JPS6232814A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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JPS6232814A
JPS6232814A JP17366585A JP17366585A JPS6232814A JP S6232814 A JPS6232814 A JP S6232814A JP 17366585 A JP17366585 A JP 17366585A JP 17366585 A JP17366585 A JP 17366585A JP S6232814 A JPS6232814 A JP S6232814A
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JP
Japan
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handling
load
depth
threshing device
handling depth
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JP17366585A
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English (en)
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稲田 哲哉
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は収穫機に関し、更に詳述すれば、脱穀装置に送
給される穀稈の扱深さを自動的に調節し得ると共に、脱
穀装置の負荷、具体的には扱胴の回転数、あるいは二番
還元量等が適正範囲内に維持されるように機体の走行速
度を自動的に制御する収穫機に関する。
〔従来技術〕
収穫機は刈取部にて刈取った穀稈を搬送装置にて脱穀装
置へ給送し、該脱穀装置にて穀稈を脱穀処理し、更に脱
穀処理された穀粒を選別して精粒を取出すものである。
このような収穫機においては、脱穀装置の負荷、具体的
には扱胴の回転数あるいは二番還元量等を検出し、これ
らが適正状態となるように機体の走行速度、エンジン回
転数等を制御するように、具体重には脱穀装置の負荷が
過大である場合には減速させて脱穀装置への穀稈送給量
を減少させて脱穀装置の負荷を減少させ、逆に脱穀装置
の負荷が過小である場合には増速させて脱穀装置への穀
稈送給量を増加させて脱穀装置の負荷を増大させるよう
に構成したものが開発されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のような車速制御は、脱穀装置の負荷、
具体的には扱胴の負荷を適正に維持することを目的とし
ていることばは勿論であるが、扱胴による穀稈の扱深さ
を自動的に調節するための扱深さ自動調節装置をも装備
している収穫機にあっては、扱深さの変更に伴う扱胴負
荷の変動も生じる。即ち、深扱ぎ状態では扱胴負荷は大
となり、逆に浅扱ぎ状態では扱胴負荷は小となる。従っ
て、このような収穫機ではたとえば穀稈の脱穀装置への
送給量は適正、換言すれば車速は適正であるにも拘わら
ず、深扱ぎ状態であるために扱胴負荷が大となっている
場合に車速を低下させる制御が行われることになる。し
かし、このような場合には、車速を低下させる制御とほ
ぼ並行して扱深さを浅扱ぎ側へ変化させる制御も併せて
行われるため、穀稈の脱穀装置への送給量は適正である
にも拘わらず車速も低下されて作業効率が低下し、また
脱穀装置の負荷が急激に小となって直ちに増速させる逆
方向の制御が行われて制御が非常に不安定となり、逆に
浅扱ぎ状態であるために扱胴負荷が小となっている場合
には扱胴負荷が急激に増加して直ちに減速させる制御が
おこなわれ、所謂ハンチング現象が発生する。
このうような事情からたとえば特公昭55−40002
号の発明が提案されている。この特公昭55−4000
2号の発明は、[作業機に所定以上の負荷がかかると変
速装置の減速作動および負荷調節装置を負荷を減少させ
るように作動させ、負荷が所定範囲内に復帰したとき負
荷調節装置の負荷を減少させる作動を停止させた後所定
時間経過して変速装置の減速作動を停止」させる構成で
