫々、定速N30. N40 (N30=N4
0)とする。
この場合において、線棒材5の走行速度Vt m/sを
、連続棒11の長さl、偏心軸9の偏心量a、カッタ1
0の連接棒11の連結部から先端までの長さε、上記N
30で表わすと下の式で表わされる。尚、β、a、εの
単位は鶴である。
ロール軸駆動用モータM2によって、ロール軸1はN3
0で回転しているが、t=Qにおいては、0≦θ4o≦
360°の範囲にあるため、t=teにお、いて、θ4
(te)=Oとして、案内部6が下死点となるように制
御する必要がある。
従って、 θt、 (te) =360°Xn(nは整数) −・
−−−−−[相]とならねばならない。
0式にt=teを代入すると下記のようになる。
te θ4(te)=θ40 + 61  N 3 (tl 
d t  −−−−−−−−4ここで、N 3 (t)
は、 N 3 (t) = N 36 + N 33 (t)
         ・−−−−−−−4と表示できる。
N33(t>は、定速NγOを修正するための修正成分
である。
N33ft)のパターンとしては、例えば、第7図の形
式がある。これは加速トルクは変えずに、作動時間を変
えて、回転数を修正する方法である。作動時間を固定し
て、加速トルクを変える方法もあるが、修正の原理は同
じなので、省略する。
第7図において、N33は、修正成分における定速値、
te3は定速値(N33)に達するまでの加速域及び減
速域の時間、te3は定速値(Nz3)をN3oに付加
する時間である。尚、添字MAXを付けたものは最大値
である。
ところで、[相]式の右辺第2項は、[相]式を考慮す
ると、 とおける。
ここで、 te S s = 6 I  N 3g(t)dt     
  ・−・−−−−−−−・Oとお(と、−180°≦
S1≦180°の範囲で[相]式が成立するように、N
33、te3、te3を決定すればよい。
さて、[相]式に、[相]式、0式、0式を代入すると
、’360Xn=θ40 +6 N 30 te + 
S 1   ・−−−−−0となる。
上記0式で、θ40. N30. teは予め設定され
る値であり、θ4oに応じてSlを決定する。
例えば、i=3、θ20=90’ 、N3+)=60O
r、p、m。
N+o=1/3 N5o=20Or、p、m、のとき、
51=0となるθ4oを計算する。tal =9.3秒
とすると、[相]式から、teは、 となる。
teの値を0式に代入すると、 360Xn=θ40 + 6 xeoo  X、0.3
75  + 31=θ40 + 1350°     
   −0となる。
ここで、0≦θ4o≦360°を満たすnは、n=4で
あるから、0式は、 040=360  X 4−1350=90となる。 
即ち、θ40 = 90’ (−270°)であれば、
N33=0 (S1=O)として、ロール軸駆動用モー
タM2、即ち、ロール軸1の回転数を修正することなく
、t=te秒後に砂径内部6が下死点となって、線棒材
5を切断できる。
逆に起動指令が出た時点において、θ4oが90゜(−
270°)以外であれば、ロール軸1の回転数を修正す
る必要がある。
最も修正量が大きくなるのは、St=±180゜の場合
であり、第8図かられかるように、θ40=90” −
180” =−90’の位置である。
そして、 とすればよい。
任意のθ4oに対しては、N33=’I X N3:1
vAx(0≦y≦1)とおけば、 である。
ところで、Slは0式と第7図から、 31−6 N33(ta3+tc3)    −−−−
−−−−−−−−−−@で表わされる。
上記0式に0式を代入すると、 Sl °hN33M^× X (yta3MAx +2(1−y)tasv^x 
+tC3MAX−・−−−−−−一・−・0 となる。
従って、1=0+ごおいて、θ40を検出したら、0式
を満足するSlを求めた後、このSlから0式のyに関
する2次方程式を解き、0式により、N33、ta3、
ta3を決定する。
而して、0式より、Slの最大値SIMAxは、S I
 MAX =180 。
一6N33vAx X (ta 3 MAX + tc
 3 MAX )・−一−−−−・−−−−〜−・−0 であるから、例えば、ta 3 MAX =0.1秒+
tC3MAX=0.15秒とすれば、 180°” 6N 33 M□ (0,1+0.15 
)となり、 となる。
そして、制御袋!20によるロール軸1の速度、位置制
御は次のようにして行われる。
) 即ち、ロール軸1の速度設定器(APC2)にN3
0、ta3、ta3、θ4oが与えられ、第7図で示す
ようなパターンの指令信号N 3 (tlREF= N
 30 + N 3:h(t)を出力して、ロール軸駆
