JPS6018904Y2 - 尖鋭発熱体 - Google Patents

尖鋭発熱体

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Publication number
JPS6018904Y2
JPS6018904Y2 JP14519280U JP14519280U JPS6018904Y2 JP S6018904 Y2 JPS6018904 Y2 JP S6018904Y2 JP 14519280 U JP14519280 U JP 14519280U JP 14519280 U JP14519280 U JP 14519280U JP S6018904 Y2 JPS6018904 Y2 JP S6018904Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heating element
sharp
molten resin
disc
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP14519280U
Other languages
English (en)
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JPS5769184U (ja
Inventor
芳一 吉田
Original Assignee
堤 菁
世紀技研株式会社
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Publication date
Application filed by 堤 菁, 世紀技研株式会社 filed Critical 堤 菁
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は合皮樹脂射出成形機に用いられる尖鋭発熱体
に関する。
この種の尖鋭発熱体は射出成形機のランナーからキャビ
ティのゲート部分に通ずる溶融樹脂の流通部に配置され
てランナー内の樹脂を加熱して溶融状態に保持したり、
ゲート部分の固化樹脂を局部的に加熱して溶融しゲート
を開いて射出樹脂の間歇的な射出成形操作を行うことが
できるなど、所謂ランナーレス射出成形操作を始め種々
の精密成形操作を行うことができるものとして広く利用
されている。
たとえば、従来の尖鋭発熱体は第1図に示すような概し
て先端の円錐状部1、中間の円筒状胴部2および後端の
円盤状鍔部3よりなり、したがって射出成形機のノズル
より射出される溶融樹脂は中間の円筒状胴部2の外周に
沿ってランナー内を通り先端の円錐状部1よりゲートを
経てキャビティ内に注入されて成形操作が行われるよう
になっている。
このように、ランナー内に配設されるこの種の従来の尖
鋭発熱体は、略砲弾型の形状を備えており、溶融樹脂は
必らずこの砲弾型の外周に沿って流通するためランナ一
部分の断面積の大きさは尖鋭発熱体の外径によって規制
されるので尖鋭発熱体の外径の大きさが小さくできない
と小さくできないという関係がある。
ことに砲弾型の尖鋭発熱体はその内部にヒータなどを内
蔵しているので、外径の大きさを限度以上には小さくで
きないという問題があった。
このように尖鋭発熱体の外形の大きさが小さくできない
と、ランナ一部分の断面積を小さくできないので隣り合
う尖鋭発熱体との間隔を接近させてキャビティに対して
多数のゲートを形成できないという不都合があった。
この考案は成上の点に着目して威されたもので砲弾型の
形状を備えた発熱体本体の外周に沿って溶融樹脂の流通
凹部を形成してこの発熱体本体を配設するキャビティの
断面積を小さくして隣合う発熱体の間隔を狭めることが
でき、これによりキャビティに対するゲートの数をでき
るだけ多く設けられるようにした新規な尖鋭発熱体を提
供することを目的とする。
またこの考案の他の目的とする処は、前記流通凹部は発
熱体本体の円盤状鍔部を貫通して溶融樹脂の流入方向を
発熱体本体の軸方向と一致させて溶融樹脂の流入時の反
作用を発熱体本体の軸方向後方に働かせて発熱体本体と
マニホールドとの接合部からの樹脂漏れを防止できるよ
うにした尖鋭発熱体を提供するにある。
以下に、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
なお、従来例と同一の構成は同一の符号で示す。
4は砲弾型形状を備えた発熱体本体aの円錐状部1およ
び円筒状胴部2に沿って相対向して、必要数その軸方向
に穿った流通凹部、5,5は前記流通凹部4,4と連通
する通孔で、円盤状鍔部3に相対向して貫通させて、一
つの開口孔5aとしである。
前記発熱体本体aは耐熱性金属たとえば、ステンレス鋼
などの加工成形でき、しかも外表面を酸化皮膜処理によ
り絶縁性を附与させである。
また、この発熱体本体aの内部には円錐状部1の先端1
aを局部的に加熱するヒータ6と円筒状胴部2を加熱す
るヒータ7を配設し、かつそれぞれのリード線6a、7
aを円盤状鍔部3の側孔部8より外部に導出させると共
に、各ヒータ6.7は発熱体本体aに接続させて接地で
きるようにしている。
