JPS6232600A - 走行時間デ−タ収集装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、予め設定された通過予定経路を車両が走行
するのに費やした走行時間データを収集する走行時間デ
ータ収集装置に関する。

〔発明の技術的背景及びその問題点〕

同一経路を、又一部同一経路を繰り返し走行するような
場合に、走行前に走行時間ができる限り正確に予測でき
ることが望ましく、そのためには、多くの経路について
多くの走行時間データを予め収集蓄積しておくことが必
要である。

従来、走行時間データを収集するこの秤の走行時間デー
タ収集装置として第４図に示ずようなものがある。第４
図において、中央処理装置を具えたセンタ４には地上口
１ｉ１５を介して道路上網目状配置した多くの路側受信
機３が接続されている。

他方、車両１には発信機２が搭載されており、当該車両
の識別信号を無線により送信するようになされている。

路側受信機３はΦ両１の識別信号ＩＤ１を受信すると、
この識別信号ＩＤＩに当該受信機の識別信号＋０３を加
えて地上回路５を介してセンタ４に転送するようになさ
れている。

このようにして、当該車両１が路側受信１３の近傍を通
るごとに、その位１ζ情報としての受信機の識別信号Ｉ
Ｄ３が車両１の識別信＠［Ｄｌと共に時々刻々とセンタ
４に送出される。従って、センタ４は識別信号１０３が
到来する時刻情報を当該識別信号ＩＤ３と共に記憶し、
連続する時刻情報の差を演算により求め、連続する路側
受信機３間の走行時間データを得ることができ、必要に
応じて蓄積する。

しかしながら、このような従来の装置においては、路側
受信機３が設置されていない区域を車両１が走行してい
る場合には当該装置を動作させることができず、走行時
間データを収集、蓄積できる区域が限定されるという欠
点がある。

また、この欠点を避けようとすると、路側受信Ｒ３を非
常に多く設けなければならず、地上回線網がそれだけ複
雑になり、装置が大型化して費用が膨大になることを避
は得ない。

さらにまた、センタ４は各種識別信号ＩＤ１゜１Ｄ３の
記憶動作、路側受信機３の制御動作、走行時間データの
演算動作等多くの機能が求められており、そのため、セ
ンタ４の中央処理装置として大容量のものが必要となり
、この点からも高価格化を眉来していた。

〔発明の目的〕

この発明は、以上の点を考慮してなされたもので、走行
時間データを対象区域の制約を受けることなく簡易な構
成により収集、蓄積することができるようにした走行時
間データ収集装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

かかる目的を達成するために本発明は第１図に示すよう
に、自車両の現在位置を検出する位置検出手段１０と、
通過特異点を順次指定することにより予め設定された通
過予定経路を記憶する経路記憶手段１１と、＞６記位置
検出手段１０からの現在位置情報に基づき前記自車両が
前記通過予定経路上の前記通過特異点の何れかを通過し
たか否かを判断する特異点通過判断手段１２と、該特異
点通過判断手段１２が通過したと判断したときの時刻を
検出する通過時刻検出手段１３と、前記特異点通過判断
手段１２からの通過特異点情報および前記通過時刻検出
手段１３からの通過時刻情報を記憶する通過情報記憶手
段１４と、複数組の前記通過特異点情報及び前記通過時
刻情報に基づき走行時間データを演算する演算手段１５
と、演算された前記走行時間データを蓄積する蓄積手段
１６とを有することを要旨とする。

〔発明の実施例〕

以下、図面について経路誘導装置の一部構成を併用した
この発明の一実施例を詳述する。

車両に搭載されている部分を示す第２図において、２１
は例えば地磁気から車両の進行方向を検出する方位セン
サ、２３は当該方位センサ２１の出力を増幅および整形
するセンサアンプ、２５は例えばタイヤの回転に応じて
走行距離算出用のパルスを発生する走行距離センサ、２
７は各種表示を行なう表示装置、２８は車両が通過した
交差点等の通過特異点と通過時刻とを記憶する例えばフ
ロッピーディスク装置でなる外部記憶装置、２つは目的
地までの経路設定の操作を行なう操作部、３１は目的地
までの経路設定時に表示装置２７における表示出力を制
御すると共に操作部２９からの信号を入力して当該経路
接点を行ない、走行時には前記方位センサ２１および走
行距離センサ２５による検出信号を入力して設定した経
路と比較し車両の現在位置や進行方位等を表示装置２７
に表示させると共に、車両が通過した通過特異点をその
ときの通過時刻と一緒に外部記憶装置２８に記憶させる
マイクロコンピュータ構成のυＩ１１］装置である。

