JPS60244225A - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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Publication number
JPS60244225A
JPS60244225A JP10087484A JP10087484A JPS60244225A JP S60244225 A JPS60244225 A JP S60244225A JP 10087484 A JP10087484 A JP 10087484A JP 10087484 A JP10087484 A JP 10087484A JP S60244225 A JPS60244225 A JP S60244225A
Authority
JP
Japan
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speed
rotation
range
engine
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP10087484A
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English (en)
Inventor
内山 俶宏
一男 小竹
隆史 山田
平野 俊樹
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10087484A priority Critical patent/JPS60244225A/ja
Publication of JPS60244225A publication Critical patent/JPS60244225A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は脱穀装置を備えた収穫機に関する。
〔従来技術〕
収穫機は刈取部にて刈取った殻稈を、搬送装置にて脱穀
装置へ給送し、該脱穀装置にて殻稈を脱穀処理し、さら
に脱穀処理された穀粒を選別して精粒を取出すものであ
る。
このような収穫機においては、脱穀装置の扱胴の負荷を
検出し、その負荷が適正状態となるように機体の走行速
度、エンジン回転数等を制御するようにしたものが開発
されている。
この場合、扱胴の負荷を扱胴回転数によって判断するよ
うになっているが、従来は扱胴回転数を、低回転、適正
回転、高回転の3つの範囲に弁別して、エンジン回転数
及び車速を制御するようになっていた(例えば特開昭5
7−71337号)。このように扱胴回転数が適正範囲
に入るようにエンジン回転数を制御し、このエンジン回
転数が適正範囲とならないときに車速制御を行うことは
、脱穀負荷を適正に保つ上でそれなりの効果を発揮する
が、脱穀は断続的に行われるため、扱胴回転数は窩に変
化し、時には急激に低下することもあるから、絶えずエ
ンジン回転数を変化させることになってハンチングを起
こし、制御が不安定になるとともに負荷が急変した場合
には車速を大幅に変更することとなって乗心地を悪化さ
せる原因となっていた。
〔目 的〕
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、車速及びエンジン回転数の制御を
安定的に行え、作業効率の向上を図った収1機の提供に
ある。
〔構 成〕
本発明は扱胴の回転数が、適正範囲、該適正範囲より低
い第1の低回転範囲、さらに低い第2の低回転範囲、適
正範囲より高い第1の高回転範囲、さらに高い第2の高
回転範囲に弁別し、扱胴回転数が第1の低回転範囲又は
第1の高回転範囲である場合にはエンジン回転数を夫々
所定量増加又は減少させ、所定時間経過後においても扱
胴回転数が第1め低回転範囲又は第1の高回転範囲であ
るときには機体の走行速度を変更するようにし、また第
2の低回転範囲又は第2の高回転範囲である場合には機
