JPS6234084A - dcSQUID磁束計用抵抗体とその製造方法 - Google Patents

dcSQUID磁束計用抵抗体とその製造方法

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JPS6234084A
JPS6234084A JP17241085A JP17241085A JPS6234084A JP S6234084 A JPS6234084 A JP S6234084A JP 17241085 A JP17241085 A JP 17241085A JP 17241085 A JP17241085 A JP 17241085A JP S6234084 A JPS6234084 A JP S6234084A
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JP
Japan
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tunnel
resistor
insulating layer
junction
josephson junction
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Application number
JP17241085A
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English (en)
Inventor
Yujiro Kato
加藤 雄二郎
Osamu Michigami
修 道上
Keiichi Tanabe
圭一 田辺
Hidefumi Asano
秀文 浅野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、dcSQUID磁束計、詳しくはトンネル形
ジョセフソン接合を抵抗でシャントした素子を基本とす
るdcSQUID磁束計の構成における、シャント用あ
るいけ他の必要な抵抗体、並びにこれらの抵抗体の製造
方法に関する。5QUID は超伝導量子干渉素子の略
である。
〈従来の技術〉 平面形dcSQUID磁束計の断面構造を第2図に概念
的に示す。第2図中、8がトンネル形ジョセフソン接合
のトンネルバリア、5がシャント用抵抗体である。、 平面形dcSQUID磁束計は基本的には、第2図に示
すように、Stやす7アイヤの基板1、隅やめ化合物の
接地層2)sloや5in2の絶縁属3、隅やめ化合物
による主コイル及び下地電極4、シャント用抵抗体5、
SiOや5in2の絶縁層6、隅やpb金合金対向電極
7、並びに超伝導体電極4,7間のトンネルツクリア8
から構成される。抵抗体5はトンネル形ジョセフソン接
合をシャントしてヒステリシスのない電流−電圧特性を
示させるために用いられている。
従来、抵抗体5の形成には、金属(PdやMo )や金
属間化合物の薄膜をリフトオフやエツチングによりバタ
ーニングする方法が用いられてきた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、金属や金属間化合物の薄膜を抵抗体とする場
合、その抵抗値の制御には、(1)薄膜を構成する物質
の抵抗率ρと、(2)  薄膜の厚さdと、 (3)  バターニングによる薄膜の長さtと、(4)
  バターニングによる薄膜の線幅Wと、の4値を全て
制御しなければならない。
しかし、上記(1)項の抵抗率ρは薄膜形成条件によっ
て大きくばらつくので、到達真空度、基板温度及び堆積
速度を正確に制御する必要がある。しかもρは基板の材
質にも関係するため慎重な基板選定が併せて必要である
。それでも、通常は、抵抗の設定値に対して±10%以
