JPS6232437Y2 - - Google Patents

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JPS6232437Y2
JPS6232437Y2 JP1983038370U JP3837083U JPS6232437Y2 JP S6232437 Y2 JPS6232437 Y2 JP S6232437Y2 JP 1983038370 U JP1983038370 U JP 1983038370U JP 3837083 U JP3837083 U JP 3837083U JP S6232437 Y2 JPS6232437 Y2 JP S6232437Y2
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conductive
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toothbrush
brush
terminal
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JP1983038370U
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JPS59143329U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、う蝕予防のため弗化物中のフツソイ
オンを拡散浸透させるのに有効な歯刷子、いわゆ
るイオン導入理論を応用したイオン歯刷子に関す
るものである。
一般に、う蝕予防には機械的清掃効果が歯みが
き剤による効果の強化のほかにイオン導入理論を
応用したイオン歯刷子を用いることが、う蝕予防
ばかりでなく歯槽膿漏等の歯周失患の予防及び治
療効果を有効にできるということで提唱されてい
る。
従来の乾電池を内装したイオン歯刷子では、実
公昭37−28510号公報、実公昭41−10097号公報の
ような構成が知られているがイオン治療に適当な
電流電圧1〜10V(DC)を使用しても人体に感
じ取れる電圧範囲でない低電圧のため、植毛部と
電源との連絡用の陰極電極の柄部内の埋設や植毛
部露出の金属板の設置、並びに電源部の端子とな
るチツプ(接続子)を電気的に接続するジヤツク
部の設置など、その特殊構成から加工上製品不良
となる傾向が大きく製作が極めて煩雑でコスト面
でも割り高となるし、イオン歯刷子の導電性の性
能保持上にもそれだけ加工精度をあげなければな
らず、やつかいな加工を強いられ、しかも導電性
把握部との接続関係とブラシ植設面に設置された
電極板剥離に伴つて口腔内を痛めることがないよ
うにする安全基準とを考慮しなければならないこ
とでかなり取扱いが煩雑なものとなつていた。
本考案は、この従来の欠点を除去し構成簡単で
大量生産に適し安価で取扱い容易で安全なイオン
歯刷子を提供することを目的としたものである。
本考案は、通電されるべき導電性体1を植毛部
2のみに露出配備した状態下でブラシ柄部3に設
け、且つ該導電性体1を導電接続体4で電池6の
極に接続されるターミナル5に連接し電池6の
極に通電状態となるターミナル8を前記柄部3
の後端部に設けた導電性把手筒体7に接触して備
えた歯刷子において、前記導電性体1が歯刷子用
毛21を有する導電性可撓部材から成りハンドル
頭部31に形成した嵌合部32に前記導電接続体
4に接触状態下に嵌着配備したことを特徴とする
イオン歯刷子である。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
ると、中空体からなるブラシ柄部3は導電性体1
を露出配備された植毛部2を一端に有し、他端に
設けたターミナル5と、該導電性体1とは中空部
に内装された導電接続体4で接続してある。この
ブラシ柄部3のターミナル5を端部に有する差込
部3′には、外周に導電性部材7′を内部に電池6
が保持する中空部を有する導電性把手筒体7が着
脱自在に螺合され、ブラシ柄部3がブラシの首部
を、導電性把手筒体7がブラシのハンドルを構成
するようにしてある。そして電池6の極を前記
ターミナル5に接続下に装入して前記導電性体1
を陰極に、他方電池6の極を把手筒体7に設け
たターミナル8に接続下に、装入し把手筒体7の
導電性部材7′を該ターミナル8に接続して陽極
となし、いわゆるイオン歯ブラシとしてある。
前記植毛部2にある導電性体1は植毛孔22を
複数配列形成したブロツク状の導電性可撓部材例
えば導電性ゴム(導電性粉末を混在させ電通性あ
る部材としたもの)からなり、この植毛孔22に
用毛21を植設固着されており、一方植毛部2の
ハンドル頭部31には嵌合部32が設けられてい
て、この嵌合部32の底部又は底部近傍に導電接
続体4の一端部が露出して接触連結されるように
設けられており、該嵌合部32に導電性体1を嵌
め合わせたときに該導電接続体4の一端部がこの
導電性体1と接触されるようになつている。前記
導電性体1と嵌合部32は嵌め合い構造に形成さ
れ、第6図のように嵌合部32の上方から挿嵌せ