体の走行速度を変更するようにしたものである。
〔実施例〕
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。第1図は本発明に係る収穫機の外観斜視図である。
図において1は走行うローラであり、エンジンの駆動力
が、主クラッチ、ギヤ噛合式の副変速装置、パワーシフ
ト変速装置を用いた主変速装置、さらにはサイドクラッ
チを経て走行うローラ1に伝達されて機体の走行を行わ
せる一方、走行うローラ1上方の脱穀装置3における扱
胴、唐箕装置等、及び機体前部の刈取部4における刈刃
2.引起じ装置7等を駆動するようになっている。
また図中9は運転席8の前方に設けられた操作コラム、
6は運転席8の側方に設けられた副操作コラムであり、
該副操作コラム6には主変速装置における走行速度段を
変更する主変速レバ93、副変速装置における走行速度
段を変更する副変速レバ95が設けられている。また1
0は縦搬送装置であって、その終端を殻稈挟扼移送装置
11のフィードチェイン12始端部に臨ませており、こ
の近傍であって脱穀装置3の前面には、脱穀装置へ給送
される殻稈の搬送を検出する殻稈センサ62が設けられ
ている。なお殻稈センサ62はこの位置に限らず殻稈挟
扼移送装置11の始端部側方、或いは縦搬送装置10の
搬送経路内でもよく、また扱深さ自動調節装置を備えた
収穫機においては稈長検出のために設けられるセンサと
共用させる構成としてもよい。
殻稈挟扼移送装置はフィードチェイン12と挟扼杆13
とから構成されており脱穀装置3の扱口に沿って設けら
れている。
第2図は脱穀装置3の一部破断縦断面図である。
脱穀装置3は機筺14内上部に形勢された扱室15内に
、多数の扱歯16.16・・・を有する扱胴17を軸架
し、該扱胴17の軸長方向と平行に扱口を延設すると共
に、該扱室15の下方部に受網18を張設し、さらに前
記扱室15の下部に扱胴17の軸長方向にほぼ平行な揺
動選別装置19を設けたものである。扱胴17には、そ
の回転数を検出する扱胴センサ59が設けられている。
更に扱胴17の右側上方(機体の中央寄り)の位置には
二番還元物を再処理するための処理室50が設けられて
おり、この処理室50内にはその軸長方向を扱胴17の
軸長方向と一致させて多数の扱歯52.52・・・を有
する処理動51が軸架されている。
揺動選別装置19は傾斜状に延びる揺動選別ff120
と、該揺動選別盤20の後部下方に設けられたチャフシ
ーブ21と、このチャフシーブ21の後方に連設したス
トロ−ラック22等から構成したものであり、駆動源に
連動して揺動する揺動アーム23.24により前記扱胴
17の軸長方向に揺動すべく構成している。
また揺動選別装置19の下方には一番流穀板25及び一
番スクリユー26からなる一番穀物取出部(−呑口)2
7と、二番流穀板28及び二番スクリュー29からなる
、二番穀物取出部(二番口)30とを有する選別風路3
1を形成している。
一番穀物取出部27に落下した穀粒は一番スクリユー2
6から籾タンク5に送給され、また二番穀物取出部30
に落下した穀粒は二番スクリュー29からブロワ47に
より二番スロワ筒48内上方に吹き上げられ、脱穀装置
3の屋根板の処理室50上方の位置に突設された処理胴
カバ53から処理胴51上に落下されて再選別されるよ
うになっている。二番スクリュー29には、該スクリュ
ー29の回転数を検出する二番回転センサ63が設けら
れており、また処理胴カバ53には処理胴に還元される
二番還元物量を検出する二番還元センサ64が設けられ
ている。
風路31内には前記チャフシーブ21の下方にグレイン
シーブ32を設けると共に、該風路31の起風側には唐
箕装置33を設けている。そしてこの唐箕装置33から
の気流が整流板34.35によりて整流された後に風路
31を通って機体後方の排塵口(三番口)36から機外
へ排風されるように構成している。
前記ストロ−ラック22の後上方には、軸流ファンを用
いてなる吸排座装置37を設ける一方、該吸排座装置3
