JPS6233101B2 - - Google Patents
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- JPS6233101B2 JPS6233101B2 JP56069928A JP6992881A JPS6233101B2 JP S6233101 B2 JPS6233101 B2 JP S6233101B2 JP 56069928 A JP56069928 A JP 56069928A JP 6992881 A JP6992881 A JP 6992881A JP S6233101 B2 JPS6233101 B2 JP S6233101B2
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- JP
- Japan
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- rotating body
- worm wheel
- rod
- circular
- case
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
- B60R1/062—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
- B60R1/07—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
- B60R1/072—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for adjusting the mirror relative to its housing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバツクミラー傾動装置に関する。詳し
くは、バツクミラー傾動装置におけるロツドと回
転体との結合部からの浸水を完全に防止して、き
わめて防水性の高い装置を得ることができるよう
にした新規なバツクミラー傾動装置を提供しよう
とするものである。
くは、バツクミラー傾動装置におけるロツドと回
転体との結合部からの浸水を完全に防止して、き
わめて防水性の高い装置を得ることができるよう
にした新規なバツクミラー傾動装置を提供しよう
とするものである。
第1図は従来のバツクミラー傾動装置における
摺動自在なロツドを備えた回転体の一例を示すも
のである。aは回転体、例えばウオームホイール
である。ウオームホイールaはその中間部にウオ
ームギヤbと噛合する歯車cが形成されている。
ウオームホイールaの回転軸線方向の両端部には
外周が前記軸線方向に見て円形にされている円形
外周部d,eが形成されている。そして、両円形
外周部d,eの内側はそれぞれの方向に向いた段
部f,gによつて限定されている。h,iはケー
ス体で、この2つが合わさつて一つのケースが形
成される。ケース体h,iの合わせ両側には円形
の支持壁j,kが形成されていて、これら支持壁
j,kの内径はウオームホイールaの円形外周部
d,eの外径より僅かに大きく形成されている。
しかして、2つのケース体h,iが結合されると
き、ウオームホイールaの円形外周部d,eが各
ケース体h,iの円形支持壁j,k内に遊嵌され
る。このようにして、回転体たるウオームホイー
ルaは支持壁j,kに回転可能に支持される。l
はロツドである。ロツドlは外周面にねじ溝が形
成されたねじ部mの後端から角柱状の係合部nが
一体に突出形成されている。ウオームホイールa
にはこれを前後に貫通する孔oが形成されてお
り、この貫通孔oを横切るように形成された隔板
pにロツドlの係合部nの外形より稍大きい角孔
が形成されていて、この角孔にロツドlの係合部
nが摺動可能なるように挿通される。qは2叉状
にされた線ばねで、ケース体jに取り付けられて
おり、2叉部がロツドlのねじ部mを両側から挾
むようにしてそのねじ溝と係合されている。しか
して、ウオームホイールaが回転されると、ロツ
ドlもこれと共に回転される。すると、ロツドl
のねじ部mは2叉状線ばねqと係合されているた
め、その回転の向きに応じて線ばねqに対して捩
じ込み、あるいは捩じ戻されるようになり、ウオ
ームホイールaの回転軸線の方向に沿つて移動さ
れることとなる。
摺動自在なロツドを備えた回転体の一例を示すも
のである。aは回転体、例えばウオームホイール
である。ウオームホイールaはその中間部にウオ
ームギヤbと噛合する歯車cが形成されている。
ウオームホイールaの回転軸線方向の両端部には
外周が前記軸線方向に見て円形にされている円形
外周部d,eが形成されている。そして、両円形
