JPS6234424B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6234424B2
JPS6234424B2 JP9732880A JP9732880A JPS6234424B2 JP S6234424 B2 JPS6234424 B2 JP S6234424B2 JP 9732880 A JP9732880 A JP 9732880A JP 9732880 A JP9732880 A JP 9732880A JP S6234424 B2 JPS6234424 B2 JP S6234424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
oil mist
section
filter
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9732880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5721950A (en
Inventor
Yoichiro Ookuma
Atsuo Ishida
Isamu Akiba
Shigenori Gomi
Komei Nagasawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9732880A priority Critical patent/JPS5721950A/ja
Publication of JPS5721950A publication Critical patent/JPS5721950A/ja
Publication of JPS6234424B2 publication Critical patent/JPS6234424B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオイルミスト用集塵機、荷電部と集塵
部とを有するオイルミスト用集塵機に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の集塵機としては、特開昭55―51451号公
報第4図に示された実施例のように、ダストを含
んだ空気を下部より吸引して放電線および接地極
を有する荷電部を上方へ通過させてダストを荷電
し、この荷電部の直方に配置したフイルタにて荷
電されたダストを捕集するものが公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる集塵機をオイルミスト用集塵機として使
用しようとすると次のような問題があつた。
まず第1に、荷電部の通風断面積がフイルタ部
の通風断面積にほぼ等しいため、フイルタ部の流
速を低くしてフイルタでの捕集効率を向上しよう
とすれば、荷電部での流速も低下してしまい、荷
電部にオイルミストが付着し易くなり、スパーク
放電の発生原因となつていた。
第2、荷電されたオイルミストが直ちにフイル
タで捕集されるため、フイルタがすぐ目詰りして
しまうものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、オイルミストを含んだ空気を吸引し
て荷電部6を通してオイルミストを荷電し、この
オイルミストを矩形集塵部7で捕集するオイルミ
スト用集塵機において、下部吸込口25および上
部吐出口15を有して垂直方向に延びる荷電流路
24を前記荷電部6に形成し、この荷電流路24
の途中に放電線13と接地極14とを配置し、前
記荷電部6の上部吐出口15に連通する上部吸込
口26とこの上部吸入口26から離れた部分に上
部吹出口11とを前記集塵部7に形成し、前記集
塵部7内に下方に垂下する支切板17を設けて前
記集塵部7内を前記上部吸入口26から下方へ延
びる隔室流路16とこの隔室流路16のの下端部
から前記上部吹出口11に上方へ延びるフイルタ
流路27とに区画し、前記フイルタ流路27にバ
グフイルタ18を配置し、前記支切板17を接地
し、前記隔室流路6における前記支切板17と対
向する壁面との間隙寸法l1を狭く設定すると共に
この間隙寸法l1と前記隔室流路16からフイルタ
流路27への連通寸法l2とほぼ同じに設定し、前
記荷電流路24、隔室流路16、フイルタ流路2
7の順に通風断面積を大きくしたことを特徴とす
るオイルミスト用集塵機としたものである。
〔作用〕
かかるオイルミスト集塵機によれば、荷電部6
において、オイルミストを含んだ空気は下部吸込
口25から荷電流路24中に上方へ流れて放電線
13および接地極14を通つて上部吐出口15に
至る気流となるので、オイルミストは気流が水平
の場合に比較して放電線13や接地極14やその
付近の側壁に付着しにくく、また、付着したオイ
ルミストが気流の作用にて放電領域に滴下するこ
とが抑えられる。更に、荷電部6の荷電流路24
における気流は、隔室流路6およびフイルタ流路
27における気流の中で最も速い流速となつてい
るので、より一層、放電線13や接地極14やそ
の付近の側壁に付着しにくいと共に、付着したオ
イルミストが気流に滴下することが抑えられる。
これによつて、スパーク放電の発生原因が大幅に
減少する。しかも、気流が最高速であるので、ス
パーク放電が起つた場合に、その熱エネルギを速
やかに拡散し、気化したオイルミストを速やかに
運び出される。これによつて、爆発事故に至らな
い。
オイルミストを含んだ空気は、上部吐出口15
から上部吸込口26を経て隔室流路16に流れる
ので、上方への気流から下方への気流へと転換さ
れる。従つて、この気流反転時にオイルミストの
一部は支切板17に衝突して捕集される。特に、
支切板17が接地されているので、その捕集効率
は高い。又、オイルミストの一部は隔室流路16
内を流下するときに支切板17が接地されている
ことと、隔室流路16が荷電流路24より低速に
なつていることにより壁面に触れて効率よく捕集
される。しかも、隔室流路16における気流は荷
電流路24より低速で、且つ、フイルタ流路27
より高速であるので、隔室流路16内でのオイル
ミストの捕集を行ないつつ、そのためのスペース
をあまり必要としない。特に、隔室流路6におけ
る支切板17と対向する壁面との間隙寸法l1を狭
く設定したので、そのスペースフアクターは良好
である。隔室流路16からフイルタ流路27への
連通寸法l2を前記間隙寸法l1とほぼ同じに狭く設
定したので、下流への気流から上方への気流へと
転換される際にオイルミストに加わる慣性力が大
きなものとなり、オイルミストが下面へ衝突して
効率よく捕集される。このように荷電されたオイ
ルミストはバグフイルタ18に至る前にかなり捕
集された後にバグフイルタ18に至るまで、バグ
フイルタ18に捕集されてバグフイルタ18の全
体が湿潤して通気性が悪化(目詰り)し、吸引性
能の低下を軽減し、運転時間を長くとることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
集塵機本体は、主として集塵部7と荷電部6と
より構成されている。荷電部6の下には一次捕集
部4が配置されている。一次捕集部4の側面に
は、吸込口3が設けられている。この吸込口3に
はダクト2が取付けられ、その先端にはフード1
が取付けられる。一次捕集部4の前面および背面
の下部にはドレン孔5が設けられている。一次捕