あるが、負荷が急激に減少するという問題点は解決され
ていない。
また他にたとえば特開昭56−134916号の発明も
提案されている。この特開昭56−134916号の発
明は、「脱穀部に供給される穀稈の扱深さを検出する一
対の扱深さセンサと、この一対の扱深さセンサからの検
出出力に基づき、前記脱穀部に対して穀稈の穂先部が最
適位置になるように構成された自動扱深さ制御系を駆動
制御する扱深さ制御回路と、前記脱穀部の負荷を検出す
る負荷検出センサと、この負荷検出センサの検出出力に
基づき、走行装置の走行速度を変速するように構成され
た自動変速系を駆動制御する変速制御回路とを備え、前
記扱深さ制御回路は前記変速制御回路を優先して前記自
動扱深さ制御系を駆動制御した後、前記変速制御回路に
より前記自動変速系を駆動制御するように構成した」も
のである。しかし、このよな構成を採る場合には、脱穀
装置の負荷が非常に大きい場合、たとえば収穫機の走行
速度が過大であり且つ扱深さがかなり深扱ぎであるよう
な場合には、まず扱深さが適正となるまで扱深さの調節
制御が行われて車速を低下させる制御は行われないため
、比較的長時間に亘って脱穀装置に過剰に穀稈が送給さ
れることになり、詰りを生じる等の不都合が発生する膚
がある。一方逆の場合、即ち収穫機の走行速度が過小で
且つ扱深さがかなり浅扱ぎであるような場合には、まず
扱深さが適正になるまでの間は走行速度の制御、この場
合には増速は行われないため、作業能率が非常に低い状
態が維持されるという不都合がある。
更に実開昭56−138541号の考案等も提案されて
いるが、この実開昭56−138541号の考案では、
穀稈の扱深さが所定の扱深さ以下にあるときのみ走行速
度を減速する構成としている。従って、上述同様に走行
速度が過大で且つ扱深さがかなりの深扱ぎ状態であるよ
うな場合には、脱穀装置に詰りを生じる等の不都合が生
じる虞があり、また逆の場合にも上述の例同様の問題点
がある。
〔問題点解決のための手段〕
本発明は以上に説明したような事情に鑑みてなされたも
のであり、脱穀装置の負荷が大であり且つ扱深さが深扱
ぎ(又は、負荷が小、且つ扱深さが浅扱ぎ)である場合
には、まず扱深さの調節を所定時間に亘って行い、この
後においてもなお脱穀装置の負荷が大(又は、小)の場
合にのみ車速の制御、即ち脱穀装置の負荷が大であれば
減速を、負荷が小であれば増速を行う構成を採ることに
より、たとえば走行速度が過大で且っ深扱ぎ状態のよう
な場合においても、脱穀装置の過負荷を確実に回避し得
、また過剰に減速して作業能率を低下させることもなく
、逆に低作業能率が長時間に亘って維持されるという問
題も生じない収穫機の提供を目的とする。
本発明は、脱穀装置へ送給される刈取り穀稈の扱深さを
検出する扱深さセンサの検出結果に基づいて刈取り穀稈
の扱深さを所定範囲内に制御する扱深さ自動調節装置と
、前記脱穀装置の負荷を検出する負荷センサの検出結果
に基づいて前記脱穀装置の負荷を所定範囲内とすべく変
速装置の変速段を変更して機体の走行速度を自動制御す
る車速自動制御装置とを備えた収穫機において、前記負
荷センサによる脱穀装置の負荷検出の結果が所定範囲以
上(又は、以下)である間に前記扱深さセンサの扱深さ
の検出結果が所定範囲以上に深扱ぎ(又は、浅扱ぎ)で
あることが検出された場合には、その時点から所定時間
内は前記扱深さ自動調節装置による扱深さの制御のみを
行い、所定時間経過後になお前記負荷センサが所定範囲
以上(又は、以下)の負荷を検出している場合には、前
記車速自動制御装置による車速制御を行うべくなしたこ
とを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
第1図は本発明に係る収穫機の外観斜視図である。
図において1は走行うローラであり、図示しないエンジ
ンの駆動力が、主クラッチ、パワーシフト変速装置を用
いた変速装置、更にはサイドクラッチを経て走行うロー
ラ1に伝達されて機体の走行を行わせる一方、走行うロ
ーラ1上方の脱穀装置3に装備された扱胴17.唐箕装
置33(いずれも第2図参照)等、及び機体前部の刈取
部4に装備された刈刃2.引起し装置7等を駆動するよ
うになっている。
また図中9は運転席8の前方に設けられた操作コラム、
6は運転席8の側方に設けられた副操作コラムであり、
この副操作コラム6には変速装置における走行速度段を