外周部d,eの内側はそれぞれの方向に向いた段
部f,gによつて限定されている。h,iはケー
ス体で、この2つが合わさつて一つのケースが形
成される。ケース体h,iの合わせ両側には円形
の支持壁j,kが形成されていて、これら支持壁
j,kの内径はウオームホイールaの円形外周部
d,eの外径より僅かに大きく形成されている。
しかして、2つのケース体h,iが結合されると
き、ウオームホイールaの円形外周部d,eが各
ケース体h,iの円形支持壁j,k内に遊嵌され
る。このようにして、回転体たるウオームホイー
ルaは支持壁j,kに回転可能に支持される。l
はロツドである。ロツドlは外周面にねじ溝が形
成されたねじ部mの後端から角柱状の係合部nが
一体に突出形成されている。ウオームホイールa
にはこれを前後に貫通する孔oが形成されてお
り、この貫通孔oを横切るように形成された隔板
pにロツドlの係合部nの外形より稍大きい角孔
が形成されていて、この角孔にロツドlの係合部
nが摺動可能なるように挿通される。qは2叉状
にされた線ばねで、ケース体jに取り付けられて
おり、2叉部がロツドlのねじ部mを両側から挾
むようにしてそのねじ溝と係合されている。しか
して、ウオームホイールaが回転されると、ロツ
ドlもこれと共に回転される。すると、ロツドl
のねじ部mは2叉状線ばねqと係合されているた
め、その回転の向きに応じて線ばねqに対して捩
じ込み、あるいは捩じ戻されるようになり、ウオ
ームホイールaの回転軸線の方向に沿つて移動さ
れることとなる。
上記したようなバツクミラー傾動装置にあつて
は、回転体、例えばウオームホイールaにこれを
軸方向に貫通する孔oが形成されていて、この孔
oの中に形成された隔板pの角孔とロツドlの角
柱状係合部nとが摺動可能な状態で係合されてい
るため、この係合箇所を通つて雨水等がケース体
iの方へ浸水してしまい易いという欠点がある。
は、回転体、例えばウオームホイールaにこれを
軸方向に貫通する孔oが形成されていて、この孔
oの中に形成された隔板pの角孔とロツドlの角
柱状係合部nとが摺動可能な状態で係合されてい
るため、この係合箇所を通つて雨水等がケース体
iの方へ浸水してしまい易いという欠点がある。
そこで、本発明は、バツクミラー傾動装置にお
けるロツドと回転体との結合部からの浸水を完全
に防止することができるようにした新規なバツク
ミラー傾動装置を提供しようとするもので、モー
タにより回転せしめられる回転体と、該回転体
に、回転運動を直線運動に変換する手段を介して
連結されたロツドと、前記回転体を回転可能に保
持するケースを構成する2つのケース体と、該2
つのケース体の一方のケース体に回動自在に支持
されているとともに前記ロツドの先端が連結され
たミラー保持板とから成るバツクミラー傾動装置
において、前記回転体はその回転軸方向における
一方の端部にのみ開口する係合孔を有していて他
方の端面が完全に閉じられているとともに、回転
体の前記係合孔が開口した側の端部の外周面には
前記回転軸の方向に見て円形にされている円形外
周部が形成されており、また、前記ロツドは回転
体の前記係合孔に回転体の軸方向に沿つて移動可
能なるように保持されており、更に、前記一方の
ケース体には円形の保持孔が形成されており、該
保持孔に回転体の前記円形外周面が回転可能に受
け入れられ、そして、他方のケース体も回転体の
閉じられた側の端部を回転可能に保持しているこ
とを特徴とする。
けるロツドと回転体との結合部からの浸水を完全
に防止することができるようにした新規なバツク
ミラー傾動装置を提供しようとするもので、モー
タにより回転せしめられる回転体と、該回転体
に、回転運動を直線運動に変換する手段を介して
連結されたロツドと、前記回転体を回転可能に保
持するケースを構成する2つのケース体と、該2
つのケース体の一方のケース体に回動自在に支持
されているとともに前記ロツドの先端が連結され
たミラー保持板とから成るバツクミラー傾動装置
において、前記回転体はその回転軸方向における
一方の端部にのみ開口する係合孔を有していて他
方の端面が完全に閉じられているとともに、回転
体の前記係合孔が開口した側の端部の外周面には
前記回転軸の方向に見て円形にされている円形外
周部が形成されており、また、前記ロツドは回転
体の前記係合孔に回転体の軸方向に沿つて移動可
能なるように保持されており、更に、前記一方の
ケース体には円形の保持孔が形成されており、該
保持孔に回転体の前記円形外周面が回転可能に受
け入れられ、そして、他方のケース体も回転体の
閉じられた側の端部を回転可能に保持しているこ
とを特徴とする。
以下に、本発明バツクミラー傾動装置の詳細を
図示した実施例に従つて説明する。
図示した実施例に従つて説明する。