7の上方に上部吸引カバー38を、また下方に下部吸引
カバー39を配設してあり、前記吸排座装置37の吸引
口40を風路31側に開口すると共に、その排風口41
を排塵口36に向けて開口している。
前記上部吸引カバー38の上方には両端部から斜め上方
に流下樋つまり四番Wii43を延設して四番口44を
形成し、脱穀後の稈、即ち排藁がら取り出される刺り粒
をストロ−ラック22上・方に還元させるように構成し
ている。
第3図は本発明機の制御系の模式的ブロック図である。
図において80はマイクロコンピュータを用いた制御部
であり、その入力インターフェースにおける入カポ−)
a+には扱胴17の回転軸に装着され、扱胴17の回転
数を検出する扱胴センサ59の出力が与えられている。
入力ポートa2にはエンジン72の出力軸に装着され、
エンジン回転数を検出するエンジンセンサ60の出力が
与えられている。
入力ポートa3.a→+ a5にはパワーシフトを用い
た主変速装置における主変速レバ93の基端枢支部に装
着され、その回動量に応じた電位を出力する、ポテンシ
ョメータを利用したシフトセンサ61が接続されており
、シフトセンサ61の出力電位により、主変速レバ93
が前進4速段rF4J 、前進3速段rF3J 、前進
2速段[F2J 、前進1速段「Fl」及び中立段rN
Jのいずれの状態になっているかを判断する。
入カポ−)a6には脱穀装置3に送給される殻稈の搬送
を検出する殻稈センサ62の出力が与えられている。
入力ポートa7には、二番スクリュー29の回転数を検
出する二番センサ63の出力が与えられており、該二番
センサ63は、二番スクリュー29の回転数が所定値以
下となった場合にハイレベル信号を出力し、該ボートa
7をハイレベルにすると共に二番スクリュー警報LEI
171を点灯する。
入力ポートaθには二番還元物量を検出する二番還元セ
ン号64の出力が与えられており、二番還元物量が所定
値以上になると二番還元センサ64はハイレベル信号を
出力して、該ポー)a8をハイレベルにすると共に二番
還元警報LED 72を点灯する。
入カポ−)asには車速制御を行わせるための自動スイ
ッチ65が接続されており、該スイッチ650オンによ
り車速制御が行われる。
入力ポートauには刈取りラッチを保合状態とした場合
にオンする刈取スイッチ66が接続されており、また入
力ポートaiIには、脱穀クラッチを保合状態とした場
合にオンする脱穀スイッチ67が接続されていて、各ス
イッチ66、67のオンにより入力ポートalO+al
が夫々ハイレベルになる。
入力ポートa12+ ai3には、ギヤ噛合式の副変速
装置における副変速レバ95の基端枢支部に設けられ、
副変速レバ95の回動位置に応じて作動する副変速レバ
スイッチロ8が設けられていて、副変速レバ95が低速
段状態rLJである場合には入力ポートa、2がローレ
ベル、a13がハイレベルとなり、中速段状態rMJで
ある場合には両人カポートa12及びa 13がハイレ
ベクになり、さらに高速段状態rHJである場合には入
力ポートai2がハイレベル、入力ポートa 13がロ
ーレベルになる。
入力ポートa14には、エンジン73におけるレギュレ
ータレバー73aが回動限界位置(エンジン出力最大状
態)に達した場合にオンするレギュレータスイッチ69
が接続されており、該スイッチ69のオンにより入力ポ
ートa14はハイレベルになる。
入カポ−)ai5には、緊急時に機体の走行を停止させ
る際にオンされるエマ−ジエンジ−スイッチ70が接続
されており、該スイッチ70のオンにより入カポ−) 
−a 15はローレベルになる。
一方、制御部80における出力インターフェースの出力
ポートb+及びb2には、主変速レバ93回動用のシフ
トモータ74が接続されており、出力ポートb、がハイ
レベル、出力ポートb2がローレベルになるとシフトモ
ータ74は正転して主変速レバニ93は高速走行段側に
回動され、反対に出力ポートb1がローレベル、出力ポ
ートb2がハイレベルになるとモータ74は逆転して主
