JPS6234295A - 硬貨詰り除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 この発明は、搬送ベルトの搬送面に、硬貨一枚が通過し
得る間隙を形成して分離ローラを対設し、Ｉｔ１２３ス
ベルトの硬貨搬送方向に回転に対して、対向周面側が逆
方向になるように分離ローラを回転して、重なり状態に
搬送される硬貨を一枚に分離する硬貨搬送装置に関し、
さらに詳しくは、上述の搬送ベルトと分離ローラとの間
に、硬貨が食込んで詰ったとき、この硬貨を取除くこと
が簡単な硬貨詰り除去装置に関する。

（ロ）発明の背ｍ 従来、たとえば、自動販売機のつり銭硬貨放出装置に対
し、一定母でつり銭硬（支）を供給する硬貨搬送装置３
１は、第３図に示すように、装置側壁（図示省略）に支
軸３２．３２を軸支した支持ローラ３３．３３間に、硬
貨３を搬送する搬送ベルト３４を張架し、この搬送ベル
ト３４の硬貨３を搬送する後段側の搬送面３４ａに、分
離ローラ３７を対設すると共に、分離ローラ３５と搬送
ベルト３４との間隙りを、硬貨３一枚方を通過可能な間
隔に設定し、さらに、搬送ベルト３４の後段側で、支持
ローラ３３の支軸３２上に固着したプーリ３６と、分離
ローラ３５の支軸３７上に固着したプーリ３８と、Ｗ１
送ベル１−３４の前段側に配；ｄした駆動モータ３９の
プーリ４０間に駆動ベルト４１夕張架して構成している
。

そして、駆動モータ３９を始動して搬送ベルト３４を硬
貨３の硬貨搬送方向に回転ざ「る。

同時に、搬送ベルト３４の硬貨搬送方向の回動に対して
、分離ローラ３５の対向周面側を逆方向に回転さ１て、
搬送ベルト３／１で二枚型なりの状態の侭で搬送される
硬貨３を、搬送ベルト３４と分離ローラ３５の摩擦抵抗
で１．に側の硬貨３を分離ローラ３５で後方にずらじて
二枚型なりを一枚に分離し、硬貨３を重ねない状態で１
ｉｉＩ！貨３の供給を行なっていた。

しかし、第４図の二図に示すように、上側の硬ＩＡ３が
先に間隙りに挾まる二枚型なりの状態の場合、上側の硬
貨３には、搬送ベルト３４または下側の硬貨３との接触
によって、間隙り側に取込もうとげる方向の力が付与さ
れるため、分離ローラ３５の摩擦抵抗では、＆Ｊ！貨３
の二枚型なりを完全に分離することができず、硬貨３が
二枚ｍなりの状（ＰＡの侭で、搬送ベルト３４と分離ロ
ーラ３５の間隙りに挾まって食込む状ｒぶになり、硬貨
搬送装置３１の１Ｆｌ）作を停止さぼるというような問
題点があった。

そこで、第４図のホ図に示すＪ：うに、硬貨３による詰
りを除去１するために、−Ｆｌ、駆動モータ３９を逆転
して、搬送ベルト３４を逆方向に回転させて硬貨３を後
退させるが、このとき、分離ローラ３５が搬送ベルト３
４の回転と相反する方向に回転する。

つまり、搬送ベルト３４が下側の硬８３を間隙りから除
去Ｊる方向に力を付与するのに対し、上側の硬貨３を間
隙りに取込もうとする逆方向に力が付与されるために、
硬貨３が間隙り側の詰り易い方向に移動して挾まる場合
があり、硬貨３を間隙りから除去することができず、ま
た二枚型なりを分１１ｔｆ−！Ｊることができないとい
う不都合が生じる問題点を有していた。

また、第４図のへ図に示ずように、搬送ベルト３４の央
面側に、硬貨３の自重で搬送ベル３４が撓まないＪ：う
に、図中仮想線で示ずように、支持板４２を設りた場合
、Ｔｌ！１貨３が間隙りに挾まった時に、搬送ベルト３
４が支持板４２に当接して下方に逃げることができず、
間隙りに挾まった硬貨３が搬送ベルト３４に食込んで、
強固に硬貨３が詰ってしまうという問題も有していた。

（ハ）発明の目的 この発明は、分離ローラに一方面クラッチを介装し゛Ｃ
動力伝達し、搬送ベルトの逆転時に分離ローラの回転を
停止状態にりることで、搬送ベルトと分離ローラとの間
隙に挾まった硬貨に、間隙から除去される方向の力のみ
を付与して確実に除去し、硬貨の川なりによる詰りを簡
単に取除くことができる硬１！詰り除去装置の提供を目
的とする。

（ニ）発明の要約 この発明は、搬送ベルトの搬送面に対設した分離ローラ
に、該分離ローラを搬送ベルトの搬送方向と相反する方
向の回転を伝達づ−る一方面クラッチを介装した硬貨詰
り除去装置であることを特徴とづ゛る。