1は大体において前面が開口しているバツクケ
ース体、2は大体において後面が開口しているフ
ロントケース体であり、この2つのケース体1,
2がそれぞれの開口端縁で接合されることによつ
て各装置要素を各定位置に収納保持する空間が形
成される。
ース体、2は大体において後面が開口しているフ
ロントケース体であり、この2つのケース体1,
2がそれぞれの開口端縁で接合されることによつ
て各装置要素を各定位置に収納保持する空間が形
成される。
3はミラー保持板であり、その後面に球状部4
が一体に形成されている。この球状部4がフロン
トケース体2の前面に形成された球状凹部5内に
嵌合されることによつて、この両者の結合部を回
動支点として、ミラー保持板3がフロントケース
体2に対して回動可能に支持される。フロントケ
ース体2の球状凹部5を構成している壁の相対向
する位置に切欠6,6が形成されており、この切
欠6,6にミラー保持板3の球状部4の各反対側
から突出された突部7,7が摺動可能に係合され
ることによつて、ミラー保持板3のフロントケー
ス体2に対する回転が防止される。
が一体に形成されている。この球状部4がフロン
トケース体2の前面に形成された球状凹部5内に
嵌合されることによつて、この両者の結合部を回
動支点として、ミラー保持板3がフロントケース
体2に対して回動可能に支持される。フロントケ
ース体2の球状凹部5を構成している壁の相対向
する位置に切欠6,6が形成されており、この切
欠6,6にミラー保持板3の球状部4の各反対側
から突出された突部7,7が摺動可能に係合され
ることによつて、ミラー保持板3のフロントケー
ス体2に対する回転が防止される。
8a,8bはそれぞれケース体1,2の間の空
間内の定位置に保持された直流モータであり、コ
ード9a,9bによつて外部の駆動回路(図示し
ていない。)と接続されており、該駆動回路によ
つて、これらモータ8a,8bが各別に正転又は
逆転される。10a,10bはそれぞれモータ8
a,8bの出力軸に連結されたウオームギヤであ
る。
間内の定位置に保持された直流モータであり、コ
ード9a,9bによつて外部の駆動回路(図示し
ていない。)と接続されており、該駆動回路によ
つて、これらモータ8a,8bが各別に正転又は
逆転される。10a,10bはそれぞれモータ8
a,8bの出力軸に連結されたウオームギヤであ
る。
11a,11bはウオームギヤ10a,10b
と噛合しているウオームホイールで、これの構造
に関して本発明が適用されている。
と噛合しているウオームホイールで、これの構造
に関して本発明が適用されている。
2つのウオームホイール11a,11b及びこ
れらに関連した部材は両者に関して略同様である
ので、その一方11aに関してのみ詳細に説明す
る。
れらに関連した部材は両者に関して略同様である
ので、その一方11aに関してのみ詳細に説明す
る。
ウオームホイール11aはその前端部の外周1
2aがウオームホイール11aの回転軸線の方向
に見て円形にされている。そして、この円形外周
部12aの後端に接して前向きの段部13aが形
成されている。又、ウオームホイール11aの前
後方向における中間部にフランジ部14aが一体
に形成されており、そして、このフランジ部14
aの外周に前記ウオームギヤ10aと噛合する歯
が形成されている。更に、ウオームホイール11
aの後端面15aはウオームホイール11aの回
転軸線に対して垂直な平面を為す支持平面とされ
ている。そして、又、ウオームホイール11aに
は前端面に開口する角柱状の凹部16aが形成さ
れている。このように、ウオームホイール11a
はその前端のみが開口しており、後端は完全に閉
じられている。
2aがウオームホイール11aの回転軸線の方向
に見て円形にされている。そして、この円形外周
部12aの後端に接して前向きの段部13aが形
成されている。又、ウオームホイール11aの前
後方向における中間部にフランジ部14aが一体
に形成されており、そして、このフランジ部14
aの外周に前記ウオームギヤ10aと噛合する歯
が形成されている。更に、ウオームホイール11
aの後端面15aはウオームホイール11aの回
転軸線に対して垂直な平面を為す支持平面とされ
ている。そして、又、ウオームホイール11aに
は前端面に開口する角柱状の凹部16aが形成さ
れている。このように、ウオームホイール11a
はその前端のみが開口しており、後端は完全に閉
じられている。
ケース体2には円形の凹部17aが形成されて
おり、この円形凹部17a内にウオームホイール
11aの円形外周部12aが回転可能なるように
内嵌される。このとき、円形凹部17aを形成し
ている壁の後端がウオームホイール11aの前向
きの段部13aと軽く当接されるようになつてい