なお、ヒータ6は省いても差支えない。9はランナーブ
ツシュで、発熱体本体aの円筒状胴部2と円盤状鍔部3
との接続部に形成される段部10と係止して樹脂流通部
11が形成される。
なお、12はOリング1q用の凹溝である。成上の構成
に基づいて作用を説明する。
まづ、マニホールド14に穿ったノズルと通ずる溶融樹
脂流通部15と発熱体本体aの円盤状鍔部3に穿った開
口孔5aとを一致させOリング13を介装させると共に
発熱体本体aの先端をキャビティ16のゲート17に臨
ませて金型内に組込む。
つぎに、射出成形機のノズルより溶融樹脂を射出させれ
ば、溶融樹脂はその流通孔15内を通り発熱体本体aの
開口孔5aより二個処に分割されて通孔5,5内を通り
、流通四部4,4を介して移行し、ついには先端の円錐
状部1で合流してこの先端よりゲート17を経て、所望
のキャビティ16内に侵入し、所望の成形物を得ること
ができる。
また、溶融樹脂は流通凹部4,4を通って樹脂流通部1
1の内側を流通するので発熱体本体aの中心に近い位置
に沿って移動し、流通凹部4,4により分割されて流通
されるので、発熱体本体a内のヒータ7によって有効に
加熱されると共に射出成形操作の際に働く反作用を発熱
体本体aに働かせてマニホールド14との接触状態を緊
密にしその接触部よりの溶融樹脂の漏出を完全に防ぐこ
とができる。
この考案によれば、溶融樹脂の流通が流通凹部に沿って
発熱体本体の外周面より内側において行われるのでラン
ナ一部分を小さくでき、小型化が可能となり、配設され
る多数個の発熱体本体の隣合う間隔をきわめて小さくで
きる特徴を有すると共に、これが金型内に設置された場
合は射出成形操作の際の反作用(背圧、反動)によって
、接触面よりの溶融樹脂の漏出を防止できるなどの効果
を有する。
また、この考案によれば、金型に組込む場合、発熱体本
体の円盤状鍔部をマニホールドの端面に当接させるだけ
でよいので、取付が簡単であり、かつ発熱体本体の先端
を正しくゲートの中心位置にたえず臨ませることができ
るなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の尖鋭発熱体の一例を示す側面図、第2図
はこの考案に係る尖鋭発熱体の一実施例を示す使用状態
の縦断面図ミ第3図は同上の平面図、第4図は同上のI
V−IV線断面図、第5図は背面図である。 a・・・・・・円錐状部1、円筒状胴部2、および円盤
状鍔部3より戒る発熱体本体、4・・・・・・流通凹部
、5・・・・・・通L 6,7−−−−−−ヒータ、9
・・・・・・ランナーブツシュ、14・・・・・・マニ
ホールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを内蔵して砲弾型形状を備えた発熱体本体の先端
    に形成される円錐状部と中央に形成される円筒状胴部に
    沿って軸方向に必要数の溶融樹脂の流通凹部を穿つと共
    に後部に形成される円盤状鍔部に穿って通孔を前記凹部
    と連通させて成る尖鋭発熱体。
JP14519280U 1980-10-14 1980-10-14 尖鋭発熱体 Expired JPS6018904Y2 (ja)

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JP14519280U JPS6018904Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 尖鋭発熱体

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JP14519280U JPS6018904Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 尖鋭発熱体

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Publication Number Publication Date
JPS5769184U JPS5769184U (ja) 1982-04-26
JPS6018904Y2 true JPS6018904Y2 (ja) 1985-06-07

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JP14519280U Expired JPS6018904Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14 尖鋭発熱体

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JP2638807B2 (ja) * 1987-05-27 1997-08-06 ソニー株式会社 ホットランナー式射出成形装置

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JPS5769184U (ja) 1982-04-26

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