JPS6233512Y2 - - Google Patents

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JPS6233512Y2
JPS6233512Y2 JP12047378U JP12047378U JPS6233512Y2 JP S6233512 Y2 JPS6233512 Y2 JP S6233512Y2 JP 12047378 U JP12047378 U JP 12047378U JP 12047378 U JP12047378 U JP 12047378U JP S6233512 Y2 JPS6233512 Y2 JP S6233512Y2
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JP
Japan
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brush
housing
armature
flat
cover
Prior art date
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Expired
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JP12047378U
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English (en)
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JPS5537550U (ja
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  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、フラツトモータ、特にそのブラシ部
分の改良に関する。
(従来の技術) 最近の自動車は、エンジンルームが過密化、高
温化しているため、各種機器の小形化及びエンジ
ンルームの温度低下の要請が強い。したがつてラ
ジエータ冷却用フアン装置のモータも、扁平かつ
小型で回転トルクの強いフラツトモータを使用す
る傾向にある。
このフラツトモータ1は第1図に示すように、
カバー2に密着した永久磁石3の磁力によりブラ
ケツト4を引きつけ、このカバー2とブラケツト
4とによりハウジング5を構成し、このハウジン
グ5内に扁平円盤状のアマチユア6を回転自在に
設け、このアマチユア6に触接するブラシ7に電
流を流すことによりアマチユア6を回転させるよ
うにしている。
このブラシ7はアマチユア6に対し直角となる
ように確実に保持される必要があり、しかも、こ
のアマチユア6との触接が不完全な場合、例えば
アマチユア6に対しブラシ7が傾斜して当接して
いるときには、アマチユア6の回転によりブラシ
7若しくはアマチユア自体が振動し、この振動が
前記ハウジング5に伝達され、騒音発生の一因と
なる。
そこで、この騒音を減衰すべく、ブラシ7を保
持するブラシハウジング10のブラシケース8を
プラスチツクにより形成するとともに該ケース8
をゴム等の弾性体9により保持し、弾性的にブラ
シ7を支持するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかして、このブラシ7には、回転するアマチ
ユア6との接触により生じる摩擦熱の他に、電流
が流れることによりジユール熱が生じることにな
るが、このような熱は円滑にかつ速く除去する必
要がある。特に上述したゴム、プラスチツク等に
よりブラシハウジング10を形成したものでは、
放熱性が悪くなり、モータ自体の寿命も短くなる
虞れがある。
また、このブラシハウジング10ではゴム、プ
ラスチツクという材質の異なる部品が数種必要と
なるため、アマチユア6とブラシ7との直角度を
出しにくいという欠点もある。
本考案は、かかる欠陥を除去するためになされ
たもので、製作上、組み付け精度上、放熱性の面
において優れたフラツトモータを提供することを
目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、一端
面に永久磁石が密着固定された扁平なヨークの他
端面を内周面に固着してなるカバーと、このカバ
ーを閉鎖するように設けられ、前記永久磁石の磁
力により前記カバー側に引きつけられるブラケツ
トとからなるハウジング内に、前記永久磁石とわ
ずかな間隙をもつて対設された扁平円盤状のアマ
チユアを回転自在に設け、このアマチユアに触接
するブラシより電流を供給するようにしたフラツ
トモータにおいて、前記ブラシを内部に収容し前
記アマチユアに対しほぼ直角にかつ摺動可能に保
持するブラシハウジングを前記ヨークと一体に形
成したことを特徴とするものである。
(作 用) このように本考案では、アマチユアに対しほぼ
直角にかつ摺動可能に保持するブラシハウジング
をヨークと一体に形成したので、部品点数が少な
く製作上、組み付け精度上において優れたものと
なり、またブラシに生じた熱をブラシハウジング
等を介して円滑に法組餐することができ、放熱性
の面においても優れたフラツトモータとなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。
第2,3図は、本件考案に係るフラツトモータ
の一実施例を示すカバー側の平面図と、その断面
図であり、第1図に示す部材と同一部材には同一
符号を付してある。
このフラツトモータAは、一端面に永久磁石3
が密着固定された扁平なヨーク15の他端面を内
周面に固着してなるカバー11と、このカバー1
1を閉鎖するように設けられ、前記永久磁石3の
磁力により前記カバー11側に引きつけられる鉄
製のブラケツト4とからなるハウジング12を有
している。このハウジング12内には、前記永久
磁石3とわずかな間隙をもつて対設された扁平円
盤状のアマチユア6を回転自在に設けてある。こ
のアマチユア6にはブラシ7,7aが触接し、前
記アマチユア6に電流を供給するようになつてい
る。
特に、本実施例によれば、このフラシ7,7a
のブラシハウジング13は鉄製のヨーク15と一
体に成形され、アルミニウム製のカバー11に固
着されている。