変更する変速レバ93が設けられている。
また図中10は縦搬送装置であって、その終端を穀稈挾
扼移送装置11のフィードチェイン12の始端部に臨ま
せており、この近傍であって脱穀装置3の前面には、脱
穀装置3へ穀稈が送給されていることを検出する穀稈セ
ンサを兼用する第1の稈長センサ62L(第3図参照)
が備えられており、またフィードチェイン12の始端部
の側方適長離隔した脱穀装置3の前面にはセンサボック
ス62が設けられており、このセンサボックス62には
穀稈が深扱ぎ状態であることを検出する第2に稈長セン
サ62H及び雨センサ62L、62H間に第2の稈長セ
ンサ62hが取付けられている。なお、穀稈挾扼移送装
置11はフィードチェイン12と挾扼杆13とから構成
されており脱穀装置3の扱口に沿って設けられている。
第2図は脱穀装置3の一部破断縦断面図である。
脱穀装置3は機筺14内上部に形成された扱室15内に
、多数の扱歯16.16・・・を有する扱胴17を軸架
し、該扱胴17の軸長方向と平行に扱口を延設すると共
に、該扱室15の下方部に受#M18を張設し、更に前
記扱室15の下部に扱胴17の軸長方向にほぼ平行な揺
動選別装置19を設けたものである。扱胴17には、そ
の回転数を計数するためのたとえば回転エンコーダ等を
使用した扱胴センサ59が設けられている。
更に扱胴17の右側上方(機体の中央寄り)の位置には
二番還元物を再処理するための処理室50が設けられて
おり、この処理室50内にはその軸長方向を扱胴17の
軸長方向と一致させて多数の扱歯52゜52・・・を有
する処理胴51が軸架されている。
揺動選別装置19は傾斜状に延びる揺動選別盤20と、
該揺動選別i20の後部下方に設けられたチャフシーブ
21と、このチャフシーブ21の後方に連設したストロ
−ラック22等から構成したものであり、駆動源に連動
して揺動する揺動アーム23.24により前記扱胴17
の軸長方向に揺動すべく構成している。
また揺動選別装置19の下方には一番流穀板25及び一
番スクリユー26からなる一番穀物取出部(一番口)2
7と、二番流穀板28及び二番スクリュー29からなる
、二番穀物取出部(二番口> 30とを有する選別風路
31を形成している。
一番穀物取出部27に落下した穀粒は一番スクリユー2
6から籾タンク5に送給され、また二番穀物取出部30
に落下した穀粒は二番スクリュー29からブロワ47に
より二番スロワ筒48内上方に吹き上げられ、脱穀装置
3の屋根板の処理喧50上方の位置に突設された処理胴
カバ53から処理胴51上に落下されて再選別されるよ
うになっている。
風路31内には前記チャフシーブ21の下方にグレイン
シーブ32を設けると共に、該風路31の起風側には唐
箕装W33を設けている。そしてこの唐箕装置33から
の気流が整流板34.35によって整流された後に風路
31を通って機体後方の排塵口(三番口)36から機外
へ排風されるように構成している。
前記ストロ−ラック22の後上方には、軸流ファンを用
いてなる吸排座装置37を設ける一方、この吸排座装置
37の上方に上部吸引カバー38を、また下方に下部吸
引カバー39を配設してあり、前記吸排座装置37の吸
引口40を風路31側に開口すると共に、その排風口4
1を排塵口36に向けて開口している。
前記上部吸引カバー38の上方には両端部から斜め上方
に流下樋つまり四番樋43を延設して四番口44を形成
し、説穀後の稈、即ち排藁から取り出される創り粒をス
トロ−ラック22上方に還元させるように構成している
第3図は扱深さ調節のための機構を示す脱穀装置3近傍
の略示正面図である。
刈取られた穀稈は、縦搬送チェイン10等により機体左
側上部に搬送され、フィードチェイン12に受は継がれ
て脱穀装置3に搬送され、穂先を扱室15内に挿入され
た状態で後方へ搬送されつつ扱胴17にて脱穀処理され
る構成となっている。
脱穀装置3の前面、即ち扱室15の入口には、前述の如
く、縦搬送チェイン10とフィードチェイン12との受
継ぎ部近傍に位置して穀稈の稈長を検出するための稈長
センサ62M、 62Hを備えたセンサボックス62及
び最もフィードチェイン12に近い位置に稈長センサ6
2Lが設けられている。
縦搬送チェイン10はその上部、即ち穀稈の搬送経路下
流側部分を支持杆82aの先端に、また下部、即ち搬送
経路上流側部分を支持杆82bの先端にそれぞれ枢支さ
れており、両支持杆82a、 82bの基端部はそれぞ