上の誤差は避けられない1、 一方、dcSQUID磁束計に用いる素子は前述の如く
、トンネル形ジョセフソン接合を抵抗でシャントした構
造をしており、電流−電圧特性にヒステリシスがないブ
リッジ形の特性を示す必要がある。トンネル形ジョセフ
ソン接合を抵抗でシャントしてなる素子がブリッジ形特
性を示すためには、McCumber (マツカンバー
)パラメータβCと呼ばれる値が1よりも十分小さくす
る必要があり、通常はβCを04〜0.2程度に選ぶ。
βCはジョセフソン接合の臨界電流IC,キャパシタン
スC及び常伝導トンネル抵抗RNとシャント抵抗Rs 
との並列抵抗値R= RN−Rs/ (RN + R8
)の関数であり、おおよそ β(、oc 1(、e R8”   −・・・−・一式
(1)の依存性をもっている。
そのため、シャン)JIIJ抵抗体5が金属や金属間化
合物の薄膜であると前述の如くその抵抗値の誤差が±1
0%以上もあることから、臨界電流ICとシャント抵抗
R8を独立に制御する場合には、臨界電流Icの制御性
に対する要求が一段と厳しくなり、5QUID の設計
値に対する誤差が増大する。即ち、事実上プロセスでの
マージンがとれなくなり回路を正常に動作させることが
困龜になるという欠点があった。また、dcSQUID
磁束計にはシャント用抵抗の他、寄生インダクタンスに
よるLC共振に対するダンピング用抵抗など、必要に応
じて他の抵抗体が使用されるが、これらの抵抗体も金属
や金属間化合物の薄膜であると、±10%以上の誤差が
避けられず、回路動作に支障をきたす。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み、トンネル形
ジョセフソン接合を抵抗でシャントしてなる素子を基本
とするdcSQUID磁束計において、5QUID作製
工程上大きなマージンを確保でき、回路動作に支障をき
たすことがない、抵抗体とその製造方法を提供すること
を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明による抵抗体は、トンネル形ジョセフソン接合を
抵抗でシャントした素子を基本要素として備えるdcS
QUID磁束計に用いられる抵抗体であって、常伝導体
と超伝導体とが薄膜の絶縁層を介して接続されてなるト
ンネル接合により形成されているものである。
また本発明による抵抗体の製造方法は、トンネル形ジョ
セフソン接合を抵抗でシャントした素子を基本要素とし
て備えるdcSQUID磁束計に用いられる抵抗体を、
常伝導体と超伝導体とを薄膜の絶縁層を介して接続して
なるトンネル接合により形成する方法であって、前記絶
縁層を金属の酸化物で形成し、金属の酸化をトンネル形
ジョセフソン接合のトンネルバリア形成工程において同
時に行うことを特徴とする方法である。
なお、絶縁層としては、kL 、 Zrおよび狗のうち
1種以上の金属の酸化物であることが^丁゛うにう。
〈作   用〉 本発明の抵抗体は、常伝導金属と超伝導金属とを極薄膜
の絶縁層を介して接続したトンネル接合により形成した
ことが、従来技術と大きく異なる。しかもトンネル形ジ
ョセフソン接合の面積と抵抗体用トンネル接合の面積と
を設計値通りに制御することは容易であるため、トンネ
ル形ジョセフンン接合のトンネルバリア形成工程と同時
に、金属を酸化して抵抗体用トンネル接合の絶縁層を形
成することにより、プロセス上のマージンを従来に比べ
以下のように50%以上増大させることができる。即ち
、 dcSQUID磁束計に用いる素子はトンネル形ジョセ
フソン接合を抵抗でシャントすることにより所定のブリ
ッジ形の特性を示さなければならないが、ブリッジ形の
特性を示すためには前述の如(McCumber  (
セラカンバー)パラメータβCと呼ばれる値を1より十