集部4の上面には吹出口28が設けられている。
一次捕集部4内にはプレフイルタ12が配置され
ている。
荷電部6の下面には下部吸込口25が設けら
れ、側面上部には上部吐出口15が設けられてお
り、これらを連通する垂直方向の荷電流路24が
形成されている。この荷電流路24の途中にはコ
ロナ放電線13と接地極14とが配置されてい
る。一次捕集部4の上面の吐出口28と荷電部6
の下部吸込口25とは連通されている。
集塵部7の側面上部には上部吸入口26が設け
られ、この上部吸入口26から離れた上面には上
部吹出口11が設けられている。集塵部7内には
下方へ垂下する支切板17が設けられ、集塵部7
内が上部吸入口26から下方へ延びる隔室流路1
6とこの隔室流路16の下端部から上部吹出口1
1に上方へ延びるフイルタ流路27とに区画され
ている。フイルタ流路27の途中にはバグフイル
タ18が配置されている。集塵部7内の底面には
オイルボツクス21が配置されている。又、支切
板17は接地されている。更に、隔室流路6にお
ける支切板17と対向する壁面との間隙寸法l1
狭設定されている。隔室流路16からフイルタ流
路27への連通寸法l2が前記間隙寸法l1とほぼ同
じに設定されている。各流路の通風断面積は、荷
電流路24、隔室流路16、フイルタ流路27の
順に大きく設定されている。バグフイルタ18の
上方に、フアン19およびモータ20が配置され
ている。荷電部6の上部吐出口15と集塵部7の
上部吸入口26とは連通されている。
而して、モータ20に通電してフアン19に回
転させると、オイルミストを含んだ空気は第2図
実線のように流れる。まず、一次捕集部4にて粗
大粒径のオイルミストがプレフイルタ12にて捕
集され、次いで荷電部6にてオイルミストが荷電
された後、集塵部7の隔室流路16にてオイルミ
ストが一部捕集および落下し、しかる後バグフイ
ルタ18にてオイルミストの残りが捕集される。
かかるオイルミスト集塵機によれば、荷電部6
において、オイルミストを含んだ空気は下部吸込
口25から荷電流路24中を上方へ流れて放電線
13および接地極14を通つて上部吐出口15に
至る気流となるので、オイルミストは気流が水平
の場合に比較して放電線13や接地極14やその
付近の側壁に付着しにくく、また、付着したオイ
ルミストが気流の作用にて放電領域に滴下するこ
とが押えられる。更に、荷電部6の荷電流路24
における気流は、隔室流路6およびフイルタ流路
27における気流の中で最も速い流速となつてい
るので、より一層、放電線13や接地極14やそ
の付近の側壁に付着しにくいと共に、付着したオ
イルミストが気流に滴下することが抑えられる。
これによつて、スパーク放電の発生原因が大幅に
減少する。しかも、気流が最高速であるので、ス
パーク放電が起つた場合に、その熱エネルギを速
やかに拡散し、気化したオイルミストを速やかに
運び出される。これによつて、爆発事故に至らな
い。
オイルミストを含んだ空気は、上部吐出口15
から上部吸入口26を経て隔室流路16に流れる
ので、上方への気流から下方への気流へと転換さ
れる。従つて、この気流反転時にオイルミストの
一部は支切板17に衝突して捕集される。特に、
支切板17が接地されているので、その捕集効率
は高い。又、オイルミストの一部は隔室流路16
内を流下するときに支切板17が接地されている
ことと、隔室流路16が荷電流路24より低速に
なつていることにより壁面に触れて効率よく捕集
される。しかも、隔室流路16における気流は荷
電流路24より低速で、且つ、フイルタ流路27
より高速であるので、隔室流路16内でのオイル
ミストの捕集を行ないつつ、そのためのスペース
をあまり必要としない。特に、隔室流路6におけ
る支切板17と対向する壁面との間隙寸法l1を狭
く設定したので、そのスペースフアクターは良好
である。隔室流路16からフイルタ流路27への
連通寸法l2を前記間隙寸法l1とほぼ同じに狭く設
定したので、下流への気流から上方への気流へと
転換される際にオイルミストに加わる慣性力が大
きなものとなり、オイルミストが下面へ衝突して
効率よく捕集される。このように荷電されたオイ
ルミストはバグフイルタ18に至る前にかなり捕
集された後にバグフイルタ18に至るので、バグ
フイルタ18に捕集されてバグフアルタ18の全
体が湿潤して通気性が悪化(目詰り)し、吸引性
能の低下を軽減し、運転時間を長くとることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、放電線の接地極やその付近の
側壁にオイルミストが非常に付着しにく、またオ
イルミストが放電領域に滴下することが抑えられ
てスパーク放電の発生原因が大幅に減少でき、ス
パーク放電が起つた場合でも爆発事故に至ること
がなく、更には、スペースフアクターを良好に保
ちつつ、バグフイルタに至る前のオイルミストの
捕集を効率良く行え、バグフイルタの性能低下を
軽減して運転時間を長くとることのできるオイル
ミスト用集塵機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオイルミスト用集塵機の斜視
図、第2図は同集塵機の縦断面図である。 6…荷電部、7…集塵部、11…上部吹出口、
13…放電線、14…接地極、15…上部吹出
口、16…隔室流路、17…支切板、18…バグ
フイルタ、24…荷電流路、26…上部吸入口、
27…フイルタ流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オイルミストを含んだ空気を吸引して荷電部
    6を通してオイルミストを荷電し、このオイルミ
    ストを矩形集塵部7で捕集するオイルミスト用集
    塵機において、下部吸込口25および上部吐出口
    15を有して垂直方向に延びる荷電流路24を前
    記荷電部6に形成し、この荷電流路24の途中に
    放電線13と接地極14とを配置し、前記荷電部
    6の上部吐出口15に連通する上部吸込口26と
    この上部吸入口26から離れた部分に上部吹出口
    11とを前記集塵部7に形成し、前記集塵部7内
    に下方に垂下する支切板17を設けて前記集塵部
    7内を前記上部吸入口26から下方へ延びる隔室
    流路16とこの隔室流路16の下端部から前記上
    部吹出口11に上方へ延びるフイルタ流路27と
    に区画し、前記フイルタ流路27にバグフイルタ
    18を配置し、前記支切板17を接地し、前記隔
    室流路6における前記支切板17と対向する壁面
    との間隙寸法l1を狭く設定すると共にこの間隙寸
    法l1と前記隔室流路16からフイルタ流路27へ
    の連通寸法l2とほぼ同じに設定し、前記荷電流路
    24、隔室流路16、フイルタ流路27の順に通
    風断面積を大きくしたことを特徴とするオイルミ
    スト用集塵機。
JP9732880A 1980-07-15 1980-07-15 Dust collector for oil mist Granted JPS5721950A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9732880A JPS5721950A (en) 1980-07-15 1980-07-15 Dust collector for oil mist