動用モータM2を制御する。
この場合、θ4oからN33<Oの判別を行って、式O
により、N33、ta3、ta3を設定シタ後、出力す
る。
そして、ロール軸用駆動軸13の回転角をθ2、θ4と
同様に計った場合の値を03とした際に、制御装置20
に与えられている指令値θ3REFと、実際の検出値θ
3との偏差をなくすようにフィードバック制御される。
次に、各種条件におけるθ2(t)と04(t)のグラ
フを、第9図、第11図、第13図乃至第15図、第1
7図に示し、第9図、第11図、第15図、第17図の
各場合におけるカッタ10の先端軌跡を、第10図、第
12図、第16図、第18図に夫々示す。
第9図及び第10図は、θ20=90°、θ40は31
5 ’ 。
N2(+=20Or、p、m、 + N4o=60Or
、p、m、 + N33MAX=12Or、p、m、、
tat =0.3秒+ ta 3 MAX =0.1秒
tC3MAX =0.15秒、  te=0.375秒
、  Sl =135°。
Y =0.66、 N33=79.233 r、p、m
、 、 ta3=0.0660秒、 te3=0.21
79秒の場合のグラフである。
第11図及び第12図は、負の修正成分N33が最大と
なる場合、即ち、5j=180° (減速位置制御の場
合であって、この場合には、θ40=270°1N33
MAX =N33= −12Or、p、m、 、 ja
3vAx −ta3=0.1秒+ tC3MAX =t
c3=0.15秒であり、その他の値については、第9
図及び第10図の場合と同じである。
以下、各図の条件の説明に当っては、第9図及び第10
図の場合の条件と異なる条件のみ説明する。
第13図は51=0“で、修正成分N33が零の場合で
あって、θ40=90°である。
第14図は、正の修正成分N1が最大となる場合、即ち
、51=180° (増速位置制御)の場合であって為
 θ40°270 ” +  N33=79 =N33
=12Or、p、mである。
第11図と第13図は共に修正成分N33の絶対値が最
大となる場合であって、諸条件は同じであるが、第11
図は減速位置制御の場合であり、第13図は増速位置制
御の場合である。
諸条件は伺じであるから、どちらの制御を行ってもよい
のであるが、線棒材5を案内ロール3で案内しているの
で、速度修正成分N33をN30に加える増速位置制御
の方が、線棒材5を案内ロール3により引張り勝手に案
内することとなって、安定性の面で優れる。
第15図及び第16図では、N20 =15Or、p、
m、、N3:IMAX =  120r、p、m、+ 
 N33=79.223 r、p、m、である。
第17図及び第18図では、N 20 = 30Or、
p、m、 、 N 33MAX =176.471r、
p、m、、tal =0.25秒、 ta3vAx =
0.07秒+ tc 31,11A)< = 0.10
秒、N 33= 115.983r、p、lIl。
ta 3 =0.46秒、tC3=O0148秒である
ところで、第9図乃至第14図の場合では、速比は速比
iは4であり、第17図及び第18図では、速比jは2
である。
ロール軸1の速度修正を行う場合、速比iを大きくして
、起動指令時刻から切断時刻までの所要時間teを延ば
した方が、速度修正に時間をかけることができ、制御的
に有利である。
然し乍ら、速比iを太き(すると、カッタ10のサイサ
運動が細かくなって、カッタ10の先端と切断点の隙間
が小さくなる。
従って、上記の事情を考慮して、速比iやθ2゜の値は
、線棒材5のサイズに応じて選択すればよい。
即ち、カッタ10の空振り状態で、カッタ10の先端と
切断点との隙間が線棒材5の高さよりも大、つまり、カ
ッタ10が線棒材5と干渉しないように、速比iやθ2
oの値を定めればよい。
第10図、第12図、第16図及び第18図をみれば、
速比iが3と4の場合、カッタ10の軌跡は良好である
ところで、カッタ10の軌跡が良好であるためには、カ
ッタ10の空振り状態で、カッタ10が線棒材5と干渉
せず、切断時のみ、カッタ10が線棒材5に切り込むこ
とが必要である。
しかし、一般に、速比iが大であると、カッタ10の公
転速度が自転速度より遅くなり、切断点前後に、カッタ
10が線棒材5と干渉する可能性が大となる。
従って、カッタ10の軌跡が良好であるか否かを判断す
るためには、具体的な線棒材5の高さ、偏心軸9の偏心
量a、連接棒11の長さβを考慮して判断する必要があ
るが、カッタ10の軌跡と線棒材5との隙間が、空振り
状態で充分大であれば、カッタ10の軌跡が良好である
と言える。
そして、線棒材5が細物である程、速比iを大きくでき