〈ホ）発明の効果 この発明は、分離ローラに一方面クラッチを介装したの
で、通常の硬貨の二枚型なりを分離して一枚毎の硬貨搬
送時に、硬貨が搬送ベルトと分離ローラとの間隙に挾ま
ってしまった場合、駆動モータを逆転して、搬送ベル１
〜を逆転させると、下側の硬貨は搬送ベルトとの摩擦抵
抗で後退させられる。この時、一方向クラッチの作用で
駆動モータの駆動力が分離ローラに伝達されず、分離ロ
ーラの回転は停止状態となる。

このため、硬貨には間隙より除去しようとする力のみが
付与されるので、硬貨を間隙より除去して、硬貨の重な
りによる詰りを簡単に除去づることができる。同時に、
硬貨が一枚に分離できるので、一枚毎の硬貨の搬送が円
滑に行なえる。

しかｂｌ一方向クラッチの介装のみの構成であるため、
構造が簡単である。

（へ）発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述１−る。

図面は、自動販売機のｌ＋ｌｌ！貨放出装置に対して−
定量で硬貨を供給づ−る硬貨搬送装置を示し、第１図に
Ｊ５いて、硬貨搬送装置１は、箱型の装置本体２の上部
に、硬貨３を投入する硬貨投入部４を設け、この硬し′
ｊ投入部４の下部には、装置本体２の内部に投入された
硬貨３を、装置本体２の放出口２ｂへ搬送づる搬送ベル
［へ５を張架し、また、搬送ベル１〜５の硬貨３を搬送
する後段側の搬送面５ａに、分離ローラ６を搬送ベル１
−５の幅方向にλ１設している。

さらに、分離ローラ６の内部には、一方向クラッチ７を
介装し、この一方向クラッチ７は［ベルト５の搬送方向
の回動に対し、その対向局面側が逆方向となる方向に動
力伝達し、この一方向クラッチ７の作用により、（四ｆ
”＋　３の詰りを防止Ｊる（／１ｉ貨詰り除去装置８を
構成すると共に、搬送ベル１へ５と分離ローラ６を所定
の方向に回転する駆動モータ９を、搬送ベルト５の硬ε
う３を搬送する方向の前段側に配置して構成している。

なお、搬送ベルト５と分離ローラ６の周面は、１！？　
Ｐ！低抵抗大きいゴム材で形成している。

上）小の硬貨投入部４の内部には、投入された硬貨３を
搬送ベルト５上に案内づるガイド板１０を、硬貨投入部
４の上部より下部側に硬ｆ！ｉ３を滑らせるべく傾斜さ
「て、硬貨投入部４の内壁に固着している。

前述の搬送ベルト５は、装置本体２の側壁２ｂ。

２ｂに支軸１１．１１を軸支し、この支軸１１゜１１上
に固着した支持ローラ１２，１２間に張架している。

また、支軸１１．１１の硬貨３をｍ送づる後段側の支軸
１１は、他方の支軸１１の軸支位置より６若干高い位置
で軸支して、支持ローラ１２，１２間に張架した搬送ベ
ル１〜５を、硬貨３をｙ８）スづる方向に上り傾斜に設
けている。

上述の支持［ｌ−ラ１２，１２間には、硬貨３をｉＩ！
Ｖる側の搬送ベルト５の裏面部分に、両端を装置本体２
の側壁２ｂ、２ｂに固定した支持板１３の上面を当接し
て、硬貨３の自車で搬送ベルト５が撓むのを防止してい
る。

また、支持板１３の、後述する分離ローラ６と対向する
位置の搬送ベルト５下部の端部側を切り欠いて、搬送ベ
ルト５の下方への逃げ部１３ａを形成している。

前述の分離ローラ６は、搬送ベルト５の硬貨３を搬送す
る後段側の搬送面５ａで、８置本体２の側壁２ｂ、２ｂ
に軸支した支軸１４上に一方向クラッチ７を介して装着
している。

また、分離ローラ６は搬送ベルト５の搬送面５ａとの間
隙りを、ｖＪ！Ｌ’ｊ３の一枚方の厚みより若干広く、
硬貨３の二枚方の厚みより狭い間隙りに設定して、硬貨
３一枚分を通過可能に設けている。

上述の一方向クラッチ７は、後述する駆動モータ９の回
転で搬送ベルト５が硬貨３を搬送する方向に回転される
のに対し、駆動モータ９で回転される支軸１４の回転を
分離ローラ６に伝達して、搬送ベルト５の回転と相反す
る方向に分離ローラ６を回転させる。