したがつて、このブラシハウジング13はヨー
ク15に対する直角度が確実に出るように成形で
き、しかもこのブラシハウジング13をカバー1
1に密着させれば、このカバー11に対する直角
度も出ることになる。また、ブラケツト4に対し
アマチユア6の軸16を直角に設けることも容易
であることから、前記ブラシハウジング13に収
納したブラシ7,7aとアマチユア6との直角度
も比較的容易にかつ確実に出すことができること
になる。
このブラシハウジング13内に設けられるブラ
シ7,7aは、グラフアイト製の四角柱状をした
もので、ブラシハウジング13の内周面に形成さ
れた溝に沿つて摺動可能とされ、ばね17により
アマチユア6側に弾撥されているが、このブラシ
7,7aの後端部分には導電用のリード線18が
固着され、前記ばね17の弾撥力によつて飛び出
さないようになつている。
ただこのブラシ7,7aはDC、+−の電位をも
つているので、ヨーク15とブラシ7,7aとの
間は絶縁処理を施す必要があることから、このブ
ラシハウジング13の内周面には絶縁処理剤Zが
コーテイングされている。
なお、図中19は、このブラシ7の摩耗に伴な
つてリード線18の移動を可能にするための切欠
きである。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、カバーの
内周面に固着されるヨークとブラシハウジングと
を一体に形成するようにしたため、ブラシとカバ
ーとの直角度を確保し易く、ひいてはアマチユア
との直角度も確保できることになる。したがつて
ブラシとアマチユアとの接触は常に正常なものと
なり、接触不良により生じる騒音も防止すること
ができる。またブラシハウジングも熱伝導性の高
い鉄などの金属により形成したため、従来のもの
に比し、放熱性が向上し、モータ自体の寿命も長
くなる。さらに、モータの製作をなす場合も、一
体成形であるため、部品点数が少なくなり、組み
立て作業が容易となり、部品コストの低減をも達
成することができる等きわめて優れた効果を奏す
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のフラツトモータの断面図、第
2図は、本考案の一実施例を示すカバー側の平面
図、第3図は、第2図の−線に沿う断面図で
ある。 A……フラツトモータ、3……永久磁石、4…
…ブラケツト、6……アマチユア、7……ブラ
シ、11……カバー、12……ハウジング、13
……ブラシハウジング、14……カバーケース、
15……ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端面に永久磁石3が密着固定された扁平なヨ
    ーク15の他端面を内周面に固着してなるカバー
    11と、このカバー11を閉鎖するように設けら
    れ、前記永久磁石3の磁力により前記カバー11
    側に引きつけられるブラケツト4とからなるハウ
    ジング12内に、前記永久磁石3とわずかな間隙
    をもつて対設された扁平円盤状のアマチユア6を
    回転自在に設け、このアマチユア6に触接するブ
    ラシ7より電流を供給するようにしたフラツトモ
    ータにおいて、前記ブラシ7を内部に収容し前記
    アマチユア6に対しほぼ直角にかつ摺動可能に保
    持するブラシハウジング13を前記ヨーク15と
    一体に形成したことを特徴とするフラツトモー
    タ。
JP12047378U 1978-09-04 1978-09-04 Expired JPS6233512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12047378U JPS6233512Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12047378U JPS6233512Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5537550U JPS5537550U (ja) 1980-03-11
JPS6233512Y2 true JPS6233512Y2 (ja) 1987-08-27

Family

ID=29076717

Family Applications (1)

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JP12047378U Expired JPS6233512Y2 (ja) 1978-09-04 1978-09-04

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JP (1) JPS6233512Y2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790318A (en) * 1980-11-27 1982-06-05 Mitsubishi Electric Corp Compulsory separation supply unit
JPS586819A (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 Mitsubishi Electric Corp 分離供給装置
JPS6043630U (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 日立電子エンジニアリング株式会社 Icの個別分離機構
JPS61101525U (ja) * 1984-12-07 1986-06-28
JPS6296016U (ja) * 1985-12-06 1987-06-19
JPH0730581Y2 (ja) * 1986-10-31 1995-07-12 富士通テン株式会社 エスケ−プ装置
JPH0738274Y2 (ja) * 1991-01-25 1995-08-30 関東自動車工業株式会社 ローラコンベアの順送り装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5537550U (ja) 1980-03-11

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