る。ケース体1のウオームホイール後端面15a
中央部に対向した箇所には円錐状の小さな突起1
8aが形成されており、この円錐状突起18aの
先端がウオームホイール11aの後端面(支持平
面)15aと点接触状に接触される。しかして、
ウオームホイール11aは、その前端部が円形凹
部17aによつて、又、後端面15aが円錐状突
起18aによつて、それぞれ支持され、これによ
つて、ウオームホイール11aはケース体1,2
の間に回転可能に支持される。
おり、この円形凹部17a内にウオームホイール
11aの円形外周部12aが回転可能なるように
内嵌される。このとき、円形凹部17aを形成し
ている壁の後端がウオームホイール11aの前向
きの段部13aと軽く当接されるようになつてい
る。ケース体1のウオームホイール後端面15a
中央部に対向した箇所には円錐状の小さな突起1
8aが形成されており、この円錐状突起18aの
先端がウオームホイール11aの後端面(支持平
面)15aと点接触状に接触される。しかして、
ウオームホイール11aは、その前端部が円形凹
部17aによつて、又、後端面15aが円錐状突
起18aによつて、それぞれ支持され、これによ
つて、ウオームホイール11aはケース体1,2
の間に回転可能に支持される。
19aは操作ロツドである。操作ロツドはもう
一方のウオームホイール11bに関しても存在し
ているが、これ19bの形状、機能、他の部材と
の関連等は操作ロツド19aと同様であるので、
19aについてのみ説明する。操作ロツド19a
は中間の円柱状部分にはねじ溝20aが形成され
ており、そして、先端には球体21aが後端には
前後に稍間隔を置いて2つのフランジ22a,2
2aがそれぞれ一体に形成されている。フランジ
22a,22aはその外形状が角形を為してお
り、これがウオームホイール11aの角柱状凹部
16a内に摺動可能なように挿入される。そし
て、ミラー保持板3後面の操作ロツド19a配置
位置に対応した箇所には球状の凹部23aが形成
されており、操作ロツド19aの球体21aはこ
の球状凹部23a内に嵌合される。24aは2叉
状に形成された線ばねで、ケース体2の円形凹部
17aを形成している壁に形成された切欠25
a,26aにて円形凹部17a内を横切るように
配置され、そして、その2叉部が操作ロツド19
aのねじ溝20aと係合されている。
一方のウオームホイール11bに関しても存在し
ているが、これ19bの形状、機能、他の部材と
の関連等は操作ロツド19aと同様であるので、
19aについてのみ説明する。操作ロツド19a
は中間の円柱状部分にはねじ溝20aが形成され
ており、そして、先端には球体21aが後端には
前後に稍間隔を置いて2つのフランジ22a,2
2aがそれぞれ一体に形成されている。フランジ
22a,22aはその外形状が角形を為してお
り、これがウオームホイール11aの角柱状凹部
16a内に摺動可能なように挿入される。そし
て、ミラー保持板3後面の操作ロツド19a配置
位置に対応した箇所には球状の凹部23aが形成
されており、操作ロツド19aの球体21aはこ
の球状凹部23a内に嵌合される。24aは2叉
状に形成された線ばねで、ケース体2の円形凹部
17aを形成している壁に形成された切欠25
a,26aにて円形凹部17a内を横切るように
配置され、そして、その2叉部が操作ロツド19
aのねじ溝20aと係合されている。
しかして、モータ8aが回転されると、その回
転がウオームギヤ10aを介してウオームホイー
ル11aに伝達され、モータ8aの回転方向に応
じて、ウオームホイール11aが所定の方向に回
転される。すると、角形のフランジ22a,22
aによつてウオームホイール11aとその軸方向
に沿つて摺動可能なるように係合されている操作
ロツド19aもウオームホイール11aと共に回
転される。操作ロツド19aは回転されると、そ
のねじ溝20aに線ばね24aが係合されている
ので、この両者の関係は操作ロツド19aを線ば
ね24aに対して捩じ込みあるいは捩じ戻す関係
となるため、その回転の方向に応じて、前進(ウ
オームホイール11aから突出する方向)又は後
退することとなる。そして、このような操作ロツ
ドとそれに関連した機構が2組あり、これらの操
作ロツド19a,19bが第2図で解かるように
前述の球継手部(ミラー保持板3の球状部4とフ
ロントケース体2の球状凹部5との連結部)を中
心にして直交する2つの線X―X,Y―Y上にて
それぞれミラー保持板3と連結されているので、
前述のような操作ロツド19a,19bの動きに
応じて、ミラー保持板3が任意の向きに傾動せし
められる。従つて、ミラー保持板3にバツクミラ
ーを保持せしめておき、モータ8a,8bを遠隔
より適宜に駆動することによつて、バツクミラー