変速レバ93は低速走行段側に回動される。
出力ポートb3及びb4にはアクセルレバ94回動用の
アクセルモータ75が接続されており、出力ポートb3
がハイレベル、出力ポートb4がローレベルになると、
該アクセルモータ75が正転されてアクセルレバ94は
高回転側に回動され、反対に出力ポートb3がローレベ
ル、出力ポートb<がハイレベルになるとアクセルモー
タ75は逆転されてアクセルレバ94は低回転側に回動
される。
出力ポートb5には、自動制御状態となっている場合に
点灯する自動ランプ76が接続されており、該出力ポー
トb5のローレベル信号により自動ランプ76が点灯す
る。
出力ポートb6には副変速レバ68を高速側へ回動操作
すべきことを促す増速指示ランプ77が接続されており
、また出力ポートb7には副変速レバ68を低速側へ回
動操作すべきことを促す減速指示ランプ78が接続され
ていて、各出力ポートb6゜b7のローレベル信号によ
り各ランプ77、78が夫々点灯する。
出力ポートb8には、警報ブザ79が接続されており、
出力ポートb8のハイレベル信号によりブザ79が鳴動
する。
出力ポートb9には、警報LED90が接続されており
、該ボートb9のハイレベル信号によりLED90が点
灯する。
出カポ−)baには、扱胴の回転数を表示する負荷モニ
タ91が接続されてお、す、また出力ポートbllには
、制御部80の自己診断により異常が発見された場合に
、その異當に係る所定の表示を行う自己診断用LED9
2が接続されている。
叙上の如(構成された本発明機の動作を第4図〜第8図
のフローチャートに基づいて説明する。
キースイッチをオンすると、刈始め時であることを示す
フラグK、作業開始時におけるエンジン回転数制御が行
われたことを示すエンジンフラグS、主変速装置におけ
る主変速レバ95の走行速度段の記憶値PI11、さら
に副変速レバ95の速度段の記憶値Psをすべてリセッ
ト状!!(=0)とする。そしてエンジン、センサ60
の出力によりエンジン73が始動されているか否かを判
断する。
さてエンジンが始動され、車速制御を行わせるべく自動
スイッチ65をオンすると共に、脱穀クラッチを継台状
態として脱穀スイッチ67をオンすると、制御装置80
は車速制御の準備状態となる。
即ち刈取りラッチ遮断状態であって刈取スイッチ66が
オフした状態であり、また刈取作業が行われていないた
めに、搬送殻稈は存在せず、殻稈センサ62はオフ状態
であり、エンジンフラグSがリセット状fiS=Oであ
るので、制御装置80は自動ランプ76を点滅させて扱
胴回転数に基づく自動制御が開始されていないことを報
知すると共に、エンジン回転数を作業時における適正回
転数の範囲(α−β)とする。これはエンジン73の回
転数が、適正範囲(α−β)となっているか否かを、エ
ンジンセンサ60の検出値より判断し、その検出値が適
正範囲の最小値α以下(又は最大値β以上)であ”る場
合には、制御部80は所定信号を連続的に出力してアク
セルモータ75を連続的に正転(又は逆転)駆動し、ア
クセルレバ94をエンジン回転数が増加(又は減少)す
る方向に回動させてエンジン回転数を適正範囲とする。
エンジン回転数が適正範囲内となった場合にもエンジン
フラグSはセント状態とされずリセット状態のままであ
る。
さて、エンジン回転数を適正範囲内とした状態にて刈取
りラッチを継台状態とし、また主変速レバ93を手動操
作して所定の走行速度段に設定して作業を開始すると、
刈取部4にて刈取られた殻稈は、脱穀装置3へ送給され
、殻稈センサ62がオン状態となり、自動ランプ76が
点灯されると共に、アクセルモータ75は所定時間t2
にわたって正転駆動されエンジン回転数を適正範囲より
若干増加させる。これはエンジンが適正回転となった状
態で作業を開始すると、扱胴17.一番スクリユー26
等には急激に負荷が加わるため、エンジン回転数が低下
し、再びエンジン回転数を適正範囲内とする間に、脱穀
処理精度、選別精度等を悪化させて穀粒損失等を招来す