しめる構成としたり、第7図例の如くハンドル頭
部31の先端からスライドせしめて挿入するよう
に構成することもできる。なお第7,8図におい
て33は導電性体1の底部に形成された凸片、3
4は嵌合部32に該凸片33が嵌入する凹部であ
り、前記凸片33が凹部34に嵌入することによ
り、嵌合部32から導電性体1が離脱するのを防
止できるロツク機構となつている。
前記導電性体1を嵌合部2に固定するために、
導電性接着剤等の接着剤で固着したり、嵌合部3
2を蟻溝状に形成すると共に、この形状に合わせ
て導電性体1を形成し、係止部又は係止面を有す
るように構成して電気的に接続された状態下にハ
ンドル頭部31に結合せしめるようにしても良
い。
また、第9図は導電性体1の底部に導電接続体
4の先端が接触される嵌入凹部35を設けた実施
例であり、これは前記導電接続体4の先端が嵌合
部底部よりも若干上方に位置する場合に導電性体
1を該嵌合部32に嵌め合わせたときに折り曲が
りを防止し両者の接触状態を有効にできる。第
7,8図示例の場合には導電性体1の側壁部に前
記導電接続体4の先端が嵌入する凹孔としても良
い。
前記把手筒体7は外表面がフロスト加工され、
両端が開放された乾電池6を保持する内径を有す
る金属製の円筒形の中空体で、一端は内周縁部に
ブラシ柄部3の差込部3′外周との螺合面を設け
られた絶縁性部材のリング15を備え、他端は前
記ターミナル8を把手筒体7中空部側に備えた栓
体12で閉塞されている。
この栓体12は絶縁性部材からなる断面H字形
の栓体で、外側凹部にはターミナル8に接続され
たリード線16と、後述するターミナル5に接続
される通電回路である被覆電線9が導出されリー
ド線16は該凹部に嵌合して設けられた円板状の
基板17の外方側側面に間隔をあけて設けられた
固定接触片である一対のスイツチ片13,13
のスイツチ片13に連結され、基板17に備
えられた通電検知部としてのチエツクランプ10
はスイツチ片13と被覆電線9間に配備接続さ
れている。
さらに基板17の外方には中空錐状体に形成さ
れた弾性絶縁体例えば電気絶縁性、撥水性の良好
なシリコーンゴムが中空部を基板17に向けて装
着され可撓性操作部14を形成する。この錐状頂
部となる外部をスイツチ押圧部14′とし、該押
圧部14′の前記スイツチ13,13に対向
する面に可動接触片である回路開閉部11を該ス
イツチ片13と回路開閉部11は間隔を保つて非
接触下にあり、押圧部14′を押すことによりス
イツチ片13,13間に回路開閉部11が接
触して回路を開き、チエツクランプ10を点灯さ
せるようにしてある。このチエツクランプ10の
照光を外部から認知できるように前記可撓性操作
部14は透明乃至半透明部材が用いられると共
に、その脚部は前記基板17とカシメリング18
とによつて固定されているのでスイツチ部からの
水の侵入は完全に防止される防水構造としてあ
る。
前記ターミナル8と把手筒体7は、ターミナル
8から外方に付勢されて突設した導電性バネ板の
ターミナル8′を栓体12に開けた切欠部から把
手筒体7に接触下に配備して接続してある。
さらにこの把手筒体7には、前記チエツクラン
プ10に接続される被覆電線9が、把手筒体7を
ブラシ柄部3に接続時において、前記ターミナル
5に接触するように配備される。
例えば被覆電線9の極に接続されるべき端部
を、円弧状のチエツカーリング19に接続し、該
チエツカーリング19は前記ターミナル5の外周
導電部がチエツカーリング19内に嵌脱自在に挿
入されて少なくとも一点で確実に接触するように
チエツカーリング押え20で弾性を備えた状態に
係止される。
また、前記リング15と栓体12には被覆電線
9のガイドとして条溝が設けられ、電池6の挿脱
時に邪魔にならないよう配慮してあり、前記ター
ミナル5は電池6の一極のみのターミナルとなる
ように中央が電池6の極突起以上の大きさで陥
没した外輪状の形状で、リング凸部を電池6側に
向けてブラシ柄部3の差込部3′に嵌着されてい
る。
図中8″は導電性スプリング、23はターミナ
ル8の止め具、24は電池挿入方向表示絶縁紙、
25は電極固定取付用の盲栓で必要に応じ附設さ
れる。
なお、本実施例では通電検知部としてチエツク
ランプを用いたが、電流が流れることによつて起
る変化が目でみて確認できる手段ならば可でもよ
く、例えば金属球、金属片などを検知用回路を歯
刷子操作時における回路に組込んで電池6の消耗
の検知の他の回路通電確認検知用とするのも効果
的である。
本考案のイオン歯刷子は、導電性体が歯刷子用
毛を有する導電性可撓部材から成りハンドル頭部
に形成した嵌合部に嵌着配備すれば導電状態下で
セツトでき、また、前記導電性体を嵌合部に剥離
現象が生ずることなく適確に嵌着することにより
ハンドル頭部の植毛部に露出され且つ該導電性体
と導電接続体に接触状態になるように構成してい
るので、植毛部と電源との連絡用の陰極の柄部内
の埋設や導電性体の植毛部露出状態下における設
置を容易かつ簡単にでき、従来のような加工精度
上の問題が生ずることなく行うことができ別部材
の結合構成で電気的接続構造が組立と同時にでき
機械加工の組立作業も簡単で大量生産に適し、し