杵機体の適宜部分に枢支されている。
そして、支持杆82bのほぼ中央部分には駆動杆86a
の一端が枢支されており、この駆動杆86aの他端は螺
動ブロック86bに枢支されている。更に螺動ブロック
86bには雌ネジが切られていて、この雌ネジ部分には
モータ84の出力軸84aに取付けられた蝮杆84bが
螺合されている。
従って、モータ84が正転(又は、逆転)駆動されると
、駆動杆86aは第3図に実線(又は、破線)矢符にて
示す如くモータ83から離隔(又は、接近)する方向に
移動し、支持杆82b  (m搬送チェイン10との枢
支側端部)は縦搬送チェインIOの上端側(又は、下端
側)に回動する。このため、縦搬送チェイン10は傾倒
(又は、起立)する方向にその姿勢を変更される。これ
により、!11搬送チェイン10とフィードチェイン1
2との穀稈の受継ぎ位置が変化して、穀稈はそのより穂
先(又は、8株元)側に部分にてフィードチェイン12
に挾扼されて脱穀装置3に送給されるため、浅扱ぎ(又
は、深扱ぎ)状態となる。
第4図は本案装置の制御系のブロック図である。
図において80はマイクロコンピュータを用いた制御部
であり、その入力インターフェースの入カポ−)alに
は扱胴17の回転軸に装着され、扱胴17の回転数を計
数する扱胴センサ59の出力が与えられている。
入力ボートa2.a3.alにはパワーシフトを用いた
変速装置の変速レバ93の基端框支部に装着され、その
回動量に応じた電位を出力するポテンショメータを利用
したシフトセンサ61が接続されており、このシフトセ
ンサ61の出力電位により、変速レバ93が前進4速段
「F4J、前進3速段「F3」前進2速段rF2J 、
前進1速段rF1.J及び中立段rNJのいずれの状態
になっているかを判断する。
入カポ−)a5には脱穀装置3に送給される穀稈の搬送
状態及びその稈長を検出する第1の稈長センサ62の出
力が、人力ポートa6にはセンサボックス62の第2の
稈長センサ62Mの出力が、そして入力ポートa7には
同第3の稈長センサ6211の出力がそれぞれ与えられ
ている。
入力ボートaBには車速制御を行わせるための自動スイ
ッチ65が接続されており、この自動スイッチ65のオ
ンにより扱胴17の回転数、即ち扱胴17・の負荷に応
じた車速制御が行われる。
入力ポートa9には刈取りラッチを停台状態とした場合
にオンする刈取スイッチ66が接続されており、また入
力ポートa 16には、脱穀クラッチを停台状態とした
場合にオンする脱穀スイッチ67が接続されていて、各
スイッチ66、67のオンにより人力ポートag、ag
oがそれぞれハイレベルになる。
一方、制御部80の出力インターフェースの出力ポート
b1及びb2には、変速レバ93を回動するためのシフ
トモータ74が接続されており、出力ポートb1がハイ
レベル、出力ポートb2がローレベルになるとシフトモ
ータ74は正転して変速レバー93は高速走行段側に回
動され、反対に出力ポートb+がローレベル、出力ポー
トb2がハイレベルになるとモータ74は逆転して主変
速レバ93は低速走行段側に回動される。
出力ポートb3には、自動制御状態となっている場合に
点灯する自動ランプ76が接続されており、この出力ポ
ートb3のローレベル出力により自動ランプ76が点灯
する。− 出力ポートb+には、扱胴の回転数を表示する負荷モニ
タ91が接続されている。
出力ポートb5及びb6には、前述の扱深さ調節用のモ
ータ84が接続されており、出力ポートb5がハイレベ
ル、同b6がローレベルになるとモータ84は正転して
浅扱ぎ状態となり、逆に出力ポートb5がローレベル、
同b6がハイレベルになるとモータ84は逆転して深扱
ぎ状態となる。
更に、制御部80内にはタイマTI、 T2等が備えら
れている。
上述の如く構成された本発明機の動作を制御部80の処
理内容を示す第5図のフローチャートに基づいて説明す
る。
まずエンジンが始動され、脱穀クラッチを継合状態とし
て脱穀スイッチ67をオンさせ、車速制御を行わせるべ
く自動スイッチ65をオンすると制御部80は自動車速
制御が可能な状態となり、自動ランプ76が点灯する。
また、自動スイッチ65がオンされると、タイマTI、
 T2がリセットされ、またフラグFTI、 FT2も
リセット(=0)される。
そして図示しない所定の処理内容に従って制御部80は
扱深さの制御を行う。即ち、総ての稈長センサ621.