る虞れがあるので、このような事態を回避するためにな
されたものである。
エンジン回転数が適正範囲より若干増加した値になると
、作業開始時におけるエンジン回転数の所定の制御が行
われたことを示すエンジンフラグSはセント状態S=1
とされる。そしてこの場合は刈始めフラグにはリセット
状1i K = 0であるので、所定時間t4経過する
のを待って、扱胴回転数に基づく車速及びエンジン回転
数の自動制御が行われる。この時間t4は、作業開始時
には搬送される殻稈量が一定せず、脱穀作業も不安定で
あるため、このような不安定な状態における扱胴回転数
に基づく自動制御を行わせると、機体は増速制御されて
非常に危険であるのでこのような状態を回避するように
したものである。この時間t4の間に扱胴回転数が異常
に低くなった場合、或いは時間t、の間に二番スクリュ
ー29に詰り等が生じて二番回転センサ63がオンした
場合には第5図に示すように機体走行を停止させるべく
シフトモータ74を逆転駆動して中立位置r N Jま
で連続的にシフトダウンさせる。また二番還元物量が多
くなりすぎ、二番還元上ンサ64がオンした場合には第
5図に示すようにシフトモータ74を逆転駆動してシフ
トダウンする。
所定時間t4経過すると、刈始めフラグにはセント状態
(K=1)とされ、主変速レバ93が中立状態rNJと
なっていない機体走行状態である場合には扱胴回転数に
基づいて自動制御が行われ、機体停止状態であるならば
制御装置80は待機状態となる。
次に、扱胴回転数に基づく車速及びエンジン回転数の自
動制御について、第6図〜第8図のフローチャート及び
第1表、第2表に基づいて説明する。第1表は扱胴回転
数Xと制御内容の関係をまとめたものである。
(以 下 余 白) 第 1 表 車速及びエンジン回転数は扱胴回転数に基づいて制御さ
れるが、扱胴回転数Xば適正範囲(c’<X<d)、適
正範囲より低い第1の低回転範囲(b<)(≦c)、さ
らにその第1低回転範囲より低い第2の低回転範囲(a
<X≦b)、その第2低回転範囲より低い異常低U転範
囲(X≦a)、適正範囲より高い第1の高回転範囲(d
≦x<e)、第1高回転範囲よりさらに高い第2高回転
範囲(e≦X)の6段階に弁別される。
さて、各範囲における制御内容について説明すると、扱
胴回転数が第2の高回転範囲(e≦X)内になると、制
御装置80はシフトモータ74を正転駆動して主変速レ
バ93を高速側に回転駆動し、−速度段シフトアンプす
る。これは扱胴負荷が非常に軽くなっているので、機体
を増速させて扱胴に給送される殻稈を増加させるように
したものである。
一方、扱胴回転数が第2の低回転範囲(a<X≦b)内
になるとシフトモータ74を逆転駆動して主変速レバ9
3を低速側に回転駆動し、−速度段シフトダウンする。
またこれと同時にアクセルモータ75を所定時間にわた
って正転駆動してエンジン回転数を所定量増加させる。
これは扱胴負荷が非常に重くなっているので、機体を減
速させて扱胴に給送される殻稈を減少させると共に、エ
ンジン回転数を若干増加させることにより扱胴回転数を
若干増加させようとするものである。そして斯かる車゛
速変更の後、所定時間ti (又はte)経過するのを
待って、扱胴回転数を調べ、扱胴回転数がなお第2の高
回転数範囲(e≦X)(又は第2の低回転数範囲(a<
X≦b))内にある場合には、さらに同様の制御を繰返
す。
この制御の繰返しにより主変速レバ93の走行速度段が
4速段rF4J (又は1速段rFIJ )になっても
扱胴回転数が第2の高回転数範囲(e≦X)〔又は第2
の低回転数範囲(a<X≦b))内である場合には、ア
クセルモータ75を所定時間逆転(又は正転)駆動して
エンジン回転数を所定量減少(又は増加)させる。そし
て所定時間t II経過しても扱胴回転数が第2の高回
転数範囲(e≦X)〔又は第2の低回転数範囲(a<X
≦b))内である場合には副変速装置における副変速レ
ノX95を高速側(又は低速側)に変更操作すべきこと
