JPH0524152Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0524152Y2
JPH0524152Y2 JP1987015173U JP1517387U JPH0524152Y2 JP H0524152 Y2 JPH0524152 Y2 JP H0524152Y2 JP 1987015173 U JP1987015173 U JP 1987015173U JP 1517387 U JP1517387 U JP 1517387U JP H0524152 Y2 JPH0524152 Y2 JP H0524152Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
exchanger plate
heater
heated
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987015173U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63123086U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987015173U priority Critical patent/JPH0524152Y2/ja
Publication of JPS63123086U publication Critical patent/JPS63123086U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0524152Y2 publication Critical patent/JPH0524152Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は筒状に形成された被加熱体の外周面に
設けられる冷却管付ヒータに関する。
[従来の技術] この種の冷却管付ヒータは、例えば合成樹脂の
押出成形機の押出シリンダのような筒状の被加熱
体に設けられる。
合成樹脂の押出成形機においては、作業始めに
は被加熱体の温度を合成樹脂の加熱溶融温度にま
で加熱する。このため被加熱体の外周面には、冷
却管付ヒータが設けられ、電熱によつて加熱する
のが通例である。
このような合成樹脂の押出成形機では、作業が
進行するにつれて、この押出成形機のスクリユー
回転による材料の摩擦熱が加わり押出成形機の温
度が上がり過ぎるようになる。
したがつて、被加熱体の温度を一定に制御する
ためには、被加熱体を外周面から冷却する必要が
あり、冷却管付ヒータの冷却管によつて温度を一
定に制御する。
従来の冷却管付ヒータは、第5図に示すよう
に、押出シリンダなどの被加熱体(図示せず)に
設ける伝熱板1の板厚内に埋設されたシーズヒー
タのようなヒータ3及び冷却管5を有している。
この伝熱板1は、一側面を被加熱体の外周面に
当接できるように、半筒状に形成されている。
したがつて、被加熱体に冷却管付ヒータを設け
るためには、対の伝熱板1を被加熱体の外周面に
当接して被加熱体を挟むようにして設けられる。
このように、冷却管付ヒータは被加熱体をヒー
タ3により加熱するとともに、冷却管5により冷
却をするという制御が繰り返し行われる。さらに
は、実開昭55−49484号公報に示す様なヒータを
埋設した伝熱板の外側に冷却袋体のジヤケツトを
一体不可分にしたものがある。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、伝熱板は冷却と加熱とをくりか
えし行うために、ヒータ3の断線や、冷却管5の
破壊等が起こるという問題がある。
特に冷却管5は薄肉の管体であるため、応力に
より亀裂を生じるものである。
したがつて、ヒータ3もしくは冷却管5に以上
が発生した際には、伝熱板1を交換しなければな
らない。
このため、ヒータ3もしくは冷却管5の一方が
正常な状態にもかかわらず、伝熱板1全部を交換
しなければならないという不都合を生じる。
それ故に本考案の目的は、冷却管5の寿命を長
くして、冷却管5あるいはヒータ3のいずれか一
方に異常が生じた際には、異常が生じた冷却管5
あるいはヒータ3のみを交換するようにして、再
使用が可能な冷却管付ヒータを提供することにあ
る。さらには、実開昭55−49484号公報に示すも
のにおいては、冷却袋体のジヤケツトの破損によ
りヒータ全体を交換しなければならないという問
題がある。
[問題を解決するための手段] 本考案によれば、流体を輸送する筒状の被加熱
体の外周面に当接して用いる一対の冷却管付ヒー
タにおいて、冷却管を埋設した半筒状の第2の伝
熱板と、その外側にヒータを埋設しかつ一対の固
定部を設けた第1の伝熱板とを有し、上記第2及
び第1の伝熱板は、互いに分離可能にして相互に
前記固定部にて合わせ、上記被加熱体の外周面に
当接する曲面を形成しており、上記第2の伝熱板
の板厚を上記第1の伝熱板の板厚よりも薄く形成
し、第2の熱板から出た冷却管が第1の伝熱板の
固定部の一部、切欠き面を経て外部に導出したこ
とを特徴とする冷却管付ヒータが得られる。
[実施例] 第1図乃至第4図は本考案の冷却管付ヒータの
一実施例を示している。
図示の冷却管付ヒータは、流体を輸送する筒状
の被加熱体11の外周面に当接して用いる第1の
伝熱板13及び第2の伝熱板15を有している。
第1の伝熱板13にはシーズヒータのようなヒ
ータ18が埋設されている。第2の伝熱板15に
は冷却管20が埋設されている。
第1の伝熱板13及び第2の伝熱板15は、互
いに分離可能にして相互に合わされ、これらが被
加熱体11の外周面に当接するように半筒状に曲
面が形成されている。
第1の伝熱板13及び第2の伝熱板15は、ア
ルミニユウム材を鋳造してつくられて、この鋳造
時に、ヒータ18及び冷却管20が鋳込まれる。
第2の伝熱板15の板厚は、第1の伝熱板13
よりも板厚が薄く形成されている。
第2の伝熱板15には冷却管20が蛇行状に埋
設されている。冷却管20の両端部は、第2図に
も示すように第2の伝熱板15から外にまで伸び
ている。冷却管20の一方の端部は矢印aにて示
すように冷却流体の流入口であり、他方の冷却管
20の他方の端部は矢印bにて示すように、冷却
後の流体を流出させる流出口である。
第1の伝熱板13には、第3図にも示すように
ヒータ18が蛇行状に埋設されている。
ヒータ18の両端部は第1の伝熱板13から外
にまでのびているヒータ18の両端には、ターミ
ナル25が接続されて、これらのターミナル25
に電気供給が行われると、ヒータ18が発熱す
る。
ところで、第2の伝熱板15は被加熱体11に
当接されて第1の伝熱板13が第2の伝熱板15
に合わされる。
第1の伝熱板13には、長手方向の両端部に取
付部30,31を形成してあり、これらの取付部
30,31に取付穴33が形成されている。