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9732880A JPS5721950A (en) 1980-07-15 1980-07-15 Dust collector for oil mist

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721950A JPS5721950A (en) 1982-02-04
JPS6234424B2 true JPS6234424B2 (ja) 1987-07-27

Family

ID=14189409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9732880A Granted JPS5721950A (en) 1980-07-15 1980-07-15 Dust collector for oil mist

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5721950A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344758B1 (ko) * 2000-01-03 2002-07-20 한국기계연구원 오일 미스트 포집 장치
KR100502830B1 (ko) * 2000-12-28 2005-07-20 주식회사 포스코 정전기를 이용한 오일 제거장치
JP2009285561A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Panasonic Corp 電気集塵装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551451A (en) * 1978-10-11 1980-04-15 Hitachi Ltd Filter type dust collector provided with charger

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551451A (en) * 1978-10-11 1980-04-15 Hitachi Ltd Filter type dust collector provided with charger

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5721950A (en) 1982-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090056289A1 (en) Air purifier
CN214728276U (zh) 充电桩
JP2001304642A (ja) レンジフード
CN112869658A (zh) 风道组件和清洁装置
JP2532674B2 (ja) 車載用空気清浄器
JPS6234424B2 (ja)
CN115153368B (zh) 集尘基站
GB2122106A (en) Water-air separator
CN215474346U (zh) 风箱及车辆
CN109570777A (zh) 静电离子风清洁装置、静电离子风清洁系统及激光切割机
CN102813488A (zh) 具有碎泡结构的水过滤吸尘器尘杯
JPS5849066A (ja) 回転電機の通風ろか装置
JPS6246446Y2 (ja)
CN206809235U (zh) 电动工具及其吸尘装置
JPH0341796Y2 (ja)
JPS646905Y2 (ja)
JPS6329497Y2 (ja)
JPS5861815A (ja) 集塵装置
CN218074791U (zh) 吸尘装置的风道结构以及吸尘装置
CN216984739U (zh) 一种用于清洁机的灰尘分离模块及清洁机
US20220331815A1 (en) Electrostatic filter unit for an air cleaning device and air cleaning device
CN207899136U (zh) 冲天炉用袋式除尘器灰斗布风装置
JP3119862B2 (ja) 車載用空気清浄器
CN215650896U (zh) 风道组件和清洁装置
JP2004218482A (ja) エアクリーナ