JPS6233200A - モノクロ−ナル抗体 - Google Patents
モノクロ−ナル抗体Info
- Publication number
- JPS6233200A JPS6233200A JP17487785A JP17487785A JPS6233200A JP S6233200 A JPS6233200 A JP S6233200A JP 17487785 A JP17487785 A JP 17487785A JP 17487785 A JP17487785 A JP 17487785A JP S6233200 A JPS6233200 A JP S6233200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tsh
- monoclonal antibody
- subunit
- beta subunit
- mouse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はTSH−βサブユニット特異性モノクローナル
抗体、特に、TSHそのものは実質的に認識せずTSH
−βサブユニ、7 )のみに特異性を有するモノクロー
ナル抗体に関する。
抗体、特に、TSHそのものは実質的に認識せずTSH
−βサブユニ、7 )のみに特異性を有するモノクロー
ナル抗体に関する。
一般に、TSH(甲状腺刺激ホルモン)はαおよびβの
各サブユニットから構成されており、その血中または体
液中の濃度の測定は原発性甲状腺機能低下症、パセドウ
病、フレチン症等の診断に広く利用されている。しかし
ながら、血中または体液中には、通常、αおよびβの各
サブユニットで構成されるTSH自体のほかに遊離の形
のTSH−αサブユニットとTSH−βサブユニットも
存在すると云われておシ、正常人または上記の各症状を
有する患者におけるそれら各TSH成分の動態について
檀々の検討がなされているが、現在のところまだ、その
十分な解明はなされて一方、TSHを測定するアッセイ
係においてTSH特異性モノクローナμ抗体を用いるこ
とは公知である。例えば、 クリニカ〜 グミストリ−
(CL工N工CAL CHEM工5TRY)、■01゜
28、A9,1862−1982“には、H,earr
ett。
各サブユニットから構成されており、その血中または体
液中の濃度の測定は原発性甲状腺機能低下症、パセドウ
病、フレチン症等の診断に広く利用されている。しかし
ながら、血中または体液中には、通常、αおよびβの各
サブユニットで構成されるTSH自体のほかに遊離の形
のTSH−αサブユニットとTSH−βサブユニットも
存在すると云われておシ、正常人または上記の各症状を
有する患者におけるそれら各TSH成分の動態について
檀々の検討がなされているが、現在のところまだ、その
十分な解明はなされて一方、TSHを測定するアッセイ
係においてTSH特異性モノクローナμ抗体を用いるこ
とは公知である。例えば、 クリニカ〜 グミストリ−
(CL工N工CAL CHEM工5TRY)、■01゜
28、A9,1862−1982“には、H,earr
ett。
waaa等により、TSHを含む各楓ホルモンのα−サ
ブユニット特異性七ノクローナ/l/抗体およびβ−サ
ブユニット特異性モノクローナル抗体を用いたE工A法
が報告されている。
ブユニット特異性七ノクローナ/l/抗体およびβ−サ
ブユニット特異性モノクローナル抗体を用いたE工A法
が報告されている。
この報告によれば、固相としてα−サブユニット特特異
性モノクロナナ/1/机 識コンジュゲートとしてβ−サブユニット特異性モノク
ローナル抗体を用いる方法を開示しているとおシ、用い
る各サブユニット特異性モノクローナル抗体は当然のこ
ととしてTSR自体も認識するものである。
性モノクロナナ/1/机 識コンジュゲートとしてβ−サブユニット特異性モノク
ローナル抗体を用いる方法を開示しているとおシ、用い
る各サブユニット特異性モノクローナル抗体は当然のこ
ととしてTSR自体も認識するものである。
本発明者等は、このようなTSE(のサブユニット特異
性モノクローナル抗体についてタト究を進めていくうち
に、種々確立したモノクローナル抗体、特にβ−サブユ
ニット特異性モノクローナル抗体においてTSH自体は
実質的に認識せずβ−サブユニットのみに特異性を有す
るモノクローナル抗体を見い出した。
性モノクローナル抗体についてタト究を進めていくうち
に、種々確立したモノクローナル抗体、特にβ−サブユ
ニット特異性モノクローナル抗体においてTSH自体は
実質的に認識せずβ−サブユニットのみに特異性を有す
るモノクローナル抗体を見い出した。
一般には、上述の文献における如く、β−サブユニット
特異性モノクローナル抗体は、TSf(自体金も認識す
るものが通常である。
特異性モノクローナル抗体は、TSf(自体金も認識す
るものが通常である。