表示装置ｔ！２７はバッファメモリ△３３とバッフ７メ
モリ８３４と、表示制御部３５と、ＣＲＴ（陰極線管）
表示部３７とを有する。バッファメモリＡ３３は、制御
装置３１から供給される交差点形状情報、スイッチ部位
対応表示情報などを一時的に記憶し、これをＣＲＴ表示
部３７に表示するためのバッフ７メモリである。バッフ
ァメモリＢ３４は、制御装置３１から供給される道路地
図情報を一時的に記憶し、この道路地図情報をＣＲＴ表
示部３７に表示するバッファメモリである。

表示制御部３５は、バッフ７メモリＡ３３に記憶された
交差点形状情報やスイッチ部位に対応する表示情報およ
びバッファメモリＢ３４に記憶された道路地図情報のい
ずれか一方または両方を同時にＣＲＴ表示部３７上に表
示ａｉ’ｌ　Ｗｌするためのものである。

操作部２９は、ＣＲ７表示画面上に設けられ、あるいは
間隔をおいて配設された透明操作パネル３９とＣＲＴ表
示部３７の近傍に設けられたキースイッチ４１とを有す
る。

透明操作パネル３９は、ＣＲＴ表示部３７の画面を縦横
いくつかの適当なブロックに分割して形成される複数の
スイッチ部位を有するように形成され、目的地までの経
路設定の際に運転者が画面の内容に応じてスイッチを操
作するものである。

キースイッチ４１は、それぞれ独立したブツシュスイッ
チで構成されオンキー「ＯＮ」、オフキー　ｒＯＦＦＪ
　、スタートキーｒＳＴＡＲＴＪ　、クリアキーｒｃＬ
ＥＡＲＪの４つのキーを有している。

制御装置３１は、ＣＰＵ、プログラムＲＯＭ、ＲＡＭか
らなる中央制御部４３と、時刻を計時づると共に、装置
を同期させるクロック４４と前記方位センサ２１および
走行距離センサ２５による検出信号を入力するセンサイ
ンターフェース４５と、前記透明操作パネル３９および
キースイッチ４１からの信号を入力する入力ボート４７
と、中央制御部４３で処理された表示に関する信号を表
示装置２７に出ノｊし、また車両識別情報、通過特異点
情報、通過時刻を外部記憶装置２８に出力する出力ポー
ト４９と、道路地図情報を記憶している道路地図記憶装
置５０と、交差点の形状、交差点間の距離、交差点に車
両が侵入する入方位、交差点から車両が出る出方位、入
方位と出方位との中間の値である通過判定方位等の通過
予定経路にＪ３ける通過特異点である交差点に関するデ
ータを記憶している交差点データ記憶装置５１とを有す
る。

次に、この実施例の作用を第３図のフローチャートを用
いて説明する。

このフローチャートに示す作用は、ステップ７８０およ
び７８５で示す処理以外は特願昭用５９−２２０４８１
号に記載の作用と同じである。従って、ステップ７８０
および７８５以外の作用については簡単に説明する。

第３図に示す作用は、目的地までの経路設定作業に関す
る処理フロー（ステップ１００乃至１６０）とこの設定
経路に従って車両を目的地まで誘導する処理フ０−（ス
テップ１００乃至８２０）とに分割されている。

目的地までの経路設定作業は、キースイッチ４１および
ＣＲＴ表示部３７上に表示される道路地図を用いて出発
地点から目的地までの各通過交差点を順次指定し、この
指定された通過交差点を順次交差点データ記憶装置５１
に記憶することで目的地までの経路を設定する処理であ
る。この操作により経路設定作業を完了した侵、車両を
出発地点まで進めてキースイッチ４１のスタートキーｒ
ＳＴＡＲＴＪを操作すると、ステップ２００以降で示′
ｒｊ車両誘導制御が行なわれるのである。