の向きを遠隔操作により調整することができる。
転がウオームギヤ10aを介してウオームホイー
ル11aに伝達され、モータ8aの回転方向に応
じて、ウオームホイール11aが所定の方向に回
転される。すると、角形のフランジ22a,22
aによつてウオームホイール11aとその軸方向
に沿つて摺動可能なるように係合されている操作
ロツド19aもウオームホイール11aと共に回
転される。操作ロツド19aは回転されると、そ
のねじ溝20aに線ばね24aが係合されている
ので、この両者の関係は操作ロツド19aを線ば
ね24aに対して捩じ込みあるいは捩じ戻す関係
となるため、その回転の方向に応じて、前進(ウ
オームホイール11aから突出する方向)又は後
退することとなる。そして、このような操作ロツ
ドとそれに関連した機構が2組あり、これらの操
作ロツド19a,19bが第2図で解かるように
前述の球継手部(ミラー保持板3の球状部4とフ
ロントケース体2の球状凹部5との連結部)を中
心にして直交する2つの線X―X,Y―Y上にて
それぞれミラー保持板3と連結されているので、
前述のような操作ロツド19a,19bの動きに
応じて、ミラー保持板3が任意の向きに傾動せし
められる。従つて、ミラー保持板3にバツクミラ
ーを保持せしめておき、モータ8a,8bを遠隔
より適宜に駆動することによつて、バツクミラー
の向きを遠隔操作により調整することができる。
尚、27はゴム状の材料から成る防水防塵カバ
ーであり、蛇腹状部分の前後にそれぞれ取付部2
8,29が形成されており、一方の取付部28は
2つのケース体1,2の接合部に外側から嵌合状
に取り付けられ、他方の取付部29はミラー保持
板3の周縁部に取り付けられる。
ーであり、蛇腹状部分の前後にそれぞれ取付部2
8,29が形成されており、一方の取付部28は
2つのケース体1,2の接合部に外側から嵌合状
に取り付けられ、他方の取付部29はミラー保持
板3の周縁部に取り付けられる。
第6図は本発明バツクミラー傾動装置における
摺動自在なロツドを備えた回転体の別の例を示す
ものである。
摺動自在なロツドを備えた回転体の別の例を示す
ものである。
第6図において、ウオームホイール30は一端
に開口した横断面形状円形の孔31を有してお
り、フランジ部32の外周に形成されたギヤ歯が
ウオームギヤ33と噛合されている。孔31が開
口している側の端部には円形外周部34が形成さ
れており、この円形外周部34に連続して外方に
張り出した段部35が形成されている。開口側と
は反対側の端部は完全に閉じられており、該端面
36の中心から円錐状突起37が回転軸線に沿う
方向に突出されている。38はウオームホイール
30の開口端から回転軸線に沿う方向に突出され
た弾性を有する腕片であり、各独立したものがい
くつか回転軸線方向にみて円形になるように配置
されている。腕片38の先端には回転軸線の方向
へ向つて突出した爪39が形成されている。
に開口した横断面形状円形の孔31を有してお
り、フランジ部32の外周に形成されたギヤ歯が
ウオームギヤ33と噛合されている。孔31が開
口している側の端部には円形外周部34が形成さ
れており、この円形外周部34に連続して外方に
張り出した段部35が形成されている。開口側と
は反対側の端部は完全に閉じられており、該端面
36の中心から円錐状突起37が回転軸線に沿う
方向に突出されている。38はウオームホイール
30の開口端から回転軸線に沿う方向に突出され
た弾性を有する腕片であり、各独立したものがい
くつか回転軸線方向にみて円形になるように配置
されている。腕片38の先端には回転軸線の方向
へ向つて突出した爪39が形成されている。
ケース体40の円形支持部41にてウオームホ
イール30の円形外周部34が回転可能に支持さ
れており、この状態で、円形支持部41の端部は
ウオームホイール30の段部35と軽く当接して
いる。又、ウオームホイール30の円錐状突起3
7はこれと対向するケース体42内面と軽く点接
触状に当接している。
イール30の円形外周部34が回転可能に支持さ
れており、この状態で、円形支持部41の端部は
ウオームホイール30の段部35と軽く当接して
いる。又、ウオームホイール30の円錐状突起3
7はこれと対向するケース体42内面と軽く点接
触状に当接している。
操作ロツド43はそのねじ溝44がウオームホ
イール30の腕片38に形成された爪39と係合
されている。ミラー保持板45の球状凹部46内
に嵌合されている球体47にはピン48が突設さ
れていて、このピン48が球状凹部46を形成し
ている壁に設けられた切欠49と係合されて、こ
れによつて操作ロツド43は回転を阻止されてい
る。操作ロツド43の球体形成部と反対側の端部
