JPS6232608Y2 - - Google Patents

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JPS6232608Y2
JPS6232608Y2 JP1020382U JP1020382U JPS6232608Y2 JP S6232608 Y2 JPS6232608 Y2 JP S6232608Y2 JP 1020382 U JP1020382 U JP 1020382U JP 1020382 U JP1020382 U JP 1020382U JP S6232608 Y2 JPS6232608 Y2 JP S6232608Y2
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JP
Japan
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container
conduit
liquid
level
nozzle
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JP1020382U
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JPS58116067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 現在噴霧器を必要とする消毒業界、清掃業界等
では手押しによる圧搾空気式の噴霧器を使用して
いる。しかし手押し式のため使用する際に大きな
力(体力)を必要とし、その圧力も液の使用に伴
つて急激に降下するため、その都度空気を送り込
んで圧力維持の操作をしなければならず、この点
の改善が強く求められていた。また500〜2000c.c.
程度の少量の液を必要とするホテルの小室や機械
装置の油よごれ等の清掃用等では、従来の噴霧器
は大きくかつ重量があり過ぎて使用に不便をきた
していた。またビルの窓及び壁の清掃等のように
特殊な所で使用する場合にはエアゾールが使用さ
れていたが、液容量が少なくしかも使い捨てであ
るため交換が頻繁となり、コストも割高となつて
いた。
これらの改善を目的として開発されたのが本考
案である。従つて本考案は内容積が500〜2000c.c.
程度の容器に適用するのが婦女子にでも簡単に持
ち運べる上それなりの容量も確保できて好ましい
が、勿論この範囲を越えての適用も自由である。
本考案は液容器と、この液容器の開口に関し取
付けられるヘツドを有し、この液容器はその開口
から内部に垂設された筒状水準器を備え、このヘ
ツドは圧力ガス容器の封板をカツトする穿針を設
けた該容器取付部と、前記水準器内を貫通するべ
きサイホン管と、噴霧ノズル取付部と、カツトさ
れたガ容器からのガスを水準器に導く導路と、サ
イホン管から圧送される液をノズル取付部のノズ
ルに導く導路と、この導路上に配置されこの導路
を通常閉じる傾向のある弁機構と、この弁機構の
弁桿に連結されヘツドに支持されて支点を形成す
る支点部のある操作レバーとを有し、このレバー
の支点での強制的揺動で弁機構の随時開放をなす
と共に倒立静止位置への揺動で弁機構の連続開放
をなすようになつていることを特徴とする噴霧器
にかかり、これによりガス容器の封板をカツトす
る僅かの力で圧力供給の準備ができ、一度準備し
てしまえば液容器内の液を残らず外部へ押し出す
ことができ従つて中間補充作業は不用で、液容器
の大きさを適当に選ぶことにより婦女子も簡単に
持ち運び使用ができ、コストの低減も果せるので
ある。
以下に本考案実施の態様を図面につき詳述す
る。
1は液容器、2はヘツドで、このヘツドは液容
器1の開口3の外周の雄ねじ4に下端開口の雌ね
じ5で螺合している。6は水準器で開口3の肩部
7に鍔8で係合して下部が容器1内に垂下してい
る。この水準器6は筒状となつており、これは開
口3から液Lを容器1内に注入したとき、液面
L′を水準器6の下端面と同じレベルで停止させ、
液面上方に過圧防止用の空間Sを確保するための
ものである。
ヘツド2はブロツク状で圧力ガス容器9の取付
部10、サイホン管11、噴霧ノズル12の取付
部13、圧力ガス用導路14、液送出用導路1
5、弁機構16及び操作レバー17を有してい
る。
容器の取付部10は中央部分18から斜め下方
へ突出し、突出端面に容器9の受口19を備え、
この受口に臨んでガス容器9の封板20をカツト
するための穿針21が設けられている。穿針21
のまわりにはパツキン22が配置され、受口19
の内壁に螺合した押えナツト23によつてこのパ
ツキン22を押えている。取付部10の外周には