車両誘導制御においては、前記経路設定作業で設定した
誘導開始する出発点に車両がさしかかった時に前記スタ
ートキーｒｓＴＡＲＴＪを操作して誘ＩＪ開始させると
、この出発交差点の座標をバッフ７メモリＢ３４にプロ
ットし、出発交差点の座標を初１」値座標としてセット
する。それから、この交差点を基準として設定経路上の
２つ先の交差点番号を読み出し、現在通過しようとする
交差点から次の交差点までの距離を読み込み、更に走行
距離センサ２５からの距離データにより車両が単位距離
ΔＤだけ走行する毎に方位センサ２１から車両の進行方
位および車両が右折左折等のように曲がる場合にはその
入方位と出方位との半分の中間の方位である半値方位（
通過判定方位）を読み込む。この読み込／ｖだ単位距１
１１１１ｆＥの進行方位により車両の進行する各点の座
標（Ｘ、Ｙ）がＳ１算され、この点がバッファメモリ８
３４にプロットされると同時に、前記法の交差点までの
距離、このプロットした走行距離および進行方位から車
両が進行した位置における次の交差点までの距離が時々
刻々と計口されるのである（ステップ２００−２３０）
。

このようにしてル１淳した次の交差点までの距離が５０
０メートル以上の場合にはＣＲＴ表示部３７によってバ
ッファメモリＢ３４にプロットされＩＣ中両の走行軌跡
を地図上に表示することにより車両の時々刻々の進行経
路および現在位置をわかるようにしている。そして、次
の交差点までの距離が５００メートル以下になった場合
には通過交差点を手１）ηにして次の交差点の形状をバ
ッフ１メモリＡ３３を介してＣＲ７表示部３７上に表示
し、次の交差点が接近したことを示す。次の交差点が目
的交差点の場合には交差点名称を点滅し、該目的交差点
までの距離を演算して０メートル以下になった場合に終
了の表示を行なっている（ステップ２４０．６００−６
３０．８００−８２０）。

また次の交差点が目的交差点でない場合には進行方向を
示す矢印を表示して次の交差点までの距離を演算し、該
距離が１００メートル以上の場合には該交差点までの距
離をセグメント表示により１００メ一トル単位で表示す
る。そして、次の交差点までの距離が１００メートル未
満になると、進行方向を表示する矢印を点滅させて表示
する（ステップ６３０−６６５）。

次に、ステップ６７０に進んで車両が該交差点を直進す
るのか否かをチェックする。直進でない場合、すなわち
右折または左折等する場合には該交差点における方位デ
ータを読み込み、車両が出方位を向いた時点において各
方位データ、すなわち出方位、入方位と出方位との中間
の半値方位、入方位が交差点データ記憶装Ｍ５１に記憶
されていた各方位とそれぞれ一致するか否かをチェック
し、一致する場合は抜法の交差点を通過したことである
のでその通過した交差点の座標をバッフ７メモリＢ３４
にプロットし、制御装置３１内に例えばソフト的に設け
られている演算回路の座標を初期値にリセットするとと
もに、前に通過した交差点から今通過した交差点までの
距離を積算していた距離積算をリセットし、ステップ７
８０に進む（ステップ６９０−７６０）。

また、ステップ６７０におけるチェックで車両が直進す
る場合には、次の交差点までの距離が０メートルか否か
をチェックし、０メートルでない場合、すなわちまだ次
の交差点まで距離がある場合には元のステップに戻るが
、次の交差点までの距離が０メートルである場合には抜
法の交差点を正に今通過するところであるのでステップ
７８０に進むくステップ６８０）。

また、ステップ７００．７０５におけるチェックで出方
位が一致しない場合または出方位、半値方位、入方位が
一致しない場合には、車両が該交差点を通過してしまっ
たと考えられるので、該交差点までの距離が一１００メ
ートル以下か否か、すなわち該交差点を通過してから１
００メートル以内かどうかチェックする。１００メート
ル以内の場合にはその時点における出方位が一致するか
どうかをチェックし、一致する場合には抜法の交差点を
正しい方位に進んだと考えられるので、ステップ７８０
に進む。しかしながら、出方位が一致しない場合には誤
った方位に進んだものと考えられるので、警報信号を発
生し、かつＣＲＴ表示部３７に経路の再登録の指示をコ
メントして終了する（ステップ７１０−７４０＞。