分小さくする必要があり、通常0.1〜0.2程度に選
ぶ。ICはジョセフソン接合の臨界電流Ic。
キャパシタンスC2および常伝導トンネル抵抗RNとシ
ャント抵抗R3の並列抵抗 R= RN−Rs/ (RN+R8)の函数であり、正
しくは次の式(2)で表わされる。
βc=2eIcR2c/lr  −・・式(2)ここで
、eは電子の持つ電荷の絶対値で1.60×10− ク
ーロン、 lはブランク定数で6.62X10−”I:J−8)を
2πで除した値である。
ICは常伝導トンネル抵抗RNと下地電極のギャップエ
ネルギへおよび対向電極のギャップエネルギΔ2により ・・・・・・式(3) の形に表わされる。ここでKは完全楕円積分である。
キャパシタンスCは、接合面積SN、トンネルバリアの
誘電率εε0およびトンネルバリアの厚さtにより C= SNε’a/ t ocSN/ t   一式(
4)%式% また常伝導トンネル抵抗RNは、接合面積sNとトンネ
ルバリアの厚さtに対してRN oc exp (2α
t)/SN   、、、式(5)の依存性を持つ。ここ
で、αは接合を構成する材料パラメータに依存するもの
の、tが3^増減すると抵抗値が約1桁変化するという
ことでほぼ定量化できる。
因 まずシャント抵抗Rsを従来の薄膜で形成する場合
には、前述の如く薄膜そのものの抵抗率ρと膜厚dの制
御が困難で設計値R8Oに対し±10%以上の誤差は避
けられない、またRsはRNに対して十分小さいのでR
=RN・Rs/(RN+Rs ) ’!Rs ’:Rs
o+ΔR、、、−1−/Al で近似できる、ただし1ΔR/Rsol≦0.1である
。この場合、 Ic : 2eIc(Rso±ΔR)’ C,hr =
 2eIcRso (R8O+zΔR)C/k・・・式
(7) である4、一方IcとCはトンネルバリアの厚さtに依
存し、tが設計値t0に対し 1 = 1.+Δtであれば、結局 ・・・式(8) となる βCOは設計値である。
CB)  次にシャント抵抗Rs を本発明のトンネル
接合で形成する場合には、R8もRNと同様トンネルバ
リアの厚さtに依存し R8CX: exp (2αt)/Ss     一式
(9)と表わされる。トンネルバリアの厚さをt −t
o+Δt′とすると、 となる。例として、歯−oxide −Pb トンネル
接合に対するパラメータの値を代入してみる。
αよ0.426(:A)−’ 、to=25穴とする。
この時β′Cがβω=0.15 に対して例えば±50
%以内の誤差で収まるためには 一〇85^≦Δt′≦osA   ・・・式αυの条件
を満足する必要がある。
一方(2)で説明した薄膜抵抗の場合には、ΔR=±0
.1R8Oとして βC=βco (1±0.2X1−△t/25 ) ・
exp(−0,852△t)・・・式(6) となり、これがβω=0.15 に対して±50%以内
に収まるためには、 −0,25^≦Δt≦0.53人 ・・・式(至)の条
件を満足する必要がある。
式(ロ)と(至)を比較すると、トンネルバリア膜厚の
設計値に対するマージンが0.78 Aから1.35 
Kに増加し、従来技術に比べ約70%もマージンが増加
することになる。
〈実 施 例〉 第1図を参照して、本発明の3種の実施例を説明する。
第1図は本発明におけるシャント抵抗つきトンネル形ジ
ョセフソン接合の概念的断面構造を示す断面模式図であ
る。第1図中、1はSt基板、2u接地層、3は絶縁層
、4は下地電極、9はトンネル接合で形成したシャント
用抵抗体、10は抵抗用下部電極、11はシャント抵抗
用トンネルバリア(絶縁層)、6は絶縁層、7け対向電
極、8はトンネル形ジョセフソン接合のトンネルバリア
である。
〔実施例1:At酸酸化物使用 熱酸化膜のついた2インチのStt板1 (S102膜
厚〜1000K)を用意して接地面2用め膜を、99.