一方の取り付け部31には冷却管20の両端部
を嵌め込む溝35が形成されている。
したがつて、冷却管20の端部は、溝35より
も外にまでのびている。
このような、冷却管付ヒータは第1及び第2の
伝熱板13,15を相互にあわせてたものを1対
として被加熱体11の外周面を挟む込むようにし
て設けられる。
この際、第1の伝熱板13の取付部30,31
は相手側の第1の伝熱板(図示せず)の取付部に
突き合されるので、取付部30,31にてボルト
及びナツト等を用いて固定する。
この冷却管付ヒータでは、冷却管20あるいは
ヒータ18に異常が生じた際には、異常のあるも
の、即ち異常が発生した第1の伝熱板13もしく
は第2の伝熱板15のいずれかを交換することが
可能である。
また、第2の伝熱板15は板厚が第1の伝熱板
13よりも薄いため、熱応力を吸収し易いため応
力破壊を防ぐことができる。
[考案の効果] 冷却管付ヒータによれば、冷却管あるいはヒー
タのいずれか一方に異常が生じた際に、異常が生
じた冷却管あるいはヒータのみを交換することが
でき、再使用が可能な冷却管付ヒータが得られ
る。またヒータを埋設した第1の伝熱板の取付部
内側の溝に第2の伝熱板から導出した冷却管が組
込まれるので、冷却管付ヒータの被加熱体への取
付けが、第1の伝熱板から第2の伝熱板がズレ落
ちることがなく交換作業が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の冷却管付ヒータの正面図、
第2図は、第1図の第2の伝熱板を示す側面図、
第3図は第1図の第1の伝熱板を示す側面図、第
4図は、第1図のA−A断面図、第5図は従来の
冷却管付ヒータの正面断面図である。 11……被加熱体、13……第1の伝熱板、1
5……第2の伝熱板、18……ヒータ、20……
冷却管、30……取付部、35……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体を輸送する筒状の被加熱体の外周面に当接
    して用いる一対の冷却管付ヒータにおいて、冷却
    管を埋設した半筒状の第2の伝熱板と、その外側
    にヒータを埋設し一対の固定部を設けた第1の伝
    熱板とを有し、上記第2及び第1の伝熱板は、互
    いに分離可能にして相互に前記固定部にて合わ
    せ、上記被加熱体の外周面に当接する曲面を形成
    してあり、上記第2の伝熱板の板厚を、上記第1
    の伝熱板の板厚よりも薄く形成し、第2の熱板か
    ら出た冷却管が第1の伝熱板の固定部の一部切欠
    き面を経て外部に導出したことを特徴とする冷却
    管付ヒータ。
JP1987015173U 1987-02-04 1987-02-04 Expired - Lifetime JPH0524152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015173U JPH0524152Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987015173U JPH0524152Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63123086U JPS63123086U (ja) 1988-08-10
JPH0524152Y2 true JPH0524152Y2 (ja) 1993-06-18

Family

ID=30805858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987015173U Expired - Lifetime JPH0524152Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0524152Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616461Y2 (ja) * 1989-02-09 1994-04-27 東洋製罐株式会社 電気ヒータ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549484B2 (ja) * 1977-04-11 1980-12-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549484U (ja) * 1978-09-29 1980-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5549484B2 (ja) * 1977-04-11 1980-12-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63123086U (ja) 1988-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
HU208269B (en) Roll serving for continuous casting carried out on one roll or between two rolls
JPH0524152Y2 (ja)
KR101923055B1 (ko) 배관 동파방지를 위한 메탈 히터 장치
JPH0530314Y2 (ja)
JPS5830668Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
JP2627846B2 (ja) 射出ユニット
JPH059834Y2 (ja)
JPH08251858A (ja) 冷却装置付き電気機械
JPH0275499A (ja) ダイハイト調整方法
JPH0521274Y2 (ja)
JPS5931396Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
JP3709988B2 (ja) 射出装置の加熱筒冷却装置
JPS5830669Y2 (ja) 水冷付きヒ−タ−
JPH044394Y2 (ja)
JPS63203313A (ja) 押出成形機のスクリユ−
JPH0523980Y2 (ja)
JPH0349865Y2 (ja)
JP4535644B2 (ja) 薄帯鋳片のクラウン制御方法
JP2538256Y2 (ja) モールドロール
JPH0536662Y2 (ja)
SU1109311A1 (ru) Устройство дл изготовлени полимерных изделий
JP3007990U (ja) 射出成形機の加熱筒後部の温調構造
JPS6025837Y2 (ja) 加熱装置
AU2021248785B2 (en) Short-length and efficient liquid cooled dispenser
JPH0659501B2 (ja) 押出加工装置