には円形の横ブレ防止板50が一体に形成されて
いて、この横ブレ防止板50がウオームホイール
30の円形孔31内を摺動し得るようにされてい
る。
イール30の腕片38に形成された爪39と係合
されている。ミラー保持板45の球状凹部46内
に嵌合されている球体47にはピン48が突設さ
れていて、このピン48が球状凹部46を形成し
ている壁に設けられた切欠49と係合されて、こ
れによつて操作ロツド43は回転を阻止されてい
る。操作ロツド43の球体形成部と反対側の端部
には円形の横ブレ防止板50が一体に形成されて
いて、この横ブレ防止板50がウオームホイール
30の円形孔31内を摺動し得るようにされてい
る。
しかして、ウオームホイール30が回転される
と、腕片38の爪39と操作ロツド43のねじ溝
44とが係合されていて、かつ、操作ロツド43
はそのピン48がミラー保持板45の切欠49と
係合されることによつて回転不能とされているた
め、ウオームホイール30の軸方向に沿つて移動
されることとなる。
と、腕片38の爪39と操作ロツド43のねじ溝
44とが係合されていて、かつ、操作ロツド43
はそのピン48がミラー保持板45の切欠49と
係合されることによつて回転不能とされているた
め、ウオームホイール30の軸方向に沿つて移動
されることとなる。
以上に記載したところから明らかなように、本
発明バツクミラー傾動装置においては、回転体の
ロツドを摺動可能な状態で係合する係合孔は回転
体の一端面にのみ開口していて、回転体の他端は
完全に閉じられているため、ロツドと回転体との
係合部からの浸水は全く起こらず、きわめて防水
効果の高い装置を得ることが可能である。
発明バツクミラー傾動装置においては、回転体の
ロツドを摺動可能な状態で係合する係合孔は回転
体の一端面にのみ開口していて、回転体の他端は
完全に閉じられているため、ロツドと回転体との
係合部からの浸水は全く起こらず、きわめて防水
効果の高い装置を得ることが可能である。
第1図は従来のバツクミラー傾動装置における
摺動自在なロツドを備えた回転体の一例を示す要
部断面図、第2図乃至第5図は本発明に係るバツ
クミラー傾動装置の実施の一例を示すもので、第
2図は第3図の―線に沿う断面図、第3図は
第2図の―線に沿う断面図、第4図は第2図
の―線に沿う断面図、第5図は要部の分解斜
視図、第6図は本発明バツクミラー傾動装置にお
けるロツドを備えた回転体の別の例を示す要部断
面図である。 符号の説明 1,2……ケース体、3……ミラ
ー保持板、8……モータ、11……回転体(ウオ
ームホイール)、12……円形外周面、16……
係合孔、17……円形の保持孔、19……ロツ
ド、30……回転体(ウオームホイール)、31
……係合孔、34……円形外周面、41……円形
の保持孔、43……ロツド。
摺動自在なロツドを備えた回転体の一例を示す要
部断面図、第2図乃至第5図は本発明に係るバツ
クミラー傾動装置の実施の一例を示すもので、第
2図は第3図の―線に沿う断面図、第3図は
第2図の―線に沿う断面図、第4図は第2図
の―線に沿う断面図、第5図は要部の分解斜
視図、第6図は本発明バツクミラー傾動装置にお
けるロツドを備えた回転体の別の例を示す要部断
面図である。 符号の説明 1,2……ケース体、3……ミラ
ー保持板、8……モータ、11……回転体(ウオ
ームホイール)、12……円形外周面、16……
係合孔、17……円形の保持孔、19……ロツ
ド、30……回転体(ウオームホイール)、31
……係合孔、34……円形外周面、41……円形
の保持孔、43……ロツド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータにより回転せしめられる回転体と、 該回転体に、回転運動を直線運動に変換する手
段を介して連結されたロツドと、 前記回転体を回転可能に保持するケースを構成
する2つのケース体と、 該2つのケース体の一方のケース体に回動自在
に支持されているとともに前記ロツドの先端が連
結されたミラー保持板とから成るバツクミラー傾
動装置において、 前記回転体はその回転軸方向における一方の端
部にのみ開口する係合孔を有していて他方の端面
が完全に閉じられているとともに、回転体の前記
係合孔が開口した側の端部の外周面には前記回転
軸の方向に見て円形にされている円形外周部が形
成されており、 また、前記ロツドは回転体の前記係合孔に回転
体の軸方向に沿つて移動可能なるように保持され
ており、 更に、前記一方のケース体には円形の保持孔が
形成されており、該保持孔に回転体の前記円形外
周面が回転可能に受け入れられ、そして、他方の
ケース体も回転体の閉じられた側の端部を回転可