99%のめターゲット(100智φ。
厚さ5 m )を用いて2 X 10−2torrのA
rガス中でDCマグネトロンスパッタ法により300℃
の基板温度で400λ/−の堆積速度で2000λの厚
さに形成した。この歯薄膜をレジストコート、M光、現
像、エツチングして接地面2 (G、P、)のパターン
を形成した。
次にこれらの基板上に層間絶縁層3用のレジストステン
シルを、米国シプレーφサー・イースト社(5HIPL
EY SAREAST Ltd、)の商品″″AZ13
50J”レジストにより形成した後、SIOを蒸着り7
トオフし接地面2上に絶縁層3を形成した。次にこれら
の基板を用いて5QUID の構成要素であるシャント
抵抗つきのトンネル形ジョセフソン接合素子を作製した
。すなわち絶縁層3上に下地電極4用述gをDC−fグ
ネトロンスパツタ法により形成しく2000λ、基板温
度250℃)レジストコート、露光、現像、エツチング
によりノぐターニングした後シャント抵抗用トンネル接
合の下地電極10用のり7トオ7ステンシルを形成し、
め膜4表面をクリーニングして導電性を確保した後MO
膜をDCマグネロトロンスバッタ法により形成しくzs
ooA、基板温度室温)す7トオフしてMo電極10を
形成した。次にジョセフソン接合用窓とシャント抵抗用
窓のついた絶縁層6をSlOをり7トオ7して形成した
。設計値はジョセフソン電流密度5 KA/m 、ジョ
セフソン接合の面積11trr10゜βC= 0.15
上帆05と選び、At−oxideをバリアとした場合
の要求値としてシャント抵抗R8’:4Ωを実現するた
めシャント抵抗用接合の面積を8.5μ−とした。対向
電極7を形成する前処理としてまず隅およびMo電極4
.10表面(接合部)をAr 十CF、混合ガス中でr
fスパッタエツチングしてクリーニングした後、極薄膜
のAt膜(3oX)をDCマグネトロンスパッタ法によ
り形成し、純酸素を1 torr導入してAtを15分
間自然酸化してトンネルバリア8,11を形成し、その
tま真空を破らずに対向電極7用歯膜をDCマグネトロ
ンスパッタ法により形成しく 3 s o o X。
室温)レジストコート、M光、現像、エツチングにより
バターニングしシャント抵抗つきのトンネル形ジョセフ
ソン接合作製工程を終了した。この接合の特性はジョセ
フソン電流密度4.2 KA/m 、 R3==m 4
.76ΩでβC= 0.L77でありやや電流密度が小
さいものの5QUIDの動作には全く支障のない特性で
あった。
〔実施例2:Mg酸化物使用〕 実施例1で接地面2 (G、P、)上に絶縁層3まで形
成した基板1を用いて、5QUID  の構成要素であ
るシャント抵抗つきのトンネル形ジョセフソン接合素子
を、珈酸化物を用いて作製した。すなわち絶縁層3上に
シャント抵抗用トンネル接合の下部電極10用リフトオ
フステンシルを形成し、Pd膜をDCマグネトロンスパ
ッタ法により形成しく100OA、基板温度室温)す7
トオフしてPd電極10を形成した。次にジョセフソン
接合用歯膜4をDCマグネトロンスパッタ法により形成
しくzoooX、基板温度250℃)レジストコート、
N光、現像、エツチングによりパターニングし、その後
ジョセフソン接合用窓とシャント抵抗用窓をSiO絶縁
層6により形成した。設計値はジョセフソン電流密度8
 KA/cd。
ジョセフソン接合の面積1μmX1μm、βC=o、i
s±0.05と選び、MgO(ε〜9.8)をトンネル
バリアとした場合のシャント抵抗に対する要求値R8=
 4.30を実現するためシャント抵抗用トンネル接合
の面積を4.7μ−とした。対向電極7を形成する前処
理としてまず歯およびPd電極4,10表面(接合部)
をAr + CF4混合ガス中でrfスパッタエツチン
グしてクリーニングした後極薄膜の素膜(30K)を基
板上にDCマグネトロンスパッタ法によね形成し、純酸
素を1 torr導入して素膜を20分間自然酸化して
トンネルバリア8゜11を形成し、そのまま真空を破ら
ずに対向電極7用め膜をDCマグネ)0ンスパツタ法に
より形成しく3000^、基板温度室温)レジストフー
ト露光、現像、エツチングによりパターニングしシャン
ト抵抗つきのトンネル形ジョセフソン接合作製工程を終
了した。
本実施例2の素子の特性を表−1に示す。
〔実施例3:Zr醗化物使用〕 実施例1で接地面2 (G、P、)上に絶縁層3まで形
成した基板1を用いて5QUID  の構成要素である
シャント抵抗つきのトンネル形ジョセフソン接合素子を
、今度はZr酸化物を用いて作製した。すなわち絶縁層
3上にシャント抵抗用トンネル接合の下部電極10用リ
フトオフステンシルを形成し、Pd膜をDCマグネトロ
ンスパッタ法により形成しく1000人、基板温度室温
)す7トオ7してPd電極10を形成した。次にジョセ
フソン接合用め膜4t−DCマグネトロンスパッタ法に
