JPS6234296Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6234296Y2 JPS6234296Y2 JP1978058903U JP5890378U JPS6234296Y2 JP S6234296 Y2 JPS6234296 Y2 JP S6234296Y2 JP 1978058903 U JP1978058903 U JP 1978058903U JP 5890378 U JP5890378 U JP 5890378U JP S6234296 Y2 JPS6234296 Y2 JP S6234296Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coated steel
- electrode
- steel pipe
- buried
- damaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、埋設された被覆鋼管の塗膜損傷部
を探査するための埋設被覆鋼管の塗膜損傷部探査
機における円形探査電極に関する。
を探査するための埋設被覆鋼管の塗膜損傷部探査
機における円形探査電極に関する。
一般に、埋設被覆鋼管を外的な腐食から守るこ
とは設備の安全と信頼を確保する上で重要なこと
である。近年、被覆鋼管に施こされているアスフ
アルトや瀝青質の塗覆装にかわつて高い絶縁性を
持つプラスチツク系のコーテイングが施こされる
るようになり、評価を高めつつある事はよく知ら
れている。しかし、高い品質を持つ塗覆装ほど運
搬、施工に管理の厳正さが要求されることはいう
までもない。そこで、塗覆装が一部損傷したまま
埋設された場合の措置を準備しておくことが必要
である。このような事態を想定して、埋設被覆鋼
管の塗覆装に一部損傷している個所があれば、こ
れを地上から電気的に探査する方法が種々開発さ
れている。
とは設備の安全と信頼を確保する上で重要なこと
である。近年、被覆鋼管に施こされているアスフ
アルトや瀝青質の塗覆装にかわつて高い絶縁性を
持つプラスチツク系のコーテイングが施こされる
るようになり、評価を高めつつある事はよく知ら
れている。しかし、高い品質を持つ塗覆装ほど運
搬、施工に管理の厳正さが要求されることはいう
までもない。そこで、塗覆装が一部損傷したまま
埋設された場合の措置を準備しておくことが必要
である。このような事態を想定して、埋設被覆鋼
管の塗覆装に一部損傷している個所があれば、こ
れを地上から電気的に探査する方法が種々開発さ
れている。
その一つに、地表面に設置された電源から地中
に埋設された被覆鋼管に通電し、該通電による大
地の電位を上記被覆鋼管上の地表面に等間隔に打
ち込まれた多数の針電極により測定し、各電極間
の電位差によつて塗覆装の損傷部を探査する方法
がある。しかし、上記方法においては多数の針電
極を地表面に打ち込まなければならず、特に地表
面がアスフアルトの場合には孔を穿た後打ち込ま
なければならず探査作業に長時間を要する欠点が
あつた。また、上記針電極は等間隔に打ち込まれ
ているため、その間に損傷部があつても探査され
ない場合がある。
に埋設された被覆鋼管に通電し、該通電による大
地の電位を上記被覆鋼管上の地表面に等間隔に打
ち込まれた多数の針電極により測定し、各電極間
の電位差によつて塗覆装の損傷部を探査する方法
がある。しかし、上記方法においては多数の針電
極を地表面に打ち込まなければならず、特に地表
面がアスフアルトの場合には孔を穿た後打ち込ま
なければならず探査作業に長時間を要する欠点が
あつた。また、上記針電極は等間隔に打ち込まれ
ているため、その間に損傷部があつても探査され
ない場合がある。
この考案はかかる欠点を除くため、探査に使用
される電極を埋設被覆鋼管上の地表面を回転移動
できるように円形探査電極構造にしてなることを
特徴とする埋設被覆鋼管の塗膜損傷部探査機にお
ける円形探査電極を提供するものである。
される電極を埋設被覆鋼管上の地表面を回転移動
できるように円形探査電極構造にしてなることを
特徴とする埋設被覆鋼管の塗膜損傷部探査機にお
ける円形探査電極を提供するものである。
以下この考案の一実施例を第１図に基いて説明
する。地中に埋設された被覆鋼管１に通電するた
め、電源２と被覆鋼管１とを電気的に接続すると
ともに、上記電源２と地面との間にアース３を設
ける。一方、上記被覆鋼管１上の地表面４の一個
所に針電極よりなる基準電極５を打ち込み、これ
を高感度電圧計６と電気的に接続するとともに、
地表面４上を回転移動できる円形探査電極７と高
感度電圧計６とを電気的に接続してなるものであ
る。上記円形探査電極７の構造は、第２図に示す
ごとく、支持アーム８を軸支した支軸９と環状の
フエルト等の多孔質材または環状電導性ゴム材な
どよりなる導電体１０の内面に設けた環状のスポ
ンジ１１との間に飽和硫酸銅溶液１２を内蔵し、
かつ飽和硫酸銅溶液１２内に設けた銅線１３と支
軸９とをリード線１４で接続し、上記支軸９の一
端の突出端子１５に当接させた接触端子１６にリ
ード線１７の一端を接続し、該リード線１７の他
端を高感度電圧計６に接続してなる構造である。
なお、円形探査電極７の両側面は円板１８により
密封されている。
する。地中に埋設された被覆鋼管１に通電するた
め、電源２と被覆鋼管１とを電気的に接続すると
ともに、上記電源２と地面との間にアース３を設
ける。一方、上記被覆鋼管１上の地表面４の一個
所に針電極よりなる基準電極５を打ち込み、これ
を高感度電圧計６と電気的に接続するとともに、
地表面４上を回転移動できる円形探査電極７と高
感度電圧計６とを電気的に接続してなるものであ
る。上記円形探査電極７の構造は、第２図に示す
ごとく、支持アーム８を軸支した支軸９と環状の
フエルト等の多孔質材または環状電導性ゴム材な
どよりなる導電体１０の内面に設けた環状のスポ
ンジ１１との間に飽和硫酸銅溶液１２を内蔵し、
かつ飽和硫酸銅溶液１２内に設けた銅線１３と支
軸９とをリード線１４で接続し、上記支軸９の一
端の突出端子１５に当接させた接触端子１６にリ
ード線１７の一端を接続し、該リード線１７の他
端を高感度電圧計６に接続してなる構造である。
なお、円形探査電極７の両側面は円板１８により
密封されている。
上記構造よりなる円形探査電極により損傷部深
査を行う場合、電源２より被覆鋼管１に電流を通
し、円形探査電極７を被覆鋼管１上の地表面４を
回転移動させると、円形探査電極内部の飽和硫酸
銅溶液１２がスポンジ１１を介して導電体１０の
