JPS6232819Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232819Y2 JPS6232819Y2 JP1981062071U JP6207181U JPS6232819Y2 JP S6232819 Y2 JPS6232819 Y2 JP S6232819Y2 JP 1981062071 U JP1981062071 U JP 1981062071U JP 6207181 U JP6207181 U JP 6207181U JP S6232819 Y2 JPS6232819 Y2 JP S6232819Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- heat medium
- distribution plate
- inner cylinder
- injection hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 15
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱硬化性材料を使用する射出成形装置
のノズル装置に関し、更に詳しくは、成形用キヤ
ビテイ内への注入前の材料の過度の加熱を防止す
るようにしたノズル装置を提供するものである。
のノズル装置に関し、更に詳しくは、成形用キヤ
ビテイ内への注入前の材料の過度の加熱を防止す
るようにしたノズル装置を提供するものである。
熱硬化性材料を用いて製品を射出成形する場合
には、第1図に例示するように、射出シリンダ1
から射出される材料が分配板2に穿たれたランナ
3により配分され、分配板2に付されたノズル5
の材料注入孔6を通つて、予め加熱された成形型
7の成形用キヤビテイ内へ送給されて成形される
のであるが、ノズル5が成形型7を加熱する加熱
手段9を貫通し、かつ先端が成形型7に接触して
いるために、ノズル5が加熱手段9からの輻射熱
及び成形型7からの伝導熱により加熱されて材料
注入孔6内の材料を過度に加熱して硬化させるお
それがある。これの対策として、ノズル5の材料
注入孔6の周辺部に熱媒体流路10を配設し、図
示しない温度調節手段によつて適当に温調された
熱媒体を巡環させて材料注入孔6内の材料の過度
の温度上昇を防止する手段を講じることが一般に
知られている。
には、第1図に例示するように、射出シリンダ1
から射出される材料が分配板2に穿たれたランナ
3により配分され、分配板2に付されたノズル5
の材料注入孔6を通つて、予め加熱された成形型
7の成形用キヤビテイ内へ送給されて成形される
のであるが、ノズル5が成形型7を加熱する加熱
手段9を貫通し、かつ先端が成形型7に接触して
いるために、ノズル5が加熱手段9からの輻射熱
及び成形型7からの伝導熱により加熱されて材料
注入孔6内の材料を過度に加熱して硬化させるお
それがある。これの対策として、ノズル5の材料
注入孔6の周辺部に熱媒体流路10を配設し、図
示しない温度調節手段によつて適当に温調された
熱媒体を巡環させて材料注入孔6内の材料の過度
の温度上昇を防止する手段を講じることが一般に
知られている。
然しながら、上述した第1図の従来例において
は、熱媒体流路10の密度がやゝ疎であつて熱媒
体による吸熱が弱く、又ノズル5の先端部分が成
形型7に対する加熱手段9を貫通して加熱手段9
からの輻射熱を受ける構造となつているために、
材料注入孔6内の材料の温度調節が不十分となる
おそれが残されている。
は、熱媒体流路10の密度がやゝ疎であつて熱媒
体による吸熱が弱く、又ノズル5の先端部分が成
形型7に対する加熱手段9を貫通して加熱手段9
からの輻射熱を受ける構造となつているために、
材料注入孔6内の材料の温度調節が不十分となる
おそれが残されている。
本考案は上記した従来技術によるノズル装置に
おける問題点に鑑み、ノズルを内筒及び外筒から
成る二層構造とし、内外両筒の間に形成させた熱
媒体流路を、ノズル基部に設けられた熱媒体流入
口からノズルの軸線方向に先端側へ向つて伸びノ
ズル先端側において材料注入孔を囲むように円周
方向に往復してノズル基部側へ戻り、ノズル基部
に設けられた熱媒体流出口へ連なる構成となし
て、熱媒体が材料注入孔に近接し、かつ密に構成
されていることにより熱媒体によるノズル先端部
に対する吸熱能力を十分になすとともに、ノズル
が成形型の加熱手段を貫通する部分の外側を断熱
部材をもつて被覆して加熱手段による輻射熱を遮
断させることにより、ノズルの吸熱を抑制して材
料注入孔内の成形用材料の過度の温度上昇を防止
しようとするものである。
