JPS6233539Y2 - - Google Patents

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JPS6233539Y2
JPS6233539Y2 JP4599480U JP4599480U JPS6233539Y2 JP S6233539 Y2 JPS6233539 Y2 JP S6233539Y2 JP 4599480 U JP4599480 U JP 4599480U JP 4599480 U JP4599480 U JP 4599480U JP S6233539 Y2 JPS6233539 Y2 JP S6233539Y2
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JP
Japan
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handling depth
depth adjustment
operating tool
lever
adjustment mechanism
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JP4599480U
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JPS56147819U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンバインにおける扱深さ調節装置
に関し、扱深さ調節操作の容易化を図らんとする
ものである。
扱深さ調節機構を調節操作するに、従来では、
1つの操作具を用いて調節全範囲に亘つて調節操
作させるようにしているが、この場合、次に述べ
る問題があつた。つまり、1つの操作具を用いて
扱深さ調節機構を調節操作しようとすると、操作
具の移動ストロークが大きくなり、扱深さ調節装
置を大きな範囲に亘つて迅速に操作し難い問題が
あつた。尚、操作具の移動ストロークを小に設定
すれば、上記問題を解消できるのであるが、この
場合、扱深さ調節装置を小さな範囲で調節操作す
る微調節時に、操作具を小さな範囲で正確に移動
させる必要があり、未熟練者等では扱い難いもの
となる問題がある。
本考案は、上記実状に留意して為されたもので
あつて、単位移動操作量に対する扱深さ調節機構
の調節操作量を大小に異ならせた第1、第2操作
具にて、前記扱深さ調節機構を調節操作可能に形
成してあることを特徴とする。
すなわち、扱深さ調節機構を大きな範囲に亘つ
て操作する際には、小さなストロークで大きな範
囲に亘つて扱深さ調節機構を調節操作することが
可能な第1操作具を用いて迅速に所望の扱深さ調
節を行なえ、又、扱深さ調節機構を小さな範囲に
亘つて操作する際には、大きなストロークで小さ
な範囲に亘つて扱深さ調節機構を調節操作するこ
とが可能な第2操作具を用いて正確に所望の扱深
さ調節を行なえるのである。もつて、第1、第2
操作具を適宜使い分けることによつて、全体とし
て極めて容易に所望の扱深さ調節操作を適切に行
なうことが可能なコンバインの扱深さ調節装置を
得るに至つた。
以下本考案の実施の態様を例示図に基づいて説
明する。
第1図は、歩行型コンバインの平面を示し、機
体前部に、圃場に植えられた複数条の茎稈を立姿
勢に引起す装置1、引起し茎稈の株元を切断する
刈取装置2、刈取茎稈を後方へ掻込みながら合流
させる補助搬送装置3、合流された茎稈をその穂
先部を案内板4にて受止め案内させながらその株
元を挾持搬送装置5にて後方上方へ搬送する後方
搬送部等を備えた刈取処理部が設けられ、機体後
部に、前記株元挾持搬送装置5から受渡される茎
稈株元をフイードチエーン6にて挾持搬送しなが
ら扱脱穀する脱穀装置7が設けられ、この脱穀装
置7の背部箇所に、脱穀処理後の排ワラを2つ折
にして細断処理するシリンダ型カツタ8、搬送筒
9に沿つて送り込まれてくる脱穀処理後の穀粒を
袋詰め処理する装置10、歩行作業者が操作する
諸操作具を支承した操縦ボツクス11が横方向に
並置されている。そして、進行に伴い茎稈を引起
し刈取処理し、刈取茎稈を順次扱脱穀する作業を
自動的に連続して行なうべく構成されている。
前記株元挾持搬送装置5が、第2図に示す如
く、その後端部を支点Pにして上下揺動調節操作
されることにより、前記補助搬送装置3から受渡
される茎稈支持位置を稈身方向に変更し、結果的
に、前記フイードチエーン6への茎稈受渡し位置
を稈身方向に変更して脱穀装置7内への茎稈穂先
挿入量を調節する扱深さ調節装置に構成されてい
る。
次に、前記株元挾持搬送装置5の揺動操作構造
について、第2図及び第3図に基づいて説明す
る。
すなわち、前記操縦ボツクス11に、固定横軸
心X1周りに前後揺動可能な第1揺動レバー12
が枢支され、このレバー12の枢支ボス部12a
に連設した第1揺動アーム13の遊端に、前記固
定軸心X1と平行する軸心X2周りに揺動可能な第
2揺動レバー14が枢支され、このレバー14の