次に本発明の特徴部分をステップ７８０　ａ３よび７８
５について説明する。以上のようにして、交差点を正し
く通過した場合には、中央制御部４３はステップ７８０
に移って当該交差点を通過した時刻をクロック４４が読
み込み、その優、ステップ７８５に移って当該交差点を
特定する交差点コードおよび通過時刻（例えばＸ月Ｘ日
××時×Ｘ分×Ｘ秒）を出力ボート４９を介して外部記
憶装置２８に与えて記憶させる。

このようにして、次の交差点までの一連の誘導動作が終
了し、ステップ７７０に移って予め記憶された内容に基
づき誘導すべき次の交差点情報を１つ先の交差点に更新
して上述のステップ２１０に戻る。以下、同様にして次
の交差点までの誘導動作を車両が目的交差点に到達する
まで繰り返づ。

かくして、外部記憶装置２８には通過した交差点に対応
する交差点コードおよび通過時刻が次々に記憶されてい
く。外部記憶装置２８に記憶された情報は例えばフロッ
ピーディスク等の記憶媒体を介して走行終了後、センタ
の中央処Ｊ！ｌ！装置に与えられ、中央処理装置が各交
差点の通過時刻に基づき演算して走行時間データが得ら
れ、これが、収集蓄積される。

以上のように、この実施例によれば、道路上に路側受信
機のような装置を配置することなく走行時間データを得
ることができ、装置全体の規模を従来装置に比べて格段
的に小さくすることができ、低廉化を実現できる。また
、走行時間データを収集して得る地域を制限されること
をなくし得る。

さらにまた、センタ側の処理が演算および蓄積だけであ
り、装置全体の制御動作が不要であるので、この分、セ
ンタに配置されている中央処理装置を小言開化すること
ができる。

これに加えて、この実施例によれば、既に提案されてい
る経路誘導装置の一部構成を併用して用いるようにして
いるので、この点からも低価格化、構成の簡易化を実現
することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、通過特異点を
車両が通過したか否かを判断する手段、通過特異点を通
過した際の通過時刻を検出づる手段、通過特異点情報お
よび通過時刻を記憶する手段を車両に搭載して構成プる
ようにしたので、道路上に路側受信機地上回線網等の設
備を設ける必要がなく、装置を簡易化かつ安価にするこ
とができ、また、設備の設置位置による制約を受けるこ
となく走行時ＩＪデータを収集することができる。

また、センタの中央処理装置は車両に対して制御動作す
る必要はなく、その分小容溢化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のクレーム対応図、第２図はこの発明
の一実施例を示す走行時間データ収集装置のブロック図
、第３図は１２図の走行時間データ収集装置の作用を示
すフローチャート、第４図は従来装置を示すブロック図
である。 １０・・・位置検出手段 １１・・・経路記憶手段 １２・・・特異点通過判断手段 １３・・・通過時刻検出手段 １４・・・通過情報記憶手段 １５・・・＠鐸手段 １６・・・蓄積手段 填１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自車両の現在位置を検出する位置検出手段と、通
   過特異点を順次指定することにより予め設定された通過
   予定経路を記憶する経路記憶手段と前記位置検出手段か
   らの現在位置情報に基づき前記自車両が前記通過予定経
   路上の前記通過特異点の何れかを通過したか否かを判断
   する特異点通過判断手段と、該特異点通過判断手段が通
   過したと判断したときの時刻を検出する通過時刻検出手
   段と、前記特異点通過判断手段からの通過特異点情報お
   よび前記通過時刻検出手段からの通過時刻情報を記憶す
   る通過情報記憶手段と複数組の前記通過特異点情報及び
   前記通過時刻情報に基づき走行時間データを演算する演
   算手段と、演算された前記走行時間データを蓄積する蓄
   積手段とを有することを特徴とする走行時間データ収集
   装置。
2. （２）前記自車両に前記位置検出手段、前記経路記憶手
   段、前記特異点通過判断手段、前記通過時刻検出手段、
   および前記通過情報記憶手段を搭載し、センタに前記演
   算手段および前記蓄積手段を設けたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の走行時間データ収集装置。