、62M、 62Hが穀稈を検出している場合には深扱
ぎ状態であり、第3の稈長センサ62Lのみが穀稈を検
出している場合には浅扱ぎ状態である。
従って、第1及び第2の稈長センサ62L及び62Mが
穀稈を検出し、第3の稈長センサ6211は穀稈を検出
しない状態が適正抜法さであり、制御部80は各稈長セ
ンサ62L、 62M、 62flが上述のような適正
抜法さの場合の検出状態となるように前述のモータ84
を適宜正逆点駆動して脱穀装3に搬送される穀稈の扱深
さを調節する。
さてこのようにして、扱深さの調節が浅扱ぎ側(又は、
深扱ぎ側)へ制御される場合には、制御部80はタイマ
T2 (又は、TI)による計時を開始する。即ち、最
初はフラグFT2 (又は、FTI)はリセット(=0
)されているためタイマT2 (又は、TI)による計
時が開始されてもう一方のタイマT、l (又は、T2
)がリセットされ、フラグFT2 (又は、FTI)が
セント(=1)される。
ところで扱深さの調節が浅扱ぎ側へ制御されている場合
、換言すればフラグFT2がセント(・1)、フラグF
TIがリセット(・0)の場合、制御部80はタイマT
2の計時値が所定時間Tを経過したか否かの判定を行う
。この結果、タイマT2の計時値が所定時間Tに達しな
い間は制御部80はフラグFT2のセット・リセット状
態を調べるステップへ処理を進める。この場合、フラグ
FT2・1であるから、自動スイッチ65がオンされた
直後のステップに処理が戻される。しかし、タイマT2
の計時値が所定時間Tに達した場合には、制御部80は
タイマT2及びフラグFT2を共にリセットした後、扱
胴17の負荷の判定を行う。そしてこの扱胴17の負荷
が所定範囲より大である場合には、現在の変速装置の走
行段が1速段rFIJに設定されていない限り制御部8
0はそれぞれ1速段ずつ低速段倒へ変速操作(シフトダ
ウン)する。
更に扱胴17の負荷が所定範囲より大ではない場合には
、フラグFT2.2であり、タイマT1はリセット状態
であるから、制御部80は扱胴17の負荷が所定範囲よ
り小であるか否かの判定を行う。そしてこの結果扱胴1
7の負荷が所定範囲より小である場合には、制御部80
は現在の変速装置の走行段が最高速段である4速段「F
4」に設定されていない限り、それぞれ1速段ずつ高速
段側へ変速操作(シフトアンプ)する。
一方、扱深さの調節が深扱ぎ側へ制御されている場合に
も、基本的には上述同様にまず所定時間Tに亘って扱深
さが深扱ぎ側へ制御され、この所定時間Tの間は扱胴負
荷が所定範囲より小である場合には増速制御が行われる
が、扱胴負荷が所定範囲より大である場合には、所定時
間T経過の後になお扱胴負荷が所定範囲より大である状
態が維持されている場合にのみ減速制御が行われる。
従って、扱胴17の負荷が所定範囲以上(又は、所定範
囲以下)であり、且つ深扱ぎ(又は、浅扱ぎ)状態でも
あるような場合には、まず所定時間Tに亘って扱深さが
浅扱ぎ側(又は、深扱ぎ側)に制御さて扱胴17の過負
荷(又は、過小負荷)をある程度解消し、この後なお扱
胴17の過負荷(又は、過小負荷)状態が解消されてい
ない場合には車速を減速(又は、増速)する制御を併せ
て行うことにより、扱深さ及び扱胴17の負荷の双方が
共に速やかに適正比されるため、ハンチング現象を招来
することもなく、作業効率を低下させる可能性も極めて
少ない。
なお、扱深さの関節が深扱ぎ側に制御され、扱胴負荷が
所定範囲より大である場合及び扱深さの調節が浅扱ぎ側
に制御され、扱胴負荷が所定範囲より小である場合には