雄ねじ24が切られ、容器9のホルダー25が螺
合する。このホルダーは螺合状態で噴霧器自体を
保持するための把手を兼ねている。容器9の首部
26にねじのある場合、押えナツト23にねじを
設けておけばホルダー25を省くこともできる。
この場合は容器9自体が把手を兼ねることにな
る。穿針21は容器9内のガスが流出し得るよう
に図示のように中空にするか、または外側に溝を
形成する。
ヘツド2の中心線に沿つて透孔27が穿たれて
おり、下端側は大径部28となつて開口3の外周
の雄ねじ4に螺合する雌ねじ29が設けられてい
る。このヘツド2を液容器1に螺合する際はパツ
キン30が介装される。透孔27には下側からサ
イホン管取付部材31が螺入される。この部材は
上下に貫通する軸孔32を有し、上端開口縁部は
弁座33を構成し、下端部はサイホン管11の取
付部34となつている。サイホン管11は上端部
でこの取付部34に嵌合し、水準器6の中を通つ
て液容器1の底部に着く程度に垂下する。
13は噴霧ノズル12へ取付部で、ノズル12
を直線これに取付ければノズル軸線を被噴霧面へ
向けてそのまま噴霧できるが、第2図のように間
接的にしてもよい。即ちホース35の一端に互い
に螺合するテーパ付内筒36a及び袋ナツト36
bより成るクランプ36を取付け、この袋ナツト
36bを取付部13にねじ込んで取付ける。また
ホース35の他端のテーパ付内筒37a及び袋ナ
ツト37bより成る同様のクランプ37の袋ナツ
ト37bを操作釦38aつき自動復帰弁38を備
えたホルダー39のねじ39aに螺合し、このホ
ルダー39の送出側のねじ39bにノズル12を
螺合する。こうすることにより、ホルダー39を
手に掴んで液容器に拘りなく自由な方向へノズル
12の軸線を向けることができ、また狭い場所等
へもノズル先端部分を挿し込んで液を噴霧するこ
とができる。このノズル12の構成は特に図示の
ものに限定されず、他の構成のものを自由に採用
し得るが、図示のものは次の構成となつている。
即ち内向鍔40付きナツト41の内部に、軸方向
に噴出孔42が貫通しその内端でこの噴出孔に接
線方向に導通する導入溝43を有するチツプ44
を入れる。そしてその背面に閉止部材45を当
て、このナツト41に螺合する螺栓46のバネ座
47と部材45との間に介装したバネ48により
部材45を押圧してチツプ44を鍔40に圧接し
たもので、螺栓46の軸孔49は後部で側面から
の切込み50によつて外部と連通し、切込み50
の部分で螺栓46の外周にフイルター51がめぐ
らされる。52はOリングである。
導路14はヘツド2内に設けられ、一端は穿針
21の背後に通じ、他端は水準器6の上端開口に
通じている。従つて容器9からの圧力ガスは導路
14を通つて水準器6に流れ込み、その下端から
容器1内に流れ込んで液面L′を圧下する。
導路15は一端でサイホン管11の上端と連通
し、他端でノズル取付部13に取付いたノズル1
2に連通する。そこでサイホン管11を上昇して
きた液体は導路15を通つてノズル12に流れ、
霧状に送り出される。
弁機構16は導路15上に配置され、この導路
15を通常閉じる傾向を有する。この弁機構16
はヘツド2の透孔27に摺動自在に嵌合した弁体
53、この弁体と透孔27の上端開口を塞ぐ帽体
54との間に介装したバネ55、この弁体53上
面から突出し帽体54を緩通してその上方へ延び
た弁桿56及び既に述べたサイホン管取付部材3
1の弁座33で構成されている。
操作レバー17はピン57により弁桿56に連
結され、ヘツド2の帽体54に支持されて支点5
8を形成する支点部59を把手部60のうちのピ
ン57から近いところの下面に有する。従つてレ
バー17を支点58によりバネ55に逆つて反時
計方向へ揺動すれば、弁体53を弁座33から引
き離してサイホン管11をノズル12に連通し、
ガス圧により液体Lを噴霧する。またこのレバー
17の把手部60とピン57を挾んだ反対側の端
面までの寸法l1はピン57から弁桿56上に帽体
54の上面までの寸法l2より大となつており、こ
の端面に額61が形成される。そこでレバー17
をバネ55に抗して時計方向に回わすと、弁桿5
6は帽体54の軸孔62及び弁体53と軸孔27
により動く方向を弁桿軸方向に規制されているの
で、ピン57も同方向にのみ移動することにな
り、額61が軸孔62上に来たつてレバー17は
バネ55の力により倒立位置を保つ。このとき弁
桿56は既記寸法差により上方へ移動しており、
弁体53が弁座33から離れているので、液体L
はサイホン管11を通つてノズル12に連続的に
圧送され、噴霧を継続する。レバー17を反時計
方向へ回わせばバネ55の作用により第1図の状