表面に浸透流出し、これにより地面と円形探査電
極とが通電状態となつて電流を捕え、基準電極５
と円形探査電極７との間の電位が高感度電圧計６
に記録されるのである。例えば損傷部１９がある
個所に発生している場合、この損傷部１９の直上
を円形探査電極７が通過する際に電位が一番高く
記録されるのである。なお、損傷部を探査する場
合、地面に水分が含まれていると探査しやすく、
また地表面にアスフアルトが施工されている場合
でも、その表面に水撒することによつて探査する
ことができるのである。
査を行う場合、電源２より被覆鋼管１に電流を通
し、円形探査電極７を被覆鋼管１上の地表面４を
回転移動させると、円形探査電極内部の飽和硫酸
銅溶液１２がスポンジ１１を介して導電体１０の
表面に浸透流出し、これにより地面と円形探査電
極とが通電状態となつて電流を捕え、基準電極５
と円形探査電極７との間の電位が高感度電圧計６
に記録されるのである。例えば損傷部１９がある
個所に発生している場合、この損傷部１９の直上
を円形探査電極７が通過する際に電位が一番高く
記録されるのである。なお、損傷部を探査する場
合、地面に水分が含まれていると探査しやすく、
また地表面にアスフアルトが施工されている場合
でも、その表面に水撒することによつて探査する
ことができるのである。
この考案は上記のごとく、埋設被覆鋼管上の地
表面を円形探査電極を回転移動させるだけで損傷
部探査が行えるものであるから、従来のように多
数の針電極を地表面に打ち込む必要がなく、探査
作業時間が短縮されるのである。また、円形探査
電極の回転移動によつて連続探査ができるため、
損傷部を見落すことなく探査することができるの
である。
表面を円形探査電極を回転移動させるだけで損傷
部探査が行えるものであるから、従来のように多
数の針電極を地表面に打ち込む必要がなく、探査
作業時間が短縮されるのである。また、円形探査
電極の回転移動によつて連続探査ができるため、
損傷部を見落すことなく探査することができるの
である。
第１図はこの考案の一実施例を示す正面図、第
２図は同上における要部拡大縦断側面図である。 図中１……被覆鋼管、２……電源、３……アー
ス、４……地表面、５……基準電極、６……高感
度電圧計、７……円形探査電極、８……支持アー
ム、９……支軸、１０……導電体、１１……スポ
ンジ、１２……飽和硫酸銅溶液、１３……銅線、
１４，１７……リード線、１５……突出端子、１
６……接触端子、１８……円板、１９……損傷
部。
２図は同上における要部拡大縦断側面図である。 図中１……被覆鋼管、２……電源、３……アー
ス、４……地表面、５……基準電極、６……高感
度電圧計、７……円形探査電極、８……支持アー
ム、９……支軸、１０……導電体、１１……スポ
ンジ、１２……飽和硫酸銅溶液、１３……銅線、
１４，１７……リード線、１５……突出端子、１
６……接触端子、１８……円板、１９……損傷
部。
Claims (1)
- 埋設被覆鋼管に通電するための電源と、電極間
の電位を記録するための高感度電圧計とからなる
埋設被覆鋼管の塗膜損傷部探査機において、支持
アームを軸支した支軸と環状多孔質材または環状
電導性ゴム材などよりなる導電体との間に飽和硫
酸銅溶液を内蔵密封して、これを上記高感度電圧
計に電気的に接続してなる埋設被覆鋼管の塗膜損
傷部探査機における円形探査電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978058903U JPS6234296Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978058903U JPS6234296Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54161183U JPS54161183U (ja) | 1979-11-10 |
| JPS6234296Y2 true JPS6234296Y2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=28958130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978058903U Expired JPS6234296Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234296Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019144253A (ja) * | 2019-03-18 | 2019-08-29 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 高周波交流電気探査用電極 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61210935A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-19 | Nippon Steel Corp | 埋設金属管類の防食被覆損傷位置検出方法 |
| JP6319693B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2018-05-09 | 株式会社マルイ | 回転式センサおよび銅電極 |
| JP2019178880A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 大阪瓦斯株式会社 | 調査対象鋼構造物の腐食・防食評価方法および腐食・防食評価用浸透水 |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP1978058903U patent/JPS6234296Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019144253A (ja) * | 2019-03-18 | 2019-08-29 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 高周波交流電気探査用電極 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54161183U (ja) | 1979-11-10 |
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