を促す増速(又は減速)指示ランプ77(又は78)を
点滅させる。
副変速レバ95が変更操作されて副変速レノ\スイッチ
68が切換った場合、又は副変速レノλ95が高速走行
段「H」 (又は低速走行段「L」)となっている場合
には、増速(又は減速)指示ランプ77(又は78)は
点滅されない。
扱胴回転数が第1の高回転数範囲(d≦X<e)〔又は
第1の低回転数範囲(b<)(≦C))内となった場合
には、第9図のタイムチャートに示すようにアクセルモ
ータ75を所定時間にわたって逆転(又は正転)駆動し
てエンジン回転数を若干減少(又は増大)させ、その後
、所定時間t5 (又はts)経過するのを待って、扱
胴回転数を澗べ、なお扱胴回転数が第1の高(又は低)
回転数範囲d≦)(<e(又はb<x≦C)内にあると
きは、シフトモータ74を駆動して主変速装置の走行速
度段をシフトアンプ(又はシフトダウン)する。この場
合、扱胴回転数が第1の高回転数範囲d≦X<eである
場合には、アクセルモータ75を所定時間駆動してエン
ジン回転数を増加させる。このような主変速装置、エン
ジン回転数の制御によっても扱胴回転数が第1の高(又
は低)回転数範囲d≦X<e(又はb<x≦C)内であ
れば、所定時間t7(又はLe)経過するのを待って同
様の制御を行う。そして主変速装置の走行速度段が4速
段「F4」(又は1速段rF1j )になると、所定時
間t5(又はt6)経過後も扱胴回転数が第1の高(又
は低)回転数範囲d≦)(<e(又はb<x≦C)内で
あるときに、副変速装置の走行速度段の変更操作を促す
増速(又は減速)指示ランプ77(又は78)を点滅さ
せる。このランプ77 (又は78)は副変速レバ95が操作されて副変速レハ
スイソチ68が切換った場合、又は副変速レバ95が高
速走行段「H」 (又は低速走行段[Ll)となってい
る場合には点滅されない。
扱胴回転数が適正範囲(c<X<d)内である場合には
、アクセルモータ75を所定時間にわたって正転駆動し
、エンジン回転数を増加させる。そして所定時間t2後
においても適正範囲(c<X<d)内であれば、さらに
アクセルモータ75を正転駆動してエンジン回転数を増
加させ、結局レギュレータスイッチ69がオンするエン
ジン73の最大回転数までエンジン回転数を上昇させ、
斯かる状態にて作業を行う(第9図参照)。
従って脱穀作業は、扱胴回転数が適正範囲内であってエ
ンジン出力が最大である状態で行われることになり、脱
穀処理作業は高効率で行われる。
またエンジン回転数を所定量増加させた場合に、扱胴回
転数が増加して第1の高回転範囲内になれば前述した′
如き制御が行われ、可能であればシフトアンプされるご
とになり、機体を増速させて脱穀処理作業のさらに高効
率化が可能となる。
なお、上述の車速及びエンジン回転数の制御において、
主変速装置のシフトアンプ又はシフトダウンが行われた
後、所定時間経過する間に、或いはエンジン回転数が変
更された後所定時間経過する間に扱胴回転数が異常に低
くなって異常低回転範囲(X≦a)となった場合、又は
二番スクリュー29に詰りか生じて二番回転センサ63
がオンした場合には、第5図に示すように、扱胴回転数
に基づく車速及びエンジン回転数の自動制御は行われず
、シフトモータ74を逆転駆動して主変速装置6を中立
段「N」とし、機体の走行を停止させる。
また二番還元物量が多くなりすぎ、二番還元センサ64
がオンした場合には、第5図に示すようにシフトモータ
74を逆転駆動してシフトダウンする。
いずれの場合においてもエマ−ジエンシースイソチア0
がオンされると、主変速装置は中立段rNJとなって機
体の走行が停止される。
−行程の刈取作業を終了すると、殻稈センサ62はオフ
となり、制御装置80は殻稈センサ62がオフとなった
時点における主変速装置の走行速度段をPmとして記憶
すると共に副変速装置の走行速度をPsとして記憶し、
扱胴回転数に基づく自動制御を禁して自動ランプ76を
点滅する。そして所定の回行動作を行わせ、殻稈セン−