態に戻つて弁体53と弁座33が密接し、液体L
の噴霧は停止する。
図示の噴霧器は、噴霧する液体を開口3から容
器1内に注入する。液体表面が水準器6の下端面
と一致するとそれ以上は容器1内に入らず、上面
に空間Sが形成される。ここでヘツド2を容器1
に取付ける。そしてガス容器9ををホルダー25
に入れ、このホルダー25を取付部10に取付け
る。すると容器9の封板20が穿針21によりカ
ツトされ、圧ガスが導路14を通つて水準器6内
に流れ、液面L′を圧下する。液Lはサイホン管1
1を上昇しようとするが、弁機構16の閉止によ
り流出はできない。
ここでレバー17を反時計方向へ揺動すれば弁
体53が弁座33から離れ、サイホン管11内を
液体Lが昇流して導路15からノズル12に流
れ、外方へ噴霧される。レバー17を放せば噴霧
は停止する。
またレバー17を時計方向へ回わして額61で
帽体54上に倒立させれば、弁体53は弁座33
から離別した位置に保たれ、液体Lは連続的に噴
霧される。
本考案によれば圧力源に圧力ガスを密封した容
器の封板をカツトして取り出す圧力ガスを用いる
ようにしたので、そのガス圧が無くなるまで何ら
圧力補給なしに液体噴霧ができ、至つて簡単に使
用でき、液容器の内容積も適当に選べるので同時
に適合した容積を確保することによりエアゾール
管のように複数個使用等の不経済を解消でき、随
時噴霧は勿論、連続噴霧も自由に設定できる等、
種々の特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる噴霧器の具体例を示す
切断側面図、第2図はこの噴霧器に使用するホー
ス付きノズルの一例の部分切断面図である。 1……液容器、2……ヘツド、3……開口、6
……水準器、9……圧力ガス容器、10……取付
部、11……サイホン管、12……ノズル、13
……ノズル取付部、14……導路、15……導
路、16……弁機構、17……レバー、20……
封板、21……穿針、56……弁桿、58……支
点、59……支点部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液容器と、この液容器の開口に関し取付けられ
    るヘツドを有し、この液容器はその開口から内部
    に垂設された筒状水準器を備え、このヘツドは圧
    力ガス容器の封板をカツトする穿針を設けた該容
    器取付部と、前記水準器内を貫通するべきサイホ
    ン管と、噴霧ノズル取付部と、カツトされたガス
    容器からのガスを水準器に導く導路と、サイホン
    管から圧送される液をノズル取付部のノズルに導
    く導路と、この導路上に配置されこの導路を通常
    閉じる傾向のある弁機構と、この弁機構の弁桿に
    連結されヘツドに支持されて支点を形成する支点
    部のある操作レバーとを有し、このレバーの支点
    での強制的揺動で弁機構の随時開放をなすと共に
    倒立静止位置への揺動で弁機構の連続開放をなす
    ようになつていることを特徴とする噴霧器。
JP1020382U 1982-01-29 1982-01-29 噴霧器 Granted JPS58116067U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1020382U JPS58116067U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 噴霧器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1020382U JPS58116067U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 噴霧器

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Publication Number Publication Date
JPS58116067U JPS58116067U (ja) 1983-08-08
JPS6232608Y2 true JPS6232608Y2 (ja) 1987-08-20

Family

ID=30022861

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JP1020382U Granted JPS58116067U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 噴霧器

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