かも電極板部となる導電性可撓部材が、嵌合部に
押込まれて圧着されるため結合が強固確実であ
り、剥離現象も生じないし、ブラシ植設面に浮き
上がつて折れ曲がつたり突出したりすることもな
く安全基準も大幅に向上されるほか、安価で取り
扱い容易等の実用的価値を有しているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は底面
図、第2図は側面図、第3図は一部の分離状態の
拡大縦断面図、第4図は電気回路説明図、第5図
は他の実施例の斜視図、第6図は第5図−線
の断面図、第7図はさらに他の実施例の縦断面
図、第8図は第7図−線における断面図、第
9図は他の実施例の分離状態の斜視図である。 1……導電性体、2……植毛部、3……ブラシ
柄部、3′……差込部、4……導電接続体、5,
8……ターミナル、6……電池、7……導電性把
手筒体、11……回路開閉部、12……栓体、2
1……歯刷子用毛、22……植毛孔、31……ハ
ンドル頭部、32……嵌合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通電されるべき導電性体1を植毛部2のみに
    露出配備した状態下でブラシ柄部3に設け、且
    つ該導電性体1を導電接続体4で電池6の極
    に接続されるターミナル5に連接し電池6の
    極に通電状態となるターミナル8を前記ブラシ
    柄部3の後端部に設けた導電性把手筒体7に接
    触して備えた歯刷子において、前記導電性体1
    が歯刷子用毛21を有する導電性可撓部材から
    成りブラシ柄部3にあるハンドル頭部31に形
    成した嵌合部32に嵌着配備されていると共
    に、前記嵌合部32に突設された前記導電接続
    体4を導電性体1の側壁部から当接埋設させて
    通電状態下に固着結合したことを特徴とするイ
    オン歯刷子。 (2) 前記導電性体1が、植毛孔22を複数配列形
    成した導電性ゴムであつて、該植毛孔22に用
    毛21を植設固着したものである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の歯刷子。 (3) 前記導電性体1が、ブロツク状部材となり、
    その外周に前記嵌合部32に固着化される係止
    部又は係止面を備え、前記ハンドル頭部31に
    結合されるものである実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の歯刷子。 (4) 前記ブラシ柄部3が、中空部に導電接続体4
    を内装し、一端に前記把手筒体7の差込部3′
    を形成したものであつて、把手筒体7を着脱自
    在に配備できるようにしたものである実用新案
    登録請求の範囲第1〜3項のいずれか一つの項
    記載の歯刷子。
JP3837083U 1983-03-18 1983-03-18 イオン歯刷子 Granted JPS59143329U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3837083U JPS59143329U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 イオン歯刷子

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JP3837083U JPS59143329U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 イオン歯刷子

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Publication Number Publication Date
JPS59143329U JPS59143329U (ja) 1984-09-25
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JP3837083U Granted JPS59143329U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 イオン歯刷子

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WO1992010113A1 (en) * 1990-12-07 1992-06-25 Kabushiki Kaisha Newvice Tooth brush
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JPS4110097Y1 (ja) * 1964-08-18 1966-05-14

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JPS59143329U (ja) 1984-09-25

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