扱深さの調節制御と車速制御とが同時に実施される。
〔効果〕
以上詳述した如く本発明によれば、脱穀装置の負荷に応
じて機体の走行速度を制御し、また扱深さを自動的に調
節制御する機能とを併せ持つ収穫機において1.扱深さ
の制御と脱穀装置の負荷の制御(具体的には、車速制御
)とが共に脱穀装置の負荷を増加させる方向へ、または
共に現象させる方向へ同時に制御される状態が発生した
際にはまず所定時間に亘って扱深さの制御を実施した後
、なお脱穀装置の負荷の制御を行わねばならない場合に
のみ車速の変更を行って脱穀装置の負荷を制御する構成
を採っているため、扱深さの浅扱ぎ側への制御と減速制
御とが同時に実施されて、あるいは深扱ぎ側への制御と
増速制御とが同時に実施されて急激に脱穀装置の負荷が
変化するという虞は解消され、また機体の走行速度が不
必要に低速に維持されて作業能率が低下する等の虞も解
消される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発
明に係る収穫機の略示外観図、第2図はその脱穀装置の
一部破断側面図、第3図は扱深さの調節のための機構を
示す脱穀装置近傍の正面図、第4図は本発明機の制御系
のブロック図、第5図はその制御部の処理内容を示すフ
ローチャートである。 3・・・脱穀装置  10・・・縦搬送チェイン  1
7・・・扱胴  59・・・扱胴センサ 62L、62
M、62ト・・稈長センサ  74・・−シフトモータ
  80・・・制御部84・・・モータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脱穀装置へ送給される刈取り穀稈の扱深さを検出す
    る扱深さセンサの検出結果に基づいて刈取り穀稈の扱深
    さを所定範囲内に制御する扱深さ自動調節装置と、前記
    脱穀装置の負荷を検出する負荷センサの検出結果に基づ
    いて前記脱穀装置の負荷を所定範囲内とすべく変速装置
    の変速段を変更して機体の走行速度を自動制御する車速
    自動制御装置とを備えた収穫機において、 前記負荷センサによる脱穀装置の負荷検出 の結果が所定範囲以上(又は、以下)である間に前記扱
    深さセンサの扱深さの検出結果が所定範囲以上に深扱ぎ
    (又は、浅扱ぎ)であることが検出された場合には、そ
    の時点から所定時間内は前記扱深さ自動調節装置による
    扱深さの制御のみを行い、所定時間経過後になお前記負
    荷センサが所定範囲以上(又は、以下)の負荷を検出し
    ている場合には、前記車速自動制御装置による車速制御
    を行うべくなしたことを特徴とする収穫機。
JP17366585A 1985-08-06 1985-08-06 収穫機 Pending JPS6232814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01100237U (ja) * 1987-12-23 1989-07-05
JPH03244313A (ja) * 1990-02-22 1991-10-31 Kubota Corp コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01100237U (ja) * 1987-12-23 1989-07-05
JPH03244313A (ja) * 1990-02-22 1991-10-31 Kubota Corp コンバイン

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