おける問題点に鑑み、ノズルを内筒及び外筒から
成る二層構造とし、内外両筒の間に形成させた熱
媒体流路を、ノズル基部に設けられた熱媒体流入
口からノズルの軸線方向に先端側へ向つて伸びノ
ズル先端側において材料注入孔を囲むように円周
方向に往復してノズル基部側へ戻り、ノズル基部
に設けられた熱媒体流出口へ連なる構成となし
て、熱媒体が材料注入孔に近接し、かつ密に構成
されていることにより熱媒体によるノズル先端部
に対する吸熱能力を十分になすとともに、ノズル
が成形型の加熱手段を貫通する部分の外側を断熱
部材をもつて被覆して加熱手段による輻射熱を遮
断させることにより、ノズルの吸熱を抑制して材
料注入孔内の成形用材料の過度の温度上昇を防止
しようとするものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。第2図の実施例においては、分配板が第1の
分配板2aと第2の分配板2bに分割され、両分
配板2a,2bの間にランナー3が形成され、ノ
ズル5が第2の分配板2bに嵌合されてランナー
3に連通する材料注入孔6を穿たれた内筒12
と、第2の分配板2bに結合されて内筒12と同
芯に組合される外筒13とより成り、内筒12と
外筒13の嵌合部に後述する構成になる熱媒体流
路10が形成され、外筒13の外側にアスベスト
等による断熱部材15が被覆されている。内筒1
2と外筒13の間に形成される熱媒体流路10は
第2の分配板2bに穿たれた熱媒体流入口21か
らノズル基部22において内筒12の外周部へ達
し、次いで内筒12の周面に沿つてノズル先端部
13側へ伸び、更に、第3図に内筒12の外周面
を径方向外方から見た展開図に矢印を付して示さ
れるように、内筒12の外周面に沿つて円周方向
に略1回転するように伸び、続いて円周方向に2
度反転してノズル基部22へ達し、第2図に示さ
れるように、第2の分配板2bに穿たれた熱媒体
流出口24に連接している。
る。第2図の実施例においては、分配板が第1の
分配板2aと第2の分配板2bに分割され、両分
配板2a,2bの間にランナー3が形成され、ノ
ズル5が第2の分配板2bに嵌合されてランナー
3に連通する材料注入孔6を穿たれた内筒12
と、第2の分配板2bに結合されて内筒12と同
芯に組合される外筒13とより成り、内筒12と
外筒13の嵌合部に後述する構成になる熱媒体流
路10が形成され、外筒13の外側にアスベスト
等による断熱部材15が被覆されている。内筒1
2と外筒13の間に形成される熱媒体流路10は
第2の分配板2bに穿たれた熱媒体流入口21か
らノズル基部22において内筒12の外周部へ達
し、次いで内筒12の周面に沿つてノズル先端部
13側へ伸び、更に、第3図に内筒12の外周面
を径方向外方から見た展開図に矢印を付して示さ
れるように、内筒12の外周面に沿つて円周方向
に略1回転するように伸び、続いて円周方向に2
度反転してノズル基部22へ達し、第2図に示さ
れるように、第2の分配板2bに穿たれた熱媒体
流出口24に連接している。
本考案によるノズル装置が上記した構成要件を
備えていることにより、下記する作用効果がもた
らされる。成形型のキヤビテイ内へ成形用材料を
送給する材料注入孔を有するノズルが内筒及び外
筒から成る二層構造を備え、内外両筒の間に形成
される熱媒体流路がノズル基部からノズル先端部
へ伸び、次いで円周方向に反転を繰返しながらノ
ズル基部側へ戻る構造となつて、温度調節手段か
ら送られた熱媒体が当初にノズル先端部へ達し、
続いてノズルの熱を吸収しつつノズル基部側へ戻
つて温度調節手段側へ還流する構成となつている
ので、材料注入孔内の成形材料の温度上昇が極め
て効果的に防止され、更にノズルが成形型を加熱
するための加熱手段を貫通する部分の外周が断熱
部材に被覆されているので、加熱手段からの輻射
熱によるノズルの加温が防止される。
備えていることにより、下記する作用効果がもた
らされる。成形型のキヤビテイ内へ成形用材料を
送給する材料注入孔を有するノズルが内筒及び外
筒から成る二層構造を備え、内外両筒の間に形成
される熱媒体流路がノズル基部からノズル先端部
へ伸び、次いで円周方向に反転を繰返しながらノ
ズル基部側へ戻る構造となつて、温度調節手段か
ら送られた熱媒体が当初にノズル先端部へ達し、
続いてノズルの熱を吸収しつつノズル基部側へ戻
つて温度調節手段側へ還流する構成となつている
ので、材料注入孔内の成形材料の温度上昇が極め
て効果的に防止され、更にノズルが成形型を加熱
するための加熱手段を貫通する部分の外周が断熱
部材に被覆されているので、加熱手段からの輻射
熱によるノズルの加温が防止される。
第1図は従来技術によるノズル装置を示す断面