9−62がオフしてから回行動作が終了したと思われる
所定時間t3後に、エンジン回転数を適正範囲(α−β
)となるように制御する。この制御は前述の刈始め時に
おけるエンジン回転数を適正範囲とする制御と同様であ
り、エンジン回転数が適正範囲内となるようにアクセル
モータ75を連続駆動する。これは同行開始時には脱穀
装置内に殻稈が残っているため扱胴負荷が加わっており
、また回行時には同行のための負荷(走行うローラを停
止させた場合に加わる負荷等)も加わるため、殻稈セン
サ62のオフ後、直ちにニシン回転数の制御を行うと、
エンジンは高回転とされるが、その後に脱穀装置3内の
殻稈は脱穀処理されて扱胴負荷は軽減し、また回行動作
終了後は同行負荷もなくなるため、エンジン回転数は異
常に高くなってしまうので、回行動作が終了した後に、
エンジン回転数を適正範囲とするようにしたものである
回行動作が終了して殻稈センサ62が搬送殻稈を検出す
ると、自動ランプ76が点灯し、アクセルモータ75が
所定時間t、にわたって正転駆動されてエンジン回転数
は適正値より若干高くされ、所定時間t9経過した後、
主変速装置及び副変速装置を最適走行速度段とすべく、
所定の走行速度段設定制御が行われる。
第8図は走行速度段設定制御のフローチャートである。
制御装置80は、まず副変速装置が変速操作されたか否
かを、副変速レバスイッチ68の検出結果と記憶値Ps
とを比較することにより判断し、両者が一致している場
合には、副変速レバ95は操作されていないものとして
、主変速装置の走行速度段を回行前における速度段とす
る。即ち現在の走行速度段をシフトセンサ61の出力信
号から判断し、その速度段と、回行前の速度段の記憶値
PIWが一致しない場合には、走行速度段が記憶値Pm
となるようにシフトモータ74牽駆動する。そして主変
速の走行速度段が回行前のそれと等しくなった場合には
、所定時間t4経過するのを待って、扱胴回転数に基づ
く車速及びエンジン回転数の自動制御が行われる。
一方、回マチ前と回行後の副変速装置の走行速度段が一
致しない場合において、増速又は減速指示ランプ77又
は78が点灯し同行前の走行速度段が4速段「F4」又
は1速段「Fl」であるときには、同行後の走行速度が
同行前の機体走行速度と略等しくなるように主変速装置
の走行速度段が設定される。第2表はこの場合における
主変速の設定速度段を示したものである。
第 2 表 即ち同行前の主変速装置が4速段「F4」であり、副変
速装置が低速走行段rLJである場合において、回行後
の副変速装置が中速走行段rMJとなっているときには
主変速装置は2速段「F2」とされ、同行後の副変速装
置が高速走行段rHJとなっているときには、主変速装
置はl速段「Fl」とされるべ(シフトモータ74が逆
転駆動される。また回行前の主変速装置が4速段「F4
」であり、副変速装置が中速走行段rMJである場合に
おいて回行後の副変速装置が高速走行段rHJとなって
い名ときには、主変速装置はl速段rFI Jとされる
一方、同行前の主変速装置がl速段rFLJであり、副
変速装置が高速走行段rHJである場合において、同行
後の副変速装置が中速走行段rMJとなっているときに
は、主変速装置は3速段「F3」とされ、同行後の副変
速装置が低速走行段rLJとなっているときには、主変
速装置が4速段「F4」とされる。また回行前の主変速
装置が1速段rFIJであり、副変速装置が中速走行段
rMJである場合において、同行後の副変速装置が低速
走行段rLJとなっているときには、主変速装置は3速
段「F3」とされる。
主変速装置の走行速度段を変更するに際して、回行後に
おける変更前の速度段と変更すべき速度段が2段以上離
れているときには、中間の走行速度段を所定時間t 1
0の間保持しつつ、順次速度段を変更する。
同行前の主変速装置と副変速装置の走行段の組合せと同
行後の副変速装置の走行段との組合せが上述の実施例以
外の場合は、主変速装置の走行速度段の記憶値PI11
はり七ント(PI11=0)され、運転者にて設定操作