より形成しく2oooA、基板温度250℃)レジスト
コート、露光、現像、エツチングによりパターニングし
、その後ジョセフソン接合用窓とシャント抵抗用窓を8
10絶縁層6により形成した。設計値はジョセフソン電
流密度8 Kvl。
ジョセフソン接合の面積1μmX1μm、βC=0.1
5±0.05と選び、Zr02(t 〜10 )をトン
ネルバリアとした場合のシャント抵抗に対する要求値R
8:4.30 を実現するためシャント抵抗用接合の面
積を4.7μ−°とした。
対向電極7を形成する前処理としてまず冷およびPd電
極4,10表面(接合部)t−Ar+CF4混合ガス中
でrfスパッタエツチングしてクリーニングした後極薄
膜のZr膜(30λ)を基板上にDCマグネトロンスパ
ッタ法によシ形成し、純酸素を1 torr導入してZ
r膜を10分間自然酸化してトンネルバリア8,11を
形成し、その11真空を破らずに対向電極7用励膜をD
Cマグネトpシンスパッタ法より形成しく3000人、
基板温度室温)レジストフート露光、現像、エツチング
によシバターニングしシャント抵抗つきのトンネル形ジ
ョ七フソン接合作製工程を終了した。本実施例3の素子
の特性を表−1に示す。
表−1より判るように、これらの素子の特性は5QUI
D の動作に十分である。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、dcSQUID
磁束計、詳しくはトンネル形ジョセフソン接合を抵抗で
シャントした素子を基本とするdcSQUID磁束計の
構成においてシャント抵抗およびその他の必要な抵抗体
を常伝導金属と超伝導金属とを極薄膜の絶縁層を介して
接続したトンネル接合により形成し、例えば極薄膜の絶
縁層をht+ZrrMg  のうち一種以上の金属の酸
化物で構成し、しかもジョセフソン接合のトンネルバリ
アを形成する工程において同時に絶縁層を形成して抵抗
値を制御することにより、SQUより 作製工程のマー
ジンを増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシャント抵抗つきトンネル形ジョ
セフソン接合の一例を示す断面模式図、第2図は平面形
dcSQUID磁束計の概念断面図である。 図面中、1はSt基板、217接地面、3は絶縁層、4
は下地電極、61を絶縁層、7は対向電極、8はトンネ
ル形ジョセフソン接合のトンネルバリア、9はシャント
用抵抗体、10はその下部電極、11はシャント抵抗用
トンネルバリア(絶縁物)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トンネル形ジョセフソン接合を抵抗でシャントし
    た素子を基本要素として備えるdcSQUID磁束計に
    用いられる抵抗体であつて、常伝導体と超伝導体とが薄
    膜の絶縁層を介して接続されてなるトンネル接合により
    形成されている抵抗体。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記絶縁層がA
    l、ZrおよびMgのうち1種以上の金属の酸化物で構
    成されている抵抗体。
  3. (3)トンネル形ジョセフソン接合を抵抗でシャントし
    た素子を基本要素として備えるdcSQUID磁束計に
    用いられる抵抗体を、常伝導体と超伝導体とを薄膜の絶
    縁層を介して接続してなるトンネル接合により形成する
    方法であつて、前記絶縁層を金属の酸化物で形成し、金
    属の酸化をトンネル形ジョセフソン接合のトンネルバリ
    ア形成工程において同時に行うことを特徴とする抵抗体
    の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012530895A (ja) * 2009-06-20 2012-12-06 フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 時間変動する磁場又は磁場勾配を測定するための測定機器、電気抵抗素子及び測定システム

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US9476950B2 (en) 2009-06-20 2016-10-25 Forschungszentrum Juelich Gmbh Measuring instrument, electrical resistance elements and measuring system for measuring time-variable magnetic fields or field gradients

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