図、第2図は本考案によるノズル装置の実施例を
示す断面図、第3図は第2図の実施例における内
筒を径方向外方から見た展開図である。 1……射出シリンダ、2……分配板、2a……
第1の分配板、2b……第2の分配板、3……ラ
ンナ、5……ノズル、6……材料注入孔、7……
成形型、9……加熱手段、10……熱媒体流路、
12……内筒、13……外筒、15……断熱部
材、21……熱媒体流入口、22……ノズル基
部、23……ノズル先端部、24……熱媒体流出
口。
図、第2図は本考案によるノズル装置の実施例を
示す断面図、第3図は第2図の実施例における内
筒を径方向外方から見た展開図である。 1……射出シリンダ、2……分配板、2a……
第1の分配板、2b……第2の分配板、3……ラ
ンナ、5……ノズル、6……材料注入孔、7……
成形型、9……加熱手段、10……熱媒体流路、
12……内筒、13……外筒、15……断熱部
材、21……熱媒体流入口、22……ノズル基
部、23……ノズル先端部、24……熱媒体流出
口。
Claims (1)
- 材料注入孔6を穿たれた内筒12と前記内筒1
2に対し同芯に結合された外筒13との中間に、
ノズル基部22を支持する分配板2に穿たれた熱
媒体流入口21に連通して前記ノズル基部22側
から軸方向にノズル先端部23側へ伸び、次い
で、前記内筒12を囲んで円周方向に沿つて往復
し、前記ノズル基部22側へ戻つて前記分配板2
に穿たれた熱媒体流出口24に連通する熱媒体流
路10を形成され、前記外筒13が成形型加熱手
段9を貫通する部分の外周面に、断熱部材15を
被覆されてなるノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062071U JPS6232819Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981062071U JPS6232819Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57174021U JPS57174021U (ja) | 1982-11-02 |
JPS6232819Y2 true JPS6232819Y2 (ja) | 1987-08-22 |
Family
ID=29858281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981062071U Expired JPS6232819Y2 (ja) | 1981-04-28 | 1981-04-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6232819Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5198761A (ja) * | 1975-02-26 | 1976-08-31 | Netsukokaseigoseijushishashutsuseikeikanagata | |
JPS5234865B2 (ja) * | 1974-12-30 | 1977-09-06 | ||
JPS5417868B2 (ja) * | 1973-09-25 | 1979-07-03 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234865U (ja) * | 1975-09-04 | 1977-03-11 | ||
JPS5417868U (ja) * | 1978-04-14 | 1979-02-05 |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP1981062071U patent/JPS6232819Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5417868B2 (ja) * | 1973-09-25 | 1979-07-03 | ||
JPS5234865B2 (ja) * | 1974-12-30 | 1977-09-06 | ||
JPS5198761A (ja) * | 1975-02-26 | 1976-08-31 | Netsukokaseigoseijushishashutsuseikeikanagata |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57174021U (ja) | 1982-11-02 |
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