枢支ボス部14aから第2揺動アーム15が連設
されている。前記株元挾持搬送装置5と前記刈取
処理部を支承する支持フレーム16との間に伸縮
可能な2つ折れリンク機構17が介装されるとと
もに、このリンク機構17と前記第2揺動アーム
15とが、ワイヤ及びリンク機構からなる機械式
連係機構を介して連係されている。
又、前記第1,第2揺動レバー12,14がそ
の枢支基部12a,14aに対して横揺動可能に
枢支されており、第1レバー12は、横揺動によ
り前記ボツクス11の上壁に形成した前後一対の
係止溝18a,18bに係脱されるべく構成さ
れ、又第2レバー14は、横揺動により前記ボツ
クス11の上壁に前後方向適当間隔おきに形成し
た4つの係止溝19a,19b,19c,19d
に係脱されるべく構成されている。
そして、前記第1揺動レバー12を前後に揺動
操作すれば、第1、第2揺動アーム13,15
夫々の突出長さを加えたアーム長さを用いた状態
で株元挾持搬送装置5を揺動操作し、前記第2揺
動レバー14を前後に揺動操作すれば、第2揺動
アーム15の突出長さを用いた状態で株元挾持搬
送装置5を揺動操作するようになつており、株元
挾持搬送装置5を単位量揺動させるための移動操
作量が、第1揺動レバー12の方が第2揺動レバ
ー14よりも約2分の1小さくなるように設定さ
れている。つまり、この実施例の場合、第1揺動
レバー12の前後2位置の切換により、株元挾持
搬送装置5をその揺動範囲のうちの上半部分で揺
動させるか、下半部分で揺動させるかを選択し、
次に、第2揺動レバー14にて、設定された半分
づつの揺動範囲にて揺動調節操作させるようにな
つている。
尚、本案は、扱深さ調節機構5を油圧シリンダ
等の駆動機構を用いて調節操作する場合に適用し
てもよい。つまり、扱深さ調節機構5を調節する
に、予め設定された扱深さ位置に駆動機構を用い
て自動的に調節させるようにする場合に、扱深さ
設定操作構造を本案を用いて構成するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの扱深さ調節装
置の実施の態様を例示し、第1図は歩行型コンバ
インの平面図、第2図は株元挾持搬送装置と第
1,第2揺動レバーとの連係図、第3図は第1,
第2レバーの装着部を示す斜視図である。 5……扱深さ調節機構、12……第1操作具、
13……第1揺動アーム、14……第2操作具、
15……第2揺動アーム、X1,X2……軸心。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 単位移動操作量に対する扱深さ調節機構5の
    調節操作量を大小に異ならせた第1、第2操作
    具12,14にて、前記扱深さ調節機構5を調
    節操作可能に構成してあることを特徴とするコ
    ンバインの扱深さ調節装置。 前記第1操作具12は、固定軸心X1周りに
    揺動揺作されるレバーであり、前記第2操作具
    14は、第1操作具12に連設の第1揺動アー
    ム13の遊端に前記固定軸心X1と平行する軸
    心X2周りに揺動操作されるレバーであり、前
    記扱深さ調節機構5が、第2操作具14に連設
    の第2揺動アーム15と機械式連係機構を介し
    て連係されている実用新案登録請求の範囲第
    項記載のコンバインの扱深さ調節装置。
JP4599480U 1980-04-04 1980-04-04 Expired JPS6233539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4599480U JPS6233539Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04

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JP4599480U JPS6233539Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56147819U JPS56147819U (ja) 1981-11-07
JPS6233539Y2 true JPS6233539Y2 (ja) 1987-08-27

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ID=29641050

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JP4599480U Expired JPS6233539Y2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04

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JPS56147819U (ja) 1981-11-07

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