JPS623387Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623387Y2 JPS623387Y2 JP1982113347U JP11334782U JPS623387Y2 JP S623387 Y2 JPS623387 Y2 JP S623387Y2 JP 1982113347 U JP1982113347 U JP 1982113347U JP 11334782 U JP11334782 U JP 11334782U JP S623387 Y2 JPS623387 Y2 JP S623387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- backing plate
- cooling device
- magnet
- sputtering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 claims description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003628 erosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマグネトロン式のスパツタリングカソ
ードに関する。
ードに関する。
従来この種カソードは、第1図示のように、平
板状のターゲツトaの背側にバツキングプレート
bを介して磁石cを設け、これらを取付プレート
dに容筐eを介して取付けすると共に該容筐e内
に冷却水fを循環させてスパツタリングによるタ
ーゲツトaの温度上昇を防止すべく構成され、こ
の場合該ターゲツトaはバツキングプレートbに
半田付けするを一般とする。而してスパツタリン
グによりターゲツトaが消耗してその交換が要求
された場合、バツキングプレートbをターゲツト
aと共に取外し半田付け作業を伴なう交換作業を
行なわねばならず、作業時間が掛る欠点があると
共にこれらを冷却水fが漏れないように再び取付
けるに際し相当の熟練を要して簡単に行なえない
不都合がある。
板状のターゲツトaの背側にバツキングプレート
bを介して磁石cを設け、これらを取付プレート
dに容筐eを介して取付けすると共に該容筐e内
に冷却水fを循環させてスパツタリングによるタ
ーゲツトaの温度上昇を防止すべく構成され、こ
の場合該ターゲツトaはバツキングプレートbに
半田付けするを一般とする。而してスパツタリン
グによりターゲツトaが消耗してその交換が要求
された場合、バツキングプレートbをターゲツト
aと共に取外し半田付け作業を伴なう交換作業を
行なわねばならず、作業時間が掛る欠点があると
共にこれらを冷却水fが漏れないように再び取付
けるに際し相当の熟練を要して簡単に行なえない
不都合がある。
本考案はこうした不都合のないスパツタリング
カソードを提供することを目的としたもので、平
板状のターゲツト1の背側にバツキングプレート
2を介して磁石3と冷却装置4を設ける式のもの
に於て、該バツキングプレート2に、ターゲツト
1が比較的低温にあるときその周縁1aと多少の
間隙5を有するがその温度上昇に伴ない該周縁1
aと当接する隆起縁部6を形成して成る。
カソードを提供することを目的としたもので、平
板状のターゲツト1の背側にバツキングプレート
2を介して磁石3と冷却装置4を設ける式のもの
に於て、該バツキングプレート2に、ターゲツト
1が比較的低温にあるときその周縁1aと多少の
間隙5を有するがその温度上昇に伴ない該周縁1
aと当接する隆起縁部6を形成して成る。
第2図はその1例を示すもので、これに於ては
該隆起縁部6の高さをターゲツト1の厚さにほぼ
等しく形成し、該縁部6の前面に該ターゲツト1
と同材料の薄板7を取付けてバツキングプレート
2がスパツタされることを防止するようにした。
該隆起縁部6の高さをターゲツト1の厚さにほぼ
等しく形成し、該縁部6の前面に該ターゲツト1
と同材料の薄板7を取付けてバツキングプレート
2がスパツタされることを防止するようにした。
9は該バツキングプレート2と共に磁石3を水
密に囲繞する容筐を示し、その内部に冷却水10
を循環させて冷却装置4に構成するようにした。
11は取付プレート12に絶縁材13を介して該
容筐9を取付けする取付片、14はシールド部材
である。
密に囲繞する容筐を示し、その内部に冷却水10
を循環させて冷却装置4に構成するようにした。
11は取付プレート12に絶縁材13を介して該
容筐9を取付けする取付片、14はシールド部材
である。
尚、該バツキングプレート2の隆起縁部6内に
も第3図、第4図示のように冷却水を導入する通
路15を形成してスパツタリングにより昇温する
ターゲツト1が一層冷却されるように構成するこ
とが可能であり、さらに第5図及び第6図示の如
く冷却水の通路15を備えた隆起縁部6を側方の
調節ねじ16により多少移動出来るようにして間
隙5の制御を行なうようにしてもよい。また第4
図Aの如くターゲツト1の非エロージヨン領域に
対応するバツキングプレート2の中間部に突起1
7を形成すれば、ターゲツト1の中間部を冷却出
来ると共にターゲツト1の高価な材料の量を凹孔
18の分だけ減少させ得て経済的であり、また第
4図Bに示す如く突起17の上方のターゲツト1
をなくし、そこにターゲツト1と同材質の押えブ
ロツク19を設けるようにすればターゲツト1の
量をさらに減少させ得てより経済的となり、熱膨
張によるターゲツト1の上方へのそりも押え得て
冷却効果も向上する。
も第3図、第4図示のように冷却水を導入する通
路15を形成してスパツタリングにより昇温する
ターゲツト1が一層冷却されるように構成するこ
とが可能であり、さらに第5図及び第6図示の如
く冷却水の通路15を備えた隆起縁部6を側方の
調節ねじ16により多少移動出来るようにして間
隙5の制御を行なうようにしてもよい。また第4
図Aの如くターゲツト1の非エロージヨン領域に
対応するバツキングプレート2の中間部に突起1
7を形成すれば、ターゲツト1の中間部を冷却出
来ると共にターゲツト1の高価な材料の量を凹孔
18の分だけ減少させ得て経済的であり、また第
4図Bに示す如く突起17の上方のターゲツト1
をなくし、そこにターゲツト1と同材質の押えブ
ロツク19を設けるようにすればターゲツト1の