本発明のTSHのβ−サブユニットのみを認識するモノ
クローナル抗体は、一般には、’f’sH1た1dTS
H−βサブユニットで免疫したマウスのIPv、w、細
胞とマウスミエローマ細胞を融合し、さらにクローニン
グして得られたモノクローナル抗体産生性ハイプリドー
マのなかから、その特異性を調べてβ−サブユニットの
みに特異性を有するモノクローナル抗体を産生ずるハイ
プリドーマを選択し、このハイプリドーマを人工培地中
あるいは、マウス腹腔内で増殖させることによって得る
ことができる。
クローナル抗体は、一般には、’f’sH1た1dTS
H−βサブユニットで免疫したマウスのIPv、w、細
胞とマウスミエローマ細胞を融合し、さらにクローニン
グして得られたモノクローナル抗体産生性ハイプリドー
マのなかから、その特異性を調べてβ−サブユニットの
みに特異性を有するモノクローナル抗体を産生ずるハイ
プリドーマを選択し、このハイプリドーマを人工培地中
あるいは、マウス腹腔内で増殖させることによって得る
ことができる。
以下、実施例によシ本発明を具体的に説明する。
実施例
モノクローナル抗体の調製
先ず、TSH−JたはTSH−βサブユニットの50μ
tをl、 3−clの0.9%生理食塩水に浴解し、ア
ジュバントとしてD工FCO社のFCAl、3WLiを
加えて油中水滴型としたものを基礎免疫用抗原とした。
tをl、 3−clの0.9%生理食塩水に浴解し、ア
ジュバントとしてD工FCO社のFCAl、3WLiを
加えて油中水滴型としたものを基礎免疫用抗原とした。
また、ブースター用抗涼としてTSHまたはTSH−β
サブユニットの50μfを1.3−の0.9%生理食塩
水に浴かして調製したものを用いた。
サブユニットの50μfを1.3−の0.9%生理食塩
水に浴かして調製したものを用いた。
B A L B/Cマウス4〜5週令♀を用い、下記第
1表に示す方法およびスケージュルで免疫して得たマウ
ス稗wt細胞を、以下、通常の方法、例えば渡辺武監修
「ハイプリドーマ法とモノクローナル抗体J、P、20
〜F、29(株)R&Dプランニング社、1982 に
2!載の方法によりマウスミエローマall (P3−
X63−Al13− Ul )と融合させ、クローニン
グしてTSH−βサブユニツト特異性モノクローナル抗
体を産生ずるハイプリドーマ10槌ヲ得九。各々をマウ
ス腹腔内で増殖させることによって各モノクローナル抗
体を得た。
1表に示す方法およびスケージュルで免疫して得たマウ
ス稗wt細胞を、以下、通常の方法、例えば渡辺武監修
「ハイプリドーマ法とモノクローナル抗体J、P、20
〜F、29(株)R&Dプランニング社、1982 に
2!載の方法によりマウスミエローマall (P3−
X63−Al13− Ul )と融合させ、クローニン
グしてTSH−βサブユニツト特異性モノクローナル抗
体を産生ずるハイプリドーマ10槌ヲ得九。各々をマウ
ス腹腔内で増殖させることによって各モノクローナル抗
体を得た。
抗原特異性測定およびイムノグロブリン・上記で得た1
0確のハイブリドーマが産生ずる七ノクローナ/v4A
体の抗原特異性を次のようにして測定した。
0確のハイブリドーマが産生ずる七ノクローナ/v4A
体の抗原特異性を次のようにして測定した。
先ず、トレーサーとしての125r m蛾TSH。
125■標蛾TSH−αサブユニットおよび1251[
JTSE(−βサブユニットをクロフミン−T法によυ
調製した。
JTSE(−βサブユニットをクロフミン−T法によυ
調製した。
サンプルとしての各ハイブリドーマの培養上清の免投プ
ロブリン社を20μL侃1に14望管内で混合して37
°Cで1時間インキュベートした。次に市販の抗マウス
イムノグロブリンヤギ血清(カッペル社製)を20倍希
釈したもの50μm t /JJえ、さらに37°Cで
30分間インキニーベートした。続いて、市販の黄色ブ
ドウ球@ Cowan工株菌俸でめるアブソープG(化
血輯装)200μJを加え37°Cで30分間インキュ
ベートした。その後、o、1sMcん酸緩衝食塩液(1
)H7,2)で洗浄したのち、沈査中のapmqガンマ
−カウンターでカウントして各ハイプリドーマの抗原性
を測定した。
ロブリン社を20μL侃1に14望管内で混合して37
°Cで1時間インキュベートした。次に市販の抗マウス
イムノグロブリンヤギ血清(カッペル社製)を20倍希
釈したもの50μm t /JJえ、さらに37°Cで
30分間インキニーベートした。続いて、市販の黄色ブ
ドウ球@ Cowan工株菌俸でめるアブソープG(化
血輯装)200μJを加え37°Cで30分間インキュ
ベートした。その後、o、1sMcん酸緩衝食塩液(1
)H7,2)で洗浄したのち、沈査中のapmqガンマ
−カウンターでカウントして各ハイプリドーマの抗原性
を測定した。
また、イムノグロブリン・サブクラスの同定をマウスの
α、rl、r 2 ”% r 26、r3、μ、露、λ