された走行速度段にて制御が開始される。爾後の自動制
御は前述したところと同様である。
なお上述の実施例では主変速装置としてパワーシフト変
速装置を用いる構成としたがこれにか&て静油圧式駆動
装置を用いる構成としてもよい。
C効果〕 本発明によれば、扱胴回転数を第1及び第2の低回転範
囲、適正範囲、第1及び第2の高回転範囲に弁別して、
第1の低回転範囲及び第1の高回転範囲ではまずエンジ
ン出力を調節し、エンジン出力が変更された後において
も扱胴回転数が第1の低回転範囲又は第1の高回転範囲
である場合に車速を変更するものであるから、徒らに車
速か変更されることがなく、ハンチングの防止が図れて
制御は安定し、また乗心地も良好となる。特に車速と共
にエンジン出力の調節も行うようになっているため、エ
ンジン性能を充分に発揮でき、圃場条件の変化等にも充
分対応できる。
また上述の実施例では、副変速装置の増速、減速指示ラ
ンプ77、78は、主変速装置が最高速度段又は最低速
度段であって、エンジン出力が調整された後においても
、扱胴回転数が適正範囲にならない場合に点滅されるよ
うになっているため、副変速装置による走行速度の大幅
な変更が頻繁に行われる虞れがなく、また不必要な増、
減速指示が行われな(なり、操作性は著しく向上する。
さらに上述の実施例では同行後において、主変速装置を
同行前の走行速度段とされるようになっているが、副変
速装置が操作されて走行速度が大幅に変化している場合
には、主変速装置を回行前の走行速度段とすることなく
、同行前の走行速度に略等しく主変速装置の速度段が設
定制御されるため、回行後における作業開始時も作業効
率が低下することなく安定した作業が行える。
また上述の実施例では主変速装置の走行速度段を連続的
に変更する場合には、変更された速度段にて所定時間経
過するのを待つようになっているため、運転者に衝撃を
与えることなく円滑に車速か変更される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は本発
明機の外観斜視図、第2図は脱穀装置の一部破断側面図
、第3図は本発明機の制御系の模式的ブロック図、第4
図〜第8図は本発明の詳細説明のためのフローチャート
、第9図はその一部のタイムチャートである。 1・・・走行うローラ 3・・・脱穀装置 6・・・副
操作コラム 17・・・扱胴 29・・・二番スクリュ
ー 59・・・扱胴センサ 60・・・エンジンセンサ
 61・・・シフトセンサ62・・・殻稈センサ 63
・・・二番回転センサ 64・・・二番還元センサ 6
8・・・副変速レバスイッチ 73・・・エンジン 7
4・・・シフトモータ 75・・・アクセルモータ76
・・・自動ランプ 77・・・増速指示ランプ 78・
・・減速指示ランプ 80・・・制御部 特 許 出願人 ヤンマー農機株式会社代理人 弁理士
 河 野 登 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a穀装置における扱胴回転数の検出器と、走行速度
    を変更する変速機と、エンジン回転数を変更するエンジ
    ン回転数変更機と、検出扱胴回転数を、適正範囲、適正
    範囲より低い第1の低回転範囲、さらに低い第2の低回
    転範囲、′i4正範囲より高い第1の高′回転範囲。 さらに高い第2の高回転範囲に弁別する手段と、扱胴回
    転数が第1の低回転範囲又は第1の高回転範囲である場
    合にエンジン回転数を夫々所定量増加又は減少させるべ
    く前記変更機を駆動する手段と、その増加又は減少後に
    おいても扱胴回転数の弁別結果が不変である場合、或い
    は扱胴回転数が第2の低回転範囲又は第2の高回転範囲
    である場合に前記変速機を低速側又は高速側に駆動する
    手段とを具備することを特徴とする収穫機。
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