能に保持している ことを特徴とするバツクミラー傾動装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56069928A JPS57186549A (en) | 1981-05-09 | 1981-05-09 | Rotary body with slidable rod |
US06/344,477 US4494420A (en) | 1981-05-08 | 1982-02-01 | Rotary-to-linear converter mechanism for a remotely controlled rearview mirror tilting device or the like |
SE8202053A SE8202053L (sv) | 1981-05-08 | 1982-03-31 | Vridskjutrorelseomformningsmekanism for fjerrmanovrerad backspegelinstellningsanordning eller dylikt |
DE19823213773 DE3213773A1 (de) | 1981-05-08 | 1982-04-14 | Mechanismus zum umsetzen von dreh- in linearbewegung fuer eine fernbetaetigung einer rueckspiegelverschwenkvorrichtung o.dgl. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56069928A JPS57186549A (en) | 1981-05-09 | 1981-05-09 | Rotary body with slidable rod |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186549A JPS57186549A (en) | 1982-11-17 |
JPS6233101B2 true JPS6233101B2 (ja) | 1987-07-18 |
Family
ID=13416831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56069928A Granted JPS57186549A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-09 | Rotary body with slidable rod |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57186549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374402U (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-26 | ||
JPH043483U (ja) * | 1990-04-21 | 1992-01-13 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6335639U (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-08 | ||
US5986364A (en) * | 1997-04-14 | 1999-11-16 | Donnelly Corporation | Housing with integral weather seals and noise dampeners for a rearview mirror actuator assembly |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6034504Y2 (ja) * | 1979-05-26 | 1985-10-15 | 株式会社 村上開明堂 | 電動式ミラ−駆動装置 |
-
1981
- 1981-05-09 JP JP56069928A patent/JPS57186549A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0374402U (ja) * | 1989-11-20 | 1991-07-26 | ||
JPH043483U (ja) * | 1990-04-21 | 1992-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186549A (en) | 1982-11-17 |
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