ると共に、θ2oを小さくできる。
而して、第19図は本発明の第2実施例を示すもので、
その特徴は下記の点にある。
(i)ロール軸1の毎分回転数をN4Qの一定回転数と
して修正しない。
(ii)カッタ軸7を定位置(H,P ”)から起動す
るに当り、51=0とできるθ4oの位置にθ4が達し
た時点でカッタ軸7を起動させる。モータM1の速度パ
ターンとしては、第6図のものを使用する。
上記特徴を、第19図に基き説明すると、ロール軸1の
速度設定器(APC2)は、ロール軸駆動用モータM2
及び駆動軸13の回転数をN30の一定回転数に設定し
ており、ロール軸1は予め定速で回転している。
そして、線棒材検知装置21が線棒材5の先端を検出し
てからtc秒砂径フライングシャFにより線棒材5が切
断される。
而して、(te−te)砂径に、カッタ軸7の速度設定
器(APCz )に起動指令が出されるが、ロール軸l
は定速回転のままとされる。
上記速度設定器(APCl >には、θ20.  θ4
01N3+ tal 1 NIOの値が与えられており
、第6図の速度パターンを1c秒だけ遅らせて出力し、
カッタ軸駆動用モータM1を制御する。
第19図のtal l teは第3図のtal + t
eに夫々tcを加えたものである。
尚、tcは で求められるが、この場合には、Nj =N2゜N 3
 =N4とされている。
第2実施例においては、案内ロール3の半径をRとする
と、切断精度は最大で2πRだけ第1実施例の場合より
劣ることになるが、制御を簡素化できると共に、案内ロ
ール3の速度変動がないので、線棒材5をより安定した
状態で案内できる利点がある。
而して、ロール軸1は線棒材5の走行速度に同期させる
が、速比iを前述したように3又は4とすれば、カッタ
軸7の毎分回転数N2はロール軸1の毎分回転数N4の
1/3又は1/4の低回転数となる。
ところで、加減速を行う (モータスタートストップを
行う)のは、カッタ軸7だけであり、カッタ軸7は毎分
回転数N2が低ければ低い程、加速トルクを一定とする
ならば、加速域の時間ta3を短かくでき、又、加速域
の時間ta3を一定とするならば、加速トルクを小さく
できる。
従って、上記のように、速比iを3又は4として、カッ
タ軸7の毎分回転数N2を低くすれば、カッタ軸駆動用
モータM1の負荷を軽くでき、その枠番を小さくできる
又、第2実施例では、ロール軸1の速度制御を行わない
ので、起動指令時刻から切断時刻までの所要時間teが
短かくても、制御上何ら不利はなく、従って、高速切断
の場合に、第1実施例よりも制御的に容易である。
第20図は本発明の第3実施例を示すもので、両ギヤZ
2の間に、ギヤZ4及び遊転ギヤ23を介装すると共に
、ギヤZ2とギヤZ4の歯数を異ならせである。
尚、力、タ軸に偏心軸を設けずに、カッタ軸を真直な軸
として、カッタ軸に、別体の偏心体を偏心状に備え、該
偏心体に連接棒を相対回転自在に外嵌するようにしても
よい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、下記のような効
果を奏することができる。
(1)カッタを、クランク機構、カッタ軸等を介してモ
ータにより案内ロールの半径方向に摺動させるようにし
たので、カッタの往復速度を、従来の油圧シリンダによ
る場合よりもより確実に高速化できると共に、カッタの
軌跡をサインカーブとでき、カッタを滑らかに運動させ
ることができる。
(n)カッタは案内ロールにより案内されるので、カッ
タからクランク機構に作用する外力は案内ロールの半径
方向のみの力となり、そのため、クランク機構にはあま
り強度を要求されず、クランク機構を軽量なものとでき
る。
(II[)振れ廻り要因は、クランク機構とカッタだけ
であると共に、クランク機構を上記のように軽量なもの
とできるので、高速運転時にも振れ廻りを小さく抑える
ことができ、従来のように、強度上の問題で、高速運転
ができないと云うことはない。
(IV)走行する線棒材と同調して回転駆動される各案
内ロール外周面に、両案内ロール間で線棒材を案内する
ためのカリバを形成したので、不安定な線棒材を案内で
き、線棒材の走行速度を高速化しても、線棒材を安定し
た状態で切断できる。
(V)ロール軸のn回転につきカッタが一往復運動する
とすれば、案内ロールを、走行する線棒材と同調させて
高速で回転駆動しても、カッタの往復運動数は、案内ロ
ールの回転数の1/nとなるので、カッタの移動速度を
低速に抑えることができ、これにより、クランク機構の
作動を無理のないものとできると共に、力7夕と案内ロ
ール両者の摺動面の早期摩耗を防止でき、しかも、カッ
タの加速角度をn×360° と大きく採れる。