量をさらに減少させ得てより経済的となり、熱膨
張によるターゲツト1の上方へのそりも押え得て
冷却効果も向上する。
本考案のカソードは、ターゲツト1が常温のよ
うに比較的低温にあるときはこれとバツキングプ
レート2の隆起縁部6,6間に間隙5が存するの
で、その前方から任意に着脱出来るが、スパツタ
リングが開始されてターゲツト1が数百度に上昇
すると該間隙5は消去して周縁1aが該縁部6,
6と密接し、ターゲツト1はバツキングプレート
2を介して背後の冷却装置4で冷却されるもの
で、これによるときはスパツタリングが終えてタ
ーゲツト1が低温化すれば簡単にバツキングプレ
ート2から取外し得てその交換が容易になり、ま
た交換に際してバツキングプレート2を取外す必
要がないので冷却装置4の水漏れ事故の原因とな
ることがない等の効果がある。
うに比較的低温にあるときはこれとバツキングプ
レート2の隆起縁部6,6間に間隙5が存するの
で、その前方から任意に着脱出来るが、スパツタ
リングが開始されてターゲツト1が数百度に上昇
すると該間隙5は消去して周縁1aが該縁部6,
6と密接し、ターゲツト1はバツキングプレート
2を介して背後の冷却装置4で冷却されるもの
で、これによるときはスパツタリングが終えてタ
ーゲツト1が低温化すれば簡単にバツキングプレ
ート2から取外し得てその交換が容易になり、ま
た交換に際してバツキングプレート2を取外す必
要がないので冷却装置4の水漏れ事故の原因とな
ることがない等の効果がある。
第1図は従来例の截断側面図、第2図は本考案
の実施例の截断側面図、第3図乃至第5図は本考
案の変形例の截断側面図、第6図は第5図の実施
例の平面図である。 1……ターゲツト、2……バツキングプレー
ト、3……磁石、4……冷却装置、5……間隙、
6……隆起縁部、1a……周縁。
の実施例の截断側面図、第3図乃至第5図は本考
案の変形例の截断側面図、第6図は第5図の実施
例の平面図である。 1……ターゲツト、2……バツキングプレー
ト、3……磁石、4……冷却装置、5……間隙、
6……隆起縁部、1a……周縁。
Claims (1)
- 平板状のターゲツト1の背側にバツキングプレ
ート2を介して磁石3と冷却装置4を設ける式の
ものにおいて、該バツキングプレート2に、ター
ゲツト1が比較的低温にあるときその周縁1aと
多少の間隙5を有するがその温度上昇に伴ない該
周縁1aと当接する隆起縁部6を形成して成るス
パツタリングカソード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334782U JPS5921661U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | スパツタリングカソ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11334782U JPS5921661U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | スパツタリングカソ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5921661U JPS5921661U (ja) | 1984-02-09 |
JPS623387Y2 true JPS623387Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=30262418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11334782U Granted JPS5921661U (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | スパツタリングカソ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921661U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59193147U (ja) * | 1983-06-11 | 1984-12-21 | 小室 徳太郎 | 穀物袋 |
JPS63190050U (ja) * | 1987-05-28 | 1988-12-07 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5416385A (en) * | 1977-06-10 | 1979-02-06 | Varian Associates | Target profile for sputtering apparatus |
JPS5488885A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Insulator target for sputtering device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567166U (ja) * | 1978-10-30 | 1980-05-09 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP11334782U patent/JPS5921661U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5416385A (en) * | 1977-06-10 | 1979-02-06 | Varian Associates | Target profile for sputtering apparatus |
JPS5488885A (en) * | 1977-12-26 | 1979-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Insulator target for sputtering device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5921661U (ja) | 1984-02-09 |
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