鎖に対する各抗血清を用いてオフタロニー法によシ谷ハ
イブリドーマ@簀上膚について測定した。
α、rl、r 2 ”% r 26、r3、μ、露、λ
鎖に対する各抗血清を用いてオフタロニー法によシ谷ハ
イブリドーマ@簀上膚について測定した。
結果は第2表のとおシでおり、いずれのハイグリドーマ
疼もβiプユニットとは反応性を示しているが、ハイプ
リドーマ&8〜10においてはTSHと実質的に反応性
を示さないものが得らnていることが判る。
疼もβiプユニットとは反応性を示しているが、ハイプ
リドーマ&8〜10においてはTSHと実質的に反応性
を示さないものが得らnていることが判る。
以上により、本発明によれば、TSHt−実質的に認識
せずM噛のTSH−βサブユニットのみにしか特異性を
示さないモノクローナル抗体を得ることができる。この
ようなモノクローナル抗体は血中での各TSH成分の動
騙解析に有用である。
せずM噛のTSH−βサブユニットのみにしか特異性を
示さないモノクローナル抗体を得ることができる。この
ようなモノクローナル抗体は血中での各TSH成分の動
騙解析に有用である。
Claims (1)
- (1)TSHを実質的に認識せずTSH−βサブユニッ
トのみに特異性を有するモノクローナル抗体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17487785A JPS6233200A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | モノクロ−ナル抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17487785A JPS6233200A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | モノクロ−ナル抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6233200A true JPS6233200A (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=15986221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17487785A Pending JPS6233200A (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 | モノクロ−ナル抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6233200A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH049898U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-28 | ||
JPH04501802A (ja) * | 1989-01-11 | 1992-04-02 | アメリカ合衆国 | 生物学的に活性な合成チロトロピンおよびそれを製造するためのクローン化遺伝子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59500986A (ja) * | 1982-05-21 | 1984-05-31 | ザ・トラステイ−ズ・オブ・コロンビア・ユニヴア−シテイ・イン・ザ・シテイ・オブ・ニユ−・ヨ−ク | モノクロ−ナル抗体混合物及び高感度イムノアツセイのための前記モノクロ−ナル抗体混合物の使用 |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP17487785A patent/JPS6233200A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59500986A (ja) * | 1982-05-21 | 1984-05-31 | ザ・トラステイ−ズ・オブ・コロンビア・ユニヴア−シテイ・イン・ザ・シテイ・オブ・ニユ−・ヨ−ク | モノクロ−ナル抗体混合物及び高感度イムノアツセイのための前記モノクロ−ナル抗体混合物の使用 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04501802A (ja) * | 1989-01-11 | 1992-04-02 | アメリカ合衆国 | 生物学的に活性な合成チロトロピンおよびそれを製造するためのクローン化遺伝子 |
JPH049898U (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-28 |
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