(Vl)上記(1)〜(V)により、フライングシャを
高速運転でき、線棒材の切断可能な最高走行速度を従来
より上げることができる。
(■)ロール軸とカッタ軸とを夫々別個のモータにより
回転駆動するようにしたので、カッタ軸、即ち、カッタ
を駆動しない場合でも、各案内ロールを走行する線棒材
と同調させて常時回転駆動できて、両案内ロールのカリ
へ間で線棒材を常時案内でき、従って、停止した案内ロ
ールによる線棒材の案内によって、線棒材に擦り傷が付
いたりすることを防止できる。又、ロール軸とカッタ軸
とを上記のように別箇のモータで駆動するようにしてい
るので、モータが2個必要であるが、カッタ軸の回転数
をロール軸の回転数より低(すれば、カッタ軸駆動用モ
ータの枠番を小さくすることも可能であり、又、カッタ
軸駆動用モータの枠番を小さくしなければ、更に、切断
可能な線棒材の最高走行速度を高速度とできる。
更に、ロール軸やカッタ軸の各回転数の制御を独立して
自由に行うことができ、従って、線棒材を高精度で切断
することも容易に行える。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第18図は本発明の第1実施例を示し、第1
図はフライングシャの概略構成図、第2図は要部の簡略
図、第3図は制御構成図、第4図及び第5図の各図はカ
ッタの軌跡を説明するための説明図、第6図はカッタ軸
駆動用モータの起動パターンを示すグラフ、第7図はロ
ール軸駆動用モータの速度修正パターンを示すグラフ、
第8図はロール軸の回転角とロール軸駆動用モータの速
度修正量との関係を示す図、第9図、第11図、第13
図乃至第15図、第17図の各図はカッタ軸とロール軸
の夫々の回転角と時間との関係を示すグラフ、第10図
、第12図、第16図、第18図の各図はカッタの軌跡
を示すグラフ、第19図は本発明の第2実施例を示す制
御構成図、第20図は本発明の第3実施例を示す要部の
概略構成図、第21図は従来のフライングシャの一例を
示す概略構成図である。 1−ロール軸、3−・案内ロール、4−カリバ、5−・
線棒材、7・・・カッタ軸、12・・・クランク機構、
J、M2−モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ロール軸駆動用モータM_2により回転駆動される
    一対のロール軸1を平行に配設し、各ロール軸1内に、
    上記モータM_2とは別のカッタ軸駆動用モータM_1
    により各ロール軸1よりも高速又は低速で各ロール軸1
    と同一方向に回転駆動されるカッタ軸7を同心状に備え
    ると共に、各ロール軸1に、長手方向に走行する線棒材
    5と同調するように回転駆動される案内ロール3を固設
    し、各案内ロール3外周面に、両案内ロール3間で線棒
    材5を案内するためのカリバ4を形成し、各案内ロール
    3内に、カッタ10を半径方向に摺動自在に備え、各カ
    ッタ軸7と各カッタ10とを、カッタ10を上記半径方
    向に往復運動させてカッタ10の一部を案内ロール3か
    ら半径方向外方に突出させることで両カッタ10により
    線棒材5を切断させるクランク機構12により連結した
    ことを特徴とするレシプロ式フライングシャ。
JP11938385A 1985-05-31 1985-05-31 レシプロ式フライングシヤ Pending JPS61279419A (ja)

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ID=14760148

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JP (1) JPS61279419A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02212011A (ja) * 1989-02-10 1990-08-23 Kobe Steel Ltd 圧延材の高速走間切断機
JP2013035071A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Denso Corp 切断装置

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JPH02212011A (ja) * 1989-02-10 1990-08-23 Kobe Steel Ltd 圧延材の高速走間切断機
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