また、一方向クラッチ７は、搬送ベルト５の逆転時には
、支軸１４の回転を分離ローラ６に伝達せず、分離ロー
ラ６の回転を停止状態にづる。

そして、上述の一方向クラッチ７の作用により、搬送ベ
ルト５と分離ローラ６との間隙りに挾まれた硬貨３に対
し、搬送ベルト５の逆転時に、硬貨３を間隙りより除去
づる方向の力のみを付与して、硬貨３の詰りを除去する
ＶＪ！貨詰り除去装置８を構成している。

前述の駆動モータ９は、この駆動モータ９の回転軸１５
上に固着した駆動プーリ１６と、搬送ベルト５の後段側
で、支持ローラ１２の支軸１１上に固着したプーリ１７
と、分離ローラ６の支軸１４上に固着したプーリ１８間
に、駆動ベルト１９を張架して、そして駆動七−夕９の
始動時には、駆動モータ９の正逆方向の回転を駆動ベル
ト１９と、各プーリ１７，１８を介して、搬送ベルト５
と分離ローラ６をそれぞれの所定の方向に回転する。

このように構成した硬貨搬送装置１の動作は、駆動モー
タ９を始動して、この駆動モータ９の回転を駆動軸１５
から、駆動プーリ１６、駆動ベルト１９、各プーリ１７
，１８を介し搬送ベルト５、分子ｉＩ［１−ラ６に伝達
づる。

そして、搬送ベルト５が駆動モータ９の回転で硬１１３
を供給Ｊる搬送方向に１１す転される。回部に、分離１
コーラ５が駆動モータ９の回転を支軸１４から一方向り
ラッヂ７を介して、搬送ベルト５の回転方向と相反する
方向に回転される。

このとき、第２図のイ図に示１ように、ＷＪ送ベベル１
〜５搬送される二枚！Ｅなった状態のｌ［１３が、分離
ローラ６の摩擦抵抗で上側の硬１！３が後方にずらされ
て川なりが分離される。

そして、一枚の状態に分離された硬貨３は、搬送ベルｌ
□　５で搬送されて、装置本体２の放出１」２ａから放
出される。

しかし、巾なりが分離でさずに硬貨３が間隙りに挾まっ
た場合には、第２図の（１図に示ゴように、一旦、駆Ｉ
ＪＪ　ｔ−−９９を逆方向に回転させて、間隙１１に挾
まった硬貨３を間隙ｈＪ、り除去覆る。

この時、分離ロー５６は一方面クラッチ７の作用で、駆
ｖＪモータ９の回転が伝達されず停止状態となるため、
硬６１３には間隙りにり除去される方向の力のみが（＝
Ｊりされて、確実に硬ｔ５３を間隙りから除去すること
ができる。

しかし、第２図のハ図に承りように、分離［１−ラ６と
対向する搬送ベルト５のＦ部には、搬送ベルト５の逃げ
部１３ａを形成しているので、硬貨３が間隙りに扶まっ
た揚台、搬送ベル１−５が下方に逃げるので、硬貨３が
分ｌｌｌ１１１１−ラ６の周面に全面的に接触してＩ？
：Ｆ！Ａ抵抗が大きくなり、硬貨３の二枚中なりを分−
１し易くなる。

このにうに分ガ１［］−ラ６の内部に、ｌＩＱ送ベルト
５の搬送／ｉ向と相反づる方向の回転を可能にし、他り
向の回転を停止状態に覆る一方向りラッヂ７を介装して
硬ｔ１詰り除去装置８をｕ４成したことで、搬送ベルト
５の逆転時に間隙りに挾まったｌ、Ｉｔ！ｆう３に対し
、間隙１１より１Ｒ除づる方向の力のみを（Ｊすして、
確実に硬（１３の詰りを除去づることができる。

しかム、硬Ｌ’ｊ３が除去されることにＪ、って、通常
のｌ１１！１５３の一枚毎の搬送を円滑に行／Ｚうこと
ができる。

ン【お、上述の実施例では、搬送ベル１−５と分離［］
−ラ６を一個の駆ｆＩＪし一夕９て゛回転さけているが
、二個の駆動モータ９を設【ノて単独で回転さけてらよ
い。ま′た、一方向クラッチ７の構造は、図面に示ＴＪ
、うな構造に限定されるものではなく、他の１１４造を
採用ザるｂにい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図は硬貨搬送装置のｔＡＩＩＩＪｉ側面図、第２図
は硬貨詰り除去装置の作用説明図、第３図は従来の硬負
ｍ送装賀の概略斜視図、第４図ＧＪ従来の硬し’Ｊ搬送
装百の作用説１り１図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、搬送ベルトの搬送面に、硬貨一枚が通過し得る間隙
   を形成して分離ローラを対設し、 搬送ベルトの硬貨搬送方向の回転に対して、対向周面側
   が逆方向になるように分離ロー ラを回転して、重なり状態に搬送される硬 貨を一枚に分離する装置であって、 前記分離ローラと、この分離ローラの動力 入力部との間に、分離ローラの前記回転方 向に動力伝達をする一方向クラッチを介装 した 硬貨詰り除去装置。